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<2011年7月30日>「空海と密教美術展」&紀伊・高野山「金剛峯寺」レビュー

        <日本仏教史を飾った偉人達>: (その1)「弘法大師・空海」①

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★「空海と密教美術展」 (2011・東京)


7月末に東京国立博物館・平成館(上野公園)で開催されている「空海と密教美術展」(7/20~9/25)を職場同僚3人で見に行きました。東寺の仏像曼荼羅を再現した展示会で人気は相当が高いようで、1ケ月弱で入場者数が20万人を突破、累計50万人を記録するのも夢ではないペースになっています。

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 (注):美術館内は撮影禁止につき、美術品写真はネット拝借or カタログからのスキャナー画像です。 


    .......京都「教王護国寺( 東寺)講堂」の密教彫刻群が遂に東京へやってきた!.......
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美術展は空海が中国から持ち帰った絵画・仏像・法具、空海により造られた京都東寺(五重の塔で有名)講堂の「立体曼荼羅」を構成する諸像、両界曼荼羅図(神護寺)、空海自筆の書、空海所縁の作品を中心に日本の密教美術1200年の原点ともいえる名宝が結集している貴重な展示会です。


    ......上野駅公園口の改札を出て、東京国立博物館「空海と密教美術展」へ........
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我々が行った7月末は美術展が始まったばかり、観客大混雑の状況ではなかったので、比較的ジックリと鑑賞することができました。まずは空海が唐からもたらした経典や錫杖頭・密教法具類(実に芸術的!)、空海の直筆「聾瞽指帰」(三筆と称賛されただけあり達筆の極み!)に目を奪われます。


      ........ (左) 密教法具の数々 (右)空海の直筆「聾瞽指帰」(金剛峯寺).......
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京都市内のお寺以外では、空海が和歌山・高野山に開いた金剛峯寺からの美術品も展示されています。空海に所縁ある各地の寺からこれだけの宝物を東京に運ぶのも大変な事だっただろうなア・・


    ..... (左) 高野山国宝 「諸尊仏龕(syosonbutugan)」 (右)密教宇宙の中心「大日如来」.......
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現存最古の「両界曼荼羅図」(神護寺)が登場!東寺・金剛峯寺からの展示もある。両界曼荼羅とは「大日如来」を中心に数々の仏を一定秩序で配置し、宇宙の真理を仏の形として表したものです。大日如来は「胎蔵界」「金剛界」の2つの姿(両界)があるとのこと。難解~!グルグル頭がローリング状態・・


     ........ (左)巨大な「両界曼荼羅」が展示されていた  (右)両界曼荼羅「胎蔵界」.......
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   ...... (左) 東寺所蔵の「両界曼荼羅図」  (右)首傾げの色っぽい「如意輪観音菩薩坐像」.......
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密教は古代インドで発祥、中国経由で平安時代初期に日本へ伝わった仏教の一派(即身成仏が最大目的)、日本では弘法大師空海の「真言宗(東密)」と最澄の「天台宗(台密)」とに二分されます。


   ...... (左)「千手観音菩薩立像」の複数手の影がgood! (右)五大明王像「大威徳明王」.....
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密教では修行により生きながら仏に成り得る(成仏)」としています。(奈良仏教は経典研究を主とする顕教) そうイヤ、奈良仏像と密教仏像とでは全く違う。密教仏はインドの雰囲気が漂っています。密教は古代インドのバラモン教やヒンドゥー教と融合した仏教で護摩壇の火はゾロアスター教の影響も・・


       ....... (左)祈りの 「金剛菩薩坐像」  (右)力強さが溢れる東寺「仏像曼荼羅」.......
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8世紀初めインド僧2人が中国を訪れ、別々に「大日経」と「金剛頂経」の2系の密教が伝えられたそうです。2つの教えを受け継ぎ統合発展させたのが「不空三蔵」という僧(中国密教を完成)です。そして不空の弟子「恵果」から2系密教を直接、同時伝授してもらったのが「空海」だったのです。


