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<2016年1月1日>新年ご挨拶&「ビートルズ私設資料館」訪問(来日50周年特集)


ブログ開設から8年半、アクセス数40万件を記録することができました。常日頃より皆様からの楽しいコメント頂戴し誠に感謝!今後もご愛顧よろしくお願い申し上げます。m(_"_)m

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本年もまた皆様と楽しく相互情報交換をさせて頂きます。今年もまた健康・無事安全に過ごせてよき1年となりますように・・!皆様のご多幸を祈念いたします。
                 
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★来日・熱狂の日から50年! 「私設ビートルズ資料館」訪問日記


今や世界文化・歴史に刻まれる偉大な存在「ビートルズ」、昨年は「ビートルズ1」映像が話題になりましたが、今年は来日50年の節目を迎えるので再びブームで賑うことでしょう。昨年夏、「ビートルズ資料館」を私設開設する方を訪問、お宝物展示を紹介しながら半世紀前の熱狂を再現してみたいと思います。


   ....(左)ビートルズ来日から半世紀か~!(右)私設ビートルズ資料館の4人写真&川崎大師御札...
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私設資料館の主・Ngchi氏は青春時代にビートルズに熱狂した某高校教師。2012年(ビートルズのデビュー50年)にコツコツ集めた約1万点のお宝物グッズを故郷・船橋市のマンション内に展示開設しました。見学は事前予約制となっており、昨年8月に蘊蓄を語り合う交流の場にRWも参加させて頂きました。


     ....「私設ビートルズ資料館」は船橋市(フナッシー様故郷)の某マンション1室にありました...
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   ....船橋市出身の高校教諭Ngchiさんが自費開設、いよいよ資料館内の紹介解説がスタート...
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資料館に入ると今まで見たことがない初期時代のシングル盤が数々展示されています!そりゃそうだなぁ、当時RWは小学校低学年だったのだから知る訳はないネ~と思いながらも目が釘付け状態・・


     ....貴重なビートルズコレクション、約1万点を無料公開。レアな初期シングル盤が多数陳列...
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                          「ビートルズ」名盤からのお気に入り曲(2008年10月)


   ....(左)書籍もコアなお宝物ばかり (右)殆ど初対面のEPジャケット盤が勢揃い!珍しい~!...
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オオッ、ジョンレノンとジョージハリスンのサインも展示されている!お二方とも今や天国に召されてしまいましたが、肉筆を初めて目の当たりにすることができて感激!しかし何でも揃っているコレクション館だネ~!


   ....(左)ジョンレノンとジョージハリスンの肉筆サイン (右) 来日公演(1966.7.2武道館)のポスター...
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公演チケットは東芝音楽工業から当選通知葉書が直接自宅に郵送、何とも微笑ましい時代だ。全5回公演が武道館開催だったので地方10代ファンは東京へ出てくることだけでも大変でした。「不良グループのコンサート」と禁止令を出す学校も多く、親に止められて涙を飲んだ若者も多かったことでしょう。


       ....東芝音楽工業も公演チケット当選のお知らせハガキ、ご丁寧な文章が・・....
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RWが中学生時代に毎月食い入るように読んだ音楽雑誌「ミュージックライフ」の創刊号やビートルズ特集号や週刊明星」の来日増刊号もある!懐かしさと同時に50年前とは思えない斬新さも感じました。


        ....夢中になった「ミュージックライフ誌」のビートルズ特集号!初対面して感激!...
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       .... 「週刊明星」のビートルズ来日増刊号!白黒写真はまさにお宝物的写真!...c0119160_17553939.jpgc0119160_17555731.jpgc0119160_17561086.jpg
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★50年前の若者達の熱狂に思いを馳せて・・


館内カメラ撮影は自由なので、当時の週刊誌・音楽雑誌記事から沢山珍しい写真をGETさせて貰いました。これらを繋ぎ合せてビートルズ東京滞在の5日間(1966年6/29~7/3)を再現してみましょう!


  ....今回撮影させて貰った音楽雑誌のお宝写真を繋ぎ合せて1966年の5日間を再現!...
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羽田空港に降り立ったビートルスのJALハッピ姿はまさに来日写真の象徴!6月29日早朝4時の到着なので迎えたファンは殆どいなかったと思いますが、羽田空港から永田町「キャピトル東急」(当時呼称ヒルトン東京)までは厳重の護衛移送体制。首都高を走るレトロな車を見るとまさに懐かしき昭和時代!

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  ....(左) 1966.6.29ついにビートルズ来日! (右)羽田空港から首都高へ(厳戒警備体制)...
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ホテル到着のビートルズは報道陣に囲まれ、記者から「貴方達は日本をいかなる国として認識し、何を期待して来日しましたか?」等のお固い質問にもユーモアたっぷりの反応で返したようです。「英国勲章は持ってきたのか?」の質問にはジョンが「イエス!と答えてテーブルのコースターを手にしたとのこと・・(笑)


  ... ホテルに到着したビートルズはテーブルに腰掛け立ちでリラックスした表情で初インタビューに応じる...
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                          <2008年2月>「ジョンレノン・ミュージアム」を訪ねて
  
当初は鎌倉・箱根へのドライブ予定をしていたようですが、前夜に警視庁から「ビートルズ外出はまかりならぬ!」と強く言い渡され中止。彼らは5日間のホテル牢獄生活を送る羽目になってしまいました。しかし彼らは短い時間で日本文化を吸収しようと福助・三味線・漫画等に興味を示して楽しく戯れました。


   ....ビートルズ4人やブライアン・エプスタインはホテルに缶詰状態。外出厳禁で退屈時間を持て余す...
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   ....(左)日本文化に触れて喜ぶリンゴスター (右)ジョンとリンゴが「シェー」姿を披露しておどける...
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7月1日朝、ポールは厳重な警備の中でうまくホテルを脱出しスタッフと皇居散歩に成功しましたが、ファンや報道陣にすぐに見つかりホテルに連れ戻されたそうです。監禁状態のビートルズと対面できた有名人は加山雄三、スィートルームで彼らと食事したのですから驚き!音楽評論家の湯川れい子も面会に成功


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   ....厳重な警備をかいくぐり皇居や二重橋周辺を散歩するポールの写真、貴重ですネ~...
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ビートルズ公演は3日間(6/30、7/1- 2)で5回行われ、約5万人の観客を集めました。公演はTV中継もされ60%近い異例の高視聴率を記録!武道館周辺は連日6千人の警官が配備され空前の警備体制


   ....初の音楽コンサートの舞台となった武道館(現代のロック殿堂)に並ぶ゙公演を待つ入場客...
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いよいよ日本における最初で最後のビートルズ公演がスタート!4人が武道館会場に現れると「ワ~!キャ~~!」と黄色い声に席巻されてしまいました。当時の少女達も今や前期高齢者世代か・・(苦笑)


   ....(左)館内は熱狂的な若者達で満杯 (右)ビートルズが武道館の舞台へ上がっていく...
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    ...黄色い声を上げた青春ギャル達も今や60~70歳を過ぎ、益々お元気かもしれない(笑)...
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司会はE.H.エリック、前座は内田裕也、尾藤イサオ、ドリフターズ(早く引っ込め~の声も)。いよいよ開幕曲は「ロックンロールミュージック」!名曲「イエスタディ」や「デイトリッパー」「アイフィールファイン」など11曲が披露。しかしギャルの黄色い歓声で殆ど聴き取れず、音楽を楽しみたかったファンは相当にムカついたことでしょう。


       ....ついにビートルズ登場!武道館会場に並べられた昭和の広告が懐かしい!..
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     ....ワーワーキャーキャーのギャル声で、ビートルズ生演奏は殆どかき消されてしまった・・(苦笑)...
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公演を終えたビートルズは7月3日羽田空港から日本を飛び立ちました。その後、解散してソロで各自メンバーは何度か日本を訪れましたが4人一緒での来日は実現せず、ビートスズファンにとってはまさに夢の3日間公演でした。披露された11曲は次回洋楽コーナーで全て紹介しますのでお楽しみに~!


  ....(左)武道館で11曲(イエスタディ等)を披露したビートルズ (右)羽田空港でお別れ!搭乗する4人...
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★館長さん自慢のオーディオルーム (ビートルズ音源・試聴会を満喫)


1F資料館展示を楽しみ解説頂いた後、今度は館長さん自慢のオーディオルーム(2F)階に案内されました。ここには立派なオーディオセットと世界各国から集められたビートルズ録音原盤に近い音質のアナログレコードや音楽CD等がぎっしりと並べられています。音源視聴と蘊蓄を語り合う会が始まり始まり~!


  ....今度は試聴会、Nさん自慢のオーディオルームへご案内頂く オッ懐かしい~、ポールのソロ「ラム」だ!...
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    ....ビートルズ録音原盤に近いお宝物のアナログレコードをかけて堪能。皆さん蘊蓄を語り合う...
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参加メンバーにはかなりマニアックな方もおり、英国オリジナル盤とドイツのマトリックス盤を比較して、どちらが原音に忠実なのか聴き比べたり語り合ったりしています。RWは音質音源には殆ど拘りがなくオーディオ知識にも詳しくないので高度な会話のやり取りには全くついて行けず黙って聴いているだけ・・(苦笑)

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    ....ジョンが家族の温もりを感じていた時代、軽井沢・万平ホテルから発信した絵葉書もあった...
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                         <2014年11月>軽井沢万平ホテルのレポート記事

資料館にはジョンがヨーコ・息子が軽井沢・万平ホテルで過ごしていた時、ディレクターへ投函した絵葉書も展示されていました。万平ホテルは2014年秋の軽井沢を周遊時に訪ねましたが素晴らしかった!


