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<2014年12月>九州歴史探訪旅④:(双葉山の故郷・宇佐&豊後高田・昭和の町)

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★相撲の神様「双葉山」の生れ故郷を訪ねる

九州の山旅・歴史旅(今年5月)も4回目のレポートとなります。前回は全国八幡神の総本宮である「宇佐神宮」を紹介しましたが、神宮鎮座する宇佐市は相撲の歴史を知る上でも重要な地域です。

                         九州山旅&歴史旅③:「宇佐八幡神宮」の深い謎 より続く


   ......「宇佐神宮」は八幡社総本宮(神仏習合の発祥地)、古代史の謎を探る重要な場所.....
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相撲の起源は天照大神が出雲に迫った「国譲り」(古事記に記された出雲稲佐浜での決闘神話)に遡り、「武甕槌神」(鹿嶋神)が「健御名方神」(出雲神)を投げ飛ばした力競べがルーツと謂われます。


  ......(左)相撲の起源は古事記「国譲り」での決闘 (右)日本史最古の天覧相撲(野見宿禰).....
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                                国譲りの決闘(相撲のルーツ)の「稲佐浜」の記事 



宇佐神宮の「放生会」(滅ぼされた大隅隼人の祟りを封じるため朝廷が行った重要祭礼)においても八幡神に奉納する「神相撲」が催されており、大相撲の起源が神事に由来することがよく解ります。そしてこの宇佐は相撲の神様と崇められる「双葉山」(不滅の69連勝)の生れ故郷でもあるのです。


    ......2011年、横綱「白鵬」が宇佐神宮で奉納土俵入り(双葉山の生誕100年を祝す).....
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2011年は「双葉山」の生誕100年を迎え、当地に横綱「白鵬」が来訪し、宇佐神宮で奉納土俵入りを行っています。昭和を代表する偉大な力士、その双壁は「双葉山」(角聖)と「大鵬」(昭和の大横綱)!
その白鵬は2014年九州場所で32度目の優勝を飾り、大鵬の歴代最多記録にとうとう並びました。


  ......(左)2014年九州場所で、「白鵬」がついに「大鵬」(昭和の大横綱)と並ぶ32回目の優勝.....
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白鵬はまだ29歳、来年早々に金字塔の新記録を打ち立てることは間違いないでしょう。相手の力を吸い取る柔らかさを持ちその強さはどの力士も止められない独壇場となっています。とにかく怪我での欠場がゼロということが凄い!その素晴らしい精神力と万全な体調管理には脱帽するばかり・・


  ......宇佐市「双葉の里」、相撲の神様「双葉山」の生誕100年を記念して2011年にオープン.....
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今回優勝インタビューの言葉は実に素晴らしかった!「この国の魂と相撲の神様が認めてくれたから、この結果がある」と涙ぐんだのです。モンゴル人なのに日本人以上に日本人らしい大横綱!しかしこんな大横綱になってもまだ超えられないのが双葉山が打ちたてた69連勝の大記録・・(白鵬は63連勝)


  ......(左)双葉山の生家跡 (右)「超六十連勝力士碑」、双葉山・白鵬の名前のみが刻まれる.....
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双葉山の本名は穐吉定次、宇佐市に生まれた美男の力士は修行を重ね、「後の先(gonosen)」の立ち合い(相手の立ち方を見て捕まえる)で69連勝という現在誰にも破られぬ大記録を達成した伝説の力士です。60連勝以上を達成した双葉山と白鵬だけの名前が刻まれた石碑も堂々聳えていた!


    ......白鵬が尊敬する「双葉山」の生家(落着いた雰囲気)。現在は公民館としても利用される.....
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宇佐神宮から車で走ること30分、道の駅「双葉の里」と生家があり、館内には双葉山の生い立ちや数々の偉業記録が展示されていました。何と双葉山は右目失明、右手小指の先を失っていたとのこと!そんな境遇で大記録を打ち立てても「我、未だ木鶏たりえず」と自分を磨き続けていたとは・・


   ......道の駅ホールには双葉山資料館があり、栄光の歴史や映像・パネル等を見学ができる.....
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江戸時代には「谷風」「雷電爲右エ門」、明治期では「太刀山」という伝説力士も存在しました。勧進相撲発祥「富岡八幡宮」には初代「明石」から平成に至るまで歴代横綱の名が石碑に刻まれます。


   ......(左)江戸時代から続く横綱の刻印名 (右)昭和~平成期の歴代横綱(富岡八幡宮)....
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 ......歴史的な名力士:江戸期(雷電・谷風)、明治(太刀山)、現代(北の湖・千代ノ富士・貴乃花).....
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小生の幼少期は大鵬の栄光時代、その後は輪島・北の湖・千代ノ富士、若貴兄弟と続きますが、曙・武蔵丸の外人パワーが台頭。21世紀になると、横綱の地位は完全にモンゴル勢の独断場となり、若乃花を最後に日本人横綱は途絶えてしまいました。一体いつになったらその日が来るのか・・?


