<   2014年 03月 ( 3 )   > この月の画像一覧

 

<2013年GW>山形歴史紀行(その5・最終回):奥の細道「山寺・立石寺」

★山形歴史紀行で訪ねた「奥の細道」の史蹟数々


昨年GWに訪ねた山形の歴史紀行も5回目となりましたが、今回で一区切りをつけたいと思います。相変わらずダラダラと1年近く時間をかけたレポートでしたが、最終の筆は「奥の細道」にターゲットを絞り、陸奥路のクライマックス「立石寺」を紹介しながら回顧レビューを・・「みちのくのスルメを噛み食む芭蕉の句


    ......昨年GWに山形名所を濃厚に訪問しました。『奥の細道』こそ史蹟巡りの中核ルート......
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奥の細道紀行に残された芭蕉句は数々ありますが、最も親しまれた一句「閑さや岩にしみ入る蝉の声」は今回レポートする宝珠山「立石寺」(別称・山寺)で詠まれたもの。実は山寺に訪れるのは2回目、1995年職場仲間と蔵王連峰を縦走し帰りに立ち寄ったあの日からもう20年近くが経過したのか・・!


      ......いよいよ「奥の細道」のハイライト「立石寺」(山寺)へ、「根本中堂」をバックに......
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「立石寺」(山寺)は山形市東北部に位置し、清和天皇勅願で860年慈覚大師「円仁」によって開山され、江戸時代に膨大な寺領と朝廷・幕府の手厚い保護(徳川家光が御朱印地指定)を受けました。仙人境に至る長い石階段を登り詰めていく山寺巡り(殆ど登山に近い)は格別な感慨が味わえます。


                               山形歴史紀行①:「上杉藩ゆかりの米沢」探訪 





★奥の細道のクライマックス「立石寺」(山寺)


天台宗・教学道場として開かれた立石寺はまさに幽境に佇む聖域・・。古来より「奇岩怪石の霊窟」として広く知られてきました。神仙境の雰囲気に包まれた光景は、凝灰岩質で多数の風化穴の岩によって構成され、蝉の声が岩に響く独特な音響効果を「岩にしみ入る」と芭蕉に詠ませたのでしょう。


   ......(左)出羽の国総鎮守に参拝する家族 (右)芭蕉銅像に弟子・曾良の像が寄り添う......
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奥の細道・標柱がある石段を登ると慈覚大師創建の「根本中堂」(立石寺本堂:国指定重要文化財)が現れました。天台道場には薬師如来像・伝教大師(最澄)像が安置され千年も続く「不滅の法灯」が燃え続けています。12年前比叡山に行った時にも不滅法灯を見ましたが、比叡から分けられた焔なり


         ......(左)根本中堂の脇には桜の花 (右)こけし塚のユニークな風景......
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日枝神社やこけし塚を見て山門へと進むと松尾芭蕉・曽良主従の像が鎮座していました。これから長い階段を登る参拝客を見送っているかのようだ。芭蕉らの一行は当初、立石寺に寄るつもりはなかったものの、地元民に山寺参詣を強く勧められてコース変更(羽州街道を南下)し当寺を訪ねています。


      ......(左)立石寺の山門から登山開始 (右)芭蕉と曾良の像が見送ってくれた......
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鐘楼を経て、いよいよ長い石段の入口にある山門に到着。ここからが山寺参詣の真骨頂・・、立石寺の石階段は全部で1015段もあるとのこと。山寺の頂上に到着するまでに約30~40分程かかります。


   ......これから果てしなく長い石階段歩きがスタート。杉木立の中を上がりミニ修行の始まり......
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オッ、蝉の句が詠まれた芭蕉蝉塚が出現。茶店脇にあり背後には百丈岩の絶壁がそそり立っている!茶店奥から右手に回った場所に山寺章段を刻する「おくのほそ道」銅板と巨石「芭蕉顕彰碑」があります。 蝉塚は表に「芭蕉翁」の三文字、側面に「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の句が刻まれています。 


            ......「蝉塚」へ到着、垂直に切り立つ「百丈岩」の絶壁が圧巻!......
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蝉塚から登ると右側にもう一つ直立巨岩が見えてきた・・。阿弥陀如来を彷彿させる姿から「弥陀洞」(midahora)の名があり、岩の高さから「一丈六尺(約4.8m)の阿弥陀如来」とも呼ばれています。中腹道のクライマックス!長い歳月で繰り返した自然の営みが巨大岩を風化させ蝉の声も十分浸み入ります。