     ....2014年秋に訪ねた軽井沢、鮮やか紅葉に彩られた「万平ホテル」ゴージャスな雰囲気...
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                       <2010年12月>ジョンレノン生誕70年、暗殺30年目の命日

また若き日のブルーコメッツ(日本のGSブームのさきがけ)の写真パネルも飾られていました。ビートルズ来日の3ケ月後に「ヤング720」という若者向け音楽番組が放映開始されグループサウンズ人気の火付け役に・・!当時小学校4年だったRWは一挙にGSに嵌りタイガース、テンプターズ、オックス等が大好きでした。


    ....ビートルズ資料館にはブルーコメッツ写真も!ビートルズ来日が日本のGSブームに火を付けた...
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                          GS特集(前編):ザ・タイガース2013奇跡の完全復活

2013年はザ・タイガースが完全復活しGS特集の第1弾を公開しましたが、次回はビートルズ来日の50周年を迎える6月下旬にグループサウンズ特集続編を皆様にお届けしようと思います。コチラもお楽しみに~


    ....(左)2013年12月に完全復活をしたザ・タイガース (右)ショーケンが率いるザ・テンプターズ...
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ビートルズ来日やGSブームからもう50年も経つのか~!昭和は遠くなりにけり・・。古きよき時代を懐かしむ中年になってしまいましたが、時たまこのような企画で昭和をレビューしてみたいと思います。


        ....(左)来日時にビートルズが着たJALハッピ (右)デビュー曲「ラヴミードゥ」のポスター...
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                    「ビートルズ来日・武道館で演奏した全曲」はコチラから
 
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  by rollingwest | 2016-01-01 00:00 | Comments(150)

<2010年12月8日>ジョンレノン生誕70年、暗殺30年目の命日

★はじめに

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ジョンレノン暗殺、1980年12月8日。あの日から30年の月日が刻まれ、命日の節目を迎えます。ニューヨーク市の自宅アパート「ダコタハウス」前において狂信的なファンに銃で殺害されたのです。小生は当時社会人1年生(北海道勤務)の冬、独身寮でこのショッキングな訃報に接しました。嗚呼、光陰矢の如し・・


         ......「イマジン」(1971)はジョン・ソロ時代における最大の名盤.....
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これを伝える30年前のニュースをご覧下さい。1980年といえば「Japan as No1」とか言われ日本が経済最高潮でも先端技術でも世界一と褒め称えられた時代。バブルの前でもあり、将来への成長・未来の夢を十分持てたよき時代だったなあ・・。


         .....「ジョンレノン暗殺」を伝えるニュース(1980年12月)、時代の流れを感じますね~!.....
                       

      ......(左)晩年ジョンが住んでいた「ダコタハウス」 (右)NYセントラルパークの「イマジンメモリアル」......
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あの日から早30年、そしてジョンが生きていれば70歳を迎えます。ジョンが古希ですか、信じられん。70歳近くになっても跳んだり跳ねたりして今だロック・最前線にいるストーンズのミックジャガーは化け物かも・・。今年はビートルズ解散(1970)から40年・節目の年、小生がロックに本格夢中になってからも40年


             ........09年9月リリースされたビートルズ「デジタルリマスター盤」.......
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節目2010年もジョンの命日とともに暮れようとしています。ビートルズは何度も紹介してきましたので今回はジョンのソロ時代から暗殺されるまでの10年にスポットを当てた記事にしたいと思います。

          ........ジョン1980年復活の象徴曲「スターティングオーバー」.......
                



★ビートルズ時代(簡単におさらい)

ビートルズの歴史や名曲を改めて知りたい方は、下記リンク記事からご御覧下さい。70歳近い往年メンバーの中でまだ存命はポールとリンゴの2人のみ。この頃彼らはまさしく「4人はアイドル」・・

                                   「ビートルズ」の歴史や特集記事はコチラから


    .......元気に飛び跳ねていた初々しい60年前半マシュルームカット・ビートルズ (右)名曲「ヘルプ!」........
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今年2月、S聖二に六本木「アビーロード」に連れて行ってもらい(神楽坂様&しむけん様も・・)、「パロッツ」というビートルズコピーバンドの生演奏を楽しませてもらいました。オリジナルかと思うほど似ていた・・

                   <2010年2月>アビーロードでパロッツLIVEを堪能!」の記事はコチラから

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ビートルズ名曲の殆どは「レノン&マッカートニー」の共作、ジョンレノンが主体で生まれた曲はどれだろう?「プリーズプリーズミー」「ハードデイズナイト」「涙の乗車券」「アイフィールファイン」「ヘルプ」「デイトリッパー」「抱きしめたい」「オールニードイズラブ」「ストロベリーフィールズフォエバー」「レボリューション」「カムトゥゲザー」「アクロスザユニバース」・・・


          .......音楽性を進化、メンバーは独自路線に。徐々に解散の道へ.......
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ビートルズ解散の原因は、マネージャー・エプスタインの死、アップル社事業失敗、ポールと他メンバーの対立等幾つかありますが、オノヨーコの登場も大きな原因でした。前衛芸術家・ヨーコに惹かれたジョンはビートルズ活動場所にも彼女を連れてくるようになり、グループメンバーの心は徐々に離れバラバラになっていきました。

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そして1970年4月、ポール脱退宣言でビートルズは解散。最後のレコーディング盤は「アビーロード」ですが、解散後にリリースされた「レットイットビー」(映画サウンドトラック版)が実質ラストアルバムのように思われています。この映画を見て本格的にビートルズに嵌り始めた中2の当時、もう解散していたなんて知らなかった・・。


                                   
     .....(左)永遠の名曲「レットイットビー」(解説不要) (右)ジョンの隠れたソロ名曲「ゴッド」..........


 

★ソロ活動開始~ヨーコとの反戦活動、国外退去・別居

             .........初ソロアルバム「ジョンの魂」(1970)、名曲の数々が。........
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解散後ヨーコと「プラスチックオノバンド」を結成、反戦平和運動を精力的に推し進め「ジョンの魂」や「イマジン」などの数々の名作を発表します。1970年初期がジョンのソロ時代で一番充実していた時期・・


      ......(左)ベッドイン反戦PRパフォーマンス    (右)ジョンが作った映画「僕の戦争」.......
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ヨーコとベッドインの奇行的な反戦活動や前衛的音楽活動には馴染めなかった・・、小生も今だ好きになれません。往年のビートルズファンは、ジョンを独占しあらぬ方向に導き入れたヨーコを嫌う人が多いかも。ヨーコは何と安田財閥創始者「安田善次郎」の曾孫でした!でもそれが彼女は息苦しく嫌だったらしい。


          ......「パワートゥザピープル」 ベトナム戦争STOP!反戦を唱え続けた。.......
                                
米国移住した2人の平和運動は新左翼文化人との交流で過激な方向に走り始めたため、当時ニクソン政権から72年麻薬不法所持で国外退去を命じられ居住権を巡り米国政府との闘いが続きました。


          ........「サムタイム・イン・ニューヨークシティ」(1972)       「マインドゲーム」(1973).......
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74年前後はヨーコとも別居、酒びたりで荒れた生活に陥り一番不遇な時代だったかもしれません。しかし「真夜中を突っ走れ」でエルトンジョンと共演、打ち上げパーティで別居中のヨーコと再会し、復縁


    ......ルーシーインザスカイをカバー「エルトンジョン」と共演、「真夜中を突っ走れ」(1974).......
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ビートルズファンに評判芳しくないヨーコですが、ジョンにとってはポールとの確執・ビートルス残照から救ってくれた代え難い存在であり、その後の別居であらためてヨーコの素晴らしさに気付かされたのでしょう。



★両親から与えてもらえなかった愛を、息子に・・

ジョンが母のお腹の中にいる時、父(外国船水夫)は航海に出たまま行方不明(その後再会)母も新恋人と生活するようになり、ジョンは伯母に育てられました。両親の愛に飢えた不遇な幼少時代。初ソロアルバム「ジョンの魂」の「マザー」で絶叫し、今まで抑えられていた心情を赤裸々に吐露します。


   .......(左)両親に見捨てられたジョン        (右)若かりしリーゼント姿........
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   ......「マザー」(お母さん行かないで。お父さん帰って来て)  「ジェラスガイ」(鬱屈・少年時代)...... 

別居ヨーコとの縁りを戻し、ついに2人の間には子宝が恵まれました。1975年秋にショーンレノンが誕生。ジョンは自らが幼少期に恵まれなかった渇望の親からの愛を、倍以上に息子ショーンに注ぎたかったのでしょう。音楽活動を中止し、ついに主夫宣言をしたのです。(今なら子育て手当が貰えるかも・・)


    .......(左)上野動物園やホテルオークラプールでショーンを抱くレノン   (右)ショーンレノン、今や35歳.....
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あまり知られていないのかもしれませんが、親子3人は77~79年の3年間に3回も来日して軽井沢や京都を訪れています。当時の思い出写真は「ジョンレノン家族生活」(廃刊)として出版されました。


    ......「ジョンレノン家族生活」(絶版)、軽井沢・家族旅行(鬼押出し)&名曲「ドリーム」........
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インターネット普及の現代では、ジョンがこんなお忍びの家族旅行を楽しむことはできなかったことでしょう。今なら、ジョン親子を見かけた観光客がツイッターで情報を拡げ見る間に野次馬に囲まれたのでは・・


         .......(左)ヨーコの母との2SHOT (右)浴衣姿  In 軽井沢.......
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ジョンにはシンシアという前妻がいました。その息子はジュリアン・レノン。(85年前後、世界音楽シーンで活躍)両親と生活したことのないジョンはジュリアンにどう接すればいいのか分からず相当に戸惑っていたらしい。母親シンシアの離婚とともにジュリアンも同じように父親から愛を注いでもらうことができなかったのです。


    ......(左)前妻シンシア (右)息子ジュリアンレノン(グラミー賞新人賞ノミネート)、ジョンの声ソックリ......
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 ....(左)ジュリアンレノン「ヴァロッテ」     (右)ジュリアンを励ますためポールが作曲した「ヘイジュード」.....
 