      ...... 2003年に訪ねた真言宗「東寺」(教王護国寺)、「五重塔」が有名.......
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新幹線から京都駅に到着すると有名な「東寺」(教王護国寺)五重の塔を見ることができます。東寺講堂の中に入ると、躍動感をもった迫力ある21体の仏像がひしめいた光景が思い出されます。


      ........(左) 東寺の「金堂」 (右)密教立体曼陀羅像が安置される「講堂」........
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21体の中から、東寺より今回上京してきた8体の仏像が「仏像曼荼羅」を形作り、その世界を表現して、最後の展示コーナーを締めくくっていました。まさに見応えがありますネ~!数年前に大人気を博した「阿修羅展」「薬師寺展」と同様に仏像一体々を360度のアングルから見ることができます。


      .......東寺講堂から来た迫力ある「仏像曼荼羅」が展示場の最後を飾る.......
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持国・増長天は邪鬼を踏みつけ怒りの表情で咆えている。インド像に跨ったイケメン顔の「帝釈天騎象像」に多くの女性がウットリ見つめ人気を集めている。(ブツジョ・ブ-ムだ~)真っ暗な会場内に8体仏像が配置、金色ライトアップで妖しく浮かぶ姿は独特な雰囲気が醸し出され、神秘的魅力を大いに感じました。


      ....... (左)「帝釈天騎象像」  (右)帝釈天の端正なる表情をクローズアップ.......
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★紀伊・高野山「金剛峯寺」レビュー (2002・和歌山)


先述しましたが、紀伊・高野山「金剛峯寺」は弘法大師・空海により開かれた真言宗総本山です。関西在住時に訪れ、空海眠る「奥の院」を見学し深い印象が残る・・。著名人のお墓の数もすごい!


           ........ (左) 高野山の時間(2002年) (右)「金剛峯寺」主殿.......
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高野山は、周囲を千m級の山に囲まれ、百以上の寺院が密集、弘法大師空海が宗教活動の拠点とした寺。真言宗の聖地を競い合う京都・東寺とはライバル関係!(他の宗派にも対立はあるね~)


    ...... (左)「根本大塔」(奥の院と並ぶ高野山2大聖地) (右)「大門」(重要文化財).......
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空海は774年・讃岐国(四国香川県)の善通寺に生まれ、12歳で国学に入り大学へ進みましたが、その後私度僧として山林修行に入ります。31歳、遣唐使として渡航(最澄と一緒)、長安に入りました。恵果から体系的な正当密教(純密)の全ては空海に教授されたのです。最澄との立場逆転へ・・


    .......(左) 最澄(天台宗開祖)    (中)遣唐使ルート    (右) 遣唐使船の図........
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空海が唐を去り、その後中国では国家規模で仏教が弾圧なれ、中国密教はやがて姿を消しました。正統密教はインドでも中国でもなく、空海により極東の島国日本のみに伝わり受け継がれていたのだ。


      ........高野山・境内の広さは5万㎡もある! 金剛峯寺「客殿・台所」.......
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参道入口から奥の院・「弘法大師御廟」まで続く参道には、膨大な数の墓が立ち並んでいました。数は何と20万基以上、しかも日本史や現代有名人・企業家等のビッグネームが続々!御覧あれ~


     ........ (左) 織田信長の墓              (右)お江の墓........
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     ........ (左) 明智光秀の墓             (右)石田三成の墓.......
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     ........ (左) 上杉謙信霊屋             (右)伊達正宗の墓.......
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    ........ (左) 鶴田浩二の墓             (右)松下幸之助の墓........
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     ........ (左) 浅野内匠頭の墓             (右)徳川家墓所.......
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深い杉木立奥には、大師信仰の中心聖地「奥の院・弘法大師御廟」が鎮座、毎朝の護摩壇・祈祷時には空海に朝食が捧げられています。「即身成仏秘法」により弘法大師はまだ生きており、御廟所で瞑想したままと信じられているのです。確かに御廟では物凄い霊気を感じた様な気がしました。


  ......(左) 奥の院への杉木立 (中)聖地「奥の院・弘法大師御廟」 (右)護摩壇・加持祈祷........
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中国僧・恵果から密教秘伝を受けた、空海は儀式で「遍照金剛」の灌頂号を授けられました。四国お遍路が唱えるお経「南無大師遍照金剛」は号に由来。今回の密教美術展鑑賞を機に司馬遼太郎の「空海の風景」を読みました。空海の生涯本は多くありますが、やはりこの著書がお勧めのようです。