    ......モンゴル勢のパワーは今も止まらない・・(朝青龍・旭天鵬・日馬富士・鶴竜・逸ノ城).....
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    ......蒙古・騎馬民族は日本人のルーツでもあり、モンゴル旋風は歴史の必然なのかも・・.....
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しかし蒙古民族も日本人ルーツの一つだし、大陸で培われたDNAが日本の大相撲になったことを考えれば仕方ないのかなとも思ってしまいます。まあ顔もそっくりだし、白鵬の如く日本人以上に日本人らしい大横綱が偉業を成し遂げるのは嬉しいことだな・・と納得しながら双葉の里を後にしました。




★豊後高田で昭和レトロを満喫


   ......(左)国東半島および周辺の見所 (右)次は「豊後高田」で昭和体験をしてみよう!.....
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国東半島の西部(宇佐神宮の近く)には豊後高田市があります。明治・大正・昭和30年代にかけて、豊後高田の中心商店街は国東半島で最も栄え賑やかな町だったという歴史がかつてありました。


  ......(左・下)「昭和ロマン蔵」に並ぶ40年代車 (右)鉄人28号、マジンガーzも・・キャラクター続々.....
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しかしその後市の人口はどんどん減少し人口18,000人と全国で9番目の少人口の市になってしまいました。「犬と猫しか歩かん」とまで言われるほど寂れた商店街になんとか元気を取り戻そうと地元で街興しの機運が高まり、昭和の町が2009年7月に再現されたのです。実に懐かしい風景だ!


    .....「昭和ロマン蔵」に入ってみよう!「鉄人28号」や「バカボンのパパ」がお出迎え!......
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         ......(左)懐かしい教室風景 (右)温泉街によく見かけたスマートボール.....
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商店街は昔の雰囲気を残したままで再整備され、隣接公園には「昭和ロマン館」という懐かしの昭和グッズが飾られたミニテーマパークがありました。市内を巡る観光客用のボンネットバスも走っています。


       ......(左)大衆食堂ホームラン (右)昭和の広告板やショーケース陳列物が沢山.....
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    ......(左)昭和広告板の定番「金鳥蚊取り線香」 (右)昭和の民家や駄菓子屋の風景.....
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昭和30年代は貧しく不便だったけれど本当によき時代だった思い出が蘇ります。明るい未来を信じて、隣近所が肩を寄せあい、近所で助けあいながら生きていました。 豊かで便利になったとはいえ、平成の今に比べて幸せが実感できた時代だったかもしれないと再認識。まさに「三丁目の夕日」・・


    ......懐かしきボンネットバス(小学1年生頃に乗った気がする)が豊後高田市内を走る.....
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今度は商店街を散策してみよう。おお、人口テーマパークではなく昔の商店街がそのまま残されている。RW散策時刻は朝だったので店は開店前で静かでしたが昼には多くの観光客で賑うに違いない!


      ......(左)昭和の商店街を歩いてみよう! (右)新町商店街のウエガキ薬局.....
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         ......中央広場「出会いの里」脇には旧「共同野村銀行」のレトロ建物.....
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街全体がテーマパークのような雰囲気で町興しに取り組んでいる全国例としては、鳥取境港の「水木しげるロード」(ゲゲゲの鬼太郎・妖怪の街)、東京青梅の「映画看板の町」が有名です。昭和レトロに絞ったジャンルでは青梅と豊後高田が双壁ではないかと思いました。皆様も一度ご訪問してみては如何?

                                     東京青梅「映画看板の町」の記事
 


       ......ああ昭和は遠くなりにけり・・、懐かしの街風景を歩き感慨に浸る・・.....
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★国東半島周辺にはまだまだ見どころが・・


今回は国東半島の石仏巡り・宇佐神宮参拝がメインだったので、今回当エリアの観光地訪問は「双葉の里」「豊後高田・昭和の町」だけに終わりましたが、このエリアにはまだまだ見所が沢山あります。


    ......(左)黒田官兵衛の九州拠点「中津」 (右)中津には「福澤諭吉旧居」も佇む.....
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    ......大分には「耶馬溪」「青の洞門」などの大自然絶景を満喫できるSPOTも多い.....
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「黒田家の中津城」「福澤諭吉旧居」、大自然溢れる「耶馬溪」「青の洞門」、東には「杵築の城下町」「臼杵石仏」もあります。九州は登山や歴史探訪で何度も訪問する予定なので今後の楽しみだね!