世界的な大ヒット曲「ヘイジュード」は、ジョンとシンシアの破局で心配したポールがジュリアンを励ました歌でした。ショーンとの仲も悪くないようですが、ジュリアンの方が若き頃のジョンに姿も声も瓜二つのような気が・・


   .....(左)「鬼押出し」観音堂で鐘をつくジョン家族  (右)軽井沢で息子ショーンとフリスビーで遊ぶ.......
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ジョンはショーンを可愛くて仕方がなかったようです。80年に復活した遺作アルバム「ダブルファンタジー」には、「ビューティフルボーイ」という曲があり、目に入れても痛くない息子を思う親馬鹿なるジョンの姿が・・
            


★1980年ジョン復活、その直後に暗殺・・、そして伝説に・・

主夫宣言をして愛するショーンを5歳まで育て上げ、父親としての役割を十分果たしたジョンは、充実感に満たされ再び音楽活動に復帰します。1980年、ついにヨーコとの愛の傑作「ダブルファンタジー」が完成、そしてその直後にジョンは凶弾に倒れ天に召されてしまったのです。


      .......「ダブルファンタジー」で復活(1980)、「ウーマン」は愛するヨーコを再び惚れ直した歌かも・・......
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08年2月「ジョンレノンミュージアム」(さいたま市)を訪問しました。10年前にジョン60歳生誕記念で開設された世界初のレノン記念館、130点のジョンゆかりの品々(ギター・眼鏡・衣類等)が展示されていた。

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      .........今はもう閉鎖、「ジョンレノンミュージアム」に飾られた写真の数々.......
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しかし9月末で、所有企業との契約切れに伴い閉鎖されてしまいました。節目年なのに残念・・。このニュースはあまり大きな話題にならなかった気がします。やはりヨーコ側からの表現許諾の縛りが強く、偏ったジョンの表現だという評価もあり、今一つ万人の共感が得られていなかったからなのかな・・?


        ....... (左)ジョン愛用の白いピアノ   (右)「ジョンレノンミュージアム」エントランス.......
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しかしレノンミュージアムでは、今まで知らなかったジョンの表情・生涯・お宝をこと細かに知ることができ大変興味深かった・・。ヨーコはいつかどこかでミュージアムを再開させたいと明言しているので大いに期待
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暗殺直前にインタビューで彼はこんな言葉を残しました。 「僕が一緒に仕事をした芸術家は2人しかいない。ポールマッカートニーとオノヨーコ。とても良い選択だった」。ジョンの名曲は永遠に皆の心に残り続けるでしょう。小生も節目年の命日にあらためてビートルズをジョンをレビューできて何かスッキリした気持です。


       ......40年前に聴き今も一番小生が大好きなジョンのソロ曲「ラブ」.......
                

                                                        おわり

  by rollingwest | 2010-12-04 00:00 | 洋楽(ロック・POPS) | Comments(74)

<2010年2月6日>ビートルズ解散40周年:アビーロードでパロッツ・LIVEを堪能!

★2010年はビートルズの節目の年

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今年はビートルズ解散(1970)から40年、ジョンレノン暗殺(1980)から30年の節目を迎えます。昨年秋にデジタル・リマスター盤が発売、若者達も彼らの魅力を新たに知って、ブーム再来の感があるなぁ・・。

                         
               ........昨年秋にリリースされ話題となったデジタル・リマスター盤.......... 
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小生も最近ビートルズマニアの親友に誘われ新たな再発見をしました!昨年何度も企画しながらも実現していなかった六本木「アビーロード」でビートルズ・コピーバンドのLIVEを漸く聴けたことです。
洋楽ロック記事の更新を長くサボっており、m(_ _)m。 久しぶりにビートルズの登場でありま~す。
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★前哨戦:ロック・洋楽のカラオケ歌いまくり
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本ブログに毒舌広島弁で登場してくるS聖二(大学時代の親友)は「アビーロード」の馴染み客です。彼とは音楽趣味も昔からバッチリ合っており、年に何回か60~70年代の洋楽ロックの歌い捲りに行っています。今回も前哨戦、14時半に高田馬場BIG・BOXで待ち合わせ洋楽カラオケ三昧に突入~

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彼はこよなくビートルズを愛し、自分自身もビートルズ・コピーバンドを組んで生演奏を実演しています。
彼がカラオケで専ら歌うのは初期時代曲(LIVE中心)、小生は中・後期(ラバーソウル以降)の曲が好きなのでお互いうまく棲み分けしているかもしれません。(よく歌うお気に入り曲:下記ユーチューブ掲載)


「インマイライフ」                          「アクロス・ザ・ユニバース」                 
(ラバーソウルより)                         (レットイットビーより)


「ルーシー・インザ・スカイ・ウィズ・ザ・ダイアモンズ」      「ストロベリーフィールズ・フォーエバー」 
                 
(サージェントペッパーズ・ロンリーハーツ・クラブバンドより)         (マジカルミステリーツアーより)


カラオケは14時半~17時まで2人で今回も連続60曲近くやっちまった~!でもS聖二とは過去何回もビートルズ曲を沢山歌ってきたので、今回はそれ以外の洋楽曲(主に70年代)へのトライアルが中心

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★六本木「アビーロード」に入店

さていよいよ次は本日のメインイベント!ビートルズコピーバンドのLIVE体験。高田馬場で夕食を軽く摂り、六本木へと向かいます。ROPPONGIで飲むなんて本当に久しぶりだけど、いつも華やかだね~! 

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ビートルズコピーバンドは数多く存在しますが、S聖二によると今回LIVEを聴く「パロッツ」が実力NO1とのこと。有名なビートルズパブ「キャバンクラブ」(六本木)出身で今は「アビーロード」に専属的出演


            ........いよいよ「アビーロード」の店内に入る!数々のお宝物が!..........
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「マスター、今日もよろしく~!」、場馴れしたS聖二が店内装飾やLIVEステージ進行など楽しみ方の詳細ポイントを教えてくれます。ビートルズ人形やお宝写真、実際使用されたギターも飾ってある!
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18時過ぎに入店、土曜夜だけにテーブル席は19時頃には満員となってきました。年齢層も様々だ。デジタルリマスター盤の影響なのか、若者の姿も多い。待機中は懐かしいフィルムが放映されていました。


        ........LIVEの合間には昔懐かしい1960年代のビートルズ映像が流れ続ける。..........
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★「パロッツ」登場!

19時過ぎ、第1回目ステージ開始!ついに「パロッツ」登場!「com`on、com`on、com`on~baby~♪」
「twist & shou~t♪」初期ロックンロールカバー名曲として有名な「ツイスト&シャウト」で幕は開きました。


            ......「ビートルズコピーバンドの大御所「パロッツ」の迫力ある演奏風景..........
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「ツイスト&シャウト」 (パロッツのLIVE映像)


メンバーはキーボード込みの5人、年長チャッピー吉井氏はダイエットに失敗したジョンの様な風貌・・m(_ _)m
でもギターワークは抜群!丸眼鏡で小気味よく歌う姿は今は亡きジョンが蘇った様な錯覚を感じます。
他の4人若手メンバーは風貌こそ似ていませんが、S聖二が尊敬するだけあってやはり巧いね~!
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ビートルズがLIVE活動を中止したのは1966年、必然的にパロッツが演奏する曲目も初期時代のナンバー↓が中心でした。この頃の曲はシンプルで荒削りだけど、若々しくてPOPな名曲が多いね~!



「ハード・デイズナイト」                          「プリーズプリーズミー」
                   
(ビートルズがやってくる!ヤァ!ヤァ!ヤァ! より)              (同名アルバムより)


「ミスタームーンライト」

(ビートルズ・フォーセールより)


おっ!リンゴがソロで歌う「アクトナチュラリー」の演奏が始まった!懐かしい~!聴くのは40年ぶりのような気がする。ビートルズがコテコテのカントリー曲をやっていたとは殆ど知られていないかも・・。実は当EP盤は歴史的名曲「イエスタディ」をB面に従えて発売されたのだ!(今も実家に残ってるかなあ・・)


「アクトナチュラリー」                          「イエスタディ」
                                    2曲とも  (ヘルプ!4人はアイドルより)  




★中・後期の名曲も織り交ぜてLIVEは佳境へ

LIVEは4ステージですが、後半は中・後期時代の曲が増えてきます。前述した通り1966年以降のビートルズは演奏活動を中止し、スタジオに篭り多重録音を駆使して先進的なアルバム作りに傾倒していきました。それだけに後期曲をLIVEで聴けるのは実に貴重な事なのです。パロッツに感謝~!


    ....ステージを重ねる度に熱気上昇!誕生日の人には祝い曲&デザートのプレゼント企画も!.......
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圧巻はジョージの名曲「ギターは泣いている」でした!競演エリッククラプトンの技巧プレイをチャッピー吉野氏が大迫力で再現!Wow・wow~、正に実力派の泣きギター!そして「Get Back」も堪能!


「ギターは泣いている」                          「ゲットバック」
                   
(ホワイトアルバムより)                         (レットイットビーより)


実はパロッツ・・、単なるコピーバンドに留まらず相当な大物バンドでした。94年にリバプール開催された「ビートルズコンベンション」にアジアのバンドとして初出場!大人気を博してレコードデビューもしているのです。


「ドライブマイカー」 (パロッツ:英国ビートルズコンベンションでのライブ)



3ステージを堪能~!本来は4ステージ全て楽しみたかったけれど、S聖二が終電に間に合いそうもない時間帯になってきたので店を出ることにしました。出口には海外大物ロックスター達の写真がある!
ジェフベック、ボズスキャッグス、TOTO、ボビーコールドウェル、ボンジョビ、オアシス・・。えっ、彼らがここに来たの!?