       ........ (左)「空海の風景」(司馬遼太郎)     (右)「弘法大師・空海」の肖像.......
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毎年、節分参りに行く川崎大師も含め、過去幾つか訪ねた古刹にも真言宗寺院が多くあり、京都・東寺、高野山・金剛峯寺は行ったものの、空海が生まれた讃岐はまだ殆ど足を踏み入れていません。


     .......いつか訪れて見たい。空海の生まれ故郷・四国「多度津」の風景.......
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     ........「四国八十八ケ所霊場の開創図」、弘法大師・お遍路巡り.......
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いつか四国を訪ねて空海所縁地や史跡、「四国八十八ケ所霊場」もユックリと廻って見たいでネ~。もしかして歳を重ね一念発起し「南無大師遍照金剛」と唱えながらお遍路姿で歩いていたりして・・(笑)


   ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 


   ....... (左) 「空海と密教美術展」の看板 (右)「東京スカイツリー」(634m)を遠くに望む.....
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今回の美術展は実に興味深い内容でした。今機会に空海・親鸞・日蓮・道元等、日本仏教史の偉人達の足跡も訪ねて見よう!本展示会は9月25日まで開催ですので興味ある方はご覧あれ~!



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次回は再び山記事、「カムイエクウチカウシ山(後編):日高の奥深き難関峰に挑む」をお送りします。
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  by rollingwest | 2011-08-28 08:50 | Comments(43)

