<   2009年 08月 ( 4 )   > この月の画像一覧

 

<2009年8月8日>武蔵野の雑木林と灌漑池(新座・田無・武蔵関を訪ねて)


         ................. 「玉川上水」&「野火止用水」シリーズ:(第2回) ..............


★埼玉県新座市の名刹「平林寺」

新座・朝霞・志木(埼玉県)と田無(現・西東京市)・・、都県は違いますが何だか同じような雰囲気で区別がつきません。住宅地が増えていく中で、あちこちに点在する雑木林や田園風景がかつての武蔵野の面影を残しているからでしょうか。一見、特徴のない当エリアにも多くの見所があります。

c0119160_6233975.jpg

今から33年前大学受験で上京していた時、1ケ月近く新座の叔母宅にお世話になっていたので、この辺りの風景は非常に思い出深い景色です。新座といえば「平林寺」という名刹が存在します。


   ......(左)平林寺に入る四つ角道路の「野火止・大門」 (右)「平林寺」正門(素朴な風情).....
c0119160_626298.jpgc0119160_6262241.jpg

読んだことはないけれど国木田独歩「武蔵野」で表現された雑木林風景、その中に佇む「平林寺」
叔母に当時2度連れて来てもらったこのお寺は1968年に国の天然記念物に指定されています。


         ......(左)素朴ながら威厳も感じる「山門」  (右)金剛力士像も一段と迫力.....
c0119160_641213.jpgc0119160_6411514.jpg

広大な敷地、豊富な樹木に囲まれた素朴な風景。当時の印象・感銘は今も深く残っており、いつかここを再訪したいとかねがね思っていました。今回新座を訪れる機会がありその願いが叶ったね~


    .......(左)仏殿も茅葺だった。珍しいね! (右)立派な高野槇の老大木も聳えていた。.....c0119160_6574683.jpg






c0119160_6583411.jpg

このお寺は14世紀半ばに創建された臨済宗妙心寺派の古刹ですが、1663年に川越藩の名君・松平信綱を祀る菩提寺として、新座市野火止に移転されたとのこと。立派な墓が沢山あるね~!


         .......(左)地元を治めた松平信綱の墓  (右)鬱蒼とした竹林も静かな風情.....c0119160_744392.jpgc0119160_75417.jpg

「野火止用水」とは、東京・立川市の玉川上水(小平監視所)から埼玉県新座市を通り、新河岸川(志木市)に続く用水路のことをいいます。武蔵野台地・多摩地域の地層は、関東ローム層(火山灰)の乾燥した台地であるため、生活用水に難渋する乏水原野で殆ど人も住んでいませんでした。


      ........(左)池の中央に鎮座する祠      (右)松平信綱が築いた「野火止用水」跡地.....
c0119160_713191.jpg



c0119160_7133412.jpg

江戸時代、多摩川の水を羽村から武蔵野台地を通す玉川上水が開削され、幕府老中の松平信綱(川越藩主)は、玉川上水から領内へ分水を許された際に家臣に命じ野火止用水を造らせました。
c0119160_8224265.jpg
c0119160_8225347.jpg


飲料・生活用水・水田用としても利用され入植者の生活は豊かになり、この信綱の業績に感謝した地元民は官職名「伊豆守」にあやかり、この用水路を「伊豆殿堀」と呼ぶようになったとのことです。

            リンク:「玉川上水」シリーズ(第1回)水源:「青梅・羽村堰堤場の記事」


                   ......「鐘楼」を包むように輝く緑葉.....
c0119160_918188.jpg

もう完全に秋になっちゃいましたが、このお寺を取材したときは盛夏の中の輝いていた緑の時期。紅葉はあと1ケ月半程ですが、錦秋に映える名古刹も相当に美しいに違いない!今度また来よう。

                               .......「みのむし」君、空中にフラ~リ、ブラ~リ......
c0119160_8544879.jpg
c0119160_20292873.jpg



c0119160_85542.jpg


c0119160_903017.jpg

            ......この「藁葺き納屋」はまさに絵画のようで実に素晴らしい!....
c0119160_9753.jpg

そして竹林や緑樹木に囲まれて、建物(正門・山門・仏殿・鐘楼・納屋等)は全て茅葺屋根となっています。雑木林・茅葺家・灌漑用水、昔の武蔵野の姿を今も残す貴重な癒しの場所かもしれない。


     ........再び「山門」、武蔵野・雑木林に鎮座する名古刹は何度来ても風情あり....
c0119160_913338.jpg






c0119160_9132778.jpg

               ......埼玉県新座市周辺の地図(クリックで拡大表示)....
c0119160_1154497.jpg

新座市を後にして、次は隣接の田無(西東京市)に向かいます。ここは、しむけん様のご自宅がある街です。ここ田無にも癒しの広大な風景を見ることができます。東京と思えぬ場所があるのだ!




★東京都に存在するポプラ並木(西東京市・東大農場)

学生時代に北海道を一人旅で廻った時、札幌での宿泊は北海道大学の恵迪寮に泊まりました。
北大キャンパスのその広大さに驚いたものですが、特に印象に残っているのはポプラ並木です。


         ......この雄大なポプラ並木は何度見ても東京都の風景とは思えない。......
c0119160_1183894.jpg


c0119160_1185336.jpg

同様なる雄大光景が東京で見られることをご存知でしょうか。ここを訪れるのも30数年ぶりだ・・。


         ......東大農場の正門入口。昔、訪ねた札幌の北大・恵迪寮を思い出す。........
c0119160_1110263.jpg



c0119160_11101515.jpg

田無(現・西東京市)に東京大学農学部の広大な農場があります。22ヘクタール(東京ドーム5個分)に相当する広さで、昔は出入り自由できた記憶がありますが今は平日のみで事前申請が必要です。


          .........夏のポプラ並木は欝蒼とした濃い緑に覆われていた。........
c0119160_11165769.jpg

東大農場の演習林には、サイロ・牧草地・野菜畑・花卉栽培などが行われ、立派な桜並木も有名。移転計画が一時期出ましたが、「緑を残してほしい」との市民運動が起こり移転中止となりました。


             ......東大農場の四季おりおりの風景(インターネットより拝借)........
c0119160_11284073.jpgc0119160_1129666.jpgc0119160_11294890.jpg
c0119160_1129593.jpg

