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<2012年12月20日>秩父探訪&観音三十四ケ所巡り(その3):「第6~10番霊場」

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★年の暮を迎え、やや神妙にして・・(笑)


2012年の暮れも押し迫り、今年最後の記事はやや態度神妙にして「秩父観音三十四ケ所」シリーズ(第3回目)で締めることに致します。この一年間も健康無事で過ごせたことを神仏に感謝しつつ・・


                    .......羊山公園・姿の池越しに撮影した「武甲山」(2011年秋).......
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前回に続き「秩父霊場巡り」(車で廻ったので巡礼とはいえませんが・・)第6~10番のお寺を紹介しましょう。あわせて地元の母なる名峰「武甲山」と共にセメント産業で栄えた街の横顔や、今年12月に訪問予定を立てながらも同行者都合で結局行けなかった「秩父夜祭り」の紹介もしたいと思います。

                      秩父探訪&観音三十四ケ所巡り(その2):「第1~5番霊場」
 




★秩父札所・第6番「卜雲寺」


   ◆【ご詠歌:第6番】 「はつ秋に 風吹きむすぶ萩の堂 宿かり世の 夢ぞさめける

秩父霊場の第6~10番のお寺はいずれも横瀬(秩父の東南部・武甲山が目の前エリア)にあります。第6番は「卜雲寺」、由緒ある歴史深い寺ですが結構新しい建物だった。(明治9年火災で再建築)


          .......(左)「卜雲寺」(第6番)の荻野堂  (右)卜雲稲荷の御堂.......
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このお堂の本尊・聖観音菩薩は、古代末期より発生した山岳信仰の流れをくむ蔵王権現社として観音堂本尊として長く武甲山頂に鎮座していました。その後江戸時代、卜雲寺管理で萩野堂に移され現在に至りますが、武甲山信仰や札所成立期の歴史的背景を知る上で貴重なお寺であるらしい。


       .......(左)赤い前掛けを纏った地蔵達が・・ (右)禅客霊験和歌の奉納額.......
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卜雲寺縁起図は、禅客が来訪し和歌を詠じ、荻の木の下に観音様の霊験詠歌短冊を見つけたとの説話(荻ノ堂を建立して繁昌地となった由来)が語られる。秩父には和歌由来の奉納額が多いネ~





★秩父札所・第7番「法長寺」


   ◆【ご詠歌:第7番】 「六道を かねてめぐりて拝むべし またのちの世を 聞くも牛伏し


       .......(左)「法長寺」(第7番)の境内から仰ぐ武甲山 (右)恵比寿・大黒天.......
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横瀬にある札所は武甲山の雄姿が間近に見えて実に素晴らしい!7番法長寺の山門を入ると何と広大な境内ではないか!秩父霊場で最も大きい伽藍といわれる貫録ある本堂が聳えていました。


        .......(左)法長寺の山門をくぐれば広い境内 (右)牛伏堂の脇には臥牛像.......
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「牛伏堂」通称で親しまれる法長寺の本堂脇には名前通り伏した牛の石像が!行基や平将門にも縁起があるらしいが建物が新しすぎて何か有難味も今ひとつ・・。でも当伽藍の貫録は実に立派!


         .......(左)白壁の小堂には沢山のお札が (右)牛伏堂の由来を語る奉納額.......
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このお寺の境内は平賀源内(江戸時代の発明家)が設計し欄間彫刻も自らが手がけたらしい。エレキテルを発明したり正に多才な人物だネ~!境内立つ十一面観音像も穏やかな顔をされておりました。


            ......十一面観音像や武甲山に見守られる穏やかな秩父の里.......
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★秩父札所・第8番「西善寺」


   ◆【ご詠歌:第8番】 「ただ頼め まことの時は西善寺 きたり迎えん 弥陀の三尊


     .......(左)「西善寺」(第8番)の境内風景. (右)お寺の象徴・コミネカエデの枝ぶり(冬姿).......
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権現橋で横瀬川を渡り急坂を登ると8番西善寺の古い山門がありました。門をくぐって驚いたのは、境内いっぱいに大きな傘を広げたような楓の大木が鎮座していたこと。県指定天然記念物のコミネカエデと呼ぶらしい!訪れたのは昨年初冬で裸木でしたが枝ぶり姿は実に見事、圧倒されてしまった!


