<2012年1月28日>大田区探訪:(その3)「巨人の星と多摩川風景」(はけの道:第4回)

                                                                                                                                       ★大田区探訪(その3)


昨年スタートした「大田区探訪シリーズ」・・、羽田関連記事を2回掲載した後は休止中でしたので、久しぶりに復活させましょう。今回は大田区と川崎市を繋ぐ「丸子橋」周辺の光景を紹介したいと思います。


                                       「大田区探訪」の記事はコチラから


   ......大田区・川崎市との間を流れる「多摩川」、東急電車が「丸子橋」脇を渡る.....





川崎・武蔵小杉に13年(独身・結婚後)、転勤から戻り元住吉生活(現在)が7年、当エリアに20年も住み、故郷柏崎の期間を超えてしまった。丸子橋周辺光景は第2の故郷風景に近いのかもしれません。
丸子橋近くはかつて読売巨人軍・多摩川グランドがありました。日ハム・大洋(現横浜)2軍練習場も・・


   .....(左)対岸は川崎市、川崎フロンターレのスタジアム (右)巨人軍・多摩川グランドが昔ここにあった.....







★「巨人の星」に熱中し憧れた「多摩川の風景」


小生は小学3年時に「巨人の星」に熱中し少年マガジン(1966年連載開始)を齧りつくように毎週読んでいました。2年後、TV放映開始、漫画人気は一挙に日本中に大ブレイク!スポーツ根性ドラマの引き金に!
当時のプロ野球は全国的に巨人がダントツ人気!今は各地元での人気が平準化、素晴らしいことです。


  ......星一徹:「飛雄馬!あれが巨人の星じゃ!」 ♪思いこんだら(重い根ダラ)、試練の道を~♪.....
      

小3・柏崎時代に多摩川光景を知る由もなく、漫画「巨人の星」で初めて多摩川なる地名を知りました。強烈なる印象が刻まれたのは第5巻。飛雄馬と伴がテスト生で挑戦し、遂に巨人軍に入団できた感動が夕暮れの多摩川風景で表現されていたのです。走っている電車が東横線と気付くのは20年後・・


   ......(左)飛雄馬、丸子橋での感動シーン (中)巨人軍・旧多摩川グランド (右)星・伴、抱擁!.....








武蔵小杉在住時に丸子橋周辺を散策し、巨人軍グラウンド初対面の時は感動!飛雄馬の如く涙が溢れ、目に炎は燃え上がる程じゃないが、「そうか~ここが王・長島の練習場所だったのかー!」と感慨深かった・・。グラウンド前にはON砲や主力選手が練習後疲れを癒した有名な「小池商店」もあります。


  ....若き日のON砲(長島・王)。選手が愛した・おでん屋「小池商店」、数年前にオカミさん他界.....
 






巨人軍本拠地は以後、読売ランド(川崎多摩)に移転、遂に98年多摩川グランドは閉鎖となりました。当時4歳の娘を連れ、お別れ試合を見学。憧れの巨人軍・伝説人物達を遠目ながら実物拝見!川上哲治・青田昇・千葉茂・藤田元司・荒川博・末次利光、栄光史を刻んだ人物を間近に見てまたも感慨・・


   ......98年3月、錚々たるメンバー。鬼籍入の方は多いがマイク握る川上は今も健在(何と92歳!)....

     ........当時は娘が4歳の頃でした。98年3月・多摩川グランドお別れ試合を報じた記事.....

  

「巨人の星」には当時の大スターだった名選手が物語に登場していました。墨田区で育った飛雄馬は、高校生の王貞治(早稲田実業で甲子園優勝)の自転車に乗り、巨人の憧れを募らせていたのです。
川上哲治は星一徹と戦友。墨田長屋を密かに訪ね、針穴をも通す飛雄馬の奇跡的コントロールに驚愕


     ....... (左)長島・天覧ホーマー (中)王・一本足打法 「巨人の星」には有名スターが実名登場.....


 

                                    墨田区「巨人の星」の記事はコチラから


     .......巨人V9黄金期(1965~1973)を率いた名将・川上哲治、「巨人の星」に何度も登場.....   





圧倒的強さを誇った巨人軍も、川上監督引退後は低迷に喘ぐようになり群雄割拠時代に入りました。その後は長島監督メイクミラクルやON日本一対決などドラマを数々見せてくれましたが、オールドファンからは常に優勝を求められる伝統ある巨人の監督は相当なプレッシャー。ナベツネ独裁も続いているし・・(苦笑)


       .......川崎多摩に移転(1986)した読売ジャイアンツ球場、今年こそ優勝できるかな?.....
 