Commented by small-talk at 2011-09-08 23:31
僕もいつかは、四国八十八カ所を歩いてみたいのですがね。3ヶ月くらいかかるのでしょうか。
Commented by rollingwest at 2011-09-09 06:13
small-talk様、四国八十八カ所霊場巡りにかかる日数を調べてみたら、徒歩だと約40日から60日、自家用車で 約10日前後、JR・ バス等だと 約25日前後と記載してありました。どれも結構な長旅になって大変ですね~!
Commented by yodogawasyuhen at 2011-09-09 20:56 x
こんばんは
よく調べていますね。
私も密教の聖地へ避暑を兼ねて今年も行ってきました。
仏教のことはよく分からないですが、日本だけしかもう残っていないようですね。
大事に残して欲しいものです。
Commented by arak_okano at 2011-09-09 21:43
アラックです。
今回もガイドブック以上の素晴らしい
ブログを有り難うございます。
曼荼羅の宇宙に舞いたいです!!
Commented by K森 at 2011-09-10 11:50 x
ご無沙汰しました。「空海と密教美術展」・・・行きたいなあ。
空海大好き人間には必見だと思うけど…25日までだって?
間に合わないなあ。癪だから、今日明日で『空海の風景』を読み直すことにした。とにかく空海はすごいおっさんだよ。
では、10月にお会いしましょう。
Commented by shingo at 2011-09-10 20:46 x
金剛峯寺に、信長と光秀の墓があるとは、なんと皮肉なことよ・・・。不思議じゃ~。
Commented by Small stone  at 2011-09-11 05:36 x
ステキ!!素敵!!
なんて素敵な仏像の世界!!
現存最古の「両界曼荼羅図」はこれなのね。いいものを教えていただいたわ。RW先生!!
また、展示の光と闇の使い方も、さすがね~。
今日これから朝7時に、中尊寺に向かって出発します。
その前に、この仏像の世界を拝見させて頂いてラッキーでした。心穏やかに、豊かに、行ってまいりま~す!!
Commented by rollingwest at 2011-09-11 07:10
yodogawasyuhen 様、この夏に高野山を訪れましたか?空海が開山した高野山の宗教聖地を初めて訪れて見て、その壮大さには本当に目を見張りました。9月初めに和歌山・奈良を襲った台風12号は、高野山・熊野古道・那智勝浦などの世界遺産への被害を与えましたね。本当に悲しい出来事です。関西在住時代に、奈良五条から谷瀬吊橋などを経由して巡った熊野・那智や、大杉谷から登った大台ケ原山、御手洗渓谷からの大峯山系縦走、伯母子岳や高野山などの和歌山の山、串本・潮岬・橋杭岩などの思い出に残る名所・史蹟がズタズタになって心が痛むばかりです。貴殿が訪問された時、夏の終わりにそんな光景へと変わり果てるとは想像もできなかったなかったことでしょう。
Commented by rollingwest at 2011-09-11 07:18
アラックさんは、海外やダイビングだけでなく密教曼荼羅世界にも魅了されていたのだとは知りませんでした。まさに海の中、海の外、大宇宙にとまさにどこでも舞っておられますなあ・・!バグース!(笑)
Commented by rollingwest at 2011-09-11 07:24
オ~!K森キンチャン、お久しぶりだね~!九州の単身赴任生活は慣れましたでしょうか!古事記の世界に相当詳しいと思ったら、空海も好きなんだね~!かなりの歴史大家なんですな~。「空海の風景」(司馬遼太郎)はおもしろかった!この本を読んで、空海が恵果から密教を授かって唐から帰国しても、すぐに京に入らず暫く大宰府に留まっていたことを初めて知った。大宰府の地もゆっくり訪れて見たいなあ・・。それにしても九州赴任は実に羨ましい!古事記や仏教伝来、古代日本ミステリーに俄然興味をもっている小生としては九州で生活しながら日本史の名所旧跡を訪ねられる貴殿の身になってみたかったなあ・・。大宰府・宇佐八幡・日向の国・薩摩幕末の史蹟、そして未だ一つも登っていない九州の山々(14座)・・、これらを全て訪問し満喫するには何度も訪れなければならない・・・。今後旅行費用がいくらかかるのか悩みの種です。(苦笑)
Commented by rollingwest at 2011-09-11 07:33
K森キンチャン、(PS)
ところでキンチャンもお好きなロック・洋楽コーナーを7月より開設いたしました。左INDEXより入ってみて下さい。1週間から10日くらいのペースで1970年前後のマイフェイバリットソングスを少しずつ紹介しております。また貴殿の蘊蓄を是非とも楽しみにしています。それでは10月の大学クラブOB会でまた再会いたしましょう。
Commented by rollingwest at 2011-09-11 07:46
楽shingo殿、11月ミニシアター公演に向けての構想・シナリオはもうできましたか?金剛峯寺の墓の数と歴史のビッグネームが続々と登場してくるのに本当に驚きました。山上にここまでの歴史的人物たちの墓が立ち並ぶとは、空海も想像できなかったことと思う。貴殿が尊敬する上杉謙信の霊廟もあるので今度是非とも訪れて見て下さい。
Commented by rollingwest at 2011-09-11 08:18
Small stone様、世界遺産に指定された早速訪問ですか!東北観光振興に寄与ですね。平泉は数年前に家族で訪ねましたが、中尊寺の金色堂は大ブームですね。平泉は阿弥陀仏なので空海の密教とはちょっと違いますが、成仏の目指すところは一緒かもしれません。当エリアはその他にも義経・弁慶の史蹟があり、足を延ばせば花巻(宮沢賢治イーハトーブ)もあります。是非とも楽しんできて下さい。
Commented by まき子 at 2011-09-11 14:09 x
小さい頃、手塚治虫のブッダを読んで興味をもったんですが、
ほんとに奥が深いですよね。
日本だけじゃなく中国、インド…世界に繋がっていくのが
またすごいです。
宗教があったから、人間も発展していったんですもんね。
Commented by masaok15 at 2011-09-11 16:22
ブログのコメント欄を閉じてからは、いつもメールでご意見・ご感想をお寄せいただき誠に有難うございます。また、貴兄のいつもながらの凝ったブログ編集には常々感心させられております。
3年前に四国お遍路をして88ヶ所を無事結願しましたが、その時に泊まった宿坊の朝の講話で、住職から「空海」という名前の由来をお聞きしました。・・・「弘法大師が室戸岬近くの御蔵洞で修業して悟りをひらいた際、洞内から空と海だけが見えたことから、その後、自から空海を名乗るようになった」とのことです。実際に洞内に入って外を眺めたところ、確かに真っ青な空と海だけが見えたのを思い出します。
Commented by biwakokayo4 at 2011-09-11 17:34
さすが国立博物館の威力と言うか・・・
これだけのものを一堂に見ることができるのは嬉しいですね。
私は昨夏、福岡国立博物館で似たような仏像展を見ましたが
国立博物館でないと各お寺も大切な仏像を出さないだろうと思いました。それは比叡山や滋賀県内のものでしたが普段は非公開で見られないものもありましたから・・・。
Commented by しむけん at 2011-09-11 18:55 x
来週、空海と密教美術展に行ってみます。司馬遼太郎の著作はほとんど読んでましたが、空海の風景だけは何故か読んでませんでした。よし、今週中に読んでから美術展観にいくぞ!
この頃落語にはまっていて、東京に帰る度に演芸場に通っています。昨日は池袋演芸場でした。。。
Commented by Soul Mate at 2011-09-11 19:52 x
「歩く煩悩」と言われとるおぬしはなぜか仏教好きよのう。近頃の世間の仏像人気もワシにはようワケがわからん。仏像に「カワイイっ!!」とか言うとるアホもおるし。おぬしの淫らな心や世間がこれだけ乱れておる故に皆が仏教に救いを求めておるのかのう。たまにはキリスト教も探求しんさい。。
Commented by kwc_photo at 2011-09-11 23:56
空海展に行かれたのですね~!京都でもやっていましたが、行けずじまい。親鸞は見てきましたけどね。
空海といえば、ワタシが初めて興味をもった僧侶です。小学生で寺社巡りが好きになって、あちこち回ってみたのですが、東寺が一番印象深かったのですよね~。曼荼羅もそうですが、あそこは結構見事な仏像、そして五重塔があって、すごい場所です。
京都府民は、弘法さんの日意外は通りすぎるばっかりなのですがね(笑)
そして、大学生になってあちこち旅すると、弘法大師ゆかりの・・という場所があまりにも多いことに気が付きました。
足摺岬、高野山などなど、足跡があちこちに。すごい人だなぁと思いましたよ。
Commented by rollingwest at 2011-09-12 06:07
まき子様、手塚治虫のブッダは小生まだ全巻ジックリと読んだことがないんですよ。今度読んでみっかなア・・。今回の仏像はまさにインド仏像の世界でした。大陸文化のが東の最果て国に伝わってくる頃は、宗教や文化も完成に近いレベルまでの成熟化・変遷が重ねられているのかもしれませんね。
Commented by rollingwest at 2011-09-12 06:11
マサオ様、3年前に四国八十八ケ所霊場巡りをお遍路姿で何週間も歩いて踏破された記事を読んで本当にすごいと思いました。小生は車を使ってしまいそうな気がします。それでも四国一周で全てを廻るには10日前後はかかるとは想像もできません。
先日の日高カムエクを体験して、その後マサオ様の記事を読んで驚きました。我々は12時間以上の歩きで八ノ沢にヘトヘトになって到着したのに、マサオ様はその日のうちに登山センターまで歩いているのですから・・。ルートファインディングの確かさ、体力・判断力・数々の知見・・・、もう頭が下がるばかりです。
Commented by rollingwest at 2011-09-12 06:15
biwakokayo4様、確かに国立博物館だからこそ。これだけの至宝が一度に見ることができるのですね。考えてみれが当たり前なのですが、コメントを見て目からウロコでした。奈良・和歌山の古刹・神社は交通の便が悪く訪問は本当に大変なことです。このような仏像群を簡単に鑑賞できることを幸せに思わなければならないとあらためて認識いたしました。
Commented by rollingwest at 2011-09-12 06:20
しむけん様、来週に国立博物館へご来訪ですか!展示も終盤を迎えているので相当混雑が予想されますがジックリ鑑賞されて下さい。「空海の風景」、実に面白かったです。これを読んでから、数々の密教至宝を鑑賞した方が確かに感動が増すかも・・!
さて11月~12月に恒例の洋楽会をそろそろやりますか!?出張上京のご都合に合わせますので何日か候補日をお知らせください。
Commented by rollingwest at 2011-09-12 06:28
聖二さん、「歩く煩悩と云われている」とか勝手に断定コメントし、何も知らぬ皆様に誤解・偏見を与えるのは勘弁してもらえんかの?何度言っても懲りないヤッチャやの?(マア、外れてもおらんが・・苦笑)
どうせこれに反応してますますエスカレーションしてくる方がまた過激コメントを入れてくることが確実なので半分諦めておるが・・。

