カテゴリ:鎌倉・湘南探訪( 10 )

 

<2015年4月25日>鎌倉・湘南探訪 (その 10 ):新緑の鎌倉アルプス(中高同級生ハイク)

                      鎌倉・湘南探訪 (その10 )


★昨年秋に企画した「鎌倉アルプス縦走」、新緑ハイクでリベンジ

2014年9月に中高同級生との鎌倉アルプス縦走を企画しましたが、朝から小雨模様につき臨機応に予定を変更し市内の寺社巡り(円覚寺・建長寺・鶴岡八幡宮・報国寺・浄妙寺・杉本観音など)を楽しみました。2015年こそリベンジしようと誓い合い、今回は新緑時期で漸く実現の運びとなりました。


  ....2014年秋、中高同級生4人で鎌倉アルプス登山を計画したが、市街寺社巡りに急遽変更....
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                             <2014年9月>中高同級生との鎌倉散策の記事

柏崎同級生メンバーは計6名、男性陣はT鳥氏が残念ながら都合付かず欠席でしたが、H井shingo(声優、某TV局ナレーター)が初参加。女性陣はN-minto様が娘さんと一緒に、Ryoko様も健在、そしてハマジュリ様が初めてウォーキングシューズを買い揃えて初参加。北鎌倉駅に集合して10時出発~!

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     .....今年は素晴らしい新緑日和にリベンジ登山。メンバーは総勢6人に増えて盛況!.....
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   ....半年ぶりに建長寺へ!前回は一度境内から出てしまい今回は迷った教訓を生かす.....
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前回は円覚寺・建長寺を見学後に外に出てから鎌倉天園コースを探したのですが登山口がよく認識できず、よく調べてみると建長寺境内から繋がっていることが解り入管料支払が必要なので要注意


    .....(左)威風堂々たる鎌倉大本山の顔「建長寺三門」 (右)今回は新緑のお出迎え.....
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        .....(左)参道の牡丹が豪華! (右)法堂へ向かう多くの参拝客.....
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「建長寺」は臨済宗建長寺派大本山であり、鎌倉五山の第一位に位する我国最初の禅寺です。北条時頼(5代執権)が国の興隆と北条家菩提のため中国より名僧「蘭渓道隆」を招き1253年建立し、創建当初は中国宋時代の7堂伽藍・49院の塔頭を有し、千人を越す雲水が修行していたとのこと


    .....(左)仏殿の前には花嫁と新郎が (右)仏殿・法堂を脇に鮮やかな唐門が見える.....
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立派な破風造り唐門(境内奥)左側から入り暫く進むと、鎌倉アルプスの登山道へと繋がっています。輝く青空に新緑は素晴らしい!「目に青葉、山ホトトギス・初鰹」の句が浮かんできた。H井(たのshingo)は朗読劇でウグイスの声をよく使いますが、鎌倉ウグイスの鳴き声は完璧だ!と感動し録音していた。

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    .....(左)タケノコが沢山(取っちゃ駄目デスの看板あり) (右)鎌倉アルプス登山、いざ開始!.....
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★鎌倉アルプス(天園コース)の醍醐味を体感!

鎌倉は海と山に囲まれた地形。北部の山尾根を中心に本格的なハイキングが楽しめ、6つのコースが整備されています。その中で最も距離が長いのが「鎌倉アルプス」とも呼ばれる「天園コース」(建長寺~瑞泉寺、3.8km約2時間)です。季節に応じた花絶景も味わえる素晴らしいウォーキングが満喫できます。


  .....(左)3つ下↓ウグイス美声 (右)半僧坊はもう間近、新緑とツツジの輝きが実に素晴らしい!.....
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半僧坊へと向かう「半僧坊道」は長閑な散歩道が続きますが、急な石段が出現!周囲には天狗軍団が立ち並び睨みを効かせている。これは壮観!明るい新緑や躑躅とコラボした天狗も面白い!


        .....(左)長く急な半僧坊への石階段 (右)烏天狗・大天狗が続々登場.....
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半僧坊からさらに石段を上ると勝上献展望台や十王展望台に辿り着きます。ここからは建長寺や相模湾が見渡すことができました。この場所は鶴岡八幡宮の裏手にあたることから海に向かって真っすぐに延びる若宮大路が見えます。絶好天気でしたが富士山は霞んで見えなかったのはチト残念


    .....「十王岩展望岩」到着、建長寺や相模湾が遠くに見える!富士はガスって見えず.....
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先日NHK-BSで全国の山好きが選ぶ「にっぽんトレッキングBest20」なる番組がありましたが、何と鎌倉アルプスが第13位に名を連ねてビックリしました。1位は尾瀬、第2位屋久島でしたが、錚々たる山々が並ぶ中、伊吹山・白神山・裏磐梯・大台ケ原等の名峰を抑えての人気度はチト評価され過ぎかな~


     .....鎌倉アルプス(天園コース)はハイカーに大人気、快適なトレッキング山歩きが楽しめる.....
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昼前に大平山(鎌倉アルプス最高峰)に到着、「鎌倉カントリー」のクラブハウスがあり、下は広場になっており木陰で弁当を広げてランチタイム。持参した冷えたビールをプシュ!毎回女性陣からの差入れ惣菜が沢山あって本当にありがたきことかな。上空から餌を窺う鳶を尻目に楽しい会話でひと花が咲きました。


       .....(左)大平山に到着、鎌倉CCのクラブハウスも見える (右)木陰でワイワイと昼食.....
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さて腹拵えが済んで、再び鎌倉アルプス縦走路へ!少し登ると鎌倉カントリーコースを見渡せる場所があります。最近、たのshingoはゴルフを覚えて羨ましそうに見学。小生は才能がなくて8年前に足を洗っています。暫く進むと天園茶屋に到着。ここまでくれば3/4位の距離を歩いたのでもう下山路は近い。


          .....苔生した急な石階段も竹藪の道も実に風情あり、天台山へ向う.....
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        .....(左)椎の木に囲まれて雰囲気あり (右)天園峠の茶屋にようやく到着.....
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途中に「貝吹き地蔵」という聞き慣れない石仏が出現。1333年新田義貞軍による鎌倉攻め(後醍醐天皇が建武新政を実現)に耐え切れず、終に自害した北條高時(鎌倉幕府執権)の首を守った伝説地蔵。敗走する北條氏部下を助けるため敵を欺く法螺貝を吹き鳴らした由来で付いた名前らしい。


    .....(左)吉田松陰の足跡も発見 (右)新田義貞・鎌倉攻め(北条敗走)の逸話「貝吹地蔵」.....
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胡桃山は鎌倉アルプスのラストピーク、真下を覗くと鎌倉高級住宅街。途中で吉田松陰・留跡地石碑も発見してビックリ!安政大獄(井伊直弼)で萩から江戸獄中に繋がれるため当地を通過しました。無念の鎌倉道だったと思いますが松下村塾が世界遺産推薦ニュースも入り松陰も喜んでいることでしょう。


          .....胡桃山から望む鎌倉の住宅街、もうハイキングコースの下山口は近い.....
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     .....(左)無事下山! (右)輝く新緑と季節外れの紅葉(?)のコントラストが鮮やか!.....
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やがて山道は徐々に標高を下げて、住宅街の中へと出ました。実質的な登山はこれにて終了。次は鎌倉の古刹巡りをしながら鎌倉駅方面へ向います。次はかねてからの憧れだった瑞泉寺を訪問





★鎌倉の古刹・文学館を訪ねて2万6千歩

瑞泉寺は「鎌倉の花寺」と呼ばれ、一年を通して花の多いお寺ですが梅・紫陽花・紅葉と各季節の表情が美しいの評判のお寺です。「夢窓疎石」(京都の天龍寺・苔寺の庭も手がけた超一級デザイナーの高僧)が造営した石庭も素晴らしい!巨大やぐら(高貴な人を祀る祠)が池に映る光景は必見


       .....(左)鎌倉一の紅葉名所で有名な「瑞泉寺」に到着 (右)七福神堂も鎮座.....
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   ....瑞泉寺は「巨大やぐら」(高貴人物の墓)が水面に映る庭池があり四季風景が素晴らしい....
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                         <2013年6月>大学仲間との鎌倉紫陽花ハイキンクの゙記事
  
瑞泉寺を堪能して長い石階段を下り、次は鎌倉宮へと向います。鳥居をくぐり拝殿には真っ赤な「獅子頭守」が鎮座しています。後醍醐天皇(鎌倉幕府倒し建武新政)の皇子「護良親王」が祭神です。


         .....(左)瑞泉寺の風情ある石畳道を下る (右)次は鎌倉宮へ向う.....
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           .....「鎌倉宮」の鳥居をくぐると立派な神楽獅子の頭が2つ!.....
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鎌倉宮創建当初から伝わる「厄割り石」が拝殿前に置かれており、息を吹きかけ身体の中の悪い気を移して投げ割ると無病息災の願が叶うらしい。N-minto女史の豪快な投げっぷりにビックリ!(笑)


    .....(左)武士の祈り像は実に珍しい (右)厄割石を思いっきり投げつけるN-minto女史.....
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荏柄天神社は、太宰府天満宮、北野天満宮とともに日本三天神に数えられる神社。天神の名が示す通り菅原道真(平安時代の学者・政治家)が祀られ、立派な松門や神木も実に印象的な社でした。


         .....(左)「荏柄天神社」の松門 (右)境内には立派な神木や絵筆塚が鎮座.....
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赤い社殿に参拝し右手には華やかな神輿が、左手に横山隆一等多くの漫画家が建てた絵筆塚が奇妙な姿で鎮座している。この辺でウォーキング終るのが丁度よかったのですが、まだ14時過ぎだ・・


          .....荏柄天神社の真っ赤な本殿、脇には煌めく神輿が収められている.....
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打上げ会にはまだチト早いので最後に鎌倉文学館の訪問を提案したところ一応異論なし。しかし賛成を得たとはいえ、皆の足は相当にパンパン状態となっていたのでした。鎌倉駅から近いと思ったものの結構な距離を歩かせてしまい、終盤では「隊長、いつ着くの~?」と遂に悲痛な訴えが・・(-_-;)


      .....最後は「鎌倉文学館」(川端康成・三島由紀夫等、多くの鎌倉文士が集った)を訪問....
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鎌倉文学館は3年ぶりの訪問ですが老舗ホテルのような雰囲気ある建物。重厚な佇まいの洋館は、前田侯爵家の旧・鎌倉別邸を改築したもので鎌倉文士(川端康成・三島由紀夫・芥川龍之介・大佛次郎・与謝野晶子ら)の直筆原稿や愛用品等が展示されています。眺めも雰囲気も素晴らしい~!

                             <2012年7月>映画・文学の都、鎌倉の風景の記事
  

      .....(左)立派な洋館庭園にて集合写真 (右)鎌倉文学館の気持ちいい新緑道.....
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鎌倉文学館からの帰路は「由比ヶ浜駅」から江ノ電に乗り鎌倉駅経由で横浜駅西口の居酒屋へ!今日は初参加者に2万6千歩も歩かせてしまい大いなる反省をした幹事でした。<(_ _)><(_ _)>


         .....江ノ電「由比ヶ浜駅」から横浜へと向う(皆さん、かなりヘトヘト状態).....
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とはいえ参加者の皆様はチャレンジで歩き切った達成感・充実感でご満足の様子で少し安心。「また是非とも次回企画を!」と迫られるRWですが、本格的登山はまだ無理なメンバーもいるのであまり欲張らずに最大公約数の平地歩きコースの選定ですかな・・。これに懲りずにまたお付き合い下さい。


     .....今日は疲れたけど・・、最後は定番の打上げ会!皆様は再び元気に復活!.....
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                             <2012年1月>「極楽寺~鎌倉大仏・由比ケ浜」の記事


                                                         おわり

  by rollingwest | 2015-05-18 00:00 | 鎌倉・湘南探訪 | Comments(108)

<2014.9.20>鎌倉・湘南探訪 (その9):小雨の秋風情、中高同級生との鎌倉散策

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★1年3ケ月ぶりの鎌倉ウォーキング

昨年初夏に大学時代仲間と鎌倉紫陽花ウォーキングを楽しみましたが、今秋は中高同級生との鎌倉散策を企画。当初予定は鎌倉アルプスのハイキングコースでしたが、朝から小雨模様だったので臨機応変、鎌倉寺社(メジャースポット)の散策旅に切り替えました。でも6時間近くも歩き回り結構疲れました~(笑)


     ......(左)北鎌倉駅前に集合! (右)まずは超メジャーの円覚寺(臨済宗)から......
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柏崎同級生メンバーは今年4月の横須賀ウォーキングで御一緒した女性陣(N-minto様・Ryoko様)、男性陣では今回からT鳥氏が初参加。北鎌倉駅で9時45分に現地集合して10時より円覚寺からスタート
総門から長い石階段を登り上がると威厳ある山門が出現!何度来ても円覚寺は風格を感じます。

                              新緑の観音崎・横須賀ウォーキング(2014年4月) 

  ......長い石階段を登り、円覚寺(鎌倉五山・第2位)の山門(三門)をくぐって境内へ!......
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      ......円覚寺仏殿へ。昭和39年再建の御本尊「宝冠釈迦如来像」が安置......
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執権・北条時宗が創建(1282年)した臨済宗・円覚寺派総本山は、武士の精神的支柱である禅宗の無学祖元を開祖として建立された鎌倉を代表する古刹。数ある鎌倉寺社の中でも鶴岡八幡宮・建長寺・円覚寺がビッグ3と謂われます。大小30の建物が広大な敷地に配置されスケールがでかい!