      .......(左)本堂前には祈願僧の銅像 (右)本尊は十一面観音(恵心僧都作の秘仏).......
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           ......西善寺の冬の境内にはコミネカエデ大木(根ッコが太い~!).......
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本堂内は土間で薄暗い空間で参拝者が読経するにはふさわしい雰囲気が漂う。境内は巨岩が配置されコンセプトが感じられる庭園となっています。しかしコミネカエデ大木は何度見ても立派!新緑と紅葉時期の写真をネットで見つけましたので貼り付けておきます。言語を絶する美しさ!素晴らしい~


      .......(左)コミネカエデの力強い新緑 (右)秋には素晴らしいコミネモミジへと大変身.......
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★自らの身を削られながらセメントの街・秩父を見守ってきた「武甲山」


9番西善寺は武甲山に近い横瀬の丘上にあり、ここからはセメント産業で栄えた秩父の工場街が一望できました。秩父は江戸時代から養蚕・秩父銘仙(着物)で栄えた街ですが、大正期には秩父鉄道が開通、国家発展で建設需要が高まるにつれ秩父に続々とセメント会社・生コン工場が設立されました。


   ......(左)三菱マテリアルのセメント工場と武甲山 (右)セメント産業・横瀬エリア地図(クリックで拡大).......
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セメント原料の供給源は武甲山の山肌。日本屈指の良質石灰岩が採掘され、可採鉱量は4億トンと推定される大鉱床。先日、武甲山資料館で昔の写真(重量感溢れる姿)を見てビックリしました。古代史でヤマトタケルが東征の帰路でこの山を仰ぎ感動し武具を奉納したと云われる神話名峰が今は無残・・


          .......西善寺がある高台から街を俯瞰してみれば秩父のセメント工場群.......
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2年前に秩父太平洋セメントが普通セメント生産中止を発表。地元雇用に大きな衝撃を与えました。景気低迷と内陸工場(鉄道輸送主力)の競争力低下に直面する企業の未来は決して明るくない・・。


     ......太平洋セメント工場の背後に聳える武甲山。自らの身を削り秩父産業発展に寄与.......
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百年余りの短期間で採掘によりここまで山容を変貌させられた山は他にはありません。しかし名峰は山肌を晒され今なお削られても「秩父の人達を守るためには本望」と寛容な姿で鎮座している。

               秩父探訪&観音三十四ケ所巡り(その1):名峰「武甲山」を仰ぐ秩父の里 
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★秩父札所・第9番「明智寺」


   ◆【ご詠歌:第9番】 「巡りきて その名はきけば 明智でら 心の月は 曇らざるらん


      ......「明智寺」(第9番) (左)子育て地蔵&水子地蔵塚 (右)如意輪観音堂.......
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9番明智寺は平安末期に開山した禅師からの命名由来。歴史は相当古いのですが、霊場の雰囲気は薄い感じがしました。現在の本堂が明治期に落雷焼失で建て直され、周りは住宅街で交通量の多い道に面しているからかな・・。入口左には子育て地蔵&水子地蔵塚が静かに佇んでいます。


           .......(左)本尊は如意輪観音 (右)奉納額モチーフは横瀬の兵衛.......
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本尊は恵心僧都(比叡山の高僧)作の如意輪観音(秩父霊場では珍しい)が祀られ、奉納額には「横瀬の兵衛」の由来が記載。盲目の母親を養う少年の前に突然観音菩薩が現れ、修行を決意し毎日徹夜で読経に励んでいたところ、明星が飛び出て母親の目に光が与えられたとのこと。メデタシメデタシ