    .....弥陀堂の巨石を見上げ、弥陀洞の岩阿弥陀を仰げば、まさに山寺にいることを実感!......
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弥陀洞から仁王門が覘き金乗院へ到着、一挙に視界が開けてきました。遥か先に絶壁・百丈岩の頂上部に開山堂が見える!立石寺で格別に美しい風景の一つとされ風情が更に深まってきた・・


         ......金乗院山門にようやく到着、金乗院から見る百丈岩と開山堂、あと少しだ......
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           ......立石寺(山寺)の全体を表わした地図(赤字が今回の紹介場所)......
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石段右側に中性院が現れ、正面には満開桜。2013年東北の春は遅かったが、山寺訪問した時は待ち焦がれた開花に丁度いいタイミング!さらに石階段を登り詰めるとついに頂上部「奥之院」に到着~!


         ......(左)中性院前に咲き誇る桜 (右) 最高頂上部奥之院からのパノラマ......
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奥之院にも根本中堂同様に千年以上続く常火があり、最澄が中国・天台山から伝えた延暦寺・法燈から分灯したもの。堂内を見ると釈迦牟尼仏と神鏡が共存・・、正に神仏習合の極みですナ~


         ......(左)奥之院と大仏殿を訪ねる (右)奥之院には神鏡と釈迦如来が同居......
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奥之院からはいよいよ山寺・最大クライマックス「百丈岩」「五大堂」へ向かおう。華蔵院手前には岩窟中に納められた三重小塔を過ぎ、平野部に向かって屹立する「百丈岩」への断崖絶壁の最前部へ・・!そこには「五大堂」(舞台造りの御堂)と「開山堂」(慈覚大師の廟所)が堂々と鎮座していました。


       ......(左)岩を穿ってつくられた三重小塔 (右)「百丈岩」(左奥は五大堂)と開山堂......
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「五大堂」は五大明王が、「開山堂」は慈覚大師座像が安置されています。ここにも千年以上も香煙をゆらし続ける不滅の「常香」が!堂からの景観は山寺随一!桜咲き誇る里の全景が一望、山寺を振り返って見れば苦労し登ってきた石階段や数々のお堂、そこに屹立する修行岩場の断崖絶壁!


      ......(左)開山堂からの大眺望 (右)まさに神仙境のパノラマ、修行岩場が大迫力!......
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18年前に山寺を初訪問した時の感動が蘇り、今回も十分堪能させて頂きました。長石階段を戻り、桜の咲き誇る里を散策してみよう。山寺・百丈岩から目の前に見えた芭蕉記念館を覗いてみることに・・


      ......(左)奥の細道まゆはぎの句碑 (右)芭蕉記念館の桜は満開......
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山形市制100周年事業の一環で、芭蕉が「奥の細道」旅で山寺を訪れて丁度300年目に当たる1989年に建てられた芭蕉記念館では、芭蕉の名句・文書・みちのく巡行ルートの映像などが観賞できます。
破風屋根で雰囲気ある山寺駅と山寺ホテルを見学して、山形市に別れを告げて東北自動車道へ・・


        ......(左)芭蕉記念館の展示品 (右)桜に映える立石寺の山(クローズアップ!)......
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      ......(左)山寺駅前にある(右)山寺ホテル、2つの建物とも貫録に満ち溢れていた......
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★みちのく古代関・「白河の関」を訪ねて帰京


        ......山形盆地に広がるさくらんぼ畑・桃の花、遠くには船形山が望めた.......
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東北勢から高校野球優勝校がまだ出ていないことを「優勝旗が白河関を越えられず」という言い方をしますが、白河の関とは東北の入口を意味し、福島・栃木県境にかつてあった古代関所のことです。
一度はここを訪ねて見たいと思っていたので東北道の白河インターを途中で降りて訪ねて見ることに・・


          ......(左)境の明神  (下)白河関の史蹟 (右) 従二位の杉の全景......
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白河の関は、蝦夷勢力の南下防御や通行人・交易物品の検問等を主目的として、現在の福島県白河市に置かれた関で、大化2年(646年)に出された「改新の詔」に関設置の条項が設けられました。10世紀頃に古代中央集権国家の衰退とともに古代関所の機能が希薄化して廃絶の道となりました。


            ......(左) 正面に白河神社社殿 (右)ここにも芭蕉・曾良の像......
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芭蕉・曾良が関東から東北に入ったのは奥州街道の国境に社が建つ「境の明神」、峠を越して白河関を訪ね奥州旅が本格的にスタートすることになりました。因みに「白河関」の他には、太平洋側ルート「勿来関」(福島-茨城)、日本海側ルート「念珠関」(山形-新潟)が存在し「奥羽三関」と呼ばれました。


        ......(左)「境の明神」が国境の社として鎮座 (右)「奥州三関」の配置図......
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        .....白河インターから東北道に入って帰京・・。美しき「那須連山」のパノラマ!......
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「白河関」では白河神社・従二位の杉の威容、芭蕉・曾良の像や句碑を満喫して、白河インターからいざ東京へ、遥か彼方に「那須連山」の雄姿が!RWの2013年GWみちのく旅はこれにて全て完了~!