           ......「杵築」の城下町や「臼杵石仏」もいつか訪ねてみたい!.....
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★いよいよ国東半島の石仏巡りへ!


さて次回はいよいよ国東半島「石仏の里」巡りのレポートに入ります。国東は奈良~平安時代にかけて「六郷満山」の山岳仏教文化が栄え、峰々を渡り歩きながら修業をする難行が行われた地です。


    ......国東半島の田園風景を走る。ここもまた日本の原風景が目の前に広がる!.....
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「田染荘」は、宇佐神宮の荘園で、現在も平安・鎌倉時代の集落や水田の位置がほとんど変わらずに残されています。重要文化的な景観「田染荘小崎の農村景観」は、まさに日本の原風景でした!


        .....「田染庄」は宇佐神宮が平安・鎌倉期に所有した広大な荘園地.....
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       ......風にそよぐ麦畑の穂、そういえば大分の焼酎は麦が主力でしたな~!.....c0119160_7141219.jpgc0119160_7143033.jpg



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「六郷満山」とは国東半島の中心にある「両子山」から放射状に広がる谷筋に沿った6つの村落を「六郷」と呼び寺院群は「満山」と呼ばれました。九州歴史旅レポートの最終記事は来年になります。


   ......(左)「真木大堂」に伝わる九体の国宝仏像 (右)「両子寺」の十一面千手観音像.....
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      ......(左)「文殊仙寺」の仁王像 (右)国東半島「六郷満山」、癒しの田園風景.....
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                     ...... 国東半島の最大ハイライトは「熊野磨崖仏」(胎蔵寺).....
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  by rollingwest | 2014-11-30 07:50 | 旅の風景 | Comments(110)

<2014年10月25~26日>2014秋:「御座山」単独行&「小諸・軽井沢」探訪(前編)

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★日本200名山・「御座山」(おぐらやま)・・、隠れたお宝物の名峰!


今年最後の登山は群馬・長野の県境に聳える200名山「御座山」(2112m)で締めくくりました。「八ケ岳」と「両神山」(奥秩父)の中間点にある山ですが、山名を聞いても殆どの方が知らないと思います。実は穴場の感動名峰だった~!山容姿も頂上からの大パノラマも素晴らしい~の一言に尽きます!


    .....「御座山」は奥秩父と八ケ岳の間にある日本200名山、無名だが推奨の名峰!.....
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この山を登るのは実に簡単・・2時間半で頂上に立てますが、山奥にあり交通の便が悪いため登山口までのアプローチが長いのです。山頂無人小屋で泊まり夕暮れ&日の出の大パノラマを満喫しようと、RWはかねてから計画を立案。快晴の週末を狙って、いつでも出掛けられるように準備万端状態


       .....中部横断自動車道の佐久小諸付近、ついに「浅間山」が近付いてきた!.....
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10月25~26日は安定的な秋晴れ予報・・、ヨッシャ、キタ~!RWは車に登山用具を積んで朝7時に自宅を出発。関越・長野道の佐久小諸ICから南下して千曲川沿いに奥秩父方面へと向いました。


        .....「千曲川旅情」を感じながら源流へ向う。堰堤の流れが印象的な光景.....
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        ......小海を通過してさらに支流の道を行く。「相木川」の流れは清冽な印象.....
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北相木村は長野県東部に位置する人口8百人の過疎村、見渡す限りの緑と川音だけが聞こえる何もない山奥風景ですが心が落ち着かされます。おお「御座山」が見えて来たぞ!まさに神座の山・・


    ......(左)山奥源流へと入り「北相木村」へ (右)ついに「御座山」が全容現す!貫録の姿.....
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★避難小屋に宿泊、山頂で360度の夕暮れ大パノラマを満喫!


