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<2012年7月>鎌倉・湘南探訪(その3):映画・文学の都、鎌倉の風景

★鎌倉大仏(高徳院)から「光則寺」、「由比ヶ浜」へ


鎌倉・湘南シリーズも3回目(前回は江の島)となりますが、今回は文学・映画に所縁深い鎌倉の表情をクローズアップしてみたいと思います。(その1)で歩いた極楽寺~鎌倉大仏レポートからの続きです。


     .......(左)鎌倉レトロ電車「江ノ電」のジオラマ  (右)2011/4月に歩いた鎌倉周遊コース.......
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            ......鎌倉の大仏様(高徳院)は中学修学旅行から数えて3回目の訪問.......
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(その1)では極楽寺~成就院~長谷寺~鎌倉大仏(高徳院)を紹介しましたが、この他に光則寺~由比ヶ浜~鎌倉文学館~本覚寺を訪ねJR鎌倉駅から帰路に就きました。今回は後半部分の記事


                    鎌倉湘南探訪(その1):「極楽寺~鎌倉大仏・由比ゲ浜」編はコチラから


           ........鎌倉幕府が日蓮宗を迫害した時のエピソードをもつ「光則寺」.......
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まずは長谷寺と鎌倉大仏に隣接する「光則寺」。このお寺は、鎌倉幕府が日蓮を佐渡流罪で弾圧していた頃に、日朗聖人(日蓮弟子)が幽閉されていた場所(鎌倉幕府・重臣の屋敷)でしが、重臣はやがて日蓮に帰依していきます。「立正安国論」が執権・北条時頼に建白されたお寺であるとのこと


        .......光則寺は桜・紫陽花・ミツマタなど四季を通じて花が豊富で有名なお寺.......
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真夏には海水浴客で賑う「由比ヶ浜」は神奈川県有数の人気ビーチ、舐めるように連続波が押し寄せており、サーファーにうってつけの場所!まだ初夏だというのに若者4人が元気に躍動しておりました。


         .......(左)「由比ヶ浜」の遠浅浜を走りはしゃぐ若者 (右)江ノ電と江ノ島.......
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     ........「由比ヶ浜」は弓なり浜、視界が開けて気持ちがいい。語源は弓ヶ浜からカナ?.......
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住宅街に埋もれた様な「由比ヶ浜駅」から「和田塚駅」まで歩いてみました。密集した民家塀や庭先をすり抜けるように往来する「江ノ電」風景。先日歩いた都電荒川線とはまた違う風情も感じます。


           .......鎌倉海浜公園周辺の高級住宅地、やはり雰囲気があるネ~.......
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          ........(左)「由比ヶ浜駅」の踏切を渡る夫婦 (右)江ノ電の線路風景.......
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★「鎌倉文学館」(鎌倉文士や松竹映画の足跡)


大仏様と山を挟んで隣接する鎌倉の深い緑の中に「鎌倉文学館」が静かに佇んでいます。鎌倉に所縁の文学者や松竹映画の歴史などが紹介されています。立派な門、長い緑のエントランス道、豪華~
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              .......鎌倉文学館の門を入り、新緑輝く爽快な道を歩いて行く.......
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             .......鎌倉ゆかりの文学・文士をテーマにした資料館「鎌倉文学館」.......
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重厚なたたずまいの洋館は、前田侯爵家の旧・鎌倉別邸を改築したもの。老舗ホテルのような雰囲気ある玄関を入り、窓から外を見れば遥かに由比ヶ浜も一望できます。眺めも雰囲気も素晴らしい~


       ....... 1890年頃に前田侯爵の鎌倉別邸として建築、佐藤栄作の別荘ともなった.......
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        .....(左)威厳も漂う文学館玄関  (右)展示室内部は落ち着いた雰囲気.......
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湘南の落ち着いた空気を愛した鎌倉文士達は川端康成・三島由紀夫・芥川龍之介・大佛次郎・与謝野晶子ら3百人以上はいたらしい。館内には作家達の直筆原稿や愛用品等が展示されています。