★今回辿った奥の細道をあらためてレビュー


         ......今回RWが訪問した奥の細道史蹟(芭蕉と逆に辿った紀行ルート)......
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最後に今回東北旅で訪ねた「奥の細道」史蹟を思い出し、当地で詠まれた名句と共に筆収めしたいと思います。まずは「出羽三山」から・・、湯殿山:「語られぬ湯殿に濡らす袂かな」、月山:「雲の峯いくつ崩れて月の山」、羽黒山:「涼しさや ほの三日月の羽黒山」 神仏習合の山々に大変感動でした。


     ......(左)雪が沢山残っていた「出羽三山神社」 (右)国宝「羽黒山・五重の塔」.......
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                              山形歴史紀行②:日本最大パワースポット「出羽三山」 


        ......(左)神秘なる「湯殿山神社」の真っ赤な大鳥居 (右)出羽三山の地図......
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象潟ではかつてここが松島に匹敵する風光明美な場所だったのに、大地震で地盤が一挙に盛り上がって今は田んぼ風景になり観光客が殆ど訪れない淋しさに感慨。「象潟や雨に西施がねぶの花」


        ......蚶満寺の山門と芭蕉像、「雨の中 観光客 殆どゼロの寂しさよ・・」......
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      ......(左)象潟の上空風景(松島は今は田んぼ) (右)芭蕉の辿った庄内ルート......
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                                    山形歴史紀行③:「酒田・象潟」探訪 

酒田・鶴岡は歴史に溢れた見所が多い場所でした。鳥海山の雄姿を見られませんでしたが「おしん」「おくりびと」等の映画ロケ地も訪ねて面白かった・・!「暑き日を海に入れたり最上川」・・。天童では将棋街の風情と山形蕎麦を味わいました。「五月雨を集めて早し最上川」・・、東北の遅い春を満喫!


         .....酒田「日和山公園」で芭蕉像と2SHOT,「常夜塔」は北前船の栄華......
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    ......(左)最上川SA「五月雨を集めて早し」 (右)天童市内の奥の細道モニュメント......
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                                    山形歴史紀行④:「酒田から鶴岡・天童」

奥の細道のハイライト「平泉」は2005年の家族旅行で訪ねました。高館「義経堂」(頼朝に追われた義経・弁慶の奥州最期の地)で詠まれた「夏草や兵どもが夢のあと」・・、芭蕉で最も知られる句ですね。奥の細道でまだ訪ねていない史蹟は須賀川・飯坂、塩釜・松島・・「松島や、ああ松島や松島や」~!


    ....(左)弁慶に扮し芭蕉像と一緒の娘(当時11才) (右)世界遺産「平泉金色堂」(2005).....
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          ......山寺・立石寺の全体象、修行の岩場が大迫力、みちのくハイライト......
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最後に今回ジックリ訪ねた山形歴史旅に賛歌を・・『みちのくの未知の国へと踏み入れて道の句に触れ奥を知るなり』・・アッ、三十一文字だ!俳句の記事でしたネ。モトイ・・『山寺に登りて味わふmichiのくに



                                                         おわり

  by rollingwest | 2014-03-26 00:00 | 山形歴史紀行 | Comments(91)

<2014年3月>甲斐の国・探訪(その7):甲府駅周辺の穴場&郷土名物・食い処

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★「甲斐の国」探訪シリーズ、今回で一旦終結


2月の関東甲信豪雪で一番深刻な被害を被ってしまった山梨県・・、八ケ岳山麓でノーテンキにスノーシューを楽しんでいたRWですが、今回は山梨の観光PRに徹したいと思います。過去6回を重ねてきた甲斐の国レポートですが、あらためて魅力的な県だナ~と再認識。過去記事のレビューも同時にご紹介・・