        .....海外の大物ロックバンドのスター達が何人も本店を訪れている!.......
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大物スター達はパロッツの演奏実力を認めており、来日の際には必ずこの店を訪れてビートルズLIVEを楽しんでいるとのこと!「mm・・、本当にこのバンドはスゴイんだなあー・・」と改めて認識した次第



★「アビーロード」エピソード
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「アビーロード」とはご存知の通り、ビートルズが作品の9割をレコーディングした有名スタジオ(inロンドン)があるストリート名です。このスタジオからジョージマーティンという名プロデ゙ューサーの指導の下で数多くの歴史的名曲が生み出されました。中後期は遊び心で逆回転・多重録音等の曲が多いのも特徴的です。


「トゥモローネバーノウズ」            

(リボルバーより)                           
       
そして歴史的名盤「アビーロード」(彼らの実質的ラストアルバム)の名にも重なります。当時、4人が横断歩道を渡るジャケット写真は裸足で歩くポールの死亡説が話題となりました。この横断風景を沢山の人が真似る観光名所でもあります。しかしこの名盤はサージェントと並び何度聴いても素晴らしい~!
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「ヒアカムザサン」                    「ゴールデンスランバー、キャリーザットウェイト、ジ・エンド」 
                  
(アビーロードより)                           (アビーロードより)  

                        
「アビーロードスタジオ」を所有する英国大手音楽会社EMIが深刻な経営難によりスタジオを42億円で売却を計画したものの、見合わせる方針を2月にプレス発表しました。ビートルズファンから猛烈抗議を受けたからです。そしてついに英国政府は歴史的建造物として保存することを決定しました。


       
★おわりに

S聖二自身もビートルズ・コピーバンドを組んでおり昨年末には某所でクリスマスライブを行ったとのこと。
先日も新橋駅SL前にミニステージが設けられ、オヤジバンドがビートルズを楽しそうに演奏していました。


            ........ビートルズコピーバンドも都内でよく見かける。(新橋駅前にて)..........
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全国にコピーバンドが何組あるのかは解りませんが、彼らはビートルズを知らない若者達への伝道者としての役割を果たしていくことでしょう。中年となった彼ら自身もそれを大きな喜びとしながら・・・。


              ........今年9月末で閉館される大宮のジョンレノンミュージアム..........
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ところで冒頭にも紹介しましたが、今年はジョンレノン暗殺され30年目(12月)を迎える節目でもあります。レノンの遺品・記録写真を展示する「ジョン・レノン・ミュージアム」が今年9月末で閉館することになりました。土地所有会社との10年間のライセンス契約切れが理由とのこと。チト、残念だ・・

             ........ジョンレノンミュージアムに飾られていたジョン愛用の白ピアノ..........
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しかしオノヨーコは同館を「新たな地に誕生させる」と明言しており後日発表するらしい。ビートルズ節目の年に新ミュージアムが派手にオープンし、再び熱気・ブームが再来する予感がします。楽しみだ~!
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                     ジョン・レノン・ミュージアム訪問とビートルズ歴史の記事
                     「ビートルズ名盤からのお気に入り曲」の記事

                                                      おわり


次回は「築地・銀座・有楽町」探訪(その1)をお送りします。
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  by rollingwest | 2010-03-07 00:00 | 洋楽(ロック・POPS) | Comments(49)

「アーティスト別・名盤レビュー」(第1回): 「ビートルズ」名盤からのお気に入り曲(2008.10.22)

★ビートルズの歴史と名盤・名曲の紹介にあたって

               下記写真をクリックすると、↓ビートルズのスライドショーが見られます。
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ロック50数年歴史の中で・・、世界人類文化史の上で燦然と輝き、刻まれる「ビートルズの栄光」
今から振り返るとその活動期間は実質僅か7年(1962~1969)です。その中でも後半時期(1966~)こそロック発展に多大な影響を与えた金字塔、黄金に輝く濃縮の4年間が小生は大好きです。
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同時期にデビューしたロック伝説の双璧「ローリングストーンズ」がすでに50年にも迫る長期間活動していることも実に驚かされますが、「ビートルズ」が短期間で成し遂げたこの偉業・功績にも心から敬服・・・!
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「ロックPOPS・40年史」では、偉大すぎる「ビートルズ」をワンノブゼムで語ることは余りにも失礼だったので、彼らの歴史・名盤はすでに個別版にて紹介済みです。(08.2月↓:下記の記事でリンク)

                      ビートルズの歴史・足跡(ジョンレノンミュージアムを訪ねて)

                      ジョンレノン生誕70年、暗殺30年目の命日




最近よく、友達・職場知人と「洋楽・連続数十曲歌いまくり」のカラオケに行く機会が増えました。
選曲の大半はやはり、彼らの往年名曲が圧倒的に多い!既に名曲のメロディ・リズムが体に刷り込まれており「これは何の曲だっけ?」と思っても、歌い出せば何とかなり自然にサビ部分が出てきます。
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カラオケで自分がよく選ぶ曲は「ビートルズ後期(ラバーソウル以降)」が殆ど。一緒に歌う友達は初期作品の方が好きな奴が多くお互いに住み分けができているかな・・。(笑) これら主要アルバムから自分のお気に入り曲をいくつか紹介いたしましょう。インターネットから試聴できる各種HP等をリンク貼り付けしておきますので、名盤別・収録曲一覧表から曲名をクリックしてお楽しみ下さい。
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★ビートルズ7年の歴史に刻まれた名盤・名曲

私が初めて買ったビートルズLPは「オールディーズ゙」(1967)、初期ヒット曲がふんだんに入ったベスト盤でした。これを聴けばビートルズの初期エッセンスが分かると何度も針を落としたもの・・
この頃はキャ~という黄色い声に包まれて生演奏公演のアイドル時期、まさにハードデイズナイト!
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 ◇ビートルズ初期(1962~1965)の大ヒットの数々「オールディーズ」からのお気に入り曲c0119160_14581415.jpg
シーラブスユー、ハードデイズナイト、ペーパバックライター、恋を抱きしめよう、ヘルプ、キャントバイミーラブ、アイフィールファイン、抱きしめたい、涙の乗車券、イエスタディ

ビートルズの名盤・名曲をユーチューブで試聴できるHPをリンクしましたのでお楽しみ下さい。
「オールディーズ」はすでに廃盤となっていますので、↓初期アイドル時代の下記2名盤を表示 
                 ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!(ハードデイズナイト)
                 4人はアイドル(ヘルプ)
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彼らの音楽性の転換期は1966年頃、テープ逆回転の重層的な音楽編集や遊び心で新・音楽境地を開いていきました。この年に彼らは公演活動を一切中止し、以後はスタジオミュージシャンに徹していきますジャズ・クラシック・インド音楽への接近、LSD麻薬体験での幻想的な曲・エレクトロ技術の曲が続々登場。 中期の傑作「ラバーソウル」・「リヴォルバー」はビートルズ史に欠かせぬ名盤です。


 ◇彼らの音楽の路線変化が感じられる「ラヴァーソウル」(1965)からのお気に入り曲c0119160_1691116.jpg
インマイライフ、ミッシェル、ガール、ノルウェーの森、ユーウォントシーミー、ひとりぼっちのあいつ
                 ユーチューブで試聴できるHP:  「ラヴァーソウル」


 ◇斬新な録音技術を駆使し始めた名盤「リヴォルバー」(1966)からのお気に入り曲c0119160_1557848.jpg
フォーノーワン、エリナーリグビー、タックスマン、ヒアゼア&エブリウエア、トモローネバーノウズ
                 ユーチューブで試聴できるHP:  「リヴォルバー」

サージェント・ペッパーズ・ロンリーハーツ・クラブバンド」(1967)。世界初のコンセプトアルバムで、ロック史上最高傑作と呼ばれます。音楽概念を変えてロックを芸術域まで高め、その後の大発展に与えた影響・功績は計り知れません。ジャケットデザインもサイケ調の革命的なものでした。弟が当時このLPを購入した時、「何でヒット曲が入ってないLP買ってきたんだ?」と何も知らずに責めたことが恥ずかしい・・(笑)


 ◇ビートルズの金字塔「サージェントペッパーズ・ロンリーハーツクラブバンド」(1967)からのお気に入り曲c0119160_16163928.jpg
サージェントペッパーズ、ルーシー・インザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンズ、ラヴリーリタ、シーズリビングホーム、ウィズンユーウィズアウトユー、ア・デイ・インザライブ
              ユーチューブで試聴できるHP:  「サージェントペッパーズ・ロンリーハーツ・クラブバンド」 
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最高傑作を出した後のビートルズはやや低迷に陥ります。名マネージャー「ブライアン・エプスタイン」の死を契機に、彼らの考え方や価値観にすれ違いが生じ始めて、徐々にまとまりに欠けていく時代です。
しかし個別に見れば素晴らしい曲がキラ星の如く!個性・ライバル心がぶつかり合い名曲が誕生

 ◇映画は駄作だったが音楽的に名曲揃い「マジカルミステリーツアー」(1967) からのお気に入り曲c0119160_16203794.jpg
フール・オンザ・ザヒル、アイアム・ザ・ウォルラス、ペニーレイン、ストロベリーフィールズフォエバー
                 ユーチューブで試聴できるHP:  「マジカルミステリーツアー」

 ◇ビートルズ中期の諸名盤(1967~1968) からのお気に入り曲
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ヘイジュード、愛こそはすべて、イエローサブマリン、ドントレットミーダウン
↑初めて買ったEPシングル「ヘイジュード」、1968年.全米9週連続1位(1300万枚・世界歴代4位)

 ◇トータル性に欠けるが各自の個性が凌ぎ合う「ホワイトアルバム」(1968) からのお気に入り曲c0119160_16323742.jpg
ギターは泣いている、バックインザUSSR、レボリューション、クライベイビークライ
                 ユーチューブで試聴できるHP:  「ホワイトアルバム」


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ビートルズはライブバンドに再び戻ろうと試みますが「ゲットバック」(原点回帰)、それも叶わず皆の心は完全に離れて解散は決定的になります。しかし最後に金字塔名盤「アビーロード」を完成させ彼らの歴史に終止符・解散を象徴する「レットイットビー」が最後と勘違いされがちですが・・)を打ちました。本当に感動的なアルバム・・、 ビートルズが燃え尽きる前の最後の閃光でありました。c0119160_16551318.jpg

 ◇ビートルズ最高名盤の双璧:実質のラストアルバム「アビーロード」(1969) からのお気に入り曲
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カムトゥゲザー、サムシング、マックスウエルズ・シルバーハンマー、オクトパスガーデン、サンキング、ビコーズ、ゴールデンスランバー、キャリーザットウェイト、ジ・エンド
                 ユーチューブで試聴できるHP:  「アビーロード」

 ◇ゲットバックセション映画のサントラ版:解散の象徴「レットイットビー」(1970) からのお気に入り曲
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アクロス・ザ・ユニバース、ゲットバック、レットイットビー、ロング&ワインディングロード
                 ユーチューブで試聴できるHP:  「レットイットビー」


小生が洋楽に嵌った1970年、ポールの一方的な解散宣言・訴訟でビートルズはわだかまりを残しながら終幕を迎えてしまいました。我々はリアルタイム・ビートルズを一歩遅れて聴いた世代ですが、ロック全盛期を経験してあらためて彼らの偉大さを感じ尊敬する人たちが多いと思います。
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★メンバーソロ時代の名盤・名曲