         .......(左)三島由紀夫川端康成が談笑する写真  (左)夏目漱石の定番フォト.......
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館内をさらに進んで行くと、日本を代表する映画監督「小津安二郎」に関するパネルがいくつか飾られています。「小津調」と称される独特の映像世界で無声映画からトーキー、白黒~カラー映画と世代を超えて中でも優れた作品を次々に生み出しています。名作「東京物語」はその集大成という高い評価


          ........世界的にも高い評価を得ている日本の映画監督「小津安二郎」.......
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            ........小津映画の頂点といえばやはり「東京物語」(原節子&笠智衆).......
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原節子の北鎌倉駅で撮影ロケのパネルもある!戦前戦後に活躍した伝説の女優。日本人離れした類い稀な美貌を持ちながらスキャンダルもなく生涯独身を通し「永遠の処女」と呼ばれたそうな。1962年若い内に映画界を引退し、その後公には一切姿を現さず隠遁生活を送っているのです。(現在92歳)


 ......(左)明智小五郎「青銅の魔人」(中)超大作「人間の条件」 (右)原節子「麦秋」撮影風景......
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風光明美な景色・深い歴史が積み重ねられてきた鎌倉の地が名画ロケ地として多く使われた理由はかつて松竹の映画撮影所が当地に存在した事によります。(1936年、蒲田から鎌倉大船に移転)





★かつて大船に存在した映画テーマパーク「鎌倉シネマワールド」


大船といえばやはり駅前に鎮座する「大船観音」様の白亜像が象徴的な存在。大船と高崎の観音はともに昭和前期に造られた巨大仏、顔立ち・雰囲気が似ており、全体の佇ずまいも品があります。


         ........鎌倉への玄関口「大船駅」、丘の上から微笑みかける「大船観音」.......
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かつて大船駅東口から10分程歩いた所に松竹大船撮影所があり日本映画の黄金時代を築いた作品が多く制作されました。そして20年前のテーマパークブームに乗って1995年松竹も「鎌倉シネマワールド」を当地に開業させましたが、世は既にバブル崩壊直後。入場者数も思うように増えず3年で閉鎖


         ........1936~2000年まで鎌倉市に存在した松竹・大船映画撮影所......
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       .......1995年に映画テーマパークとして大船にオープンした「鎌倉シネマワールド」.......
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小生はたまたま開業翌年にこのテーマパークに行きましたが、映画製作のプロセスや舞台裏なども解り結構楽しめました。松竹映画村だけあってやはり展示内容は「男はつらいよ」寅さんが中心でした。


       ........不採算で振るわず僅か3年で閉館、!小生は1996年に訪問見学.......
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      ........(左)手紙を書く寅さん(後ろ姿) (右)くるまや団欒シーンも再現されていた.......
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1995年に「男はつらい」シリーズが終わり、1996年渥美清死去、1998年鎌倉シネマワールド閉鎖と寅さんの姿を見られなくなりました。でも葛飾柴又には「寅さん記念館」があり、山田洋次監督はまだ健在


   .....夢をありがとう!「寅さん挨拶」の大パネル(1998年閉館時)、現在は鎌倉女子大に売却......
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★本覚寺に立ち寄りJR鎌倉駅から帰路へ


鎌倉文学館から鎌倉駅に向かって歩いて行くと「本覚寺」という名刹が出現。帰りにちょっと立ち寄ってみました。このお寺も日蓮宗ですが、江の島鎌倉七福神の一つ「恵比須様」が祀られています。