       ......(左)白岩登山口の駐車場に到着  (右)カラマツ林の登山道を歩き出す.....
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13時30分白岩登山口に到着、紅葉のカラマツ林の道を歩き始めます。1時間程歩くとシャクナゲが生える岩場「見晴し台」へ到着(浅間山が俯瞰)、さらに40分登ると「前衛峰」、ここから最後のキツイ登り


       .......(左)1時間程で「見晴し台」へ到着  (右)浅間山の稜線が見えてきた!.....
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           ......(左)前衛峰に到着 (右)うだの沢トーミから最後の登り.....
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16時に避難小屋に到着。2002年に建替えられた小屋の内部は床板張りで清潔感に溢れています。でも紅葉ハイシーズンで大パノラマが楽しめる山なのに宿泊者は自分だけ・・、人気薄の山だネ~と再認識


       ......「避難小屋」に到着、登山客は誰もおらず今夜は一人ぼっちの自炊宿泊.....
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山小屋から少し登ると頂上部へ出ます、ナ・ナ何という絶景だ~!いきなり眼前には八ケ岳が出現!さらに先の断崖絶壁に頂上標識が見えている。RWは興奮状態で頂上を極めてセルフタイマーで自写


       ......(左)夕暮れの光雲を被った「八ケ岳」 (右)頂上部絶壁から見る北相木村.....
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  ...... 誰もいない夕暮れの「御座山頂上」に立つ!感動の大絶景を一人占めして大満足!.....
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頂上に立つとまさに360度の大絶景!八ケ岳の背後は雲海に浮かぶ南アルプスが島の如し!右手遥か先には北アルプスの峰々が延々と連っている!右から後立山名峰、槍ヶ岳も俯瞰できる!北東部は榛名山・妙義、奥には尾瀬や越後の山々まで見えるではないか!空気が澄んでいるネ~


              
    .....(左)サンセット絶景!「八ケ岳&南アルプス」 (右)「北アルプス」の全景も俯瞰できる!.....
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        ......(左)雲海に浮かぶ夕暮れの「榛名山」 (右)秩父の名峰「両神山」.....
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          ......「浅間山」の夕暮れパノラマ・・、シ~ンとした空気が横たわり続ける... 
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眼前には浅間山の雄大山容、右はギザギザした奥秩父の両神山、雲海に浮かぶ山々が素晴らし過ぎる~!こんな光景を独占で楽しんでいいのかいな・・。夕暮れパノラマは時間経過につれ彩色が変化し食い入るように見入ってしまった。雲海&南アルプスが変幻する光の芸術ショーを得と御覧あれ~


  .....夕陽が山の端に沈み始めると、南アルプスと雲海のイルミネーションが変化躍動し始める.....
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   .....RWの眼前で「南アルプス連峰」は彩りの絵画を次々描きながら徐々に光を失っていく・・.....
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さて日が暮れれば山小屋で就寝準備を整え自炊夕食。コンロで温めたおでんを摘まみながらビールで乾杯~!日本シリーズ(ソフトバンクVS阪神)のラジオ実況を聞きながら19時過ぎに寝てしまいました。しかし睡眠6時間で十分なRWは夜中1時過ぎに目が覚め、もう眠れない。朝まで結構冷えました~


     ......(左)寝袋を敷き、夕食の準備開始  (右)おでんを肴にビールで一人乾杯!.....
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    .....放射冷却の夜で寝袋に包まる。夜中のオシッコで見た暗闇に浮かぶ木々のオブジェ.....
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★翌朝は御来光の大絶景!

朝4時、朝食を済ませ、寝袋・ザックを詰めて出発準備完了!5時は真っ暗でしたが徐々に明るくなってきた!黎明ブルーの中で頂上に再び立ち待機、御来光を待つことに・・。またも雲海が幻想的光景


   ......夜明け前に再度頂上へ!今度はサンライズ芸術を楽しもう!黎明の山頂でその時を待つ.....
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       ......日の出方面は薄暗いオレンジ、反対側の山々は明るい薄暮で水彩画の如し.....
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山頂で待つこと30分、黎明の空は刻々と色彩を変化させ両神山(ギザギザ山頂)の右から太陽が昇って来た~、大感動!過去、美しい御来光を数々体験しましたが頂上で独占して見たのは初めて!


    ...... いよいよ太陽が昇って来た!360度の大パノラマが時間とともに色合いを変えて行く.....
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    ......(左)山肌が朝日で真っ赤に染まる! (右)ついにキタ~!両神山右手から日の出!.....
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夕暮&御来光パノラマを一人占めで楽しませてもらった御座山頂上ヨ・・さらば!一生想い出に残る壮大光景が脳裏にシッカリ刻まれました。1時間半の爽快な下山で駐車場に到着!今日も大快晴~!