    ......(左)開祖「無学祖元」 (右)在家信者が座禅を組む修行者道場「居士林」......
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円覚寺の国宝「舎利殿」は、小学生時に嵌った趣味切手のデザインで目に焼き付いていた禅宗様式建築の最高峰!出会いを期待したものの通常非公開で、門から遠目に覗くだけで少し残念でした。


    ......国宝「舎利殿」(切手収集趣味の定番)、一般参拝客は建物内部に入れない......
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次は「大方丈」へと入ります。寺の住職居住する場所ですが、各種儀式や行事に使用されています。前庭には多くの観音像が置かれ「百観音」と呼ばれ、拙叟尊者が岩窟を穿った観音がルーツらしい。


      ......「大方丈」は広い畳敷きで心が洗われる!前庭には「百観音」が置かれる.....
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     ......(左)ヒガンバナ&木彫り仏 (右)近くには風呂桶屋があるのが鎌倉らしい風景.....
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「明月院」は御存知「紫陽花寺」として超有名!昨年の大学仲間と訪れましたが、今回季節が外れているし、今日は盛り沢山コースで時間がなくなりそうな予感・・。総門前で集合写真のみに留めました。


   ......(左)昨年初夏に巡った明月院 (右)総門前で集合写真(欄干の石ウサギは元気そう)......
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                            大学仲間との鎌倉紫陽花ハイキング(2013年6月) 




★鎌倉五山の第一位「建長寺」

「建長寺」は臨済宗建長寺派大本山であり、鎌倉五山の第一位に位する我国最初の禅寺です。北条時頼(5代執権)が国の興隆と北条家菩提のため中国より名僧「蘭渓道隆」を招き1253年建立し、創建当初は中国宋時代の7堂伽藍・49院の塔頭を有し、千人を越す雲水が修行していたとのこと


   ....「建長寺」総門、鎌倉メジャー人気の臨済宗本山(けんちん汁は建長汁が名のルーツ)......
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     .....(左)威風堂々たる鎌倉大本山の顔「建長寺三門」 (右)開祖「蘭渓道隆」......
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毎週土曜日の昼前後2回、三門の下で法話が行なわれており熱心に聞いている人が沢山いました。建長寺では山門を「三門」と呼びますが「三解脱門」の略で悟りに至るため通過する3つの関門(空・無作・無相)のことらしい。煩悩から逃れられぬRWは門をくぐっても法話を聞いても効果ないかも・・


        ......(左)三門での土曜法話に耳を傾ける人達 (右)茅葺きの梵鐘......
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          ......(左)三門を境内から振り返る (右)本尊の「地蔵菩薩像」......
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法堂本尊には千手観音像が祀られており、その前には釈迦苦行像(苦行・断食でアバラ骨)がありました。ガンダーラ文明遺産像の模造は2005年愛知万博で陳列後、パキスタンから建長寺に寄贈されたとのこと。天井には迫力ある雲龍図!創建750年記念事業の一環で3年に亘って製作された大作・・


   ......(左)建長寺「仏殿・法堂」の威容 (右)法堂の「千手観音像」&「釈迦苦行像」.......
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    ......(左)法堂の天井画雲龍図 (右)パキスタン奉納の釈迦苦行像(ガリガリ状態だ!).....
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さらに奥に進むと立派な破風造りの唐門が出現!大庭園を持つ方丈(龍王殿)見学していると予定時刻を結構オーバーしたことに気付き、慌てて次へと向うことに・・。小雨は相変わらず降り続いており、創建時に植えられた樹齢760年「柏槇(ビャクシン)の大木」を見ながら建長寺・大伽藍を後にしました。


        ......(左)鮮やかな唐門が見えてきた  (右)方丈の優雅なる庭園......
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     ......創建時から760年も生き抜いてきた建長寺「柏槇(byakushin)の大木」......
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★鎌倉のシンボル「鶴岡八幡宮」


次は鎌倉武士の守護神「鶴岡八幡宮」へと向います。鎌倉駅から若宮大路経由で正面から入るのが通常ですが、我々は建長寺帰りなので裏手神殿から入りました。小雨なので人出はやや少なめ


      ......(左)鶴岡八幡宮の段上から舞殿を見下ろす (右)裏口から入りました~......
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鶴岡八幡宮は、全国八幡社の中で三大八幡宮にも数えられ、石清水八幡宮(京都)を厚く信仰していた源頼義が鎌倉に勧請したことが始まりと謂われます。武内社には宇佐神宮(応神天皇が祭祀)の神輿が並んでいました。なる程!宇佐神宮を建立した秦氏が源氏ルーツであることがよく解ります。

                            「宇佐神宮」(八幡神社総本宮)の深い謎 

 ....源氏は秦氏の流れを汲む氏族。八幡の鳩(hato)・白旗(hata)に秦(hata)の語源が見える.....
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鶴岡八幡宮のシンボル大銀杏(樹齢千年の天然記念物)は、3代将軍源実朝を暗殺した公暁が隠れていた「隠れ銀杏」、鎌倉の歴史を見守ってきた大樹は2010年3月の強風で根元から倒伏してしまいました。しかし2年後には残った根から新芽が出ていることが確認され、再び成長を続けています。


  .....(左)本宮への石階段を登る参拝者 (右)倒壊した「大銀杏」はまだ生きている。ガンバレ!.....
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境内の中央部にある「舞殿」では厳かに一般の方の結婚式が行われていました。この舞台こそ、源頼朝が義経追討で「静御前」(義経の恋人、白拍子)を捕え、ここで舞を命じさせた歴史的な場所です。


      ......境内の中央部にある「舞殿」では結婚式が厳かに催されていた......
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静御前は、頼朝の前で毅然とした態度で「しずやしず・・しずのおだまき 繰り返し・・」(静・静と私の名を呼んだ義経様が懐かしい)と歌い舞ったのです。頼朝は激怒し、それを冷静に諌めたのが北条政子でした。こんな歴史的舞台で観衆に見守られながら華燭の典を挙げられるとは実に羨ましい!


     ......舞殿は「静御前」(義経の恋人)が頼朝の前で舞を踊らされた演舞台......
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広い境内を歩き白旗神社や若宮を通過して「源平池」へと向います。蓮池のベンチで昼食タイム!各自が用意してきた弁当を広げビールで乾杯!女性陣はアルコールでなくスイーツ・・(別腹とはよく言ったもの)


     ......(左)白旗神社(源氏の白い旗の象徴) (右)若宮(下宮)も風格あり......
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      ......建長寺に隣接する「源平池」(蓮が咲き誇る)のベンチでお弁当タイム......
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昼食後は「鎌倉国宝館」を見学、写実・躍動的な鎌倉期仏像の素晴らしさを堪能!そして歩いて行くと砂利が敷き詰められた馬場道に出ました。ここがあの有名な流鏑馬神事が行われる場所。源頼朝の流鏑馬で始まった神事は武家文化の歴史を体感できるイベントとして海外観光客も魅了します。


      ......源平池隣の「鎌倉国宝館」を鑑賞(十二神将像や閻魔像が続々登場)......
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     ......毎年2度行われる流鏑馬神事の馬場は長い直線コース!次は雪ノ下へと向う......
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                                   「極楽寺~鎌倉大仏・由比ケ浜」編




★高級住宅街経由で報国寺・淨妙寺・杉本観音~ウォーキング完了

雪ノ下の高級住宅地を散策すると「古き良き時代」を彷彿とさせる建物が多く、まるで小津安二郎映画の舞台の如し・・川に鯉が泳いでいる。暫く行くと鎌倉竹の寺として知られる「報国寺」へ到着~!


         ......高級住宅街「雪ノ下」を通って行く。自然あふれる静かな路地......
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  ......(左)雪ノ下住宅街の小川には大きな鯉が泳ぐ (右)「報国寺」門前で集合写真.....
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「報国寺」はミシュラン三ツ星指定された外人さんの人気スポット!境内の見事な竹林、やぐらと呼ばれる鎌倉時代の墳墓、実に雰囲気があります。女性陣は静謐竹林の中でお茶を楽しんでおりました。


    ......報国寺境内には「やぐら」と呼ばれる鎌倉時代の墳墓もあり穏やかな風景......
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       ......報国寺のハイライトは素晴らしい竹林、煎れたての抹茶を味わう御二方.....
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「浄妙寺」は鎌倉五山の第五位で嘗ては広大な寺地を有し現在でも付近の地名は「浄明寺」(妙の代わりに明を用いる)として名残を残しています。静かな枯山水と爆睡していた猫が印象的でした。


        .....「淨妙寺」は鎌倉五山・第五位の古刹、受付で爆睡していた猫......
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             ......(左)浄妙寺の枯山水 (右)茶室で寛ぐ女性2人......
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「杉本観音」は「坂東観音霊場三十三番札所」の第一番。臨済宗の高貴で威厳ある鎌倉寺では珍しく、秩父観音のような素朴さが漂っています。最近、秩父霊場巡りがマイブームになっているN-minto女史は目を輝かせていました。秩父巡礼が結願したら今度は坂東観音が視野に入っているようだ。


       .....「杉本観音」の物凄く長~い石階段、苔生した感じが実に風情あり......
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             ......(左)神童子の像? (右)途中で洞窟の祠も登場......
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堂内には、十一面観音(本尊)・毘沙門天・不動明王・地蔵菩薩などゴッタ煮状態、熊野と白山の大権現社もあってまさに神仏習合。五輪塔・石塔・石仏が多数置かれ壮観!裏手の山一帯は杉本城跡(三浦氏一族の杉本氏が築いた城)で、ここからの鎌倉高級住宅街の眺めはなかなのものでした。


      ......(左)杉本観音の本堂 (右)本尊の十一面観音の他に多数の仏が鎮座......
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        ......(左)裏手の山から見下ろす鎌倉住宅街 (右)膨大な石塔の数々.....
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帰りは再び鶴岡八幡宮へと向いますが、途中に源頼朝の墓と白旗神社があったので参拝。頼朝は相模川周辺で落馬にて不慮の事故だったとのこと。白旗神社は、源氏の軍旗である白旗に由来


           ......(左)清泉女学院小脇の道 (右)源頼朝の墓と白旗神社......
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            ......再び、「鶴岡八幡宮」の境内へと戻る。雨も晴れて来た......
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鶴岡八幡からはメインルート「若宮大路」経由で鎌倉駅へ・・、とはいえ「小町通り」の方が賑やかなので右折して雑踏へと紛れ込む。今日はハイキング変更して平場ウォークでしたが結構欲張って歩いた~!


    .....「若宮大路」は鶴岡八幡と鎌倉駅を結ぶ鎌倉象徴のメインルート(訪問した寺社は太枠)......
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       ......「鎌倉小町通り」はやはり大賑わい!コチラを通って駅へ向った方が楽しい......
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打ち上げ会は横浜西口の雑踏に紛れ込み16:30から居酒屋、その後は定番カラオケ大会♪。中高生時代の気持に回帰、こちらもエネルギー大放出状態!お疲れ様~、次回はハイキングのリベンジかいな・・?


          .....最後の締めは、横浜駅西口の居酒屋で反省会&カラオケ歓声会......
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                                       「映画・文学の都、鎌倉の風景」編
                                   


                                                         おわり

  by rollingwest | 2014-10-13 00:00 | 鎌倉・湘南探訪 | Comments(102)

<2014年4月>鎌倉湘南探訪(その8):「藤沢歴史探訪」(義経・一遍・日蓮の史蹟巡り)

<日本仏教史を飾った偉人達>(その3):踊念仏・時宗「一遍上人」&「日蓮上人」②(龍ノ口法難)


★藤沢北部エリアに見られる歴史の面影

久しぶりに鎌倉湘南探訪シリーズ記事を公開、今回は鎌倉・江ノ島から離れて藤沢北部に足を伸ばしてみました。今やすっかり都市化した藤沢の市街には、残念ながら鎌倉や川越のような深い歴史を感じる街並は見当りませんが、宝探しの視点で歩いてみると随所に歴史の面影を発見できます。


    .......湘南最大の都市「藤沢市」(人口42万人、神奈川県第4位)の駅前風景.......
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藤沢宿は江戸日本橋から数えて東海道53次の第6番目の宿場。戦国時代から、小田原北条氏の交通要地でしたが1601年に駅制が定めら藤沢宿として成立しました。遊行寺や江ノ島詣の観光宿で発展し、江戸庶民は浮世絵に描かれた光景に憧れて藤沢という地をイメージしていたことでしょう。

                                湘南探訪・江ノ島を特集した記事はコチラから


   .......広重や北斎が浮世絵に描かれた藤沢宿・江ノ島は江戸時代の人気観光SPOT.......
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藤沢北部には、東海道の昔を思い出すような街並風景は殆ど残っていませんが日本史に登場するビッグネームの史蹟を随所に発見することができます。今回の記事は、源義経に所縁深い「白旗神社」、一遍(踊り念仏・寺宗の開祖)の「遊行寺」、日蓮が法難を受けた「龍口寺」を中心に紹介しましょう。


   .......日蓮上人が法難を受けた「龍口寺」、寺の高台からは藤沢の街と江ノ島が望める.......
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★源義経・弁慶の首が祀られる「白旗神社」


     .......藤沢の「白旗神社」(創建年代不詳、古くから寒川比古命を祀っている).....
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源義経が祀られる藤沢の「白旗神社」は全国に70社を数える源氏を祀る神社の一つですが、もとは相模国一宮寒川神社と号していたとのこと。しかし1249年に義経がここに合祀され白旗神社となりました。ちなみに源氏三神社とは、六孫王神社(京都)、多田神社(川西)、壺井八幡宮(羽曳野)


  .....社殿を覗くと判官・源義経の肖像画があるぞ!ヒーロー義経が当地に眠っていたのか.......
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その由緒は源義経と弁慶の首が当地に祀られたからです。平家打倒の立役者だった義経は兄頼朝とその後対立し1189年奥州平泉で攻められて自害しました。2人の首は鎌倉での検分実施後に捨てられ、藤沢の境川に漂着して、近くには義経の首を洗ったという「首洗い井戸」が残っています。


   .......奥州で自害した義経の首は鎌倉で検分され川に捨てられ、当神社で祀られる......
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当地で首が拾われた事を知った頼朝は義経を哀れみ源氏シンボル「白旗」の名を冠し明神として祀らせたとのこと。境内には義経と弁慶の名に因んだ木や石碑もある。日本史で超有名な義経・弁慶が藤沢に眠っているとは意外と知られていない事実!でも源平史が好きな人はよく訪れる神社です。


       ........石に触れると病気に罹らないと云われる「弁慶の力石」もあった......
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源氏に所縁深い神社といえば八幡宮ですが、鎌倉鶴岡八幡のシンボルは鳩。そして白旗・・、清和天皇をルーツとする源氏と秦氏は深い繋がりを持っています。今登場した文字(幡・鳩・旗・秦)には全てHATのキーワードが登場している。大陸渡来の秦氏は氏姓の源という意味が隠されているのかも・・


       .......源平合戦で有名な源氏の白い旗、この神社の名の由来となっている......
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★高級別荘住宅地の鵠沼海岸付近

江ノ島の隣に位置する鵠沼海岸には、歴史的に有名な政治家・実業家・文化人の邸宅や別荘が多くある場所でリッチな雰囲気が漂います。RWにとっての鵠沼は、会社の新入社員研修合宿で砂浜を毎朝走らされたことが脳裏に蘇る海岸。江ノ島を生まれて初めて見たのも研修所の窓からでした。


  ......新入社員研修で毎朝、鵠沼の砂浜(別荘地の面影あり)を走らされたものだネ~.......
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2007年、鵠沼にあった歴史的建造物が次々に放火される事件が相次ぎ、この辺りは物騒な雰囲気に包まれたことがあります。大正時代の丸ビルを建築した米国設計技師モーガンの旧邸、国の重要文化財建築だった旧住友家俣野別邸、大磯の旧吉田茂邸も出火、実に不埒な奴がいたもんだ・・


   .......(左)モーガン旧邸 (右)旧住友家俣野別邸、2007年に連続放火で焼失.......
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鵠沼に皇大神宮があったという事実も初めて知りました。832年造立記録があり、創建が古い神宮の祭神は天照皇大神の他に神話のビッグネームが続々と登場します。第60代醍醐天皇時代には、相模国の総社(筆頭は寒川神社)に列せられたらしい。鳥が告げるクゲの字も何か意味がありそうだ・・


   ........(左)鵠沼皇大神宮 (右)夏は人形山車が練り歩く華麗な例大祭が行われる......
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★箱根駅伝の坂で有名な「遊行寺」(時宗の総本山)

正月の風物詩「箱根駅伝」往路で戸塚中継所を通過した後、最初に迎える難所は「遊行寺坂」、ここを上り下りするランナーはスペシャリスト選抜の一人なのかも・・。坂の名前は鎌倉時代に「一遍」という遊行僧が当地で踊念仏を始め、「時宗」という大きな宗派に成長し「遊行寺」が建立されたことに由来


    ........遊行寺の坂(国道1号)はきつくて長い・・。箱根駅伝の難所コースとして有名......
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時宗・総本山「遊行寺」の正式名称は「藤澤山無量光院清浄光寺」・・、Oh~藤沢の名前がついているぞ!東海道五十三次・藤沢宿は江ノ島観光の他に門前町として発展したことが大きな理由か・・?