 




★田無・保谷・東伏見周辺

北海道に似た景色を楽しんだあとは、再び寺社巡り。田無・東伏見にも名刹が存在します。住宅地に埋もれて目立たない「総持寺」「田無神社」ですが、境内を歩けば武蔵野の面影がありますね・・


             ........田無にある名刹「総持寺」、正門には大きな赤提灯が・・。........
c0119160_12151875.jpg


     .........総持寺の隣には「田無神社」、神輿に祭礼提灯が飾られる。祭が近いのかな?........c0119160_12162199.jpg




c0119160_12164135.jpg

               ......田無(西東京市)周辺の地図(クリックで拡大表示)....
c0119160_12261448.jpg


田無・東伏見は西武新宿線沿線、学生時代は沼袋に下宿していたので手軽に来られたはずですが、意外にもこの辺は殆ど訪れていませんでした。東伏見稲荷や早大グランドに寄ってみよう。


     .......「東伏見稲荷神社」、真っ赤な鳥居に狐がコ~ン(油揚が供えられているのかな)........
c0119160_12593922.jpg

c0119160_130110.jpg

東伏見稲荷は、昭和4年に京都・伏見稲荷の関東地方信者が東京に分社を設置したいと造営された神社です。鮮やかな朱色社殿が境内の緑に映えて美しく、新東京百景の一つに選ばれました。
c0119160_13822.jpg
c0119160_1335788.jpg


大学ラグビー王座に現在も君臨し続ける早大ですが、この歴史を積み重ねて来た練習場が東伏見にあります。世界的には弱すぎる日本ラグビー、将来日本で開催されるW杯までに強化してほしい。


        .........東伏見駅(西武新宿線)近くには、早稲田ラグビー部のグラウンドもある。.......c0119160_13104924.jpg


c0119160_131155.jpg


c0119160_1311342.jpg




★武蔵野の灌漑池「武蔵関公園」

武蔵関公園」には「富士見池」という灌漑池があります。石神井公園・三宝池や、井ノ頭公園の池と共通する武蔵野湧水(はけの道参照)が水源ルーツ。関の地名は「関の溜め井」という湧水らしい。

        .........「富士見池」のボート乗り場から漕ぎ出すカップル (urayamasi・・).......
c0119160_13182080.jpg








c0119160_1318373.jpg


公園にはおじさん達が集まっている。何だろうと覗いてみると縁台将棋をやっているではないか。
NHK朝ドラ「ふたりっ子」(古い?)でも縁台将棋をやってたけれど、これも昭和の光景ですなあ・・。


         ........公園広場ではオジサンたちが縁台将棋に興じる。(レトロなる光景).......
c0119160_13205670.jpg




c0119160_13212269.jpg




c0119160_1321403.jpg


         ..........「富士見池」の水はグリーン色、市民の憩いの場となっている。......c0119160_13411929.jpg







c0119160_13413814.jpg

池の周辺は武蔵野の広葉樹林が実に豊富です。整備された散策路は気持ちいいね~!池の中には2つの島があり、自然に溢れた環境に恵まれていることから、多くの野鳥が生息しています。

                   .........ボート乗り場近くにはが泳ぐ、チャポ~ン・・水紋........
c0119160_13472535.jpg


c0119160_13582746.jpg
c0119160_13474636.jpg


         .......(左)釣りに興じるオジサンたち  (右)灌漑池水門から見た用水路風景........
c0119160_13524411.jpg



c0119160_1353204.jpg

富士見池の色は異常な位までに濃~い緑色、少し異様な感じもしますが、これも富栄養化現象の影響なのかね~?ボートに乗る人、散歩する人、釣りに興じる人、皆それぞれ癒しの空間にいます。


......(左)保谷・東伏見周辺地図(クリックで拡大)   (右)武蔵関公園案内看板......
c0119160_1414783.jpgc0119160_1421465.jpg


★おわりに

武蔵野の見所は過去数度も紹介ましたが、今回は「はけの道」シリーズ第3回(武蔵関公園)にすべきか、「玉川上水&野火止用水」シリーズ第2回(平林寺)がいいか悩みました。結局は後者にしましたが、同じ武蔵野地形でも北部は水不足で用水の開発、南部は自然湧水群。だいぶ違うね~!

             .........「富士見池」のカップル、いい雰囲気だねえ・・(羨ましい)........
c0119160_1484384.jpg

やはり東京の風景はバリエーションに溢れて色々な顔を持っており奥が深い。次回はどこを歩こうか・・
c0119160_1494899.jpgc0119160_17393823.gifc0119160_1410373.jpg

                                                      おわり





次回は新潟・福島県境に鎮座する「御神楽岳」の記事を紹介します。
c0119160_14121426.jpg

  by rollingwest | 2009-08-31 23:48 | 近郊歩きのミニ旅 | Comments(29)

<2009年8月27~28日>フォッサマグナの名峰「雨飾山」(信越国境・頚城)

   ........................................... 【食山人氏・日本百名山達成記念】..........................................


10年来の山仲間・食山人氏がついに「日本百名山」を完登達成する日を迎えました。メモリアル100の登頂の山は本人希望により、信越国境・頚城の独立名峰「雨飾山」(1963m)が選ばれました。
新潟県糸魚川市に鎮座し、フォッサマグナが生んだ峻険な山。日本海は間近に迫っているのです。

c0119160_20121449.jpg



★大糸線の車窓から


今回の祝賀山行の参加者は合計10名。仙台から車で駆けつけるY氏を除いて、中央線・松本駅経由で「大糸線」(信濃大町と糸魚川を結ぶ)に乗り、「南小谷(オタリ)駅」をトコトコと目指しました。
c0119160_2064119.gif

   .......(左)大糸線車窓風景、仁科三湖(静謐な木崎湖) (右)青木湖にはペンションが立ち並ぶ.....c0119160_20285630.jpgc0119160_20291737.jpg
新潟で生まれ育ちながら大糸線に乗るのは30年ぶり3回目のような気がする。白馬・鹿島槍ケ岳・五竜岳など「後立山連峰」の麓を走るローカル線。車窓から見る「仁科三湖」は実に風情あり・・。