 ◇ポールマッカートニー
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ポールが愛妻リンダと「ウイングス」を結成し「マイラブ」「ジェット」「バンドオンザラン」「心のラブソング」と立て続けにヒットを放っていた1970年代(小生:ハイティーンの頃)は実に輝いていましたねエ・・。バブル期のスマッシュヒット「ノーモアロンリーナイト」も名曲。愛妻を失ったポールはその後あまり元気がない気がします。06年35才年下の美女と再婚し、翌年離婚。08年に47億円もの巨額慰謝料をふんだくられました。
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アナザ-デイ、マイラブ、ジェット、バンドオンザラン、ノーモァロンリ-ナイト
                 「ポールマッカートニー」ソロ時代の紹介HP


 ◇ジョージハリソン
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静かなるビートル」と呼ばれ地味な存在だった彼は、インド音楽に魅了され徐々に音楽の幅を広げていきます。最も輝いていたのは末期・ソロ時代、Eクラプトン等、数々の有名ミュージシャンと交友を深めロック史に大きな足跡を残しました。2001年、享年58歳の若さで病死、実に惜しまれます・・。
カラオケで「サムシング」「カムトゲザー」は不可欠。ソロ時代のお気に入りは「美しき人生」「ギブミーラブ」
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マイスイートロード、美しき人生、バングラデシュ、ギブミーラブ
                 「ジョージハリスン」ソロ時代の紹介HP


 ◇リンゴスター
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ビートルズ初期ではアイドル、中後期は「一服の清涼剤的な存在」のリンゴ。(アップルレコードって彼の名前から採用したんだと半分信じていた・・笑) ドラム技術や音楽外活動(映画俳優や監督)でも高い評価を受けています。マイペース・飄々としているほのぼのキャラクターは実にいいですね。
彼はファンレターに必ず返事を書く律儀な人ですが、もう限界を感じ今年秋に終了宣言をしたそうです。c0119160_17184972.jpg
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センチメンタルジャーニー、想い出のフォトグラフ、ユアシックスティーン
                 「リンゴスター」ソロ時代の紹介HP


 ◇ジョンレノンc0119160_17261279.jpg
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1980年12月8日、ジョンが暗殺されてもう30年を迎えるんですねえ。最高傑作「イマジン」は彼を象徴する永遠の伝説曲となっています。小生のお気に入りは「ラブ」(レターメンもカバー)、荘厳な雰囲気から始まる「マザー」(幼少時に飢えた母への愛)、ダイナミックな展開曲「マインドゲーム」ですね。今年2月に大宮の「ジョンレノンミュージアム」を見学し、あらためて彼の足跡・偉大さを再確認・・!c0119160_1729950.jpg
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マザー、ラブ、ジェラスガイ、マインドゲームス、パワートゥザ゙ピープル、スターティングオーバー、ビューティフルボーイ、ウーマン、イマジン
                 「ジョンレノン」ソロ時代の紹介HP


★ビートルズの名曲は永遠に

残念ながら、ジョンとジョージ亡き後は2度と生歌を聴くことができません。リンゴやポールも最近目立った活動がなくやや寂しいものです。でも自分自身の中に深く刻まれて口ずさんでしまう名曲は、やはりソロ時代のものではなく、ビートルズ4人で活動していた7年間期の作品が殆どかな・・。
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カラオケで一番燃えるのは「アデイ・インザ・゙ライフ」を歌う時です。徐々に迫り来るクライマックスを迎え、ピアノ「ジャ~ン」で果てる満足感は何とも言えません。選曲で「アビーロードB面メドレー」を発見すると大喜び!「ゴールデンスランバー」~「ジ・エンド」は通しで最後まで歌い切ってこそ・・。
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気のあった旧友とお気に入り曲を歌うことは、このところ年に数回定番化してしまいました。(笑)
2010年は「ビートルズ解散40周年」「ジョンレノン逝去30周年」。世界にビートルズブームが再来し、往年のファンは名盤・名曲を懐かしみ、若い世代はその新鮮さに夢中となることでしょう。
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         リンク:⇒このHPからビートルズの名曲が聴けます。(アルファベット順に検索)

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(2012.10.5):ビートルズがラブミードゥでデビューして50周年!こんな画像もつけておきますね~!

                

  by rollingwest | 2008-10-22 22:22 | 洋楽(ロック・POPS) | Comments(31)

<2008年2月11日>「ジョンレノン・ミュージアム」を訪ねて 

★はじめに

最近友達と洋楽カラオケにいく機会が増えましたが、歌う曲の大半はやはりビートルズが占めます。
好きな音楽アーティストは人それぞれですが、ビートルズは洋楽世界でのスタンダード、各世代においても共通基盤・ルーツになっています。だからこそ皆にとわに愛され歌い継がれるのでしょう。

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かねてから「ジョンレノンミュージアム」(さいたまスーパーアリーナ内)を訪れてみたいと思っていました。
ビートルズの歌を唄いながら、「一度ここを見学しあの時代をフラッシュバック・レビューしよう」と心に決め、先日行ってきましたので今回紹介いたしましょう。 今年は小生が洋楽を好きになって40年の節目も迎え、ビートルズの歴史を振り返りながら思い出の一端も語ってみたいと思います。

         ビートルズ解散40周年「アビーロードでパロッツ・LIVEを堪能」記事はコチラから



★ジョンレノンミュージアム

「ジョンレノンミュージアム」は、さいたま新都心の中核施設「さいたまスーパーアリーナ」の中に常設されジョンレノン60歳生誕を記念して2000年10月にオープンしました。オノ・ヨーコが正式許諾した世界初のレノン記念館であり130点のジョンゆかりの品々(ギター・眼鏡・衣類等)が展示されています。

   .....エントランスには「ジョンレンノン肖像」のタペストリーが飾られていた。(撮影可)......
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ヨーコは「ビートルズに不協和音をもたらし、解散の原因となった悪女」として非難を浴びましたが、ジョンは彼女を愛し解散後も一緒に諸活動を展開しました。(一部内容には奇行に近いものもあり、ビートルズファンにはヨーコは不人気なようです。小生もヨーコの呻くようなあの曲はチョット勘弁・・) 


.....(左)「さいたまスーパーアリーナ」、大宮駅からはちょっと離れた「さいたま新都心駅」下車.......
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当然展示内容物の殆どは、ヨーコとの共同活動・愛の生活(ビートルズ解散後)が中心でしたが、ビートルズ時代のエピソード・写真や記念品(愛用楽器など)も結構公開されていましたよ。
(ジョンの前妻やその息子ジュリアンレノンの写真も掲載されていたことはチョット驚いたけれど・・。)


      .....(右)受付の横に飾られているジョン&ヨーコの等身大写真(撮影可)....
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ジョン主演の映画「僕の戦争」が存在したこと、ヨーコと一時別居状態にあり麻薬中毒だったこと、反戦活動展開で米国政府から国外退去命令を受け闘争勝利、3年連続(1977-79)で軽井沢来訪・日本各地を巡っていたこと等、意外とジョンについて知らなかったことも多くて勉強になりました。


.....ジョン愛用のピアノ(本当は館内撮影禁止だがこの写真だけは撮ってしまった。ご容赦).....
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名作「ダブルファンタジー」発表後に1980年ジョンが凶弾に倒れてからもう30年近くも経つのですねえ。
それ以来、未亡人ヨーコは「ジョンの肖像」を守り神格化しようと頑張っているような気もします。
再来年はジョンレノン生誕70年、レノン逝去後30年、ビートルズ解散後40年の大きな節目の年。
その時ジョンレノンミュージアムは多くの若者・昔を懐かしむオジサン達で満員になることでしょう。




★ビートルズの歴史① (初期:アイドル時代)

我々の世代は「ビートルズ来日」(1966.6月)が小学生時期だったこともあり、初期全盛期(黄色い声の熱狂コンサート時代)にリアルタイムで夢中になった人は少ないと思います。(私は当時GSに夢中) 我々「ウルトラマン世代」がビートルズを聴き始めたのは、音楽性が完成域に高められた後半期~解散期(1967~1970年)、or各自ソロ出発期(70年初頭)あたりから興味をもった人が大半と思います。
団塊世代の方にとっては、POPなビートルズ前半期こそが熱中した思い出の時期でありましょう。


  ....(左)デビューシングル「ラヴミ-ドゥ」「PSアイラヴユー」....(右).1st.アルバム「プリーズプリーズミー」....
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リヴァプール出身の4人組は1962年10月にデビュー、第2弾シングル「プリーズプリースミー゙」の全英NO1大ヒットを皮切りに、翌年も立て続けにNO1曲を連発し人気を不動のものにします。1964年にはアメリカに上陸して大成功、観客動員・レコード売上も史上空前の記録を次々に塗り替えていきました。

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初の主演映画「ハードデイズナイト」は白黒ながら、ビートルズの日常的な姿を動的に捉えています。
1964年4月「ビルボード」上位5曲が彼らに独占されたというのですから実に驚異的なことですね。


  .....「ア・ハードデイズナイト」 (ビ゙ートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!)......c0119160_21364318.jpgc0119160_213786.gifc0119160_21431288.jpg


1965年は主演映画第2弾「ヘルプ!4人はアイドル」で更にトップスターの地位を固めていきます。
マネージャー:ブライアンエプスタインやプロデューサー:ジョージマーティンの名辣腕も大きかったのです。 
この年はエリザベス女王から勲章を授与、「サー」称号も与えられ「英国文化の顔」となりました。


  .......映画「ヘルプ!4人はアイドル」で世界的なスターへ、女王叙勲で一躍名士に昇格...c0119160_21452049.jpgc0119160_21455125.jpg

この頃の曲は演奏公演主体で活動していたこともあり、シンプルでPOPなナンバーが中心です。
最近、ビートルズ再現の「おやじバンド」が多く存在していますが、当時代の数多いヒット曲を懐かしみながら絶叫していることでしょう。(演奏側・観客ともに特に団塊世代の方が多いようですね。)




★ビートルズの歴史② (音楽性の転換~史上最高の名盤登場)

ビートルズがめざす音楽性の転換期は「ラバーソウル」「リヴォルバー」が発表された1966年頃です。
テープを逆回転したり重層的に音を編集したり遊び心で新たな音楽境地を開いていきました。
ジャズ・クラシック・インド音楽への接近、LSD麻薬体験での幻想性やエレクトロ技術を駆使した曲が登場。
傑作名盤「リヴォルバー」の「トゥモローネバーノウズ」はそれを象徴するサイケデリックサウンドの曲でしたね。
ジョンのキリスト冒涜発言を契機に彼らはライブを一切停止、スタジオ編集路線に方向転換します。


.....(左)「ラヴァーソウル」は方向性変化の転機........(右)数々の音楽性を求めた傑作「リヴォルバー」....c0119160_21561355.jpgc0119160_21563269.jpg


そして遂にロック音楽史上で最高傑作のアルバム「サージェント・ペッパーズ・ロンリーハーツ・クラブバンド」が1967年に発表されました。ロックの音楽概念を変えたこのアルバムは世界初のコンセプトアルバムでシングルカットされた曲はゼロですが、当アルバムが存在したからこそ70年代のロック大発展に繋がるのです。
(キングクリムゾン、フー、ピンクフロイド、イエス等のプログレ勢が隆盛した原点はまさにこのコンセプトアルバム!)