        ...... 「本覚寺」、鎌倉駅東口から少し歩いた所に戎様を祀る日蓮宗のお寺.......
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       ........(左)本覚寺山門前を通過する人力車 (右)えびす様を祀る本覚寺「戎堂」......
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          ........(左)鎌倉駅前のロータリー (右)いつもお洒落な雰囲気「JR鎌倉駅」.......
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昨年4月に歩いた鎌倉のメインコース(極楽寺~成就院~長谷寺~鎌倉大仏(高徳院)~光則寺~鎌倉文学館~本覚寺~鎌倉駅)・・、2年越しでの気長な記事紹介となりましたが一応これにて完結!
今年6月に大学友人と紫陽花・鎌倉歩きを企画しましたが雨で実現叶わず・・、また再度挑戦しよう。





★鎌倉大船撮影所でつくられた日本映画の数々


最後に鎌倉大船撮影所で制作された松竹の名画をユーチューブで御覧頂いて記事のお別れとします。



    .......「東京物語」(1953:小津安二郎監督)・日本映画の傑作、戦後の家族関係を描いた..... 
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    .......「君の名は」(1953:大庭秀雄監督)・主演は佐田啓二(中井貴一の父)&岸恵子.......
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    ......「二十四の瞳」(1954:木下恵介監督)・小豆島を舞台に高峰秀子が女性教師を熱演.......
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  ......「男はつらいよ」(1969~1995:山田洋次監督)・昭和日本の郷愁は本映画に優るモノなし.......
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  ....「幸福の黄色いハンカチ」(1977:山田洋次監督)・高倉健・倍賞千恵子・武田鉄也・桃井かおり.....
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    .......「砂の器」(1974:野村芳太郎監督)・小生が最も愛する最高傑作(今も涙してしまう)......
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    ......鎌倉文学館を訪ねたことを機会に、日本映画の素晴らしさをレビューさせてもらいました。.......
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                                                        おわり 



次回は「東大雪名峰(その1)ニペソツ山」に急遽変更いたします。(秩父探訪記事は次々回に延期)<2012年7月>鎌倉・湘南探訪(その3):映画・文学の都、鎌倉の風景 _c0119160_20544263.jpg<2012年7月>鎌倉・湘南探訪(その3):映画・文学の都、鎌倉の風景 _c0119160_20545789.jpg<2012年7月>鎌倉・湘南探訪(その3):映画・文学の都、鎌倉の風景 _c0119160_20551095.jpg

  by rollingwest | 2012-07-09 00:00 | 鎌倉・湘南探訪 | Comments(52)

Commented by tomiete3 at 2012-07-09 08:47
おはようございます。

  鎌倉は歴史が残っていますね。

スライドの件・・・後程送りたいと思いますよ。
Commented by small-talk at 2012-07-09 08:49
ちょっと駅から離れていますが、鎌倉文学館は良いですよね。
古寺探索ももちろん良いですが、鎌倉の魅力ってそれだけではないのが、奥深いです。
Commented by hohsi at 2012-07-09 11:14
何度となく訪れて居る鎌倉です、
花の寺・光則寺へは最初の頃に行きましたので少し記憶が
薄れていますが規模の大きいお寺さんよりも
こじんまりとしたお寺さんに魅力を感じます、
鎌倉・北鎌倉を訪れて帰ると又直ぐ行きたくなる場所で
好きなお寺さんの名前 ? 次々挙げられます ^_^;
昭和の懐かしい映画の題名に見とれます、
実際に映画館で観たもの・・・砂の器は心に残っている作品ですね、
先日旅した信州・小諸の懐古園内に「寅さん会館」が在りました
時間の関係で入館はしませんでしたが・・・
Commented by kotonoha222 at 2012-07-09 16:45
こんばんは~
見たことある風景が続いています。
由比ガ浜には友達の関係の保養所があり時折利用させて貰っています。
鎌倉文学館も行きましたから想像が付きますね^^
大船撮影所は行った事が無いので、一度行ってみたいです(^^♪
    しおり
Commented by m2-home at 2012-07-09 19:02
鎌倉はやっぱり風情がありますね。
ここ数年は訪れてませんが、
昔はよく材木座や大船あたりをぶらぶらしてましたよ。

