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<2017年10月>:ビートルズ来日後に華開いた懐かしのグループサウンズ(後編)


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                        <2016年6月>:懐かしのグループサウンズ(前編)より続く



★50年前のGSブーム!(ビートルズ来日公演に影響された若者達)


             <冒頭導入部のコメント:前編と8割方は同じ内容です>

懐かしい昭和・高度成長時代から半世紀が経った今、色々な50周年番組や企画が続々と登場しています。日本中が熱気と興奮に包まれた51年前の「ビートルズ来日公演」(1966年夏)もその一つ、当時RWは小3でしたが、ビートルズ来日旋風の記憶は今も自分の脳裏にシッカリと刻まれています。


    ....1966年ビートルズ来日(あれから半世紀)、これが日本のGSブームに火を付けた!....
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同じ年にモンキーズの音楽コメディ番組がスタート、TVに夢中になって齧りついていたものです。この2つのグループによってRWの洋楽興味は当時に事前醸成されたことは間違いありません。

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               1966来日時のビートルズ公演での「武道館コンサート全11曲」はコチラより 

日本の若者も流行に続けとばかり、翌年に数々のGSバンドが雨後筍の如く続々とデビューしました。50年前の1967年はGSブームが熱狂頂点を迎え、日本芸能史に特筆される程の社会現象となって国内を席巻したのです。当時RWは小学校3~5年生、低学年の頃は怪獣映画ばかり夢中になっていた自分が一歩大人になったような気持ちになり、GS大ブームの渦に一挙嵌っていったのでした。


      ....熱狂のGSブームは僅か3年程だったが、昭和の音楽史に今も燦然と輝いている....
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 .....GSブームの最大人気バンドはやはり「タイガース」!2013年に奇跡の全員復活を果たした....
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当時最も人気があった「タイガース」は2013年再結成後に名曲記事を紹介済み(下記リンク参照) 昨年公開の前編ではブルーコメッツ、スパイダース、ワイルドワンズ、ヴィレッジシンガーズ、サベージ、フォーククルセダーズをレポートしたので後編はそれ以外の主なGSバンドを紹介いたしましょう。

                           「タイガース」奇跡の完全復活(2013)の記事はコチラから


       *(注)当時の正式バンド名の多くは「ザ・〇〇」の呼称でしたが、全て簡略表記にします。 





★タイガースと人気を2分したショーケン(萩原健一)率いる「テンプターズ」


50年前(1967)当時のGS人気はタイガースが王者的な存在でしたが、「忘れ得ぬ君」でデビューした「テンプターズ」はそのライバルとして登場し、「おかあさん」「秘密の合言葉」「純愛」「神様お願い」と次々と大ヒット曲を放って一挙ブレイク、GS黄金期を共に支え合い人気を二分する程になりました。


....(左)デビュー曲の「忘れ得ぬ君」♪ノーノーノー、ノノノノ~   (右)♪オ~、ママ・ママ~の「おかあさん」.....  
    

萩原健一はショーケンの愛称で親しまれ、一時期はブロマイド売上げがNO1になる程のアイドルぶり!チョコレートTVCMでは、明治製菓がタイガース・森永製菓がテンプターズを起用(♪ヤング森永~)、こちらでもライバル同士が熱い戦いを繰り広げていたことが懐かしい記憶に残っています。


     ....(左)命がけの愛を誓い合う「純愛」  (右)森永製菓のチョコCM♪ヤング森永~.....  
    

しかしGSブーム終焉とともに1970年12月末に解散、タイガースがその後も復活・再結成されたのに比べると、テンプターズは何となくフェードアウトして寂しくその幕を閉じていった印象があります。


     ....「神様お願い」、♪アン・ア・ア~ン、神様~お願いだア~僕のあの人に会いたいのさ~.....  
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     .....「テンプターズ」は「エメラルドの伝説」が頂点曲でした!(今もカラオケでよく歌います)....  
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その後ショーケンは「太陽に吠えろ」「前略おふくろ様」等の出演で性格俳優の道へ転身し大活躍!しかし1984年いしだあゆみとの離婚や大麻所持逮捕等、波乱万丈の人生を刻み最近は芸能界第一線からは姿を消した感じです。現在は2011年に再婚、朗読活劇の舞台で頑張っているようです。






★失神パフォーマンスで一世を風靡した「オックス」


タイガース、テンプターズに次ぎ第3の人気を博したのが「オックス」(1968デビュー)でした。ハスキーな声で訴えかけるような野口ヒデトの哀愁ボーカルと、オルガン演奏中に失神するパフォーマンスを何度も演じた中性的な赤松愛(茶髪おかっぱヘア)の2本柱で熱狂的なアイドルバンドになりました。 


         .....熱狂的な人気を博した「オックス」、野口ヒデトと赤松愛が2大看板....
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....(左)「ダンシング・セブンティーン」♪お洒落~な僕! (右)「ガール・フレンド」♪マイガール・マイガ~ル....
    

失神連鎖は公演会場に詰め掛けた女子学生にも波及、興奮した30人が次々と意識を失い病院に担ぎ込まれる事態に発展し世間を大いに騒がせ、GSブーム過熱のクライマックスの象徴でした。


     .....(左)赤松愛のステージ演奏中の失神は大騒動に! (右)彼らの代表曲「スワンの涙」.....
    