          .......大糸線のローカル車両は北アルプスの険しい谷間路線をトコトコと走る。.....
c0119160_20394688.jpg

          ................車窓からは姫川渓谷、階段堰堤の清流風景............
c0119160_20441696.jpg

奥深い山の谷間を行く一両単線、赤とクリーム色が基調のレトロな車両。鉄男&鉄子が随喜の涙を流して嵌まり込みそうな風景です。ヒスイが多く産出する「姫川」の流れを見ながら北上しました。


          .......「南小谷(オタリ)駅」は素朴な駅舎。大糸線周辺の沿線地図(クリックで拡大).....
c0119160_20475124.jpg



c0119160_20482235.jpg


16時過ぎに集合場所の「南小谷駅」に到着、三角屋根の可愛らしい駅舎だね・・。バスに乗り換え今日の宿泊地「小谷(オタリ)温泉」をめざします。ここは「日本秘湯を守る会」に指定される山奥名湯




★秘境の名湯「小谷温泉」&有形文化財「山田旅館」

c0119160_20541262.gif


          .....450年の歴史をもつ湯治場「山田旅館」、国の登録有形文化財.....
c0119160_2055563.jpg

初日に泊まった「山田旅館」は「小谷温泉」の元湯で武田信玄の家臣によって発見されたと伝えられています。江戸期に建てられた木造建築は国の指定文化財であり、博物館に来たような錯覚!


        .......「スゴ~イ!」と国文化財の建築物にカメラを向けるエツ様 (隣は食山人様).....c0119160_21077.jpg
c0119160_2123049.jpg


玄関横の居室には囲炉裏があり、家具・調度品は全部レトロ揃え。「小谷温泉」は明治26年にドイツで開催された「温泉博覧会」で別府温泉・登別温泉・草津温泉と並んで「日本を代表する4温泉」として紹介されたのだそうです。一緒に紹介された温泉は全て超ビッグネームではないか~!(驚)


          .......登頂祝いの前夜祭、山奥の温泉なのに海産物も新鮮で豪華!.....c0119160_2155861.jpg
c0119160_2161341.jpg

いつもは翌日登山であろうとも、前日にしこたま飲んでしまいその都度反省を重ねている食山人氏(でもまた懲りずについ繰り返してしまう)でありますが、さすがに今回は百名山達成のメモリアル、
体調不良で晴れの日を迎えてはならじ・・と自重。お酒は、抑え目に控えめに飲まれておりました。




★登山開始、鎌池から荒菅沢渓谷へ


          .......(左)雨飾山の勇姿に向かって林道を行く (右)鎌池を回遊する山道.....c0119160_21213553.jpg





c0119160_21215357.jpg

翌日早朝5時に山田旅館を出発、いよいよ雨飾山をめざします。登山口キャンプ場手前に「鎌池」という静謐な森の泉が出現!一点の揺らぎもない水面は鏡の如し。ブルーコメッツの歌を思い出すね~
c0119160_2128135.gif

           ..........登山口の近くにある「鎌池」の水面はまさに明鏡止水........         
c0119160_22575177.jpg

c0119160_230615.jpgc0119160_2302092.jpg

池の先に高原キャンプ場があり本格的な登山道、2時間弱程登っていくと荒菅沢というガレ岩の水場に出会います。ここから見る雨飾山の峻険岩場の壮観は実に見事!布団菱と名付けられている。


       .........(左)雨飾山の峻険なる稜線 (右)荒菅沢渓谷にて(背景は布団菱の鋭峰群).....
c0119160_5594784.jpgc0119160_60117.jpg

まさに地底から盛り上がった褶曲岩峰の芸術群だ~!ここは日本列島の造山運動によって造り上げられたフォッサマグナ(糸魚川~静岡構造線)の最北部にあたる場所。この先の北部には糸魚川・親不知海岸があり、北アルプス断崖絶壁が日本海深部まで落ち込んでいる大地形なのです。
c0119160_63242.jpg


    ......荒菅沢渓谷の清流で疲れを癒す。布団菱の岩稜眺望が大迫力で味わえる場所!.....c0119160_64379.jpgc0119160_645136.jpg












c0119160_6585.jpg

フォッサマグナは、地質的にも食文化的にも日本を東西に分ける境界線です。この褶曲運動が生んだ山岳地形構造や数多く湧き出でる温泉に、一番感謝しなければならないのは我々かも・・(笑)


          .........雨飾山稜線はまさに地球大地の彫刻!(ファッザマグナの象徴光景).....
c0119160_5562152.jpg




★雨飾山で出会った花々(その1)

    ..........(左)ミヤマトリカブト       (中)ガクアジサイ    (右)サラシナショウマ.....
c0119160_671499.jpgc0119160_67311.jpgc0119160_674361.jpg

     ........(左)タムラソウ       (中)ミヤマトウキ      (右)エゾリンドウ......c0119160_6122610.jpgc0119160_6124131.jpgc0119160_613055.jpg





★ついに雨飾山の頂上に立つ!


荒菅沢からの登山道は急坂、ここを上がりきるとなだらかで広い笹原に出ました。ここは頂上稜線と、本日宿泊地「雨飾温泉」との分岐にもなっています。登頂まであと一歩の所までようやく来た~


        .........(左)笹平に向かう急登道 (右)笹平に出ると見晴し一望!最後の詰めは近い.....c0119160_004786.jpgc0119160_01549.jpg

笹平から山頂まで約20分、三角点がある南峰と、石仏・石祠のある北峰の双耳峰(2つ頂上を持つ山)になっている「雨飾山」。珍しい名ですがその名の由来はこの形にあるようです。越後の古文書では「両飾山」(両方の頂を飾る)だったとのこと。いつしか「両」の字が「雨」に変わったようです。
c0119160_031683.gif

        ..........ついに雨飾山に登頂!頂上は晴れ飾りとなった!Y木氏と2ショット.....
c0119160_041879.jpg

眼前には北アルプス、火打・焼山・高妻山が一望!妙高は山陰に隠れますが、絶景に恵まれました。今日は雨予報だったので半分期待薄だったのですが、頂上では山名に反し晴れてきたぞ~!