上記のしむけん様に入れたが、また年末に会合をやろうと思ってるのでまた企画支援を頼むわ~!
Commented by rollingwest at 2011-09-12 06:33
KWC様、小学校の頃から寺社巡りが好きだったんですか!?ソリャ、渋すぎる~(笑) でもそれだけ積み重ねており目が肥えているという訳ですね。小生は逆に、空海の本家本元の史蹟にはあまり縁がなかったので、これから所縁深い名所をジックリと訪ねて見たいな・・と思っております。
Commented by akiotakahashi at 2011-09-12 06:37
内容の充実している力作に、感心しました。天皇陛下もご覧になったと聞き、さすが弘法大師は国民的に人気がありますね。立体曼荼羅の迫力には驚きました。
高野山には数年前に行きましたが、お墓が面白くまた行きたいなと思っています。
Commented by わかこ at 2011-09-12 13:27 x
辞書ソフトを切り替えても まだIEに書き込む時は、気紛れ且つ頑固に半角英数になる。 ̄\(-_-)/ ̄登録した顔文字が水泡に帰し、どれだけ自分に文章力がなく、猫文字に頼っていたかを反省したのも束の間、また顔文字登録をしてる( ̄へ ̄; 。空海の風景、十数年前に面白くて一気に読み終えた覚えがある。特に孔雀の「咒(しゅ)」について書かれたあたり。その後アニメの孔雀明王まで見ちゃったもんな<( ̄^ ̄)>釈迦教に従って解脱するのは難しく、凡人は現世肯定を望み、咒を核として雑密に・・・のあたり。孔雀は悪食で毒蛇でも毒蜘蛛でも平気で食べる。孔雀の解毒作用をうらやむより、毒に当たった人間がいっそ孔雀になっちゃえばいいって、孔雀のポーズで鳴くんだぞ。凄くない?インド人。現世で利益あるほうがいいもんな(⌒∇⌒)雷に当たるんじゃなく、宝くじに当たる「咒」は、ないものか?上野へ行ってそれっぽい仏像を拝んでこようかな?(^○^)
Commented by desire_san at 2011-09-12 17:18
こんにちは。