  ........「遊行寺」は境川(片瀬川)を渡った丘の上に鎮座。時宗4代目「呑海上人」が創建......
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時宗開祖の「一遍」は全国を遊行して踊念仏を広め、鎌倉新仏教の一勢力を占める程に発展へと導きました。本堂は東海道随一といわれる木造建築(関東大震災後に再建)で実に堂々としている。総門の石段は48段あり、いろは四十八文字からもじって「いろは坂」と呼ばれているとのことです。


  .......(左)諸国を巡り「踊り念仏」を広めた「一遍上人」 (右)総門へ登る石段「いろは坂」......
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「いろはにほへと」の歌を調べて見るとは「諸行無常」「諸法無我」「涅槃寂静」の三法印(真理の教え)が刻まれているそうな・・。いろは歌の作者は空海や柿本人麻呂等の諸説がありますが、歌中には日本古代史を紐解く暗号が隠されているとも言われます。毎回この路線が好きなRW・・(苦笑)


      ......念仏系宗派の本尊は金ピカのケースが多いが、ここも実に華やかだった・・!......
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境内には、大銀杏(樹齢数百年)や立派な庭園(ソテツも多く湘南らしい雰囲気)があり、ゆっくりと散策するには楽しいお寺だね~!訪問した日は梅が綺麗に咲き誇り、春到来の嬉しさを感じました。


     ......遊行寺社務所の庭に出てみると燃立つ白梅や木瓜の花、本格的な春到来!......
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先日久しぶりに大手町ビルど真ん中に鎮座する強烈なる東京のパワースポット「平将門の首塚」を訪ね、塚碑銘に「遊行寺の名僧・真教上人が復興した」と記載されており驚きました!鎌倉新仏教の寺と日本最大の祟り神との繋がりは全くイメージしにくいものの実に不思議な縁だな~と思った次第です。


   .......(左)早春の庭に心和む (右)平将門首塚(大手町)の復興は遊行寺名僧の名が!.....
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★日蓮が斬殺されかけた法難の寺「龍口寺」

「龍口寺」は藤沢市片瀬の丘に建つ日蓮宗の本山、この地はかつて鎌倉時代の刑場跡で1271年日蓮が処刑されそうになった因縁の地であり当事件は「龍ノ口法難」と呼ばれています。日蓮は鎌倉幕府や念仏宗を堂々と路上批判(辻説法)し捕えられてしまいますが自分の信念を曲げません。


  ......「龍ノ口法難」の舞台「龍口寺」、幕府に捕えられた日蓮はここで処刑されることになった......
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ついに日蓮上人は腰越の「龍ノ口刑場」で斬殺処刑されることになりました。上人が首切り座に据えられ介錯人が首を刎ねようとする瞬間、突然轟音と共に雷光が閃いたのです。武士達は目が眩み次々倒れ込み、天から守られた上人は難から無事逃れられ、当地は日蓮法難の霊蹟となりました。


  ......日蓮が斬殺される寸前に、突然雷光・雷鳴が轟き、武士は目が眩み倒れ込んだ!......
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処刑は免れても佐渡流罪となった日蓮でしたが、赦免後は日蓮の教えをさらに広めていきます。頑固一徹な日蓮上人の波乱万丈な一生は「大田区探訪④池上本門寺」で紹介済ですのでご覧下さい。

                          日蓮の生涯(大田区探訪④池上本門寺)の記事はコチラから

 


  ......(左)処刑寸前の地には日蓮の石碑が! (右)高台にはインド寺院風の仏塔があった....
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仁王門をくぐり山門を抜けると広い境内が広がり、大本堂と五重塔が現れます。大本堂をぐるりと取り囲むように裏山の散策路があり、裏山に聳え建つ風格ある五重塔や真っ白な仏舎利塔を観ることができます。仏舎利塔に登ると相模湾・江ノ島や藤沢の街を望む絶景のパノラマが満喫できます。


    .......(左)風格漂う五重塔 (右)威厳ある本堂、見事な木彫りが芸術的だった!......
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★日蓮所縁の史蹟が多く残る鎌倉

鎌倉は日蓮上人の足跡が多く残っている場所です。辻説法を行っていた「鎌倉開教聖地の碑」がある「妙本寺」(苔寺とも呼ばれる)を中心にして日蓮所縁の寺跡をジックリと散策することができます。


      .......辻説法の地に立つ「妙本寺」の日蓮像、「松葉が谷草庵跡」としても有名......
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安房から初めて鎌倉に入った日蓮が拠点を構え20年近く過ごしたといわれる「松葉が谷草庵跡」、「立正安国論」を著した「安国論寺」、「大聖人辻説法像」(高村光雲作)が立つ「長勝寺」が最大見所


   ......(左)蒙古襲来を予言した「立正安国論」の著書拠点 (右)「富士見台」からの光景......
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その他、日蓮宗を迫害した北条時頼家臣が翻意帰依した「光則寺」、日蓮が富士山に向かい法華経を読んだ「富士見台」(由比ガ浜・材木座海岸・富士が一望の絶景ビュー)等もお薦め。次回は日蓮上人が辿った鎌倉足跡に絞りレポートしたいと思っています。あっ今回は藤沢の紹介でしたネ・・、失礼~


    ....... 日朗(日蓮の弟子)を監禁した幕府家臣が翻意帰依した「光則寺」(お花の寺)......
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龍口寺の近くにはマスコットみたいな可愛らしい六体の地蔵が祀られています。六地蔵は、当地で処刑された罪人供養のため亡者を六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天)から救うために祀られます。


      .......(左)昔は刑場だった龍口寺の近くには「六地蔵」 (右)腰越・江ノ電風景......
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修行足らずで現生利益優先の凡人は、日蓮の如く強くは生きられず・・、一遍の如く欲なく往生を願う暮しもできず・・、皆様とブログでコメントを交わすささやかな喜びで生きているRWです。(苦笑)



                                                          おわり

  by rollingwest | 2014-04-19 00:00 | 鎌倉・湘南探訪 | Comments(92)

<2013年7月18日>鎌倉・湘南探訪(その7):逗子・葉山の風景

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いや~!本当に猛暑が続きますね~!平年よりも半月も早い梅雨明けとなり、日本全国の海水浴場も大賑わい!湘南の夏といえば、やはり逗子・葉山のセレブなマリーナ風景が脳裏に浮かぶますネ~。





★湘南・鎌倉の海から満喫した冬富士 (おさらいレビュー)


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    .....(左)今年の冬、湘南の富士を楽しんだ周遊ルート (右)大磯の岩場海岸からの富士.......
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先月、山梨からの富士山岳パノラマをレポートしましたが、今回は湘南海岸から仰いだ富嶽絶景!半年前に車で廻った逗子・葉山の撮り溜め写真をサマーバージョンに味つけし真夏気分を味わって頂きましょう。


                              山梨の山々から見た名峰富士の記事はコチラから 


 ......(左)南国植物と冠雪富士のコラボは珍しい (右)冬富士を背に波乗りを楽しむ湘南サーファー.......
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今年の冬、富士山がクッキリ見える快晴日(西高東低)を狙い、湘南海岸(二宮・大磯・茅ヶ崎・江ノ島・鎌倉・逗子・葉山)を2回に分けて訪ね歩きました。夏の当エリアは大混雑で近づきたくない場所なのでRWの訪問空白地帯でしたが、冬の閑散期に出かけ海越しの冠雪富士絶景をジックリ満喫できました。
鎌倉の湘南海岸はこの夏、海水浴というレジャーが始まって以来、130年目の記念年を迎えたらしい


                              大磯海岸の富士山記事はコチラから 


     .....七里ガ浜付近からの冬富士は江ノ島を脇に従えた絶景だった!.......
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 .....(左)北斎「神奈川沖浪裏」稲村ヶ崎版 (右)神に祈り稲村の海に剣を捧げる新田義貞.......
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海越しに聳える富士山は過去色々な場所から眺望しましたが、特に印象深かったのは三保ノ松原(清水)、薩埵峠(由比)、満願峰(静岡)、西伊豆(土肥・戸田・達磨山)、沼津(内浦湾周辺)、房総半島(鋸山)からの光景が感動的でした。今回の湘南海岸から見る富士は勝るとも劣らず素晴らしいネ~!


                              湘南海岸の冬富士の記事はコチラから


        .....材木座海岸のウインドサーフィンの帆、気持よさそうに波の上を漂っていた.......
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        ......材木座海岸からは岬越しの冠雪富士、稲村ヶ崎の間から冬の顔を覗かせていた.......
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さて前2回のレポートは鎌倉(材木座海岸あたり)で終わっていましたので、今回は逗子・葉山のレポートを掲載します。お洒落でセレブで明るいイメージのSPOTですが、ここに入るには小坪トンネルを越えていかねばなりません。ここは神奈川県を代表する心霊スポット(全国的に超有名)・・何かドキドキするネ~


      ......鎌倉から逗子に抜けるには日本有数の心霊スポット「小坪トンネル」を通過する.......
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小坪トンネル(県道311号)は、鎌倉駅と逗子駅の中間に位置しトンネルが3本ありますが、一番南側の「小坪隧道」で数多く怪奇現象が発生するらしい。歩行者でなく車に乗る人がよく遭遇するとのこと


    ........様々な怪奇現象の噂が昔から伝わる小坪トンネル、一時は新聞でも大きく報じられた.......
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フロントに幽霊が被さってきた、複数の手が壁から出ていた、トンネル上部から男が覗いていた、後部座席に女が座っていた等、多くの恐怖体験が・・。トンネル上には火葬場があるらしい。工事で亡くなった人の霊も出るなど様々な噂があり、一時は大ブームとなった場所。最近は心霊番組って少なくなったなア・・


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夏は怪談がつきものですが、本日は太陽が輝き渡る湘南海岸がメインレポートなのでジメジメした恐怖話題はこの辺にしておきましょう。小坪トンネルを出るとそこにはセレブなマリンスポーツ世界が広がっていた~





★セレブの象徴・湘南マリーナ(逗子・葉山)


        ......逗子マリーナに林立する富裕層マンション群、ここからはセレブのお洒落スポット!.......
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湘南のマリーナといえば江ノ島を以前紹介しましたが、その他には三浦半島西部に点在する3つのマリーナ(逗子・葉山・佐島)が有名です。まずは逗子からスタート!葉山中心部から南下すると椰子の並木に囲まれた白亜の高級マンションが林立、ここは地中海リゾート(行ったことないけど・・)か?と見紛うばかり


       ......逗子マリーナのヨット艇置保管場、撮影時(冬)は静寂風景だったが今は繁忙?.......
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逗子マリーナの開発は西武流通G(セゾン)によって、鎌倉霊園造成工事で生じた残土を使用し逗子小坪の岩礁を埋め立てて1971年に開業しました。敷地内には9棟(1,226戸)の豪華マンションが建設・分譲され、ヨットマリーナやプール・レストラン・ボウリング場など各種施設も充実しているセレブな一体型リゾートエリアです。


        .....リヴィエラリゾート逗子マリーナはお洒落な雰囲気、RWには全く縁がゴザイマセ~ン.......
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湘南の海に囲まれパームツリーが植えられた景色はまさに地中海的雰囲気が溢れており、1980年代後半のバブル期にかけては、トレンディドラマや映画・CM等の撮影地として使われ人気を博した場所です。


       .....逗子ハーバーの白亜灯台、真っ白なクルーザー・・、やはり縁もかけらもゴザイマセヌ.......
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開発に携わった西武流通Gの不動産会社が経営悪化により破綻、現在の逗子マリーナの所有・運営はリビエラグループ(東京・南青:結婚式場やレストラン経営企業)となっているとのこと。西武は嘗ての面影なし


          ......椰子の木に彩られる逗子リゾートマンション群、コチラもまたまた関係ネ~.......
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次は葉山へと向かいます。当地は日本のマリーナ発祥地(1965年設立)であり「ブルーアンカークラブ」という歴史ある組織(船舶所有オーナー達の交流クラブ)が運営しているらしい。リッチな方ばかりなんでしょうネ~


                  ......日本のヨット発祥地・「葉山マリーナ」の風景.......
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小生が抱く逗子葉山のイメージはやはり「加山雄三」!1960年代の東宝「ゴジラ」映画と併映された「若大将シリーズ」ですネ~(古!)。湘南の海をヨットで自由に周遊しエレキギターを片手にスマートに遊ぶお金持ちの城南大生(K大?)を爽やかに演じておりました。♪「二人を~夕闇が包む~この窓辺で~」(懐)


   .....我々の世代が少年時代に憧れた湘南サウンドといえば若大将(加山雄三)とワイルドワンズ......
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            ♪加山雄三「君といつまでも」♪⇒


そして当時小学5年生だった小生はグループサウンズに完全に嵌っていました。湘南海岸をテーマとしたGS曲と云えば、やはりザ・ワイルドワンズの「想い出の渚」とザ・タイガースの「シーサイドバウンド」がその代表曲!


       .....(左) ♪ザ・ワイルドワンズ「想い出の渚」♪     (右) ♪ザ・タイガース「シーサイドバウンド」♪.....
   