  ........(左)雄大な北アルプス後立山連峰が遥かに連なる。 (右)焼山火打山の頭が覗く.....c0119160_06351.jpgc0119160_061963.jpg


そしてついに食山人氏の本願達成!「日本百名山」の完登、誠におめでとうございます。(パ~ン)
c0119160_557067.jpgc0119160_5571597.gifc0119160_1333623.gif
c0119160_5573695.jpg

    ........百名山達成パネルを掲げ喜びに浸る食山人氏、そして祝福する山仲間たち.....c0119160_611920.jpg

食山人氏のかつての会社先輩(マサオ様など)4名が笹ヶ峰方面から入って来られ頂上で合流!
達成記念パネルを掲げて皆で集合写真とあいなりました。皆で無事一緒にお祝いできてよかった!
小生の名峰登頂数は百名山が74座・200名山が54座で計128座となりましたがまだ遠いなあ

  .....雨飾山頂上から北峰ピークを望む。糸魚川市の平野も緑に輝く!そしてその背景は日本海.....
c0119160_674549.jpg




★雨飾山で出会った花々(その2)&キノコ

     .........(左)タムラソウ       (中)ウメバチソウ       (右)エゾアジサイ........c0119160_6401735.jpgc0119160_6403124.jpgc0119160_6404858.jpg

  ......①シロハツモドキ     ②チチダケ     ③ヒイロガサ    ④カバイロツルタケ........
c0119160_6445052.jpgc0119160_6451095.jpgc0119160_6452627.jpgc0119160_6453795.jpg
       ......(左)ツリガネニンジン    (中)ヤマハハコ     (右)ハクサンフウロ.........c0119160_0243846.jpgc0119160_0245494.jpgc0119160_025111.jpg




★ハードなる地獄の下山道、苦行を果たして極楽温泉


さて頂上での祝賀宴を終えて12:00頃から「雨飾温泉」に下り始めました。笹平を過ぎた辺りで「アッ!大事なものが入っているサイドバッグを頂上に忘れた!」と気づき、一人で再び頂上へ取りに戻りました。(doji・・) でも相当下りた後に気づいていたらもっと悲惨だったのでチト助かりました。


  .....(左)下り急傾斜は相当に厳しく皆が苦戦!(右)鬼ケ面山鋸山、名の通りの激しい山稜.....c0119160_028435.jpg





c0119160_0291366.jpg

c0119160_0293618.jpg

しかしこの山の下山道は実に厳しかった・・。樹林帯の中の3時間は苦行のような急傾斜下り。皆の足はガタガタになる程に後続はかなり苦労されたようです。辟易とした歩き、温泉だけが楽しみ・・
c0119160_0403757.gif
c0119160_042595.jpg

15時、漸く今日の宿泊地「雨飾山荘」に着いた~!真っ赤に塗られ、洋風でお洒落な山小屋外観
目の前を見上げると、山頂から見た「鋸岳」の険しいシルエットが雲から覗き、水墨画の様でした・・!


       ..........山小屋から見た鋸岳山稜を仰ぐ、やはり雲がかかると絵になるねエ・・!...........c0119160_044353.jpg

c0119160_0451696.jpg

外観は洋風な山小屋ですが実はここも「日本秘湯を守る会」に選ばれた「雨飾温泉」でもあります。「都忘れの湯」と名付けられた露天風呂は正に山奥秘湯。でもここまで来るのは結構大変かも・・


    ..........「雨飾温泉」は初日の「小谷温泉」と並び、「日本秘湯を守る会」の選定名湯.....c0119160_0492633.jpgc0119160_0494584.jpgc0119160_0495728.jpgc0119160_0501572.jpg


    .......神棚・熊手飾り・和箪笥・・・、この山荘には日本民家の原風景が残っていた。.....
c0119160_0543415.jpg

この地は世界有数の豪雪地帯。冬は8m以上の積雪で埋まってしまうそうです。百年以上も雪の重みに耐え続けてきた山小屋。雪国民家の座敷風景、太い柱と梁に支えられた家は実に逞しい!





★百名山達成祝賀会


さて本日のメインイベント!食山人氏が主役の祝賀会が開催。冒頭に本人のご挨拶を頂き乾杯~!改めておめでとうございます! 祝賀の場が盛り上がってきた頃に、雨飾山荘のご主人が登場!


      .......(左)今日の主役・食山人氏の喜びの挨拶 (右)祝賀会で美酒を味わう。.....c0119160_0593180.jpg







c0119160_0595222.jpg

ご主人は、今日の主役のためにお祝いの品を用意してくれていました。毛筆で書かれた祝辞色紙と暖簾(百名山が一覧記載)を受け取り、食山人氏は大感激!何とこの方、大工であり地元で有名な校長先生だとか・・。(何とマルチ人) お酒も大好きで饒舌、場はさらに盛り上がりを見せました。

  .....(左)山小屋のご主人から祝賀贈呈! (右)ご主人達筆の色紙百名山暖簾をご披露.....c0119160_135485.jpgc0119160_141051.jpg

一度山から離れていた食山人氏を10年前に再び火を付けてしまったのは小生なので、その責任は重いかも・・。寄書色紙には「これからは百懺悔して奥様を大切にして下さい。」と記入しました。




★フォッサマグナの糸魚川、帰路のへぎ蕎麦・越後湯沢


楽しき2日間を終えタクシー相乗りで姫川沿いに日本海側に向けて北上。糸魚川から「ほくほく線」で東京へ戻ります。08年GW・立山、09年GW・北陸旅行に続きこの路線利用は2年間で3回目だ。
c0119160_165658.jpg

 ....(左)塩の道「千国街道」の田園風景(右)糸魚川郊外に聳える明星山(脇に流れる姫川).....c0119160_19431.jpgc0119160_182834.jpg

糸魚川(イトイガワ)はひすいで有名なフォッサマグナの街。北アルプスから海までの距離があまりにも近く、「姫川」が雪解け時期や豪雨の時に暴れ川となって山の原石を流れ下ろしてくるからです。

         .........JR糸魚川駅、地元名産の「ひすい」を大いにPRしていた。.....
c0119160_1161260.jpg



「ほくほく線」始発駅は「越後湯沢駅」です。ここにエツ様が過去数え切れない程来たという「へぎ蕎麦」の推奨店があるというので立ち寄ってみました。天ぷらと銘酒「上撰水の如」とあわせて堪能~
c0119160_1181254.gif

  ........越後湯沢の名店・へぎ蕎麦「新橋屋」、舞茸の天ぷらはデカくて歯ごたえがあり超美味!.....c0119160_119503.jpg
c0119160_1201181.jpg

北陸新幹線が将来開通したら「ほくほく線」はどうなってしまうのでしょう。利用者数は減ってしまうかもしれませんが、魚沼~北陸フォッサマグナ間のルートの風情と景観を味わうのはこの路線が一番!



