<2008年3月>洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(自分史):(その3)
↓洋楽(ロック・POPS)に魅せられて40年(その1)~(その2)から続く
洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(その1)
洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(その2)
★プログレ・ハード等のロック爛熟期(1970年代中盤から1980年代初頭にかけて)
クイーンは「オペラ座の夜」でロック史における偉大なバンドとして世界的な地位を確立しました。
「ボヘミアンラプソディ」はクラシックを取り入れてダイナミックに展開する壮大な組曲のような歴史的名作!
伝説のボーカリストのフレディマーキュリーが亡くなってからもう17年の歳月が過ぎたんですねエ。
クイーン完成・爛熟の頃も尊敬していますが、73年デビュー「戦慄の女王」のワイルドな時期も大好き!
(左)クイーン「戦慄の女王」(デビュー) (右)TOTOの名盤「ハイドラ」、「聖なる剣」はグラミー賞
(中)クイーン「オペラ座の夜」、「ボヘミアンラプソディ」は20世紀の史上最高名曲に選ばれた。
TOTO・ボストン・フォリナー・カンサスは大学時代に聴きまくった「プログレ・ハード融合のロックグループの四天王」とでも申しましょうか。「産業ロックの先鞭」などと言われることも多いですが、小生はその高い音楽性・洗練されたサウンドが大好きです。その実力は十分評価されるべきと思います。
(左)ボストン「宇宙の彼方へ」、 (右)カンサス「永遠の序曲」(名曲ダストインザウインド)
(中)フォリナー「ダブルビジョン」、デビューアルバム「フォリナー」にはイアンマクドナルド(Kクリムゾン)も参加
ボストンは最も尊敬するグループの1つです。トムショルツのギター・オーケストレイション手法は、壮麗で緻密な完成されたサウンドです。TOTOもグラミー賞を取る大物バンドにまで成長し、フュージョンの隆盛にも影響を与えました。リズミカルで格好いいフォリナー、少し暗くて渋いカンサス。皆ヨカッたね~!
(左)ジャーニー「エスケイプ」。他に「インフィニティ」「デパーチャー」も名盤、 (右)エイジア(詠時感)
(中)スティックス「コーナーストーン」、「ベイブ」や「カムセイルアェイ」は名曲
「産業ロック」とは「商業的成功ばかり考え、権力反逆から生まれるロック本来の心を忘れている」とロック評論家・渋谷陽一が批判した言葉です。初期四天王もそうですが、上記後進3グループも同様の評価をされがち・・。産業ロックと揶揄されても、彼らの音楽性は非常に高く、小生は今も大好き。
ジャーニーは秀逸(スティーブペリーシャウト大好き)、エイジアは豪華、スティックス(初期限定)は清廉さ。 (左)スーパートランプ「ブレックファーストインアメリカ」 (右)キャメルの「ブレスレス」は絶対の必聴名盤
(中)アランパーソンズプロジェクト「アイインザスカイ」、POPな路線に転換
プログレ音楽を知的なPOPサウンドに進化させていったグループも次々と誕生します。スーパートランプ、アランパーソンズ、ELO(エレクトリックライトオーケストラ)等は、現在も愛聴するマイ・フェイバリット。
アランパーソンズって、ビートルズの「アビーロード」の製作に関わった名エンジニアなんですよ。
ELOの武道館コンサートは、レーザー光線を駆使したパフォーマンス(当時は非常に先進的)で最高だった!
(左)ELO「アウトオブザブルー」、初期の渋い時代も大好き (右)渋くてかっこいいリトルリバーバンド
(中)スティーブミラーバンド「ペガサスの祈り」、テクノっぽいけどブルースやPOPな多面性
(左)スティーリーダン「エイジャ」、山口小夜子がモデル (右)ダイアーストレーツ「デビュー」
(中)ポリス「白いレガッタ」、ソロになったスティングはその後も大活躍
「アメリカンバンド」でグランドファンクレイルロードが見事復活をしたり、アメリカ正統派ロックの継承者ブルーススプリングスティーンが登場してブレイク! 先に紹介したウエストコースト勢のブームに負けじと、米国のハードロッカー達も俄然元気になり出したのがこの頃です。実にワイルドだね!