★秩父札所・第10番「大慈寺」


   ◆【ご詠歌:第10番】 「ひたすらに 頼みをかけよ 大慈でら 六つの巷の 苦にかはるべし


         ......「大慈寺」(第10番)、地蔵鎮座の仁王門への石階段を登っていく.......
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10番大慈寺は1490年東雄禅師の開山、長い石段を登り仁王門前で振り返ってみると横瀬川や秩父の街並みを俯瞰できます。仁王門をくぐり本堂は玄関風の向拝、奥中央に内陣を配した簡素な禅刹らしい江戸時代の建築。本尊はこれまた恵心僧都作の十一面観音等が安置されています。


        .......(左)大慈寺の縁側で神妙に寛ぐ猫 (右)摂津禅師が開山(奉納額).......
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他にも地蔵菩薩の寄せ木造や石像群もあり、古寂びた趣が感じられました。ここからも武甲山を仰ぎ見ることができます。山肌が削れられ真近では無残ながらも遠くから見るとピラミッド形で秀麗な姿


          .......大慈寺から望む「武甲山」(知々天彦の歌が受け継がれてきた).......
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★秩父夜まつり(日本三大曳山祭)


地元の総鎮守・秩父神社の隣に「秩父まつり会館」があり毎年12月2~3日に開催される「秩父夜祭り」に関する山車等の展示や歴史が紹介されています。この祭りは京都祇園祭・飛騨高山祭と並んで「日本三大曳山祭」の一つ。何とメジャーじゃありませんか!でも秩父って交通が結構不便なんだヨネ


           .......秩父まつり会館(日本三大曳山祭の全てを紹介している).......
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        .......地元の総鎮守・秩父神社を中心に12月に秩父夜祭りが開催される.......
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実は今年こそ是非この祭りを実体験したいと思い立ち、大学時代の友人夫婦と一緒に行く予定を組んでいたのですが、先方都合がつかなくなり今回は中止。マア・・祭りも逃げる訳でなし。また来年再挑戦してみたいと思います。凍えそうな寒い秩父盆地で冬花火を見ながら、熱燗一杯を楽しみに・・


      .......(左)夜祭の豪華絢爛なる山車 (下)秩父まつり会館内には竜虎図も飾られる.......
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     .......(左)冬花火と曳山風景 (右)小学生時代の切手収集時に秩父祭を初めて知った.......
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                秩父探訪&観音三十四ケ所巡り(その4):「第11~15番霊場」へと続く




★今年もお世話になりました。(年の瀬の御挨拶)


さて師走も下旬となり、いよいよ「ゆく年くる年」のカウントダンを迎えました。今年も色々なことがありましたネ~。東京スカイツリーや東京駅新駅舎の完成、ロンドン五輪の日本人活躍、サッカー日本代表のW杯に向けての着実な前進、中国・韓国の領土侵害、山中教授ノーベル賞受賞、衆院選挙の自民党圧勝・・・


        ......今年も一年間、無事に元気に過ごさせて頂きありがとうございました!.......
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そして今年もRWブログを通じて交流させて頂いた皆様に感謝申し上げます。また年明けに来年1年間の掲載予定を載せたいと思っておりますので引き続き御愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。今年も恒例「ユニクロ・ダンシング美女」(アキタカ様御用達)の年末カウントダウンでお別れです。よいお年を~



  ......ユニクロ年末カウントダウン掲載も6回目ですがダンシング美女達も大人になった・・(オヤジダネ~).......
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                           ユニクロック(ダンシング美女による年末カウントダウン


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  by rollingwest | 2012-12-20 00:00 | 秩父探訪 | Comments(70)

<2012年11月10日>旧友と過した秋の山梨「昇仙峡」(甲斐の国:パワースポット探訪)

★渓谷歩きでの中学同級生との集い


定期的に交流(Jリーグ観戦・飲み会)を重ねている中学時代(柏崎)同級生メンバーの一人(N-minto女史)から「山ガール(?)にデビューしたいので連れて行け」と従前より盛んにリクエストされていました。「マア、近い内に行きましょう」と適当に社交辞令をしていたら本当に山装備をバッチリ揃えてしまった・・!