         ......朝日が差し込む気持ちのいい山道を下る。軽やかな1時間半の歩き.....
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    ......(左)駐車場のマイカーが見えて来た!下山完了  (右)再び千曲川の道を快適ドライブ.....
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さて今日は朝から、信州の名所を数々訪ねて紅葉を思いっきり満喫してみよう!これから小諸・懐古園、浅間山・鬼押出し、軽井沢へと向います。雄大な浅間山が青空に映えて実に美しかった~!


        ......(左)千曲川と浅間山 (右)稲が刈られた田園風景、浅間山を間近に!.....
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★小諸なる古城のほとり・・「懐古園」を訪問


「懐古園」は小諸城址に残る「三の門」や苔蒸す野面積の石垣、樹齢500年の大欅、四季折々の風情が楽しめる公園です。RWは初訪問だったのでジックリと園内を散策しました。仙石秀久により完成された日本百名城は城下町より低い位置に築かれ「穴城」と呼ばれる全国で珍しい建築形態です。


        ......小諸の古城「懐古園」を初めて訪ねる。迫力ある「三の門」を通過して入場.....
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    .....(左)仙石秀久(秀吉時代の小諸城主)が築いた穴城 (右)威厳ある黒門跡の石垣.....
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       ......(左右)紅葉の坂道を登り黒門跡へ向う  (中)千曲川旅情の歌のパネル.....
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初代藩主・仙石秀久は、大手門・石垣等の城郭整備し小諸城下町や街道の整備を行い現在原形を築いていきました。その後城主は徳川・松平氏、越後から移封された牧野氏と変わり街の発展に繋がっていきました。明治時代になると小諸城に「懐古神社」が祀られ城内を「懐古園」と呼ぶことに・・


              .....(左)「懐古神社」に参拝  (右)霊験あらたかなる鏡石.....
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       ......(左)菊祭り馬場の紅葉は目を見張るばかり! (右)水の手展望台からの風景.....
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島崎藤村が小諸に来たのは明治32年のこと。かつての恩師に招かれて小諸義塾に赴任しました。小諸で過ごした6年間で「雲」「千曲川のスケッチ」「旧主人」等が生まれ、大作「破戒」が起稿されました。「藤村記念館」には藤村の小諸時代を中心とした作品・資料・遺品が多数展示されています。


        .....「島崎藤村」記念館 「小諸なる古城のほとり」・・藤村「落梅集」の冒頭詩.....
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             ......「富士見台」からの景色を満喫して、再び「三の門」に戻る.....
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★続きの後編レポートは来年1月にお届けします!


小諸の後は、浅間山大噴火の溶岩庭園「鬼押出し」&「噴火博物館」を訪問、最後は軽井沢の紅葉名所を訪ねて夕方には自宅に戻りました。この後編レポートは来年早々の記事で公開致しましょう。


     ......(左)「鬼押出し」溶岩群の参道(浅間山を背景に)  (右)広大なる黄葉の大平原.....
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            ......(左)「軽井沢高原教会」の黄葉 (右)軽井沢の並木ロード.....
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        ......(左)豪華で威厳ある「旧・三笠ホテル」  (右)「霊場池」の鮮やかな紅葉.....
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今回撮った絶景は実に大感動!何枚もシャッターを切りまくったなア・・。通常はお蔵入りさせない写真を沢山捨てたのは残念・・。サンセット大絶景の捨て難い写真を再度掲載して記事を終わりにします。


         ......再び山上の大パノラマをご堪能下さい!夕方の光を浴びる「八ケ岳」.....
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     ......雲海の「南アルプス」、中央左が日本標高2位「北岳」・3位「間ノ岳」、右に「甲斐駒」.....
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今回ミニ旅はRW生涯で特筆される印象が脳裏に刻まれました。世界に誇る美しい日本の山々の素晴らしいサンセット&サンライズを大俯瞰できたこと。噴火したらもう見られないかもしれない浅間山の大絶景。そしてRWとは無縁なる高級保養地・軽井沢で満喫した紅葉風景・・。思い立ったら吉日!


