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<2010年7月14日>W杯・歴史エピソード:マイレビュー (その1)

★はじめに

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世界中を熱狂の渦に巻き込んだ夢の祭典・2010W杯(第19回南アフリカ大会)は、無敵艦隊スペインが悲願の初優勝!史上初めてアフリカ大陸で開催された今大会は当初の治安懸念も吹き飛ばし、300万人以上の観客動員(歴代3位)・・!成功裏で歓喜のフィナーレを飾りました。ブブゼラboo~!


   .......(左) 2010大会ポスター (右)スペインが悲願のW杯初優勝!喜びに沸く世界一のイレブン........
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4年に一度開催される世界的な大イベント「ワールドカップ」、待ちに待った6月11日華やかに開幕の日を迎えました。記念すべき大会第1号のゴールは地元南アフリカの選手が見事に決めたのです。


    .........6月11日、アフリカ大陸で初のW杯が開幕!1ケ月の熱戦の舞台が始まった!......
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大会に選ばれた栄光の32ケ国は、A~Hの8リーグに分かれ16強・決勝トーナメントに生き残るために死闘を繰り広げました。或る意味、このリーグ戦こそが世界各国がエキサイトして一番面白いのかも・・
今大会総括は(その2)で十分語りますが、決勝はスペインvsオランダ!初顔合わせとなったたのです。


     ........スペインを世界一に導いたイニエスタの決勝ゴール!全身で喜びを表すヒーロー!........
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パスをリズムよく刻む華麗なサッカーを展開した芸術的なスペインサッカー、まさに世界一の称号にふさわしい究極の美しさだった~!強豪・無敵艦隊スペインは過去何度もW杯優勝候補に挙げられながらも、国内各地域の対抗意識が強く代表のまとまりに欠け、本番では毎回弱く途中敗退の歴史でした。
  

   ...........予想100%的中の奇跡のタコ占い師パウル君、水槽の中でW杯が授与される。....c0119160_23132329.jpgc0119160_23134328.jpg



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しかし忌まわしい歴史に喘いだスペインも、今や世界一有名な軟体動物となったタコのパウル君が栄光の予言を与え、実際に夢が現実となったのです。パウル君の予言は8連勝で的中率100%!


   .......(左)3度目決勝も優勝叶わず、大健闘オランダ準優勝 (右)若手が台頭のドイツが3位!.....
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準優勝はオランダ、この準強豪国も毎回優勝候補に挙げられながら、まだ夢を実現していません。
今大会も3回目の決勝に進んだものの栄誉にあと一歩で無念の涙となりました。次回こそ・・。
そしてこの準優勝オランダに1対0で善戦した我らが日本代表!数々の感動を与えてくれました。


   ........(左)準優勝オランダを相手に大健闘・日本! (右)FKを決め喜びの遠藤(デンマーク戦)......
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惜しくもベスト8を逃した日本代表でしたが、W杯の大舞台でここまで国民を熱狂に巻き込み夢と感動を与えてくれたチームは今までになかったかもしれません。本当によかった!岡チャン、おめでとう!


.......↓あの感動場面をもう一度!2010年W杯(南アフリカ大会)、日本代表・活躍のハイライト......


この嬉しい余韻に浸りながらこれから3回に渡ってW杯の記事を公開してみたいと思います。





★W杯の歴史を振り返ってみる・・。


今年はW杯が初めて開催(1930)されて、80年の節目を迎えました。当時のFIFA会長ジュール・リメはサッカーを創ることが夢で各国の説得に奔走し、ついに記念すべき最初の大会がウルグアイで開催!


 ....(左)初代のジュール・リメ杯(ブラジル永久保存となったが盗難) (右)現在のFIFA優勝トロフィー.....
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途中で第二次世界大戦が勃発し中断(12年間ブランク)されましたが、1950年に再開されて19回の歴史を刻みました。歴代優勝国は下記のとおり7大強豪国に独占されており、スペイン・オランダ・ロシア・東欧の準強豪国は栄誉Gの仲間入りに挑戦して来ましたが、毎回苦汁の涙を飲んできたのです。


   ......(左)前大会までのW杯・歴代優勝国  (右)スペインが悲願の優勝!8番目の仲間入り.....
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しかし今回スペインがついにその分厚い壁をつき破り、第8番の栄誉国としてその歴史に名を刻む事になったのです。長かった~!と国民は悲願が達成できた感涙の喜びに浸っていることでしょう。
両国とも歴史ある超一流国なのに長い道程。W杯優勝国の重みをあらためて感じさせられます。
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小生がW杯に興味を持ち始めたのは1970年代前半、もう40年近くになります。中高6年間サッカー部に所属していたため、必然的に先輩からの影響を受け世界のスーパースター達の名が脳裏に刻まれました。当時のビッグネームはペレ(ブラジル)、サッカーの神様として既に伝説的な存在だったのです。