    ......「昇仙峡」は読売新聞が選定した「平成百景」で全国第2位に輝いた景勝地.......
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コレは本気ッぽい・・、対応せねばマズイ雰囲気になってきた・・。まさか2人で行く訳にはいかないので同級生メンバーGeさんにもお付き合い頂き、紅葉や渓谷で有名な「昇仙峡」(山梨)へ案内することにしました。ここならば一般観光客向けでもあるし、山と渓谷美の醍醐味を存分に味わえるオススメ場所


     ......今回歩いた「昇仙峡」コース(渓谷歩き・仙蛾滝・弥三郎岳・金杉神社)の概要図.....
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今回コースは昇仙峡を下から渓谷沿いに歩き登り、メイン奇勝「覚円峰」や名瀑「仙娥滝」を満喫⇒水晶館や神社を見学⇒ロープウェイでパノラマ台を廻り展望岩場でお弁当⇒弥三郎岳頂上まで登り、富士山・南アルプスの大パノラマを遠望⇒同じ道を下ってスタート地点へと戻りました。約2万数千歩も歩いた~!





★奇岩が連続する紅葉渓谷を登っていく


関東・中部エリアの方に人気が高い「昇仙峡」は、数々の奇岩が織り成す雄大な渓谷美、次々と現れる変化に富んだ絶景、水晶も多く産出されるパワースポットとして古くから親しまれた魅力的な景勝地。読売新聞「平成百景」(2009選定)では何と全国第2位(1位は富士山)の栄冠に輝いているのです。

                                      読売新聞「平成百景」はコチラから


        ......長潭橋(nagatorobasi)から出発、橋から俯瞰した見事な渓谷紅葉!.......
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朝5:30に自宅を車で出発、御二人を7:30JR相模湖駅で出迎えました。中央道・甲府南IC経由で「長潭橋」に9:00到着。昇仙峡ハイクの登山口は快晴青空の下で真っ赤な紅葉に彩られている!
9:15出発、舗装道路でやや物足りないけど、渓流音を聞きながらトテ馬車も並び歩き、趣き十分!


  ......(左)水の音を心地よく聞きながら渓谷道を登り行く (右)観光用のトテ馬車がポックリポックリ.......
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    .....次々と奇岩が出現  (左)猿岩(ウ~ン、ヨォワカラン・・) (右)松茸石(コリャ、ワカリ易~イ!)......
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まずは渓谷を左に見て歩き出していくと、次々に変わった名前のついた大きい石が現れてきます。オットセイ岩・トーフ岩・亀石・猿岩・松茸石・・、命名由来が?の石も一部ありましたが沢山の奇岩が鎮座


     .......(左)奇岩群の中で大満足! (右)オットセイ石(水から上がったばかり?).......
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       .......今度は「亀石」!確かに巨大なガメラの様な顔が浮かび上がっている!.......
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30分程歩くと「天鼓林」という美しい紅葉樹林に囲まれた東屋に到着、ここはまさに幻想的な赤の世界で素晴らしい雰囲気!名前由来は木の根や地下の空洞岩で太鼓の如く音が響くためらしい。


   ........(左)有名な紅葉spot「天鼓林」 (右)遂に山ガール(?)デビュー!喜びのN-minto女史......
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渓流道を進んで行くと「羅漢寺」が出現。甲斐国では平安時代に天台・真言密教の影響で金峰山の山岳信仰が成立し、当寺はその拠点となる修験道場でした。本堂の左手前に五百羅漢像の保存庫(檜材の一木造りの立像で合計154体)があります。宝石園の土産物通りに出ると人が賑やか~


      .......(左)羅漢寺の羅漢像群  (右)宝石園・土産物通りには何故かゴジラも!.......
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★昇仙峡の最大ハイライト「覚円峰」&名瀑「仙娥滝」


いよいよ紅葉渓谷のハイライトが近づいてきました。前方に垂直に屹立する高さ約180mの屹立する巨岩が出現!これぞ昇仙峡のシンボル「覚円峰」、その昔「覚円」という修行僧がこの頂上(数畳の広さ)で修行したと言い伝えられています。観光客は一様に聳え立つ巨岩を見て驚嘆の声を上げる・・