ザ・タイガースは何度か再結成していますが、解散以来参加したことがなかったトッポ(加橋かつみ)が遂に今年12月復帰!完全復活コンサートが企画されており、11月にGS特集を組んでみたいと思います。


     .....ザ・タイガース「シーサイドバウンド」も湘南サウンド、今年12月に往年メンバーで完全復活!.......
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★逗子・葉山からの富士山絶景


さらに海岸線を南下していくと葉山の総鎮守「森戸大明神」が現れました。平治の乱に敗れ伊豆に流された源頼朝は、三嶋大社の神を深く信仰し源氏の再興を祈願しました。旗挙げに成功し天下を治めた頼朝は深く謝恩し、鎌倉に帰ると三嶋明神の分霊を葉山森戸に歓請し奉納したと伝えられます。


  ....(左)葉山の総鎮守「森戸大明神」(1月) (右)神社裏手の「千貫松」、枝ぶりが素晴らしい!.......
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海の安全と大漁祈願で毎年6月に湯立神楽(潮神楽とも呼ぶ)の神事が執り行われるとのこと。起源は不詳ですが、熊野灘より移住してきた漁業従事の人々により江戸時代中頃から始められたと云われます。神社裏手磯辺の岩上に切り立つ「千貫松」は見事!源頼朝が松を仰ぎ見て感銘したらしい。


   .....森戸神社から見る海越しの世界遺産「富士山」(1月)、沖合の赤鳥居が実に神々しい!.......
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ここから海越しに見る富士山絶景は感動的!沖合いには名島(赤鳥居の建つ岩礁)があり、霊峰富士と重ね仰げば神々しいの一言!展望海岸の一角に「石原裕次郎」の記念碑があり今も多くのファンが訪れています。湘南で青春を過ごし当地をこよなく愛した裕次郎。彼の映画のロケ地にもなった場所


      ..........「石原裕次郎」の記念碑、映画「太陽の季節」「狂った果実」の舞台になった.......
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   ......沖合に「裕次郎灯台」、右は赤い鳥居が浮かぶ「名島」。夕陽に照らされる絶景の名所.......
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海越しの富士山絶景は夕暮れ時には一層感動的な絵となるらしい。神奈川の景勝50選「森戸の夕照」として称えられ、江ノ島・伊豆箱根の山々、富士山が海・空とも茜色に染まる光景。一度見てみたいものだ・・


      ......これこそ地元が誇る絶景「森戸の夕照」(インターネット写真)、本当に素晴らしいネ~.......
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葉山は御用邸(天皇御一家の別荘)があることでも有名。明治時代,天皇家の侍医(ドイツ人)が予防医学で日本に保養の思想を導入、「気候温暖で風光明美。近代的保養地として整備すべき」と宮内庁に推奨したことが発端らしい。因みに葉山以外の御用邸は那須(栃木)・須崎(静岡)にもありますネ


        ......天皇陛下の湘南保養地「葉山御用邸」、裏には一色海岸が穏やかな潮騒.......
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御用邸門前をカメラ撮影したら、厳重警備の警官が追っかけて来て「画像を消せ!」と命じられ、ビックリ!調べてみると、1971年御用邸は精神異常者によって放火され全焼していたのです。1981年再建されましたが、それ以降は警察メンツにかけピリピリ状態なのか、それともRWが異常者に見えたのかいな?


             ......葉山の最南端、長者ケ崎は鄙びた雰囲気も感じられる。.......
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さらにビーチラインを進むと長者ケ崎が現れます。この岬周辺はホノボノとした雰囲気で、もう逗子葉山のハイソ・セレブな感じは殆ど薄らいできたなア・・。この岬が葉山町の南限であり、ここから先は横須賀市に入って行きます。横須賀にも佐島マリーナがあり、湘南リゾート風景の最後の締めで立ち寄ってみました。


            ......佐島マリーナは横須賀市だが、逗子・葉山と雰囲気は同じです.......
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   .....佐島マリーナ入口の公園で寛ぐ猫達、富士山世界遺産お祝いムードも関係ねーか(マイペース).......
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世界遺産・富士が遠望できる湘南海岸はやはり贅沢な場所でした。鎌倉は登録難航で申請を取り下げましたが何かホッとした気もする。今も観光期は混雑する鎌倉や湘南海岸、これ以上外人や国内観光客がワンサカ押しかけたら完全に芋の子洗いになっちまう。でも夏の湘南はやはり混みそうだネ~!


    .....最後にもう一度、大磯海岸からの冠雪富士。海から楽しむ富士は贅沢な景色です。.......
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                                   富士山世界遺産祝福の記事はコチラから


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  by rollingwest | 2013-07-18 00:00 | 鎌倉・湘南探訪 | Comments(66)

<2013年6月29日>鎌倉・湘南探訪(その6):大学仲間との鎌倉紫陽花ハイキング

★大学サークル仲間と、紫陽花シーズンの鎌倉歩き


昨年2月に「都電荒川線ぶらり旅」をしたメンバー(大学サークル仲間)で「紫陽花シーズンの鎌倉歩き」を楽しんできました。昨年メンバー(しむけん様・ワカボン・モッチャン)にガバチョ様・ナベチャンを加え、6名の中年軍団は源氏山ハイキングコースや街歩きを、朝9時から16時までタップリと7時間かけて2万3千歩のウォーキング!

                            「都電荒川線ぶらり旅」飛鳥山・巣鴨編はコチラから


    ........朝9時過ぎ、北鎌倉駅に集合!雨の天気予報だったが嬉しい誤算で快晴だ!.......
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当初の天気予報は雨(雷も懸念)、雨具をシッカリ揃えろと指示したものの予報は全く大外れ(嬉しい誤算~!)。もう一つの誤算は、集合時刻を当初より早めた幹事(紫陽花季節での大混雑予想から)自身が不覚にも目当ての電車に乗り遅れ数分遅刻・・。朝から白い目で睨まれ苦渋のスタート(平身低頭)


    .......「鎌倉の紫陽花」と言えば、まずはメジャーな明月院から・・。木橋や鐘楼も見応えあり.......
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鎌倉紫陽花の最大名所の一つ「明月院」(紫陽花寺)からまず訪ねてみよう。このお寺の花階段を登る光景は有名、水色の紫陽花は明月院ブルーとも呼ばれ約2500株を誇る古刹はやはり素晴らしい!
鎌倉は山合い地形なので土砂崩れを防ぐ目的に多くの紫陽花を植え、張り巡らせた根で地盤を強化


 
  .......(左)「明月院」の定番アングル、階段からの紫陽花風景 (下)開山堂 (右)方丈書院造の〇窓......
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花の盛りはもう終わりかと懸念したが満開!こちらも嬉しい誤算、紫陽花寿命って結構長いんダネ~
次の訪問は縁切寺として有名な「東慶寺」、江戸時代では女性からの離縁はご法度(今とは大違い)で女性の駆け込み寺でした。我々の腐れ縁仲間はこの寺に駆け込んでも中々切れそうにはない・・

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      .......縁切寺・駆け込み寺とも呼ばれた「東慶寺」、北条時宗夫人が開山した尼寺.......
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「浄智寺」(鎌倉五山・第4位)は南宋時代の中国風・山門が立派な名刹ですが、外観の俯瞰に留め(実は拝観料の節約)、浄智寺脇の北鎌倉ハイキングコースへと入って行きます。(葛原岡神社へと歩く)


   .......(左)「浄智寺」(鎌倉五山)の石階段 (右)中国風山門と紫陽花のコラボがいいですナ~.......
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★葛原岡ハイキングコース(源氏山公園経由)から「海蔵寺」へ


山道を歩き抜き11時前、葛原岡神社に到着!ここは鎌倉倒幕を企てた日野俊基(後醍醐天皇の側近)を祀った神社。鎌倉末期に活躍し天皇を支えた俊基は、正中の変・元弘の変で鎌倉幕府に捕えられて、志半ばで処刑されました。神社参道脇には最期を遂げた場所に辞世の句碑が立っています。


  ......(左)「葛原岡ハイキングコース」を歩き「葛原岡神社」ヘ到着 (右)今回歩いた全コースのルート地図.....
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しかし神社には明るい雰囲気が漂っており、俊基の悲劇は全く感じさせません。「縁結びの神社」PR作戦で工夫し、近年女性の憧れSPOTになっているらしい。縁結び・・若い女性を惹き付けるキーワード


  ......(左)ピカピカ赤祠には稲荷様が祀られる (右)葛原岡神社の男女縁結び石、エロッぽさはない.....
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神社から暫く歩くと源氏山公園に到着。ここに源頼朝の像があり鎌倉の街を睥睨するように座しています。平家追討の時、源氏の戦勝を山頂で祈願した場所で、白旗山・旗立山とも呼ばれたとのこと。


  ......(左)有名な源氏山公園の「源頼朝像」 (右)難所「化粧坂」(kewaizaka)をロープ添いに下る.....
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ここから鎌倉で有名な難所坂である「化粧坂」(ハイキングの覚悟で来れば全く大したことはないが・・)をロープを使いながら平地・住宅街へと下って行き、水の寺と呼ばれる名刹「海蔵寺」を訪ねてみました。


  ........(左)民家の塀を走り渡るリス(鎌倉に多く生息) (右)「海蔵寺」の境内は明るく上品が漂う......
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海蔵寺は落着いた雰囲気に包まれた真言宗の寺跡で、1394年に足利幕府の命で上杉氏定が再建。境内に入って左が仏殿(薬師如来本尊が祀らる)、正面の本堂には十一面観音が祀られています。濃厚な緑色の苔に包まれた「やぐら」(鎌倉独特の横穴墓墳)の中から見る額縁の庭風景が抜群!


  ........(左)海蔵寺のやぐらを覗いてみるナベチャン (下)やぐらから庭園撮影 (右)白ユリが一輪.......
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       .......薬師堂には本尊・薬師如来坐像、両脇には日光・月光菩薩像が鎮座.......
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次は海蔵寺の裏手を通り「十六井」を訪問、やぐら洞窟の中には多くの丸井戸があり、透明度の高い水の世界が広がっている!掘られた16の井穴(16菩薩)からは何百年経った今も水が湧き出づる。


    .......海蔵寺を見学した後は、十六井へと向かう。境内裏手の紫陽花の小道を通過.......
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   ......(左)切通しの道を通っていく (右)これが「十六井」、岩窟の中に沢山の湧水井戸が!.......
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★鎌倉隋一の金運神社「銭洗弁天」~霊験あらたかな「佐助稲荷」


さて昼になったので海蔵寺近くの広場でシートを広げ持参したビールや弁当でワイワイとランチタイム!北鎌倉を出発したのは5人でしたが、ガバチョ様(モッチャンの旦那)が東京から湘南新宿線・鎌倉駅経由でタクシーにて途中から合流。ガバチョ様はモッチャン命令の下、家事を済ませてからの駆け付け。頭が下がりマス


   .......(左)昼食タイム、ガバチョ様も合流し6人フルメンバーが揃う (右)やぐら利用の穴倉駐車場.......
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さて腹ごしらえ後は再び源氏山へと登り返し、金運ご利益で有名な「銭洗弁天」を訪ねて見ることにしました。難所と呼ばれる化粧坂を往復する鎌倉ハイカーも珍しいのかも・・。まあ馴れればヘッチャラだネ・・


  ........(左)再び化粧坂を登り返し銭洗弁天へ (右)「銭洗弁天」へ到着、正式名は宇賀福神社.......
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13時、「銭洗弁天」に到着!洞窟社の中でお札を洗って御守りにしておくと金運に恵まれると云われ源氏山周辺では屈指の観光SPOT。「紅洗い善天」と何度も言い間違え、口が旨く回らんナア・・(苦笑)


    ........銭洗弁天の鳥居から洞窟へ(新婚時代にカミさんと訪れて以来、四半世紀ぶり).......
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   ........(左)鳥居のトンネルを潜り行くワカボン様 (右)銭洗弁天の境内は大賑わい!大人気・・.......
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洞窟・鳥居道を抜けると、視界が一挙に開けて銭洗弁天の境内が出現!晴天に誘われて人出の数が凄いね~!「上ノ水神宮」を参拝した後は、お金を増すための銭洗い儀式(現世利益)へと入ろう。


   ........(左)駄菓子店・お土産店が立ち並びレトロな雰囲気 (右)弁天の「上ノ水神宮」を参拝.......
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   ........洞窟内の納札所には柄杓と笊が置いてあり、お札を洗うと金運に恵まれる言い伝え......
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洞窟の中は不思議なオーラが漂っておりご利益がありそうな気もする。昔しむけん様は、奥方が弁天で洗ったお札を干してあったのに無断使用してマジに怒られたらしい。罪償い・リベンジで多分、沢山のお札を綿密に洗ったと思われる。小生は心清らかに千円札を1枚だけささやかに洗った。(ホントカイナ?)


     .......(左)「下ノ水神宮」の拝殿 (右)mini滝が注ぐ清流池には鯉が沢山泳いでいた.......
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        ........(左)下ノ水神宮前にて集合写真 (右)久々の銭洗弁天を十分に満喫.......
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「下の水神宮」も参拝して中年軍団は鳥居の前で集合写真。さすが鎌倉屈指の人気SPOT、実に楽しかったね~!次は、佐助の小さな谷にある「佐助稲荷神社」へと向かいました。ここも実に見応えあり


   .......(左)13:30「佐助稲荷」へ、紫陽花を尻目に赤鳥居を潜り行く (右)立派な狐塚.があった......
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源頼朝の夢枕に稲荷神が翁姿で現れ、平家打倒の挙兵を「今で゙ショ!」と勧めた由緒ある神社です。住宅街の路地を抜ければ100本以上の朱塗り鳥居が現れ、本殿へと誘ってくれます。祭神は銭洗い弁天と同じ「宇迦御魂命」(宇賀神様)。そういえばサークル後輩に由緒ある同じ名字の女性がいました。


       ........(左)狐塚頂上部には舞い跳ぶ緑の狐 (右)白狐の置物が立ち並ぶ.......
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    ........(左)佐助稲荷の本殿へ長い石段を登り行く (右)本殿にも狐の大軍団が鎮座.......
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★「扇ガ谷」大豪邸エリアから「寿福寺」(政子・実朝の墓)へ


扇ガ谷を散策中に、地元の薀蓄を語りたがるオジーチャンが我々に近づき声をかけてきました。「この坂の上に旺文社・創業者の故・赤尾社長の旧大豪邸跡があるから案内してあげよう。」と・・。快くお願いしてオジーチャンの後を付いていきます。「赤尾の豆単」で有名な赤尾様はTV朝日の創業者でもあった。


    .......故・赤尾社長の旧邸宅跡地、目の前には建設頓挫した美術館(社長コレクション品を展示)......
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赤尾社長は生前、自宅前に巨大な美術館を建設中でしたが社長死去で計画は頓挫、広大な施設は野晒しとなっていました。現在所有者「センチュリー文化財団」は鎌倉市に寄付を申し出て世界遺産指定後に情報発信の拠点施設にと目論んだようですが、遺産登録は叶わず・・。今度どうなることやら・・


  .......(左)鎌倉栄光教会 (右)扇ガ谷の大豪邸(オジーチャンによると昔・浜口雄幸邸だったらしい).......
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鎌倉世界遺産指定の難航理由をジーチャンに聞くと戦火・地震・津波で国宝級史蹟は殆ど残っていないからだとのこと。豪邸見学後に「寿福寺」に行こうとしたら、またも世話好きジーチャンは「私が案内してあげよう」と先導し始めた。断るに訳にもいかず好意に甘えたが、ジーチャンの蘊蓄語りは益々絶好調~!