それに、いつ見ても江ノ電はいいですね。
Commented by setuojiji at 2012-07-09 21:02
鎌倉レポート歴史の移り変わりを交えての記述、いつもながら楽しく見させて頂きました、鎌倉大船の昔懐かしい映画をユーチューブで紹介するなど、見習いたいものです。
Commented by rollingwest at 2012-07-10 06:06
tomiete3様、スライドテクのご教授楽しみにしております。いろいろと試されておりますね。これからも勉強させて下さい。
Commented by rollingwest at 2012-07-10 06:11
ひつじ雲様、鎌倉は洋館や昭和モダン建築の宝庫の地でもありますね。2年前にNHK「美の壺」で鎌倉特集をやっていましたが、鎌倉は関東大震災で大津波に襲われ中世~江戸時代の建物が軒並み流されてしまったそうです。その後の昭和初期の復興で避暑地ブームや文人進出も相まって鎌倉に再発展の波が訪れがモダンな建築が次々に建てられたのだそうです
Commented by rollingwest at 2012-07-10 06:20
じょんのび様、花の寺・光則寺のコメントに鎌倉通とお見受けいたします。小生はまだヒヨッコでこれから徐々に勉強でございます。「砂の器」は何度見ても泣けてしまいます。日本映画の最高峰作品と今も崇めております。野村芳太郎監督では「鬼畜」も感銘する作品でした。
Commented by rollingwest at 2012-07-10 06:26
ことのは様、鎌倉には相当造詣が深いみたいですのでこれからも色々と教えて下さい。松竹大船撮影所跡地はもう映画の痕跡はございません。2000年に完全閉鎖されて、松竹が残っていた敷地を鎌倉女子大学に売却しております。
Commented by rollingwest at 2012-07-10 06:32
m2-home・BULL様、江ノ電のレトロ電車が鎌倉の切通しや湘南の海、そして一般住宅の脇をトコトコ走り向けていく光景に鎌倉独自の絵を感じまする。
Commented by rollingwest at 2012-07-10 06:40
setuojiji様、昔の鎌倉職場旅行の思い出がフラッシュバックされておりますでしょうか?昔懐かしい映画は「東京物語」「二十四の瞳」と思いますが、日本の女性があのようなおしとやかな言葉遣いや立ち振る舞いをする時代はもう戻ってこないのでしょうね・・(苦笑)
Commented by biigle at 2012-07-10 08:47
このコースもお散歩に絶好ですよね。
鎌倉文学館は建物も庭も花も独特の魅力があります。
夏休み前に由比ガ浜を散歩したいのですが
もう既に人だらけで秋まで順延かなぁ・・・
Commented by hirospace at 2012-07-10 09:03
北に住むものととしては、湘南という土地には憧れのようなものを感じます。
江ノ電、鎌倉・・も同様です。
大船撮影所は鎌倉にあったのですね。
名作や今は亡くなられた名優が昭和を色濃く映し出すようです。