「空海と密教美術展」は私も行きました。近々ブログに感想を載せようと思っていますが、なかなか時間がなく、手間のかからない山の写真を間に入れてブログをつないでいます。

時々訪問させていただいていますが、いつもたくさんの写真を使い丁寧なブログを書かれているのに感心しながら読ませていただいたてまいす。

Commented by rollingwest at 2011-09-13 06:10
アキタカ様、空海・密教美術展は天皇陛下や皇太子まで鑑賞に来られたニュースを見てビックリしました。ますます箔がついた感じですね。今から思うと、9年前高野山を訪れた時に弘法大師御廟まで入ることができたのは実にラッキーでした。空海が生きていると信じられているパワースポットを目の当たりにして、背中に霊気が走ったことが鮮烈な記憶に残っています。即身仏のまま、今も朝食を頂いているんですかね~?
Commented by rollingwest at 2011-09-13 06:16
猫わか様、猫文字がなくなっても半角英数地獄に陥っても、PCを買い換えないとは頑固なことですなあ・・。執着は禁物、壮大なる曼荼羅宇宙に比べたら既存PCに拘っていては駄目でございます。煩悩と迷いを脱して次なる世界に昇華いたしましょう。
ところで「空海の風景」で小生も「孔雀の咒」の部分を読んで目からウロコでした。毒蛇・毒蜘蛛を食っても平然としている孔雀が超越的な存在として崇められ「孔雀王伝説」に繋がっているんだなあと初めて知りました。雑密の世界もドロドロした感じで何かおもしろいね。
Commented by rollingwest at 2011-09-13 06:27
desire様、空海展はやはり行っておられましたか?いつも先駆的に主要な展覧会はチェックされておりますね。話は変わりますが、南アルプスの難関・池口岳に登られましたか?何か結構お互いに志向が合っていますね。(笑)
Commented by m2-home at 2011-09-14 11:36
東寺は今夏にたっぷりと堪能してきたばかりですが
高野山の方にはまだ行ったことがないんですよね。
行ってみたいと思うのですが博多からのかなり遠いのでいつも後回しになってます。
けれど、この記事を読んで1/3くらい行った気持ちにはなりました。
ありがとうございます(^^;)