彼らも1971年解散しGSブームは急速に冷めていく道を辿りました。アイドルボーカリストだった野口は後に真木ヒデトと改名して演歌歌手に転身、現在もディナーショー等で頑張っているようです。





★アイ高野の歌声とスティックアクションが強烈な印象だった「カーナビーツ」


       .....「カーナビーツ」はドラマーのアイ高野(中央)が徹底的に目立っていた....
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1967年「好きさ 好きさ 好きさ」でデビューしたのが「カーナビーツ」。この曲はゾンビーズ(英国)のカバーですが、原曲を凌駕するパンチの効いたアレンジと、アイ高野(ドラマー)がスティックを客席に向かって突き出し「おまえのすべて~♪」と叫ぶアクションが人気となり120万枚大ヒットの快挙!


     .... (左)「好きさ好きさ好きさ」♪お前のすべて~を~ (右)「チュッ!チュッ!チュッ!」....  
    

「恋をしようよジェニー」「オーケイ!」「チュッ!チュッ!チュッ!」など、アイ高野の甘く狂おしい歌声がファンのハートを完全に掴みました。ビートルズ「オブラディ・オブラダ」を「♪太郎は花子を見初め~」の替え歌にしたことも印象的!バンド名は星加ルミ子が命名(ロンドンのカーナビート通りが由来)


     .... (左)軽快な曲「オーケイ!」 (右)ビートルズのカバー替え歌「オブラディ・オブラダ」....
    






★ミリタリールックがお洒落な雰囲気だった「ジャガーズ」


岡本信(vo)の甘いマスクに多くのファンが魅了され、ミリタリールックが実にイカした「ジャガーズ」、1967年デビュー曲「君に会いたい」(♪若さゆえ~・・)が大ヒットし、人気バンドとして君臨しました。


            .....「ジャガーズ」はミリタリールックで実に垢抜けた雰囲気があった....
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RWがジャガーズで最大お気に入り曲は、英国バンド曲をカバーした「キサナドゥーの伝説」でした。「♪ おー、愛に生きてエ~死のう、貴女を連れて行こう、遥かなキサナドゥ」 フラメンコ調の軽快曲で、何と爽やかで夢ある曲と思っていましたが歌詞をよく読めば恋人を心中に巻き込む物騒な内容~


 .....(左)最も有名な曲「君に会いたい」♪若さゆえ~  (右)一番お気に入り「キサナドゥーの伝説」.... 
    






★「ケメ子の歌」は2つの曲が存在していた!


♪ドゥワッパ~、パ~ボデュ・ウバスティ・ダンダン・・意味不明のイントロからお茶目な電子ボイス、日本中でこの不思議な「ケメ子の歌」が大流行しました。ザ・ダーツの曲が一世風靡した印象が強いですが、実は同時期にジャイアンツが「ケメ子の唄」を出しており、題名・メロディーは基本的に同じ感じでした。


     .....「ケメ子のうた」はザ・ダーツとジャイアンツが同じタイミング(1968年2月)で競い合った....
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しかし題名をよく見るとダーツが「歌」・ジャイアンツが「唄」の字を使い、歌詞細部やアレンジは双方で大きく異なっていました。両曲が競い合って共にヒットし大きな話題になっていた記憶があります。





★その他の名バンド:「パープルシャドウズ」「ゴールデンカップス」「モップス」


フォーク調ムード歌謡的なサウンドが印象的だったのは「パープルシャドウズ」、彼らの大ヒット曲「小さなスナック」は有線放送から火が付き、これまた日本中で親しまれ大ヒットとなりました。演歌デュオで有名な「別れても好きな人」(ロスインディオ&シルビア)はこのバンドのカバー曲なのですよ~!


     .....「パープルシャドウズ」がほのぼの歌う「小さなスナック」はGS史に刻まれる名曲....   
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GS路線の中では異色の本格ロックを目指していたのが「ゴールデンカップス」と「モップス」でした。ゴールデンカップスの代表曲はやはり哀愁漂う「長い髪の少女」!モップスはGSブーム終焉した1970年代に入り「月光仮面」「たどりついたらいつも雨ふり」が大ヒットし、GSを経てR&Bやロックンロールに移行し成功した数少ないバンドの一つでした。人気者だった鈴木ヒロミツは2007年に亡くなりました。


   .... ゴダイゴのメンバーで大活躍したミッキー吉野は「ゴールデンカップス」出身!....
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 .....GSブーム終焉後、サイケデリック→ニューロック路線へ転身の「モップス」、今は亡き眼鏡の鈴木ヒロミツ....  
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外国ロック・フォークのミュージシャンは自ら作詞作曲し反体制・反戦を主張する気骨溢れる存在でした。かたや日本のGSは外見的に洋楽バンドを意識していましたが、音楽性や中身に関しては芸能プロダクションの管理下にある単なるアイドル(作詞作曲は専門家が提供)に過ぎませんでした。


     ..... 1960年代後半に100以上にのぼるGSバンドが現れ次々とヒットチャートを独占....
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GSブームは芸能史の中で僅か3年間、短い閃光で終わったものの当時の若者文化を席巻する怒涛の大流行でした。RWは小学校3~4年生でしたがGSブームに触発され、中学生で洋楽POPS・ロックに目覚めていきます。自分にとって憧れ存在だったグループサウンズは永遠の思い出です。           


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★【番外・洋楽編】:「ロックの殿堂」米国ミュージアムが日本に上陸!


最後は番外編として、RWがGSブーム影響を受けて中学生から夢中になった海外ロックに関する最新話題のSPOTをレポートして記事締めくくりとしたいと思います。2017年9月「ロックの殿堂ジャパンミュージアム」(米国オハイオ州)が日本(有楽町駅前)に上陸したので早速足を運んで見ました。 


     ..... 2017年9月、「ロックの殿堂ジャパンミュージアム」が有楽町駅前にオープン!....
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「ロックの殿堂」は、1986年に創設された世界4大音楽賞の一つでロックに大きな影響をもたらしたミュージシャンやプロデューサー等に授与される米国の音楽賞で今年32回目を迎えます。日本がライセンスを得てオープンした展示館ですが、米国以外でロック殿堂が常設されるのは世界初です!