   ........ (左)サッカーの神様・ペレ    (右)高校時代、我々の憧れだったベッケンバウワー&クライフ....
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W杯試合をTVで初めて観戦したのは1974年西独大会(ベッケンバウワーやクライフが大活躍)でした。
当時、TV東京系「三菱ダイヤモンドサッカー」という番組で、W杯が日本で初のTV中継がされたのです。世界超一流のスーパープレイを観戦、日本のW杯出場は永遠に無理だと思う位に衝撃を受けたなア・・

          
     ...... (左)「三菱ダイヤモンドサッカー」 (右)1974W杯の優勝を勝ち取った西独チーム......
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それ以来、W杯を興味に持ちサッカー誌などで大まかな歴史は掴んできたつもりですが、ブログ開設して初大会であり日本の大活躍もあったので、W杯の歴史をマイレビューとして紹介してみましょう。

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            (その1)第1回ウルグアイ大会~第12回スペイン大会の歴史・エピソード
            (その2)第13回メキシコ大会~第19回南アフリカ大会(今回)の歴史・エピソード
            (その3)日本のW杯・挑戦の苦闘史 (東京五輪~今回W杯までの道のり)





★第1回ウルグアイ大会(1930)~第7回チリ大会(1962)


現在世界中の人々が熱狂するW杯が開催された記念すべき第1回大会は80年前に南米の小国ウルグアイで開催されました。何故この国でと疑問も湧きますが、当時はオリンピックを連覇したサッカー大国だったからです。しかし当時の海外移動手段は船なので欧州参加は僅か4ケ国のみでした。


   ...... (左)第1回ウルグアイ大会(1930)      (右)W杯初優勝の栄冠は開催国ウルグアイ......
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歴史的な初代大会の優勝は地元開催のウルグアイが栄冠に輝いています。(決勝相手はアルゼンチン)
80年前のレトロなる白黒写真ゴールシーンですが、初代ポスターは洗練され全く古さを感じさせません。


   ...... (左)第4回ブラジル大会(1950)  (中)ウルグアイ逆転優勝  (右)巨大なマラカナンスタジアム......
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ウルグアイは第4回1950年大会も優勝を成し遂げました。この大会に向け地元開催ブラジルが巨大スタジアムを建設し初優勝の夢に国全体が燃え上がっていました。決勝は南米対決ブラジル対ウルグアイ
終了間際の優勝達成寸前にブラジルは土壇場で逆転負け!国民は悲嘆し、自殺者続出の悲劇・・


.....(左)第6回スウェーデン大会(1958) (中)新星ペレ登場(オーバーヘッド)、(右)得点王フォンティーヌ(仏)....
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1958年ブラジルは悲願の初優勝をついに達成することができました。歴史的な天才プレイヤー・17歳のペレが4得点衝撃デビューを飾ったのです。優勝5回サッカー大国の栄光はここから始まりました。
ジュス・フォンティーヌ(20世紀最優秀選手)が記録した6試合13得点は今も破られない世界記録です。




★第8回イングランド大会(1966) :優勝(イングランド)


本大会が開催された当時は9歳だったのでサッカーは全く知りません。当然W杯の存在自体も・・。
サッカー発祥の母国イングランドがついに栄光に輝いた伝説の大会としてのちに知ることとなりました。


    ........ (左)66大会ポスター  (中)ボビーチャールトン(英)  (右)鉄壁のゴードンバンクス(英)......
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ボビーチャールトン、ボビー・ムーア、ゴードン・バンクスの名選手を擁し、本命期待に応えて見事に初優勝!
決勝は西独との延長戦、英国の放ったボールがゴールラインの真上に落ちて判然としないまま認められた「疑惑のゴール」にて栄冠を獲得。そういえば今大会では両者対決で立場逆転の大誤審が・・


   ..... (左)黒豹・エウゼビオ(ポルトガル) (右)サッカー史上初のスーパースター、ジョージベスト(北アイルランド)......
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本大会でのサプライズは初出場・北朝鮮がイタリアを破りベスト8に進出したことです。しかしその快進撃もポルトガル・エウセビ゙オに打ち砕かれました。(今回も北朝鮮はポルトガルと当たり7失点、世界の壁)
そしてこの大会で大人気だったのが北アイルランドのジョージベスト!世界初、サッカー界のアイドルでした。




★第9回メキシコ大会(1970) :優勝(ブラジル)