(左)ブルーススプリングスティーン「明日なき暴走」 (右)バッドカンパニー(フリーの後継バンド)
(中)グランド゙ファンクレイルロード「アメリカンバンド」、初期の時代からは一皮剥けた。
ロックはジャズなどとも高度な融合を重ね、やがてフュージョンとして発展していくことになります。
往年の有名アーティスト達も、年を重ねるごとに大物ミュージシャンとして重鎮の風格を備えていきました。
(左)ラーセンフェイトンバンド (右)エリッククラプトン「ティアーズ・イン・ヘブン」、大人路線へ転換
(中)ドナルドフェイゲン「ナイトフライ」、スティーリーダンからの独立。都会派の渋さ
こうして自身の学生時代は、ロック発展の歴史に大きな足跡を残した1970年代とともに終了・・。
1980年に社会人となり、境遇・時代の変化とともに音楽の楽しみ方も徐々に変わっていきます。
★アナログLPレコード時代の終焉
今は携帯・PCに気軽に好きな曲をダウンロードする時代。我々世代は塩化ビニールのレコードで音楽を聴くのが当たり前、EP450円・LP2,000円・2枚組は3,000円でした。(当時の物価では高価な買物) アルバムジャケットの芸術性も含め、LP1枚ごとに今も大きな愛着があります。針を落とす時、ブチッというアナログな温もり。スプレー・埃クリーナーでレコードは大事に扱っていました。ステレオは4チャネル時代、コンポに何十万円もかける散財マニアもいて、音楽は本当には金がかかる時代でしたね。
1980年になると貸しレコード店が大ブーム。お気に入り曲のカセットに録音することに没頭した時代です。音楽はレンタル文化がトレンドとなり1982年CDが初登場。LP時代は終焉期を迎えます。
毎日々LPを磨り減るように聴き、皆同じヒット曲を共有化する懐かしい時代が去ってしまいました。
★1980年代前半(AORやフージョンのブーム)
80年代はAORという大人志向のおしゃれな音楽がトレンド。カセットに録音したお気に入り音楽を流しながらドライブすることに目覚めた頃。ボズスキャッグス、クリストファークロス(エルトンジョンと同様に声と姿に落差があったなあ)、ボビーコルドウェル、エアサプライなどがその代表格です。 その他にもランディグッドラム、ピーターセテラ、ジョンオバニオン、エアプレイ、ロビーデュプリー、アレッシー、アハ、リチャードマークス、ジムフォトグロ等、沢山聴きました。こら、軟弱~と言うなかれ・・!
(左)クリストファークロス「アナザーページ」・容姿と声の落差に驚愕 (右)ア-ハ「ハンティングハイアンドロウ」
(中)エアサプライ「ロストインラブ」 軟弱だったけど好きだったね~。
(左)ピーターセテラ、シカゴから独立しバラードソロ歌手へ (右)ブライアンアダムス「レックレス」
(中)リチャードマークス「リピートオフェンダー」、美しいバラード「ライト・ヒア・ウエイティング」
大ブームとなったフュージョン系(ラリーカールトン、リーリトナー、ジョーサンプル、パットメセニー、アルクルー、エリックタグ等)も好きでよく聴いたものですが、もうこれ以上アルバム名盤の写真を載せるのは限界に近いのでフュージョンやクロスオーバーと呼ばれた本ジャンルの紹介はやめときます。(満載で・・、手一杯)
★1980代後半から昭和の終焉(バブル時代へ)
80年代はもう新しい感じがしますが,まだ小生にとって非常に魅力的でした。音楽の幅が更に広がり明るい印象があります。巷の好景気(バブルに向うのですが・・)も影響してるのかな。ファンキーなシンディローパーは実に楽しい!Mジャクソン、ライオネルリッチー、Bスプリングスティーンらの大物が終結して「ウィーアーザワールド」のライブエイドが開催されたのも大きな印象に残ります。
(左)ホール&オーツ「リッチガール」、「サラスマイル」時代がいい(右)シンディローパー「タイムアフタータイム」
(中)フィルコリンズ「ノージャケットリクワイアド」、ジェネシスから独立しヒットメーカーに。
B.スプリングスティーンの人気は絶頂を迎え、ボブシ-ガー、ケニーロジャース等のアメリカおじさん達も渋い野太い声で頑張っておりました。 ホール&オーツはデビュー当時の泥臭く渋い感じがよかったのに、途中から小洒落れた人気POP路線に転向してしまったのがちょっと残念かな・・。
(左)ケニーロジャース「愛ある限り」バラード調のカントリーロック (右)Jガイルズバンド「堕ちた天使」
(中)ボブシーガー「奔馬のごとく」、「アゲインストザウインド」も渋くていいね。
アイルランド出身のU2は、アルバム総売上は1億7千枚を越え、グラミー賞獲得22の偉大なロックバント。
リーダーのボノは世界的慈善活動家でありヨハネパウロ2世や米国大統領とも面談、ノーベル平和賞候補にも何度もノミネートされています。スターシップの「セーラ」は新婚旅行時に流れていた思い出の曲。
(左)ティアーズフォーフィアーズ「シーズオブラブ」 (右)スターシップ「フープラ」 Jエアプレインの流れ
(中)今や世界的な大御所となったU 2「ヨシュアトゥリー」
(左)カーズの「ドライブ」はいい曲だねエ・・ (右)ハート「アローン」、硬軟自在の女性ロックバンド
(中)ホイットニーヒューストン「ボディガード」
その他にはREOスピードワゴン、ヒューイルース&ニューズ、シンプリーレッド、リップスプリングフィールド、ハワードジョーンズ、クール&ザ・ギャング、ワム、マドンナ、カルチャークラブ、プリンス、コリーハート、ドンヘンリー、グレンフライ、バングルス、ナック等が活躍しましたが、もうジャケットを飾る余地がないので、名前の羅列だけで勘弁してください。
(左)エアロスミス(個人的には初期のドリームオンのほうが好き)、(右) ヴァンヘイレン♪ジャンプ!
(中)キッス「地獄への接吻」、「べス」はバラード調の名曲
産業ロックの面々もさらにPOPに楽しくなってきました。「ロックはビジネスじゃない。反逆心を持て」とか言っても仕方ねーよ。ベトナム戦争も終わって裕福時代の若者にそれを求めるのは無理・・。
80年代ハードロックはヴィジュアル、エンターテイメントに徹しており、それはそれでよいのでは・・。
(左)デュランデュラン「セブンアンドラクドタイガー」 (右)デフレパード「ヒステリア」、実にカッコイイ!
(中)ボンジョビ「ワイルドインザストリーツ」、POPなハードロックは日本でも大人気
80年代はパンクロック・前衛テクノ系も大きな足跡を残し、トーキングヘッズ・ブライアンイーンノなどが活躍。
ヘビメタもあまり聴かなかったけれど、デフレパードはいいですね!「ヒステリア」はハードロックのシンプルサウンドに現代テクノロジーを融合させた完成度高い名盤です。(全部シングルにしてもいい位の曲ばかり)
洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(その4:最終編)へ続く
洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(その1)
洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(その2)
★プログレ・ハード等のロック爛熟期(1970年代中盤から1980年代初頭にかけて)
クイーンは「オペラ座の夜」でロック史における偉大なバンドとして世界的な地位を確立しました。
「ボヘミアンラプソディ」はクラシックを取り入れてダイナミックに展開する壮大な組曲のような歴史的名作!
伝説のボーカリストのフレディマーキュリーが亡くなってからもう17年の歳月が過ぎたんですねエ。
クイーン完成・爛熟の頃も尊敬していますが、73年デビュー「戦慄の女王」のワイルドな時期も大好き!
(左)クイーン「戦慄の女王」(デビュー) (右)TOTOの名盤「ハイドラ」、「聖なる剣」はグラミー賞
(中)クイーン「オペラ座の夜」、「ボヘミアンラプソディ」は20世紀の史上最高名曲に選ばれた。
TOTO・ボストン・フォリナー・カンサスは大学時代に聴きまくった「プログレ・ハード融合のロックグループの四天王」とでも申しましょうか。「産業ロックの先鞭」などと言われることも多いですが、小生はその高い音楽性・洗練されたサウンドが大好きです。その実力は十分評価されるべきと思います。
(左)ボストン「宇宙の彼方へ」、 (右)カンサス「永遠の序曲」(名曲ダストインザウインド)
(中)フォリナー「ダブルビジョン」、デビューアルバム「フォリナー」にはイアンマクドナルド(Kクリムゾン)も参加
ボストンは最も尊敬するグループの1つです。トムショルツのギター・オーケストレイション手法は、壮麗で緻密な完成されたサウンドです。TOTOもグラミー賞を取る大物バンドにまで成長し、フュージョンの隆盛にも影響を与えました。リズミカルで格好いいフォリナー、少し暗くて渋いカンサス。皆ヨカッたね~!
(左)ジャーニー「エスケイプ」。他に「インフィニティ」「デパーチャー」も名盤、 (右)エイジア(詠時感)
(中)スティックス「コーナーストーン」、「ベイブ」や「カムセイルアェイ」は名曲
「産業ロック」とは「商業的成功ばかり考え、権力反逆から生まれるロック本来の心を忘れている」とロック評論家・渋谷陽一が批判した言葉です。初期四天王もそうですが、上記後進3グループも同様の評価をされがち・・。産業ロックと揶揄されても、彼らの音楽性は非常に高く、小生は今も大好き。
ジャーニーは秀逸(スティーブペリーシャウト大好き)、エイジアは豪華、スティックス(初期限定)は清廉さ。
(中)アランパーソンズプロジェクト「アイインザスカイ」、POPな路線に転換
プログレ音楽を知的なPOPサウンドに進化させていったグループも次々と誕生します。スーパートランプ、アランパーソンズ、ELO(エレクトリックライトオーケストラ)等は、現在も愛聴するマイ・フェイバリット。
アランパーソンズって、ビートルズの「アビーロード」の製作に関わった名エンジニアなんですよ。
ELOの武道館コンサートは、レーザー光線を駆使したパフォーマンス(当時は非常に先進的)で最高だった!
(左)ELO「アウトオブザブルー」、初期の渋い時代も大好き (右)渋くてかっこいいリトルリバーバンド
(中)スティーブミラーバンド「ペガサスの祈り」、テクノっぽいけどブルースやPOPな多面性
(左)スティーリーダン「エイジャ」、山口小夜子がモデル (右)ダイアーストレーツ「デビュー」
(中)ポリス「白いレガッタ」、ソロになったスティングはその後も大活躍
「アメリカンバンド」でグランドファンクレイルロードが見事復活をしたり、アメリカ正統派ロックの継承者ブルーススプリングスティーンが登場してブレイク! 先に紹介したウエストコースト勢のブームに負けじと、米国のハードロッカー達も俄然元気になり出したのがこの頃です。実にワイルドだね!
(左)ブルーススプリングスティーン「明日なき暴走」 (右)バッドカンパニー(フリーの後継バンド)
(中)グランド゙ファンクレイルロード「アメリカンバンド」、初期の時代からは一皮剥けた。
ロックはジャズなどとも高度な融合を重ね、やがてフュージョンとして発展していくことになります。
往年の有名アーティスト達も、年を重ねるごとに大物ミュージシャンとして重鎮の風格を備えていきました。
(左)ラーセンフェイトンバンド (右)エリッククラプトン「ティアーズ・イン・ヘブン」、大人路線へ転換
(中)ドナルドフェイゲン「ナイトフライ」、スティーリーダンからの独立。都会派の渋さ
こうして自身の学生時代は、ロック発展の歴史に大きな足跡を残した1970年代とともに終了・・。
1980年に社会人となり、境遇・時代の変化とともに音楽の楽しみ方も徐々に変わっていきます。
★アナログLPレコード時代の終焉
今は携帯・PCに気軽に好きな曲をダウンロードする時代。我々世代は塩化ビニールのレコードで音楽を聴くのが当たり前、EP450円・LP2,000円・2枚組は3,000円でした。(当時の物価では高価な買物)
1980年になると貸しレコード店が大ブーム。お気に入り曲のカセットに録音することに没頭した時代です。音楽はレンタル文化がトレンドとなり1982年CDが初登場。LP時代は終焉期を迎えます。
毎日々LPを磨り減るように聴き、皆同じヒット曲を共有化する懐かしい時代が去ってしまいました。
★1980年代前半(AORやフージョンのブーム)
80年代はAORという大人志向のおしゃれな音楽がトレンド。カセットに録音したお気に入り音楽を流しながらドライブすることに目覚めた頃。ボズスキャッグス、クリストファークロス(エルトンジョンと同様に声と姿に落差があったなあ)、ボビーコルドウェル、エアサプライなどがその代表格です。
(左)クリストファークロス「アナザーページ」・容姿と声の落差に驚愕 (右)ア-ハ「ハンティングハイアンドロウ」
(中)エアサプライ「ロストインラブ」 軟弱だったけど好きだったね~。
(左)ピーターセテラ、シカゴから独立しバラードソロ歌手へ (右)ブライアンアダムス「レックレス」
(中)リチャードマークス「リピートオフェンダー」、美しいバラード「ライト・ヒア・ウエイティング」
大ブームとなったフュージョン系(ラリーカールトン、リーリトナー、ジョーサンプル、パットメセニー、アルクルー、エリックタグ等)も好きでよく聴いたものですが、もうこれ以上アルバム名盤の写真を載せるのは限界に近いのでフュージョンやクロスオーバーと呼ばれた本ジャンルの紹介はやめときます。(満載で・・、手一杯)
★1980代後半から昭和の終焉(バブル時代へ)
80年代はもう新しい感じがしますが,まだ小生にとって非常に魅力的でした。音楽の幅が更に広がり明るい印象があります。巷の好景気(バブルに向うのですが・・)も影響してるのかな。ファンキーなシンディローパーは実に楽しい!Mジャクソン、ライオネルリッチー、Bスプリングスティーンらの大物が終結して「ウィーアーザワールド」のライブエイドが開催されたのも大きな印象に残ります。
(左)ホール&オーツ「リッチガール」、「サラスマイル」時代がいい(右)シンディローパー「タイムアフタータイム」
(中)フィルコリンズ「ノージャケットリクワイアド」、ジェネシスから独立しヒットメーカーに。
B.スプリングスティーンの人気は絶頂を迎え、ボブシ-ガー、ケニーロジャース等のアメリカおじさん達も渋い野太い声で頑張っておりました。 ホール&オーツはデビュー当時の泥臭く渋い感じがよかったのに、途中から小洒落れた人気POP路線に転向してしまったのがちょっと残念かな・・。
(左)ケニーロジャース「愛ある限り」バラード調のカントリーロック (右)Jガイルズバンド「堕ちた天使」
(中)ボブシーガー「奔馬のごとく」、「アゲインストザウインド」も渋くていいね。
アイルランド出身のU2は、アルバム総売上は1億7千枚を越え、グラミー賞獲得22の偉大なロックバント。
リーダーのボノは世界的慈善活動家でありヨハネパウロ2世や米国大統領とも面談、ノーベル平和賞候補にも何度もノミネートされています。スターシップの「セーラ」は新婚旅行時に流れていた思い出の曲。
(左)ティアーズフォーフィアーズ「シーズオブラブ」 (右)スターシップ「フープラ」 Jエアプレインの流れ
(中)今や世界的な大御所となったU 2「ヨシュアトゥリー」
(左)カーズの「ドライブ」はいい曲だねエ・・ (右)ハート「アローン」、硬軟自在の女性ロックバンド
(中)ホイットニーヒューストン「ボディガード」
その他にはREOスピードワゴン、ヒューイルース&ニューズ、シンプリーレッド、リップスプリングフィールド、ハワードジョーンズ、クール&ザ・ギャング、ワム、マドンナ、カルチャークラブ、プリンス、コリーハート、ドンヘンリー、グレンフライ、バングルス、ナック等が活躍しましたが、もうジャケットを飾る余地がないので、名前の羅列だけで勘弁してください。
(左)エアロスミス(個人的には初期のドリームオンのほうが好き)、(右) ヴァンヘイレン♪ジャンプ!
(中)キッス「地獄への接吻」、「べス」はバラード調の名曲
産業ロックの面々もさらにPOPに楽しくなってきました。「ロックはビジネスじゃない。反逆心を持て」とか言っても仕方ねーよ。ベトナム戦争も終わって裕福時代の若者にそれを求めるのは無理・・。
80年代ハードロックはヴィジュアル、エンターテイメントに徹しており、それはそれでよいのでは・・。
(左)デュランデュラン「セブンアンドラクドタイガー」 (右)デフレパード「ヒステリア」、実にカッコイイ!
(中)ボンジョビ「ワイルドインザストリーツ」、POPなハードロックは日本でも大人気
80年代はパンクロック・前衛テクノ系も大きな足跡を残し、トーキングヘッズ・ブライアンイーンノなどが活躍。
ヘビメタもあまり聴かなかったけれど、デフレパードはいいですね!「ヒステリア」はハードロックのシンプルサウンドに現代テクノロジーを融合させた完成度高い名盤です。(全部シングルにしてもいい位の曲ばかり)
洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(その4:最終編)へ続く
by rollingwest | 2008-03-18 19:06 | 洋楽(ロック・POPS) | Comments(20)
Commented
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神楽坂
at 2008-03-26 11:00
x
このところの陽気で花粉軍団飛来。鼻水に混じり、ついに脳みそまで出てしまった神楽坂でふ。わたくし、70年代は湘南に住んでいたもので横須賀も近く、ベトナム戦争とは無縁ではいられず、洋楽といえば反戦歌でありんす。ギターを買ってマスターしたのはジョーン・バエズ、PPM。S&Gなら「きよしこの夜~7時のニュース」、「スカボロー・フェア」も反戦歌。映画は「イージー・ライダー」でステッペン・ウルフ「ボーン・to・be・ワイルド」。で、ヘビメタの語源だすが、有力な説としてこの歌詞に「ヘビーメタルサンダー」とあり、ここから生まれたってのもある。反戦とロックは切り離せない関係だと思うのだが。ウッドストックがそうだよね。今のアメリカはどうなんだろう。イラク戦争の反戦歌ってあるの?ヒップホップ系なのかなあ・・。好きだったのはウォーカーブラザーズ「孤独の太陽」「ダンス天国」、1910年フルーツガムカンパニー「サイモンセッズ」、シーカーズ「ジョージーガール」、ディープパープル、「原子心母」のレコジャは印象的だったなあ、あ~あ、きりがない。工事中なのに脈絡なしの長文、スマソ。
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by
rollingwest at 2008-03-26 22:35
お~!やっとご来訪いただけましたか、60年代洋楽プロ「神楽坂様」!
毎日、「カッフン!(涙)カッフン!」と苦しんでおられるのですか?お見舞い申し上げます。
確かにそうだ!「ボ~ン、トゥビ、ワ~イルド♪」のステッペンウルフ入れるの忘れてた。
本当にこの時代は、権力への反逆・反戦が若者のエネルギーになっていましたね。
(日本のフォークや学生運動もそうですが・・・。)
フルーツガムカンパニーの「ヘ・ヘ・サイモン・セッズ!~リフレイン♪」も非常に懐かしいですね。
サイモン&ガーファンクルやピンクフロイド「原子心母」は最後の締め(第4編)に出てきますのでお楽しみに~!
毎日、「カッフン!(涙)カッフン!」と苦しんでおられるのですか?お見舞い申し上げます。
確かにそうだ!「ボ~ン、トゥビ、ワ~イルド♪」のステッペンウルフ入れるの忘れてた。
本当にこの時代は、権力への反逆・反戦が若者のエネルギーになっていましたね。
(日本のフォークや学生運動もそうですが・・・。)
フルーツガムカンパニーの「ヘ・ヘ・サイモン・セッズ!~リフレイン♪」も非常に懐かしいですね。
サイモン&ガーファンクルやピンクフロイド「原子心母」は最後の締め(第4編)に出てきますのでお楽しみに~!
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Brother
at 2008-03-27 21:28
x
かなり、ジャンルを広げましたね。でもやっぱり最後はプログレッシブロック炸裂なんだろうね~楽しみにしています。
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by
rollingwest at 2008-03-27 21:33
最後はサイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」に決まってるでしょ!(笑)
Commented
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Soul Mate
at 2008-03-28 22:33
x
お~い、ボビー・コールドウエル(「イヴニングスキャンダル」)忘れとるぞ~!!!
Commented
by
rollingwest at 2008-03-29 05:35
おッ、確かに!ボビーはAORの大御所、入れとくよ~!