   ......現球場には「巨人への道」(長島自筆)パネル、多摩や新宿ビル群の展望も素晴らしいヨ!.......







                         川崎探訪(生田・稲城の巨人軍グランド)の記事はコチラから

飛雄馬の最大ライバル・花形満は大リーグボール1号を打ち砕くため、命懸けの鉄球トレーニングを重ねます。遂にホームランを打ったが満身創痍、打たれた飛雄馬は命を断たれた如くガ~ンと奈落の底に落ち込む。大げさ過ぎる悲壮ドラマ、スポ根漫画の極致!かくなる深刻さじゃプロ選手は命が何ぼあっても足ら~ん


         .....花形満「来たまえ!君は宿命のライバル」 左門豊作「星くん、勝負ですタイ!」.......
         

今年秋に何と「巨人の星」がインド版アニメで復活!インドの国民スポーツ「クリケット」(野球と酷似)に置き換え、出版元講談社が中心となり日印共同制作。貧しいながらも急速な発展を続ける現在のインド社会状況が、飛雄馬が育った日本高度成長時代と似ており夢をめざす物語として企画されたらしい。



    ......(左)今年インドで製作されるクリケット版「巨人の星」 (右)貧しくても懐かしき昭和時代.....


インド版巨人の星でも花形・左門と同じライバルが出現、一徹のチャブ台返しや「大リーグボール養成ギプス」も登場するらしい。インドにチャブ台はないと思うが・・。カレーのナンでも飛び散っちゃうのかな?でも誠実に日本出版社に仁義を切っている。何でもパクってシラを切る中国に比べて、インドの真摯な態度に好感!


     .......これが有名な「星一徹のチャブ台返し・飛雄馬ビンタ」、漫画版(第1巻)とTV版.....


よく考えると飛雄馬の「大リーグボール養成ギプス」で縛られる姿って残虐ですネ~!今なら、間違いなく星一徹は「児童虐待・人権無視・妄想抱く親父の家庭内DV」として事情聴取されることでしょう。(苦笑)


     ......大リーグボール養成ギプスをはめられた飛雄馬はキリンレモンを飲むこともできない・・(悲).......
           

今はパリーグが人気実力・共に優っています。「巨人・大鵬・卵焼き」時代から見て今の勢力逆転は想像もしなかった。会社を終え帰宅後、巨人戦ナイターを見ながらビールを飲む。これこそ昭和の晩酌風景・・


    .....王選手、遂にハンクアーロンを抜き756号世界記録達成(1977)、日本中が喜びに沸いた!.....










丸子橋・多摩川に残る巨人軍の痕跡は「小池商店」内で飾られる写真パネルやサイン色紙だけとなりましたが、昭和の巨人黄金期に憧れたファンにとって当エリアは特別な感慨や郷愁を感ずる場所なのでは・・ 

  










★憩いの「多摩川台公園」、大田区側から見た風景


                       はけの道シリーズ(第4回)

さて「巨人の星」三昧だったので、本来の紀行レポート調に戻して参りましょう。多摩川・河川敷は野球だけでなく各種球技のグランドやゴルフ練習場もあり、休日はジョギングなどスポーツに励む人が多いこと・・


     .....(左)河川敷でグランドホッケーを楽しむ若者 (右)対岸・武蔵小杉は高層マンションが続々建設.....

丸子橋・多摩川上流の大田区側はリッチな雰囲気が漂っています。二子玉川に向かい、右手には田園調布や世田谷・高級住宅地(上野毛・瀬田)が軒を連ねている。長島茂雄宅も田園調布だったナア・・


         .......丸子橋の大田区側は、多摩川台公園や田園調布の高級住宅街がある.....








田園調布高級住宅と丸子橋間に位置する「多摩川台公園」は桜が一面に咲き誇る素晴らしい自然公園です。昔は家族・会社仲間でよく花見や宴会を楽しんだものですが、最近は殆ど行ってないなア・・



       .......2年前、久しぶりに多摩川台公園の花見風景を味わう。相変わらず大盛況!.....







公園隣には浅間神社が鎮座、展望台から望む多摩川風景は素晴らしい!視界遮る人工建物がないため空は実に広い!冬の快晴日に東横線・丸子橋を渡る時、富士山・丹沢・大山は勿論、真っ白な雪に輝く南アルプス(北岳・間ノ岳・農鳥岳)も眺望できる!日本標高1位・2位・4位の名峰が同時一望!



      ......多摩川台公園隣に鎮座する「浅間神社」。ここからの展望は是非とも快晴日に!....

   .......多摩川越しに望む夕暮れ富士・丹沢。冬は川崎からも南アルプス白峰三山が展望できる!.....