この大会もリアルタイムで見た訳ではありませんが、ペレが「サッカーの神様」として活躍し尊敬を集め、世界の注目を集めた記憶に残る大会です。(当時小生は中学進学し、サッカー部に入ったばかり)
我々の間では「キングペレ」というサッカーシューズが憧れになっていましたが、高くて手が出なかった・・


   ..... (左)70大会ポスター (中)圧倒的強さで優勝のブラジル、歓喜のペレ (右)憧れのキングペレ.....
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この大会で見せたブラジルのパフォーマンス溢れる戦いは、完璧と評される強さでした。ペレの他にもリベリーノ、ジャイルジーニュ、トスタン、Cアルベルトの名選手が自由自在に動き、初の無敗優勝を飾りました。


  ....(左)史上最高のGKヤシン(ソ連)  (中)ジャイルジーニョ&リベリーノ(ブラジル) (右)マッツォーラ(伊)......
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他の国でも華あるスーパースター達が多く輩出しましたが、ペレを擁するブラジルの強さがひときわ耀き、ブラジルは優勝3回の偉業を成し遂げたのです。当時、優勝栄冠「ジュール・リメ杯」は3回優勝した国に永久保存となるルールだったのでブラジルに渡りましたが、盗難にあって現在も行方不明・・(残念)




★第10回西ドイツ大会(1974) :優勝(西ドイツ)


小生がW杯の魅力に憑かれたのは74年西独大会です。前述の通り日本初のTV中継されたことも大きな理由ですが、それ以上にW杯史上で最もエキサイティングな大会であり、サッカー概念を覆す歴史的なスーパースターが出現したからです。トータルサッカーを実現したオランダのエース「クライフ」は凄かった~!



   .....(左)74大会ポスター (右)世界を驚愕させたオランダのトータルサッカー!空飛ぶオランダ人・クライフ.....
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全員が固定ポジションにとらわれず攻守に次々と参加、入れ替わって攻撃を仕掛けるオランダのトータルサッカーは世界に衝撃を与えました。自在に空中も飛び美しい得点を決めるクライフはまさに伝説の人


 ....(左)クライフを封殺したフォクツ (中)西独軍団歓喜、皇帝ベッケンバウワー  (右)爆撃機・Gミュラー.....
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誰もが優勝はオランダと信じました。しかしゲルマン魂溢れる西独は、フォクツが完璧にクライフを抑え、皇帝ベッケンバウワーの闘志指令塔でゲームを支配、最後はGミューラーの決定弾で、地元西独が栄冠を見事に掲げたのです。当時は高校2年、自分にとって本大会こそが最初に興奮したW杯となりました。




★第11回アルゼンチン大会(1978) :優勝(アルゼンチン)


78年大会は強豪アルゼンチンが自国開催して初優勝した大会。パワー溢れるマリオ・ケンペスが3試合で6点の大活躍を見せ、MVP得点王に輝きました。しかしこの大会は自分の記憶に全くない・・。


   ......(左)78大会ポスター (右)アルゼンチがン初優勝、6得点でMVPに輝いたケンペス.....c0119160_655278.jpg
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それほどに印象の薄い大会ですが、歴史的にも各国のスーパースターの名は殆ど見当たらず、後世に評価される試合も少ないようだ。アルゼンチン優勝も疑惑ありなど、散々な言われ方をしています。





★第12回スペイン大会(1982) :優勝(イタリア)


本大会はダークホースのイタリアがロッシの大活躍(6得点、準決勝はハットトリックを記録)、鉄壁のGKゾフが西独を完璧に抑え(この決勝戦は名勝負)優勝しました。しかし当時はタレント揃いのブラジルが世界的な人気の本命、イタリア優勝を素直に喜べない人が多いかも・・。ブラジルはイタリアに準決勝で敗退


  ....(左)82大会ポスター (右)本命ブラジルを撃破したイタリアが優勝(ロッシのゴール) (右)名GKゾフ.....
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ジーコ、ソクラテス、ファルカン、セレーゾのブラジル中盤は、華麗な攻撃・守備で世界を魅了「黄金のカルテット」と呼ばれました。ジーコは残念ながらW杯栄冠を勝ち取ることはできませんでしたが、ペレに次ぐブラジル英雄として崇敬されます。ブラジル代表の「セレソン」の尊称はこの時代に確立されたような気が・・


   ......ルンメニゲ(西独) (中)芸術的なブラジル黄金のカルテット、その中心だったジーコ(右)......
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この大会あたりから、W杯が世界的に人気が沸騰し始めてきたように思えます。日本でもサッカーの人気が上昇し(アニメ「キャプテン翼」の影響が大きい)、W杯への興味も広がり始めた時代。次大会はマラドーナが登場、21世紀に入りW杯人気はオリンピックを凌ぐ世界的な大イベントとなっていくのです。