 .....過去125のアーティストが殿堂入り、受賞者グッズ展示や受賞時のビデオが公開されている.....                  
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ロックが初めて誕生した年は1955年と云われ、すでに60年以上の歴史が刻まれました。映画「暴力教室」の主題歌「ロック・アラウンザ・クロック」(ビルヘイリー&ヒズコメッツ)が全米NO1になり大ブームが起きたことに始まります。「ロックンロール」の呼称起源はR&Bとロカビリーの組合わせです。

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 .....第1回受賞者(1986)はチャックベリー、レイチャールズ、ファッツドミノ、エルビスプレスリー等....               c0119160_19460526.jpgc0119160_20262230.jpgc0119160_19462951.jpgc0119160_19503721.jpg
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これにエルビスプレスリー、リトルリチャード、チャックべリー等が続き、世界の若者はロックンロールに夢中になっていったのでした。エルビス・プレスリーは「キング・オブ・ロックンロール」と呼ばれた不世出の歌手。「ハートブレイクホテル」でデビューし世界を席巻し、その後映画出演もして数々のヒットを放ちました。


   .....ビートルズ、ボブディラン、ビーチボーイズは第3回目、ストーンズは第4回目での受賞....
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ビートルズ、ビーチボーイズ、ローリングストーンズはロック先達(チャック・べリーやエルビス等)に憧れて誕生しており、1960年代中盤では彼らが世界を牽引する伝説的バンドとなっていきます。今や我々にとって彼らこそ神様的存在ですが、ロック殿堂は第3~4回目での受賞だったかと再認識!


     .....ロック殿堂では有名ミュージシャンのギターや衣装等も展示されており華やか!....
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ビートルズ中期のコンセプト名盤が世界に与えた影響は非常に大きく、1966~1975年の10年間は、ロックが新しい分野に次々に挑戦し大発展した10年間でした。プログレやハードロックの台頭時期にRWは洋楽に夢中となり、リアルタイムでロック発展の軌跡を体験できたことは実に幸せでした。


 .....1970年前後のスーパースター達(エリッククラプトン、ジャニスジョプリン、レッドツェッペリン、ポールマッカートニー)....
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 .....ブルーススプリングスティーン、ジョンレノン、ジミヘンドリクス、ヤードバーズ、ビリージョエル、エルトンジョン等の顔も!....
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1970年代後半以降になるとロックの反逆精神的な姿勢は失われ、音楽性が成熟し多彩化・産業化していきます。1980年代以降の洋楽はお洒落・洗練になり過ぎてRWにとっては今一つ心に響かないのですが、各世代での音楽に個々思い入れがある筈なので一概なコメント評価は避けましょう。


  .....ビージーズ、プリンス、マイケルジャクソン、クイーン、エリッククラプトン、1980年代へと受け継がれていく....
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当然誰しも青春時代に聴いた名盤が最も心に深く残るものであり、その音楽に主観的な思い入れや嗜好をもつことは当然のことです。上記に紹介したグループサウンズは多感な時期に夢中になった世代以外はマニアックな音楽分野に映ることでしょう。GS名曲や洋楽カラオケを友達と唄う時、今もサビ部分やアレンジ等の詳細部分が自然な感じに曲が湧き出て一緒に唱和することができます。

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世の中の文化・価値観が均一的時代(例:紅白歌合戦視聴率が8割)で皆が同番組や音楽を見聴きした強い共有意識があること。当時のレコード・オーディオは値段が高くマイアルバムを一度買ったら擦り切れる程まで大事に聴く心構え・入れ込み感を持っていたことが背景にあるのでしょうね。



                                                         おわり


                洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(自分史):(全4編)の記事はコチラから


                【My Favorite Songs】過去紹介した名曲(INDEX)はコチラから

   

  by rollingwest | 2017-10-26 20:00 | グループサウンズ | Comments(148)

<2016年6月30日>:ビートルズ来日後に華開いた懐かしのグループサウンズ(前編)

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★GSブーム到来!(ビートルズ来日公演に影響された若者達)


懐かしい昭和・高度成長時代から半世紀が経った今、色々な50周年番組や企画が続々と登場しています。日本中が熱気と興奮に包まれた「ビートルズ来日公演」(1966年夏)はまさにその一つ、その影響は翌年からGS(グループサウンズ)の大ブームを巻き起こす社会現象となって国内を席巻しました。


    ....1966年ビートルズ来日(あれから半世紀)、これが日本のGSブームに火を付けた!....
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             ビートルズの公式LIVE映画「The Beatles:Eight Days A Week」 (9月公開予定)

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            1966来日時のビートルズ公演での「武道館コンサート全11曲」はコチラより 


ビートルズ来日旋風(1966)の熱気は今も脳裏にシッカリと刻まれており、同年に「モンキーズ番組」がスタート、TVに夢中になって齧りついていました。RWの洋楽興味は当時醸成されたことは間違いありません。流行に続けとばかり、数々のGSバンド(スパイダース・タイガース・テンプターズ等)が雨後筍の如く続々デビュー


      ....熱狂のGSブームは僅か3年程だったが、昭和の音楽史に今も燦然と輝いている....
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当時RWは小学校3~5年生、低学年の頃は怪獣映画ばかり夢中になっていた自分が一歩大人になったような気持ちになり、GS大ブームの渦に一挙嵌っていったのでした。「タイガース」の名曲は3年前の再結成記事で徹底紹介済なので、今回はそれ以外のバンドを前後編に分けてレポート致しましょう。


    .....GSブームの最大人気バンドはやはり「タイガース」!2013年に奇跡の全員復活を果たした....
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                        「タイガース」奇跡の完全復活(2013)の記事はコチラから


   .....(左)名曲「花の首飾り」と熱狂「君だけに愛を」  (右)「銀河のロマンス」、今もカラオケで熱唱....
  