多摩川台公園の散策路はコースバリエーションに溢れ緑と川の風景が楽しめます。実は公園ベース地形は亀の甲羅形の古墳なのです。高貴な古代人が住んでいたのか?ここは亀甲山公園とも呼ばれます。


            .......(左)多摩川台公園の散歩道  (右)「亀甲山古墳」の立て札.....







       .......「亀甲山古墳」(古代・東京人は多摩川沿いに多くの古墳を造営したのだ~).....








武蔵野エリアに湧水が美しい散策路が存在します。東京の国分寺市・小金井市~深大寺(調布市)~等々力渓谷・上野毛(世田谷区)へと南下、最後はこの多摩川台公園(大田区)まで続いているのです。


       .......数年前、何度も歩いた武蔵野「はけの道」、小金井「お鷹の道」は風情あり.....











                 世田谷「等々力渓谷」、「はけの道」最南部を歩く(前編)はコチラから
                 世田谷「等々力渓谷」、「はけの道」最南部を歩く(後編)はコチラから

この地形は国分寺崖線と呼ばれ、多摩川が10万年以上の歳月をかけて武蔵野台地を削り取って成層された段丘です。崖地に浸み込んだ雨は湧水となり、緑溢れる安らぎの空間が息づいていました。「はけの道」シリーズは上記(世田谷)、下記(武蔵野・野川)で過去3回記事取り上げたのでご覧下さい。


       .......「はけの道」(国分寺崖線)の最南部は等々力渓谷・多摩川台公園で終わる.....












                              武蔵野「はけの道」(国分寺崖線・湧水エリア)を歩く

高度成長期は煤煙に悩まされた川崎ですが、今は本当に空気がキレイになりました。石原都政ディーゼル規制でさらに澄んできたと思う。冬に富士や南アルプスを平地から望める幸せを噛みしめています。


       .......東横線で多摩川を通過する時に見える冬富士、丹沢・大山の上に顔を出す......

             ........ここを訪れるのは東急東横線「多摩川駅」が最寄り、丸子橋は目の前.....


東京・川崎を繋ぐ丸子橋・多摩川の風景は心が癒されます。巨人軍の歴代名選手(川上・長島・王)、そして飛雄馬も厳しい練習を終えておでんを食べながらこの光景に感動していたのかもしれません。


    .......夕暮れの中、多摩川がゆっくり流れる・・、常勝V9巨人軍の強さはここで培われた.....











羽田空港、下町の蒲田付近、超高級住宅街の田園調布・・、いろいろな表情を見せてくれる大田区の風景ですが、次回は日蓮聖人の所縁深い史蹟・名所(洗足池や池上本門寺)を紹介する予定です。



                                                        おわり



次回は、いよいよ「秩父探訪シリーズ」がスタート!第1回は秩父のシンボル「武甲山」・登山記事です。




  # by rollingwest | 2012-01-21 06:44 | 都会の風景 | Comments(38)

<2012年1月16日>鎌倉・湘南探訪(その1):「極楽寺~鎌倉大仏・由比ケ浜」編

                                                                ★はじめに


今年冒頭の記事予告編でお知らせ通り、「鎌倉・湘南」探訪シリーズを早々にスタートさせたいと思います。鎌倉は過去数度訪れていますが、魅力多い見所があるにもかかわらず、まだ歩いていない未体験コースが多くあることに気づきました。神奈川県に住んでるのだから、地の利を生かさぬ手はありません。


        ........(左)鎌倉の象徴、高徳院:鎌倉の大仏様  (右)江ノ電の風景(和田塚駅).....









今年はいよいよ「富士山」と「武家の古都・鎌倉」が世界遺産に正式推薦、登録に向け一歩前進となります。昨年「平泉」と「小笠原」が登録され日本は文化遺産12件、自然遺産4件となりましたが、最近は世界遺産乱立でハードルが実に厳しくなりました。更に2つの文化遺産が加われば嬉しいことです。


厳しい登録条件クリアには独自性をPRすることが必要。鎌倉は武家政権の出発地(戦士階級が政権を取り固有文化を生んだ例は世界的にレア)であり、武家文化の寺社が背後の山と一体となり独特景観に価値ありとアピール中!魅力多い鎌倉を気が向く時に歩き、息長く紹介していきたいと思います。










★「極楽寺」から寺社を巡って「由比ケ浜」へ


まずは昨年4月に歩いた「極楽寺」「由比ヶ浜」「長谷寺」「鎌倉大仏」コースを紹介し、本シリーズのスタートといたしましょう。潮風に誘われる鎌倉観光・核心エリアで、最も人気あるコースを気ままにウォークしました。JR鎌倉駅から郷愁感漂う「江ノ島電鉄」に乗り湘南風景へと向かいました。レトロな緑電車いいね~

                     

     ........(左) 鎌倉駅から「江ノ島電鉄」に乗り換える (右)江ノ島を背景に江ノ電が行く.....