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                                                    つづく


次回は、「W杯・歴史エピソード:マイレビュー」(その2)をお送りします。

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  by rollingwest | 2010-07-15 00:00 | エトセトラ | Comments(38)

<2010年7月23日>W杯・歴史エピソード:マイレビュー (その2)

                             「W杯・歴史エピソード:マイレビュー」(その1) より続く



★第13回メキシコ大会(1986) :優勝(アルゼンチン)


86大会は「マラドーナのための大会」と呼ばれる程、奔放な天才寵児が席巻し世界を驚かせました。
準々決勝の対イングランド戦、左手で決めた「神の手ゴール」、直後の5人抜きゴールでその伝説は永遠
アルゼンチンはマラドーナの大活躍で2度目の優勝!彼は国民から「神の子」として崇められることに・・


         .....(左)86大会ポスター 伝説となった(中)マラドーナ・5人抜き&神の手ゴール(右).....
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当時タレントは結構揃っており、将軍と呼ばれたフランスのプラティニ、イングランドのリネカー、ブラジルのジーコ、西独ローター・マテウス、前評判の高かった各国スター達もマラドーナ一人の活躍で完全に霞んでしまった・・。


 .....(左)将軍プラティニ(仏)   (中)6人の守備に囲まれるマラドーナ    (右)山猫リネカー(英)......
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その後、マラドーナの人生は転落の一途(コカイン使用、94大会はドーピング追放、03年は肥満・薬物で危篤に陥る)となりましたが、今回アルゼンチン監督として名声復活!お茶目な姿や言動が大受け~!
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★第14回イタリア大会(1990) :優勝(西ドイツ)


3大会連続で決勝進出しながらも、74年大会以来なかなか栄冠に届かなかった強豪西独がついに3度目の王座に輝きました。ベッケンバウワーが監督として、完成度の高いチームを創りあげたのです。


   .....(左)90大会ポスター (中)西独優勝!リトバルスキー、マテウス歓喜 (右)憧れのクリンスマン.....
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W杯最多出場を誇るマテウスを中心に、リトバルスキー、クリンスマン、フェラー、ブッフバルトらの名選手達は、まさにゲルマン魂の塊・職人軍団だった。ベッケンバウワーは選手・監督として優勝2回、準優勝2回、3位1回の前人未到の大記録を積上げ、皇帝の名に相応しくローマで戴冠式を受けまたも歴史に刻まれた。


 .....(左)お茶目な踊りロジェ・ミラ(カメルーン) (右)フリット、ライカールト、ファンバステン擁したオランダ軍団.....
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他ライバル国でもスーパースターが多く輩出した大会でした。カメルーンは驚異的な破壊力で38歳ロジェミラを擁して大旋風を巻き起こしました。活躍が期待されたオランダはフリット、ライカールト、ファンバステンの3トリオ


   .....(左)ガスコイン(英)       (中)得点王スキラッチ(伊)     (右)ストイコビッチ(ユーゴスラビア).....
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イタリアからは彗星の如く現れ得点王に輝いたスキラッチ、カテナチオの象徴バレージ。並外れたボールタッチで、イングランドを牽引したガスコイン&リネカー。妖精ピクシーの愛称・ユーゴスラビアのストイコビッチ、正にキラ星の如し!




★第15回アメリカ大会(1994) :優勝(ブラジル)


10数年前までは「アメリカ国民のスポーツに、サッカーは根付かない。(野球・アメフト・バスケットが中心)」との見方が主流でした。しかし今の米国は立派なサッカー強豪国に成長しており、今回W杯でドラマチックな試合を多く見せてくれました。(米国民も大いに熱狂)その契機となったのが94年米国大会です。


       .....(左)94大会ポスター   (中) 伊・カテナチオの要・バレージ (右)ストイチコフ(ブルガリア)....
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開催国アメリカはララス・メオラの活躍でコロンビアを下し決勝トーナメント進出、コロンビア自殺点のエスコバルは帰国後に銃で暗殺される悲劇も・・。印象深い選手は、ブラジル(ロマリオ、ドゥンガ、レオナルド、タファレル),イタリア(Rバッジョオ、バレージ、マルディニ),ブルガリア(ストイチコフ)、メキシコ(GKカンポス),ルーマニ(ハジ)等の名が挙がります。