.....(左)歴史的名盤「サージェントペッパーズ」..... (右) イント超越瞑想゙の影響を与えたマハリシュ・マヘシュ・ヨギ....c0119160_21574699.jpgc0119160_2158610.jpg


今もカラオケで唄うお気に入りは「ア・デイ・インザ・ライフ」(壮大な名曲)と「ルーシー・インサ・゙スカイ・ウィズザ・ダイヤモンド」(LSDの頭文字と言われる)。この頃は麻薬や幻想的なインド哲学に傾倒していました。
ビートルズに影響を与えたインドの瞑想師ヨギ(仲違いしましたが・・)が今年2月亡くなりましたね。



★ビートルズの歴史③ (名マネージャーの死~分裂への萌芽)

1967年8月、今までビートルズを支えてきた名マネージャー:ブライアンエプスタインが睡眠薬中毒で死去(自殺?)しました。この頃からビートルズは糸の切れた凧の様になっていったといわれます。


....(左)世界初の同時衛星TVで歌った「愛こそはすべて」.... (右) 批判が多い「マジカルミステリーツアー」....c0119160_2254760.jpgc0119160_2261954.jpg


「マジカルミステリーツアー」の映画評は厳しいものがありました。個々をみれば素晴らしい名曲が多くあり悪くないのですが、やはり史上最高名盤「サージェントペッパーズ」の次作アルバムだと期待が大きすぎて辛いものがありますね。 名マネージャーの死→酷評の嵐・・と「泣きっツラに蜂」状態・・。


.....1968年.全米9週連続1位の名曲「ヘイジュード」、1300万枚を販売。(世界歴代4位)...... c0119160_2281742.gifc0119160_2283257.gif



「ヘイジュード」は私が生まれて初めて購入したEPレコード。それ迄ニュース・雑誌で何となく耳にしていたビートルズをこの時、能動的に意識しました。アップルデザインのレコードは印象的でしたが、
エプスタイン亡き後、彼ら独自のレーベルを設立したのです。(リンゴスターがいるからアップルと信じてた。)


 .....(左) 一般評価は意外に厳しい「ホワイトアルバム」....(右)サントラ盤「イエローサブマリン」....c0119160_221058.jpgc0119160_22103246.jpg


ホワイトアルバムは彼ら初の2枚組アルバムでしたが、残念ながら「全体が散漫な印象」と厳しい評価です。グループ゚のまとまりが欠け、勝手気ままに個々の曲を持ち込んでいたことも大きな原因といいます。しかしこの頃からジョージやリンゴも自らの才能・個性を発揮しアピールを始めます。
実に意外なことに、ジョンが「ホワイトアルバムが一番好きだ。」と語っていることをミュージアムの展示で知りました。何故なら「あるがままの姿」だからと解説してあります。「レットイットビー」の心境は・・。




★レノン&マッカートニーの名曲

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ビートルズの数ある名曲は殆どこの2人が作曲しましたが、どちらが書いても「レノン&マッカートニー」の連名と取り決めました。どちらが書いたのかを推測するのもマニアの楽しみの一つとのこと。リードボーカルを取っている方が、作曲の主体者で主導権を握っていることは間違いないようです。
しかし二人の心は徐々に離れていき(ヨーコの出現とともに・・)、末期は「仮面の連名コンビ」状態? 




★ビートルズの歴史④ (最後の閃光、そして解散)

私が洋楽に本格的な興味を持ち始めたのが1970年(中学1年後半)でした。丁度その時ビートルズは解散してしまいました。映画「レットイットビー」を観た時、それがビートルズ終焉の記録映画だったとは認識しておらず、その表面的なカッコよさだけに憧れ夢中になっていました。ビートルズが「再び原点に戻ろう」という「ゲットバック」志向がありそれが挫折してしまったとは露も知らずに。


.....(左)「ゲットバックのライブ」アップル社屋上にて....(右)原点回帰もかなわず「レットイットビー」....c0119160_2222396.jpgc0119160_22222943.jpg

 
ビートルズの実質的なラストアルバムは超名盤「アビーロード」!ビートルズはやはりライブバンドには回帰できず、再びスタジオ編集での最高峰(サージェントペッパーズの再現)を目指すことにしました。ジョンの「カムトゲザー」に始まり、ジョージの名曲「サムシング」「ヒアカムザサン」、リンゴの「マックスウェルズシルバーハンマー」、再びジョンの美しい「ビコーズ」。圧巻はポールの「ゴールデンスランバー」「ジ・エンド」を頂点とするB面の大メドレー! 「サージェントペッパーズ」と双璧をなすビートルズ最後の偉大なる傑作でした。


.....(左)最後の傑作「アピーロード」....(右)数々のアーティスト名盤を生んだ「アビーロードスタジオ」....c0119160_22234628.jpgc0119160_2224492.jpg


私が最も尊敬する名盤「AB.R.」。LPジャッケットの裸足のポールに死亡説が飛び交ったのも懐かしい。1,300万枚を越す超大ヒットとなりましたが彼らの分裂の流れを止めることはできませんでした。
1970年4月、ポールが一方的に「解散宣言」を出して遂にビートルズの歴史は終幕を迎えました。

      

★ソロ活動スタート、各自の活躍

ジョンのソロ第一作はプラスティックオノバンド「ジョンの魂」、母親の愛に飢えていた心情を吐露・「マザー」の曲で幕を開けます。「マインドゲーム」「ハッピークリスマス」等の佳曲もありますが、やはり「イマジン」が最高の名曲ですね。「20世紀最高の歌詞」と呼ばれ、ヨーコの芸術意識の影響を受けたと云われます。


.....(左)ジョンの生んだ永遠の名曲「イマジン」・71年....(右)「マインドゲーム」、ヨーコを描写・73年...c0119160_2332959.jpgc0119160_22384090.jpg


ポールは妻リンダと共にウイングスを結成、世界的なヒット曲「マイラブ」・傑作アルバム「バンドオンザラン」で1970年前半ソロ時代の頂点を極めました。その後、環境保護・社会活動を展開し1997年にエリザベス女王から騎士称号も受けました。1998年に愛妻リンダが癌で他界で失意、2006年に35才年下の美女と再婚しましたが、翌年離婚。08年3月に47億円もの巨額な慰謝料をふんだくられています。スゴイ

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ビートルズ時代最も影の薄かったジョージは、末期・ソロ時代になると俄然才能を発揮し始めます。
名盤「オールシングスマストパス」が絶賛され、世界的な大ヒット「マイスィートロード」(盗作敗訴となりましたが)が生まれます。私のお気に入りは「ギブミーラブ」を収録した「リビング・インザ・マテリアル・ワールド」ですね。
難民救済「バングラデシュコンサート」をEクラプトン、Bディラン、レオンラッセル、リンゴ達とともに成功させました。


 .....(左)ポールウイングス名盤「バンドオンザラン」....(右)リンゴの名盤「センチメンタルジャーニー」....c0119160_22501148.jpgc0119160_22503917.jpgc0119160_2251174.jpg
       .....(中)ジョージの最高傑作「オール・シングス・マストパス」、何と3枚組LPだった。....  

リンゴスターの解散直後の活躍は素晴らしく次々とヒット曲を放ちました。彼のドラム演奏技術評価は結構高いものがあります。初期メンバーのピート・ベストが脱退させられたのも、演奏技術と華があるリンゴが登場したからなのです。ソロ活動時代では、映画俳優や監督での高い評価も受け、その飄々としてほのぼのとしたキャラクターはビートルズ時代から「一服の清涼剤的な存在」でしたね。




★ジョンレノン暗殺、ジョージの死

1980年12月8日、世界に衝撃が走りました。ジョンレノンの暗殺です。狂信的なファンに撃たれてロック界最大のカリスマは40歳の若さでその命を閉じました。一時別居したヨーコとの仲を取り戻し、息子ショーンを授かり主夫をしていたジョンが名盤「ダブルファンタジー」で復活した直後の悪夢・・・。
ヨーコの衝撃は計り知れませんがその悲劇を受け入れ、現在は彼の伝説化に傾注しています。

    .....(左)ジョンの遺作となった「ダブルファンタジー」....(右)ベスト盤「レノン・リジェンド」....c0119160_23325853.jpgc0119160_2301244.jpg

ソロになってから一番生き生きと活躍していたジョージハリスンが、2001年11月癌で亡くなってしまいました。(享年58歳)  余りにも早過ぎる死。(_ _。)   天に召されてからは、シタールを片手にラビシャンカール(インド音楽の師匠)の所へ行ってしまったのかもしれません。
彼のギターもジョージとの死別で悲しみに暮れ、ジェントリーに泣いたことでしょう。



解散30数年を過ぎてから知るビートルズの真実(回想)

「アンソロジー」はビートルズの誕生から解散までを、メンバー自身の回想で綴った映像ストーリー(1996年)です。貴重なフィルム・音源が公開され、時系列でビートルズ真の姿が表現されています。
ここから4半世紀ぶりに彼らの新曲「フリー・アズ・ア・バード」がリリースされて大きな話題となりました。

.....(左)未発表曲「フリー・アズ・ア・バード」が入る「アンソロジー」....(右)魅力的な編集のベスト盤「LOVE」..c0119160_2314362.jpgc0119160_232635.jpg

2006年にはビートルズ楽曲の音源(マスターテープ等)をリミックスしたコラージュ風のアルバム「LOVE」が発売されました。ジョージマーティン(プロデューサー)と息子2人によって創作されたアルバムで一度聴いてすぐに嵌まってしまいました。ビートルズの意志が反映されていないのでこれは亜流だという批判の声もあるようですが、実に素晴らしい編集!新鮮な感覚で聞けるので、是非とも必聴・オススメ!