 ......鎌倉五山第3位「寿福寺」(源氏家の父祖伝来地)へ、鎌倉のお寺としては珍しく長い参道だ......
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鎌倉ガイド通を自称するジーチャンは御年75歳、実に矍鑠として元気過ぎる・・。次は北条政子・源実朝の墓を案内してくれるらしい。ハイ・・アリガトウゴザイマス。コチラが聞いてもないのに次から次へ新たな蘊蓄を語り始め、喋り捲りで遂には鶯鳴きの真似まで始めた。ホー・ホケキョ、ケキョケキョケキョ・・、生き甲斐ナンデスネ


  ........(左)切通しの先は生活道入口 (右)寿福寺裏山の墓所群へ(いつも若々しいナベチャン).......
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先述しましたが、鎌倉には「やぐら」という岩山を削った横穴墳墓(鎌倉は土地が狭いので岩窟祠を墓代わり)が多く点在しています。「やぐら」に入ることができたのは僧侶・武士など身分の高い人達だけ


    .......鎌倉時代のやぐらには高貴なお方の墓所が・・(左)北条政子&源実朝の墓所(右).......
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  .......鎌倉語り部のジーチャン先導で、英勝寺の前を通りJR横須賀線沿いに薬王寺へと向かう.......
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蘊蓄ジーチャンはさらに「元・日ハム監督の大沢親分(喝!で有名)の墓がここから20分先の薬王寺にあるが案内してあげよう」。小生は「OK!」と返事。他のメンバーは「もう十分歩いたし、RWのブログネタに付き合わせるだけだろ?」っていう顔(ハイ、その通り)をしていましたが、まだ日が高いので行きましょう!


  .......(左)薬王寺山門 (右)ベランメエだった大沢親分の墓、供物はモルツビール(野球チーム名にも).......
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★「鎌倉小町通り」を散策~居酒屋で「反省会」

薬王寺からは小川沿いに鎌倉駅方面に歩いていきます。蘊蓄ジーチャンの地元愛着の語りはさらにハイテンションとなり、途中で「川喜多映画記念館」(欧州映画輸入と日本映画の海外への輸出に尽力した川喜多長政氏の自宅跡に作られた記念館)まで案内してくれました。もう15時を過ぎ、だいぶ疲れが・・


   .......川喜多映画記念館のチラシ「東宝映画のスターたち」を見ながら若き日の俳優の名前当て......
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小町通りに入ると圧倒的に若者が増えてストリートは大賑わい!原宿・吉祥寺・巣鴨を足して3で割った様なお洒落で活気溢れる街。鎌倉は世界遺産にならずとも人気は凄い。指定されない方がいいかも


    .......「小町通り」は大賑わい!活気に溢れ芋の子洗い、改めて鎌倉人気の高さを実感.......
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蘊蓄ジーチャンは小町通りまでお付き合い頂き、別れ際にお薦め居酒屋まで教えてくれました。3時間も中年軍団のご案内を頂き感謝・・。この方はWナベさんと仰っていたが見知らぬ人に鎌倉の魅力を教える名物ジーチャンかも・・(健康維持の秘訣カナ)。最後は今日の7時間ウォーキングの疲れを癒し乾杯~!


    ........最後は小町通りの居酒屋で16時前から反省会。乾杯~!お疲れさんでした~!.......
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酒宴は進み大笑いの連続。メンバー話題は相も変わらず学生時代の逸話が中心(進歩しないネ~!) 今日は天気に恵まれ鎌倉の魅力を十分満喫して本当に充実した一日でした!今度は都電荒川線や葛飾柴又の歩きをしようと次回企画に思いを馳せて解散。腐れ縁は永遠に切れそうにもない。(笑)


     ........19時頃にはお開き、心地よい疲れを感じて鎌倉駅の夕暮れ風景を後にする.......
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                     「都電荒川線のぶらり旅」鬼子母神・雑司ケ谷・早稲田はコチラから



                                                        おわり

  by rollingwest | 2013-07-06 00:00 | 鎌倉・湘南探訪 | Comments(72)

<2013年3月9日>鎌倉・湘南探訪(その5):松田町(河津桜)~大磯町


★神奈川県の河津桜を訪ね、大磯へと巡る

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今年も厳しい寒さが続き春の訪れは昨年同様に遅かったものの、3月初旬のポカポカ陽気に反応して早咲きで有名な「河津桜」(例年、満期時期は2月中~下旬)がついに満開を迎えました。春到来!


    ......厳しい冬で素晴しい冠雪富士山を見ながら東名高速を飛ばし松田町に向かう......
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神奈川の早咲き桜「松田町・河津桜」・・、本家・伊豆河津町には後塵を拝するものの最近はかなり有名になってきました。実は今回の写真は丁度1年前の3月中旬に取材してきたものです。昨年公開しそびれてしまい、今年の河津桜が咲き始めたらタイミングを合わせて掲載しようと下溜めていた記事


   ......早咲きの松田「河津桜」(元祖は伊豆河津)、松田桜は富士山コラボで人気上昇中........
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神奈川県西部まで足を延ばしたので、ついでに大磯まで足を延ばし湘南海岸ドライブを楽しみました。1月紹介の「二宮・菜の花~鎌倉」レポートに続き「湘南海岸&冠雪富士」の絶景をお楽しみ下さい。


       ........荒波の磯風景が続く「大磯海岸」。真っ白な富士山が眺望できた!......
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                「鎌倉・湘南探訪」(その4):湘南海岸・冬富士絶景ロードの記事はコチラから





★河津桜のリベンジ (南伊豆の敵を、松田町で・・)


      ........(左)富士山を河津桜・額縁にして撮影  (右)桃花のように燃え立つ河津桜......
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早咲き「河津桜」は今こそすっかり有名になりましたがその歴史はまだ20年くらいだそうです。河津桜を一度満喫したいと南伊豆・2009年家族旅行で訪ねたものの、2月末で葉桜状態(当時は暖冬・・無念)。この悔しさをいつか果たそうと窺っていたが・・遠いので、神奈川の河津桜でリベンジしました。


                <2009年2月>「南伊豆」(河津・下田)への家族旅行の記事はコチラから 


      ........(左)ここには素晴らしい菜の花畑もあり (右)眼下には松田・小田原の街並......
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松田町・河津桜の歴史はさらに浅く、桜祭りが始まったのは2002年からとのこと。早春の桜を地元の観光目玉にしたのはNICEな着眼点。東名大井松田ICを降り、目の前に迫る松田山を登り詰めていくと富士山・足柄山を背景にした壮観なる河津桜パノラマ&農園菜の花畑を楽しむことができます。


          ........松田桜が連なり、冠雪の富士、絵になるパノラマ光景が沢山でした......
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松田山からの絶景を満喫した後、松田町と小田原市の間を流れる「酒匂(sakawa)川」の河川敷に降りてみました。富士山・東南麓(御殿場市付近)と丹沢山地西南部を源流とする二級河川ですが、神奈川県では相模川に次ぐ規模。この2つの川の貢献で県が水不足に悩むことは全くありません。


          ........河川敷に降りてみて、酒匂川の流れを直接、体感してみました!......
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酒匂川・鉄橋をJR電車や小田急ロマンスカーが颯爽と走っていく・・。その向こうには先程花を楽しんだ松田山も見える。菜ノ花畑の黄色が早春山肌にひときわ目立っているネ~。川面にも春の風情が・・


      ........小田原を流れる「酒匂(sakawa)川」の鉄橋、お洒落な「小田急ロマンスカー」が通過......
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        ........JRと小田急線の鉄橋から見る河川敷の遠近感、なかなか楽しいアングル......
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酒匂橋周辺には風情ある神奈川県随一の松並木が続いています。旧・東海道から小田原城下町に続く往来の賑いが重ねられた歴史な風景が残されていました。江戸時代、酒匂川には橋が架けられておらず、往来旅人は渡し場から川越え人足に頼って川を渡らなければならなかったそうです。


         ........酒匂橋周辺の松並木、富士が圧巻!昔は人足で川渡しが行われていた......
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河津桜の次はいよいよ染井吉野の季節!今年の桜前線北上は、寒い冬でも例年より早まり関東の開花時期は3月20日前後頃らしい。本格的な春を期待しながら、次は大磯方面へと車を走らせよう!


        .....松田山から菜の花畑越しに臨む松田・小田原の街、春爛漫も近し!........
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      ........今度は小田急線の普通列車をパチリ!(因みに私は鉄男ではございません)......
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                <2007年6月>「あしがら紫陽花」紀行(開成町・大雄山)の記事はコチラから

この近辺は開成町や大雄山の「あじさい」も実に見事!上記に↑公開しておきますのでご参考に!




★リッチな雰囲気が漂う湘南海岸「大磯」の風景


      ........大磯海岸から、富士・足柄・箱根の山々。風光明美なる早春・湘南海岸の絶景......
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大磯も旧・東海道の松並木が有名。車の往来激しい国道ですが、今も宿場街道の風情が漂っている。富士を望む自然豊かな大磯の高台は、政治家・実業家が別荘を沢山建てた場所。何と8人もの歴代宰相(伊藤博文・山県有朋・大隈重信・西園寺公望・寺内正毅・原敬・加藤高明・吉田茂)の名が・・!


     .......大磯は風光明媚で歴代宰相別荘を建てた一等地、日本の海水浴場発祥の地......
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ワンマン宰相・吉田茂が自宅から車で国会議事堂に通うために開通させた「吉田ワンマン道路」、今なら「公私混同!」とバッシングの嵐でしょう。車を走らせると、国道沿いに伊藤博文(初代首相)の別荘「滄浪閣」(souroukaku)が出現。しかし今や廃墟状態、明るい大磯海岸に沈鬱な風景が晒されていました。


 ......(左)大磯の松並木は旧東海道の風情が豊か (右)伊藤博文の大磯別荘だった「滄浪閣」.....
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バブル時代、堤財閥の豪華投資で「大磯プリンスホテル別館」として営業されましたが、西武Gが2004年の総会屋利益供与&証券取引法違反事件で経営危機に陥り、「滄浪閣」は財産処分物件として売りに出されました。コンプライアンス遵守無視のバブル時代、今はもう時代が変わりました。この姿を見て伊藤博文(昔の千円札が懐かしい)はさぞかし大粒涙も流して嘆き悲しんでいることでしょう・・。
                              
          ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  

 .......(左)ロングビーチで有名な大磯プリンスホテル (右)南国植物&冠雪富士コラボ、珍しい光景かも!......
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        .......大磯ロングビーチとプリンスホテルの夏の賑い&上空からの写真(ネット拝借)......
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「大磯ロングビーチ」は、西武財閥のドン堤義明の意向(海水浴発祥地・大磯に巨大レジャー施設を建設指示)で昭和32年(小生・誕生年)に開業しました。昭和30年代前半は日本が高度成長期に入ったばかり、レジャーに慣れていなかった当時の国民にとって現在のTDLに匹敵する憧れの殿堂だったでしょう。


        ........大磯プリンスホテルの庭のごとく広大なプールサイトがあった!富士山が綺麗~......
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      .......相模湾の先(右)には箱根の山、そして左側は熱海・伊東・伊豆半島へと繋がる..... 
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現在は、広大な敷地に「流れるプール」「波のプール」「ウォータースライダー」などの最新鋭設備が完備。富士山を見ながらの海水浴は楽しそうですネエ・・、ハイシーズンの夏は家族連れなどで大いに賑わうことでしょう。しかし昨年小生が訪れたのは冬の閑散期、ホテル館内やプールには人影なくガ゙ラ~ン・・としていた。


     ........(左)夏に賑わう湘南リゾートも今は人の影なし (右)赤鳥居の上に松、富士とのコラボ......
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閑散期理由だけではなく、やはり時代の流れ(レジャー多様化や西武Gの凋落等)による影響も大いにあると想像されます。大磯プリンスホテルは、東京五輪(昭和39年)のヨット競技参加者の選手村として建設された宿泊施設。2020年東京五輪誘致に成功し、再びここに賑わいと活気が取り戻せればいいネ~


             ........2020年東京オリンピック誘致ポスター、今年9月に判定が!......
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日本初の海水浴場が開設されたのが照ヶ崎海岸、古くは小淘綾(こゆるぎ)の浜といわれた砂礫の美しい海岸です。大磯港の西南に位置する岩礁海岸で、さざれ石とよばれる様々な色をした小石が見られます。大磯漁港にも立ち寄ってみよう。市場では地元で獲れた新鮮な魚介類が満載でした。


     ........(左)活気溢れる大磯漁港の市場 (右)白い富士、白いさざ波、「照先海岸」風情あり......
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湘南の富士山は風景画の如し。当地が著名人の別荘地になったことに納得!大磯海岸に降り立つと名前通りの雄大な磯風景。冠雪富士をバックに磯釣りできる湘南太公望も実に優雅なもンだネ~!


         ........大磯の岩礁に立つ釣り人、ホント絵になりますな~。湘南富嶽・太公望......
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松田桜は3月中旬頃まで楽しめますので皆さんも是非訪ねてみては・・!でも今年は花粉に合わせ黄砂とPM2.5が沢山流れ込んで来ており、昨年の様なクッキリした富士山眺望は期待薄かも・・(苦笑)
湘南海岸ドライブは逗子・葉山のレポートもまたいつか公開したいと思いますのでお楽しみに~!