 ....(左) ブラジル優勝!MVP・ロマリオ歓喜 (中)PK外し項垂れるRバッジオ (右)闘将ドゥンガ咆哮......
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暑い熱気の大会、序盤不調に喘いだイタリアはRバッジオ復調で奇跡的な決勝進出を果たし、本命のブラジル(ロマリオ絶好調)との顔合わせ。0対0で決着がつかず史上初のPK決戦、終盤にドラマが・・。
何とRバッジオがPKを外しブラジルの優勝が決定!悲しみに暮れるバッジオの姿が印象的だった・・。
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★第16回フランス大会(1998) :優勝(フランス)


20世紀最後の本大会で新たなW杯優勝国が誕生しました。それまで6ケ国(欧州3・南米3)優勝独占の栄誉グループに入るため挑戦し続けてきた準強豪(フランス・オランダ・スペイン・ロシア・東欧)は何度も苦汁を嘗め続けてきました。その高い壁をついに破り念願の優勝を実現したのは開催国フランス!


       .....(左)98大会ポスター (中)ジダン大活躍 (右)初優勝を成し遂げたフランス軍団.....
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フランスは精鋭が実に豊富、ジダン、デシャン、アンリ、テュラム、デサイー、リザラス、ブティ、GKバルテス・・、多彩~
決勝戦の相手はロナウド、ドゥンガ、ロベカル、エジミウソン等スター軍団が勢揃いの前回覇者国ブラジルでした。
優勝決定はジダンのドンピシャ2発ヘッド!本人も8年後マツェラッティにヘッドして退場とは想像だにせず・・


.....(左) ロベルト・カルロス(ブラジル) (中)猛攻ダービッツ(オランダ) (右)優勝貢献、アンリ(フランス).....
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脇役国からも名星が多く輩出しました。オランダ(クライファート、ダービッツ)、クロアチア(シュケル、ボバン)、チリ(サモラノ、サラス)、デンマーク(ラウドルップ)・・、でも最大の話題は18歳オーウェン(英)の衝撃デビューでしょうネ~


 .....(左)バティステュータ(アルゼンチン) (中)得点王シュケル(クロアチア)(右)18歳英オーウェン衝撃デビュー.....
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本大会は日本がついに念願のW杯に初出場を果たした記念すべき大会でもありました。日本W杯挑戦の歴史は終章で述べますが、対戦はレベルが断トツに高い強豪国アルゼンチン・クロチアなどで3連敗
バティステュータ・オルテガ・ベロン擁するアルゼンチン、3位躍進のクロアチア。この強豪相手に善戦したと思う。




★第17回日韓共催大会(2002) :優勝(ブラジル)


21世紀初頭、ついに日本でW杯が開催されました。韓国と共催ながら夢のような出来事が実現!
本大会は強豪国(アルゼンチン・フランス・ポルトガル)が予想外にも1次リーグで早々敗退し破乱のスタート
逆にドイツは一挙に若手(クローゼ・バラック)が台頭、名GKオリバーカーンの闘志で引っ張り決勝へ進出


     ......(左)02大会ポスター (右)ブラジル5度目の優勝!ロナウド(大五郎カット)が得点王.....
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本命ブラジルはロナウド、ロナウジーニョ、リバウド、ロベカル、カフー等のオールスター軍団で横綱相撲の順当進出
決勝は2:0でブラジルが貫録の優勝!長いW杯歴史で5度目のV達成・大偉業を成し遂げました。


 ....(左)ロナウジーニョ(ブラジル)飛翔   (中)オリバーカーン ドイツ準優勝の立役者(右)バラック&クローゼ.....
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この大会のビッグサプライズはトルコ(3位)韓国(4位)セネガル等の新興国が躍進したことでしょう。
「テーハ・ミングク~!」盛り上がる韓国民の大合唱にジェラシーを感じながらも朴智星の活躍に驚き!
因みに日韓大会は、開会式がソウルで、決勝戦は横浜で行われました。次回は日本単独がいいネ


  .....(左)英貴公子ベッカム (中)韓国・夢のベスト4 (中)米国ドノバン活躍 (右)ラウル(スペイン).....
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★第18回ドイツ大会(2006) :優勝(イタリア)


カテナチオ」(かんぬき)はイタリア鉄壁の守備に与えられてきた尊称です。ブルーユニフォームからアズーリ(青)の愛称も持つイタリア軍団が伝統の守備力を生かして24年ぶりに4回目の優勝を飾りました。


   .....(左)06大会ポスター (右)イタリアが4度目の優勝、歓喜のカンナバロ、ザンブロッタ、トニ、ブッフォン.....
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決勝戦はイタリア対フランス。1対1で延長戦も勝負がつかずPK戦に突入した末の決着となりました。
しかし本大会で一番記憶に残るシーンは、やはり「ジダンの頭突き退場」でしょう。日韓大会で苦汁を嘗めたフランスの老齢軍団が決勝まで進んだのに、全てはあのシーンで敗北の印象に変わった感が・・