       .......雪に覆われた甲府盆地の果樹園風景 (2009年の撮影写真です)......
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    .......平成の市町村合併で山梨県には馴染みない新設市名が沢山増えたなあ・・......
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山梨県は、富士山・南アルプス・奥秩父・八ケ岳に囲まれる甲府盆地を中心とした狭い県(面積4465㎡全国32位)で13市が犇めき合う如く立地しています。4月上旬には待ちに待った本格的な春を迎え、丘陵から見下ろす甲府盆地は桜・桃に彩られ、富士山・南アルプスとのコラボで絵になる景色に大変貌


          .......GW時期の甲府盆地は桜・桃でピンクに染まる絶景となる......
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山梨ワインの歴史は、明治新政府の殖産興業政策により勝沼町で設立された「大日本山梨葡萄酒会社」が、フランスから葡萄栽培とワイン醸造の技術を導入したことに始まります。現在に至るまで日本固有品種の交配を次々と成功させ、今や山梨ブランドは世界的に高く評価されるようになりました。


   ......(左)山梨ワインは今や世界的人気! (右)発祥地・勝沼葡萄畑、遥かに冠雪南アルプス......
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今回記事はワイン醸造所見学のレポート紹介からスタートしましょう。但し、勝沼からではなく甲府駅から下車して徒歩5分位の住宅街の中からです。エッ!こんな隠れた場所に醸造場があったのとビックリ!




★甲府駅近くにあるワイン醸造所を見学


甲府駅南口に降り立つと右手に甲斐の虎「武田信玄」像が鎮座しています。謙信と覇権を争った戦国ヒーローは今も山梨県民の尊敬を集め、4月に勇ましい武者行列の「信玄公祭り」が開催されます。


      .......甲府駅前の「武田信玄」像、風林火山の軍配団扇を持ちドッシリ構える......
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甲府駅北口から5分程歩くとお洒落なワイン醸造所が現れました。ここは今も宮内庁御用達と指定される「サドヤ」ワイン(大正6年創業)の醸造場。閑静な住宅街の中に佇んでいることにビックリ~


   ......甲府駅すぐ隣にある「サドヤワイン醸造場」の全景、石州瓦で垢抜けた雰囲気......
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        .......ワイン醸造樽も露天陳列されていた明るい雰囲気の庭......
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館内ではワイン展示のカフェレストランがあり、地下ワインセラー見学会も1日6回開催されていると聞き参加してみました。地上より数度低い気温でヒンヤリした地下醸造所へ案内してもらい説明に耳を傾けます。


          .......地下ワイン倉庫には、初期商品・醸造道具などが置かれていた......
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欧州系葡萄に特化した醸造で、山梨のワインといえば「サドヤ」といわれる程古くからファンが多く熟成された味と香りを持つ商品を作っているらしい。白タイル貼り地下倉庫、レトロな醸造具に興味深々・・


        .......タイル貼りの地下ワイン倉庫、手作り感ある自家製醸造絞り......
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       ......地下ワイン倉庫見学を終えて、地上に戻ればお洒落なブラックチェア......
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甲府駅周辺には意外と知られていない見所SPOTが幾つかあります。サドヤワイン醸造所、五重塔が立つ長禅寺、島崎藤村記念館、これらは全て甲府駅に隣接し徒歩5分程度で行けるのです。そして今から紹介する「舞鶴城公園」(甲府市内や富士・南アルプスが一望)は甲府駅のすぐ目の前だ!


    .......(左)甲府駅近くに立つ長禅寺・五重の塔 (右)駅北口に完成した藤村記念館......
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★甲府市街と富士・南アルプスの大展望が楽しめる「舞鶴城公園」


             ......甲府駅(南口)の目の前にある「舞鶴城公園」......
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舞鶴城(正式名:甲府城)は武田氏滅亡後、16世紀末に豊臣秀吉の命を受けた加藤光泰が着手し浅野氏に引き継がれて築城された20haの広大な城郭です。現在は城跡の一部が「舞鶴城公園」として開放され、市民の憩いの場となっています。展望台へと上がると甲府の景色が素晴らしい~!


          ....... 冬の夕暮れ、舞鶴公園を散歩する2人。遥かに冠雪富士を仰ぐ......
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    ......甲府市内一望!夕暮れの南アルプス、駅前から手軽にこんな絶景が眺められるのか!......
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この公園からの眺めが好きで何度か訪れましたが、甲府の街の背景に屏風の如く連なる南アルプスが実に雄大!甲府市街から見る富士山裾野は前衛の山に隠れて頭だけがチョコンと覗いています。


     ......(左)展望台から甲府市を見渡す (右)甲府ビジネスホテルから撮った朝の南アルプス......
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    .......(左)甲府から見える富士山は山頂部だけ (右)甲府盆地越しに仰ぐ南アルプス名峰群......
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甲府盆地夜景と富士山の全景コラボを楽しむには長峰林道や和田峠まで上がることをお薦めします。裾野広げる富士山の下には甲府市街夜景がダイヤモンドを散りばめた如し!美し過ぎて言葉もない!