★おわりに


当初は悪天候も予想された「雨飾山」が食山人氏の百名山達成の「晴飾山」になってよかった!
またこうやって下山後に心に残るお祝いをしてもらえることも実に羨ましい・・!(K間・名幹事)
私も節目達成時はかくなる印象的な山行になればいいなあ・・と密かにに願っている次第です。


   ............ふたたび、「雨飾山」のフォッサマグナの象徴、峻険なる「布団菱」の鋭峰稜線......
c0119160_123814.jpg


                                                      おわり



次回は「武蔵野・雑木林と灌漑池」:((新座・田無・武蔵関を訪ねて)、「玉川用水&野火止用水」シリーズ:(第2回)の記事をお送りいたします。
c0119160_125212.jpg

  by rollingwest | 2009-08-31 18:16 | Comments(31)

<2009年7~8月>往く夏を惜しむ(その2):旧友との夏の再会


学生時代の旧友と会う機会を毎年定期的に設けていますが、今年の夏は3ステージ(中・高・大)の開催が一挙集中しました。久しぶりに会った人や本ブログに日頃登場頂ける人、さまざまなメンバーとワイワイ賑やかに旧交を温めることができました。お互い健康であればこその楽しみです。
c0119160_8465133.jpg




★【7月4日】:中学時代のメンバーとJリーグ定期観戦会(at大宮)


柏崎第一中学時代のメンバーは柏崎小学校の入学時から同級生なので実質9年をともにした仲。帰省時も集まりますが、最近は首都圏在住者での定期懇親会の方が頻繁に開催されているかも。

  .....大宮ナックファイブスタジアムはオレンジ色に染まっていく!(大宮アルディージャの本拠地).....c0119160_995025.jpg










c0119160_850741.gif

数年前からJリーグ観戦後に飲み会というパターンが定番になっています。皆は結構サッカー好き!
今回メンバーは6名。常連のヒーチャン・ゲサン・セキ女史・ミンコロ女史に、新メンバーのH井を加えて大宮観戦


         ........豊かな自然を残す大宮公園の散策路(ナック5スタジアムに向かう道).....c0119160_9103668.jpgc0119160_9105338.jpg

高校同級で近隣に住むH井は第三中なので母校は違いますが、今回の企画に誘い込んでまた皆の輪が広がりました。大宮公園を訪れるのは2年ぶり、鉄道博物館とジョンレノンミュージアムを見た帰りに寄って以来だな・・。池・緑の静かな散策路を抜けると本日の球場ナックファイブスタジアムが現れた!

                                               リンク:大宮探訪

    .....(左)横浜Fマリノス(青色)のサポーター       (右)大宮アルディージャ(橙色)のサポーター.....
c0119160_953691.jpgc0119160_9532240.gifc0119160_9533936.jpg

セキ女史は大のFC東京ファン、昨年冬は調布「味の素スタジアム」でアルビレックス新潟との試合を観戦しました。今回はミンコロ女史(ハンドルネーム由来は愛犬の名前)が、大宮アルディージャvs横浜Fマリノスの観戦をスポンサー様提供で企画して頂きました。(ミンコロ様ご勤務・MSN銀行が大宮の協賛企業)

                               リンク:調布探訪(FC東京vsアルビ新潟観戦)


    ......(左)キックオフ!カクテル光線の中の対戦       (右)日本の鉄壁「中澤佑二」.....c0119160_1014741.jpg




c0119160_102210.jpgc0119160_1021764.jpg

試合結果は0対0の凡戦に終わりましたが今日・最大目的はボンバーヘッドの異名「中澤佑二」!日本最強の鉄壁DFのプレーを間近に見られただけでも大いに価値がありましたね〰。最高〰!


          .........アルディージャのビブスを装着(ヒーチャン・小生・ゲサン・H井・ミンコロ女史・セキ女史).....c0119160_10185016.gif
c0119160_10191248.jpg







c0119160_10192817.gif



試合後、大宮駅へ向かう人の行列。大宮公園から氷川神社参道を抜けて、駅近くの繁華街にある監獄ホラーの店「ロックアップ」へ・・。恐怖の館が売物の店で、ミンコロ様(ホラー好き?)のご推奨
c0119160_10303961.jpgc0119160_10305434.jpg

乾杯後の会話は機関銃の如く連弾発射!(特に女性陣が元気なこと)、H井も初対面で圧倒されながらも楽しい雰囲気に完全に馴染んでいた。宴も盛り上がってきた終盤、いよいよショータ〰イム!
c0119160_10385995.jpg






c0119160_10391735.gif
c0119160_10393164.gif

店中が暗くなり稲光にホラーBGMが鳴り響き始める!あちこちの部屋から「キャ〰」という悲鳴が・・!
そして我々の部屋にも妖怪登場!果敢なるゲサンが防戦応酬!激しいバトルが繰り広げられた!
c0119160_1045292.jpg
c0119160_10451457.jpg

最後はゲサンも降参。妖怪にチューされて本人もちょっとビミューな気分!皆はこんなお馬鹿で楽しい夜を過ごして次回の開催を誓い合うのでした。またも友達の輪を拡大して盛況にやりましょう!
c0119160_10511564.jpg





★【8月8日】:大学時代のメンバー「TARA様帰国・夏季の宴」 (at高田馬場)


毎年恒例・・、スイスから帰国したTARA様の帰朝報告会が高田馬場「花福」にて開催されました。
「ハリケーンTARA」の異名通り、この方が出現すると東京の騒音度は10デシベル程上昇します。


  ....「花福」にてワイワイ談笑。さりげなく撮影しても常にカメラ目線で意識する神楽坂様(左端)....
c0119160_10575352.jpg



c0119160_10581010.jpg

大学サークル同級8名(TARA・しむけん様・モッチャン・ガバチョ様・スズメ・キンチャン・シゲモリ)、もう一人は1級上で常に我々のご意見番として鎮座する神楽坂様の参加を得て、合計9名の歓迎会となりました。


