<2007年4月29日>横浜開港の道(07GW・家族散策)


今年のゴールデンウイークは骨折治療の自宅療養につき、遠出旅行やハイキングは謹慎の身。
しかしコルセット装着の身体とはいえ、もう完全に自由自在の生活ができるようになっています。

今回心配かけた家族への罪滅しに 、近場の横浜へ出かけて中華街でご馳走することにしました。
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横浜は通算勤務期間が7年間とサラリーマン生活で最も長かったため、平成の初めから街の変貌をずっと見てきましたが、ここ数年間はさらに開発・リニューアルが進んでいます。
現在もみなとみらい周辺は新たなビル・施設・マンションが続々と建築中であり、数年後その姿は目を見張る様子でスピーディに変わっていくことでしょう。


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....運河を跨ぐ散策路「汽車道」付近から望む「みなとみらい」夜景を望む。.....
(インターネット壁紙サイトより写真拝借いたしました)


今回は「横浜開港の道」・・・(みなとみらい~赤レンガ倉庫~山下公園~中華街~横浜クルーズ)
定番メインルートの散策とマリンシャトルで「海から望むみなとみらいの風景」をレポートします。


....↓家族3人の横浜みなとみらい散策、スタート!(帆船日本丸の前で)......c0119160_20311419.jpgc0119160_20374559.jpg
......あいかわらずランドマークタワー(日本一の70階)はどでかい!↑.......



★横浜みなとみらい

みなとみらい地区(以降MM地区と称します)は、まさに洗練された未来都市。
思えば今から18年前(平成スタートの年)、この地で横浜博覧会(YES‘89)が開催されました。
新婚まだ2年目でいろいろな意味で懐かしくよき時代であった頃、超満員の人混みの中をカミサンと2人で各パビリオンを目一杯観て回ったことが懐かしく思い出されます。c0119160_17494836.gif
その博覧会開催が今の未来都市整備のスタートであり、当時の展示・建築物で残っているのは「日本丸」「マリタイムミュージアム」「コスモクロック(大観覧車)」「遊園地」「横浜美術館」等です。

その後、横浜パシフィコとインターコンチネンタルホテル(ヨットの帆形)がオープン、そして日本一のランドマークタワーが完成すると一挙に観光スポットとしてのメイン地区に成長していきました。
静岡転勤直前の頃はクイーンズスクエア、ホテルパシフィックも完成していた記憶があります。


日本丸メモリアルパークや「汽車道」散策路から見るMMビル群と運河風景c0119160_2127433.jpgc0119160_2112029.jpgc0119160_21121798.jpg

「汽車道」は明治期の臨港鉄道遺構と橋梁を利用して整備されたプロムナードの道です。運河の上を横断しながら散策できるため、水辺越しに見る未来ビルのい風景が水面光に映えて非常にいい感じ!


横浜勤務時代(平成4~10年)に感じていた横浜市の印象は、MM地区と山下公園・中華街地区との交通アクセスが相互に不便だったことから、各エリアはお互い独立反目・競争しあっている感があり、当時の山下・中華街エリアは新興MM勢に押され防戦・凋落傾向の雰囲気がありました。
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しかし2004年に地下鉄「みなとみらい線」が開業して東横線との乗り入れができるようになってから、当該エリアへのアクセスは抜群によくなり乗降客は一挙に増加、俄然元気に復活して今は完全にリベンジを果たしている状態にあります。



★「横浜開港の道」と「赤レンガ倉庫」

横浜は2009年に日米和親条約~開港から数えて150年の歴史を刻みます。
この歴史事業の一環として新しい観光スポットやプロムナード道が急速に整備されてきました。
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MMと山下公園を結ぶ「横浜開港の道」(汽車道・山下臨港プロムナード等)が開通すると、かつて分離対立(?)していた両エリアに一体感が醸成され良い相乗効果が出てきたような気がします。
快晴の運河水面を横断する汽車道プロムナードを歩き抜けると赤レンガ倉庫が見えてきました。