    .....(左)MVPジダン、怒りの頭突き退場で終焉    (中)ラーム(独) (右)ロッベン(オランダ).....
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地元開催のドイツは、優勝を逃すもバラック・クローゼ・ラーム・ポドルスキー等の伸び盛り軍団の健闘で3位を確保。前回大会で実力発揮できなかったポルトガルは、フィーゴ復活・クリスチャン・ロナウトの活躍でベスト4
ブラジル・アルゼンチン・イングランドはベスト8止まりで批判に晒されました。日本ならベスト8は歓喜なのに。


    .... .(左)フィーゴ復活 (中)クリスチャン・ロナウド  ポルトガル健闘  (右)ルーニー(英).....
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日本は最強のチームとして期待されながら、緒戦オーストラリアにショックの逆転負け。ジーコJAPANは心身ともバラバラ崩壊、無念の1次敗退に終わり空虚感は暫く尾を引きました。しかし今大会でリベンジ!




★第19回南アフリカ大会(2010) :優勝(スペイン)

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アフリカ大陸で初めて開催された記念すべき大会は、当初の懸念(悪い治安風評)を完全に吹き飛ばし300万人強の観客(史上3位)を集め、大成功を収めました。華麗なるパスサッカーを繰り広げるスペインがついに悲願の初優勝!熱狂的な国民性でもあり、決勝戦のTV視聴率は何と91%~!(驚)


       .....(左)今大会のポスター(アフリカ大陸を象る)  (中・右)スペイン歓喜の初優勝!.....c0119160_1821656.jpgc0119160_18212439.jpg
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ベスト8までは南米勢・強しの印象でしたが、終わってみれば準優勝オランダ・3位ドイツで欧州が独占
この大会では過去からのジンクスが幾つか崩れました。①欧州以外の開催大会で欧州勢が初優勝②2年前の EURO王者は勝てないジンクスを破った。③緒戦敗退したチームが優勝したことも初めて。
健闘したが地元南アフリカ・1次リーグで敗退、開催国が決勝トーナメントに進めなかったのも初の出来事


 ....(左)スペインの主力:プジョル、シャビ、イニエスタ (右)GKカシージャス、決勝戦でロッベン1対1を阻止!....
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準優勝オランダはスナイデルが大活躍!日本戦で叩きこんだ強烈シュートやブラジルの夢を破る鮮やかなヘッドは印象に残ります。オランダは未だ優勝実現せず、でもなぁ・・スペインの決勝戦で2度もフリーになったロッベン、あれは決めなきゃぁ・・。勝利のW杯女神様、早くオレンジ軍団に微笑んであげて下さい。


  .....(左)オランダのスナイデル(得点王に輝く活躍) (右)オランダは準々決勝で本命ブラジルを撃破....
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ウルグアイとパラグアイ(紛らわしい~)・南米の準強豪2国の粘りは実に大したものでした。ウルグアイは古豪だけの名を返上。オランダとパラグアイに堂々と善戦した日本代表も十分評価が上がったのだ~
得点王はフォルラン(ウルグアイ)、ビジャ(スペイン)、スナイデル(オランダ)、Tミュラー(独)の4人、フォルランはMVP!


....(左)パラグアイ(中)ウルグアイの南米勢が大健闘 (右)MVP・得点王に輝いたフォルラン(ウルグアイ).....
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ドイツはエジル、Tミュラーの若い力が台頭!ベテラン勢(クローゼ、シュバインシュタイガー、ポドルスキー)も頑張って3位に!でもアルゼンチンを4:0の大差で破った時、断然に優勝間違いなしと思える位の強さでした。
往年スター・Gミューラーに縁ある慶事2題(クローゼがミュラーに並ぶ歴代2位得点、同名若手Tミュラー台頭)


.....(左)W杯歴代14得点となったクローゼ(独) (中)大活躍ビジャ(スペイン) (右)新星T・ミュラー(独).....
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優勝候補の最右翼ブラジルとアルゼンチンは今大会も強さが際立ちましたが、残念にも8強で終焉・・。国民が優勝しか許さない両国代表は本当に厳しい・・。メッシ、クリスチャンロナウド、カカ・・、活躍が期待されたスーパースター達は残尿感を感じたなぁ・・。パロンドールの前年輩出国は勝てないジンクスもまだ続く・・


.....不完全燃焼に終わったスター達(左)メッシ(アルゼンチン) (中) C・ロナウド(ポルトガル)(右)カカ(ブラジル).....
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歴代の伝統強豪国フランスとイタリアは1次リーグで無残にも敗退・・。内紛でチ-ムワークゼロのフランスは国民からボロカス状態の非難。前回優勝のイタリアもまさかの結果に、カテナチオ伝説は崩壊・奈落の底へ・・。
1次リーグ敗退のスイス。優勝国スペインを緒戦で破り、W杯無失点世界記録を樹立したことを讃えたい!