        .....「甲府盆地の夜景と富士山」、平成の「新日本百景」第13位の栄誉に輝く!.....
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       ......甲府の夜景がこんなにメジャーになるとは信玄公もビックリしていることでしょう・・......
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★歴史探訪&郷土料理の魅力も溢れる甲府市街


甲府の街には武田信玄が居を構えた「躑躅ケ崎の館」があり、今は甲府鎮守「武田神社」として祀られ盆地を見下ろしています。また信玄の菩提寺「恵林寺」(心頭滅却すれば火もまた涼し)も必見!


         ......(左)信玄の菩提寺「恵林寺」 (右)「武田神社」(躑躅ケ崎)の本殿......
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                           甲斐の国探訪(その3)謙信・信玄ゆかりの地を行く


甲府市内にはオレンジ色の善光寺があります。長野善光寺と形はソックリですが甲府鎮座の由来は、信玄が「川中島合戦」の際、善光寺焼失を恐れ本尊如来や諸仏宝類を甲府に移し奉遷したのです。金堂吊天井には、巨大な「鳴き龍」が二匹描かれており、その下で手を叩くと不思議な反響音が!


        .......「甲斐善光寺」、川中島決戦に備え信玄が長野善光寺から宝物を移設......
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「酒折の宮」の歴史由来は相当古い!日本武尊(ヤマトタケル)が東夷平定の帰りに「酒折の宮」にて慰労宴を行い、武者達に連歌問答した言い伝えから「連歌発祥の地」と云われ、石碑も残っています。
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    .......(左)酒折・風情街 (右)日本武尊が東国平定完遂の酒宴で歌った「酒折の宮」.....
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甲府の歴史SPOTを過去記事から簡単にレポートし直しましたが、最後は当地名物や郷土料理の名店を紹介したいと思います。海産物や農作物に恵まれない山梨は比較的保存の効く食べ物が有名


       ......山梨名物料理,結構が種類が多い!あわび煮貝・ほうとう・馬刺し・鳥もつ・・......
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山梨料理と言えばやはり「ほうとう」が一番有名、甲府駅前には沢山のほうとう料理店がありますが最大手は「小作」。チェーン展開していますが民芸調の店構えで広い座敷でユックリ寛ぐことができます。


          .......ほうとう(南瓜汁)の地元有名店「小作」、大きな水車がモニュメント.....
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甲府には意外と美味しい蕎麦屋やラーメン店が多くあります。蕎麦屋では「天目そば」や「奥藤分店」.がお薦め。初めての時に蕎麦屋なのに鳥もつ煮を頼む人が多くて珍しい店だなと思っていました。


        ...... (上)「天目そば」  山梨県には旨い蕎麦屋が多い (下)「奥藤分店」......
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しかし2010年B1グランプリで甲府鳥もつ煮がNO1栄冠を獲得、元祖の当店は長い行列ができるようになりました。肉は殆ど食べないRWはこの店の蕎麦が純粋に好きだったのでちと複雑な気持ち・・


   .....奥藤店内はいつも賑う。当店発祥「鳥もつ煮」は2010にB1グランプリに輝き一挙大ブレイク.....
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★過去紹介した「甲斐の国探訪シリーズ」を再レビュー

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甲斐探訪シリーズは今回で一度締めますが山梨県の観光魅力を再度噛みしめ直すために、過去の記事をポイントで再レビュー!やはり山梨・最大見所は「昇仙峡」に間違いなし!一昨年秋、旧友と渓谷を往復ハイクしました。覚円峰・仙娥滝の大迫力に圧倒され弥三郎岳からの大眺望を満喫しました。


            
   .....(左)2012秋、中学同級との「昇仙峡」ハイク (右)最大見所「仙娥滝」には七色の虹が!.....
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昇仙峡奥地「金峰山」から水晶原石が多く発見され、江戸時代には服飾・宝珠品に利用される水晶需要が高まり、世界屈指の水晶細工技術が当地で発展しました。クリスタル三昧の博物館も凄いゾ!