  .......(左)これぞ屹立する大巨岩「覚円峰」 (右)N-minto女史、鮮やかなる紅葉に大感激!.......
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   .......(左) 巨大花崗岩に囲まれた石門で集合写真 (右)青空・渓流に赤・黄の色彩映える.......
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やがて岩の歩行者専用遊歩道となり、巨大な花崗岩に囲まれた「石門」が登場、何か崩れてしまいそうな不安定構造!石門を潜ると巨岩「覚円峰」の真下に・・、その迫力にあらためて圧倒される!
                 

    .......覚円峰の真下で再び仰ぎ見る。大絶壁奇岩を見上げ驚嘆の声を上げる紅葉ハイカー.......
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            .......輝くような紅葉の渓谷は青空のもとでますます映えていく.......
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石門から上流300m程進んだところが昇仙橋、さらに岩肌の下を削ったような遊歩道を進むともう一つのハイライト「仙娥滝」が出現!地殻断層によってできた高さ30mの壮麗な滝は日本の滝百選にも選ばれています。滝の轟音は神聖な雰囲気、大自然オーラに思いっきり包まれることができました。


              ......昇仙峡・最大スポットの一つ「仙娥滝」がついに現る!.......
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     .......(左) 「仙娥滝」クローズアップ!(右)滝壺には飛沫が日光に反射しが見える!.......
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★水晶のパワースポットに満ち溢れた甲斐の国

仙娥滝から長い階段を登り滝の上部に出ると、右手は商店街で、左手に「昇玉堂」と「天幸五龍神」があります。「昇玉堂」殿内には巨大球体の水晶が!パワーストーン好きのN-minto女史は大興奮!


    ..... (左)縁起の良い風水の神様「天幸五龍神」 (下)立ち並ぶ宝石店のテラスには七福神.......
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   ......「昇玉堂」、御神体は何と巨大水晶!N-minto女史、大水晶に抱きつきパワー貰い過ぎ.......
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宝石や土産品店街を抜けると静観橋、バス停「昇仙峡滝上」を通過して行くと「夫婦木神社・姫の宮」が鎮座していました。性器木が祀られる神社で、結婚縁祈願、子供の欲しい夫婦が参詣すれば子宝に恵まれるとのこと。夫婦木神社の上社は最後で紹介する金桜神社の近くに鎮座していました。


  .....(左)さらに進むと「夫婦木神社・姫の宮」 (右)「夫婦木神社・上社」は金桜神社の近くに鎮座.......
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甲府市は日本一の水晶の街、現在も世界中からも多くの原石が集められ、高い技術の水晶加工を駆使する職人・企業が集まってお互いに競い合っています。超巨大な白水晶オブジェが飾られる観光展示場の「クリスタルサウンド」に入館するとビックリ!様々な鉱石が展示され豪華な水晶アートが沢山!


    .......水晶の展示殿堂「クリスタルサウンド」、入口には大結晶オブジェ。ホールに入っても水晶だらけ......
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千年前に昇仙峡の奥地「金峰山」(日本百名山)から水晶の原石が多く発見されたことが名産地に発展した起源。江戸時代には数珠や帯止めに利用される水晶の需要が高まり、世界屈指の水晶細工の技術地として確立されたのです。オ~、甲斐の武田信玄に因んで川中島合戦の作品もある!


    ......数々の芸術的な水晶細工 (左)川中島決戦図も水晶製 (右)神秘的なクリスタルオブジェ.......
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★昇仙峡ロープウェイ~弥三郎岳頂上(富士山・南アルプスの大絶景)


さて今度はロープウェイでパノラマ台まで上がってみよう。紅葉シーズン真っ只中でもあり乗車を待つ人混みは相当なものだ・・。パノラマ台はその名の通り眺望は抜群!「八雲神社」に祈願して見晴らしの岩へ