     
★おわりに

今年2月5日、「レットイットビー」に収められた名曲「アクロスザユニバース」(宇宙横断の意味)が、「NASA」から北極星に向けて発信されたそうです。431光年も遠い北極星への到達は2439年。
壮大なロマンですが、果たして宇宙人には届くのか?そして、その頃地球や人類は一体どんな姿になっているのでしょうか?(地球環境激変で人類が不幸な状態になっていないことを願うばかり)

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未来の地球人・宇宙人に「遙か大昔にこんな素晴らしい音楽があったのか!」と驚かれ、「ビートルズをリアルタイムに体験できた当時の人々は羨ましいなあ・・」と言われれば実に楽しいですね。(笑)
体に染み付いたビートルズの曲は、これからも「インマイライフMusic」であり続けることでしょう。

                                                       おわり

         アーティスト別名盤レビュー「ビートルズ」名盤からのお気に入り曲

         リンク:⇒このHPからビートルズの名曲が聴けます。(アルファベット順に検索)


.....ジョンレノンミュージアムのエントランスは時節によって違う表情・雰囲気で装飾演出される。.....
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PS: 次回は、「洋楽(ロック・POPS)に魅せられて40年」のテーマで、ビートルズ以外の名アーティストや名盤の数々を紹介し、その歴史を振り返ってみたいと思います。

        洋楽(ロックPOPS)に魅せられて40年(その1)
        洋楽(ロックPOPS)に魅せられて40年(その2)
        洋楽(ロックPOPS)に魅せられて40年(その3)
        洋楽(ロックPOPS)に魅せられて40年(その4)

  by rollingwest | 2008-02-19 20:32 | 洋楽(ロック・POPS) | Comments(39)

「サージェント・ペパーズ」50周年特集




★(170)ビートルズ 「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」 (1967年) (2017.5.17公開)



c0119160_20150173.jpg2年前からビートルズ中期以降名盤の50周年特集記事をスタートさせました。2015年10月に「ラバーソウル50周年」、 2016年1月は来日50周年特集として「武道館コンサート演奏11曲」、そして2016年6月は「リヴォルバー50周年」の名曲レビューを公開してきましたが、今年5月末はいよいよビートルズの最高傑作と呼ばれる「サージェント・ペパーズ・ロンリーハーツ・クラブバンド50周年」の執筆を迎える時期となりました。さて・・冒頭曲は何をチョイスしようかと迷っていましたが、5月26日発売の「サージェント・ペパー50周年記念エディション」(34曲以上の未発表音源も収録された2枚組)の豪華プロモーションビデオを発見!名盤主要曲のエッセンスが短く効果的に折り込まれており、これを採用することにしました。偉大なるビートルズが50年前に世界を驚嘆させた名盤「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」(1967.6.1発売)、この想像力に富んだコンセプトアルバムが後進の著名バンド達に与えた影響・偉大な功績は本当に計りしれません。ロック史に輝く金字塔が発売50年を迎えて名曲の数々ををあらためてレビューしたいと思います。まず最初は、ビートルズのトリビュートバンド世界NO.1と評価される「ザ・ファブ・フォー」(The Fab Four)が演奏する「サージェント・ペッパーズ・ロンリーハーツ・クラブバンド」~「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・マイフレンズ」の連続曲画像を紹介します。本物のビートルズじゃないのにRWはこのユーチューブに大感動!実際のアルバム冒頭を飾るバンドデビュー曲(ペパーズクラブの観衆にお披露目)が見事に忠実再現されているではないか~!演奏曲もサイケデリック衣装もまさに本物そっくり!2曲目はリンゴのボーカルと3人のコーラスも実にいい感じ!ビートルズ自体がこの時期はライブ活動を封印していたのでまさかこんな映像が見られるとは思いませんでした。本当に素晴らし過ぎるお宝物映像です!次はエルトンジョンも歌った「ルーシー・インザスカイ・ウィズ・ダイアモンズ」、実際のアルバム曲とは微妙にアレンジが違いますがLSD体験曲とも呼ばれる不思議な世界が見事に映像で再現されています。宇宙へ浮遊するトリップ路線曲は後続サイケデリックバンドに影響を与え、やがてピンクフロイドなどのプログレシッブロックバンド発展への道を開いて行きました。続くはポールマッカートニー(先月5度目の来日)がソロで歌いあげる「ゲッティング・ベター」、このお方のお元気さは本当に目を見張るばかり・・!ミックジャガーと一緒に喜寿・傘寿まで頑張っていそうな両巨頭です!続くはRWが本アルバムでの最大美曲と称賛する「シーズ・リヴィング・ホーム」・・、もしシングルカットされていれば「イエスタディ」「エリナーリグビー」に匹敵する名バラードとして評価されていただろうに・・。「ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー」はインド音楽と融合したジョージハリスンの最大象徴曲(シタールとタブラが織りなす妖しい雰囲気)です。ポールがリードボーカルをとる「ラヴリー・リタ」は女性の交通取締官(メーター・メイド)と引っかけて歌うお茶目曲。RWが洋楽に嵌ったのは1969~1970年(ビートルズ解散の年)であり映画「レットイットビー」が公開された時期でした。我々はビートルズが世界を席巻したリアルタイム熱狂期には数年遅れていますが、彼らの解散でビートルズ最後のブームに直面した世代です。1970年を基点とした前後の数年間に青春時代を迎えリアルタイムで日々ロックの進歩に興奮し体感できた幸せなジェネレーションだと感謝しています。この時代こそ、ロック歴史において最も進化発展した時代だったのです。そしてフィナーレは・・、やはりサージェント・ペパーズの有終の美を飾る壮大なるコンセプト名曲「ア・デイ・インザ・ライフ」で締めるしかありません。ポールとジョンが織りなす壮大なるドラマチックな展開曲、その重層的に織りなされたスケール・高揚感、何度聴いても飽きることはありません!洋楽カラオケでは、アビーロードB面メドレーと並びRWのアドレナリンが出まくる最も興奮する永遠の名曲・・!「サージェント・ペッパーズ・ロンリーハーツ・クラブバンド」・・、これからも生涯聴き続けるであろうロック史の金字塔名曲、50年目にしても全く色褪せていないなあ・・とあらためて感動します。
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  by rollingwest | 2002-11-01 00:34 | 洋楽(ロック・POPS)

ジョージマーチン哀悼




★(161)ビートルズ 「エリナーリグビー」(ジョージ・マーチン哀悼) (1966年) (2016.12.24公開)



c0119160_1511042.jpgビートルズにとって特筆的な年だった2016年もいよいよ暮れようとしています。今年のRW元旦記事は「来日50周年記念特集」でスタート、年末ラスト記事もビートルズで締めくくりたいと思います。3月は大ショックの出来事がありました。ビートルズの音楽性を高めた伝説のプロデューサー「ジョージ・マーチン」が亡くなったのです。「5人目のビートルズ」と呼ばれたマーチンは、1962年のデビューから最終盤「アビーロード」(1969)までほぼ全アルバムにおいて重要な中核的な役割(音楽・映像・各種エンターテイメントの指揮)を担い、ビートルズの世界的な名声と栄光(英国の1位獲得:シングル30曲、アルバム16作)を実現させた偉大なる方でした。ビートルズの初シングル「ラブ・ミー・ドゥー」を録音するにあたって、ジョージ・マーチンは当時のドラマー(ピート・ベスト)の演奏力に物足りなさを感じてリンゴ・スターを新たに起用することを決断しています。2ndシングル「プリーズ・プリーズ・ミー」の録音が完了した時、マーチンはこの出来栄えに満足し「これは絶対NO1ヒットになる!」と言い切り、予言通りシングルとデビューアルバムはTOP獲得となり世界ブレイクの発火点となったのです。そして「シー・ラブス・ユー」は7週連続NO1を記録し、彼らの人気は大沸騰、その後は映画「ハードデイズ・ア・ナイト」で映像面でも世界中を熱狂の坩堝に巻きこみ人々の心を虜にしていきました。今年6月は「来日50周年・武道館コンサート」に関するTV特集番組が多く放映され、子供心に見たよき昭和時代の熱狂光景を懐かしみました。武道館で3日間(6/30、7/1- 2の計5回)行われた公演は約5万人の観客を集め、TV中継では60%近い異例の高視聴率を記録!会場周辺は連日6千人の警官が配備される空前の警備体制と、日本中が今ではありえないような大騒動に席巻されたことを再認識!今年9月には「エイトデイズ・ア・ウィーク」の題名を冠した公式ドキュメンタリー映画「ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK - The Touring Years」(監督ロン・ハワード)が公開され、初期リバプール時代、1963年からの15カ国90都市166公演ツアー、半世紀前の若きビートルズのLIVE活動の映像を大いに堪能しました。しかしこのツアー以降、ビートルズはLIVE演奏活動を一切やめて、スタジオ録音中心の曲作りに没頭して音楽性を大きく変化させていきます。その転機となった名盤が半世紀前にリリースされた「リボルバー」(1966)、その立役者もジョージマーチンで手腕は如何なく発揮され数々の名曲を生み出しています。6月に「リボルバー発売50周年」特集記事をレポートしましたが、RWがいつまでも聴きたい名曲はやはり弦楽四重奏とコラボした流れるような美曲「エリナーリグビー」(冒頭掲載曲、RWのカラオケ定番)かな・・。さらに10月はリンゴスター来日とまさにビートルズの話題に彩られた1年だったような気がします。LASTは誰でも知っている世界のスタンダード曲「イエスタディ」で今年最後を締めくくりたいと思います。ポール・マッカートニーはジョージマーチンへの追悼声明で「イエスタディ」が生み出された経緯やマーチンとの思い出を語っていました。「弦楽四重奏の曲にしたいというマーチンの提案に最初僕は反対したが、クラシカルにアレンジされ出来上がった曲を聴いてみるとその素晴しさに感銘した・・。結果的に、この名曲が何千人ものアーティストによって最も多くカバーされた歴史的名曲になったのだから彼の判断は正しかったんだ。」・・と!偉大なるビートルズの生みの親ジョージ・マーチン、今頃はジョン・レノンとジョージ・ハリスンと一緒に天国で音楽活動を再開しているのかもしれません。