      .......山梨県は有数の鉱物産地、水晶の展示殿堂「クリスタルサウンド」を見学......
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                          甲斐の国探訪(その5):旧友との秋の昇仙峡&パワースポット


RW記事ではもう富士山ネタ食傷気味かと思いますが、山梨レポートから富士レポートを外すことができません。山中湖・河口湖などから色々な角度から世界遺産となった霊峰を楽しむことができました。


   ......富士吉田や河口湖からの富嶽眺望は優美に裾野を広げる姿が一段と美しい!......
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                              甲斐の国探訪(その1):山梨県の富士山(前編)


「プロジェクトX」の記念すべき第1回は「富士山レーダー観測所」の建設物語。気象衛星時代が到来し、頂上観測所は閉鎖され今は富士吉田でレーダードーム館として公開。当地の吉田うどんも有名です!


    .....かつて富士山で活躍した山頂気象レーダーの建設物語はプロジェクトXで紹介された......
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                              甲斐の国探訪(その2):山梨県の富士山(中編)


         .......富士吉田といえば「吉田うどん」、素朴な塩味に噛みごたえあり......
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日本三霊山(富士・白山・立山or御嶽)として山岳修験の頂点として崇められてきた霊峰不二、万葉集・古今和歌集に詠われ浮世絵にも描かれてきた文化・芸術的評価が高い富士山。その圧倒的存在、歴史・文化の重み、民衆からの畏敬が評価され目出度く2013年に「世界文化遺産」へと登録!


    .......(左)あと1ケ月もすれば河口湖に富士桜 (右)富士のシルエットに映える河口湖花火......
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                             甲斐の国探訪(その6):山梨県の富士山(後編)


山梨県東部の大月市は、中央線と富士急行の分岐駅ですがここも見所がいくつかあります。代表的なものは猿橋ですが、駅前に聳える「岩殿山」は富士山の好展望台(秀麗富嶽十二景)であり、武田氏滅亡の歴史を今に伝える山。近くには「稚児落とし」と呼ばれる切り立った岩場もあります。


      ......(左)大月駅前に迫る「岩殿山」ここも桜の名所 (右)日本三奇橋の大月「猿橋」......
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日本三大桜の一つ「山高・神代しだれ桜」は2千年も生き抜いてきた日本最古の老木です。日本が世界に誇る名桜の古里として知られる北杜市は南アルプス・八ヶ岳を背景に咲き誇る必見の花景色。


         ...... 南アルプス・八ヶ岳北山麓の「北杜市」には素晴らしい古桜が多くある......
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  .......日本三大桜「山高神代桜」は2000年も生きている最古の老木。大迫力の枝垂姿!......
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                           甲斐の国探訪(その4):冬から春へ、さまざま山梨風景

枝垂れ桜の見事な枝ぶりと吹雪舞い流れる様な華麗な御姿!やはり世界に誇る日本最古の桜!神代桜の根回りは13.5m、日本一のエドヒガンザクラの古木です。2千年も生き抜いて青息吐息なのか、老木周りを多くの柱が支えます。懸命に生きる力と命の尊さに美を感じました。


   ......(左)日蓮宗「実相寺」境内も一面の桜 (右)神代桜の太い幹には多くの支え木......
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山梨シリーズは今回一度筆を置きますが、身延・白州周辺の紹介を漏らしたのでまた続編が復活するかもしれません。冬が長ければ長い程、春を待ちのぞむ心は募り、桜開花時期の到来は人一倍嬉しいものです。今年は豪雪に辛い思いをした山梨に真の春が再来することを願ってやみません。


   .......(左)日本航空学園(甲斐市)の演習飛行場から見た富士 (右)早春の南アルプス......
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       .......北杜市の桜はまさに日本の原風景、実に風情と開放感に溢れる......
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  by rollingwest | 2014-03-14 18:48 | 旅の風景 | Comments(80)

<2014年2月22日>絶景パノラマ・Fツアー!8年ぶりのスノーシュー体験

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★八ケ岳山麓「スノーシュー企画」は大渋滞のスタート


大雪に2度も襲われた2014年2月、今年初めて参加したFツアー企画は八ケ岳山麓でのスノーシュー(スポーツかんじき)ウォーク。8年ぶり2回目の雪歩き体験は快晴に恵まれて素晴らしい一日が過ごせました。


    .......八ケ岳山麓(清里高原)でのスノーシュー企画、雪に戯れるFツアー中高年軍団(全員集合).....
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新橋駅に集合しFツアーのチャーターバスで6:30出発(中央高速へ)、当初予定は清里高原へ午前中に到着し「天女の森コース」をスノーシューで4時間半歩く計画でしたが、相模湖SA付近になると渋滞に・・。ムム・・