鎌倉メイン散策コースの出発は江ノ電「極楽寺駅」、ここは神奈川県の駅なのだろうか?と思うくらいに山合いの中にある風情漂う小さな駅です。駅前をUターンする如く坂を登って行くと「極楽寺」の山門へ・・


    .........(左)江ノ電「極楽寺駅」に到着 (右)極楽坂切通しの隘路に設置されたプラットフォーム.....


         .......(左)駅から登った坂の上には「極楽寺」の茅葺山門 (右)桜並木の寺参道.....






訪問時は4月下旬だったので葉桜・新緑の季節でした。参道は桜並木、庭には芙蓉とサルスベリ・・、花木溢れる寺は風情あるネ~。山門を出た後、江ノ電隧道を見て「成就院」へと散策の足を進めます。


      .......(左)サルスベリの木がうねる境内 (右)極楽寺境内でグループデートする地元高校生.....

紫陽花で有名な「成就院」は切通し最上部にあり、山門階段を登ると視界が開け由比ヶ浜が見渡せる!
その後、坂を下り左手の「虚空地蔵堂」(星月夜の井)に立ち寄り、次は「御霊神社」に向かいます。


  ..... (左)「成就院」山門、紫陽花時期がお薦め、人気の縁結び不動 (右)由比ガ浜へ向かう.....












              ........(左)「虚空地蔵堂」  (右)「星月夜の井」は鎌倉十井の一つ.....





「御霊神社」に到着。鳥居入口の目の前に電車が走っている! 単線電車が家の路地や寺社の脇をほのぼのと走り抜けて行く独特の景観・・。なる程~、これこそ鎌倉や江ノ電らしい光景だなア・・!


          ........(左)御霊神社の前を横切る江ノ電の軌道 (右)電車が来た~、カシャ!.....




          ........(左)「御霊神社」(武将・鎌倉権五郎景政を祀る)の境内と威厳ある本殿.....

鎌倉の老舗和菓子屋「力餅屋」は石臼でついた餅(コシとアッサリ甘味)が有名とのこと。ここまで来ると国道134号線との合流は間近、波の音が聞こえてきました。鎌倉のシンボル浜の一つ「由比ヶ浜」へ・・


         ........(左)鎌倉の老舗和菓子屋「力餅屋」  (右)由比ヶ浜から「稲村ケ崎」を望む.....








     ........この砂浜は驚くほど遠浅だネ~!海の中を走りはしゃぐ若者4人、実に元気だネ~!.....




「由比ヶ浜」は、稲村ヶ崎から飯島ヶ崎に至る遠浅浜で、滑川から東は材木座海岸とも呼ばれます。年間600万人の海水浴客が訪れる鎌倉エリアで最も有名なビーチ、サーファーに人気あるお洒落なスポット


               ......「由比ヶ浜」の遠浅の浜、嘗めるような連続波が押し寄せる......





★「長谷寺」と「鎌倉大仏」(高徳院)


鎌倉観光に欠かすことができない最大の名所は、「長谷寺」と「鎌倉大仏」(高徳院)です。由比ヶ浜から長谷通りを北上すると風情ある街並みが現れ、鎌倉彫の老舗を左手に曲がると「長谷寺」参道へ


         .......長谷寺脇の鎌倉彫のお店、店脇には人力車が置いてあった.....

          ........「鎌倉彫り」の名作の数々、漆の朱色が特徴的.....


「長谷寺」は正式名称:海光山・慈照院で飛鳥天平時代に藤原房前が創建したといわれる古刹。赤い大提灯が山門に出迎えますが修学旅行・定番コース、紫陽花時期はさらに大賑わいの人気のお寺


              .......「長谷寺」正門前通りは実に広々して風情あり.....

門をくぐり石階段を上れば立派な観音堂が出現!威厳・風格に満ち々ている。堂内を拝観すれば日本一の木造観音「長谷十一面観音」・・!何ともありがたいお姿で慈悲の眼差しを注いでいました~


           ........(左)「長谷寺観音堂」には立派な「十一面観音像」がある.....




          .......(左)長谷寺の「和み地蔵」  (右)ハイキングで笑顔、天真爛漫なる園児達......