                                                         おわり



次回は、いよいよ60年ぶりの大遷宮を迎える「出雲大社」のレポートをお届けいたします。
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  by rollingwest | 2013-03-09 00:00 | 鎌倉・湘南探訪 | Comments(61)

<2013年1月12日>鎌倉・湘南探訪(その4):湘南海岸・冬富士絶景ロード

★「鎌倉」&「富士山」、世界遺産候補をW満喫


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鎌倉」は「富士山」とともにユネスコ世界遺産指定に向け登録申請中。源頼朝に源流を発した武家政権の歴史遺産を世界へと伝える道が後世固められるのか・・、昨年秋に現地調査が実施されました。今年6月に判定結果が出ますが、正式決定したら観光客がさらに激増してチト億劫な気もするナア・・

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鎌倉や湘南海岸は過去何度も訪れましたが、交通手段は毎回電車only(車だと大混雑に巻き込まれドツボに嵌りそう・・) しかしよく考えれば冬の湘南海岸は人出が余り多くない。そして冬晴れ時期は相模湾越しの江ノ島や冠雪富士を望めるぞ!と、予てから車で行くチャンスを窺っていたのでした。


      .......鎌倉「七里ケ浜」付近から撮った海に浮かぶ冬富士の絶景(左:江の島).......
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                        「鎌倉・湘南探訪」(その1):「極楽寺~鎌倉大仏・由比ケ浜」編




 

★真冬の「菜の花」楽園、絶景の冠雪富士山・相模湾


1月12日(3連休初日)は絶好の冬晴れとなり、鎌倉・湘南海岸から富士絶景を満喫するに相応しい日が到来!ブログ仲間(びーぐる様)から、菜の花が真冬に咲き誇り冠雪富士が眺望できる素晴しい場所(二宮町「吾妻山公園」)を教えてもらったので、ここも観に行かねば!思い立ったら吉日!      

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                                         名峰レビュー:「富士山」(その1)
   

        ......二宮町「吾妻山公園」は、1月で菜の花が満開。冠雪・富士山も望める名所......
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「吾妻山公園」は、神奈川県二宮駅前(大磯の西)の小高い丘にある公園、1月に菜の花が満開になることで有名です。(小生、実は知らなかったのですが・・) 東名川崎ICから高速道路経由で現地に朝8時半到着(駐車スペース確保がチト苦労) 急な階段が現れ延々と登っていきます。(結構キツイ)
          

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            ......駿河湾小田原の街が一望!手前には冬に咲き誇る菜の花畑......
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        ......菜の花畑の前には、富士絶景を撮影するカメラマン・夫婦連れなどが沢山!......
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頂上部には満開となった菜の花畑が!遥か先には真っ白な冠雪富士が雄大な姿で聳えています。右を見れば丹沢・大山の山並み、富士山近くには金時山・箱根の山々、左には小田原の街並み、相模湾アーチの彼方には真鶴半島も遠望できる!これは間違いなくお宝物の大パノラマだネ~!(驚)


     ........(左)朝日に輝く相模湾  (右)富士山信仰の浅間神社、ここは絶景の崇拝場所........
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              .........菜の花畑は輝きを増し、人の数も増えてきた!........
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相模湾上に光り輝くサンライズとともに菜の花も段々と輝きを増し、益々明るいムードが漂ってきました。絶景撮影のため、沢山のカメラマンが朝早くから待機している。いヤ~、こんな素晴らしいSPOTがあったとは知らなかった!菜の花といえば春の花、房総南端だって2月初め頃からが咲き始めなのに・・


       ........真冬の中で、菜の花・富士山コラボ絶景を見られるとは思わなかった!........
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菜の花と冠雪富士・相模湾の景は2月中旬まで楽しめるらしい。皆様も是非一度足を運んでみては・・! さて、小生はカメラマンを尻目に、ルート134号・湘南ロードを鎌倉に向かって走らせて行きます。
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★湘南海岸・ルート134ドライブ!茅ヶ崎周辺

     ........二宮町から大磯・平塚を経由し茅ヶ崎へ、134号線&冠雪富士の遠近感!........
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♪ランララ、ランララ、ランランラ~ン、「今、何時?」「そうネ大体ね~」♪、1978年(小生・大学3年)にサザンが「勝手にシンドバッド」でデビューし早くも35周年。歌詞に折り込まれた湘南海岸光景をチェックしましょう。

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   ........茅ヶ崎海岸、「勝手にシンドバッド」歌詞♪「江ノ島が見えてきた~俺の家も近い~」♪........
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   ........船が近づく江ノ島に近づいていく!(クローズアップ) 遥か先には三浦半島も望める・・.....
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沖合を見ると、何か爪を立てたような先鋭の岩が見える・・OH、あれこそがエボシ岩か!サザンの名曲「チャコの海岸物語」や「ホテル・パシフィック」に登場して有名!確かに烏帽子そっくりの形ですネ~!


       ........茅ヶ崎海岸のテトラポットに釣り人、烏帽子岩は地元の人にはシンボル的存在.....
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★湘南海岸メインエリア① (藤沢・鵠沼~江ノ島~鎌倉・腰越)


湘南海岸のメインは、やはり藤沢鵠沼~片瀬江ノ島、鎌倉に入り稲村ヶ崎・七里ケ浜・材木座海岸、そして逗子・葉山に至るエリアなのでしょう。日本人が憧れてきたお洒落で絶景なる海岸風景が・・!


      ........ついに江ノ島まで来た!1年前にはこの島を全て廻り大いに満喫したものだ!.....
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「江ノ島」は藤沢・鎌倉と陸続きとなった相模湾の島で日本有数の観光地。北斎・国重の浮世絵に描かれ景観の良さは歴史的にも有名!日本高度成長期はお洒落なイメージが国民の憧れの的となりました。湘南サーファーは冠雪富士を見ながら贅沢な波乗り!(江ノ島探訪記事の詳細は下記参照)


        .......冠雪富士を見ながらの波乗り、湘南サーファーにとってまさに誇りの絶景!.....
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                           「鎌倉・湘南探訪」(その2):「江ノ島」編
 

江ノ島と鎌倉を結ぶ浜(根元の海岸)に「腰越」「小動岬」があります。近隣に日蓮上人が迫害された「龍口寺」(後日紹介予定)も鎮座。このエリアから鎌倉時代の歴史エッセンスが徐々に垣間見えてくる・・


        ........(左)腰越付近にある小動神社 (右) 小動岬の裏側から江ノ島を望む.......
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腰越には源義経由緒の「満福寺」がありました。この寺で、義経が頼朝に宛てた「腰越状」(壇ノ浦で圧勝後、理解求める嘆願書)が書かれたのです。「兄上、何故私を認めてくれないのですか?」と・・


     .......「腰越状」が書かれた「満福寺」の山門へ、頼朝は破竹の勢いの義経を警戒し脚下.......
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        .......この由緒あるお寺の山門前に江ノ電が走る。これこそ鎌倉の魅力の一つ.......
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★湘南海岸メインエリア② (七里ケ浜~稲村ケ崎)

稲村ヶ崎へと繋がる「七里ケ浜」、国道134号線・江ノ電が沿って走る海岸光景が連続します。でも駐車場は殆どなし、交通量は多く後続車に追っ立てられて絶景をノンビリと楽しむ風情はありません。


                .......「七里ケ浜」をガタンゴトンとのんびりと進みゆく「江ノ電」.......
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サザン゙の歌や映画で有名な「稲村ヶ崎」・・。実は小生この浜を訪れるのは生れて初めて・・。いつか来てみたいと思って数十年・・中年オヤジになりようやく夢は叶ったナ~。予想を超えた絶景でした!

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        ........ついに来た「稲村ヶ崎」!桑田佳祐の初監督作品「稲村ジェーン」の映画舞台.......
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稲村ヶ崎は、新田義貞の鎌倉攻めの古戦場でも有名。義貞が海に黄金太刀を投げ入れて龍神に祈願すると潮が引き、海上の北条軍も遠く沖に流されたために稲村ヶ崎を進軍突破できたという伝説が石碑に刻まれています。岬沖で遭難した若者を追悼し力強く天を仰ぐ銅製彫像もありました。


        ........「稲村ヶ崎」は鎌倉幕府攻め新田義貞の歴史的な舞台でもあった.......
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     ........(左)稲村ヶ崎裏手の消波堤(上から目線) (右)ボート遭難事故の慰霊碑銅像.......
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稲村ヶ崎の砂浜はまさに浮世絵のような光景、真っ白な富士が海の上に浮かび左には江ノ島も見えている。葛飾北斎の有名な浮世絵「神奈川沖浪裏図」にモチーフを感じて波立つ海富士を撮影パチリ
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    .......葛飾北斎・浮世絵に似せて撮った「稲村ヶ崎」光景。「冠雪富士&江ノ島」、絶景ダ~!.....
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2月23日は語呂合わせ「富士山の日」を迎えます。国民期待の世界文化遺産指定を祈念して「富士の絶景ユーチューブ」(RW・TOPICSに年初掲載)を再度貼り付け、その美を堪能したいと思います。

                      

                                         名峰レビュー:「富士山」(その2)
  




★湘南海岸メインエリア③ (九品寺・光明時、材木座海岸)


「九品寺」は小さな寺ですが、鎌倉では非常に由緒ある古刹。新田義貞が鎌倉攻めの最後の砦として陣を敷いた場所として知られています。討幕後、義貞は戦死者をこのお寺で手厚く弔ったとのこと

                ......材木座海岸近くの静かな住宅街に佇む「九品寺」......
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関東一の大きい山門を誇っているのが浄土宗の関東総本山「光明寺」(1243年、第四代執権・北条経時が創建)。立派な山門は元々鶴岡八幡宮にあったものですが、江戸時代に移築されたとのこと


       ......鎌倉有数の壮大な山門を誇る「光明寺」、こんな素晴らしいお寺があったとは!......
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        .......光明寺本堂は1240年開創、伽藍の壮大さ・鐘楼も実に立派!......
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そしてこれに劣らず巨大な本堂、現存する古建築では鎌倉一番の大きさ。その中には眩いばかりの「阿弥陀三尊像」(鎌倉六阿弥陀の一つ)が・・!浄土宗開祖・法然上人の肖像画や地獄図も・・!


    .......開祖「法然」&黄金に輝く「阿弥陀本尊」、禅宗寺が多い鎌倉で浄土宗は珍しいかも.....
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九品寺・光明寺の前に広がる砂浜は「材木座海岸」。広くて視界が開けた遠浅の砂浜!さっき素晴しい富士を満喫した稲村ヶ崎のV字切通しがよく判る・・、そしてその右側には岬中腹の間から真っ白な富士山が頭を覗かせています。イヤ~この角度から見る富士山の絶景も素晴しいではないか!


     .......材木座海岸からは稲村ヶ崎と冠雪富士が見える!このアングルからの絶景もgood!.....
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            .......穏やかな波、沖合には、華麗に立ち並ぶウインドサーフィンの帆が!.....
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材木座海岸は湘南マリンスポーツのメッカ、江ノ島ではサーファーやボディボーダーが中心でしたが、この辺りは穏やかな風と遠浅の海でウインドサーフィンに適しています。遠くには波乗りの帆が立ち並び風情あり


        .......材木座海岸は実に視界が効いて広い!砂紋が実に見事!.....
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      .....ウインドサーファー・クローズアップ!こんな絶景海に漂っているのも気持ちよさそう.....
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段々とお洒落な湘南マリンスポーツの世界が広がってきた。鎌倉に別れを告げて、次はマリンレジャーの本格的メッカ「逗子・葉山」のマリーナ方面へと車を走らせていきます。この記事では、石原裕次郎「太陽の季節」やワイルドワンズ、タイガースなど湘南を彩ったグループサウンズの名曲も合わせて紹介する予定です。

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                           鎌倉・湘南探訪(その3):映画・文学の都、鎌倉の風景


                      
                                                          おわり

  by rollingwest | 2013-01-27 00:00 | 鎌倉・湘南探訪 | Comments(72)

<2012年7月>鎌倉・湘南探訪(その3):映画・文学の都、鎌倉の風景

★鎌倉大仏(高徳院)から「光則寺」、「由比ヶ浜」へ


鎌倉・湘南シリーズも3回目(前回は江の島)となりますが、今回は文学・映画に所縁深い鎌倉の表情をクローズアップしてみたいと思います。(その1)で歩いた極楽寺~鎌倉大仏レポートからの続きです。


     .......(左)鎌倉レトロ電車「江ノ電」のジオラマ  (右)2011/4月に歩いた鎌倉周遊コース.......
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            ......鎌倉の大仏様(高徳院)は中学修学旅行から数えて3回目の訪問.......
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(その1)では極楽寺~成就院~長谷寺~鎌倉大仏(高徳院)を紹介しましたが、この他に光則寺~由比ヶ浜~鎌倉文学館~本覚寺を訪ねJR鎌倉駅から帰路に就きました。今回は後半部分の記事


                    鎌倉湘南探訪(その1):「極楽寺~鎌倉大仏・由比ゲ浜」編はコチラから


           ........鎌倉幕府が日蓮宗を迫害した時のエピソードをもつ「光則寺」.......
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まずは長谷寺と鎌倉大仏に隣接する「光則寺」。このお寺は、鎌倉幕府が日蓮を佐渡流罪で弾圧していた頃に、日朗聖人(日蓮弟子)が幽閉されていた場所(鎌倉幕府・重臣の屋敷)でしが、重臣はやがて日蓮に帰依していきます。「立正安国論」が執権・北条時頼に建白されたお寺であるとのこと


        .......光則寺は桜・紫陽花・ミツマタなど四季を通じて花が豊富で有名なお寺.......
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真夏には海水浴客で賑う「由比ヶ浜」は神奈川県有数の人気ビーチ、舐めるように連続波が押し寄せており、サーファーにうってつけの場所!まだ初夏だというのに若者4人が元気に躍動しておりました。


         .......(左)「由比ヶ浜」の遠浅浜を走りはしゃぐ若者 (右)江ノ電と江ノ島.......
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     ........「由比ヶ浜」は弓なり浜、視界が開けて気持ちがいい。語源は弓ヶ浜からカナ?.......
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住宅街に埋もれた様な「由比ヶ浜駅」から「和田塚駅」まで歩いてみました。密集した民家塀や庭先をすり抜けるように往来する「江ノ電」風景。先日歩いた都電荒川線とはまた違う風情も感じます。


           .......鎌倉海浜公園周辺の高級住宅地、やはり雰囲気があるネ~.......
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          ........(左)「由比ヶ浜駅」の踏切を渡る夫婦 (右)江ノ電の線路風景.......
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★「鎌倉文学館」(鎌倉文士や松竹映画の足跡)