          .......ヒョーキンにおどけるしむけん様、常時必携の白タオルを肩にかけるスズメ殿.....c0119160_11304760.jpgc0119160_11311226.gif



c0119160_17395151.jpg

c0119160_11312813.jpg

スズメはこの日、大阪でゴルフをして上京。しかもカミサン待つ自宅には帰らずに明日も明後日もゴルフだと・・・。あきれ果ててモノが言えない・・。(それで120叩きで上達せんとは・・、再度・呆)


 .......妖怪人間、ガラガラ蛇ブーツと数々の異名を取るTARA様、カメラを向ければ即刻反応する。....c0119160_11375619.jpgc0119160_11381029.jpg



c0119160_1648126.jpg

c0119160_16413264.jpg


しむけん様は最近デジカメ動画機能をよく駆使しており、今回も談笑風景を撮り始めました。それまで脳のテッペンからスットンキョーな嬌声で笑い転げていたTARA様は、機敏に外向けの表情に切り替えオスマシの目線!猫を被るとはこのこと!(ガラガラ蛇・豹柄の置物も被っているのかもしれない)


          ........一次会、終了~。「花福」入り口の前で恒例の集合写真....
c0119160_11422433.jpg

宴たけなわで、一次会は一旦締めて店の前で集合写真。いつもなら次は「大響・カラオケ」へと足を向けるはずですが、キマ・マウス様が終盤に合流したため、再び居酒屋でワイワイ語らうことにしました。


             ........二次会は昭和レトロをモチーフにした居酒屋「半兵衛」........c0119160_12244388.jpg
c0119160_1225596.jpg


二次会は昭和レトロの雰囲気に彩られた「安兵衛」。BGM・店内装飾とも半世紀前の世界にタイムスリップ!それで1人3千円もかからぬ値段で十分飲めるんだから本当にお得!さすが学生街だね~
c0119160_12291587.gif

 .......常にカメラ目線になってしまう女性陣・・(皆、自分が吉永小百合だと思っているのか?).....c0119160_12323116.jpgc0119160_12345021.jpg

懐かしい映画ポスターにブロマイド、レトロなる日用品・・etc。この店がユニークなのは店内装飾だけではありません。何と、生ビールはヤカンに入っているのです。(スズメが注いでいる上段写真をご参照)
c0119160_1241999.jpg

      .......楽しくて見飽きることがない「半兵衛」のレトロな店内風景(値段もメチャクチャ安い!).......c0119160_1243436.jpgc0119160_12435993.jpg








c0119160_12444052.jpg

現在独身のTARA様、スイスで24歳イケメン若者と付き合っている事実を吹聴。(現在、喧嘩中らしい)
「ホントか~?24歳・老犬の間違いじゃないの?」店内は若者で大賑わい!うちのテーブルは馬鹿者で大賑わい!親子程違う年齢をものともせず、若者に負けぬ騒音を発信し続ける我が陣でした。              


  .....高田馬場駅前の夜は更けていく・・(BIG-BOXは、昔とはイメージが変わったなあ・・)........c0119160_16591875.jpg

台風時期に合わせて毎年日本を来襲するTARAハリケーン。今年は大地震も発生させています。
c0119160_1791677.jpg
さてさて夜は更けて終電時間も近い。いつもならばスズメが徹マンに巻き込もうとする時間ですが、翌日ゴルフなのでさすがの絶倫男もおとなしくせざるを得まい。修羅場は回避、めでたく終了~。ホッ






★【8月14日】:柏崎高校サッカー部・同窓会:「T先生を囲む会」 (at新潟市)
c0119160_17403933.gif

今から30数年前に一緒にボールを蹴り走り回った高校サッカー部時代の懐かしいメンバーでOB会を開催(幹事として企画)しました。当時の顧問・T先生は新任教師で柏崎高校に赴任し、同・校長先生として凱旋着任。そしてこの3月にめでたく定年を迎えて、最後の花道を飾った経緯にあります。


......新潟市のシンボル「万代橋」、新潟駅から橋を渡って今日の会場「新潟グランドホテル」へ......c0119160_17123464.jpg

先生のお住まいが新潟市なので、各自で新潟グランドホテルに昼集合。RWの同期・1年先輩・後輩メンバーが15名も多数参集頂き、賑やかな同窓会となりました。30数年ぶり再会の方も数人いた。


         ........T先生を囲んでサッカー部の面々が勢ぞろい!(新潟グランドホテルのロビーにて)......c0119160_17191055.jpg

 .......各自近況報告、右は柏崎原発再稼動の鍵を握るS田・刈羽村村長(1級先輩)の挨拶.......c0119160_17254291.jpgc0119160_1726566.jpg

風貌が全く変わってしまった方、殆ど当時のままの方、貫禄がついた方、各自其々が人生の歴史を刻んで来ましたが、やがて会話が弾む中で一緒にボールを追いかけた当時の日々がフラッシュバック!
大病・大怪我を経験した人(小生も含め)も数人いて、健康のありがたさを改めて噛み締めた次第



   ......K司さんから、T先生への花束贈呈(校長先生退職慰労)、長い間お疲れ様でした~.......
c0119160_17451330.jpg
c0119160_17313210.jpg

グランドホテル中華料理店での一次会は盛況の中、先生への花束贈呈を終えて15時に中締め完了。二次会は河岸を変えて駅前近くの蕎麦屋の二階で再びワイワイ!昼間から鱈腹飲んでいましたね~


         ........再び万代橋を渡り新潟市内の「須坂屋そば」で二次会(再び旧交を温める)......c0119160_17325732.jpgc0119160_17331292.jpg

16時過ぎには現地解散し、それぞれの家路に着きます。小生はJR信越線柏崎行・電車時刻まで時間が余ったので、万代橋周辺を散策。快晴の信濃川風景をほろ酔い気分で写真撮影して帰柏。
万代橋光景や柏崎への車窓風景は以下写真にてご覧あれ。 サッカー部OB会またやりましょう。c0119160_18101923.gif


c0119160_18104194.gif

同窓会は上記の他にあと2系統(高校3年1組、大学お組)ありますが、また定期開催しないと・・




★【10月3日】:大学時代の下宿・先輩たちとの再会

大学入学して上京したときは目白館という賄い付き下宿におりました。(目白駅から左側に行った下落合3丁目:宿主のバーチャンが猫を30数匹も飼っていて猫屋敷と呼ばれていた。)
S田さんの音頭取りで当時の懐かしい先輩たちと30数年ぶりに再会が実現!旧交を温めました。
c0119160_7482238.jpg