      .....日が沈んだ後も深い色を変化させ夕闇に包まれていった。余韻漂う夕刻の絶景.....
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                                                         おわり

  by rollingwest | 2014-11-18 00:00 | ローリングウエスト山紀行 | Comments(132)

<2012山陰山陽の旅⑧>「宮島・嚴島神社」&「岩国錦帯橋」

★2年前の秋・・「山陽山陽の旅」も今回にて完結


2012秋の「山陰山陽の旅」からもう2年(前回記事から10ケ月)が経ってしまいました。米子・松江・出雲大社・日御碕・奥出雲・石見銀山と、過去7編の記事をレポートしてきましたが今回第8編でフィナーレです。宮島・嚴島神社の紅葉が大変素晴らしかったので公開は季節感を合わせ11月としました。

                                       第1編:「鳥取風景~出雲・神話の里」


     ......(左)2012山陰の旅で巡ったコース (右)最後は広島に泊まり、憧れの宮島へ!......
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最終日は早朝5時過ぎに広島ビジネスホテルを出発、6:10宮島フェリー乗り場に到着したものの、この時期はまだ真っ暗・・。JR船始発(6:25)に乗り込み海を眺めていると白々と夜が明け始めてきたぞ・・


 ......(左)真っ暗の中、フェリー始発に乗船 (右)黎明の海に荘厳な宮島シルエットが浮かび上がる!.....
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宮島といえば海に浮かぶ嚴島神社の赤い大鳥居が象徴的ですが、小生が島に到着した時は干潮状態!これは何と珍しい光景だ!早速憧れの大鳥居にアプローチ!荘厳なる姿に言葉もありません。


   ......(左)干潮の宮島から広島市の中心部を遠望 (右)神の遣い・宮島鹿がお出迎え......
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日の出を迎え、青空をバック干潟に聳える赤鳥居は本当に絵になるネ~!憧れの大鳥居に実際に触れることができ一挙に本望が叶った!柱の足元には貝がビッシリ張り付いており5円玉も沢山あるゾ!実はこの根元は海底に埋められているのではなく自分の重みだけで建っているとのこと(驚!)


     ....通常は海上に浮かぶ「宮島大鳥居」が干潮浜に聳えている!実にレアなお姿!....
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   ......大鳥居の足元にビッシリと付いていた無数の貝殻、その間には沢山の五円玉が!......
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                              第2編:「松江探訪」(宍道湖・松江城・小泉八雲) 





★平清盛が築いた海上神殿「嚴島神社」へ


「安芸の宮島」は平安時代の寝殿造りの粋を極めた建築美で知られる日本屈指の名社。本殿・拝殿・回廊6棟が国宝、14棟が重要文化財に指定される「日本三景」の1つで1996年世界遺産登録されました。海を敷地とした大胆で独創的な配置構成、廻廊で結ばれた朱塗り社殿は極上の美!


   ......「嚴島神社」の入口受付から「神殿東回廊」へ、干上がった平舞台を脇に見て進む......
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雰囲気ある神殿東回廊を通過、本殿に参拝。海側に突き出ている平舞台へと立つと干潮の大鳥居の姿がまた一段と素晴らしい!嚴島神社社殿は、災害により何度か立て替えられていますが(2004年9月も台風18号で大きな被害)、平清盛が造営した当時の姿を伝えられていると謂われています。


       ......(左)本社本殿を参拝 (右)揚水橋を通過していよいよ平舞台へと向う......
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しかし本殿自体は、度重なる自然災害にも耐え800年間で一度も被害を受けたことがないとのこと。その秘密は海上にせり出している「平舞台」、杭は固定されておらず隙間から波を逃がす構造で大波襲来時は筏の如く海に浮かぶ仕組み・・、ここでもまた日本人が培った優れた知恵を認識した次第!


  ......大鳥居を背景に「平舞台」(雅楽が舞われる)へ立つ!まさに早起きは三文の得ですな~......
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                             第3編:「60年ぶりの大遷宮を迎える出雲大社」





★大願寺から紅葉谷公園へ

嚴島神社は平家(海洋民族)の氏神として尊崇されてきた社で創建は推古元年(593年)、平清盛が安芸国守に任官(1146年)され、平家一門の権力が増大に合わせてさらに立派な社殿(現在姿)に造営されました。都から上皇・天皇・皇族・貴族が訪れた、都の文化や建築が宮島に栄えたのです。


  ......(左)本殿の背後に千畳閣と五重塔 (右) 嚴島神社を創建した「平清盛」の像......
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  ......(左)鏡の池も干上がっている (右)「大願寺」(勝海舟と木戸考充が和平会談)......
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嚴島神社の西回廊を出ると真言宗古刹「大願寺」に出ます。明治神仏分離で五重塔・千畳閣から移された釈迦・薬師如来像等が安置されます。幕末長州の乱では勝海舟と桂小五郎が和解した場所でもあります。海沿いに歩き進むと戦国時代の厳島合戦跡(大名・毛利氏史蹟)に行きあたります。


    ......「嚴島合戦跡地」、毛利元就が中国地方の勢力拡大のキーポイントとなった戦い......
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       ......(左) 嚴島合戦の地図 (右)毛利元就の三本の矢と毛利家の家紋......
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海の守り神「金比羅神社」を参拝した後は、山道を登り三段の柿葺屋根で有名な「大元神社」や「大聖院」を通過し、弥山ロープウェイ発着所がある紅葉谷公園へと向います。見晴らしがよくなってきた!