観音様に祈願後、広大な境内(海光山)を巡ると、弁天様が岩に祀られる「弁天窟」、回転式書架(マニ車)の「長谷寺経蔵」、高山樗牛・高浜虚子史蹟、立派な竹林、地蔵も微笑む路、見所満載~!


          ......「弁天窟」入口、洞窟を入って行くと幻想的光景に出会えるのだ~!.....












       .......輪蔵(回転式書架)がある「長谷寺経蔵」の近くには竹林や散歩道がいい雰囲気.....


山を一周して行くと展望台に出ます。何たる絶景~!鎌倉の街・由比ヶ浜、遠くには逗子・葉山エリア、三浦半島の一端が横たわっている!山に視線を移せば鮮やかな新緑、鳥囀る春爛漫の風情・・


         ........展望台からの逗子・葉山風景!鎌倉周辺が一望!絶景の極み.....

       ........(左)長谷寺観音堂に修学旅行生とラムネ旗  (右)紫陽花山から見る長谷の街.....













★鎌倉のシンボル「鎌倉大仏」、久しぶりの御対面


全国の大仏様は、奈良・高岡・千葉鋸山・牛久等で見ましたが、生れて初めてのご対面は、中学修学旅行(40年前:鎌倉・東京・日光)で拝観した「鎌倉大仏」でした。そして15年前も家族で訪ね、今回が3回目。長谷通りを北上し高徳院山門に入り、参道を進めば遠くに見えてきたゾ!oh懐かしいネ~


            ........「高徳院の参詣道」を進むと「鎌倉大仏」が見えてきた!.....








鎌倉大仏は奈良や他の大仏と比べると、前屈みで猫背・やや伏し目がち、慎ましく自己主張を抑えている様な気もします。中国(臨済宗)の影響を受けており、武士文化の地で静かなる坐禅姿は独特な大仏なのかも・・。でも遠慮がちな大仏様は古都鎌倉を長く見守り続けてきたありがたい存在です。


          ........1243年に建立開眼された大仏様(高徳院・阿弥陀如来座像).....










大仏の中に入ってみよう!胎内巡りも3回目と思う。最初に造られた鎌倉大仏は木造だったとのこと。胎内裏側から覗くと、縦横に無数の木枠があった跡が見て取れ塑像は木材だったことが窺えます。


  ......(左)胎内に木枠跡が確かにあった! (右)大仏背中、やや猫背風の慎ましき坐禅姿.....







鎌倉大仏は青銅色イメージですが、完成当時は全身金箔が施され、大仏殿の中に安置されていたとのこと。大地震・津波に数度襲われお堂は壊滅、仏殿は再建されず今は露天鎮座しているのです。


       .......大仏拝観後は、.気持ちいい新緑道を歩いて行く。「鎌倉文学館」が現れる.....




長谷高徳院の南側には自然に恵まれた小高い山があります。ここに浪漫溢れる洋館が静かに佇んでいのです。ここは「鎌倉文学館」、重厚貫禄ある洋館は横浜・神戸とは一味も二味も違う雰囲気!


           .......「鎌倉文学館」の庭は開放感がある。レトロな洋館がお洒落!.....

中に入れば、鎌倉に所縁の深い文人(川端康成・芥川龍之介・三島由紀夫・大佛次郎等)の直筆原稿や愛用品を展示。松竹大船撮影所が鎌倉に昔あったことから日本映画史も知ることができます。


            ........(左)三島由紀夫&川端康成  (右)小津安二郎の展示.....


この記事は、次回の鎌倉探訪シリーズ(その2)「映画・文学の都:鎌倉の風景」で詳しくレポートする予定、お楽しみに~!今後も色々と紹介していきますので第1回目はこの辺で終わりにしておきます。


          ........(左)鎌倉海浜公園周辺の高級住宅地 (右)由比ヶ浜駅へ向かう.....


鎌倉の魅力は、武士政権の歴史・文化、国宝級の寺社が多く存在、近代文学・映画の所縁、狭い切通し地形に様々な自然が溢れ、花・緑多く季節の移ろいを味わえる、開放感ある海と富士山のコラボなど変化溢れる絶景が楽しめる、そしてこれらを満喫しながら歩くコースは数えきれぬ程多いことです!


              ........(左)再び鎌倉大仏  (右)今回辿った主な見所の地図.....