麻雀ばかりのビンボー学生だったあの頃、当時の逸話で皆大笑い!下らない話がいつまでも蒸し返され、その都度爆笑~!昔の話ばかり思い出していてはもう我々も老人の仲間入りか・・?
c0119160_750502.jpg

当時はやっていた懐かしい流行歌を歌いまくり、同じ店で6時間も粘っていました。このビンボー度はいつまでも変わらんね~!我々には決して似合わない目白駅がますます洗練されており、時代の変化とともに無骨な目白館メンバーとはますますのギャップを感じる中秋の名月の晩でした。
c0119160_7552656.jpg
c0119160_7553913.jpg
また何年か後に、さらにオバカなメンバーを拡大して、またこの目白の地に集いましょう!




★越後の晩夏・諸風景


最後に「往く夏を惜しむ」の表題の納めを飾り、「越後の晩夏・諸風景」をお届けして本特集記事を終えましょう。今回の新潟市訪問や帰省途中で撮った数枚のスナップ写真です。(^_^)/~夏よ、サヨナラ~


(万代橋周辺のスナップ)

           .........信濃川に浮かぶ万代橋のシルエット(雲一つない快晴は本当に久しぶり)......
c0119160_18164716.jpg

   ......信濃川・河川敷の芝生で寛ぐ人たち(本当に爽やかな日であった。)......
c0119160_18224981.jpg

           ...........川に係留された艀船、川面には日光が乱反射していた。......c0119160_1825573.jpgc0119160_18252833.jpg




(JR信越線からの車窓風景)

     ......青い稲が輝く越後・田園風景を車窓から眺める。(今年は日照不足で不作が懸念)......
c0119160_18324012.jpgc0119160_18325734.jpg

   .......新潟からの列車は信濃川を渡り、柏崎へとに向かう。やがて名峰・米山さんがお迎え......
c0119160_18392837.jpgc0119160_1839403.jpg

 ....柏崎駅前は旧・柏崎製油所跡地が完全更地となり水溜り風景となっていた。(背景は米山).....
c0119160_1922431.jpg




(とんぼ)

   ......(左)実りを迎える前の稲穂風景(背景は故郷の刈羽黒姫山)、(右)とんぼクローズアップ!.....c0119160_19291334.jpgc0119160_19293974.jpg

           ..........(左)ハグロトンボ(糸蜻蛉の一種)(右)黒い羽根を開き始めた!......
c0119160_193517100.jpg
c0119160_19353397.jpg





(魚沼の風景)

 ....(左)越後川口の沼地、遥かに「越後三山」の雄姿、(右)堀ノ内簗場にて、鮎を掬うファミリー.....c0119160_19422386.jpgc0119160_19423995.jpg

           .......晩夏の「魚野川」、名峰「八海山」を背に鮎釣りに興じる太公望.....
c0119160_19463714.jpg

今年は天候不順が続き、涼しく短い夏に終わりました。もう秋を迎えてしまいますが、これからは爽やかな快晴日を多く迎えたいものです。内輪の記事に長々とお付き合い頂き、お礼申し上げます。


                                                       おわり


次回記事は、【食山人氏・日本百名山達成記念】:北アルプス・フォッサマグナの名峰「雨飾山」をお送りします。
c0119160_6362520.jpg

  by rollingwest | 2009-08-16 08:41 | エトセトラ | Comments(40)

<2009年8月5日>往く夏を惜しむ(その1):「河口湖・09花火大会」

c0119160_1614575.jpg

今夏はついに本格的な暑さ・青空を殆ど体感せず過ぎてしまったような雰囲気・・。涼しく過ごし易かったけれど、やはり盛り上がらないねエ・・。往く短い夏を惜しみ、景気づけに花火の記事をお届けしましょう。富士五湖2番目の大きさを誇る「河口湖」、山梨県富士吉田市に隣する湖の花火です。
c0119160_16153526.jpg


★河口湖・湖上際

この時期は全国各地で花火大会が開かれますが、富士五湖では8月1日~5日に各五湖で花火(トップは山中湖)が打ち上がります。 そのフィナーレを飾る最大の花火大会が「河口湖・湖上祭」です。


          ......薄暮・曇天の「河口湖」、でも今日は何とか天気が持ちそうだ・・。.....
c0119160_1616427.jpg

この祭りは、もともと富士山鎮護の「浅間神社」(吉田の火祭りが催される神社)の祭事から発展したもので、大正6年に開始され今年で90回を数える歴史のある大会だそうです。


                ......見物客がビッシリ、スタートを待ちかねる夕暮れブルー.......
c0119160_16184128.jpgc0119160_1628652.jpg

花火見物客は夕方から増え始め、19時を過ぎると湖畔に陣取った人々(浴衣姿の若者も多い)はビッシリ埋まり、立錐の余地もなくってきました。いよいよ19時半に打ち上げが開始~!ヒュルルル~↑




★夜空に咲く大輪の華

過去に湖から打ちあがる花火は洞爺湖・支笏湖で見ましたが、やはり湖水に映る花火は開放感があっていいねえ~!故郷柏崎の花火大会は海上の華、こちらも全国的にメジャーになってきました。


         ......湖上祭・花火大会がいよいよ開始!さまざまに咲き誇る夜空の華たち.......c0119160_1633933.jpgc0119160_16332932.jpg
c0119160_16343182.jpg




c0119160_1634936.gif

【花火まめ知識:その1】 花火の大きさは昔ながらの「寸尺」で表し、「尺玉」とは1尺(約30cm)の直径の玉(=10号花火)です。重さ約8.5kg、高さ約330mまで上がり、開く直径は約320mとのこと
「4尺玉」となると新潟県小千谷片貝のものが有名で、これは世界一大きい花火と云われます。


 .....(左)露天行列は大賑わい、浴衣姿の若者が目立つ。 (右)中盤のスターマインも豪華.....
c0119160_16482045.jpgc0119160_18421744.gif



c0119160_18421744.gif
c0119160_18421744.gif
c0119160_16484770.jpg

【花火まめ知識:その2】スターマインとは速射連発花火のことです。幾つもの花火を組み合わせて連続的にかつ短時間に大量の玉を打ち上げる華々しい光の舞い。協賛金も高く景気いい花火!