        *(注)当時の正式バンド名の多くは「ザ・〇〇」の呼称でしたが、全て簡略表記にします。






★エレキブーム到来(若大将シリーズ)、ブルコメ&スパイダース登場


小学校低学年(1963~65)では東宝ゴジラシリーズ等の怪獣映画に夢中になっていましたが、同時上映は殆どが加山雄三主演の若大将シリーズでした。中でも「エレキの若大将」が一番印象に残っています。ベンチャーズや寺内タケシのギターサウンド(テケ・テケ・テケ~)が日本中を席巻し始めた懐かしき日々の映画


  ....(左)ベンチャーズが日本のエレキブームを呼ぶ (右)怪獣映画と加山雄三シリーズは東宝映画の定番....
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♪「二人を夕闇が~、包むこの窓辺に~、幸せだなあ 僕は君といる時が一番幸せなんだ」この歌がヒットしていたのは1965年、そして翌年ビートルズが来日!ついに日本もGSブームに火が尽きます。


     ....(左)「夜空の星」  若大将シリーズ映画の定番的な名曲! (右)「君といつまでも」....
   

GS先駆けバンドはやはり「ブルーコメッツ」、米軍キャンプバンドで結成(1957)された超老舗、1964年ジャッキー吉川・井上忠夫・三原綱木の全盛時代を築くメンバーが揃いました。GS=不良イメージの中でNHK紅白歌合戦に3回連続出場、短髪・スーツ姿外見が銀行員風でお行儀よいバンドとの印象からです。
    

    ....「ジャッキー吉川とブルー・コメッツ」の代表曲「ブルー・シャトー」♪森とォ泉に~、ああ昭和時代だネ~....
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   .....(左)デビュー曲は「青い渚」  (右)「北国の二人」(♪雲が流れる~)も思い出深いネ~....
  

実質的なGS第1号は「スパイダース」でした。田辺昭知をリーダーに堺正章・かまやつひろし・井上孝之・井上順など、現在も多方面で活躍するスター達が勢揃い。1965年に「フリフリ・モンキーダンス」でデビュー!


     ....GS第1号と言われた「スパイダース」、「フリフリ」(1965)でデビューし数々のヒットを放った....
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 .....(左)♪ゴ・ゴ・ゴ~「風が泣いている」 (右)♪夕焼け~「夕陽が泣いている」←泣いてるW曲.....
  

彼らのヒット曲は本当に多く選択に迷いましたがメジャーな4曲を掲載。日本のGSブームの初期はスパイダースが引っ張った印象が強いなア。解散後も各メンバーは色々な分野で才能を発揮していきました。


 .....(左)哀愁ある「いつまでもどこまでも」 (右)「あの時君は若かった」~「バン・バン・バン」(ノリノリ!)....
  





★カレッジフォーク系の雰囲気を残した名バンド達


GS貴公子として売り出され、スマート・爽やかなイメージで人気があったのは「ヴィレッジ・シンガーズ」でした。騒がしくない上品GSの印象、エレキバンドを使いつつも基本はカレッジフォークの雰囲気があったからです。その後ムード歌謡路線変更の印象がありますが「亜麻色の髪の少女」は島谷ひとみでリバイバルのヒット


   ....爽やかな清水のボーカル、「ヴィレッジ・シンガーズ」、♪亜麻色の~長い髪を~風が優しく包む~....
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    .....(左)GSカラオケの定番曲「バラ色の雲」 (右)GSの代表曲、ご存知「亜麻色の髪の少女」....
  

海辺サウンドが魅力的な「ワイルドワンズ」、グループの名前は加山雄三によって名づけられました。リーダー加瀬邦彦は初めはスパイダースに加入、その後寺内たけし「ブルージーンズ」に参加、1966年に「ワイルドワンズ」を結成し大ブレイク、その後も大活躍していたのに、昨年自殺してしまったことが悲しいニュースだ・・


    .....「ワイルドワンズ」、GSブームの象徴曲「想い出の渚」は誰もが知っている超有名曲ですネ~....
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       .....(左)絶叫が魅力的だった「愛するアニタ」 (右)アップテンポ曲「青空のある限り」....
    


フォークなのかGSかは判然としませんが、寺尾聡が所属した「サベージ」の「いつまでもいつまでも」ほのぼのした哀愁歌が印象に残ります。そして日本全国を大席巻した「帰ってきたヨッパライ」!♪「オラは死んじまっただ~!天国よいとこ一度はおいで~、酒は美味いしネーチャンは綺麗だ、ワ・ワ・ワッワ~」♪


  .....(左)「サベージ」の「いつまでもいつまでも」  (右)「フォーク・クルセダーズ」の「帰ってきたヨッパライ」....
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★後編もまたお楽しみに~!

後編はGS第2世代、1967~168年不動の人気を誇った「タイガース」に追い付け追い越せと次々に結成されたグループを紹介します。最大ライバルとして人気を博したショーケンの「テンプターズ」がまずは登場!

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さらに失神パフォーマンスの「オックス」、イケメン揃いの「ジャガーズ」、「長い髪の少女」ゴールデンカップス、「好きさ好きさ好きさ」のカーナビーツ、「小さなスナック」のパープルシャドウズ等が登場しますのでお楽しみに~!
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最後に、グループサウンズの大熱狂ブームに導いたビートルズの偉大なる影響力にあらためて尊敬の念を表したいと思います。日本中が興奮のるつぼと化した50年前の武道館コンサートを再現したCG演奏で締めましょう。今年の秋はまた日本にビートルズブームが再来しそうだなア・・!