        .......中央高速は相模湖周辺から大渋滞に嵌る、エッ・・?こんな筈では!.....
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今年2月、関東地方は2週連続で大雪に見舞われ、特に15日は予想を上回る降雪量と水分含む重い豪雪で各地は大変な事態となりました。山梨・八ケ岳山麓は国内有数の降水量が少ないエリア(高い晴天率)で雪に対する備えがない場所・・、今回の大雪で農業・観光に大きな打撃を与え続けています。


  .......山梨県に入るとさらに膨大な残雪量!2/15豪雪の影響は深刻・・、除雪車がフル稼働...... 
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中央高速(相模湖・大月付近)はブルトーザー車が何台も除雪作業しており一車線規制による大渋滞が続きます。SAに入っても車は満杯。午前中、清里高原に到着することは無理な状況になってきた・・


  .....(左)大月付近の雪風景、本当に凄い量! (右)中央道・談合坂SAも満車渋滞・・トイレタイム....
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 ......(左)釈迦堂PAも大雪 (右)反対車線も大渋滞!豪雪当日の食料配布で喝采・山崎パントラック....
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清里には何時に到着できるか全く見通しが立たなくなってきた。抜群の快晴日ですがこんな事態ではしょうがないネエ・・。「折角楽しみにしていたスノーシューハイクだがもう完全に駄目だな・・」と諦めのいいFツアーメンバーは早速に気持ちを「宴会バス旅行モード」に切り替えて、ビールやワインで乾杯開始となりました。


   .......(左)今日は宴会旅行だ・・と早速諦めて飲み始める面々 (右)遥かに彼方には滝子山.....
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「まあ行ける所まで行ってみて到着時の状況判断で次の行動を決めましょう!」と常日頃から用意周到で皆から絶大な信頼を得ているN松幹事の言葉に全てを任せ、アルコール量は徐々に尻上がり状態


      .......中央道の防音壁の向こうに「八ケ岳」が見えてきた!何と素晴らしい雄姿~!.....
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★機転の効いた計画変更、絶景パノラマのスノーシューいざ出発!


笹子トンネルを越えると渋滞は解消し、昼過ぎに清里高原へとバスは走っていきます。大快晴に恵まれた清里高原に上がり雪原高台から見た光景はまさに感動的!一点の曇りもない青空の遥か彼方に絵画の様な富士山が浮いている!ようやく清里のシンボル「清泉寮」に到着したものの、もう13時過ぎ・・


   ........清里高原に向かいバスは登って行く、オオ!遥か雲上に富士山が遠望!(クローズアップ).....
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      .......「清泉寮」に到着!夏は日所で賑わう高原リゾートも豪雪に埋もれていた・・!.....
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「清泉寮」は宣教師ポールラッシュ(日本に初めてアメフトを紹介した人物)が設立した指導者研修施設です。1970年代はアンノン族を中心としたお洒落な観光地でしたが、今は時代の流れで往年の勢いはなくなってしまった気がします。でもここで食べる濃厚ソフトクリームに郷愁を感じる方々も多いことでしょう。


     .......(左)夏の清里寮 (下)昔はアンノン族で賑わっていたが・・ (中)創設者ボールラッシュ.....
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ここでN松幹事の機転の効いたナイスな提案が・・「近くのスキー場からリフトで上がり、スノーシューで林間コースを下りましょう」、なる程賛成!清泉寮の隣接センターでスノーシューを予定通りレンタルすることにしました。


          ......清里寮サービスカウンターで「スノーシュー」(スポーツかんじき)をレンタル.....
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         ......南アルプス北部名峰(鳳凰・北岳・甲斐駒)の大パノラマが圧巻!.....
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バスはサンメドウズスキー場に到着。懐かしいなあ、今から12年前(静岡在住時)に家族スキ-で来た記憶がある。眼前には南アルプスと冠雪富士の大展望!ここはいつ来ても素晴らしいパノラマを満喫できる~


       .......12年ぶりのサンメドウズスキー場、リフトを利用して登り、スノーシューいざ出発!.....
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スキーリフトで上がり早速にスノーシューを装着(割と簡単)していざ出発。今回初体験の方も多いものの何とか大丈夫そうだ。いきなり八ケ岳主峰の赤岳、南アルプス白峰三山の盟主「北岳」が威容を現しました!


  .....圧巻の出現「赤岳」(八ケ岳主峰)!遥かに「北岳」(富士に次ぐ日本第2高峰)も威厳!....
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        .......雪の平原と霊峰富士!まさに絵画如し(山梨富士は形がイイネ~!).....
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スノーシューは一時諦めた心境だっただけに絶景の雪歩きができるとは・・!展望丘に到着して一服、雪オブジェに「スーパードライ」を冷やして赤岳に乾杯!さて大門沢をスノーシューで下って行こう。いざ出発~!