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こうやって歩いてみると横浜の港エリアは広いもんですねえ・・・。ランドマークがあんなに遠く・・・。


赤レンガ倉庫は明治末期に横浜税関の貿易保税倉庫として建築され、新港埠頭の発展に寄与してきたものの、時代とともに倉庫取引量減少で平成元年に廃止されました。その後、横浜ウォーターフロント観光・文化の象徴の1つとして煉瓦倉庫の保存活用が提唱され、改修・整備が行われた結果、舞台・展示ホールの文化発信基地と商業施設が2006年にオープンしています。

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さすが横浜の風景・・・! 威厳ある歴史的な赤煉瓦建築がここに出現して以来、横浜ウォーターフロントの雰囲気は以前にも増して深みある楽しい観光都市になってきたように思えます。
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威厳ある横浜赤レンガ倉庫。かつては生糸や絹織物の横浜貿易の保税倉庫として利用された。


赤レンガ倉庫から山下公園に向かうと、アクセスする散策路「開港の道・山下臨港線プロムナード」が整備されていました。この路は海沿いにショートカットして接続・敷設されており、この路のお蔭で「かつては分離されていたMMと山下公園はこんなに近かったのか!」と改めてビックリします。
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散策路を進むと右手にモスク風の横浜税関「クイーンの塔」が見えてきました。
横浜には歴史的な3塔建築があり神奈川県庁の帝冠様式塔を「キング」、横浜税関の塔を「クイーン」、横浜開港記念館の塔を「ジャック」と呼んでいるそうです。(欧米かっ!?そう洋風です・・・)

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開港の道」を逍遥散歩。イスラム寺院を思わせる横浜税関「クイーン塔」↑を見ながら山下公園へc0119160_21541516.jpgc0119160_215507.jpg
途中には廃墟然としたトタンの港湾小屋、レトロショップ脇での釣り人・風景・・・。なかなか粋です。



★花と緑の山下公園

新緑のさわやかな山下公園。まだ到着時間が10時と朝早いためゴールデンウイーク初日にもかかわらず人の姿はまばら。やはり山も観光地も訪れるときは早めの仕掛けが必要不可欠ですね。


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人混みない新緑の山下公園。先日の川崎大師同様に、ガランとした風景は独占的で素晴らしい!

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山下公園は一面あざやかな花に彩られていました。
ゴールデンウイークの華やかな季節を象徴するような芸術花壇のオンパレード。
あちこちに竹やサボテンとコラボレーションされた鮮やかな創作の花々が公開されており、ついつい見入ってしまいます。

↓雲ひとつない空気の澄んだ青空の「みなと風景」に、生き生きとした花たちが見事に映える。c0119160_225986.jpgc0119160_2252813.jpg
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↑筍や竹茎と組み合わされたルピナスやガーベラ、創作芸術花壇は美しく独創的でおもしろい!


氷川丸の近くまで来ると、若いお兄ちゃんが大道芸を披露しています。
一輪車や火炎棒を駆使しながら見せる技術力とお笑いトークのパフォーマンスは実に見事!
最初はまばらだった観客が、見る見る間に厚い人だかりへと変わっていきました。
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噴水公園越しには、「マリンタワー」も見えます。「マリンタワー」「氷川丸」といえば、かつての横浜港を象徴する人気観光スポットでした。
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その2つの施設は、残念ながら昨年末に運営会社の経営不振で閉鎖されてしまいました。でもご安心ください。開港150年事業のイベントまでには、新運営会社が選定され再び営業再開をめざす運びになっているそうです。
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歓声が上がる大道芸パフォーマンス。かつて横浜の象徴だった「氷川丸」「マリンタワー」は閉鎖中



★中華街の風景

さて次は本日のメインイベントである家族への償い「中華街」での食事、山下公園から「朝陽門」をから入っていきます。昔に比べ街全体は奇麗に装飾され非常に活気溢れた印象を受けました。
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.....「朝陽門」は中華街の東側(山下公園・海側)を司る門で、青の色彩装飾が非常に美しい。.....