次回は、日高山脈山行のつづきですよね。
すごく楽しみにしてます!

Commented by matsu at 2011-09-14 18:00 x
9/11~13の日程で、佐渡島へ行き、金北山登山、史跡・寺社仏閣巡りを楽しんできました。佐渡は、大変、寺や神社が多い島で、日蓮が配流されていた関係で、妙宣寺、根本寺など日蓮ゆかりの寺が有名ですが、地元の人の話では、90%近くが真言宗系の寺なのだそうです〈そういえば、佐渡島霊場88カ所というのもありました〉。新潟本県や北陸3県に多い浄土真宗系の寺は少ないとのことです。佐渡島において、なぜ、真言宗が隆盛を極めたのか、ちょっと面白い研究テーマのようにも思います。空海といえば、四国88カ所ですが、1年以内に3回位に分けて、歩き+電社・バス遍路をやって見ようと思っています。なお、10月25日から、上野の国立博物館で「法然・親鸞ゆかりの名宝展」も開催されるので、RWさんには、こちらも観に行って頂いて、写真及び二人の軌跡等をブログにアップしてもらえたら、嬉しいです。
Commented by rollingwest at 2011-09-15 06:08
m2-home様、この夏に東寺に行かれたですか!? 小生もこの展示会を見て、もう一度行ってみたいと思うようになりました。初回見た衝撃とは違って新たな味わいを感じるような気がしています。
高野山は確かに行きにくいですね。今回は台風被害に壊滅的になって残念ですが、熊野古道や谷瀬吊り橋、吉野桜などとセットにしてジックリ訪ねて見て下さい。日高山脈の後編記事、もう完成しております。9月20日に公開致しますのでお楽しみに~!
Commented by rollingwest at 2011-09-15 06:16
マツ殿、食山人氏に続き佐渡ヶ島を訪ねて参りましたか!小生も新潟県人ですので佐渡は過去2回訪ねましたが、佐渡金山・佐渡おけさ・朱鷺などのメジャー観光だったので、金北山・二つ亀・日蓮遠流の寺などを次回是非訪ねて見たいと思っております。生れ故郷・柏崎には有名な番神岬(鯨波の隣)がありますが、ここには日蓮の立像があります。佐渡流罪を解かれた日蓮が柏崎に流れ着き、ここで日蓮の教えを広めたからです。新潟県は、北陸の地から浄土真宗(親鸞・蓮如)・曹洞宗(道元)と日蓮の教えが三つ巴になっているように思えます。法然・親鸞展、もちろん前売り券購入済みですよ。またレポートいたします。