魅力満載の本エリアが世界遺産登録されることは実に誇らしいことですが、これでまた大ブームが起きて、人が溢れてしまうのもチョットなあ・・。なんて思いながら、これから息長くレポートを続けて行く予定です。


                                                         
                                                         おわり



次回は、大田区探訪(その3):「巨人の星と多摩川の風景」をお送りします。



  # by rollingwest | 2012-01-16 00:00 | 鎌倉・湘南探訪 | Comments(58)

<2012年1月4日>「新年のご挨拶」&「今後の公開記事」(予告編)

                                                                   ★2012年到来!新年のご挨拶

皆様明けましておめでとうございます!日々皆様より数々のコメントを頂き、感謝の一言!こうやって多くの方との情報交流の場は実に楽しみ!今年は天に向かうスカイツリー開業の年、天に登る昇龍の如くまた新たな気持に切り替えて再出発したいものです。お互い、今年がよき年でありますように!


      .......やはり初日の出は富士山の夜明けが相応しい!一富士・ニ鷹・三なすび~!.....












今年の年末年始は柏崎に車で帰省し、一人暮らしのお袋の顔を見に行ってきました。12月29日は結構雪が降っていましたね~!全国的に厳しいクリスマス寒波の影響で故郷・新潟は一面の銀世界・・


        .......12月29日に帰省、関越道や越後の里は、雪のお出迎えでした。.....

ここ数年の年末風景は地球温暖化の影響からか雪が殆どない状態が多かったですが、今年は昔見た懐かしい雪景色の里。故郷の山々(米山・黒姫・八石)は真っ白な山容、一段と貫禄を見せていた!


      .....故郷の名峰「米山」、♪「よねやまさんから雲~が出た~」♪の民謡で有名.....






大晦日はお袋と一緒に炬燵で「紅白歌合戦」を見ながらマッタリしていました。年末定番光景、この平凡な年越しができる幸せを改めて実感・・。元旦の初詣はお袋と柏崎・番神岬に出かけ、今年の平常・健康と家内安全を祈願、ここは小学生の頃から家族で2年参りを続けてきた思い出の霊場です。


    ......柏崎初詣は「番神堂」が定番、日蓮が佐渡から流れ着いた岬(日蓮漂着の絵馬).....










番神堂は日蓮が鎌倉幕府から佐渡流罪を解かれ漂着した場所。当初は寺泊に上陸予定でしたが嵐に遭い、柏崎の番神岬に流れ着きました。番神堂は市内の日蓮宗妙行寺のお堂、住職は日蓮の教えに深く帰依し改宗、日蓮宗三大霊場の一つとして信仰を集め、裏手には日蓮聖人の銅像があります。


    ......(左)2012元旦、番神堂から見る柏崎市街(左端・弥彦山) (右)遥かに佐渡ヶ島が!...

我が家は日蓮宗に全く無関係ですが、柏崎市民の初詣所として有名で大晦日は家族でニ年参りに来たものです。ここからの展望はなかなかの絶景!柏崎市街・佐渡ヶ島・弥彦山・越後三山、背後に米山が望めます。柏崎温泉「岬館」は有名な老舗、眼前には海水浴場、是非一度訪れてみて下さい。


        .....「刈羽黒姫山」も故里の山。秀麗な形!越後の雪里風景に白鷺が舞う.....



おみくじは「吉」でしたが、家内安全・健康が継続できれば・・、これこそ最大幸福!故郷一人暮らしのお袋が今も不肖息子に気遣ってくれるとは誠にありがたいことです。そして孫への愛情、感謝の一言


     .....今年5月22日の開業を待つスカイツリー、昇龍雲は吉兆?素晴らしい年になる事を願う.....


今年こそ新たな気持ちで上を向いて参りましょう!V字回復・登り竜の年になることを祈念しご挨拶、あらためて今後もご愛顧の程お願いいたします。さて今年も昨年正月同様に、冒頭は年間の掲載予定記事をお知らせしておきたいと思います。月2~3回サイクルにて公開、下記のレポートを公開予定。





★【秩父探訪&秩父三十四ケ所霊場めぐり】シリーズ(①~⑧)

思いつきの〇〇シリーズ乱立、未完結ジャンルもまだ数多く残りますが、今年も秩父・鎌倉の新バージョン立上げの予定。オーバーフロー状態なので数年越しの掲載ですが息長くお付き合いを・・(笑)


       ......(左)秩父のシンボル「武甲山」(セメント採掘) (右)第26番円融寺・岩窟石仏.....







昨年秋、200名山の一つ「武甲山」(埼玉秩父)に登り、下山後に秩父を巡りました。風情ある街並や古刹に再会して「秩父三十四ケ所霊場巡り」を始めてみたくなり、その後に何度か訪ねました。勿論、お遍路歩きではありません。安易に車で回る訪問旅ですが・・(笑)


      ........11年秋に2回訪問 (左)4番金昌寺山門の大わらじ (右)第25番久昌寺・本堂.....