近場の低山ばかりですが、数だけは今年はすごいです。
自分の背丈にあった山で楽しみたいと思っています。
Commented by biwakokayo4 at 2012-07-10 10:13
鎌倉って山も海もあっていい場所ですね。
一度だけ行ったことがありますがもっとゆっくりしたいと思いました。
車の湘南ナンバーもかっこいいし・・・(笑)
鎌倉に対する憧れみたいなものもあります。
旧前田侯爵邸…立派ですね。住んでみたい。
Commented by matsu at 2012-07-10 18:42 x
最近、映画がらみのネタが続きますね。昔の日本映画ファンとしては、書き込みたいことが多すぎて、困ってしまいます。鎌倉を舞台とした小津安二郎の往年の名作、「晩春」や「麦秋」、小津以外にも木下恵介や山田洋次等松竹大船の名作の数々を思い出し、感慨に耽っていたら、原節子と並ぶ日本映画界の大女優山田五十鈴の訃報が入ってきました(享年95歳)。さらに、時代劇やヤクザ映画の悪役で有名な遠藤太津朗の訃報も・・・。このところ、ザ・ピーナッツの伊藤エミ、地井武男等愛着のある芸能人の訃報ラッシュが続き、何とも淋しい限りです。
Commented by hibikorekouji2 at 2012-07-10 19:33
由比ヶ浜の遠浅浜、本当に凄い遠浅ですね!
瀬戸内海では、見かけられない光景だと思います。
「多島美」と言われる瀬戸内海を見慣れた私には、水平線が見られる海は憧れです。
初めて水平線を見たのは、日本海だったと思います。
Commented by yodogawasyuhen at 2012-07-10 20:56 x
こんばんは
鎌倉の歴史が覗えます。
文学に貢献した街ですね。
昭和が懐かしいです。
Commented by hohoemi-77a at 2012-07-10 21:07
こんばんは~♪
鎌倉はやはり憧れの地ですね。
大船撮影所は良く聞きましたが鎌倉にあったのですか~
昔の懐かしい映画を紹介して頂きましたが~
「二四の瞳」は忘れられないですね。
そして「砂の器」も良かった!
ミステリー小説ばかり読んでいたので…
松本清張のファンでした。
Commented by rollingwest at 2012-07-11 06:02
びーぐる様、夏の海水浴シーズンは由比ガ浜や江の島周辺にはあまり近づきたくないですね~。
お互いに次回ここへの訪問は、やはり秋まで待ちましょう!(笑)
鎌倉文学館は東京・横浜や神戸にもない独特の雰囲気があります。
Commented by rollingwest at 2012-07-11 06:12
hirospace様、小生も新潟県生まれ育ちなのでよく解りますが、北陸に住む人から見れば湘南海岸・富士山・伊豆・静岡エリアって最も行きにくい場所なんですよね。東京に出るだけで精一杯でしょうから、そこからまた1~2時間以上かけて移動するアプローチが相当不便なのだと思います。でもフォッサマグナ構造線では静岡~糸魚川(北陸)は一気通貫なのですが・・。言い換えればこの構造線によって成層された北・中央・南アルプスの大山脈が双方を隔ていることの証拠ですね。
Commented by rollingwest at 2012-07-11 06:23
biwakokayo4様、前田侯爵って加賀前田家の末裔なんですよネ。尾張から身を起こし織田信長に仕え、秀吉のもとで五大老となり、関ヶ原合戦で徳川側について江戸時代の大大名となり、明治維新後は侯爵・華族となって生き抜いた前田家という家系は大したもんだと思います。本当に凄いね~!あたり前田のクラッカー!(意味不明・・古!)
Commented by rollingwest at 2012-07-11 06:35
マツ殿、怪獣映画の次は松竹映画でマツさんの琴線をくすぐってみました~(笑)
さすが青春時代に映画漬けだっただけにコメントは深いですね~!小津安二郎作品はやはり素晴らしいです。美人薄命とは言いますが、原節子様が百歳まで生きたらまたも伝説に伝説が重なりますね。ところで3日後は貴殿と一緒に北海道の山に登っているはずですが天気が良くなってほしいものです。
Commented by rollingwest at 2012-07-11 06:43
hibikorekouji2様、なるほど!確かに瀬戸内海の海では水平線や遠浅の海は見かけられないですね!小生は逆に瀬戸内海の島並みや美味しい海の幸に憧れまする・・!