          ......(左)湖上に開く半円の華 (右)スターマインは水空いっせいに!.......
c0119160_18472076.jpgc0119160_18421744.gif

c0119160_18421744.gif
c0119160_18421744.gif


c0119160_1847353.jpg

日本三大花火」とは、新潟「長岡」・秋田「大曲」・茨城「土浦」と言われますが、世界最大「四尺玉」の「小千谷・片貝」は当然それを認めないでしょう。各地でおらが郷土の花火こそ日本一と思っているに違いありません。河口湖花火も全国「花火百選」にしっかり入っています。(下記リンク参照)c0119160_18595073.jpg



★富士吉田市・河口湖町の観光スポットの紹介


派手さはない富士山麓で隣接の両市ですが、観光スポットは満載です。ご当地の見所をいくつか紹介してみましょう。日本一の名峰「富士山」は見る角度により山の形を変えますが、やはり均整が取れバランスいい端麗な姿を満喫できるのは富士吉田方面からの富士かなとRWは思います。


         ......河口湖からの富士、富士の形が一番美しく見られるアングルと云われる.......
c0119160_1913750.jpgc0119160_192616.jpg






c0119160_1915463.jpg

ここには世界有数の落差・恐怖のジェットコースター「フジヤマ」で有名な「富士急ハイランド」があります。
4年前に恐怖コースター好きの娘を連れて2人でここの施設に乗りまくりました。最大落差70m、最高速度時速130kmを誇る「フジヤマ」のスリルを堪能!発進が衝撃的な「ドドンパ」の搭乗もお勧め!


   ......(左)「富士急ハイランド」全景  (右)4年前に娘と一緒に乗ったジェットコースター「フジヤマ」......c0119160_20395634.jpgc0119160_20404091.jpg



c0119160_20405327.jpg

河口湖大橋は湖の真ん中を横断する橋で1971年に完成、当初は有料でしたが今は完全無料化。優れた自然環境のもとで美しい景観を持つ道路として「日本の道百選」にも選ばれています。


             ......河口湖大橋 (湖の真ん中を横断) の夜景イルミネーション......
c0119160_20482344.jpg
c0119160_20484126.jpg

  ....「富士山レーダー・ドーム館」、昔は剣ケ峰頂上にあった観測所、日本の気象を見つめ続けた。.....
c0119160_20521418.jpgc0119160_20522672.jpg

     .....地元名物「吉田うどん」(米がとれない当地では重要な保存食。やや塩分が多い).......
c0119160_20533358.jpg

この地に鎮座するのは「富士浅間(せんげん)神社」。静岡・富士宮にも社をもつ古式ゆかしい威厳ある神社。なぜ浅間という名かと調べてみると「あさま」という言葉は「火山」を意味する古語です。


           ......火の山を鎮護する「北口本宮・浅間神社」(富士講の本社でもある).......c0119160_210580.jpg




c0119160_2113648.jpg

              .....富士山の山開きとシーズンの節目は地元の大祭「吉田の火祭り」.......
c0119160_2185927.jpg

c0119160_2192376.jpg
c0119160_21123066.jpg

活火山だった富士山は遥か太古から噴火を繰り返していますが、平安や江戸時代には大爆発がありました。(宝永火口は江戸大噴火の名残り)「吉田の火祭り」は富士の怒りを鎮めるための崇敬な祭りです。一度はこの目で見てみたいねエ。火祭りで夏の富士登山シ-ズンは終焉を迎えます。

                                  リンク:名峰レビュー「富士山」(その1)
                                  リンク:名峰レビュー「富士山」(その2)



     ......河口湖&富士吉田市の位置関係はコチラからどうぞ.(クリックで拡大表示)......
c0119160_6385873.jpg




★いよいよ最高のフィナーレ「ナイアガラの瀑布」

さて湖上祭・花火大会は数々のスターマインが夜空を飾り、最後の佳境を迎える時がついに来ました。
滝の如く花火が流れ落ちる「ナイアガラ」が披露!柏崎の海上花火で見て以来、20年ぶりかな~


          ......いよいよ花火のフィナーレ!「ナイアガラ」に点火!宴の始まり.......c0119160_22154453.jpg
c0119160_2216085.jpg

開始宣言アナウンスが湖畔全体に流れ、いよいよ点火。青い光が湖上を右に走っていきます。シュ~!
先導の青い光は、湖面両端から中央に向かって走ってくる!白い滝の流れを後ろに携えながら・・


          ......青い光りが走った後は、白い光りが全体を覆い始める。.......
c0119160_22202419.jpgc0119160_22204374.jpg


そして中心部で合体した瞬間に白い光は「ナイアガラの滝」となって一斉に湖に注ぎ落ちてきた!瀑布の宴は数分間でしたが、雄大な夢の光景がしばし続き、花火観客は目を奪われていました


       ......直線連結した白い光は湖面にナイアガラのとなって湖を染め上げた。.......
c0119160_22264395.jpg

アルコールほろ酔い気分で仰ぐ、夜空に描かれる一瞬の華饗宴。冷夏とはいえ、やはり花火こそが夏の風物詩ですな~。  「秋近し短き夏に響く音」   「昼は富士、夜は一期一会の不二の華

c0119160_22271978.jpg



c0119160_22273971.jpg

                                                       おわり




(PS):全国各地「おらが花火」は多数ありますが、ぜひ見てもらいたい「花火百選」は以下のHP

                        ぜひ見てもらいたい花火、全国の「花火百選」


今回紹介の「河口湖上祭」は当然にベスト100に選ばれていましたが、何よりも嬉しいのは百選の中の特別ベスト10(印)に郷里・柏崎の花火大会が入ってること!(日本三大花火と並列入選)


    ......上記リンク「花火百選」の中で、印(ベスト10)に入った「柏崎ぎおん祭り」の海上花火.....
c0119160_20354894.jpg




*次回は、「往く夏を惜しむ(その2):旧友との夏の再会」をお送りします。c0119160_20362285.jpg

  by rollingwest | 2009-08-09 16:11 | Comments(32)