          .......(左)清雲寺の豪快しだれ桜 (右)「武甲正宗」酒造の由緒ある建物.....


まだ霊場を全て回ったわけではないので巡礼を進めながら、第1番~第34番までを8回程度に分けレポートしようと思います。お寺だけではなく、秩父の文化や歴史も踏まえながら・・


         ......(左) 「日本武尊」(ヤマトタケル)の像 (右)「三峯神社」の豪華な拝殿.....




    ......(左)「秩父夜祭り」屋台 (右)第30番法雲寺の地蔵(下)第13番慈眼寺の十三賢者堂........









「武甲山」は日本武尊が東征成功祈念で登山し岩蔵に武具甲冑を納めたのが名の由来。古代ミステリーも垣間見えます。山麓に息づく秩父里の信仰や文化、実に魅力的な場所!





★【鎌倉&湘南・探訪】シリーズ(①~?)

鎌倉や湘南は過去何度か訪ねましたが、折角に神奈川県に住んでいるのだからもう一度じっくり色々なコースを歩いてみようと思い立ち、昨年はメインコースの鎌倉大仏・江ノ島周辺等を歩いてみました。


  .....(左)ご存知、「鎌倉の大仏」様(11年4月)(右)「長谷寺」観音堂には立派な十一面観音が・・.....




鎌倉大仏(長谷寺)は、中学校修学旅行(東京・鎌倉・日光)で初めて対面、2回目は10数年前に家族で訪問、今回は3回目。奈良大仏に比べると質素ですが坐禅組む落ち着いた姿には癒されます。


    .....(左)「鎌倉文学館」の庭 (右)素朴な「江ノ電」が通過 (下)「由比ヶ浜」で遊ぶ若者.......


江ノ島の訪問も20年ぶりかな。湘南海岸から仰ぐ真っ白な富士山絶景!波に挑むサーファーとのコラボは実に絵になるネ~!江ノ島は歴史が深く実に見所が多いことにあらためて気づかされました。


   ......(左)11年4月・片瀬海岸から「江の島」を望む (右)富士眺望の中で波に向かうサーファー....






      ......(左)江島神社の赤鳥居 (中)「江島神社」の辺津宮 (右)役行者も籠った岩屋洞窟.....








また鎌倉は源頼朝や北条氏が武士政権を築いた幕府の発祥地、また宋から伝わった臨済宗などの禅宗の有名な古刹が多くあります。また日蓮聖人が布教を進めた史蹟など中世歴史の宝庫です。


     .....日蓮聖人が法難に遭った場所、「龍口寺」(藤沢・片瀬)の本堂・五重の塔.....


平泉・小笠原に続き、世界遺産指定の次候補は「鎌倉」と「富士山」です。正式決定したら観光客が激増してチト億劫な気もしますが、神奈川県に住む地の利を生かし、季節が感じられる好天日に何度も訪ねてみよう。多分このシリーズは、息長く続いて70歳過ぎまでレポートしている様な予感がしています。





★【甲斐の国・探訪】シリーズ(④~⑦)

昨年から始めた山梨県探訪シリーズですが、山梨からの富士山表情&信玄ゆかりの地を紹介後は最近休止状態・・(苦笑) 甲府市内や甲斐の高原から見る名峰の風景や古木桜などをレポートする予定


      .......甲府「釜無川」から見た風景 (左)茅ケ岳、 (右)真っ白な南アルプス連峰.......




                   過去掲載した「甲斐の国探訪」シリーズ(その1~3)はコチラから


     .....(左)実相寺「神代しだれ桜」、(右)山梨の高原畑から仰ぐ「甲斐駒ケ岳」........


甲府名物といえばワインが有名ですが、他にもほうとう・おざら・あわび煮貝・馬刺しが有名。そして一昨年B級グルメ日本一に輝いた鳥もつ煮が大ブレイク!元祖・奥藤蕎麦屋は長蛇行列になっている様だ。


     .......甲府駅のすぐ近く「サドヤ・ワイン工場」、地下ワイン醸造の見学ができる。.....






  ....(左) B級グ゙ルメ日本一に輝いた「甲府・鳥もつ煮」(元祖の奥藤)(右)あわび煮貝&ほうとう鍋.....















★【日本の古代ミステリー】シリーズ(④~?)

一昨年訪ねた伊勢神宮や諏訪「御柱祭」、茨城「鹿島神宮」「香取神宮」、昨年訪ねた諏訪「守屋山」、当エリアには日本古代史のミステリーが多く眠っていました。今年はさらに踏み込んでみたい。


   .....「諏訪大社の風景」(左)諏訪下社(岡谷)・春宮 (中)神官の行列 (右)下社の御柱里曳き.....