Commented by rollingwest at 2012-07-11 06:48
yodogawasyuhen様、鎌倉はこれ程までに数々の文人が集った街だったんだとあらためて知りました。彼らの文学は殆ど読んでおりませぬが・・(苦笑)
Commented by rollingwest at 2012-07-11 07:01
hohoemi-77様、大船は鎌倉市なんですが、鎌倉市だと思っていない人が実に多いんですよね~!「横浜戸塚区?藤沢ですよね?」とか、もっとひどいのは「大船市じゃないの~?」っていう誤解もあるくらいです。かく言う小生もかつては大船市だと思っていました。(苦笑)駅前の雑然とした雰囲気がが鎌倉って感じじゃないんですよね~!でも、ここから小生が最も愛する「砂の器」が撮影されたんだ・・と思うと、一目置かざるを得ません。(笑)
Commented by masaok15 at 2012-07-11 15:44
本日、バルト3国の歴訪を終えてポーランドのワルシャワに着きました。お陰さまで体調も良く、順調に旅を続けております。
鎌倉は先般の記事にあった極楽寺の近くに友人が新居を建てたので久し振りに訪れ、友人ご夫妻とあちこちを散策しました。・・・懐かしくもあり、また、雰囲気の良い町ですね。
Commented by yokuya2006 at 2012-07-11 19:17
鎌倉、湘南、文化的です。
対して、東京の東側たる我が千葉はと云えば、文化はあるが洗練を感じさせませんねぇ。
東京の東と西で、この違いはどうしたことなのでしょう。
でも、田舎者の私は、千葉が好きです。都内に出ても江戸城の向こう側は、何か波長が合いませんもの。
Commented by rollingwest at 2012-07-12 06:03
マサオ様、もう東欧バルト3国からポーランドですか!ご無事の旅何よりです。鎌倉もコンパクトながら見所が満載です。雄大なる世界旅行の後は、また日本の古寺社・史蹟も訪ねてみてホッとされて下さい。
Commented by rollingwest at 2012-07-12 06:21
バイオマスオヤジ様、小生も新潟の田舎者ですので湘南の雰囲気は全く萱の外でございます・・(笑) でも鎌倉は自分でテーマを決めて廻ろうと思うと結構色々なバリエーションがあって楽しいです。千葉の史蹟というと鋸山・日本寺の磨崖仏は素晴らしいなと思いました。
Commented by KawazuKiyoshi at 2012-07-12 14:41
鎌倉には、あまり、行かないですねー。
歴史の街ですが
数学者はあまりいないのです。
ふふふ
今日もスマイル
Commented by ykms07 at 2012-07-12 19:37
こんばんは☆
鎌倉にシネマワールドってのがあるんですね!?
映画がわりと好きなので
行ってみたいですねo(^-^)o
Commented by まき子 at 2012-07-12 22:57 x
ここのところ、鎌倉ってまた人気が出てるんでしょうか。
雑誌の特集やTVでもよく見かけるなぁと思います。
土日だと「混んでそうでやだな…」とついつい行かなくなっちゃうんですが、
もう何年も行っていないので、駅周りも変わったんでしょうかね〜。
人がまばらなときに行ってみたいものです。
Commented by desire_san at 2012-07-12 23:04
こんばんは。
鎌倉シネマワールドはまだあるのですね。最近はいろいろなものがなくなるのでもうないかと思いました。

石狩岳に行かれるとのこと、ご参考までに写真をご紹介しまする
http://desireart.exblog.jp/11047504/
Commented by rollingwest at 2012-07-13 06:21
KawazuKiyoshi様、数学者は鎌倉には行かないものなのですね。ふふふ、それもよかり、例外をつくるもまたよし・・・、ほほほ、今日も素参る・・(笑)
Commented by rollingwest at 2012-07-13 06:28
ラズベリースイート様、「鎌倉にシネマワールドってのが【昔あったんです】ね!?」とコメント内容を訂正させて頂きますので、記事内容をご確認下さいネ~。今、突然思い立って鎌倉シネマワールドに行ってしまったら鎌倉女子大の構内に迷い込んでしまいます・・・。それはそれでまた楽しみか~!(笑)
Commented by rollingwest at 2012-07-13 06:42
まき子様、鎌倉は多分2~3年後には世界遺産指定される可能性があります。そうなっちゃうと今でも人混みが凄いのに、ますます観光客に溢れてしまうことでしょう。行くなら今のうち~!まき子様が大学時代に過された横浜称名寺も鎌倉と一緒に世界遺産申請をしております。
Commented by rollingwest at 2012-07-13 06:47
desire_san 様、上記の方にも鎌倉シネマワールドがまだ健在と勘違いされた方がいらっしゃったので小生の記事が解りにくくてすみませんでした。上記掲載した写真はもう15年ほど前に営業していた頃の古いものです。不採算で、今は鎌倉女子大に売却しております。
石狩岳の写真ありがとうございました。日高山脈に似た原始的な雄大さ感じます。一足早い夏休みを取得してこれから羽田空港を出発いたします。熊に喰われないよう気をつけます。(笑)
Commented by doronko-tonchan at 2012-07-13 07:28
これらの映画は全て見ました。
私は夕張出身なので「幸福の黄色いハンカチ」は何度も見ました。
それにしても rollingwestさんのブログは凄いです。
大変な労力を費やすものと敬服します。