  ......(左)「大元神社」(日本唯一の三段葺きの柿葺屋根) (右)海の守り神「金比羅神社」......
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      ......(右)鹿は宮島にとっては神の遣い  (左)嚴島神社の全景......
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                    第4編:「出雲大社&伊勢神宮」(日本神話に潜む謎の関係) 





★神が鎮座する霊山「弥山へ登る


さあ紅葉谷からロープウェイを使って、嚴島神社の背景に鎮座する「弥山」(宮島・最高峰535m)に登ろう!弥山には自然が創り出した巨岩が多くあり山頂に神が鎮座すると云われる磐座石も鎮座。数々の寺社・史跡があり瀬戸内海の絶景が実に見事!こんな素晴らしい景観があったんだネ~!


    ......宮島ロープウェイを使って弥山(神の山)へアプローチ、素晴らしい眺望だ!......
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  ......ロープウェイ終着駅から登り上がると展望台があり、瀬戸内海の大パノラマが広がる......
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弥山展望台から 山頂獅子岩まではロープウェイで乗り継ぎができますが、小生は途中の寺社・史蹟を楽しみながら約40分の山道を歩いて登ることにしました。この霊山は弘法大師「空海」により開基され、求聞持修行を行った場所で1200年以上も燃え続ける霊火など、多くの足跡が残されています。


   ......途中に次々と現れる古刹(左・右)弥山本堂虚空蔵菩薩 (下)三鬼・霊火堂......
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    ......(左) いよいよ獅子岩へ岩門をくぐる (右) 巨大花崗岩「獅子岩」の雄姿......
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島自体が白亜紀のマグマ活動で生成された花崗岩からできており頂上部の花崗巨岩「獅子岩」は圧巻!更に登ると弥山山頂、ここでもまた瀬戸内海の大絶景眺望が楽しめます。島は古くから神域として保護され、手つかずの自然が現存する太古の森(弥山原始林)、宮島固有の植物も多いのです。


     ......ついに「弥山頂上」へ!目の前には獅子岩と瀬戸内海絶景が広がる!......
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                              第5編:「スサノオ・八岐大蛇伝説」の史蹟を訪ねて 





★「大聖院」から、「千畳閣&五重の塔」へ


     ......「大聖院」秀吉の念持仏安置の名刹)の山門、石階段と鮮やかな紅葉......
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「大聖院」は宮島で最も古い歴史を誇る寺院で空海が宮島に渡り、弥山で求聞持法を修行した806年に開基されました。本尊不動明王を始め、十一面観音菩薩、重文の不動明王坐像、三鬼大権現、七福神、大師堂等が祀られています。さすが空海さん日本全国どこでも顔を出しているなア・・(感心)


       ......(左)秋の安芸の紅葉!全く飽きません (右) 聖院の立派な堂宇......
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         ......(左)鮮やかな紅葉 (右)奇抜な赤門の脇に佇む弘法大師像......
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長い石階段を登り数々のお堂が姿を現します。ここは鳥羽天皇勅願道場で、豊臣秀吉が朝鮮出兵の文禄の役(1592~1596)で、海上安全を祈るため軍船宝丸の守護仏とした波切不動明王座像が祀られています。秀吉は九州へ行く途中で宮島に立ち寄り大聖院で連歌の会を行っているそうな・・


    ......(左)可愛いお釈迦様! (中)大迫力の金色・涅槃像 (右)天狗と紅葉の階段......
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  ......(左)大聖院本堂に参拝 (右).広島名物「もみじ饅頭」は美しい紅葉がルーツと気付く.....
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紅葉の美しさは「大聖院」ここが一番素晴らしかった記憶があります。そういえば広島でお土産といえば「もみじ饅頭」、宮島の鮮やかな紅葉からネーミングされたのかと気付き目から鱗でございました。


        ......「大聖院」の立派な堂宇や魔尼殿の紅葉に圧倒された~!......
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再び海岸部に降りてくると嚴島神社・平舞台の周辺は潮が満ち始めているではないか!赤い大鳥居も完全に海上で佇んでいました。次は本殿の東側に聳える「千畳閣」と「五重の塔」へと向おう!