大仏様と山を挟んで隣接する鎌倉の深い緑の中に「鎌倉文学館」が静かに佇んでいます。鎌倉に所縁の文学者や松竹映画の歴史などが紹介されています。立派な門、長い緑のエントランス道、豪華~
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              .......鎌倉文学館の門を入り、新緑輝く爽快な道を歩いて行く.......
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             .......鎌倉ゆかりの文学・文士をテーマにした資料館「鎌倉文学館」.......
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重厚なたたずまいの洋館は、前田侯爵家の旧・鎌倉別邸を改築したもの。老舗ホテルのような雰囲気ある玄関を入り、窓から外を見れば遥かに由比ヶ浜も一望できます。眺めも雰囲気も素晴らしい~


       ....... 1890年頃に前田侯爵の鎌倉別邸として建築、佐藤栄作の別荘ともなった.......
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        .....(左)威厳も漂う文学館玄関  (右)展示室内部は落ち着いた雰囲気.......
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湘南の落ち着いた空気を愛した鎌倉文士達は川端康成・三島由紀夫・芥川龍之介・大佛次郎・与謝野晶子ら3百人以上はいたらしい。館内には作家達の直筆原稿や愛用品等が展示されています。


         .......(左)三島由紀夫川端康成が談笑する写真  (左)夏目漱石の定番フォト.......
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館内をさらに進んで行くと、日本を代表する映画監督「小津安二郎」に関するパネルがいくつか飾られています。「小津調」と称される独特の映像世界で無声映画からトーキー、白黒~カラー映画と世代を超えて中でも優れた作品を次々に生み出しています。名作「東京物語」はその集大成という高い評価


          ........世界的にも高い評価を得ている日本の映画監督「小津安二郎」.......
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            ........小津映画の頂点といえばやはり「東京物語」(原節子&笠智衆).......
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原節子の北鎌倉駅で撮影ロケのパネルもある!戦前戦後に活躍した伝説の女優。日本人離れした類い稀な美貌を持ちながらスキャンダルもなく生涯独身を通し「永遠の処女」と呼ばれたそうな。1962年若い内に映画界を引退し、その後公には一切姿を現さず隠遁生活を送っているのです。(現在92歳)


 ......(左)明智小五郎「青銅の魔人」(中)超大作「人間の条件」 (右)原節子「麦秋」撮影風景......
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風光明美な景色・深い歴史が積み重ねられてきた鎌倉の地が名画ロケ地として多く使われた理由はかつて松竹の映画撮影所が当地に存在した事によります。(1936年、蒲田から鎌倉大船に移転)





★かつて大船に存在した映画テーマパーク「鎌倉シネマワールド」


大船といえばやはり駅前に鎮座する「大船観音」様の白亜像が象徴的な存在。大船と高崎の観音はともに昭和前期に造られた巨大仏、顔立ち・雰囲気が似ており、全体の佇ずまいも品があります。


         ........鎌倉への玄関口「大船駅」、丘の上から微笑みかける「大船観音」.......
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かつて大船駅東口から10分程歩いた所に松竹大船撮影所があり日本映画の黄金時代を築いた作品が多く制作されました。そして20年前のテーマパークブームに乗って1995年松竹も「鎌倉シネマワールド」を当地に開業させましたが、世は既にバブル崩壊直後。入場者数も思うように増えず3年で閉鎖


         ........1936~2000年まで鎌倉市に存在した松竹・大船映画撮影所......
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       .......1995年に映画テーマパークとして大船にオープンした「鎌倉シネマワールド」.......
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小生はたまたま開業翌年にこのテーマパークに行きましたが、映画製作のプロセスや舞台裏なども解り結構楽しめました。松竹映画村だけあってやはり展示内容は「男はつらいよ」寅さんが中心でした。


       ........不採算で振るわず僅か3年で閉館、!小生は1996年に訪問見学.......
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      ........(左)手紙を書く寅さん(後ろ姿) (右)くるまや団欒シーンも再現されていた.......
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1995年に「男はつらい」シリーズが終わり、1996年渥美清死去、1998年鎌倉シネマワールド閉鎖と寅さんの姿を見られなくなりました。でも葛飾柴又には「寅さん記念館」があり、山田洋次監督はまだ健在


   .....夢をありがとう!「寅さん挨拶」の大パネル(1998年閉館時)、現在は鎌倉女子大に売却......
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★本覚寺に立ち寄りJR鎌倉駅から帰路へ


鎌倉文学館から鎌倉駅に向かって歩いて行くと「本覚寺」という名刹が出現。帰りにちょっと立ち寄ってみました。このお寺も日蓮宗ですが、江の島鎌倉七福神の一つ「恵比須様」が祀られています。


        ...... 「本覚寺」、鎌倉駅東口から少し歩いた所に戎様を祀る日蓮宗のお寺.......
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       ........(左)本覚寺山門前を通過する人力車 (右)えびす様を祀る本覚寺「戎堂」......
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          ........(左)鎌倉駅前のロータリー (右)いつもお洒落な雰囲気「JR鎌倉駅」.......
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昨年4月に歩いた鎌倉のメインコース(極楽寺~成就院~長谷寺~鎌倉大仏(高徳院)~光則寺~鎌倉文学館~本覚寺~鎌倉駅)・・、2年越しでの気長な記事紹介となりましたが一応これにて完結!
今年6月に大学友人と紫陽花・鎌倉歩きを企画しましたが雨で実現叶わず・・、また再度挑戦しよう。





★鎌倉大船撮影所でつくられた日本映画の数々


最後に鎌倉大船撮影所で制作された松竹の名画をユーチューブで御覧頂いて記事のお別れとします。



    .......「東京物語」(1953:小津安二郎監督)・日本映画の傑作、戦後の家族関係を描いた..... 
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    .......「君の名は」(1953:大庭秀雄監督)・主演は佐田啓二(中井貴一の父)&岸恵子.......
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    ......「二十四の瞳」(1954:木下恵介監督)・小豆島を舞台に高峰秀子が女性教師を熱演.......
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  ......「男はつらいよ」(1969~1995:山田洋次監督)・昭和日本の郷愁は本映画に優るモノなし.......
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  ....「幸福の黄色いハンカチ」(1977:山田洋次監督)・高倉健・倍賞千恵子・武田鉄也・桃井かおり.....
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    .......「砂の器」(1974:野村芳太郎監督)・小生が最も愛する最高傑作(今も涙してしまう)......
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    ......鎌倉文学館を訪ねたことを機会に、日本映画の素晴らしさをレビューさせてもらいました。.......
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                                                        おわり 



次回は「東大雪名峰(その1)ニペソツ山」に急遽変更いたします。(秩父探訪記事は次々回に延期)c0119160_20544263.jpgc0119160_20545789.jpgc0119160_20551095.jpg

  by rollingwest | 2012-07-09 00:00 | 鎌倉・湘南探訪 | Comments(52)

<2012年5月12日>鎌倉・湘南探訪(その2):「江の島」編

★湘南の象徴「江の島」を訪問


鎌倉湘南シリーズ発足以来もう4ケ月経ち、そろそろ続編を掲載せねば・・。第2回目は鎌倉湘南のシンボル「江の島」を紹介します。久々に訪ねましたが、改めて探索してみると見所満載で面白かった!


     ........(左)歌川国重や(右)葛飾北斎「富嶽三十六景」な多くの浮世絵に描かれた江の島.....
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「江の島」は神奈川県の景勝地に指定される相模湾の島で日本有数の観光地。湘南のお洒落なイメージ(マリーナやサーファ-)が先行しますが、歌川国重や葛飾北斎の浮世絵にも描かれ景観の良さは歴史的にも有名!江の島神社や岩屋洞窟などもあり信仰霊場でもあるのです。サザンだけじゃないヨ~


      .......「江ノ島電鉄」に乗り、いざ・江の島詣!風情ある駅舎には多くの観光客.....
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                                       鎌倉・湘南探訪シリーズはコチラから




★サーファー天国「片瀬江の島海岸」

湘南海岸というと、相模湾に面する多数の海岸線一帯を総称しますが、メインは鎌倉稲村ヶ崎周辺・葉山周辺、そしてこの片瀬江ノ島海岸から藤沢鵠沼海岸辺り、主に国道134号線沿線でしょうね。


       ........(左)片瀬海岸の浜から「江の島」を望む (右)ボード持ち片瀬海岸に向かうサーファー.....
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小田急線の片瀬江ノ島駅、真っ赤で中国風の建物!何でかな?と思ったら、実は竜宮城を表現したもの。なるほど日本三大弁才天の一つで竜や天女の伝説もある江島神社に由来しているのか!


     ........(左)中国風の小田急・片瀬江ノ島駅 (右)ルート134号・サーフィン通り、ヤッパお洒落だネ~.....
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片瀬江ノ島海岸といえばやはりサーフィンのメッカ!「江の島が見えてきた~♪」サザンのデビュー曲「勝手にシンドバッド」のフレーズが脳裏に!湘南波乗り風景が素晴しいのは富士山が背景になっていること


      .......冠雪の富士山眺望しながら波に向かうサーファー達、いいウェーブが来てるゾ~!.....
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江ノ島東側には日本有数の大規模ヨットハーバー(湘南港)があり、千隻前後のヨットが係留されています。東京五輪(1964)のヨット競技場として建設され、ここも正に湘南の象徴って感じだネ~!海を愛しヨットやクルーザーを楽しみ、相模湾一望の豪華レストランで休日を過ごす・・。全くご縁がゴザイマセ~ン(笑)


      ........「江の島ヨットハーバー」、!石原裕次郎や加山雄三が昭和映画で輝いた舞台.....
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    ......片瀬漁港の堤防先端からのクローズアップ江の島、竿を垂らしユックリ時間を楽しむ釣人達.....
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★江島神社「辺津宮」から「江島弁財天」を巡る


いよいよ「弁天橋」を歩いて島へと渡ろう!江戸時代、江の島は干潮時は歩いて渡り、満潮時は渡し舟か人足背負の渡りでした。参詣者が年々増加してきたので一年中自由に島渡りできるようにと木製の江の島桟橋が明治24年初めて架けられました。しかし台風が来ると何度も流されたようです。


            ........堰堤デッキの釣人を横目に、江島神社龍燈籠をくぐって弁天橋を渡る.....
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昭和33年、鉄筋コンクリート製の強固な江の島弁天橋が架けられ、6年後の東京五輪でヨット競技会場になったことから車両専用の江の島大橋が造られました。今は左側が歩道・自転車用の橋となっています。橋を渡り切ると青銅鳥居があり土産屋が立ち並ぶ参を進むと、突き辺りに真っ赤な鳥居が出現!


            ........青銅鳥居をくぐって参道を進めば、「江島神社」の赤鳥居が出現.....
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「江島神社」は552年欽明天皇の勅命で岩屋に宮を建てたのが始まりとされます。岩屋が本宮で、他に奥津宮・中津宮・辺津宮があります。祭神は市杵島姫命(ichikisimahime)、岩屋は神仏習合の宗教拠点となり、歴代の高僧が修行に励みました。江戸時代は商人・芸人の信仰を集めた所です。


              ........(左)弁天様の彫像 (右)江島神社「辺津宮」に参詣.....
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         .......(左)「江島弁財天」(日本三大弁天)の八角堂 (右)銭洗白龍王の池.....
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江の島は「弁財天信仰」を背景に商業・歌舞・音曲の神の島として崇められ、お祭りや開帳時は特に賑わい「日本三大弁才天」(近江の竹生島、安芸の宮島と並ぶ)の一つでした。昔、ここで暴れていた竜がおり、弁財天が天女となって舞い降り竜に悪行をやめさせたとの伝説が残っているのだ。


         ......(左)江島弁財天の「十五童子」 (右)堂内には「弁財天&蛇神」が鎮座.......
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★江島神社「中津宮」~「奥津宮」から「江ノ島植物園」へ


         .......展望デッキから相模湾東部(葉山・逗子)方面を望む、いい天気だね~!.....
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江の島の3宮(辺津宮・中津宮・奥津宮)を総称して「江島神社」と呼びます。それぞれの宮には海の守護神(女神)が祭られているそうです。「中津宮」や近くの神木にはビッシリと「願い事の絵馬」が・・・


            ......(左)江島神社「中津宮」 (右)ご神木にも実に立派ですな~!.....
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           ........奥津宮へと向かう参詣道、断崖絶壁や切り通しの道が数々.....
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「奥津宮」に向かって歩いて行くと源頼朝が奥州藤原氏打倒のために弁財天を勧請祈願、その時に寄進した「石鳥居」が出現。「奥津宮」天井には「八方睨みの亀」、拝殿脇には「亀石」がありました。


    ......(下)「伝・源頼朝寄進の鳥居」 (中・右)春爛漫、華やかな雰囲気の「奥津宮」.....
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   ....奥津宮の天井に「八方睨み亀」(中)、脇に「亀甲石」(右:鎌倉四名石の一つ)が祀らる。.....
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サムエル・コッキング苑は明治15年に海外貿易商が私財で大庭園を造りましたが、関東大震災で殆どの温室や上屋は倒壊。昭和24年藤沢市が買収し、その後再整備され現在の植物園となっています。


          .......サムエルコッキング苑の展望丘(カフェ広場)から春の風景を楽しむ人々.....
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         ........(左)「江ノ島植物園」の園内 (右)「江ノ島展望灯台」へと向かう.....
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★江島展望台からの絶景


植物園の先に聳え立つ「江ノ島展望灯台」、最近は「シーキャンドル」なる愛称となったらしい。直訳に近いが素晴しい命名だ!展望台の高さは地上427mの堂々たる建築物。一般的なコンクリート灯台とは違い、特徴的なパイプ式建築でお洒落な形だ。直通エレベーターで一気に展望台まで上がっていきました。


             .......展望灯台をエレベーターで上がっていく。真下を覗くと白波に岩礁.....
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展望台に上がると相模湾に冠雪の富士山!これぞ世界に誇る絶景!数年後は世界文化遺産に指定された富士山を海越しに見られる名所として本展望台もスカイツリー並みの賑いになっているかも・・


         .......江の島展望灯台から望む「相模湾越しの富士山」(チョット雲がかかっていた).....
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         .......湘南(藤沢・鎌倉・葉山・逗子)が一望!昔は海岸と江の島は離れていたのだ.....
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屋内展望台から階段を上がれば露天パノラマを楽しむことができます。ここは太平洋では珍しく沈む夕陽が見られるらしい。富士山とサンセットが楽しめるとは正に穴場だ!螺旋階段を下りながら次目的地へ


             .......江の島展望灯台を後にして今度は海岸最先端部へと降りて行く.....
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★江の島「岩屋洞窟」探検


       .......(左)海岸沿いの探索路を進んで行く (右)波間にも亀石↓があった!.....
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「江島神社」の3つの宮を参詣していよいよ次は岩屋洞窟の本宮を訪ねます。江の島岩屋は波の浸食によって形成された自然の洞窟で古くから信仰の対象となっていました。途中には稚児ヶ淵と呼ばれる岩場や亀石などが出現。関東大震災ではこの岩場海岸が1mほど隆起したと聞いて驚き!