当初の予定では中華街には早めに到着し人混みを避けるつもりでしたが、途中あちこちの道草食いで着いたのは結局12時になってしまいました。

どの中華飯店もすでに、人・ひと・ヒトの行列・・、最悪~恐れていたパターン・・。
まあこうなったらしょうがない、味は二の次でも時間優先でとあちこちを徘徊。でもどの店も混雑。


↓賑わい活気づく中華街。メイン時間になると、有名な飯店はどの店も大行列。
............. 中華街のシンボル「関帝廟」(後漢時代の武将を祀る)↓.......
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.....↑鮮やかな色の中華菓子たち、買い物するならば「重慶飯店」(朝陽門を入って進んで左側)がお薦め。バラエティに富んだお菓子を沢山売っている。......


ようやくカミサンが昔から知っている店(適度な混雑度)に入り、味もまずまずの料理を楽しんだあとは中華街の見所スポット散策や中華菓子などのお土産を買いに街の中を歩き回ります。
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最近10年は「関帝廟」が中華街の象徴的な廟堂として君臨していましたが、昨年もうひとつ媽祖廟(まそびょう)という新しい見所がデビューしています。
媽祖とは、中国で「天上聖母」という名で祭り崇められている歴史実在上の人物であるとのこと。
よくわかりませんが、さしずめ日本の聖徳太子や菅原道真の女性版といったところでしょうか?

この廟堂門も原色鮮やかな装飾がびっしりと施され、何か沖縄首里城守礼の門にも似ています。日光東照宮陽明門にも共通印象があり、中国文化の影響を受けていることは間違いありません。

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...絢爛豪華な媽祖廟。中国建築の形・デザインは日本・韓国・沖縄・東南アジア文化のルーツ....


★横浜ベイクルーズ

中華街で満腹になりお土産も買ったので、まだ早い時間ですがそろそろ帰路につきます。
電車で帰るのも能がないので、横浜ベイクルージングを楽しみながら横浜駅に着くルートを採用。
山下公園桟橋(氷川丸の隣)から、横浜駅東口(そごう側)桟橋まで結ぶシーバスが1時間に3~4便定期運行しており、「開港の道:散策」の有終の美を飾るにはふさわしいパノラマクルーズです。

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.....山下公園から出発、氷川丸とマリンタワーの姿が遠ざかっていく。.........c0119160_2329933.jpgc0119160_23292926.jpg
.....横浜ベイブリッジやランドマークタワー、MM遠景シルエットが煌く水面に映える。....


みなとみらい地区の開発はさらに進み、横浜Fマリノスのホームスタジアムやその他アミュージメント施設も完成するようです。ちょっと見ない間にまたその姿を変えていることでしょう。

横浜開港の道」は、横浜ベイ全体に散在していた各所観光スポットを有機結合させて、その個々の価値を相乗的に高めてくれたような気がします。山もそうですが、観光都市もいろいろな散策のバリエーションがあればあるほど、また来たいという気持ちになるものです。
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横浜という都市は常に生まれ変わり、その魅力は増していくことと思います。
横浜開港150年事業をあと2年後に控え、どんな姿に変わっていくのか今から楽しみですね。


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  by rollingwest | 2007-04-29 20:22 | 都会の風景 | Comments(3)

Commented by 聖二 at 2007-06-03 23:32 x
髪型が学生時代と変らんなあ。(爆笑)
Commented by rollingwest at 2007-06-04 05:59
聖二、退職引継ぎ業務は順調か?
はよ、帰国して来い!一杯やろうぜ。
今後ともよろしくね。
Commented by おっちょこ at 2008-01-07 21:56 x
暇で、下に来てみましたらコメント2を見つけ、投稿します!
家族サービスいいですね~。可愛い娘さん。可愛くて、可愛くて仕方ないでしょうね。私は、長男は今年もう社会人だし、次男は今年から函館、上と10歳離れての娘だから・・もう・・主人より私がメロメロ・・・可愛くて。 二人でお料理するのが、何より幸せで~す!

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