    ......出発時の前祝い!素晴らしい景色ダネ~!中高年軍団のテンションは一挙に上がる・・.....
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          .......大門沢の林間コースをスノーシューで下る、結構雪質はいいね!.....
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★8年前のスノーシュー初体験レビュー(日光戦場ヶ原)


スノーシューの初体験は8年ぶり、2006年にFツアーで日光の小田代ケ原から戦場ケ原をグルリ巡ったコースでした。日本百名山「男体山」を見ながら開放感に溢れた雪歩き体験の感動は今も脳裏に残ります。


     ....... 2006年日光戦場ヶ原をスノーシューで巡った雪歩き初体験!面白かった~.....
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      .......(上)戦場ヶ原の看板前でいざ出発 (下)小田代ケ原からウォーキング開始.....
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空は青く日光連山はさらに深く蒼く白い雪原との対照美で光っていました。早春の鼓動も感じられる暖かさ、スノーシューで自由自在に雪平原を歩ける爽快感。こんな楽しいスポーツがあったのか!と大感動


     .......(左)日光男体山の雄姿(まだ未踏です・・) (右)早春の日光が林に春を呼ぶ.....
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         ......「早春の日光浴びて馳せ遊ぶ 中年男・体逞し!」 (2006年・男体山の雪歌).......
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★再び八ケ岳山麓スノーシューレポートに戻りましょう


8年前のレビュー思い出筆を今日に置き直すと、山景色は「男体山」から「赤岳」(八ケ岳主峰)に切り替わります。同じ青空の百名山でしたが、男体山は女性的な山容、かたや赤岳は峻嶮岩峰で男性的!


  ......(左)いい雪質の中をサクサク軽やかに歩く (右)ゲレンデから望む大迫力!「赤岳」の雄姿......
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     ......「清里の林を馳せる中年や後ろ姿に勇ましさ!」 (2014年・清里林間の雪歌).....
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関東甲信に甚大被害をもたらした豪雪の1週間後であり相当重い雪を覚悟した我々でしたが意外にもパウダースノーに近い素晴らしい雪質、中年軍団はスキー場と並行に林間コースを快調に歩き下って行きます。唯一、ミニスキー(子供用改造)を持参したアキタカ様はゲレンデに出て得意満面に滑走していました。


  ......(左)赤岳バックに集合写真(アキタカ様ご提供) (右)手作り・ミニスキーを履き満足顔のアキタカ様....
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     ......「清里の青空彼方浮かぶ雲 木々の額縁 望む冬富士」 (2014年・名峰賛歌).....
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1時間ほどのスノーシューを楽しみサンメドウズスキー場駐車場からバスに乗りこみ最終目的の温泉へと向かいます。途中で見た雪に埋もれた清里ペンション群・・滅多に見られない光景だがチョット大変だなと思う。


  ......清里も豪雪に埋もれ観光打撃は長引きそう・・(ノーテンキな我々の言葉に説得力は全くない).....
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      .......最後は「清里・天女の湯」、夕方陽光の中で心地よく定番の温泉へと向かう....
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締めは「清里温泉・天女の湯」で疲れを癒そう(大して疲れておらぬが・・)!高泉質の透明湯に浸かった後は、バスで「田酒」「越乃寒梅」や各自持寄りの肴でワイワイ。むしろ車中の飲み疲れの方が心配・・


        .......(左)露天風呂で集合写真(アキタカ様ご提供) (右)津軽銘酒「田酒」でご満悦.....
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  .....「快晴の 雪に遊んだ一日も 宴会バスで酒に暮れゆく」 (2014年・車窓のノーテンキ歌).....
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往路大渋滞で復路も同じと思いきや・・意外にも中央高速はスイスイと流れ新宿には19時前に到着。早い到着なので再度反省会しようと食山人氏からのお誘いを受けて「思い出横丁」(昔のションベン横丁)へ


     ......「夕暮れのサービスエリアで雪眺め ホロ良い気分NO天気オヤジ」 (last呆れ歌).....
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  ......新宿「思い出横丁」に来たのは久し振り・・活気に溢れていた。(終日飲んでまた反省)....
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午前中からアルコール漬けとなっており新宿で飲み過ぎ翌日さらに深い反省してはならじと節度を保ち、適度な時間で帰宅いたしました。朝方は諦めたスノーシュー・・、予想外に充実の一日となり大いに満足!


                                                          おわり

  by rollingwest | 2014-03-02 13:00 | 山紀行・名峰レビュー | Comments(84)