         ........(左)稚児ケ淵で岩礁を眺める夫婦 (右)江の島の岩屋洞窟前に到着!.....
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          .......歌川(安藤)広重の浮世絵にも江の島や富士は多く描かれた.....
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江戸時代に庶民も信仰対象として愛された江の島、広重や北斎等の浮世絵に数多く描かれてきました。その霊験あらたかな岩屋洞窟を訪ねてみよう。ウワ~真っ暗だ!(makkurada・・・、エコーの響き)


          ........江の島岩屋洞窟に入ってみると、差し込む外光と水面ライトアップがコラボ.....
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        ........(左)カラフルなビニール球形がビッシリ!何だろう? (右)岩屋の中に鎮座する龍神.....
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江の島岩屋はまだ奥があり第二洞窟もある!金窟・龍窟・蓬莱洞・神窟・龍穴・本宮岩屋など様々な岩祠が存在、一大聖地の如し!この神秘的な光景を見て1500年も崇敬されてきた理由がわかる気がする。ここまで入り込んだのは初体験!サーファーやお洒落な湘南イメージと対極風景を見た・・


         ........(左)第二岩屋前の東屋で寛ぐカップル (右)いよいよ洞窟の中へ.....
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      ......(左)とぐろ巻く石の蛇 (中)岩窟の石仏群が随所に安置 (右)空海石仏.....
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★再び参詣道を戻り下界へ


江の島神髄を十分堪能し。今日来た道を復路で噛みしめながら帰路に着きます。朝は人影が疎らだったが午後になると土産屋が立ち並ぶ参道は人の波で溢れている。岩本楼という老舗旅館の脇道を進んで行くと視界が開け、風光明美な磯海岸風景!家族連れが磯遊びを楽しんでいました。


              ........江の島参道を戻り、岩本楼脇道を通り抜けて磯海岸へ.....
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岩本楼は、江戸時代は江の島寺社を支配する総別当職の由緒ある院でした。将軍や大名の宿として栄えましたが、今は格式高い老舗旅館。葉山御用邸ができるまでは宮内庁ご用達だったとのこと


           ......江の島随一の老舗旅館「岩本楼]、室町時代からの宿坊、猫の天国.....
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        .......磯の水辺で遊ぶ家族、カニを見つけて大ハシャギ・まさに初夏も近い.....
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弁天橋近くまで来ると、霊験あらたか荘厳なる空気は完全に消え失せ、釣り人・家族連れのレジャー、ジェットスキーやヨットハーバーなど世俗的・・、もとい躍動感と活気が溢れる現代世界に戻っていました。


         ........水面を自由自在!疾走するジェットスキ- (一度運転してみたい・・).....
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       .......噴水公園で釣りを楽しむ親子、春ですな~!一年で一番いい季節.....
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これから本格的な夏を迎えます。山派の中年オヤジRWは今後江の島に来ることは少ない様な気もしますが、竜伝説に基づいた弁天伝説や岩屋洞窟で黄泉の国のような景色に触れて満足でした。
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          .......【江の島MAP】、今日は全て廻って江の島の魅力を堪能!.....
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さて次回の鎌倉・湘南探訪はどのコースを巡ってみようか・・?色々なバリエーションがあってまさに贅沢な悩み。でも健康であればまだまだ時間は沢山あります。気長にお気に入りの道を選んでみよう。


      ......片瀬海岸から、江の島ワイドパノラマ写真を再び!意外と再発見のミニ旅でした~!.......
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                                                          おわり




次回は急遽予定変更し「雲取山~飛龍山」の記事掲載とします。(上田城は6月中旬に延期)
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  by rollingwest | 2012-05-22 00:00 | 鎌倉・湘南探訪 | Comments(54)

<2012年1月16日>鎌倉・湘南探訪(その1):「極楽寺~鎌倉大仏・由比ケ浜」編

                                                                ★はじめに

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今年冒頭の記事予告編でお知らせ通り、「鎌倉・湘南」探訪シリーズを早々にスタートさせたいと思います。鎌倉は過去数度訪れていますが、魅力多い見所があるにもかかわらず、まだ歩いていない未体験コースが多くあることに気づきました。神奈川県に住んでるのだから、地の利を生かさぬ手はありません。


        ........(左)鎌倉の象徴、高徳院:鎌倉の大仏様  (右)江ノ電の風景(和田塚駅).....
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今年はいよいよ「富士山」と「武家の古都・鎌倉」が世界遺産に正式推薦、登録に向け一歩前進となります。昨年「平泉」と「小笠原」が登録され日本は文化遺産12件、自然遺産4件となりましたが、最近は世界遺産乱立でハードルが実に厳しくなりました。更に2つの文化遺産が加われば嬉しいことです。

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厳しい登録条件クリアには独自性をPRすることが必要。鎌倉は武家政権の出発地(戦士階級が政権を取り固有文化を生んだ例は世界的にレア)であり、武家文化の寺社が背後の山と一体となり独特景観に価値ありとアピール中!魅力多い鎌倉を気が向く時に歩き、息長く紹介していきたいと思います。
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★「極楽寺」から寺社を巡って「由比ケ浜」へ


まずは昨年4月に歩いた「極楽寺」「由比ヶ浜」「長谷寺」「鎌倉大仏」コースを紹介し、本シリーズのスタートといたしましょう。潮風に誘われる鎌倉観光・核心エリアで、最も人気あるコースを気ままにウォークしました。JR鎌倉駅から郷愁感漂う「江ノ島電鉄」に乗り湘南風景へと向かいました。レトロな緑電車いいね~

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     ........(左) 鎌倉駅から「江ノ島電鉄」に乗り換える (右)江ノ島を背景に江ノ電が行く.....
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鎌倉メイン散策コースの出発は江ノ電「極楽寺駅」、ここは神奈川県の駅なのだろうか?と思うくらいに山合いの中にある風情漂う小さな駅です。駅前をUターンする如く坂を登って行くと「極楽寺」の山門へ・・


    .........(左)江ノ電「極楽寺駅」に到着 (右)極楽坂切通しの隘路に設置されたプラットフォーム.....
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         .......(左)駅から登った坂の上には「極楽寺」の茅葺山門 (右)桜並木の寺参道.....
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訪問時は4月下旬だったので葉桜・新緑の季節でした。参道は桜並木、庭には芙蓉とサルスベリ・・、花木溢れる寺は風情あるネ~。山門を出た後、江ノ電隧道を見て「成就院」へと散策の足を進めます。


      .......(左)サルスベリの木がうねる境内 (右)極楽寺境内でグループデートする地元高校生.....
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紫陽花で有名な「成就院」は切通し最上部にあり、山門階段を登ると視界が開け由比ヶ浜が見渡せる!
その後、坂を下り左手の「虚空地蔵堂」(星月夜の井)に立ち寄り、次は「御霊神社」に向かいます。


  ..... (左)「成就院」山門、紫陽花時期がお薦め、人気の縁結び不動 (右)由比ガ浜へ向かう.....
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              ........(左)「虚空地蔵堂」  (右)「星月夜の井」は鎌倉十井の一つ.....
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「御霊神社」に到着。鳥居入口の目の前に電車が走っている! 単線電車が家の路地や寺社の脇をほのぼのと走り抜けて行く独特の景観・・。なる程~、これこそ鎌倉や江ノ電らしい光景だなア・・!


          ........(左)御霊神社の前を横切る江ノ電の軌道 (右)電車が来た~、カシャ!.....
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          ........(左)「御霊神社」(武将・鎌倉権五郎景政を祀る)の境内と威厳ある本殿.....
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鎌倉の老舗和菓子屋「力餅屋」は石臼でついた餅(コシとアッサリ甘味)が有名とのこと。ここまで来ると国道134号線との合流は間近、波の音が聞こえてきました。鎌倉のシンボル浜の一つ「由比ヶ浜」へ・・


         ........(左)鎌倉の老舗和菓子屋「力餅屋」  (右)由比ヶ浜から「稲村ケ崎」を望む.....
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     ........この砂浜は驚くほど遠浅だネ~!海の中を走りはしゃぐ若者4人、実に元気だネ~!.....
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「由比ヶ浜」は、稲村ヶ崎から飯島ヶ崎に至る遠浅浜で、滑川から東は材木座海岸とも呼ばれます。年間600万人の海水浴客が訪れる鎌倉エリアで最も有名なビーチ、サーファーに人気あるお洒落なスポット


               ......「由比ヶ浜」の遠浅の浜、嘗めるような連続波が押し寄せる......
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★「長谷寺」と「鎌倉大仏」(高徳院)


鎌倉観光に欠かすことができない最大の名所は、「長谷寺」と「鎌倉大仏」(高徳院)です。由比ヶ浜から長谷通りを北上すると風情ある街並みが現れ、鎌倉彫の老舗を左手に曲がると「長谷寺」参道へ


         .......長谷寺脇の鎌倉彫のお店、店脇には人力車が置いてあった.....
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          ........「鎌倉彫り」の名作の数々、漆の朱色が特徴的.....
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「長谷寺」は正式名称:海光山・慈照院で飛鳥天平時代に藤原房前が創建したといわれる古刹。赤い大提灯が山門に出迎えますが修学旅行・定番コース、紫陽花時期はさらに大賑わいの人気のお寺


              .......「長谷寺」正門前通りは実に広々して風情あり.....
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門をくぐり石階段を上れば立派な観音堂が出現!威厳・風格に満ち々ている。堂内を拝観すれば日本一の木造観音「長谷十一面観音」・・!何ともありがたいお姿で慈悲の眼差しを注いでいました~


           ........(左)「長谷寺観音堂」には立派な「十一面観音像」がある.....
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          .......(左)長谷寺の「和み地蔵」  (右)ハイキングで笑顔、天真爛漫なる園児達......
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観音様に祈願後、広大な境内(海光山)を巡ると、弁天様が岩に祀られる「弁天窟」、回転式書架(マニ車)の「長谷寺経蔵」、高山樗牛・高浜虚子史蹟、立派な竹林、地蔵も微笑む路、見所満載~!


          ......「弁天窟」入口、洞窟を入って行くと幻想的光景に出会えるのだ~!.....
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       .......輪蔵(回転式書架)がある「長谷寺経蔵」の近くには竹林や散歩道がいい雰囲気.....
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山を一周して行くと展望台に出ます。何たる絶景~!鎌倉の街・由比ヶ浜、遠くには逗子・葉山エリア、三浦半島の一端が横たわっている!山に視線を移せば鮮やかな新緑、鳥囀る春爛漫の風情・・


         ........展望台からの逗子・葉山風景!鎌倉周辺が一望!絶景の極み.....
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       ........(左)長谷寺観音堂に修学旅行生とラムネ旗  (右)紫陽花山から見る長谷の街.....
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★鎌倉のシンボル「鎌倉大仏」、久しぶりの御対面


全国の大仏様は、奈良・高岡・千葉鋸山・牛久等で見ましたが、生れて初めてのご対面は、中学修学旅行(40年前:鎌倉・東京・日光)で拝観した「鎌倉大仏」でした。そして15年前も家族で訪ね、今回が3回目。長谷通りを北上し高徳院山門に入り、参道を進めば遠くに見えてきたゾ!oh懐かしいネ~


            ........「高徳院の参詣道」を進むと「鎌倉大仏」が見えてきた!.....
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鎌倉大仏は奈良や他の大仏と比べると、前屈みで猫背・やや伏し目がち、慎ましく自己主張を抑えている様な気もします。中国(臨済宗)の影響を受けており、武士文化の地で静かなる坐禅姿は独特な大仏なのかも・・。でも遠慮がちな大仏様は古都鎌倉を長く見守り続けてきたありがたい存在です。


          ........1243年に建立開眼された大仏様(高徳院・阿弥陀如来座像).....
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大仏の中に入ってみよう!胎内巡りも3回目と思う。最初に造られた鎌倉大仏は木造だったとのこと。胎内裏側から覗くと、縦横に無数の木枠があった跡が見て取れ塑像は木材だったことが窺えます。


  ......(左)胎内に木枠跡が確かにあった! (右)大仏背中、やや猫背風の慎ましき坐禅姿.....
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鎌倉大仏は青銅色イメージですが、完成当時は全身金箔が施され、大仏殿の中に安置されていたとのこと。大地震・津波に数度襲われお堂は壊滅、仏殿は再建されず今は露天鎮座しているのです。


       .......大仏拝観後は、.気持ちいい新緑道を歩いて行く。「鎌倉文学館」が現れる.....
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長谷高徳院の南側には自然に恵まれた小高い山があります。ここに浪漫溢れる洋館が静かに佇んでいのです。ここは「鎌倉文学館」、重厚貫禄ある洋館は横浜・神戸とは一味も二味も違う雰囲気!


           .......「鎌倉文学館」の庭は開放感がある。レトロな洋館がお洒落!.....
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中に入れば、鎌倉に所縁の深い文人(川端康成・芥川龍之介・三島由紀夫・大佛次郎等)の直筆原稿や愛用品を展示。松竹大船撮影所が鎌倉に昔あったことから日本映画史も知ることができます。


            ........(左)三島由紀夫&川端康成  (右)小津安二郎の展示.....
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この記事は、次回の鎌倉探訪シリーズの続編「映画・文学の都:鎌倉の風景」で詳しくレポートする予定、お楽しみに~!今後も色々と紹介していきますので第1回目はこの辺で終わりにしておきます。


          ........(左)鎌倉海浜公園周辺の高級住宅地 (右)由比ヶ浜駅へ向かう.....
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鎌倉の魅力は、武士政権の歴史・文化、国宝級の寺社が多く存在、近代文学・映画の所縁、狭い切通し地形に様々な自然が溢れ、花・緑多く季節の移ろいを味わえる、開放感ある海と富士山のコラボなど変化溢れる絶景が楽しめる、そしてこれらを満喫しながら歩くコースは数えきれぬ程多いことです!


              ........(左)再び鎌倉大仏  (右)今回辿った主な見所の地図.....
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魅力満載の本エリアが世界遺産登録されることは実に誇らしいことですが、これでまた大ブームが起きて、人が溢れてしまうのもチョットなあ・・。なんて思いながら今後も息長くレポートを続けて行く予定です。


                                                         
                                                         おわり



次回は、大田区探訪(その3):「巨人の星と多摩川の風景」をお送りします。
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  by rollingwest | 2012-01-16 00:00 | 鎌倉・湘南探訪 | Comments(63)