PS:さて今週末の富山の200名山「毛勝山」の同行、またよろしくお願いいたします。
Commented by 3式機龍 at 2011-09-15 09:18 x
「ガンツ」で主人公達を皆殺しにする恐るべき魔物としての千手観音を見て以来、仏像って気高いんだか怖いんだかなんとも言えないこの頃です。「密教美術展」は夜中に一人で見るとさぞかし肝試しな光景なのでしょうね。
その一方で「日本の仏像」という食玩のミニチュアシリーズを買いまくり、五大明王像は一通り持っている私であります。出来があまり良くないのでしまってありますが、いつでも机の上で密教美術展が出来ます。写真撮影可です。
Commented by rollingwest at 2011-09-16 06:15
3式機龍様、そうでしたか!? 怪獣フェチだけでなく仏像フェチでもありましたか!さすがであります。ご自宅の密教仏像美術展の写真、是非とも送って下さいませ。番外編として載せまする。猫帝釈天とか機龍梵天とかおりますでしょうか?猫龍漫才・まだら曼荼羅の世界を楽しみに待っております。
Commented by 司馬神楽坂 at 2011-09-16 10:44 x
飢えに苦しむ巡礼の前に現れし旅の僧。墨衣より団子を取り出し「これ、くうかい?」。巡礼、団子を見れば泥団子なり。「くえるかい」と怒りて泥団子を投げつければ、泥団子たちまち孔雀に変じる。僧はまた「これ、くうかい?」。「巡礼ゆえ肉食はせぬ」と返答すれば、孔雀、乙女に変身す。巡礼「おお!!くう、くう。いただきッ」と乙女を押し倒せば、乙女は孔雀明王と姿を改め、巡礼を縄で縛り、鞭で打つこと1万回。しかるに巡礼に喜悦の表情あらわれぬ。旅の僧、巡礼を見て曰く「これ全身縄仏、万打羅なり」。煩悩の奥義を極めし巡礼は荒野山に登りて「棍棒打つ寺」を創建す。ありがたきかな。
Commented by rollingwest at 2011-09-17 06:53
司馬神楽坂なる煩悩の女人よ、
株式投機・馬券など当たりもせぬものを今だ夢追う汝の無駄な欲望・煩悩より解脱させんがために、我が「苦雀王」の呪文を与えよう。   ⇒「上がれぬ役満は、ピンフ千点ロン!に劣る・・。」
目先の利益を追いすぎてはならぬ。地道な積み重ねで解脱の道をめざすのじゃ。小生が煩悩に苛まされていた若かりし頃、馬場・雀荘で味わった苦渋・教訓の上に積み重ねられたありがたい言葉として受けとめい!夢を追い欲望を求め、痛手を負った貧乏学生時代の失敗・苦しみの数々が「苦雀王修行」として積み重ねられ、今の開眼の姿にいたっておるのじゃ。孔雀が美しき女人に変わろうとも・・、妖しい曼荼羅図を見せられようとも・・、すでに煩悩を脱し解脱の境地に至った小生は心乱れず、木鶏の如く金剛石の如く不動なり・・。
せっかくの「密教美術展」記事の高尚なる雰囲気が、またも聖二・神楽坂の「密狂コンビ」によって台無しにされようとしておる。  「南無台無し偏屈金剛~!」「喝~!悪霊退散~!」
(ア~、tsukareta・・・笑)
Commented by Soul Mate at 2011-09-19 01:47 x
そういえば雀荘「フタバ」でおぬしが勝ったと聞いたことがないのう。欲望の塊じゃったおぬしが「すでに煩悩を脱し解脱の境地に至った」とは誠にめでたい。ありがたや、ありがたや。
Commented by rollingwest at 2011-09-19 07:40
あのなア・・聖二さん、エスカレート投稿は頼むからやめてくれんかの?皆さんに誤解を与える問題発言の部分は削除させてもろうた。君が八チロ経済産業大臣だったら、間違いなくクビ斬られておるが、心やさしいハチロー泥鰌様は全面削除することなく許容範囲内に留めておいたヨ。北朝鮮程の言論弾圧はせぬが、中国当局レベル検閲の網目は強化せんと・・・、本当にウィキリークス「密狂コンビ」は危なくてかなわん。恒例の年末会において釘をささねば・・(苦笑)
Commented by ハマジュリ at 2011-09-20 11:41 x
こんにちは
いつもながら素晴らしい写真と動画ですね~
へぇ~ほぉ~の連続ですう!お勉強になりました^・^;

楽しいブログいつも感謝です!!!

Commented by rollingwest at 2011-09-21 23:30
ハマジュリ様、へいへいほ~、誠にありがとうございます。与作ハチロー精神で頑張ります。今日は台風で巷は大変でしたが、あわてて帰宅に走らず、会社で18:30まで仕事をして例の会社食堂で飲んで機を伺っておりました。目論見通り、飲み会が終わるころは電車がしっかり運転再開しておりました。(笑)

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