                      過去掲載した「日本古代史ミステリー」(その1~3)はコチラから

諏訪大社と出雲国譲り神話との繋がり、御柱祭に見る縄文人の熱気、ユダヤ文化と日本神道や天皇家ルーツ(大和朝廷)との関係、謎に包まれる日本古代史の記事も継続して行きます。お楽しみに~


  .......(左)「万治の石仏」(下)諏訪湖夕暮れ(10/5月) (右)諏訪の夜明け(遥かに富士が見えた).....











★【東京23区都内シリーズ】:大田区探訪(④~⑥)他

大田区探訪は羽田空港や下町風景を紹介後は休止状態。高級住宅地(田園調布・雪谷・久が原)や昭和の暮らし博物館、多摩川巨人軍グランド、日蓮入滅の池上本門寺や数々史蹟をレポート予定

  ......(左)多摩川グランドで感激「飛雄馬と伴」(中)(右)丸子橋近くに「巨人軍グランド」があった。....










 
                            過去に紹介した「大田区探訪シリーズ」はコチラから


   .......(左)中原街道の脇にある「洗足池」 (中)日蓮入滅「池上本門寺」 (右)「日蓮聖人像」....










23区探訪シリーズは2年間で品川・江東・墨田・新宿・世田谷の各区名所を訪ねた時に撮影した写真が手元にまだ沢山残っています。世田谷の代田・北沢・豪徳寺の風景、新宿歌舞伎町や新大久保の韓国文化街、江東・夢の島など記事をいつ公開しようか・・、全く整理されていない状態。追ッつかない~!


   .......(左)夢の島「第五福竜丸」(中)世田谷「豪徳寺の招き猫」(右)新大久保「韓流SHOP」 ....









★【近江・琵琶湖の旅レビュー】シリーズ(③~⑥)

関西勤務時に家族で訪ねた琵琶湖周辺名所を昨年2回(坂本大津&湖東エリア)紹介しましたが、時間があれば未紹介エリア(湖北・竹生島・湖西)の風景をレポートしたいと思います。でも今年は無理?(笑)


   ........(左)国宝「彦根城」(湖北) (下)歴史深い「竹生島」 (右)「比良山」からの琵琶湖(湖西).....









                           過去に紹介した「近江・琵琶湖の旅」の記事はコチラから




★【RW洋楽コーナー】(My Favorite Songs)(第2巻~)

        .......(左)イエス (中)レッドツェッペリン (右)サイモン&ガーファンクル....


昨年7月スタートの「RW洋楽コーナー」(My Favorite Songs)、20曲以上掲載しましたが今年も10日に一度ペースの更新で1965~1980年頃の名曲を紹介していきます。今年はデビュー50周年の節目を迎えたビートルズが多く登場することでしょう。そしてやはり1970年前後のロックスーパースターに脚光が・・

            .......今年はビートルズがデビューして50周年の記念年........

                              「RW洋楽コーナー」(My Favorite Songs)はコチラから





★【ローリングウエスト山紀行:2012】

昨年も難関峰を数座登頂しました。北海道・日高「カムイエクチカウシ山」(7月)・北陸「毛勝山」(10月)がハイライトでした。これで日本200名山は139座となったけどまだ遠いなあ・・(九州の山は今だゼロ)


       .......昨年の日高「カムイエクチカウシ山」(7月)と北陸「毛勝山」(10月)は実にハードでした。....


                                 「RW山紀行2011」の記事はコチラから

今年のメイン計画は北海道北部の山や東北飯豊に挑戦する予定。恒例Fツアーも、いくつかの企画があるので、そちらも大いに期待!無事登山を心がけて一歩一歩の前進にしていきたいと思います。





★あらためて、ご挨拶



チョット盛り沢山過ぎで、申し訳ございません。食傷気味と思います。手元に残る未公開写真はまだ1~2年前のものも多くあり、掲載ペースが追い付いていないのが実情でございます。この分だと今年の予定記事はさらにオーバーフロー状態となり、上記の掲載は多分数年越しになることでしょう。(苦笑)


   .....2012帰省Uターン、関越高速から雪の「越後三山」が迫る!大迫力~雪の雄姿!.......


それでも皆さんからのコメントが入るとヤリ甲斐を感じてしまう単純明快なRWですが、改めてよろしくお願いいたします。2012年がよい年になるように!皆様がいつまでも健康でありますように!




                                                         おわり
Tags:# 

  # by rollingwest | 2012-01-04 00:00 | ごあいさつ | Comments(68)

< 前のページ 次のページ >

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE