カテゴリ:洋楽(ロック・POPS)( 83 )

 

RW/洋楽コーナー:「My Favorite Songs」 (第33巻)



            ビートルズ 「サージェント・ペパーズ・ロンリーハーツ・クラブバンド」 (1967)
      
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              【My Favorite Songs】過去紹介した名曲(INDEX)はコチラから


      *上記2つのURLをクリックすると今回の記事&過去紹介分のINDEXへ入れます。


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  by rollingwest | 2017-05-17 06:00 | 洋楽(ロック・POPS)

<2016年2月5日>デビッド・ボウイ回顧展・【DAVID BOWIE is】鑑賞・・・彼の心境によせて

                   <デビッド・ボウイ一周忌:特別レポート>

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★「デビッド・ボウイ」衝撃の死から1年経過・・、天王洲アイルで回顧展開催


昨年1月に亡くなった世界的なロックスター「デビッド・ボウイ」の生涯を振り返る回顧展「David Bowe is」が天王洲アイル・寺田倉庫で開催中!20世紀で最も影響力あるアーティストと評価されたボウイの音楽人生・アート・ファッションの真髄展を観に行ってきました。!リキを入れて思う存分に紹介します!


   .....2016年逝去のロックミュージシャン達、余りにも多過ぎて衝撃的な年でしたが今年も同様かも....
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昨年は往年のロック大物アーティストが次々とこの世を去りましたが、デビッド・ボウイの死がまさに皮切りであり衝撃的なニュースでした。その後もグレン・フライ、モーリス・ホワイト、ジョージ・マーチン、キース・エマーソン、プリンス、レオンラッセル、グレッグレイク、ジョージマイケル・・・、70~80年代の洋楽を一世風靡した至宝達も後期高齢者なので相次いで亡くなるのは致し方なきことかな・・(泣)

                   遺作となった名盤「ブラックスター」(2016年1月)の記事はコチラから


   .....2016年1月10日に逝去したデビッド・ボウイ、遺作「ブラックスター」は全米NO1に!....
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最期まで男の美学を貫いてカッコよく死を迎えたのがデビッドボウイ!癌闘病生活(18ケ月)に耐えながら天に召されましたが、2日前(彼の誕生日)に遺作「ブラックスター」を全世界にリリースした直後、宇宙へと旅立ったのです。精悍な声で「私は死に往く・・」と歌ったボウイの姿はまさに驚異的だ~!


  .....「私はもうすぐ死に往くのだ・・」と末期の心境を歌い上げた「ダラー・デイズ」(遺作ブラックスター)....
               

デビッドボウイ回顧展は品川区の「天王洲アイル」にある「寺田倉庫ビル」で開催されています。ここは江戸幕府が第4台場を置いた場所で、RWが若い頃は東京商船大や臨海工場があったエリア。今は豊洲に隣接する超高層ビル群が林立する未来都市。街全体が無機質過ぎるのが気になるけど・・


 ....(左)高層ビルが立ち並ぶ未来都市「天王洲アイル」 (右)寺田倉庫ビルで回顧展が4/9まで開催中.....
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回顧展は2013年にヴィクトリア博物館(ロンドン芸術殿堂)で開催された内容を世界109都市に巡回展示しており、観覧者数は170万人に迫り驚異的観客数となっています。さあ早速入場してみよう!
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                          天王洲アイルの記事(品川区探訪・前編)はコチラから





★幻想・前衛・美しき世界観、新技術を駆使した画期的な展示


ヘッドフォン装着の体験型展示方式は実にユニークで画期的!彼が歩んだ歴史別のミュージックビデオが随所に流されており、そこに立つと彼の名曲が自動的に耳に流れてくる仕組み!所有の楽器・手書の歌詞、奇抜なコスチューム・ファッション等、所蔵品厳選の300点の貴重な品々が展示されているゾ!


     .....幻想的な会場レイアウト(写真撮影禁止につき、以下はインターネット拝借写真を使用).....
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ボウイのデビューは1967年「David Bowie」。実質の音楽活動開始は1964年とは結構古いネ~!本名はデイビー・ジョーンズですが、当時大人気だったモンキーズのDジョーンズ(同性同名)と区別するためにボウイと名を変えた事を初めて知りました。若い頃から実にハンサムだったのだと再認識した次第


  .....(左)ボウイ若き日の姿 (下)直筆の作曲楽譜 (右)デビュー盤ジャケット、やはりハンサムだネ~.....
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★1970年前後は「宇宙人の申し子」を演じ続けたボウイ


彼が世界中で知られたのは1969年、映画『2001年宇宙の旅』モチーフで創られた「スペース・オデティ」!アポロ11号打上げに合わせて制作され、世界が注視する月面着陸のTV放送でBGMとして使われてことで一挙に大ブレイクしました。この曲はRWが洋楽カラオケで得意に歌いあげる名曲の一つ!

                           彼の最高傑作「スペース・オデティ」の記事はコチラから


   .....米国のアポロ11号月面到着の年に大ブレイク!超名曲「スペース・オデティ」(1969) .....
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RWが彼の名前を初めて知ったのは1971年。異星から到来した架空ヒーロー「ジギー」がロック王者として成功する映画作品主題歌を歌い、ML誌でその存在が強烈に紹介された日でした。歴史的な名曲「ライフ・オン・マーズ」(1971)や「スターマン」(1972)など当時のボウイはまさに宇宙人そのものでした。


 .....(左)火星生活を歌いあげた「ライフ・オン・マーズ」 (右)世界に大ブレイクした名曲「スターマン」(1972)....







★妖艶なグラムロックの王者として君臨!その後もファッションの前衛を疾走!


RWがロックに嵌った1970年初頭、彼は「グラムロック」の旗手に変身してマークボラン(T-Rex)とともに大活躍しました。ド派手・奇抜な衣装とメイクでキワモノに見えましたが、その後の彼は音楽性・ファンションは時の流れに合わせてドンドン変化させていき、間違いなく最先端を疾走していたのです。


 .....夢中で聴いたグラムロック時代の名曲「スターマン」を歌う映像と当時の本物衣装が展示.....
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   .....妖しき華美なグラムロック王者として君臨していた頃の名曲「ジーン・ジニー」(1973).....
               
長年の薬物中毒に冒され精神疲労が限界に達した彼は1976年自分自身を建て直し復活しました。「白人の黒人音楽実現」というテーマを掲げ、自らを「プラスティックソウル」と呼び音楽の方向性を大転換させたのです。グラムロック時代の面影は完全に抹殺し、新たな変化を重ねカメレオンの如く生き抜きました。


  .....ボウイの着た数々の先進的衣装が飾られている!まさにトレンド最先端なものばかり.....
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ボウイは山本寛斎と交流し日本の最先端ファッションを次々と取り入れました。「アラジンセイン」の独特ズボン衣装!「出火吐暴威」の漢字が躍る白いマント、日本の侍や歌舞伎にインスパイアされた衣装は実に個性溢れ進歩的!そのデザインの斬新かつ彫刻的な造形で世界は彼に再注目をしたのです。


 ....山本寛斎がデザインした「アラジンセイン」衣装や「出火吐暴威」と漢字表現の白マントも出現!.....
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1977~1979年、ボウイは西独ベルリンに移住します。ブライアン・イーノとコラボして「ベルリン三部作」をリリースします。当時はニューウェーブ全盛期の中で、骨董品の様なシンセサイザーを用いて成功を収めました。


  .....本展クライマックスの「ショウモーメント」のセクションではライブ姿や前衛的な芸術的空間が炸裂.....
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ボウイの幅広い交流は数々の大物ロックアーティスト達とのコラボも実現しました。ジョンレノン、ブライアンイーノ、ルーリード、クイーンとの共演映像は貴重!先に紹介したミックジャガーとのMTVはやはり笑えますネ~。

                      Dボウイ&Mジャガー「ダンス・インザ・ストリート」の記事はコチラから

 
   .....1980~90年代に入ると往年のキワモノ感は全くなくなりお洒落でダンディーな雰囲気!.....
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ボウイは東西冷戦の終焉象徴「ベルリンの壁崩壊」に繋がる伝説コンサート(1987)を開きました。東西ベルリン壁の前で野外ライブを行い、壁の向こうにいる社会主義体制に抑圧された若者達にロックを聴かせたのです。自由に憧れる東独の若者達はついに立ちあがり断絶の壁を打ち崩したのです。


 ....1987年ベルリンの壁の前で行ったボウイライブが東独若者を奮い立たせ東欧社会主義崩壊.....
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先へ進むと、彼が尊敬した三島由紀夫肖像画が登場!ピカソの如く熱情と迫力を感じました。1983年映画「戦場のメリークリスマス」(大島渚監督)で共演者・北野武、坂本龍一がボウイの思い出を語るインタビュー映像のコーナーもありました。ボウイがいかに日本を愛してくれたのかと再認識した~


    .....(左)ボウイが描いた三島由紀夫の肖像画 (右)彼が使ったシンセサイザーも展示.....
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 .....大島渚監督の映画「戦場のメリークリマス」(1983)で共演した坂本龍一・ビートたけしも登場.....
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ボウイの栄光の歴史をビジュアル体験する素晴しい展示を大いに堪能し有料エリアを出ると右手にはボウイ三昧のお土産売り場やフードコート、ここにも彼のタペストリーやグッズが沢山あり圧倒されました。


      .....会場を出るとお土産コーナーの外設展示場にもボウイのタペストリーが次々登場.....
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さすが「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」にも選ばれただけの理由がよくわかりました。あれから1年、存命ならば古稀を迎えたこの時期に東京で回顧展が見られたとは貴重な体験でした。


   ....宇宙から来た男デビッドボウイ!最後まで男の美学を貫きカッコよく宇宙へ旅立って行った.....
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  .....彼の名曲は非常に多過ぎて一遍に紹介しきれない!彼の名曲TOP20でお楽しみ下さい!.....
             

ボウイは間違いなく地球に降りてきたスターマンでありジギー・スターダスト(宇宙から来た架空のロックスター&救世主)でした。そして予言するかのように別れを告げてblack★に帰っていくとは・・。地球の皆にラストメッセージを残した最期のお別れ曲「I Can't Give Everything Away」でラストを締めることとしましょう。


 ....辞世の歌「私は全てを与えられずに、この世を去るが・・」と直訳されるが真の意味は一体・・!?.....
               

デヴィッド・ボウイ50年間に渡る創作活動を振り返る回顧展「DAVID BOWIE is」はアジアでは唯一日本だけの公開!これは見逃せません!4月9日(日)まで開催なので興味ある方はまだ十分チャンスがあります。当日チケット販売もありますが、予約制なのでコンビニ窓口等で事前購入がお薦めです。

                                                        おわり

  by rollingwest | 2017-02-18 06:00 | 洋楽(ロック・POPS) | Comments(123)

「アーティスト別名盤レビュー」(第4回):「ローリングストーンズ」

★はじめに


「アーティスト別・名盤レビュー」特集記事は、前回レッドツェッペリン紹介して以来、久しくご無沙汰しています。次は「ローリングストーンズ゙」と言いながら2年近く経ってしまった。ストーンズのメンバーも古希を迎えそろそろ誰かの寿命が尽きちゃうかもしれない・・、今の内に紹介しなきゃ・・と思い立ち久しぶりに再開!   


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                                  「アーティスト別・名盤レビュー」特集記事はコチラから


ローリングストーンズ゙の歴史はまさにロックが誕生して50数年の発展史そのものなのかも・・。世界人類文化史に燦然と輝き伝説となっている「ビートルズの栄光」は活動期間(1962~1969)が僅か7年で築き上げられたことも奇跡的なことですが、同時期にデビューした双璧ストーンズの方は50年もの長い間、解散もせず今なお栄光最前線の地位をキープしていることにあらためて驚かされます。
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小生がロックに興味をもった入門編(60年後半~70年初頭)はビートルズやサイモン&ガーファンクル、エルトンジョン。一応、ストーンズのベストアルバムも買って聴いてはいたものの、当時は黒人ブルースの雰囲気が強い彼らの音楽には今一つ馴染んでいけず、夢中に嵌ったバンドという訳ではなかった様な気がします。


   .... ストーンズ代表曲「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」(1968)、名盤「ベガーズバンケット」と同時期リリ-ス.....
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しかし中年になってから、再び聴き直してみると彼らの魅力は噛めば噛む程味わい深いスルメの如し・・。ストーンズ結成は1963年、あと2年でデビュー50周年を迎え文字通りロック界のモンスター的存在。70歳になっても飛んで跳ね第一線地位を貫き通す元気なジジー達の名曲をジックリ紹介してみましょう。




★ストーンズの音楽性&オリジナル・メンバー


「ローリング・ストーンズ」はビートルズと並び60年初期にデビューした英国ロックバンド、ブルースやR&B(黒人音楽ルーツ)の影響を受け、シンプルでストレートなロックンロールを指向し続けてきました。黒人ミュージシャンからも敬愛される数少ない白人バンドかもしれません。世界アルバム売上は2億枚以上の驚異的数字!


             ......「テルミー」(1964:デビューアルバムに納められた名曲)......
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1965年「サティスファクション」が全米NO1に輝き一気にスターダムに駆け上った彼らは「不良の音楽」と名指しされました。当時ビートルズの圧倒的地位を頂点とするブリティッシュインベンションは世界を席巻中、でもストーンズの音楽は一般的に支持されるタイプではなく一種独特な位置づけにあった様な気がします。


       .....「サティスファクション」(1965:初の全米NO1!世界にストーンズを知らしめた曲).....
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デビュー当時のメンバー5人を紹介しましょう。何といっても象徴はミック・ジャガー(リードボーカル)、彼こそストーンズの「ベロマーク」の化身そのもの。セクシーな声が魅力的でスキャンダラスで奔放!そして双璧の象徴はキース・リチャーズ(ギター)、2人がもし脱退したとしたらそれは最早ストーンズではありません。


          ......「黒くぬれ」(1966:ブライアンのシタールがエキゾチック旋律).....
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チャーリー・ワッツ(ドラムス)、古希を迎えた最年長の寡黙なジジー。しかしこの人はキーマン!チャーリーのドラムとキースのギターが絡み合うようなストーンズの独特なリズム・雰囲気が生み出されているのです。今はもう脱退してしまったビル・ワイマン(ベース)、渋い雰囲気がよかったがもういないのは寂しい・・


            ......「ホンキー・トンク・ウイメン」(1969:スワンプロック風傑作)......
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デビュー当時はリーダーでバ゙ンドの名付け親だったブライアン・ジョーンズ(ギター、ハモニカ・シタール)、1969年脱退後に自宅のプールで急死。自殺説と事故説があるが脱退を含め、一体彼に何があったのだろう・・。ミック・テイラーが後を継いだものの1974年に脱退。後任にジェフベックが誘われましたが実現せず


   .....「悪魔を憐れむ歌」(1968:最大名盤ベガーズバンケット、アフリカパーカッションの衝撃作).....
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初期の彼らには上記曲に象徴されるが如く「不良」「危険」「悪魔」等のイメージが残っていますが、実は優等生的なイメージを持つビートルスに対抗してレコード会社によって戦略的に仕組まれたものです。しかし真の不良は麻薬ドラッグに溺れたビートルズの方かもしれません。ストーンズは意外と品行方正だったのかも?


        ......「ギミー・シェルター」(1969:レットイットブリード、新生ストーンズ映画テーマ)......
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1969年はロック史2大イベントが明暗を分けて刻まれました。伝説のロックコンサート「ウッドストック」に対抗した「オルタモントの悲劇」(ストーンズ中心)は準備不足の開催強行で4人の事故死者を出してしまいました。ヒッピーとロック理想主義は本事件で打ち砕かれ70年代のロック新時代へ向かう節目となりました。




★メロディアス美曲も多く生んだストーンズ


        ......「涙あふれて」(1965:初期のメロディアス曲・ティアーズ・ゴーバイ).....
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黒っぽいロックンロールのイメージが強いストーンズ゙ですが、反面ビューティフルな名曲も意外と多いのです。こんな一面も彼らの大きな魅力、60年代3大スイートソングと言われる「レディジェーン」「涙あふれて」「ルビーチューズデイ」、加えて「シーズ・レインボー」・・。小生はこの初期4曲が好きですね~!シンプル&スイート


 ......(左)「レディジェーン」(1966:美しいハプシコード)  (右)「シーズ・レインボー」(1967:ピアノ旋律印象的).....
 

「ルビーチューズデイ」は実は「夜をぶっ飛ばせ」(ストーンズらしいパンチの効いたロックナンバー)のB面曲でした。「一緒に夜を過ごそうぜ」という歌詞が「刺激的で風俗上問題あり」とA面曲の批判が強くなり、レコード会社はB面美曲の宣伝に力を入れ全米NO1になったらしい。今や隔世の感がありますなア・・


                     .....ピアノとリコーダーの奏で「ルビーチューズデイ」(1967).....
                        

そして70年初頭のメロディアス名曲といえばやはり「悲しみのアンジー」!ア・エンジ~ア・エ~ンジ~・・ビューティフォ~!ミックが喘ぐように名を呼ぶ女性はデビッドボウイの妻・不倫の恋と騒がれた意味深な名曲。でも彼らの美曲は決して甘ったるいフォーク調にはならず常に土臭いR&Bが漂っているような気もする。


            ......「悲しみのアンジー」(1973:山羊の頭のスープ) ミックはDボウイみたい......
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★70年代:さらに進化発展、黄金期を維持


デビュー当時、ストーンズ音楽はビートルズ影響下にあったと言われています。しかし屈指の名盤と称賛される「ベガーズバンケット」(1968)でストーンズ独自の世界を築くことに成功!これを機に彼らは次々名盤を世に送り出し、ライバルだったビートルズ解散(1970)で勢いはさらに増していきます。


        ......「ブラウン・シュガー」(1971:名盤スティッキーフィンガーズ、全米№1) ......
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ジミヘン・ジャニス・ジムモリスンら60年末ロックスターの死(Jの悲劇)以降、70年代ロックは大きく変遷しました。しかしストーンズは一切流れに惑わされず自らの道を突き進んだのです。71年には自レコード会社を設立し第一弾の名盤「スティッキーフンガーズ」(ジャケットはアンディウオフォール起用)で大きな話題を集めました。


            ......「ワイルドホース」(1971:スティッキーフィンガーズ、カントリー風バラード)......
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ストーンズのサウンドは70年代に入ると益々ブラックミュージックに傾倒していきます。最高傑作と呼び声高い「メインストリートのならず者」(1972:2枚組)は全編R&Bでストレートなロックを貫き通していました。


            ......「ダイスをころがせ」(1972:メインストリートのならず者、代表曲)......
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この頃ロンウッドがミックテイラーのギター後任でフェイセズ(ロンと同様、ジェフベックグループから移籍したロッドスチュワートのバンド)から加入。当初ゲスト参加でしたが、フェイセズ解散(1975)を機に正式メンバーに・・。


    .....(左)「ストリートファイティングマン」(1971) (右)80年代名曲「スタート・ミー・アップ」(1981)....
 

「山羊の頭のスープ」(1973)「ブラック&ブルー」(1976)ではレゲエやファンクソウルを取り入れたり、ディスコサウンドにも挑戦していきながら自分達流にアレンジシしていきました。70年代のストーンズは60年代の不良や悪魔のイメージも維持しながらも新境地に挑戦し自らのサウンドやイメージを作り上げていきました。




★結成50年に向けさらに元気なロック古希ジジー達


1990年ついにストーンズ初来日!それ以前の来日計画は麻薬常習理由で実現しなかった大物バンドの上陸は日本を興奮の渦に巻き込みました。90年以降もアルバムを次々にリリースをしています。


           .......(左)「ブリッジ・トゥザ・バビロン」(1997)        (右)「ビガーバン」(2005).....
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メンバーは4人となってしまいましたが、21世紀に入り還暦過ぎても彼らのパワーは衰えない!2008年は彼らのドキュメント映画「シャイン・ア・ライト」が公開!還暦過ぎたミックの鍛えられた体と腰フリを見てビックリ!何じゃ、コリャ~!飛んだり跳ねたり走り回ったり・・。顔の皺さえ見なけりゃ30代にしか見えん!


    .....古希近いのに元気に頑張り続けるストーンズ・ドキュメント映画「シャイン・ア・ライト」(2008).....
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70年代の名曲「イッツ・オンリー・ロンクンロール」の歌詞にはストーンズの音楽姿勢が素直に表現されています。「たかがロックンロール、だが俺達はただ単にロックが好きなだけ!」 永遠に元気に歌い続けるぞ・・と


  ....「イッツ・オンリー・ロンクンロール」(1974) 熱心なストーンズファンのお気に入り曲(シンプルイズベスト).....
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幾多の歴史を重ね、ロックンロールの王道を半世紀も走り続けてきた偉大なるローリングストーンズ。7年の短期間で激しい音楽変遷を繰り返してきたビートルズに対し、50年間もR&Bをベースとした姿勢を変えないストーンズ。2大バンドはロック発展の伝説的双璧として永遠に語り続けられるでしょう。
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                                                          おわり

  by rollingwest | 2011-04-27 00:00 | 洋楽(ロック・POPS) | Comments(62)

<2010年12月8日>ジョンレノン生誕70年、暗殺30年目の命日

★はじめに

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ジョンレノン暗殺、1980年12月8日。あの日から30年の月日が刻まれ、命日の節目を迎えます。ニューヨーク市の自宅アパート「ダコタハウス」前において狂信的なファンに銃で殺害されたのです。小生は当時社会人1年生(北海道勤務)の冬、独身寮でこのショッキングな訃報に接しました。嗚呼、光陰矢の如し・・


         ......「イマジン」(1971)はジョン・ソロ時代における最大の名盤.....
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これを伝える30年前のニュースをご覧下さい。1980年といえば「Japan as No1」とか言われ日本が経済最高潮でも先端技術でも世界一と褒め称えられた時代。バブルの前でもあり、将来への成長・未来の夢を十分持てたよき時代だったなあ・・。


         .....「ジョンレノン暗殺」を伝えるニュース(1980年12月)、時代の流れを感じますね~!.....
                       

      ......(左)晩年ジョンが住んでいた「ダコタハウス」 (右)NYセントラルパークの「イマジンメモリアル」......
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あの日から早30年、そしてジョンが生きていれば70歳を迎えます。ジョンが古希ですか、信じられん。70歳近くになっても跳んだり跳ねたりして今だロック・最前線にいるストーンズのミックジャガーは化け物かも・・。今年はビートルズ解散(1970)から40年・節目の年、小生がロックに本格夢中になってからも40年


             ........09年9月リリースされたビートルズ「デジタルリマスター盤」.......
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節目2010年もジョンの命日とともに暮れようとしています。ビートルズは何度も紹介してきましたので今回はジョンのソロ時代から暗殺されるまでの10年にスポットを当てた記事にしたいと思います。

          ........ジョン1980年復活の象徴曲「スターティングオーバー」.......
                



★ビートルズ時代(簡単におさらい)

ビートルズの歴史や名曲を改めて知りたい方は、下記リンク記事からご御覧下さい。70歳近い往年メンバーの中でまだ存命はポールとリンゴの2人のみ。この頃彼らはまさしく「4人はアイドル」・・

                                   「ビートルズ」の歴史や特集記事はコチラから


    .......元気に飛び跳ねていた初々しい60年前半マシュルームカット・ビートルズ (右)名曲「ヘルプ!」........
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今年2月、S聖二に六本木「アビーロード」に連れて行ってもらい(神楽坂様&しむけん様も・・)、「パロッツ」というビートルズコピーバンドの生演奏を楽しませてもらいました。オリジナルかと思うほど似ていた・・

                   <2010年2月>アビーロードでパロッツLIVEを堪能!」の記事はコチラから

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ビートルズ名曲の殆どは「レノン&マッカートニー」の共作、ジョンレノンが主体で生まれた曲はどれだろう?「プリーズプリーズミー」「ハードデイズナイト」「涙の乗車券」「アイフィールファイン」「ヘルプ」「デイトリッパー」「抱きしめたい」「オールニードイズラブ」「ストロベリーフィールズフォエバー」「レボリューション」「カムトゥゲザー」「アクロスザユニバース」・・・


          .......音楽性を進化、メンバーは独自路線に。徐々に解散の道へ.......
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ビートルズ解散の原因は、マネージャー・エプスタインの死、アップル社事業失敗、ポールと他メンバーの対立等幾つかありますが、オノヨーコの登場も大きな原因でした。前衛芸術家・ヨーコに惹かれたジョンはビートルズ活動場所にも彼女を連れてくるようになり、グループメンバーの心は徐々に離れバラバラになっていきました。

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そして1970年4月、ポール脱退宣言でビートルズは解散。最後のレコーディング盤は「アビーロード」ですが、解散後にリリースされた「レットイットビー」(映画サウンドトラック版)が実質ラストアルバムのように思われています。この映画を見て本格的にビートルズに嵌り始めた中2の当時、もう解散していたなんて知らなかった・・。


                                   
     .....(左)永遠の名曲「レットイットビー」(解説不要) (右)ジョンの隠れたソロ名曲「ゴッド」..........


 

★ソロ活動開始~ヨーコとの反戦活動、国外退去・別居

             .........初ソロアルバム「ジョンの魂」(1970)、名曲の数々が。........
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解散後ヨーコと「プラスチックオノバンド」を結成、反戦平和運動を精力的に推し進め「ジョンの魂」や「イマジン」などの数々の名作を発表します。1970年初期がジョンのソロ時代で一番充実していた時期・・


      ......(左)ベッドイン反戦PRパフォーマンス    (右)ジョンが作った映画「僕の戦争」.......
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ヨーコとベッドインの奇行的な反戦活動や前衛的音楽活動には馴染めなかった・・、小生も今だ好きになれません。往年のビートルズファンは、ジョンを独占しあらぬ方向に導き入れたヨーコを嫌う人が多いかも。ヨーコは何と安田財閥創始者「安田善次郎」の曾孫でした!でもそれが彼女は息苦しく嫌だったらしい。


          ......「パワートゥザピープル」 ベトナム戦争STOP!反戦を唱え続けた。.......
                                
米国移住した2人の平和運動は新左翼文化人との交流で過激な方向に走り始めたため、当時ニクソン政権から72年麻薬不法所持で国外退去を命じられ居住権を巡り米国政府との闘いが続きました。


          ........「サムタイム・イン・ニューヨークシティ」(1972)       「マインドゲーム」(1973).......
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74年前後はヨーコとも別居、酒びたりで荒れた生活に陥り一番不遇な時代だったかもしれません。しかし「真夜中を突っ走れ」でエルトンジョンと共演、打ち上げパーティで別居中のヨーコと再会し、復縁


    ......ルーシーインザスカイをカバー「エルトンジョン」と共演、「真夜中を突っ走れ」(1974).......
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ビートルズファンに評判芳しくないヨーコですが、ジョンにとってはポールとの確執・ビートルス残照から救ってくれた代え難い存在であり、その後の別居であらためてヨーコの素晴らしさに気付かされたのでしょう。



★両親から与えてもらえなかった愛を、息子に・・

ジョンが母のお腹の中にいる時、父(外国船水夫)は航海に出たまま行方不明(その後再会)母も新恋人と生活するようになり、ジョンは伯母に育てられました。両親の愛に飢えた不遇な幼少時代。初ソロアルバム「ジョンの魂」の「マザー」で絶叫し、今まで抑えられていた心情を赤裸々に吐露します。


   .......(左)両親に見捨てられたジョン        (右)若かりしリーゼント姿........
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   ......「マザー」(お母さん行かないで。お父さん帰って来て)  「ジェラスガイ」(鬱屈・少年時代)...... 
 
別居ヨーコとの縁りを戻し、ついに2人の間には子宝が恵まれました。1975年秋にショーンレノンが誕生。ジョンは自らが幼少期に恵まれなかった渇望の親からの愛を、倍以上に息子ショーンに注ぎたかったのでしょう。音楽活動を中止し、ついに主夫宣言をしたのです。(今なら子育て手当が貰えるかも・・)


    .......(左)上野動物園やホテルオークラプールでショーンを抱くレノン   (右)ショーンレノン、今や35歳.....
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あまり知られていないのかもしれませんが、親子3人は77~79年の3年間に3回も来日して軽井沢や京都を訪れています。当時の思い出写真は「ジョンレノン家族生活」(廃刊)として出版されました。


    ......「ジョンレノン家族生活」(絶版)、軽井沢・家族旅行(鬼押出し)&名曲「ドリーム」........
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インターネット普及の現代では、ジョンがこんなお忍びの家族旅行を楽しむことはできなかったことでしょう。今なら、ジョン親子を見かけた観光客がツイッターで情報を拡げ見る間に野次馬に囲まれたのでは・・


         .......(左)ヨーコの母との2SHOT (右)浴衣姿  In 軽井沢.......
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ジョンにはシンシアという前妻がいました。その息子はジュリアン・レノン。(85年前後、世界音楽シーンで活躍)両親と生活したことのないジョンはジュリアンにどう接すればいいのか分からず相当に戸惑っていたらしい。母親シンシアの離婚とともにジュリアンも同じように父親から愛を注いでもらうことができなかったのです。


    ......(左)前妻シンシア (右)息子ジュリアンレノン(グラミー賞新人賞ノミネート)、ジョンの声ソックリ......
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 ....(左)ジュリアンレノン「ヴァロッテ」     (右)ジュリアンを励ますためポールが作曲した「ヘイジュード」.....
 
世界的な大ヒット曲「ヘイジュード」は、ジョンとシンシアの破局で心配したポールがジュリアンを励ました歌でした。ショーンとの仲も悪くないようですが、ジュリアンの方が若き頃のジョンに姿も声も瓜二つのような気が・・


   .....(左)「鬼押出し」観音堂で鐘をつくジョン家族  (右)軽井沢で息子ショーンとフリスビーで遊ぶ.......
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ジョンはショーンを可愛くて仕方がなかったようです。80年に復活した遺作アルバム「ダブルファンタジー」には、「ビューティフルボーイ」という曲があり、目に入れても痛くない息子を思う親馬鹿なるジョンの姿が・・
            


★1980年ジョン復活、その直後に暗殺・・、そして伝説に・・

主夫宣言をして愛するショーンを5歳まで育て上げ、父親としての役割を十分果たしたジョンは、充実感に満たされ再び音楽活動に復帰します。1980年、ついにヨーコとの愛の傑作「ダブルファンタジー」が完成、そしてその直後にジョンは凶弾に倒れ天に召されてしまったのです。


      .......「ダブルファンタジー」で復活(1980)、「ウーマン」は愛するヨーコを再び惚れ直した歌かも・・......
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08年2月「ジョンレノンミュージアム」(さいたま市)を訪問しました。10年前にジョン60歳生誕記念で開設された世界初のレノン記念館、130点のジョンゆかりの品々(ギター・眼鏡・衣類等)が展示されていた。

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      .........今はもう閉鎖、「ジョンレノンミュージアム」に飾られた写真の数々.......
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しかし9月末で、所有企業との契約切れに伴い閉鎖されてしまいました。節目年なのに残念・・。このニュースはあまり大きな話題にならなかった気がします。やはりヨーコ側からの表現許諾の縛りが強く、偏ったジョンの表現だという評価もあり、今一つ万人の共感が得られていなかったからなのかな・・?


        ....... (左)ジョン愛用の白いピアノ   (右)「ジョンレノンミュージアム」エントランス.......
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しかしレノンミュージアムでは、今まで知らなかったジョンの表情・生涯・お宝をこと細かに知ることができ大変興味深かった・・。ヨーコはいつかどこかでミュージアムを再開させたいと明言しているので大いに期待
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暗殺直前にインタビューで彼はこんな言葉を残しました。 「僕が一緒に仕事をした芸術家は2人しかいない。ポールマッカートニーとオノヨーコ。とても良い選択だった」。ジョンの名曲は永遠に皆の心に残り続けるでしょう。小生も節目年の命日にあらためてビートルズをジョンをレビューできて何かスッキリした気持です。


       ......40年前に聴き今も一番小生が大好きなジョンのソロ曲「ラブ」.......
                

                                                        おわり

  by rollingwest | 2010-12-04 00:00 | 洋楽(ロック・POPS) | Comments(74)

<2010年2月6日>ビートルズ解散40周年:アビーロードでパロッツ・LIVEを堪能!

★2010年はビートルズの節目の年

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今年はビートルズ解散(1970)から40年、ジョンレノン暗殺(1980)から30年の節目を迎えます。昨年秋にデジタル・リマスター盤が発売、若者達も彼らの魅力を新たに知って、ブーム再来の感があるなぁ・・。

                         
               ........昨年秋にリリースされ話題となったデジタル・リマスター盤.......... 
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小生も最近ビートルズマニアの親友に誘われ新たな再発見をしました!昨年何度も企画しながらも実現していなかった六本木「アビーロード」でビートルズ・コピーバンドのLIVEを漸く聴けたことです。
洋楽ロック記事の更新を長くサボっており、m(_ _)m。 久しぶりにビートルズの登場でありま~す。
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★前哨戦:ロック・洋楽のカラオケ歌いまくり
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本ブログに毒舌広島弁で登場してくるS聖二(大学時代の親友)は「アビーロード」の馴染み客です。彼とは音楽趣味も昔からバッチリ合っており、年に何回か60~70年代の洋楽ロックの歌い捲りに行っています。今回も前哨戦、14時半に高田馬場BIG・BOXで待ち合わせ洋楽カラオケ三昧に突入~

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彼はこよなくビートルズを愛し、自分自身もビートルズ・コピーバンドを組んで生演奏を実演しています。
彼がカラオケで専ら歌うのは初期時代曲(LIVE中心)、小生は中・後期(ラバーソウル以降)の曲が好きなのでお互いうまく棲み分けしているかもしれません。(よく歌うお気に入り曲:下記ユーチューブ掲載)


「インマイライフ」                          「アクロス・ザ・ユニバース」                 
(ラバーソウルより)                         (レットイットビーより)


「ルーシー・インザ・スカイ・ウィズ・ザ・ダイアモンズ」      「ストロベリーフィールズ・フォーエバー」 
                 
(サージェントペッパーズ・ロンリーハーツ・クラブバンドより)         (マジカルミステリーツアーより)


カラオケは14時半~17時まで2人で今回も連続60曲近くやっちまった~!でもS聖二とは過去何回もビートルズ曲を沢山歌ってきたので、今回はそれ以外の洋楽曲(主に70年代)へのトライアルが中心

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★六本木「アビーロード」に入店

さていよいよ次は本日のメインイベント!ビートルズコピーバンドのLIVE体験。高田馬場で夕食を軽く摂り、六本木へと向かいます。ROPPONGIで飲むなんて本当に久しぶりだけど、いつも華やかだね~! 

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ビートルズコピーバンドは数多く存在しますが、S聖二によると今回LIVEを聴く「パロッツ」が実力NO1とのこと。有名なビートルズパブ「キャバンクラブ」(六本木)出身で今は「アビーロード」に専属的出演


            ........いよいよ「アビーロード」の店内に入る!数々のお宝物が!..........
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「マスター、今日もよろしく~!」、場馴れしたS聖二が店内装飾やLIVEステージ進行など楽しみ方の詳細ポイントを教えてくれます。ビートルズ人形やお宝写真、実際使用されたギターも飾ってある!
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18時過ぎに入店、土曜夜だけにテーブル席は19時頃には満員となってきました。年齢層も様々だ。デジタルリマスター盤の影響なのか、若者の姿も多い。待機中は懐かしいフィルムが放映されていました。


        ........LIVEの合間には昔懐かしい1960年代のビートルズ映像が流れ続ける。..........
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★「パロッツ」登場!

19時過ぎ、第1回目ステージ開始!ついに「パロッツ」登場!「com`on、com`on、com`on~baby~♪」
「twist & shou~t♪」初期ロックンロールカバー名曲として有名な「ツイスト&シャウト」で幕は開きました。


            ......「ビートルズコピーバンドの大御所「パロッツ」の迫力ある演奏風景..........
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「ツイスト&シャウト」 (パロッツのLIVE映像)


メンバーはキーボード込みの5人、年長チャッピー吉井氏はダイエットに失敗したジョンの様な風貌・・m(_ _)m
でもギターワークは抜群!丸眼鏡で小気味よく歌う姿は今は亡きジョンが蘇った様な錯覚を感じます。
他の4人若手メンバーは風貌こそ似ていませんが、S聖二が尊敬するだけあってやはり巧いね~!
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ビートルズがLIVE活動を中止したのは1966年、必然的にパロッツが演奏する曲目も初期時代のナンバー↓が中心でした。この頃の曲はシンプルで荒削りだけど、若々しくてPOPな名曲が多いね~!



「ハード・デイズナイト」                          「プリーズプリーズミー」
                   
(ビートルズがやってくる!ヤァ!ヤァ!ヤァ! より)              (同名アルバムより)


「ミスタームーンライト」

(ビートルズ・フォーセールより)


おっ!リンゴがソロで歌う「アクトナチュラリー」の演奏が始まった!懐かしい~!聴くのは40年ぶりのような気がする。ビートルズがコテコテのカントリー曲をやっていたとは殆ど知られていないかも・・。実は当EP盤は歴史的名曲「イエスタディ」をB面に従えて発売されたのだ!(今も実家に残ってるかなあ・・)


「アクトナチュラリー」                          「イエスタディ」
                                    2曲とも  (ヘルプ!4人はアイドルより)  




★中・後期の名曲も織り交ぜてLIVEは佳境へ

LIVEは4ステージですが、後半は中・後期時代の曲が増えてきます。前述した通り1966年以降のビートルズは演奏活動を中止し、スタジオに篭り多重録音を駆使して先進的なアルバム作りに傾倒していきました。それだけに後期曲をLIVEで聴けるのは実に貴重な事なのです。パロッツに感謝~!


    ....ステージを重ねる度に熱気上昇!誕生日の人には祝い曲&デザートのプレゼント企画も!.......
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圧巻はジョージの名曲「ギターは泣いている」でした!競演エリッククラプトンの技巧プレイをチャッピー吉野氏が大迫力で再現!Wow・wow~、正に実力派の泣きギター!そして「Get Back」も堪能!


「ギターは泣いている」                          「ゲットバック」
                   
(ホワイトアルバムより)                         (レットイットビーより)


実はパロッツ・・、単なるコピーバンドに留まらず相当な大物バンドでした。94年にリバプール開催された「ビートルズコンベンション」にアジアのバンドとして初出場!大人気を博してレコードデビューもしているのです。


「ドライブマイカー」 (パロッツ:英国ビートルズコンベンションでのライブ)



3ステージを堪能~!本来は4ステージ全て楽しみたかったけれど、S聖二が終電に間に合いそうもない時間帯になってきたので店を出ることにしました。出口には海外大物ロックスター達の写真がある!
ジェフベック、ボズスキャッグス、TOTO、ボビーコールドウェル、ボンジョビ、オアシス・・。えっ、彼らがここに来たの!?


        .....海外の大物ロックバンドのスター達が何人も本店を訪れている!.......
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大物スター達はパロッツの演奏実力を認めており、来日の際には必ずこの店を訪れてビートルズLIVEを楽しんでいるとのこと!「mm・・、本当にこのバンドはスゴイんだなあー・・」と改めて認識した次第



★「アビーロード」エピソード
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「アビーロード」とはご存知の通り、ビートルズが作品の9割をレコーディングした有名スタジオ(inロンドン)があるストリート名です。このスタジオからジョージマーティンという名プロデ゙ューサーの指導の下で数多くの歴史的名曲が生み出されました。中後期は遊び心で逆回転・多重録音等の曲が多いのも特徴的です。


「トゥモローネバーノウズ」            

(リボルバーより)                           
       
そして歴史的名盤「アビーロード」(彼らの実質的ラストアルバム)の名にも重なります。当時、4人が横断歩道を渡るジャケット写真は裸足で歩くポールの死亡説が話題となりました。この横断風景を沢山の人が真似る観光名所でもあります。しかしこの名盤はサージェントと並び何度聴いても素晴らしい~!
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「ヒアカムザサン」                    「ゴールデンスランバー、キャリーザットウェイト、ジ・エンド」 
                  
(アビーロードより)                           (アビーロードより)  

                        
「アビーロードスタジオ」を所有する英国大手音楽会社EMIが深刻な経営難によりスタジオを42億円で売却を計画したものの、見合わせる方針を2月にプレス発表しました。ビートルズファンから猛烈抗議を受けたからです。そしてついに英国政府は歴史的建造物として保存することを決定しました。


       
★おわりに

S聖二自身もビートルズ・コピーバンドを組んでおり昨年末には某所でクリスマスライブを行ったとのこと。
先日も新橋駅SL前にミニステージが設けられ、オヤジバンドがビートルズを楽しそうに演奏していました。


            ........ビートルズコピーバンドも都内でよく見かける。(新橋駅前にて)..........
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全国にコピーバンドが何組あるのかは解りませんが、彼らはビートルズを知らない若者達への伝道者としての役割を果たしていくことでしょう。中年となった彼ら自身もそれを大きな喜びとしながら・・・。


              ........今年9月末で閉館される大宮のジョンレノンミュージアム..........
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ところで冒頭にも紹介しましたが、今年はジョンレノン暗殺され30年目(12月)を迎える節目でもあります。レノンの遺品・記録写真を展示する「ジョン・レノン・ミュージアム」が今年9月末で閉館することになりました。土地所有会社との10年間のライセンス契約切れが理由とのこと。チト、残念だ・・

             ........ジョンレノンミュージアムに飾られていたジョン愛用の白ピアノ..........
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しかしオノヨーコは同館を「新たな地に誕生させる」と明言しており後日発表するらしい。ビートルズ節目の年に新ミュージアムが派手にオープンし、再び熱気・ブームが再来する予感がします。楽しみだ~!
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                     ジョン・レノン・ミュージアム訪問とビートルズ歴史の記事
                     「ビートルズ名盤からのお気に入り曲」の記事

                                                      おわり


次回は「築地・銀座・有楽町」探訪(その1)をお送りします。
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  by rollingwest | 2010-03-07 00:00 | 洋楽(ロック・POPS) | Comments(49)

「アーティスト別・名盤レビュー」(第3回):「レッドツェッペリン」(2009.4.18公開)

                                           
★ビートルズを蹴落とした偉大なる伝説バンド

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ビートルズ解散前のLAST金字塔「アビーロード」、この偉大なアルバムをNO1の座から蹴落としてロックに新たな時代を築かせた有名な2枚のアルバムがあります。「クリムゾンキングの宮殿」と「レッドツェッペリンⅡ」、ともに1969年に発表された歴史的な名盤です。プログレシッブとハードロックの本格的な夜明け、まさに60年代の終わりと70年代始まりを告げる記念碑となりました。


...(左)「レッドツェッペリンⅡ」(中)「アビーロード」(ビートルズ)(右)「クリムゾンキングの宮殿」(キングクリムゾン)....c0119160_2126749.jpgc0119160_21262591.jpg
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その名盤を輩出した歴史的なグループ「レッドツェッペリン」、ロックをよく知らない人でもこの名前はよく耳にすると思います。ロック発展進化の時期において、「ハード・ロック」最初の頂点に登り詰めた史上最強のバンドとして伝説化され、今でも神のような存在として崇め続けられています。

◇レッドツェッペリン:「マザーシップ」のプロモーション用・映像
             

「ハードロック」はエレクトリックギターを技巧的に激しく演奏する形態で胎動は1968年ですが、ツェッペリンの大ブレイクがハードロックの世界的な衝撃を刻みました。ジミーペイジのアグレッシブなギター、ロバートプラントの衝撃的なハイトーンボーカル、ボンゾの重厚炸裂ドラムが強烈なイメージを残し、11年間の活動時期ですが、その後のロックに与えた影響(特にハードロック分野)はとてつもなく偉大です。

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世界的に有名な「3大ギタリスト」と言えば「エリッククラプトン」「ジェフベック」「ジミーペイジ」が挙げられますが、この3人が在籍した「ヤードバーズ」という伝説のグループが1960年後半期に存在しました。3人の偉大なギタリストが上記の順番で継承され、今から思うと夢の様なバンドです。




★「レッドツェッペリン」 (LED ZEPPELIN): 衝撃のデビュー

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ジミー・ペイジはバンド名継承権を得て、新たなセッションミュージシャンを発掘します。当時無名ながら優秀な人材、ロバート・プラント(vocal)、ジョン・ボーナム(drum)、ジョン・ポール・ジョーンズ(base)を集め「ニューヤードバーズ」の名でツアーを行ない、ツェッペリン母体が結成されたのです。


 ...デビュー盤「レッドツェッペリン」(ツェッペリン飛行船「ヒンデンブルグ号」が燃え落ちる写真)....
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デビューの「レッドツェッペリンⅠ」は1969年1月にリリース、全米初登場99位、最高位10位、のヒットとなりました。バンド名は「鉛の飛行船」(Lead Zeppelin)という意味、ザ・フーのキース・ムーンが名付け親と言われ、のちのヘビーメタル(ハードロックの象徴語)のルーツとなっていきます。


               ...世界を震撼させた「レッドツェッペリンⅡ」、世界的な名盤....
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同年10月には早くも、「レッドツェッペリンⅡ」がリリース。ついに12月、ビートルズの「アビーロード」を蹴落として全米チャート1位となりました。その後連続7週間トップ、メロディ・メーカー誌の年間人気投票でもビートルズを抜き1位、名実と共に70年ロック・新時代の幕開けとなったのです。

「胸いっぱいの愛を」




白人ブルース(1960年代)を進化・パワーアップさせたこの名盤は、全曲とも野生的かつ鋭角・攻撃的な仕上がりになっておりハードロックを世界中に知らしめました。これで「ツェッペリン=大音響」という図式・イメージが固定した感もありますが、彼らは単なるヘビメタバンドではありません。(後述)


      ...「移民の歌」が有名な「レッドツェッペリンⅢ」、アルバムの方の評価は今一つだが....
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マスメディアと距離を置きましたがアルバムセールス数や観客動員数は空前数字を記録。米国ではプレスリー、ビートルズと並ぶアルバム1億枚の大記録(Rストーンス・Mジャクソンの倍)世界で3億枚以上の売上、彼らの登場はロック史衝撃事件でありその影響の大きさは測り知れません。

「移民の歌」





★黄金の4メンバー

ジミーペイジ(ギター)・・・ツェッペリン創設者であり全アルバムのプロデューサーを担う。3大ギタリストの一人でロック史を語る上では欠かせない人物。アコースティックプレイも実に素晴らしい。c0119160_10113658.jpg
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ロバートプラント(ボーカル)・・・神がかり的な広い音域を自在に操る歌唱力、凄まじい声量、美しいルックスで世界中のロックファンを震撼させる。ケルトや民族音楽を取り入れたサウンドも志向。c0119160_10261349.jpg
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ジョンボーナム(ドラム)・・・「重戦車」の異名をとるパワフル・ヘヴィなドラムで核の役割を果たした。1980年酒の飲みすぎで吐瀉物が喉に詰り窒息死(32歳)→グループは解散。(愛称ボンゾ)c0119160_1030040.jpg
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ジョンポールジョーンズ(ベース)・・・一番地味な存在だが、卓越技術と安定の演奏力でツェッペリンを影で支える。乱れることのないベース演奏は、個性ある他の3人の溶接・触媒機能を果たした。
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★日本でも人気沸騰!一挙に伝説化

日本でも彼らは即人気沸騰!初来日の日本武道館公演(1971)は「移民の歌」でスタート、その素晴らしさは音楽史に残る伝説となりました。1971~1972年は今から思えば鳥肌が立つような大物アーティストが続々と初来日した時期だったなあ・・。日本音楽市場も評価されこんなビッグスター達が来るようになったんだなあ・・と、感慨深かったですね。ミュージックライフ誌を毎月読み漁り興奮したものだ。

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この時期はビートルズ解散、フィルモアウエスト閉鎖、Jモリスン・Jヘンドリクス・Jジョプリンの死などのニュースが続き、ロックの1時代が終焉を告げた頃。しかし新しいロックが次々に開花し、発展過程での大きな節目でもありました。レッドツェッペリンの衝撃的な登場はまさにその時代の象徴となったのです。
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★最高傑作「レッドツェッペリン Ⅳ」

初来日に前後して発表(1971)された「レッドツェッペリンⅣ」は、その完成度の高さから彼らの最高傑作と賞される作品。ハードロックバンドとしての本領を発揮した「ブラッグドッグ」「ロックンロール」の激しい曲から、幻想的な雰囲気をもつ「限りなき戦い」、美しいバラードから壮大な展開を見せる歴史的名曲「天国への階段」を擁して、ロック史の金字塔として永遠に輝いています。


   .....最高名盤の評価が高い「レッドツェッペリンⅣ」、「天国への階段」等の名曲を輩出....
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「天国への階段」

このアルバムは魔法絵のようなジャケットデザインも非常に印象的・・(ミステリアスな老人・幻想的な白壁)
ケルト文化的な神秘性・暗示性も感じられます。タイトル名・バンド名の表示がなく↑4つの不思議な上記シンボルマーク(4人を象徴)のみが記載される変則的な内容でした。ツェッペリンの遊び心・オシャレな一面も感じます。(音楽性の幅広さ・遊び心はビートルズに共通しているかもしれない)
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「限りなき戦い」




★Ⅳ以降の後期オリジナル名盤

その後、73年「聖なる館」、75年「フィジカルグラフティ」をリリースし、ブリティッシュ・ロック王者として君臨し続けます。「永遠の詩」や「カシミール」はさらに重厚さが増した雰囲気ある名曲です。

            ....(左)「聖なる館」(5作目)        (右)フィジカルグラフティ(6作目)...c0119160_1543958.jpg
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                      公式HP・視聴ライブ:「永遠の詩」(アルバム聖なる館)

「カシミール」


後期における金字塔は「プレゼンス」かもしれません。当時小生も大学受験勉強の真っ最中となり、リアルタイムでこの名盤を聴けなかったことが悔やまれますが、アコースティックギターやキーボードを一切排除し、非常にシンプルで硬派な仕上がりです。完成度が高くて素晴らしいアルバムだと思います。


              ....(左)後期の名盤「プレゼンス」(7作目)...
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「アキレス最後の戦い」(プレゼンス)





★「ツェッペリン号」突然の炎上墜落

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79年「インスルー・ジ・アウトドア」発売後の80年、ツッペリンに最悪悲劇が襲います。ロックが発展進化を遂げた70年代を飛翔し続けた「レッド・ツェッペリン」飛行船号が、デビューアルバム写真の如く墜落する日を迎えました。 キーワードは「Jの悲劇」⇒「その時代に頂点を極め、Jの悲劇で終焉・・」

 .....ロック史に残る悲劇の名ドラマー「ジョンボーナム」(重厚ダイナミックなドラミング)、突然消え行く....c0119160_16535284.gif
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80年9月、不世出ドラマー「ジョン・ボーナム」(ボンゾ)が飲酒後、就寝時に窒息死してしまいました。後継者ドラマーの選出は多く議論が交わされましたが結局ボンゾの重厚かつ激しいドラムを叩ける奴は誰もいないという結論に達しました。ツェッペリンサウンドが成り立たないという理由です。

「ロックンロール」



ロック界は「Jの大物アーティスト」が不慮なる死を多く遂げています。ジミヘンドリックス、ジャニスジョプリン、ジムモリスン、ブライアンジョーンズ、ジムクロウチ、ジョンレノン・・「Jの悲劇」と呼ばれる呪われたような話ですが、何か偶然とも思えない・・。ついに彼もその仲間に入ってしまいました。


    ......(左)から ジミヘンドリックス、ジャニスジョプリン、ジムモリスン........(右)ジョンレノン....c0119160_16591644.jpgc0119160_1725487.jpgc0119160_1731328.jpg
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ダイナミック&パワフル・重厚&スリリングなドラムプレイ、「ボンゾなくしてZEP.サウンドの表現は無理、バンド継続不可能」と判断し、80年12月ついに彼らは解散(11年間の活動に終止符)を表明しました。
60年代ロック終焉の節目象徴である「Jの悲劇」の頃に、入替わるが如く衝撃登場したツェペリン、70年代の雄も「Jボーナムの悲劇」で自らの終止符を刻んでしまいました。Jレノン暗殺の80年に・・・。

「コミュニケーション・ブレイクダウン」





★「レッドツェッペリン」21世紀の復活

ツェッペリン解散後26年が経った2006年、素晴らしいBigニュースが飛び込んできました。
往年メンバーが再結集した本格的なZEP復活です。亡きジョンボーナムの後釜は息子ジェイソンボーナム。重厚炸裂ボンゾのドラミング遺伝子を受け継ぐ男が参加、まさに黄金の4人の再現だ!


            .....レッドツェッペリン復活コンサート(2007年12月・ロンドン)....
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2007年12月ロンドンアリーナで一夜限りの再結成ライブが敢行され、世界各国からファンが殺到、往年のZEPサウンドが見事に再現された素晴らしいコンサートだったようです。写真を見るとロバートプラント(61歳)は完全にジジーです。しかしあの美しいハイトーンボイスは冴え渡っていた!
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2008年「北京オリンピック閉会式」に突然ジミーペイジ(64歳)が登場して「エ~ッ」とビックリ!「胸いっぱいの愛を」の力強いギター演奏!ペイジは髪こそ白いが結構若い雰囲気でスゴイ!


          ......北京オリンピック閉会式に突然登場したジミーペイジ(08年8月)........
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そしてさらにビックリは先日のニュース!2月8日に開催された「第51回グラミー賞授賞式」の年間最優秀アルバム賞にロバート・プラントの名前が登場したのです。5部門受賞の大快挙なのだ~!ペイジ様、プラント様、歴史を刻んだロック爺さん達は元気だなあ・・と本当に感心ja~(◎皿◎)凄


   .....ロバートプラントがグラミー賞5部門受賞!アリソンクラウスとの共演「レイジグサンンド」......
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                   グラミー賞受賞曲:「プリーズ・リード・ザ・レター」  (レイジングサンドより)



★おわりに

結成されて40年・解散して30年近く経った現在でも、その先進的な音楽性が評価されています。ZEP音楽は一般的に「ハードロック」ジャンルに括られますが、アコースティック曲も多く、フォーク・中東音楽にも渡る幅広さ、神秘性や芸術性も感じられ、英国ケルトにもルーツがあるような気がします。

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そんな雰囲気が十分溢れ出ている曲が彼らの最高佳曲「天国への階段」なのかもしれません。
彼らの数々の名曲やパワフルサウンドの凄さは古さを全く感じさせません。衝撃的なハードロックで世界席巻した「レッドツッペリン」。永遠に語り継がれる伝説グループであり続けることでしょう。


「ブラッグドッグ」


「レッドツェッペリンⅣ」を購入した時は、憧れの4CHステレオを買ってもらった頃・・。ハードロックの凄さに興奮した我ら愚兄弟は窓を開けっ放しの大音響でブラックドッグをかけていました。
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「俺達はこんな凄い音楽を聴いているんだぞ~、スゴイだろ~」と・・。 実にアホだったねえ・・。
ご近所の皆様、ご迷惑をおかけいたしました。ZEPに酔った我々愚兄弟をどうかお許し下さい。

「ブラッグドッグ」(非常に珍しいアコースティックバージョン)




★☆「レッドツェッペリン:公式ホームページ」☆★ ←彼らの全アルバム・歴代ライブ映像が見られます。

                                                 おわり(09.4.18)


        *次回はビートルズと双璧、ロック史の金字塔「ローリングストーンズ」を紹介します。c0119160_2137569.jpgc0119160_22405881.jpg

  by rollingwest | 2009-04-18 20:20 | 洋楽(ロック・POPS) | Comments(27)

「アーティスト別・名盤レビュー」(第2回):「エルトンジョン」(洋楽への誘い人)(2009.1.24公開)

★はじめに

アーティスト別:名盤レビューも第1回ビートルズ公開(08年10月)からすでに3ケ月も経ってしまい、ブランクが空いてしまいました。m(_"_)m    ようやく第2回「エルトンジョン」を紹介します。
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今回から名曲をユーチューブで視聴できる設定で公開します。(手順は以下の通り)
(1)画面真ん中(または左下)の△印クリックで、動画と音楽が視聴できます。
(2)音量は「スピーカー印」で調整、曲を停止したい時は左下の「∥印」を押して下さい。


                          「アーティスト別・名盤レビュー」:INDEX 



★洋楽興味の誘い人:「初期のエルトンジョン」 

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小生にとって「初期エルトンジョン」こそが入門の契機、「S&G」と並び「洋楽興味の誘い人」です。初めて聴いた「イエスイッツミー」と「僕の歌は君の歌」。ゾクゾク、背筋が震える波動を覚えました。
その後世界屈指のエンターティナーとなりますが、質素・清廉なイメージが漂う初期の頃が一番大好き・・。心に残る感動の名曲と、初期・黄金期(70年代)を中心に名盤をピックアップ゚して紹介致しましょう。



◆「エルトンジョンの肖像」:(名盤・デビューアルバム)

                ......「エルトンジョンの肖像」:洋題=「エンプティスカイ」.....
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このアルバムこそ、記念すべきエルトンのデビューアルバム(1969年発表)。発売当時はあまり話題になりませんでしたが、小生が洋楽に嵌まる衝撃的な曲「イエスイッツミー」(下記参照)、ハープシコードの美しいバラード「スカイライン・ピジョン」、熱唱曲「レディサマンサ」が入った初期名盤です。



◇「イエスイッツミー」:(名曲)
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静寂・荘厳なイントロから歌い始め、そして波が押し寄せるが如くクライマックスを迎える感動曲!、「♪イエス・イッミー~・・」の繰り返されるサビ・フレーズは、生涯脳裏から消えることはないでしょう。
「ヨアソング」の美曲や写真こそ、小生に刻まれた初期エルトンのイメージ。(憂いを秘めた吟遊詩人) 後日、残念にも幻想は瓦解・・。小太りでファンキーな素顔を初めて知った時は大ショック・・(笑)

♪ユーチューブ視聴♪:「イエスイッツミー」 



◇「スカイラインピジョン」:(名曲)
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この曲はシングルカットこそされていませんが、デビュー当時のエルトンの象徴曲。ハプシコードのバロック調音楽と澄み切った声が調和して清涼感に溢れます。ホント心が洗われるようですなあ。

♪ユーチューブ視聴♪:「スカイライン・ピジョン」




◇◆「僕の歌は君の歌」(ヨアソング):(名曲および名盤・セカンドアルバム)
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この曲は日本で1971年に発売されヒット・チャート1位に輝いた佳曲。最近CMにも使われ若者も知っている名曲でしょう。ポール・バックマスターの弦楽器アレンジが叙情性を際立たせています。私にとっては「イエスイッツミー」と並び、脳裏から永遠に消えない旋律とメロディ!マイカラオケの定番

♪ユーチューブ視聴♪:「ヨアソング」 (僕の歌は君の歌)

グラミー賞でアルバム最優秀と新人賞にノミネートされた名盤、彼は一挙に世界に羽ばたきました。
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◆「フレンズ」(青春映画のサントラ盤)

      ....(左)映画「フレンズ」のサントラ盤LP  (右)映画主役のポールとミシェル(あ~恥ずかし)....c0119160_1723575.jpg
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            ♪ユーチューブ視聴♪:「ミシェルズソング」 (映画「フレンズ」挿入歌&映像)

1971年「フレンズ」という純愛青春映画(50オヤジが言葉にするのも顔赤らむフレーズ)が中2当時に公開(小さな恋のメロディもこの年に公開)されました。BGMがエルトンジョンと聞いて、授業が終わり即一人で映画を見に行ったけど、純情チックにドキドキしながら見たような記憶が。(プッ笑・・・、誰?)




◆「マッドマン」:(名盤・1971年)
                 
このアルバムこそ、レコードが擦り切れるくらい何度も何度も聴いた私の最もお気に入り名盤かもしれません。「怒涛を渡り行く狂人」という表題で、若いエルトンが瑞々しい感覚かつ真摯な姿勢で完成させた傑作です。とにかくアルバム構成・一曲一曲の質の高さが素晴らしい。(オススメ必聴)


          ....私の中では彼の最高傑作と崇めている名盤「マッドマン・アクロスザ・ウォーター」....
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ヒット曲の「可愛いダンサー」「リーヴォンの生涯」、壮大な音楽叙事詩「インデイアン・サンセット」と「マッドマン」、これもポールバクマスターの管弦楽アレンジが重厚な展開を見せ神がかりのような冴えをみせます。ラスト短編曲「グッバイ」も素晴らしい。まさに感動のエルトン最高傑作ですね。

♪ユーチューブ視聴♪:「リーボン」              ♪ユーチューブ視聴♪:「マッドマン」
  

♪ユーチューブ視聴♪:「可愛いダンサー」





★最強のパートナー「バーニー・トーピン」
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エルトンの盟友は作詞家バーニー・トービン、彼とのコンビはロック界最高の作曲コンビとも言われ、初期の名バラードを数多く生みました。1970年前半の黄金期はこの2人で築き上げたようなものです。(ホモの間柄とも言われたけど・・) ちなみにエルトンは実際に同性愛者で2005年に男性と結婚しています。エルトンの出身地が英国「ミドルセックス州」というのも意味深ですな。(笑)c0119160_1722535.jpg
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◆「ホンキーシャトー」&「ピアニストを撃つな」(名盤・1972年)

        ....「ホンキーシャトー」↓(5枚目・1972年) 「ロケットマン」が大ヒット....c0119160_1742582.jpg
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             ....(右)「ダニエル」「クロコダイルロック」を輩出した名盤「ピアニストを撃つな」(1972年) ↑....

名曲「ロケットマン」は初の全米NO1に輝き、その後「ダニエル」「クロコダイルロック」「土曜の夜は僕の生きがい」などのヒットを連発します。アルバムも「ホンキー・シャトー」から連続して全7作が全米NO1(1972~1975)、まさにこの頃が彼の黄金期であり、小生もロックに嵌まっていきます。

♪ユーチューブ視聴♪:「ロケットマン」 (アポロ11号・月面着陸賛歌)


♪ユーチューブ視聴♪:「ダニエル」              ♪ユーチューブ視聴♪:「クロコダイルロック」 
  



◇◆「黄昏のレンガ路」:(名曲および名盤・1973年)

       ....(左)「黄昏のレンガ路」(洋題:グッバイ・イエロー・ブリックロード)(1973年)....c0119160_17481232.jpg
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このアルバムは彼の才能全てが発揮された頂点傑作と云われます。LP2枚組のトータルアルバムになっており、「黄昏のレンガ路」は最高の名曲です。高校1年・クラスのクリスマス会で幹事がこの名作曲を流しており思い出深い・・。ダイアナ妃追悼曲の原曲「キャンドルインザウインド」も入っています。全ての曲が素晴らしく見事な作品集、あらためてエルトン・ジョンの偉大さを実感させられました。

♪ユーチューブ視聴♪:「グッバイ・イエロー・ブリックロード」 (黄金のレンガ路)





★崩れゆく「初期エルトンジョンのイメージ」c0119160_17555213.jpg
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しかしエルトンが世界的にメジャーになるにつれ、小生の感情移入はだんだんと醒めていきます。
最初に述べたように、「憂いを秘めた吟遊詩人」のイメージがどんどんと崩れていったからです。
そう・・・、「憂いを混めたギンギン奇人」となっていく彼の変貌ぶりに落胆していきました。(泣)

♪ユーチューブ視聴♪:「僕の瞳に小さな太陽」



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髪の毛はどんどん薄くなり、それに反比例するように肥満度・ギンギラ度はどんどん増して見たくないファンキーな姿になっていきます。日本公演ではアヒルの被り物を着ながらバラードを歌ったらしいですが・・。やめてくれ~!俺の憧憬・洋楽への誘い人はこんな奴じゃね~!(泣)曲は美しいけど

      ....「キャプテンファンタスティック」(1975)↓ビートルズ名曲「ルーシーインザスカイ」が初登場1位に...c0119160_1864026.jpg
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        ....憂いを秘めた大作「蒼い肖像」(1976)、名曲「悲しみのバラード」「トゥナイト」↑...  


♪ユーチューブ視聴♪:「ルーシー・インザ・スカイ・ウィズ・ザ・ダイアモンド」 (ビートルズの名曲)


♪ユーチューブ視聴♪:「60イヤーズ・オン」       ♪ユーチューブ視聴♪:「悲しみのバラード」
 



★低迷の80~90年代、そして再び復活
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その後復活しますが80年代に入るとやや低迷・・この頃光る曲は「ブルーアイズ」「悲しみのニキタ」「ブルースはお好き?」「サクリファイス」。本来の彼の姿(美しいボーカル・メロディー)が滲み出ています。デュオンヌ・ワーウィックとのデュオ曲「愛のハーモニー」がグラミー賞に輝いたのもメモリアル・・。

♪ユーチューブ視聴♪:「ブルースはお好き?」        ♪ユーチューブ視聴♪:「サクリファイス」
 

80年後半からはドラッグやアルコール依存症・過食症が深刻化し、彼の心身を蝕んでいきます。しかし90年中盤から、ディズニー映画「ライオンキング」の主題歌「愛を感じて」(1994)再び彼は勢いを取り戻していきます。故ダイアナ妃葬儀で熱唱した「キャンドルインザ・ウィンド」(1997)はCD売上数が2千万枚超の世界的な大ヒットとなり「ナイト称号」も得ました。大復活してよかったね~!祝

♪ユーチューブ視聴♪:「愛を感じて」              ♪ユーチューブ視聴♪:「キャンドル・インザ・ウィンド」
 
(映画ライオンキング主題歌)              (ダイアナ妃・追悼歌)



★おわりに

清廉だと思った「初期エルトンジョン」、そのイメージを永遠に保ってほしかったというファンは多いと思います。しかし彼の溢れ出る才能はその領域にとどまることができなかったのでしょう。奇行・おふざけ姿には落胆した時期もありましたが、小生にとってはやはり洋楽のルーツ・恩人・・、感謝と尊敬!カラオケでは初期エルトンの姿を思い出し、彼の名曲を味わいながら歌ってしまいます。c0119160_18135568.gif
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                               おわり(09.1.24)




                *次回は伝説のハードロックバンド「レッドツェッペリン」を紹介します。c0119160_18154017.jpg

  by rollingwest | 2009-01-24 16:07 | 洋楽(ロック・POPS) | Comments(52)

「アーティスト別・名盤レビュー」(第1回): 「ビートルズ」名盤からのお気に入り曲(2008.10.22)

★ビートルズの歴史と名盤・名曲の紹介にあたって

               下記写真をクリックすると、↓ビートルズのスライドショーが見られます。
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ロック50数年歴史の中で・・、世界人類文化史の上で燦然と輝き、刻まれる「ビートルズの栄光」
今から振り返るとその活動期間は実質僅か7年(1962~1969)です。その中でも後半時期(1966~)こそロック発展に多大な影響を与えた金字塔、黄金に輝く濃縮の4年間が小生は大好きです。
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同時期にデビューしたロック伝説の双璧「ローリングストーンズ」がすでに50年にも迫る長期間活動していることも実に驚かされますが、「ビートルズ」が短期間で成し遂げたこの偉業・功績にも心から敬服・・・!
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「ロックPOPS・40年史」では、偉大すぎる「ビートルズ」をワンノブゼムで語ることは余りにも失礼だったので、彼らの歴史・名盤はすでに個別版にて紹介済みです。(08.2月↓:下記の記事でリンク)

                      ビートルズの歴史・足跡(ジョンレノンミュージアムを訪ねて)

                      ジョンレノン生誕70年、暗殺30年目の命日




最近よく、友達・職場知人と「洋楽・連続数十曲歌いまくり」のカラオケに行く機会が増えました。
選曲の大半はやはり、彼らの往年名曲が圧倒的に多い!既に名曲のメロディ・リズムが体に刷り込まれており「これは何の曲だっけ?」と思っても、歌い出せば何とかなり自然にサビ部分が出てきます。
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カラオケで自分がよく選ぶ曲は「ビートルズ後期(ラバーソウル以降)」が殆ど。一緒に歌う友達は初期作品の方が好きな奴が多くお互いに住み分けができているかな・・。(笑) これら主要アルバムから自分のお気に入り曲をいくつか紹介いたしましょう。インターネットから試聴できる各種HP等をリンク貼り付けしておきますので、名盤別・収録曲一覧表から曲名をクリックしてお楽しみ下さい。
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★ビートルズ7年の歴史に刻まれた名盤・名曲

私が初めて買ったビートルズLPは「オールディーズ゙」(1967)、初期ヒット曲がふんだんに入ったベスト盤でした。これを聴けばビートルズの初期エッセンスが分かると何度も針を落としたもの・・
この頃はキャ~という黄色い声に包まれて生演奏公演のアイドル時期、まさにハードデイズナイト!
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 ◇ビートルズ初期(1962~1965)の大ヒットの数々「オールディーズ」からのお気に入り曲c0119160_14581415.jpg
シーラブスユー、ハードデイズナイト、ペーパバックライター、恋を抱きしめよう、ヘルプ、キャントバイミーラブ、アイフィールファイン、抱きしめたい、涙の乗車券、イエスタディ

ビートルズの名盤・名曲をユーチューブで試聴できるHPをリンクしましたのでお楽しみ下さい。
「オールディーズ」はすでに廃盤となっていますので、↓初期アイドル時代の下記2名盤を表示 
                 ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!(ハードデイズナイト)
                 4人はアイドル(ヘルプ)
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彼らの音楽性の転換期は1966年頃、テープ逆回転の重層的な音楽編集や遊び心で新・音楽境地を開いていきました。この年に彼らは公演活動を一切中止し、以後はスタジオミュージシャンに徹していきますジャズ・クラシック・インド音楽への接近、LSD麻薬体験での幻想的な曲・エレクトロ技術の曲が続々登場。 中期の傑作「ラバーソウル」・「リヴォルバー」はビートルズ史に欠かせぬ名盤です。


 ◇彼らの音楽の路線変化が感じられる「ラヴァーソウル」(1965)からのお気に入り曲c0119160_1691116.jpg
インマイライフ、ミッシェル、ガール、ノルウェーの森、ユーウォントシーミー、ひとりぼっちのあいつ
                 ユーチューブで試聴できるHP:  「ラヴァーソウル」


 ◇斬新な録音技術を駆使し始めた名盤「リヴォルバー」(1966)からのお気に入り曲c0119160_1557848.jpg
フォーノーワン、エリナーリグビー、タックスマン、ヒアゼア&エブリウエア、トモローネバーノウズ
                 ユーチューブで試聴できるHP:  「リヴォルバー」

サージェント・ペッパーズ・ロンリーハーツ・クラブバンド」(1967)。世界初のコンセプトアルバムで、ロック史上最高傑作と呼ばれます。音楽概念を変えてロックを芸術域まで高め、その後の大発展に与えた影響・功績は計り知れません。ジャケットデザインもサイケ調の革命的なものでした。弟が当時このLPを購入した時、「何でヒット曲が入ってないLP買ってきたんだ?」と何も知らずに責めたことが恥ずかしい・・(笑)


 ◇ビートルズの金字塔「サージェントペッパーズ・ロンリーハーツクラブバンド」(1967)からのお気に入り曲c0119160_16163928.jpg
サージェントペッパーズ、ルーシー・インザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンズ、ラヴリーリタ、シーズリビングホーム、ウィズンユーウィズアウトユー、ア・デイ・インザライブ
              ユーチューブで試聴できるHP:  「サージェントペッパーズ・ロンリーハーツ・クラブバンド」 
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最高傑作を出した後のビートルズはやや低迷に陥ります。名マネージャー「ブライアン・エプスタイン」の死を契機に、彼らの考え方や価値観にすれ違いが生じ始めて、徐々にまとまりに欠けていく時代です。
しかし個別に見れば素晴らしい曲がキラ星の如く!個性・ライバル心がぶつかり合い名曲が誕生

 ◇映画は駄作だったが音楽的に名曲揃い「マジカルミステリーツアー」(1967) からのお気に入り曲c0119160_16203794.jpg
フール・オンザ・ザヒル、アイアム・ザ・ウォルラス、ペニーレイン、ストロベリーフィールズフォエバー
                 ユーチューブで試聴できるHP:  「マジカルミステリーツアー」

 ◇ビートルズ中期の諸名盤(1967~1968) からのお気に入り曲
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ヘイジュード、愛こそはすべて、イエローサブマリン、ドントレットミーダウン
↑初めて買ったEPシングル「ヘイジュード」、1968年.全米9週連続1位(1300万枚・世界歴代4位)

 ◇トータル性に欠けるが各自の個性が凌ぎ合う「ホワイトアルバム」(1968) からのお気に入り曲c0119160_16323742.jpg
ギターは泣いている、バックインザUSSR、レボリューション、クライベイビークライ
                 ユーチューブで試聴できるHP:  「ホワイトアルバム」


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ビートルズはライブバンドに再び戻ろうと試みますが「ゲットバック」(原点回帰)、それも叶わず皆の心は完全に離れて解散は決定的になります。しかし最後に金字塔名盤「アビーロード」を完成させ彼らの歴史に終止符・解散を象徴する「レットイットビー」が最後と勘違いされがちですが・・)を打ちました。本当に感動的なアルバム・・、 ビートルズが燃え尽きる前の最後の閃光でありました。c0119160_16551318.jpg

 ◇ビートルズ最高名盤の双璧:実質のラストアルバム「アビーロード」(1969) からのお気に入り曲
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カムトゥゲザー、サムシング、マックスウエルズ・シルバーハンマー、オクトパスガーデン、サンキング、ビコーズ、ゴールデンスランバー、キャリーザットウェイト、ジ・エンド
                 ユーチューブで試聴できるHP:  「アビーロード」

 ◇ゲットバックセション映画のサントラ版:解散の象徴「レットイットビー」(1970) からのお気に入り曲
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アクロス・ザ・ユニバース、ゲットバック、レットイットビー、ロング&ワインディングロード
                 ユーチューブで試聴できるHP:  「レットイットビー」


小生が洋楽に嵌った1970年、ポールの一方的な解散宣言・訴訟でビートルズはわだかまりを残しながら終幕を迎えてしまいました。我々はリアルタイム・ビートルズを一歩遅れて聴いた世代ですが、ロック全盛期を経験してあらためて彼らの偉大さを感じ尊敬する人たちが多いと思います。
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★メンバーソロ時代の名盤・名曲

 ◇ポールマッカートニー
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ポールが愛妻リンダと「ウイングス」を結成し「マイラブ」「ジェット」「バンドオンザラン」「心のラブソング」と立て続けにヒットを放っていた1970年代(小生:ハイティーンの頃)は実に輝いていましたねエ・・。バブル期のスマッシュヒット「ノーモアロンリーナイト」も名曲。愛妻を失ったポールはその後あまり元気がない気がします。06年35才年下の美女と再婚し、翌年離婚。08年に47億円もの巨額慰謝料をふんだくられました。
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アナザ-デイ、マイラブ、ジェット、バンドオンザラン、ノーモァロンリ-ナイト
                 「ポールマッカートニー」ソロ時代の紹介HP


 ◇ジョージハリソン
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静かなるビートル」と呼ばれ地味な存在だった彼は、インド音楽に魅了され徐々に音楽の幅を広げていきます。最も輝いていたのは末期・ソロ時代、Eクラプトン等、数々の有名ミュージシャンと交友を深めロック史に大きな足跡を残しました。2001年、享年58歳の若さで病死、実に惜しまれます・・。
カラオケで「サムシング」「カムトゲザー」は不可欠。ソロ時代のお気に入りは「美しき人生」「ギブミーラブ」
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マイスイートロード、美しき人生、バングラデシュ、ギブミーラブ
                 「ジョージハリスン」ソロ時代の紹介HP


 ◇リンゴスター
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ビートルズ初期ではアイドル、中後期は「一服の清涼剤的な存在」のリンゴ。(アップルレコードって彼の名前から採用したんだと半分信じていた・・笑) ドラム技術や音楽外活動(映画俳優や監督)でも高い評価を受けています。マイペース・飄々としているほのぼのキャラクターは実にいいですね。
彼はファンレターに必ず返事を書く律儀な人ですが、もう限界を感じ今年秋に終了宣言をしたそうです。c0119160_17184972.jpg
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センチメンタルジャーニー、想い出のフォトグラフ、ユアシックスティーン
                 「リンゴスター」ソロ時代の紹介HP


 ◇ジョンレノンc0119160_17261279.jpg
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1980年12月8日、ジョンが暗殺されてもう30年を迎えるんですねえ。最高傑作「イマジン」は彼を象徴する永遠の伝説曲となっています。小生のお気に入りは「ラブ」(レターメンもカバー)、荘厳な雰囲気から始まる「マザー」(幼少時に飢えた母への愛)、ダイナミックな展開曲「マインドゲーム」ですね。今年2月に大宮の「ジョンレノンミュージアム」を見学し、あらためて彼の足跡・偉大さを再確認・・!c0119160_1729950.jpg
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マザー、ラブ、ジェラスガイ、マインドゲームス、パワートゥザ゙ピープル、スターティングオーバー、ビューティフルボーイ、ウーマン、イマジン
                 「ジョンレノン」ソロ時代の紹介HP


★ビートルズの名曲は永遠に

残念ながら、ジョンとジョージ亡き後は2度と生歌を聴くことができません。リンゴやポールも最近目立った活動がなくやや寂しいものです。でも自分自身の中に深く刻まれて口ずさんでしまう名曲は、やはりソロ時代のものではなく、ビートルズ4人で活動していた7年間期の作品が殆どかな・・。
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カラオケで一番燃えるのは「アデイ・インザ・゙ライフ」を歌う時です。徐々に迫り来るクライマックスを迎え、ピアノ「ジャ~ン」で果てる満足感は何とも言えません。選曲で「アビーロードB面メドレー」を発見すると大喜び!「ゴールデンスランバー」~「ジ・エンド」は通しで最後まで歌い切ってこそ・・。
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気のあった旧友とお気に入り曲を歌うことは、このところ年に数回定番化してしまいました。(笑)
2010年は「ビートルズ解散40周年」「ジョンレノン逝去30周年」。世界にビートルズブームが再来し、往年のファンは名盤・名曲を懐かしみ、若い世代はその新鮮さに夢中となることでしょう。
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         リンク:⇒このHPからビートルズの名曲が聴けます。(アルファベット順に検索)

                                                          おわり
                                                    




(2012.10.5):ビートルズがラブミードゥでデビューして50周年!こんな画像もつけておきますね~!

                

  by rollingwest | 2008-10-22 22:22 | 洋楽(ロック・POPS) | Comments(31)

<2008年4月6日>真空管アンプの喫茶店(同級生と過ごす春の日) 

★真空管アンプの喫茶店


団塊の世代を中心に「真空管アンプ」が最近ブームだという噂は2~3年前から耳にしていました。
会社をリタイアし比較的裕福なこの世代の人たちが、昔懐かしいLP時代を思い出して、真空管のアンプの手作りコンポーネントでいい音響を楽しみたいというニーズが高まっているからです。
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地元・元住吉に住む同級生H井真吾からで「このコンセプトの喫茶店が駅近くあるので是非とも行こう」と誘われ、Rスチュワート好きな「猫わか様」も巻き込み3人でこのレトロな店を訪れてみました。元住吉駅からブレーメン通りに出てすぐ右(地下1F)にある「ゼフィラス」という真空管アンプ喫茶店です。


.....(左)同級生のH井真吾・猫わか様と店内で・・(近撮はさせぬぞ!と→1人はお面着用).....c0119160_19584968.jpgc0119160_1959468.jpg
    .....(右)これぞ今、音響マニアにブームの真空管アンプ↑、そして懐かしのレコードプレイヤー.....


我々は団塊世代より10年程あとの「ウルトラマン世代」ですが、青春時代にプレイヤーでLPを聴きまくった境遇は同じ。昔の高性能オーディオ機器やLPアルバムが並んだ店内に入った途端、懐かしさが込み上げてきました。成程、アンプには立派な真空管が何本も植えつけられ、オレンジ光を放っています。

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「真空管はデジタルよりいい音と言うけれど何が違うんですか?」マスターに聞くと、「音自体が特別いい訳じゃないけど音の感じ方・雰囲気の違いですよ。」・・とチョット意外な回答でした。
「デジタルは上下音域がカットとされるから重み・深みが出ない」というマニアの声も聞きますが、「針を落とすブチッというアナログ音で感じる温かみや感慨」か?要は主観・自己満足の世界なのかなぁ。


   ....(左)生まれて初めて購入したS&GのLP(私の原点)と実に数十年ぶりに偶然再会!....c0119160_208980.jpgc0119160_2082898.jpg
.....(右)当時LPの中に入っていた解説書と、付録カレンダー(ミッシェル・ポルナレフだ!懐かしいスター達).....


そしてLPジャケット棚から、何と懐かしいアルバムが出てきたのです!「サイモン&ガーファンクルの赤盤グレーテストヒッツ」。これこそ私が洋楽に興味を持ち始めた13歳の頃、生まれて初めて買ったLPレコード!昔、沢山集めた実家のLPはもう何処かにいったのにこんな所で再会できるとは・・。
そして付録の洋楽スターのカレンダー(部屋に貼っていた)も入っている。まるで新品同様じゃん!


  .....(左)S&G「明日に架ける橋」 (右)デレク&ドミノス「いとしのレイラ」、Eクラプトンの名盤.....c0119160_20214484.jpg
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3人はマスターの薀蓄に耳を傾けながら、美しいS&Gサウンドやエリッククラプトンの泣きのギターを聴いて懐かしい時間を過ごしました。(猫わか様・お気に入りのロッドスチュワートはなかったけれど・・)



◆◆◆♪それではユーチューブで↓懐かしい音楽・名曲を是非お楽しみ下さい。♪画面の△を1クリック

           サイモン&ガーファンクル「明日に架ける橋」
           エリッククラプトン(デレク&ドミノス)「いとしのレイラ」
           ロッドスチュワート「セイリング」
           ミッシェルポルナレフ「ホリデイ」

上記の記事は最近ブログで知り合いになった「ださいおさむ氏」の「Reason to Live」というコーナーで、洋楽名曲の歌詞を自訳して思い出や薀蓄を語るサイトです。一遍に嵌まってしまいました。
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私より2才前後年下のようですが、好み曲がお互いピッタリ合っており、また実によく詳しい。(超博識)
昔聴きまくった名曲が走馬灯のように蘇り懐かしさを堪能、新たな発見もさせてくれるNICEブログ!

  ◆◆◆本ブログ゙メモ欄にリンク紹介しています。是非と定期的に楽しんでみてください。◆◆◆    




...(左)喫茶店のマスター(多分、団塊世代で過去は長髪・洋楽キチ) (右)店の前で同級生H井と....c0119160_2113613.jpgc0119160_2122297.jpg

前回の記事でも述べましたが、やはりレコードを擦り切れるまで入れ込み感をもって聴いていた我々の青春時代。夢中になった名曲はそれぞれ違いますが時代を共有できていることが嬉しい。

                         RW:洋楽(ロック・POPS)の記事シリーズ





★洋館公園で過ごす春のうらら日

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趣味多彩な「猫わか様」は洋館建物もお好きなようなので、近隣にある「大倉山記念公園」(2月に梅が満開の時期に訪問)へ案内しました。当日はもう桜が最後の時期となって葉桜模様でしたが、当日はポカポカ陽気で到来の春を実感するにはもってこいの日でありました。 

                  梅満開時の「大倉山記念公園」(2月)


.....(左)大倉山記念館に向かう御二方  (右)広場でサルサを陽気に踊るラテン系?の人達.....c0119160_21451191.jpgc0119160_21454480.jpg
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....(左)いよいよチューリップの季節ですなあ。 (右)ホール天井には獅子と鷲が刻まれていたんだ!.....c0119160_2149212.jpgc0119160_21492161.jpg

洋館好きの「猫わか様」の見学ニーズも満たし、2月に梅林が紅白満開だった谷地の公園を散策。
輝くような新緑にはまだちょっと早いものの、芽吹きの木々から溢れ出す生気を吸い込みながら、到来したばかりの春の喜びをじっくりと、ゆったりと味わうことができました。


        .....新緑一歩手前の木々、当公園の畝り木はかなり芸術的な姿を見せている・・・。....c0119160_21583829.jpgc0119160_21585058.jpg

     ....水仙も実に綺麗!さあ、これから花や新緑の季節ですなあ・・ワクワク!c0119160_2385767.jpgc0119160_2216681.gifc0119160_22163849.jpg

人生も大台を過ぎると、同級生(まだ30歳台だと言い張る人もいますが)との再会の機会が嬉しく、青春時代に夢中になった音楽・趣味などをレビューしたくなるものなんだなぁ・・と実感します。
当時には知りえなかったそれぞれの一面や深みを再発見し、それらを自分に刻み込みながら・・。
今日は本当にいい春の一日でした。


                                                    おわり

  by rollingwest | 2008-04-18 19:59 | 洋楽(ロック・POPS) | Comments(20)

<2008年3月>洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(自分史):(その2)

                           洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(その1)から続く



★ロック誕生50数年、洋楽POPS草創期を飾ったスーパースター

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ロックが初めて誕生した年は1955年と云われており、すでに50年以上の歴史が刻まれました。
映画「暴力教室」の主題歌「ロック・アラウンザ・クロック」(ビルヘイリー&ヒズコメッツ)が全米NO1になり大ブームが起きたことに始まります。「ロックンロール」の呼称で,起源はR&B・ロカビリーです。


(左)ロックの起源ビルヘイリー&ヒズコメッツ「ロックアラウンザクロック」 (右)ベンチャーズ「ウォークドントラン」、テケテケ・・c0119160_15564795.jpg
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    (中)チャックベリー(バディホリーやジェリーリールイス等と並ぶロックンロール創始者の1人)



これにエルビスプレスリー、リトルリチャード、チャックべリー等が続きます。ビートルズやストーンズは皆、彼らに憧れて誕生したのです。ベンチャーズほど日本で愛された外国のバンドは他にないでしょう。寺内タケシに象徴されるテケテケテケ・・・のエレキギターの音を響かせたGS黎明期の功労者です。
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エルビスプレスリーは「キング・オブ・ロックンロール」と呼ばれた不世出の歌手。「ハートブレイクホテル」でデビューし世界を席巻し、その後映画出演もして数々のヒットを放ちました。我々世代では復活した終盤時代の映画「エルビスオンステージ」を観て初めて知ったという人が殆ど。モミアゲ・ベルボトムズボン・太り気味でキンキラキンのイメージの方が強いんですけどね・・。メルリ~ミ~、メルリ~ミ~♪
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(左)エルビスプレスリー。「この胸のときめきを」はいきなり「When I said!」と始まる。c0119160_172155.jpgc0119160_160407.jpgc0119160_161012.jpg
(中)ボブディラン「追憶のハイウェイ」・フォークロックの開拓者  (右)バーズ「ミスタータンブリマン」 



フォークとの融合が図られたのもこの時期です。ボブディランやドノバン等がシンガーソングライターという分野に新たな道を開きます。またディランの「ミスタータンブリマン」をヒットさせたバーズや「朝日の当たる家」のアニマルズ、永遠の名曲「青い影」のプロコルハルム、牛も知ってるカウシルズも懐かしい。そして米国西海岸ではビーチボーイズがサーフィンサウンドで若者の心を席巻しました。


(左)サーフィンサウウンドで有名なビーチボーイズ「ペットサウンズ」 (右)プロコルハルム「青い影」・超名曲c0119160_162212.jpgc0119160_162361.jpgc0119160_163541.jpg
        (中)アニマルズ「朝日のあたる家」、ビートルズと並び人気を博した英国バンド


ボーカリストでは、トムジョーンズ・ニールセダカ・エンゲルバートフンパ-ディンク・クリフリチャード・アンディウィリアムス・グレンキャンベル等が、グループではホリーズ・グラスルーツ・バッキンガムス・ニューシーカーズ・ママス&パパス等が活躍。この辺は団塊世代の方が懐かしむ名前と思います。




★貴重な情報源:ロック情報誌やラジオ番組


中学生になり読みあさった音楽誌は「ミュージックライフ」(星加ルミ子初代編集長)や「音楽専科」。
大物グループ来日特集は実にワクワクしました。グループ、ボーカル・ギタリスト別の人気投票コーナーがあり、今トレンド先端者は誰なのかを知ることができ、毎月買っていました。LP交換コーナーもあったなあ・・。


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 ミュージックライフ(ELP来日特集)  音楽専科(Rプラント) ウルフフマンジャック(アメリカンTOP40)

大学入学で上京してから、毎日AMラジオでFEN(駐日米軍向け極東放送)を聴きまくっていました。ロック・POPSが流され続け、いわば日常的BGM。ウルフマンジャック(アメリカンTOP40)やチャーリーツナの名ディスクジョッキーが大好きでしたが遂に自身の英語力は上達しなかったなあ・・・。
80年代は勿論、小林克也「ベストヒットUSA」。当番組はプロモビデオを駆使し一時代を築きました。



★歴史に輝く伝説のロックコンサート

ロックフェスティバルで最も有名なコンサートは1969年に開かれたウッドストックです。
ジミヘン、サンタナ、Jジョプリン、グレイトフルデッド、Jエアプレイン、CSN&Y、テンイヤーズアフター、フー、BS&T、ザ・バンド、CCRの有名実力バンド30組が参加し40万人以上の観客が集まった伝説の野外ライブでした。
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伝説のライブ殿堂・「フィルモア」(ビルグラハムが創設)の数々のコンサートもロックク史には欠かせません。アルクーパー、Mブル-ムフィールドの「フィルモアの奇蹟」、オールマンブラザーズバンドの「フィルモアイーストライブ」(NY)、ウエスト(SF)で開催されたロック映画「フィルモア最後の日」にその名は燦然と輝きます。


(左)ウッドストックライブ(反戦・マリファナ・ヒッピー文化の頂点) (右)ウィーアーザワールド(USAライブエイド)c0119160_22324219.jpgc0119160_22332560.jpgc0119160_22342253.jpg
   (中)バングラディシュコンサート(Jハリスンが主催したロック史初の飢餓救済チャリティライブ)

ロックは世界に向けて飢餓の救済を訴える一大ムーブメントも興しました。1971年に開催された「バングラディシュコンサート」(Jハリスン、リンゴスター、エリッククラプトン、ボブディラン、レオンラッセル等)、1985年には「USAフォーアフリカ」(マイケルジャクソン、ライオネルリッチー、スティーヴィワンダー、シンディローパー、Bスプリングスティーン、ホール&ウォーツ、ヒューイルイス&ニュース等)が集結、歴史に残る2大チャリティとして記憶に残っています。




★思い出に残る吟遊詩人たち(1970年代前半)
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1970年初頭、ロックの先進性・革新力ではイギリス勢の方が圧倒優位であり、音楽性の高さ・発展性でアメリカ勢に断然の差をつけていたと思います。しかしシンガーソングライター部門では、アメリカから優秀な人材を多く輩出しカントリー音楽に根ざす素晴らしい数多くのヒット曲が生まれました。


(左)キャロルキング「つづれおり」は歴史的名盤 (右)カーリーサイモン「うつろな愛」ヨ~ソ~ベインc0119160_1647882.jpgc0119160_16475354.jpgc0119160_1648171.jpg
        (中)ジェームステイラー「スイートベイビージェームス」、穏やかに優しく弾き語る。


シンガー・ソングライター時代の幕開けを告げた男といえば、いぶし銀ジェームス・テイラー。夫人は名曲「うつろな愛」カーリーサイモン(厚い唇が印象的)。結果的に2人は離婚しちゃったけどね。
テイラーとデュエットしたキャロルキングの「つづれおり」はグラミー賞4部門制覇の超名盤です。
グラミー賞といえば1973年のロバータフラック「やさしく歌って」を忘れることはできません。


(左)ギルバートオサリバン「アローンアゲイン」 (右)ジョンデンバー「ロッキーマウンテンハイ」、カントリーロ~ド♪c0119160_16493814.jpgc0119160_1650469.jpgc0119160_177129.jpgc0119160_1773113.gif
      (中)レオンラッセル「ソングフォーユー」、ロング金髪で孤高の雰囲気が漂っていた。 


泥臭く渋いレオンラッセル、ロッキー山脈と大自然を歌うジョンデンバー、「雨にぬれた朝」のキャットスティーブンス、「アイガッタネーム」のジムクロウチ(J悲劇の一人、飛行機事故で死去)。 同じく悲劇の死を迎えた伝説のマービンゲイ(父親に殺された)、「ホワッツゴーインオン」は永遠のソウル名曲です。懐かしいアイク&ティナターナーはその後、夫のDVで離婚。80年代に女房だけが大ブレイクしました。


  (左)ジムクロウチ「アイガッタネーム」、涙が出るね~! (右)ニールヤング「アフターザゴールドラッシュ」c0119160_17105527.jpgc0119160_17113315.jpgc0119160_17115611.jpg
     (中)マービンゲイ「ホワッツゴーインオン」、社会問題にも提起した「ニューソウル」の創始者 


名曲「ふれあい」のダンヒル、「片思いの僕」のロボ。(この2人誰も知らねーだろうなあ・・)
奇抜な格好でデビューのギルバートオサリバン(アイルランド出身)。名盤「ハーベスト」等でフォークロックの象徴・栄光のニールヤング(アメリカ人と思っていた実はカナダ出身だと知ってちょっとビックリ)




★進化発展をみせたウエストコーストサウンド


1970年中盤~後半ではフォークロックがカントリー色を脱し、米国西海岸(ロス、サンフランシスコ)を中心にウエストコーストサウンドと呼ばれる一大ブームが起きました。スーパスター4人で結成したCSN&Y、サザンロックと呼ばれたオールマンブラザーズ。美しいメロディを奏でるアメリカ。デビュー当時は野生味溢れたスタイルだが、洗練された都会派に進化したドゥービーブラザーズ。 実にキラ☆の如くでしたね。


   (左)CSN&Y 「4ウェイストリート」、(デジャブも名盤)       (右)アトランタリズムセクションc0119160_17405049.jpgc0119160_17411268.jpgc0119160_17414444.jpg
      (中)オールマンブラザーズバンド゙ 「ブラザーズ&シスターズ」、米国南部ロックの雄
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 (左)アメリカ「名前のない馬」    (右)オーリアンズ「ウォーキング&ドリ-ミング」、ダンス・ウィズ・ミ~♪c0119160_17443555.jpgc0119160_1745476.jpgc0119160_17455814.jpg
(中)ドゥービーブラザーズ(キャプテンアンドミー)、初期と後半期は路線が違うが各時代とも秀逸。


歴史的なロックバンドであり世界的にも有名なイーグルス。「ホテルカルフォルニア」はやはり超名盤であり、
新加入ジョー・ウォルシュのエネルギッシュなギター、洗練的な都会サウンドはやはり最高アルバムのひとつです。
音楽スタイル変化の大きな発展となった「呪われた夜」は名曲満載。イーグルスはやはり素晴らしい。


    (左)イーグルス「呪われた夜」も超名盤     (右)レイナードスキナード(渋くてカッコイイ!)c0119160_17481177.jpgc0119160_17483353.jpgc0119160_17485625.jpg
        (中))ロック史に燦然と輝くグループイーグルスの「ホテルカルフォルニア」

           
しかし初期のカントリー色強いイーグルス(「デスペラード」が最高!)や同じ雰囲気を持つレイナード・スキナードもお気に入りでした。(同級生H池はこの2つが特に大好きでよく聴いていたなあ・・)
レイナードは飛行機事故で主要メンバーを失った悲劇(チェイスも同様だけど・・)のグループです。


 

★大学時代:思い出のヒットメーカーたち(1970年代後半)

大学に入学し1976年4月から下宿生活を開始。おのぼりさんにとっては初めて触れる東京の都会風景・文化は実に新鮮でした。やはりその頃流れていた巷のヒット曲が懐かしく思い出されます。
Pフランプトン、オリビアニュートンジョン、アバ、バリーマニロウ、カーペンターズ等の歌が懐かしい!
   
 (左)バリーマニロウ「歌の贈り物」、バラードの王道  (右)アバ「アライバル」、POPの王道c0119160_1811307.jpgc0119160_1813483.jpgc0119160_1813231.jpg
    (中)カーペンターズ「イエスタディワンスモア」、今は亡きカレンの歌声は青春時代のBGM
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当時は下宿・アパート暮らし(ビンボー学生でした)で部屋にステレオなんて贅沢、レコードも買えません。 毎日AMラジオFEN(極東放送)やFM東京を聴きまくり「アメリカンTOP」等でビルボード誌ヒットチャートをチェックすることが楽しみでした。(当然、彼女はいるわけなし・・)悲しいねエ・・(笑)


 (左)バーブラストライサンド「追憶」  (右)リンダロンシュタット「悪いあなた」♪イッツ・ソーイージーc0119160_18153013.jpgc0119160_1816291.jpgc0119160_18164519.jpg
  (中)オリビアニュートンジョン(そよ風の誘惑)、上京の春に流れていた思い出の曲
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当時は、タータンチェックのアイドル・ベイシティローラーズが大人気でした。(キャーキャー、女の子の黄色い声が煩かった。)  そんなの聴いていられるかと、毎日FENでマイナーヒット曲をチェックしていました。

(左)マンフレッドマンズアースバンド  (右)ドクターフック&メディスンショウ(楽しいオヤジたち)c0119160_6452630.jpg
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           (中)ゲイリーライト「夢織り人」、オオ~、ドリームウィーバ~!

上京の春1976年頃の思い出曲としては、エルビンビショップの「フールアランザフェルインラブ」、マンフレッドマンズアースバンドの「光に目も眩み」(Bスプリングスティーンの歌)、ゲイリーライトのスペースサウンド「夢織り人」、澄んだ声のメアリーマクレガー「トーンビトゥィーントゥラバース」、渋いヒット曲(「めぐり逢う夜」「セクシーアイ」等)で楽しませてくれたドクターフック&メディスンショウ(お茶目なオヤジたち)も大好きでした。
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「ワォン、ワ・ワ・ワ・ワォ~ン、♪アイウォンチュ~、ショミーザウェイ~♪」 ピーターフランプトン(ハンブルパイから独立)のソロライブ盤が世界で1,000万枚の大ヒット!大学入学時、毎日のように流れていた曲です。
80年代にブレイクしたジョンウェイトが率いたベイビーズもワイルドかつ音楽性の高いナイスなバンド。


(左)P.フランプトン「フランプトンカムズアライブ」ショーミーザウェイ♪(右)スティーブンビショップ「オンアンドオン」
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    (中)ロギンス&メッシーナ「ママはダンスを踊らない」、ケニーとジムは各自ソロでも活躍

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70年代後半、吟遊詩人・名アーティストがさらに多く輩出しています。ここに紹介しているのは一部に過ぎませんが、美しいメロディや洗練された名曲を聞きながら癒されていたものです。こんな曲を聴きながら女の子とデートできる日がいつ来るんだろうなアー・・と妄想を抱きながら、哀・・(T¬_T)。


 (左)ダンフォーゲルバーグ「フェニックス」 大好きだった! (右)レオセイヤー「ウェンアイニードユー」c0119160_18285759.jpgc0119160_1832318.jpgc0119160_18324770.jpg
   (中)ポールデイビス「クールナイト」、名曲「アイゴークレージー」は長い間ヒットチャート上位にいた。

レオセイヤ-、ジノバネリ、ランディバンウォ-マー、「アイゴークレイジー」のポ-ルディビスも心に残ります。
大好きだったダンフォーゲルバーグが昨年(07/12月),56歳の若さで亡くなりました。何とも寂しい・・。そういえば、ビージーズの次男モーリスギブも5年前に53歳で他界していたなあ。 追善哀悼・・


(左)ビリージョエル「ストレンジャー」名曲「素顔のままで」(右)ロッドスチュワート「明日へのキックオフ」c0119160_18342130.jpgc0119160_18343576.jpgc0119160_18345252.jpgc0119160_18352391.gif
  (中)ビージーズ。「マサチューセッツ」や「小さな恋のメロディ」は思い出、1970年後半はディスコ路線


黒人ではスティービーワンダーやコモドアーズ(ライネルリッチーがその後独立)も大活躍でした。
しっとりとした深みのある名曲を多く持つ大人のコーラスグループ・マンハッタンズも好きだったなあ。


(左)アース・ウインド&ファイアー「黙示録」(右)ディスコ女王・ドナサマー(ホットスタッフやバッドガール)c0119160_12581243.jpgc0119160_12584379.jpgc0119160_1259258.jpg
    (中)「サタデイナイトフィーバー:サントラ盤」この映画とアルバムがディスコブームに火をつけた。


1970年代後半にはディスコサウンドが大ブレイクします。ソウルからの転進組がメインですが、あのビージーズ(「サタデーナイトフィーバー」で大復活)やデビッドボウイまでが・・とビックリしたものです。
そしてジャクソン5の純真で可愛かったマイケルジャクソンが成長、ムーンウォークで大ブレイク!


 (左)ライオネルリッチー(コモドアーズ時代が特に好き) (右)マイケルジャクソン「オフザウォール」c0119160_18524195.jpgc0119160_1853553.jpgc0119160_18532263.jpg
      (中)盲目の伝道師スティービーワンダー「キーオブライフ」、「迷信」は大ヒット

70年代後半になるとロック・POPSは商業化し、ジャンル拡大・アーティスト数も大幅に増えます。
もう個々ミュージシャン別の薀蓄を語るのは辛くなってきました。60年代後半と比較すると音楽性の高度化・洗練が急速に進んだなぁと思います。やはりこの濃い10年間での進歩速度は著しかった!
次の第3編ではプログレ・ハード等のロック爛熟期から80年代、そしてバブル時代へと突入。


                          洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(その3)

                          洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(その4)に続く

  by rollingwest | 2008-03-19 16:15 | 洋楽(ロック・POPS) | Comments(15)