        ......昇仙峡ロープウェイに乗ってパノラマ台(富士山眺望が抜群)をめざす.......
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      .......パノラマ台に鎮座する「八雲神社」、縁結びの神(ここもパワースポットかな?).......
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ポカポカの陽気、見晴らし良い花崗岩の上に座り各自で持参した弁当・オニギリやおかずを広げました。眼前には遮る物なし、雄大な富士山・南アルプスの大パノラマが・・!昼食後は珈琲タイムで幸せ気分・・


    ......青空に映える冠雪富士を満喫しながら昼食。山岳コンロでお湯を沸かして珈琲ブレイク.......
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      ......右手には南アルプス!鳳凰山・甲斐駒ケ岳の雄姿が見事!あ~珈琲が旨い!.......
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昼食を済ませて、次は弥三郎岳(羅漢寺山の最高峰)の頂上をめざし登山道を上がっていきます。頂上手前の花崗岩にある鎖場・鉄梯子では登山客が順番待ちの大渋滞。ゴールはもう目前に迫る!


     .......(左)羅漢寺山(弥三郎岳頂上)をめざす (右)スリルある花崗岩の登りが続く.......
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ついに登頂!雪化粧したばかりの富士山は雲ひとつない快晴の中で貫録の鎮座!左手には金峰山や奥秩父連峰、その足元には荒川ダム、右手を見れば南アルプス連峰、言うことなしの大パノラマ!
登山初体験のお二方、かくも素晴らしい眺望を見られて大感激、コッチも連れてきた甲斐があったネ~


        .......ここから眺望する富士山は均衡ある左右対称形、まさに八面玲瓏!.......
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      .......(左)左手には荒川ダムが見える (右)花崗岩・大岩から見る南アルプス大展望!.......
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★再び昇仙峡の紅葉路を下り、金桜神社を訪ねて帰京

絶景を堪能した後、ロープウェイ駅に降着。まだまだ観光客の行列は続いている。そして今日辿ってきたコース(仙娥滝・石門・覚円峰・渓流道)を逆に戻ります。紅葉はさらに陽光を浴びて輝いている!


         .......帰りも同じ道を下る。日光を浴びた紅葉はますます輝きを増していた!.......
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スタートした長潭橋の駐車場に到着したのは15時。アチコチ道草を食いながら、真珠展示・神社・ロープウェイ・昼食タイム等を入れ5時間半の行程、結構歩きましたね~。歩数計を見たら2万数千歩、お二方もこんなに歩いたのは初体験らしいが疲れを全く感じていない感じ。水晶パワーの御利益でしょうか。
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ハイキングを満喫し最後は昇仙峡のパワースポット神社に寄って帰京しました。金櫻神社の由来は約2千年前、少彦名命が金峰山に降り立ったと云われ、ヤマトタケルが東征の帰路に参詣して社殿の造営を命じたとのこと。八重桜・染井吉野・枝垂桜・山桜が600本も植えられている桜の美しい神社です。


        .......(左)ヤマトタケルも参詣したパワースポット・金櫻神社 (右)龍のトーテムポールみたい.......
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          ......本殿の両脇には、復元された昇龍・降龍の彫刻があった!.......
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日本は世界有数のパワースポット国と云われます。地殻変動の激しい日本は地球からの気のパワーが多く噴出されているからでしょう。日本最大級のパワースポット「富士山」がある山梨県も霊験修行の痕跡が多く存在しています。水晶・滝・奇岩・霊験神社・・、昇仙峡も大いに運気が強い場所かも・・!

                             過去に紹介した「甲斐の国探訪シリーズ」はコチラから


         ....... 甲府に戻る昇仙峡ラインから眺望した富士山と甲府盆地の絶景.......
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絶景とパワースポットに元気をもらい、登山初体験のお二方は大変感激されたようで、N-minto女史は今度娘さんも連れて参加したいとのこと。お付き合い頂いたGeさんからも新たな提案が・・。ここまで満足されると幹事も遣り甲斐あり。次回は同級会メンバーが数名増えて一層楽しい会になりそうだ。


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                                                          おわり

  by rollingwest | 2012-12-08 00:00 | ローリングウエスト山紀行 | Comments(58)