                   


              2016年元旦に公開した「ビートルズ来日・私設資料館訪問記事」はコチラから



                                                         おわり

  by rollingwest | 2016-06-28 21:30 | Comments(136)

<2016年1月1日>新年ご挨拶&「ビートルズ私設資料館」訪問(来日50周年特集)


ブログ開設から8年半、アクセス数40万件を記録することができました。常日頃より皆様からの楽しいコメント頂戴し誠に感謝!今後もご愛顧よろしくお願い申し上げます。m(_"_)m

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本年もまた皆様と楽しく相互情報交換をさせて頂きます。今年もまた健康・無事安全に過ごせてよき1年となりますように・・!皆様のご多幸を祈念いたします。
                 
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★来日・熱狂の日から50年! 「私設ビートルズ資料館」訪問日記


今や世界文化・歴史に刻まれる偉大な存在「ビートルズ」、昨年は「ビートルズ1」映像が話題になりましたが、今年は来日50年の節目を迎えるので再びブームで賑うことでしょう。昨年夏、「ビートルズ資料館」を私設開設する方を訪問、お宝物展示を紹介しながら半世紀前の熱狂を再現してみたいと思います。


   ....(左)ビートルズ来日から半世紀か~!(右)私設ビートルズ資料館の4人写真&川崎大師御札...
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私設資料館の主・Ngchi氏は青春時代にビートルズに熱狂した某高校教師。2012年(ビートルズのデビュー50年)にコツコツ集めた約1万点のお宝物グッズを故郷・船橋市のマンション内に展示開設しました。見学は事前予約制となっており、昨年8月に蘊蓄を語り合う交流の場にRWも参加させて頂きました。


     ....「私設ビートルズ資料館」は船橋市(フナッシー様故郷)の某マンション1室にありました...
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   ....船橋市出身の高校教諭Ngchiさんが自費開設、いよいよ資料館内の紹介解説がスタート...
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資料館に入ると今まで見たことがない初期時代のシングル盤が数々展示されています!そりゃそうだなぁ、当時RWは小学校低学年だったのだから知る訳はないネ~と思いながらも目が釘付け状態・・


     ....貴重なビートルズコレクション、約1万点を無料公開。レアな初期シングル盤が多数陳列...
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                          「ビートルズ」名盤からのお気に入り曲(2008年10月)


   ....(左)書籍もコアなお宝物ばかり (右)殆ど初対面のEPジャケット盤が勢揃い!珍しい~!...
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オオッ、ジョンレノンとジョージハリスンのサインも展示されている!お二方とも今や天国に召されてしまいましたが、肉筆を初めて目の当たりにすることができて感激!しかし何でも揃っているコレクション館だネ~!


   ....(左)ジョンレノンとジョージハリスンの肉筆サイン (右) 来日公演(1966.7.2武道館)のポスター...
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公演チケットは東芝音楽工業から当選通知葉書が直接自宅に郵送、何とも微笑ましい時代だ。全5回公演が武道館開催だったので地方10代ファンは東京へ出てくることだけでも大変でした。「不良グループのコンサート」と禁止令を出す学校も多く、親に止められて涙を飲んだ若者も多かったことでしょう。


       ....東芝音楽工業も公演チケット当選のお知らせハガキ、ご丁寧な文章が・・....
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RWが中学生時代に毎月食い入るように読んだ音楽雑誌「ミュージックライフ」の創刊号やビートルズ特集号や週刊明星」の来日増刊号もある!懐かしさと同時に50年前とは思えない斬新さも感じました。


        ....夢中になった「ミュージックライフ誌」のビートルズ特集号!初対面して感激!...
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       .... 「週刊明星」のビートルズ来日増刊号!白黒写真はまさにお宝物的写真!...c0119160_17553939.jpgc0119160_17555731.jpgc0119160_17561086.jpg
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★50年前の若者達の熱狂に思いを馳せて・・


館内カメラ撮影は自由なので、当時の週刊誌・音楽雑誌記事から沢山珍しい写真をGETさせて貰いました。これらを繋ぎ合せてビートルズ東京滞在の5日間(1966年6/29~7/3)を再現してみましょう!


  ....今回撮影させて貰った音楽雑誌のお宝写真を繋ぎ合せて1966年の5日間を再現!...
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羽田空港に降り立ったビートルスのJALハッピ姿はまさに来日写真の象徴!6月29日早朝4時の到着なので迎えたファンは殆どいなかったと思いますが、羽田空港から永田町「キャピトル東急」(当時呼称ヒルトン東京)までは厳重の護衛移送体制。首都高を走るレトロな車を見るとまさに懐かしき昭和時代!