洋楽コーナーですが私のPCが虚弱なのかどうも重たいようで
コメントが容易に出来ず失礼ながらこちらにさせて頂きます。
卓越した解説に拍手です! 
楽しく拝見させて頂きました。(^^)
Commented by arak_okano at 2012-07-14 20:35
rollingwest さん、アラックです。
またまた、地球の歩き方を超えるバグースですね。
鎌倉・湘南いいですよね!!
Commented by しむけん at 2012-07-14 22:06 x
鎌倉シネマワールド行ったってのは自慢できるよ。今あったら、中高年が間違いなく定番で行く観光地で大繁盛だったろうに、残念でした。時期を見間違えたんですな。あるいは辛抱が足りなかったか。
数々の映画、思い出があります。「君の名は」だけ見てませんが、他は見ています。東京物語、いいねー。あのローアングルの動かないカメラ位置が素晴らしい。小津作品は癒されます。砂の器の父子の巡礼の旅と日本の四季の美しさ、素晴らしい。巡査役の証言する緒形拳の長セリフは驚異です。やっぱり日本最高の役者の一人ですよね。
Commented by Soul Mate at 2012-07-15 16:57 x
おぬしはほんとお寺が好きじゃの。ワシは霊がウヨウヨしとるけん苦手。「東京物語」ええねえ。笠智衆と東山千恵子の広島弁が泣かせる。戦死した息子のやさしいお嫁さんの原節子は小津監督の
理想の女性像かの?しかし小津監督が生涯独身じゃったのと小津監督の逝去後に原節子が遁世者となったのは謎じゃねえ。。。
Commented by rollingwest at 2012-07-16 19:28
doronko-tonchan様、上記に掲載した映画を全て観たのですか!これは相当なツウですね~!洋楽の方も小生と相当に趣味が合い詳しいので嬉しくなっちゃいます。これからもよろしくお願いいたします。ところでニペソツ山に石狩岳は本当に素晴らしかったです!(2峰ともかなりハードでしたが・・・)帯広の街を走り、30年前に室蘭で過した時に聞いた北海道弁や街並みが実に懐かしく蘇りました。
Commented by rollingwest at 2012-07-16 19:36
アラック様、地球の歩き方とは正反対で、日本国内をチョコチョコ・こまごまと歩いております。(笑) いよいよ本格的な盛夏到来ですね。ダイビングで大いに夏を楽しんで下さい。
Commented by rollingwest at 2012-07-16 20:16
しむけん様、鎌倉シネマワールドは確かに見に行っておいてよかったです。経営がうまくいかなかったのは、バブル時代のコストを回収するのは相当多くの定常的な入場者が必要な中で、映画テーマパークにしてはコンセプトや舞台規模が中途半端だったから、やはり長続きしなかったね。常に高いリピート率を誇るディズニーやユニバーサルスタジオ等はやはり魅力・スケールがあまりにもハイレベルで他のテーマパークは敵わないとつくづく思う。ところで「東京物語」のローアングル撮影は「砂の器」の緒形拳へのコメントはやはり映画通コメントですなあ・・。でも「砂の器」は何と言ってもハンセン氏病の父親役を演じていた加藤嘉の鬼気迫る演技が素晴らしすぎる・・。
Commented by rollingwest at 2012-07-16 20:31
聖二殿、「小津監督が生涯独身で監督の逝去後に原節子が遁世者となった」・・、なるほど!なかなか鋭い推理力を発揮しておるなあ・・。お主のコメントからはいくつも面白いことが発見させられることが多いよ。(笑)