まだ他にもあったら指摘してくれ。
まだ他にもあったら指摘してくれ。
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green-field-souko at 2008-04-02 01:14
RWさま こんばんは。草子です。
いまとなりましては、もはや記憶が定かじゃないんですけれど。
色素の薄い体質のふたごの兄弟デュオは、ご存知ではないでしょうか。
今で言うロンゲのビジュアル系。だからなんだということもないのですけれど。
いまとなりましては、もはや記憶が定かじゃないんですけれど。
色素の薄い体質のふたごの兄弟デュオは、ご存知ではないでしょうか。
今で言うロンゲのビジュアル系。だからなんだということもないのですけれど。
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by
rollingwest at 2008-04-02 05:49
うう。。 わからない。
多分その頃のビジュアル系はあまり聴いていなかったので・・。
力になれずスミマセン。
多分その頃のビジュアル系はあまり聴いていなかったので・・。
力になれずスミマセン。
アレッシーじゃないかな?
日本でも"All For Reason" がヒットしたAOR風の双子の兄弟デュオです。
女性だったらリリーズなんだけど…
日本でも"All For Reason" がヒットしたAOR風の双子の兄弟デュオです。
女性だったらリリーズなんだけど…
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by
rollingwest at 2008-04-02 20:39
そうか~!アレッシーかもしれない。双子だったのか。
AORの軟弱系のデュオだったけど、結構好きでした。
草子さま、どうですか?
最近、洋楽のプロに出会うことができ、リンクをさせていただきました。
一度アクセスしてみてください。懐かしい歌がユーチューブでタダで聴けますよ~!
AORの軟弱系のデュオだったけど、結構好きでした。
草子さま、どうですか?
最近、洋楽のプロに出会うことができ、リンクをさせていただきました。
一度アクセスしてみてください。懐かしい歌がユーチューブでタダで聴けますよ~!
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green-field-souko at 2008-04-03 05:14
う~ん、、、ごめんなさい、双子でなくて兄弟だったかもしれません。
アルビノでロンゲさらさら(銀髪?)、長生きしなさそうな耽美な容姿。
インストゥルメンタルのアルバムを出していたかも。
あ、いいです、いいです、ちょっと思い出しただけなので。
おさわがせいたしました。すみません。ぺこぺこ。
アルビノでロンゲさらさら(銀髪?)、長生きしなさそうな耽美な容姿。
インストゥルメンタルのアルバムを出していたかも。
あ、いいです、いいです、ちょっと思い出しただけなので。
おさわがせいたしました。すみません。ぺこぺこ。
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by
rollingwest at 2008-04-03 05:56
「ださい博士殿」、こんなカワユいAORデュオではなく、バリバリの耽美ビジュアル系らしいですよ。
何とか草子さんの胸のつかえを取ってやってください。
何とか草子さんの胸のつかえを取ってやってください。
兄弟だったらエドガー・ウィンター・グループで間違いなしでしょ!
デュオじゃないけど、大ヒットした「フランケンシュタイン」はインストゥルメンタルの曲だし。
博士はやめてください。皆さんと同じように音楽が好きなだけだから。ローリングウェストさんの方が自分よりずっと詳しいと思いますよ。
デュオじゃないけど、大ヒットした「フランケンシュタイン」はインストゥルメンタルの曲だし。
博士はやめてください。皆さんと同じように音楽が好きなだけだから。ローリングウェストさんの方が自分よりずっと詳しいと思いますよ。
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by
rollingwest at 2008-04-04 05:50
草子さん、いかがですか~?
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green-field-souko at 2008-04-04 12:54
ださいおさむさま&RWさま
わーい! ありがとうございます。
ジョニーとエドガーでしたねー、そーそー、それそれ♪
いい加減なわたしの記憶にお付き合いいただきまして感謝です。
は~、胸のつかえがとれました。ださい教授、すごいです!
わーい! ありがとうございます。
ジョニーとエドガーでしたねー、そーそー、それそれ♪
いい加減なわたしの記憶にお付き合いいただきまして感謝です。
は~、胸のつかえがとれました。ださい教授、すごいです!
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by
rollingwest at 2008-04-04 20:46
よかったね~!(小生はこのグループには疎かった・・)
また思い出せない名曲やアーティストがありましたら、辞書代わりにここのコーナーを使ってください。
頼りになる教授もいるし。
また思い出せない名曲やアーティストがありましたら、辞書代わりにここのコーナーを使ってください。
頼りになる教授もいるし。
Commented
by
架け橋
at 2008-06-18 23:07
x
その3まで読みましたが、まさかその4は本当にあるのですか?