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  ....(左) 1966.6.29ついにビートルズ来日! (右)羽田空港から首都高へ(厳戒警備体制)...
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ホテル到着のビートルズは報道陣に囲まれ、記者から「貴方達は日本をいかなる国として認識し、何を期待して来日しましたか?」等のお固い質問にもユーモアたっぷりの反応で返したようです。「英国勲章は持ってきたのか?」の質問にはジョンが「イエス!と答えてテーブルのコースターを手にしたとのこと・・(笑)


  ... ホテルに到着したビートルズはテーブルに腰掛け立ちでリラックスした表情で初インタビューに応じる...
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                          <2008年2月>「ジョンレノン・ミュージアム」を訪ねて
  
当初は鎌倉・箱根へのドライブ予定をしていたようですが、前夜に警視庁から「ビートルズ外出はまかりならぬ!」と強く言い渡され中止。彼らは5日間のホテル牢獄生活を送る羽目になってしまいました。しかし彼らは短い時間で日本文化を吸収しようと福助・三味線・漫画等に興味を示して楽しく戯れました。


   ....ビートルズ4人やブライアン・エプスタインはホテルに缶詰状態。外出厳禁で退屈時間を持て余す...
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   ....(左)日本文化に触れて喜ぶリンゴスター (右)ジョンとリンゴが「シェー」姿を披露しておどける...
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7月1日朝、ポールは厳重な警備の中でうまくホテルを脱出しスタッフと皇居散歩に成功しましたが、ファンや報道陣にすぐに見つかりホテルに連れ戻されたそうです。監禁状態のビートルズと対面できた有名人は加山雄三、スィートルームで彼らと食事したのですから驚き!音楽評論家の湯川れい子も面会に成功


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   ....厳重な警備をかいくぐり皇居や二重橋周辺を散歩するポールの写真、貴重ですネ~...
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ビートルズ公演は3日間(6/30、7/1- 2)で5回行われ、約5万人の観客を集めました。公演はTV中継もされ60%近い異例の高視聴率を記録!武道館周辺は連日6千人の警官が配備され空前の警備体制


   ....初の音楽コンサートの舞台となった武道館(現代のロック殿堂)に並ぶ゙公演を待つ入場客...
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いよいよ日本における最初で最後のビートルズ公演がスタート!4人が武道館会場に現れると「ワ~!キャ~~!」と黄色い声に席巻されてしまいました。当時の少女達も今や前期高齢者世代か・・(苦笑)


   ....(左)館内は熱狂的な若者達で満杯 (右)ビートルズが武道館の舞台へ上がっていく...
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    ...黄色い声を上げた青春ギャル達も今や60~70歳を過ぎ、益々お元気かもしれない(笑)...
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司会はE.H.エリック、前座は内田裕也、尾藤イサオ、ドリフターズ(早く引っ込め~の声も)。いよいよ開幕曲は「ロックンロールミュージック」!名曲「イエスタディ」や「デイトリッパー」「アイフィールファイン」など11曲が披露。しかしギャルの黄色い歓声で殆ど聴き取れず、音楽を楽しみたかったファンは相当にムカついたことでしょう。


       ....ついにビートルズ登場!武道館会場に並べられた昭和の広告が懐かしい!..
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     ....ワーワーキャーキャーのギャル声で、ビートルズ生演奏は殆どかき消されてしまった・・(苦笑)...
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公演を終えたビートルズは7月3日羽田空港から日本を飛び立ちました。その後、解散してソロで各自メンバーは何度か日本を訪れましたが4人一緒での来日は実現せず、ビートスズファンにとってはまさに夢の3日間公演でした。披露された11曲は次回洋楽コーナーで全て紹介しますのでお楽しみに~!


  ....(左)武道館で11曲(イエスタディ等)を披露したビートルズ (右)羽田空港でお別れ!搭乗する4人...
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★館長さん自慢のオーディオルーム (ビートルズ音源・試聴会を満喫)


1F資料館展示を楽しみ解説頂いた後、今度は館長さん自慢のオーディオルーム(2F)階に案内されました。ここには立派なオーディオセットと世界各国から集められたビートルズ録音原盤に近い音質のアナログレコードや音楽CD等がぎっしりと並べられています。音源視聴と蘊蓄を語り合う会が始まり始まり~!


  ....今度は試聴会、Nさん自慢のオーディオルームへご案内頂く オッ懐かしい~、ポールのソロ「ラム」だ!...
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    ....ビートルズ録音原盤に近いお宝物のアナログレコードをかけて堪能。皆さん蘊蓄を語り合う...
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参加メンバーにはかなりマニアックな方もおり、英国オリジナル盤とドイツのマトリックス盤を比較して、どちらが原音に忠実なのか聴き比べたり語り合ったりしています。RWは音質音源には殆ど拘りがなくオーディオ知識にも詳しくないので高度な会話のやり取りには全くついて行けず黙って聴いているだけ・・(苦笑)

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    ....ジョンが家族の温もりを感じていた時代、軽井沢・万平ホテルから発信した絵葉書もあった...
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                         <2014年11月>軽井沢万平ホテルのレポート記事

資料館にはジョンがヨーコ・息子が軽井沢・万平ホテルで過ごしていた時、ディレクターへ投函した絵葉書も展示されていました。万平ホテルは2014年秋の軽井沢を周遊時に訪ねましたが素晴らしかった!


     ....2014年秋に訪ねた軽井沢、鮮やか紅葉に彩られた「万平ホテル」ゴージャスな雰囲気...
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                       <2010年12月>ジョンレノン生誕70年、暗殺30年目の命日

また若き日のブルーコメッツ(日本のGSブームのさきがけ)の写真パネルも飾られていました。ビートルズ来日の3ケ月後に「ヤング720」という若者向け音楽番組が放映開始されグループサウンズ人気の火付け役に・・!当時小学校4年だったRWは一挙にGSに嵌りタイガース、テンプターズ、オックス等が大好きでした。


    ....ビートルズ資料館にはブルーコメッツ写真も!ビートルズ来日が日本のGSブームに火を付けた...
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                          GS特集(前編):ザ・タイガース2013奇跡の完全復活

2013年はザ・タイガースが完全復活しGS特集の第1弾を公開しましたが、次回はビートルズ来日の50周年を迎える6月下旬にグループサウンズ特集続編を皆様にお届けしようと思います。コチラもお楽しみに~