.....(左)監督・選手の内紛でバラバラだったフランス (右)前回優勝国イタリア、まさかの1次リーグ敗退.....
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今回、最大の悲劇国は準々決勝で敗れたガーナでしょう。古豪ウルグアイを相手に堂々120分を戦い抜き、延長後半ロスタイム・シュートは決定的サヨナラゴールと一瞬思ったものの、ウルグアイのスアレスが意図的ハンドで防いだのです。でもジャンのPK、ガーナ勝利でアフリカ勢初のベスト4と誰も信じました。しかし・・外した~!このショックは駒野の比じゃない!そしてPK合戦でも敗れ、ついにアフリカの星は散った・・


.....(左)ハンドで決定打を弾いたウルグアイのスアレス  (右)アフリカの期待ガーナ、FK戦に敗れ項垂れる。.....
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今大会で使用された公式球は「ジャブラニ」という完全球に近いもので、無回転シュートだと魔球の様な軌道(本田シュートの例)を描くGK泣かせのボールでした。そしてご存知、ブブゼラ大音響!スタジアムに集まった数万人が一斉に鳴らすですだから監督指令の声は完全にかき消されました。boo~!


.....(左)無回転シュートで軌道が読めぬ公式球ジャブラニ  (右)今大会の象徴となったブブゼラ.....
c0119160_6351647.jpgc0119160_6344966.gif←クリックして見て下さい。c0119160_6354347.jpgc0119160_636170.gif
記念すべき20回の節目となる次回大会はブラジルで開催されます、今度の応援風景は南米サンバのリズムでまた熱気が溢れることでしょう。2大会連続ベスト8に終わったブラジルは開催国として優勝が義務付けられるのでそのプレッシャーは想像もできない。また途中敗退したら暴動発生かも・・(笑)


.....FIFAトロフィーを目指し64試合の激闘(8リーグ戦と決勝トーナメント)が繰り広げられた。.....
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1次リーグ予選を突破するかどうかでその国の盛り上がり方が一変します。日本もリーグ敗退だったら国内がサッカー熱気に包まれることはなかったことでしょう。やはり勝たないとネ・・。6月11日から1ケ月に渡って繰り広げられた熱戦の連続、寝不足になりながらも大いに楽しませてもらいました。

                                                      おわり


次回は、W杯・歴史エピソード:マイレビュー(その3):日本のW杯・挑戦の苦闘史をお送りします。

  by rollingwest | 2010-07-14 00:00 | エトセトラ | Comments(22)

<2010年6月12日>奥秩父の遥かなる幽寂峰「和名倉山」 (リベンジ登山)



★はじめに (昨年は雨に敗退した和名倉山)


日本200名山「和名倉山」(別名:白石山)は奥秩父山脈から北へ、奥深く入り込んだ遥かな秘峰。殆ど人が入らない静謐な山だけあってアプローチが非常に長く、難関峰で残っていた一つです。

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昨年5~6月にかけて、マツ氏と一緒に何度か日程設定してトライの機会を窺っていたのですが、週末がことごとく雨で延期。昨年6月20日はもう意を決して出発、しかし天気は予報通りに翌日は崩れて雨天となり断念した経緯にあります。そして今年も5月からトライするも何度も延期・・・(悔)
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昨年は将監小屋に泊り2日目(日曜日)に登頂する計画でしたが、今回も日曜日が雨に見舞われてうまく行かない・・。よしこうなったら土曜日早朝に登り始めて日帰りで登ってしまおう!6月12日自宅を朝4時に車で出発し、中央線「塩山駅」に6時半にマツ氏と合流しました。今回こそリベンジ


     
                                リンク:奥秩父秘峰・断念、梅雨の合間に・・

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★絶好の日和!登山開始


塩山駅から秩父側に繋がる国道411号線を北上し、一の瀬高原へと向かいます。三の瀬駐車場に到着し、朝7時半から将監峠への林道を登り始めました。ついに快晴に恵まれた和名倉山だ~


   .....(左)仙波付近から見る和名倉山への登山道 (右) 三ノ瀬登山口からの堰堤滝......
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登りコースは七つ石尾根の東に並行する道を採り「将監峠」の分岐点に9時到着。下を覗けば昨年泊った将監小屋の青い屋根が見える。間もなく行くと傾斜が緩やかとなり熊笹に覆われた平原に。


       .....(左)昨年泊まった「将監小屋」を見下ろす  (右) 将監峠の分岐点にて......
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この平地は牛王院平と呼ばれ開放感に溢れた笹平。暫く進むと「山の神土」という稜線分岐点に出ました。この辺りから綺麗なシャクナゲが見られ始めてきた。初夏の和名倉山を象徴する花だ!