Commented by わかこ at 2012-07-18 20:23 x
大船観音、全身だと思って近づいたら、胸像だったのでがっかりした記憶がある(^〇^)。それでも胸から下が埋まっていて 地底に降りられるようになっていたら、わくわくしただろうに(^〇^)。地上だけだった。(^〇^)その時、大船撮影所も行ったが、三年しかなかったのね\(◎o◎)/!小津作品も見たことがない私だから あまり印象がなく、座ると音で臨場感が伝わってくるって仕掛けの電車車両があったような気がする。そんなことなら、もっと良く見ておけばよかったにゃ~。
Commented by kwc_photo at 2012-07-19 00:31
映画、といえば京都と思っていましたが、鎌倉も映画にゆかりのある街なのですね。
小津安二郎といえば、超有名!な監督ですよね。
原節子さんは、いま見ても美しい・・・。
砂の器といえば、丹波哲郎の熱演!ですね。
Commented by rollingwest at 2012-07-19 06:08
猫わか様、胴体だけ埋まった白観音・・、小生の場合は胴体埋まった穏やかな埴輪が突然に怒りの顔に変身した大魔神(大映映画)を思い出してしまいました~!。あっ大船は松竹映画の場所でしたね~!失礼しました、大変魔!(どっかで聞いたようなお名前だ・・)
Commented by rollingwest at 2012-07-19 06:36
KWC様、小生まだ京都太秦に行ったことがないので、いつか訪問して見たいと思っております。京都は東映でしたね。
砂の器は、確かに丹波哲郎や森田健作の熱演もよかったです!渥美清が演じた映画館の管理人もよかったなあ・・
Commented by 小石 at 2012-07-22 09:39 x
「砂の器」私は見ていないけれど、動画を見せて頂き、こういう作品でRWさんが涙を流していたとは・・・想像すると、懐深いRWさんの一面が理解できてなるほどと新たなる発見でした。それにしても、知も体も芸も得も四つ揃えでアツイ青春送っていたのね~
ほんの一こまだったけれど、素晴らしい作品ね。でも、今見るには、なんだかあまりにも悲しそうで、この体には辛すぎそうです。

先日、産大の先生から、「書院造」の事を教えて頂いたの。でちょっとインターネットで調べていたら、キーン先生が東北大学の創立80周年記念シンポで、「東山文化と現代の日本」というテーマで御講演をされていました。内容がとてもわかりやすく、面白かったので、良かったら見てね。RW先生の事だから、すでに知っていると思いつつ・・・何も知らぬ恥を忍んで書きました(笑)
Commented by rollingwest at 2012-07-22 14:05
小石ペガサス様、「砂の器」は日本映画史に残る最高傑作!何回見ても感動的な映画です。特にラストシーンでの加藤嘉(ハンセン氏病で隠遁していた父親・千代吉)のセリフ。「ああ~っ、俺ア~そ、そんな人知らねえ!」・・、有名なピアニストになった息子にこんな病に冒された父親などは存在しなかった・・と、緒形拳に訴えるセリフ・・。この場面は涙が止まらないですね~。一度レンタルビデオを借りて御覧になってみて下さい。
(PS)キーン先生の記念館の完成もあと1年余りですね。故郷で入館できる日を楽しみにしております。シンポ記事ネットで調べて見てみます。

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