  ......(左)潮の水量が増えて来た平舞台 (右)海上に浮かぶ宮島大鳥居(通常なる光景)......
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     ......(左)嚴島神社境内全景 (右)千畳閣と五重の塔が紅葉と青空に映える......
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秀吉が九州出兵で戦没した武将の霊を慰め、平和と繁栄を祈願して宮島に桃山時代の壮大な建築様式の豊国神社(千畳閣)を建てさせました。しかし秀吉が亡くなると工事は中止され天井張りや正面入口等は未完成のまま。当建物は隣に建つ五重塔とともに重要文化財に指定されています。


            ......威厳ある「千畳閣」に入ってみる!何と広大な堂内......
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    ......(左)外を見れば鮮やかな赤!「五重の塔」、千畳閣内部は渋い木造建築......
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昼時を迎え観光客が続々と宮島に上がってきておりメインストリートはもう大混雑TDL状態・・。紅葉真っ盛りでロープウェイやフェリー乗り場は大行列が続いています。イヤ~、午前中だけで世界遺産を十分堪能できました。何事も早めの仕掛けが正解だネ~、焼き牡蠣を食べながらRWは自己満足でニンマリ!


   ......さらば宮島!弥山・嚴島神社が深く脳裏に刻まれて、フェリーから振り返りました......
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                       第6編:「奥出雲探訪」(出雲帝国遺跡&砂の器ロケ地) 





★岩国「錦帯橋」を訪問、思い出の旅を終える・・


         ......岩国城展望台からの錦川のパノラマは実にお宝物光景!......
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最後は岩国の「錦帯橋」を訪ねて旅のフィナーレを飾りました。岩国は小生ブログに毎回コメント登場してくれるSoulmate「聖二」殿(大学時代からの親友)の故郷でもあります。憧れの名橋とついに対面!


         ......日本三名橋のひとつ「錦帯橋」は日本を代表する木造橋......
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日本三名橋として有名な「錦帯橋」、他に例を見ない特異な姿の五連の反り橋が特徴で、1922年 に国の名勝に指定されています。中国・明時代の技術が生かされ、橋上の圧力で強度が増す仕組みらしい。無脚で川を渡した技術は現代の橋梁工学からみても非のうち所なしと言われています。


        ......(左)錦帯橋の欄干風景 (右)錦川の流れ、鮎釣り太公望......
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錦帯橋を通過すると「吉香公園」に入ります。1600年 岩国の地に移封された岩国藩の初代藩主・吉川広家に由来あるこの地には数々の見所があります。まずは「佐々木小次郎」(宮本武蔵のライバル)の銅像!錦帯橋畔で燕が柳枝を打つの姿から「燕返し」の術を得たとの言い伝えに拠るらしい。


       ......(左)「佐々木小次郎」像が登場! (右)吉川資料館のイチョウ......
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            ......「吉香公園」は実に風情あり!まさに赤・黄の錦秋......
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そして次はお目当ての白蛇とご対面!岩国市にのみ生息するアオダイショウが突然変異で白化した蛇で遺伝的に安定した例は世界的にも大変珍しく貴重なもので国の天然記念物となっています。昭和40年代は市内に多く自生していましたが、現在は保護施設を設けて飼育・増殖されています。


        ...... 開運の守り神とも言われる「岩国の白蛇」 (左)本物 (右)剥製......
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岩国城は、初代藩主吉川広家が築城した山城、眼下を流れる錦川を天然の外堀にし標高200mの山頂に位置しています。桃山南蛮造りの天守閣内に錦帯橋の精密模型・写真・武具や甲冑などが展示してあります。天守閣は展望台で岩国城は市内眺望や瀬戸内絶景を楽しむことができます。


      ......「岩国城」へ!ロープウェイで上がり展望台からの錦川と錦帯橋を俯瞰する......
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2012年の秋旅は夜行バスで米子に入り、レンタカーを駆使して山陰・山陽をジックリ回ることができました。帰りは新幹線を使って夕方には帰宅することができました。本当に欲張って色々な場所を巡った・・


  ......素晴らしかった山陰山陽の旅、行きは夜行バスだったが帰りは広島駅から新幹線で帰京.....
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山陰山陽エリアは実に魅力的!次回は、吉備の古代史蹟巡り、しまなみ海道・鞆の浦・江田島等を訪ねたいと思っているRWですが全国に行きたい場所が余りに多すぎて、一体いつになるのやら・・


                           第7編:「三瓶山~物部神社、世界遺産・石見銀山」


 

                                                         おわり

  by rollingwest | 2014-11-06 00:00 | 山陰・山陽の旅 | Comments(112)