さて、引っかかったのはアランパーソンズプロジェクト。ピラミッドとアイロボット、テールズオブミステリイマジネションエドガーアランポー、それと、女の人のジャケットのLPがあったはず。探してみたが、最初の3枚しか見つからず。あと、アイインザスカイのCDもってます。私の場合これだけもっているのはめずらしいですね。あと、イーノのウインドウズ起動の音楽の入っているプラトーオブミラーもお勧めです。
さて、引っかかったのはアランパーソンズプロジェクト。ピラミッドとアイロボット、テールズオブミステリイマジネションエドガーアランポー、それと、女の人のジャケットのLPがあったはず。探してみたが、最初の3枚しか見つからず。あと、アイインザスカイのCDもってます。私の場合これだけもっているのはめずらしいですね。あと、イーノのウインドウズ起動の音楽の入っているプラトーオブミラーもお勧めです。
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by
rollingwest at 2008-06-19 05:35
あはは、何という長期的な読み方なんでしょう(笑)まだその3?
その4を読むには下記の次のページをクリックして進んで下さい。
アランパーソンズのアイロボットはその4で私のお気に入りアルバムとしてここに紹介済みです。
エドガーアランポーは彼らのデビューアルバムで「怪奇と幻想の物語~エドガーアランポーの世界」です。
架橋さんもだいぶ私の趣味に近いですね。
最後は、当然「明日に架ける橋」で締めております。
その4を読むには下記の次のページをクリックして進んで下さい。
アランパーソンズのアイロボットはその4で私のお気に入りアルバムとしてここに紹介済みです。
エドガーアランポーは彼らのデビューアルバムで「怪奇と幻想の物語~エドガーアランポーの世界」です。
架橋さんもだいぶ私の趣味に近いですね。
最後は、当然「明日に架ける橋」で締めております。
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by
ペガサス
at 2008-10-25 07:03
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祖父母の家に写真にのっているコンポがありました。
拝見して、ジャケットで、持っているのは、 “ THE BODYGUARD ” だけ。 何度も見た映画。 思い出して “ Run To You ” 今聞きながらこのコメント書いています。KEVIN COSTNER のファンになって、彼の作品レンタルで借りてみましたが、やはりこの作品の中のケビン様が一番素敵でした。
それにしても、つくづく思います。ローリングさんは広い世界に住んでいらっしゃいますね。さんさんと太陽輝く大海に浮かぶヨットみたいに人生楽しんでいらっしゃいますね。素晴らしく、また羨ましいです!
11月5日、東京オーチャードホールである世界三大テノール歌手・ホセ・カレーラスの公演を聴きに行きます。彼は白血病にかかりましたが、ドミンゴとパヴァロッティとの絆のドラマがあることを知りました。昨日は、三人で “ 誰も寝てはならぬ ” を熱唱している画像を、パソコンの前で何度も聞きました。
音楽は本当に素晴らしいですね。音楽の中に身を溶かす喜び…正に宇宙の奇跡・・・神秘ですね・・・
拝見して、ジャケットで、持っているのは、 “ THE BODYGUARD ” だけ。 何度も見た映画。 思い出して “ Run To You ” 今聞きながらこのコメント書いています。KEVIN COSTNER のファンになって、彼の作品レンタルで借りてみましたが、やはりこの作品の中のケビン様が一番素敵でした。
それにしても、つくづく思います。ローリングさんは広い世界に住んでいらっしゃいますね。さんさんと太陽輝く大海に浮かぶヨットみたいに人生楽しんでいらっしゃいますね。素晴らしく、また羨ましいです!
11月5日、東京オーチャードホールである世界三大テノール歌手・ホセ・カレーラスの公演を聴きに行きます。彼は白血病にかかりましたが、ドミンゴとパヴァロッティとの絆のドラマがあることを知りました。昨日は、三人で “ 誰も寝てはならぬ ” を熱唱している画像を、パソコンの前で何度も聞きました。
音楽は本当に素晴らしいですね。音楽の中に身を溶かす喜び…正に宇宙の奇跡・・・神秘ですね・・・
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rollingwest at 2008-10-25 07:21
あはは、おっちょこさんの聴く音楽とは格があまりに違いすぎてお恥ずかしい限り・・。そのうちモンキーズも出てきますよ。(笑)