    .....「牛王院平」という熊笹の平地に出ると、ひときわ高く枝を張り出す一本木がある。......
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    .......「山の神土」は和名倉山と唐松尾・笠取山の分岐。この山の石楠花は実に見事!......
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★いよいよ主稜線への縦走


 .....稜線から富士山が見えた!霞みがかった当日は朧な姿だったが・・(写真はネット拝借)......
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主稜線に出ると右(南側)に富士山が望めました。大菩薩嶺越しの雄姿だ!6月は山の新緑時期。
快晴の日の光を浴びた緑は青空のもとで一段と輝きを見せています。静寂な雰囲気は全くない。

        .......新緑も今が最も美しい時期、日光が当たればさらに映える。......
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    ......西仙波周辺は石楠花群生地、花びらが大きい石楠花が次々に現れ目を奪われる!.....
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暫くすると、リンノ峰・仙波のタルという地点を経て西仙波・東仙波というミニピークを通過していきます。花びらが大きいシャクナゲが次々と現れてきました。噂に違わず見事な石楠花群生地だ~!感動


       ........東仙波~吹上の頭に向かう縦走路からは展望が大きく開ける。......
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藪こぎも覚悟していたのですが、道は意外と整備されそのような場面は一度もなかった。一昔前はルートが判別しづらい迷いやすい山と聞きましたが、200名山登山者が増えて改善されたのかも・・


    .......(左)渓流には苔蒸した木々が・・  (右)↓の怪物のような枯木オブジェだ~!......
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★最後の稜線を詰めてついに和名倉山に登頂


         ....縦走路の途中にはいくつか視界が大きく開ける場所が出現......
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東仙波(2003m)を過ぎると、いよいよラストの登りに入ります。丁度3時間歩いたが、頂上まであと2時間はかかるだろうなア・・。でも日帰り登山で荷物は軽いし爽やかな空気なのでまだ快調なペース


       ......樹林帯の道は藪こぎをするような道はなく、かなり整備が進んでいた。......
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焼小屋頭・吹上ノ頭を通過し12時過ぎ八百平という広場に出ました。あと30分、もう頂上は近い。
でも八尾平の右側にある赤テープに沿って進むと水場方面への下りとなり、紛らわしいので要注意


 .....(左)灌木帯の明るい平坦地・八百平に出る (右)途中でアンテナ機を首につけたが出現 ......
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二ノ瀬分岐で黒いドーベルマン犬が我々を迎えてくれました。首輪に無線機を付けている。何の犬?
そろそろ頂上も近いなあ、と思っていたら、樹林に囲まれた円形地にピーク標識がヒッソリ佇んでいる。


   .....(左) 樹林帯を抜ければもうゴールは近い。 (右)ついに頂上到着、視界は全く利かず......
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頂上到達は12時30分、出発から5時間。天気に恵まれ、比較的歩きやすい道だったような気が・・
ここからの視界は全く利かず、開放感の感動は味わえませんでしたが、かくも奥深い秘峰に無事到達できたことをジックリ噛みしめました。計画延期すること数回・・、ようやく重しが取れた感じです。


....(左)同じ道を下山。登り5時間、下り4時間  (右) 一ノ瀬川沿いに崖の山道を走り帰路へ....
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帰りは同じ道をピストンで戻りましたが、下山も快調。山ノ神土分岐点には下り2時間半で到着、その先の分岐からは右ルート(七ツ石尾根)を下山しました。樹林帯の気持ちのいい道。三の瀬駐車場には、16時30分に到着。快晴コンディションに恵まれて往復9時間の歩きで済み、意外と楽に終えた・・。


         .....和名倉山(別名:白石山)の地図 (クリックで拡大表示).....
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GWの笈ケ岳に続き、念願の和名倉山もリベンジ登山することができました。笈ケ岳も和名倉山もたまたま天候に恵まれラッキーでしたが、霧・雨に見舞われていたらどうなっていたかわかりません。
やはり無事が一番ですね。本来条件の厳しい難関峰を安全に登頂し下山できてホッとしています。


                                                       おわり




次回は、「W杯・歴史エピソード:マイレビュー」(その1) をお送りします。
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  by rollingwest | 2010-07-04 00:00 | Comments(39)