    ....(左)2013年12月に完全復活をしたザ・タイガース (右)ショーケンが率いるザ・テンプターズ...
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ビートルズ来日やGSブームからもう50年も経つのか~!昭和は遠くなりにけり・・。古きよき時代を懐かしむ中年になってしまいましたが、時たまこのような企画で昭和をレビューしてみたいと思います。


        ....(左)来日時にビートルズが着たJALハッピ (右)デビュー曲「ラヴミードゥ」のポスター...
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                    「ビートルズ来日・武道館で演奏した全曲」はコチラから
 
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  by rollingwest | 2016-01-01 00:00 | Comments(150)

<2013年11月27日>GS特集:ザ・タイガース2013奇跡の完全復活

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★日本GSブームの頂点だった「ザ・タイガース」が12月に完全復活


小生が10歳前後の頃(1960年代末期・高度成長期)に一世を風靡したグループサウンズの王者「ザ・タイガース」。全盛期メンバーが12月に再会し完全復活が実現します。解散から早くも42年の歳月が経ちフルメンバーが全て揃うのは今回初めて!全員が前期高齢者になりましたが奇跡の集結がついに・・!  

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全盛期のメンバーとは、沢田研二(Vo)、加橋かつみ(Vo/Gt)、岸部一徳(Bs)、瞳みのる(Dm)、森本太郎(Gt)。1969年から加橋かつみの交代加入した岸部シローも体調が回復すれば参加するらしい。ツアー日程は12/3武道館からスタートし、全国主要都市を巡って12/27東京ドームにて最後を飾るとのこと


   ......日本のGSブームで断トツの人気を誇った「ザ・タイガース」、小生の憧れの的でした......
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今回の奇跡的な全員復活をお祝いして、タイガース(以降ザは省略)の往年名曲に彩られた栄光史、再結成に至る紆余曲折の経緯などをレポートします。これを機会にGS特集も組んでみようと思い立ち、3回に分けて(前編はタイガースだけに絞り、それ以外のグループは中・後編で)懐かしい曲を紹介予定





★タイガース結成から全盛期時代の栄光


タイガースは、4人の高校生仲間(沢田研二を除く)によって1965年結成され京都のダンス喫茶でバンド出演したことが始まりです。翌年から沢田を加えてファニーズのグループ名で大阪ミナミに活動範囲を拡大していた所、内田裕也の目に留まり渡辺プロに紹介・スカウトされ東京へ進出することとなりました。


    .....「週刊明星」のアイドル表紙や、ジュリーの♪「君だけに~」のアクションポーズも懐かしい!....
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関西出身バントということから、熱狂的な阪神ファンだった作曲家すぎやまこういちが名前を半ば強引に「ザ・タイガース」と変更し、1967年2月「僕のマリー」でレコードデビューを果たしました。当時はスパイダースやブルーコメッツがGSブームの先駆でしたが、一躍・タイガースが人気バンドNO1に台頭しました。


   ......デビュー曲「僕のマリー」('67年2月)、遠慮がちな歌い方・曲調が初々しさを感じさせる......
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「シーサイドバウンド」「モナリザの微笑」「君だけに愛を」「花の首飾り」等の名曲が大ヒット!若者の心を捉え彼らの人気は大爆発。「ヤング720」という朝番組が情報源、小生も小学生ながら毎日見ていたものだ。


      ......「シーサイドバウンド」('67年5月)、湘南サウンドの先駆けUPテンポで爽快なリズム.....
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「チョッコレート、チョッコレートチョッコレートは明治~♪」でお馴染の明治製菓の菓子CMソンクの主役はタイガースでした。森永製菓は対抗してテンプターズを起用「ヤング森永~♪」。高度成長期CM合戦が懐かしい~


    ......当時はチョコレート・キャラメル・ガムのCMには芸能界大物が続々と出演しておりました......
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         ......歯切れのいいPOPなサウンドが印象的だった「シーシーシー」('68年7月)......
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「ザ・タイガース、世界はボクらを待っている」(1968東宝)は小学生時代に心ときめかせて見に行った懐かしの映画。アンドロメダ星の王女シルヴィとジュリーが恋をするSFテイストなメルヘンチックLOVEコメディ。主題歌「花の首飾り/銀河のロマンス」や「モナリザの微笑み」は彼らの最大の名曲。何度聴いても懐かしい~!


  ......映画「世界はボクらを待っている」('68年春公開)の主題歌「銀河のロマンス」&「花の首飾り」.....
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      ......「モナリザの微笑み」('67年5月)は映画のプロロークを飾る哀愁に満ちた曲だった......
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★タイガース再結成に至るまでの経緯 (6人のメンバーそれぞれの人生・紆余曲折)


これ以降は、往年のメンバー6人の紹介を交えながら名曲紹介を続けていきましょう。初期結成時は、岸部おさみ(サリー)、森本太郎(タロー)、加橋かつみ(トッポ)、瞳みのる(ピー)の4人。これに沢田研二(ジュリー)が加わり全盛期、トッポ脱退(1969)後は岸部シロー(サリーの弟)が加入しましたがまもなく解散・・


  .....映画の中でも流れていた名曲「落ち葉の物語」('68年1月)「君だけに愛を」のB面曲でした.....
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解散後10年目の再結成がありましたが、往年全盛期のフルメンバーで揃うことは40年以上もありませんでした。最大理由は、瞳みのる(ピー)と加橋かつみ(トッポ)が同タイミンクで゙参加する機会が実現しなかったため。各自の人生観の違いや人間関係の確執からチグハグに折り合わず紆余曲折の経緯が・・


   ......「世界はボクらを待っている」の懐かしい演奏シーン、皆が王子様イメージに仕立てられた......
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最初にスピンアウトしたのは加橋かつみでした。人気を支える10代少女層への売り出し方で王子様のようなタイツ衣装を着せられ、アーティスト志向の強い加橋(ロック不良少年が原点)にとってはアイドル路線が耐えられず、ステージでギターを割ったり蒸発したりの奇行で他メンバーと対立することが多くなっていました。そんな彼が2度目の蒸発でタイガースから除名されたのは1969年3月、デビューから3年目のこと・・


    ......(左)瞳みのる(ピー) 紆余曲折の経緯は2人の動向だった (右)加橋かつみ(トッポ)......
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加橋に同情的だった瞳みのるも芸能界に嫌悪感を抱き1971年バンド解散後は音楽活動からスッパリ縁を切り、勉強に励み何と慶応高校の中国語教師に転身、学問界で地位を築いたのです。昨年、皆の説得で人間関係を修復しついに41年ぶりに復帰コンサートに参加。しかし当時は加橋が不参加でした。


    ......1982年「10年ロマンス」で再結成。まだ当時は皆35歳前後、やはり若々しいネ~......
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グループ解散後に10年目で彼らは一時的に再結成を果たしました。「色つきの女でいてくれよ」がヒットしましたネ~。当時は加橋がメンバーに加わっていましたが、瞳は芸能界を完全引退していたため不参加


        .....「♪さよなら~僕の美少女よ~!」復活ヒット曲「色つきの女でいてくれよ」......
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結成時からのリーダーは岸部おさみ(サリー)。当時はアイドルメンバー勢揃いの中で一番オジサン臭く、女性からの黄色い声は殆ど飛ばない地味な存在でしたが、晩年の充実ぶりはメンバーの中でも突出しています。1975年には俳優業に転身し「岸部一徳」へと改名。映画、TVドラマ等で活躍し日本アカデミー賞最優秀主演男優賞の栄誉に輝いており、名脇役として存在感を発揮。携帯電話のオトボケCMも笑えます。


 .....(左)岸部おさみ(サリー)、「一徳」と改名し現在も大活躍 (右)岸部シロー(兄と対照の転落人生).....
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対照的な人生を辿ったのはサリーの弟・岸部シロー、解散後はタレントとして大活躍。夏目雅子主演「西遊記」で沙悟浄役を演じ大ブレイク、TVワイドショー「ルックルックこんにちは」で司会を務める程でしたが1998年に事業失敗で自己破産・転落の道へ・・。2003年は脳梗塞を患い歩行困難状態、今回の復帰は?


          ....やはり「青い鳥」は名曲、ザ・タイガースのメルヘン曲のNO1!......
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森本太郎(タロー)は、静かな2枚目、彼の地味ながらも清楚な雰囲気に多くの女性ファンがいたように思えます。タイガース解散後は彼主体のバンドを何度も結成し、その後も音楽プロデューサーとしても活躍。90年代もロックユニットなど音楽活動を着実に継続しており、いい歳の取り方をしている印象があるネ~


    .....(左)音楽活動一直線の森本太郎」(タロー)  (右)沢田研二(ジュリー)、今の姿は・・......
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LASTトリはやはり沢田研二、彼の写真だけは当時のままとします。(今の肥満姿は目を覆うばかり)タイガースの最高アイドルは解散後も70年代の日本POPS界のキングとして君臨し続けていました。「危険な二人」「時の過ぎゆくままに」「勝手にしやがれ」「憎みきれないろくでなし」。嗚呼、栄光の時代


     ......映画主題歌「銀河のロマンス」('68年3月)♪「シルヴィー、マイラ~ブ、シャラララ・・」......
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輝くような美男子ジュリー、1975年ピーナッツ・伊藤エミ(昨年逝去)と結婚(1987年離婚)、1989年に田中裕子(おしん主役)と再婚。TVで光源氏を演じたこともあるモテ男も今はブクブクの肥満初老中年となってしまった・・(泣) しかしタイガース完全メンバーでの再結成に向け執念を燃やし続け、実現させたのは彼でした。2011年LIVEツアーで不参加だった加橋かつみを説得し初めて往年メンバーが全て揃うことに!


      ......彼らの最大級のヒット曲 「花の首飾り」~「君だけに愛を」をメドレーで!.....
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加橋かつみが澄み切った声で歌い上げる「廃墟の鳩」(花の首飾りと並ぶ美曲)は小生の最愛曲。彼が不在ではやはり真のタイガースではありません。非常に気難しい加橋を参加させるため各方面から度重なる説得があったそうです。今回の再結成がいかに長く艱難辛苦の末に実現したことか・・。


     ......小生が最も愛する名曲「廃墟の鳩.」('68年10月)、原爆の廃墟に平和を祈る歌.....
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若い頃は考えの違いや利害・人間関係から生じた衝突、矛盾・葛藤が多くあったと思います。しかし時間が解決してくれたことも大きな要素・・。60代半ばとなったメンバーにはそれぞれに重みがあります。互いの人生を尊重しあい、壁を取り払い乗り越えて今年実現する喜ばしい「心の再結成」!彼らが全員で奏でる演奏や美しいコーラスは全国を席巻してくれることでしょう。今後とも是非長生きして下さいネ


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タイガース再結成で火が点いてしまった「懐かしのGSサウンドへの郷愁」、次回は中・後編2回に分けて往年のアイドルグループの名曲を数々紹介したいと思います。テンプターズ、ワイルドワンズ、スパイダース、ブルーコメッツ、オックス、ヴィレッジシンガーズ、ゴールデンカップス、ジャガーズ、カーナビーツ、モップス・・etc、お楽しみに~!


                                                             おわり

  by rollingwest | 2013-11-27 17:12 | グループサウンズ | Comments(83)