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(PS)ジョージマーチンの他にも2016年は70~80年代洋楽を一世風靡した至宝達が相次いで亡くなる特筆の年でした。デビッド・ボウイ(1月)、グレン・フライ(1月)、モーリス・ホワイト(2月)、キース・エマーソン(3月)、プリンス(4月)、レオンラッセル(11月)、グレッグレイク(12月)、ジョージマイケル(12月)・・・、こうやって並べてみるといかにロック黄金期の大物アーティストの訃報が続いたことか・・。ご冥福をお祈りします。我々の青春時代に夢中になった名曲を生み出してくれた偉大なるアーティスト達に感謝の念を込めて・・。


  by rollingwest | 2002-11-01 00:33 | 洋楽(ロック・POPS)

ビートルズ 「リボルバー」発売50周年特集

★(149)ビートルズ 「フォー・ノーワン」 (1966年) (2016.6.23公開)

(名盤「リボルバー」発売50周年・記念特集)


c0119160_19131864.jpg今年夏は「ビートルズ来日・武道館公演50周年」(6月29日~7月3日)を迎え、さらに秋はライヴ映像映画『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK - The Touring Years』が公開予定。リンゴスターも来日公演もあり今から楽しみですね~。またもビートルズのミニブームが再燃し盛り上ってきそうな気がしています。半世紀前の日本中が大フィーバーした様子は、2016年元旦に公開した「ビートルズ来日・私設資料館訪問」記事で再度振り返って見て下さい。ちょうど50年前・1966年は彼らにとって音楽性や活動内容を大転換させた画期的な年でもありました。日本公演の2ケ月後に彼らは「今後公演活動を一切中止する」と宣言、以後はスタジオミュージシャンとしての音楽活動に徹していきました。遊び心で録音テープを逆回転させ重層的な曲編集、インド音楽を取り入れた幻想的な世界への挑戦、スタジオに籠って新・音楽境地を開いていく活動スタイルはその後ロック界全体に広く深く影響を与えていく契機となったのです。その変化を象徴する歴史的な名盤が【リボルバー】・・、今年8月で発売50周年を迎えるのでこのアルバムから数々の名曲をお届けしたいと思います。冒頭曲「フォーノーワン」はポールが淡々と歌い上げ美しいホルンの響きがコラボする癒しの名曲・・、RWお薦めのお宝ナンバーを今回記事のTOPとして選択いたしました。名盤「リボルバー」の第1曲目はジョージがリードボーカルを取ったアップテンポ曲(英国の税金制度を諷刺)「タックスマン」でした。デビュー以来、一番目立たなかったジョージがアルバム冒頭を飾り3曲がフューチャーしているとは・・、彼が徐々に実力を積み上げ前面に出て来た時期だったのかとあらためて再認識されます。当時のジョージはインド音楽魅力に傾倒しており「ラブ・ユー・トゥ」はその真骨頂、シタール楽器の音色・魔法の打楽器タブラ・シンプルなコード進行などビートルズの他メンバーも独特な世界に触れ大きな衝撃を受けていたのです。次に紹介する曲は、ひょうきんなアニメ演出で遊び心で重層録音編集を楽しんでいる「アイム・オンリー・スリーピング」、気だるさを醸し出す味わい深いさには彼らの余裕が感じられます。実験的・先進性の曲が多い名盤の中には、従来路線の美しいバラード曲も随所に健在!ポールの声で織りなす歴史的な名曲「エリナーリグビー」「ヒア・ゼア・アンド・エヴリウエア」等でバランスを取っており、このアルバムの魅力をより一層際立たせていると思います。ヒアゼアのユーチューブを見ると、ポールが婚約発表(1967年)したものの翌年婚約破棄されてしまったジェーン・アッシャー(4年越しの恋人)と仲良く写っているではないか!ポールの結婚生活は本当に波乱に満ちているなア・・。ジェーンとの破局後は、リンダ・イーストマンと1969年結婚しウイングスで仲良く黄金時代を築きましたが、リンダが乳ガンに侵され1998年に逝去。その後、若いモデルと結婚と離婚を繰り返し、最近では50億円慰謝料など武勇伝を繰り返すポールのお元気さには頭が下がります。さて次は有名曲の一つ「イエローサブマリン」の登場です!リンゴがほのぼの調で歌う日本でも馴染み深い曲は、のちに同名でアニメ映画化されたサウンドトラックでも大ヒット。おとぼけ雰囲気が相変わらずいいですね~!そして最後に紹介する曲は当然「トモロウ・ネバー・ノウズ」、テープ式のループ(繰返し音)が鳴り、ミニマルなドラムやベース・ギター、カモメの声が絡み合う曲はやがてLSDの世界に誘うような宇宙的展開、この曲こそ画期的な名盤「リボルバー」(ジャズ゙・クラシック・インド音楽への接近、LSD麻薬体験での幻想的なエレクトロ技術の曲が続々登場)の象徴的な曲といえましょう。この名盤から、ロック史の最高名盤と称賛される「サージェント・ペッパーズ・ロンリーハーツ・クラブバンド」へと受け継がれていくのです。

(追伸):皆様から多くのコメントを頂戴し誠にありがとうございます。今回、皆様からこの曲は是非掲載してほしかったという強いリクエストが寄せられた2つの名曲「and yourbirds can sing」「got to get you into my life」を追加させて頂きます。このような嬉しい反応を頂くと記事の書き甲斐があるなあと相互の切磋琢磨ができる感謝の気持で一杯でございます。

  by rollingwest | 2002-11-01 00:21 | 洋楽(ロック・POPS)

「ビートルズ武道館公演11曲」

★(138)ビートルズ  「ロックンロール・ミュージック」 (1966年) (2016.1.9公開)



c0119160_15423355.jpg今年の冒頭記事は「ビートルズ来日50周年」でしたが、洋楽コーナーも「ビートルズ武道館公演11曲」の全て紹介する続編記事でスタートいたします。今や武道館といえばロックコンサート殿堂として世界的にも有名ですが、当時は音楽公演会場になること自体が非常識でありえないとの認識でした。「日本武道の神聖なる場に長髪・不良の喧騒バンドを演奏させるなんて無礼な興行!」と大反対の声がありましたが、その頃日本には観客1万人収容できる音楽会場がなく大混乱が予想されたため、やむなく実施された経緯にあります。ロックアーティスト憧れのLIVE殿堂「武道館」という存在になっているルーツはまさにビートルス日本公演だったのです。来日公演(6/29、7/1-2)は5回実施され、曲の順番も含めて全て同じ内容の11曲、まずはオープニングは乗りがいいビートルズ初期の象徴的な冒頭曲「ロックンロール・ミュージック」、チャック・ベリーのカバー曲は4th盤「ビートルズ '65」(フォー・セール)に収録された名前通りロックンロール・リズムで躍動する魅力的なナンバー(ジョン・レノンがリードヴォーカル)。2曲目はポールが歌う「シーズア・ウーマン」、「アイフィール・ファイン」のB面曲ながらビルボード誌では最高4位を記録しています。続く「恋をするなら」(If I Needed Someone)は名盤「ラバーソウル」からのジョージ・ハリスン初期の代表作。リード・ヴォーカルを取っているものの当時の彼はまだまだ目立たない存在でした。4曲目「デイ・トリッパー」はギター・リフが印象的なロック・ナンバー!「デイ・トリッパー(日帰り旅行客)=ドラッグでトリップする人」という意味も含まれ当時ドラッグに嵌り始めた頃の意味深な命題だね~。次は「ベイビーズ・イン・ブラック」、はビートルズには珍しくワルツ拍子調でゆったりした曲(4th盤「ビートルズ '65」より) 6曲目の「アイ・フィール・ファイン」(1964年)は英国メロディ・メイカー誌で5週連続1位で英国140万枚以上、米国で100万枚以上のセールスを記録。リードボーカルはジョン。ポールとジョージがコーラスで支えます。次は20世紀のスタンダード的な名曲「イエスタデイ」、世界中で知らない人はいないんじゃないかと思う程の有名曲は5th盤「4人はアイドル」(1965年)から生み出されました。ヴォーカルはポール、ビートルズが初めて弦楽四重奏をバックにしたアコースティック・バラード。中学生時代に購入したEPレコードのジャッケトをよく覚えています。8曲目は「アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン」、2nd盤「With The Beatles」の収録曲で、リンゴ・スターがリード・ヴォーカル。ビートルズがローリング・ストーンズに提供した曲としても知られ、ストーンズを人気グループに押し上げる結果となりました。ロック史における伝説的なライバル同士が交流したに歴史的な名曲なのです。次は「ひとりぼっちのあいつ」(ラバー・ソウル収録)は、ジョン・ポール・ジョージ3人のアカペラからのハーモニーで始まる豪華な雰囲気!10曲目は「ペイパーバック・ライター」は、小生が1970年初めて買った初期のビートルズベスト盤「オールディーズ」に収録、この曲はまさにビートルズが来日した1966年6月下旬にビルボードNO1に輝いている歴史的な曲(ビートルズ1からの映像)。来日公演のラスト(11曲目)は「アイム・ダウン」、ビートルズ最大級の人気曲「ヘルプ」のシングルB面でした。ビートルズは日本公演を含むワールドツアーを終了後、超名盤「リボルバー」(12作目・1966年8月)をリリースしましたが、このアルバムからビートルズの音楽姿勢は完全に変化(ライブ主体バンドからスタジオ録音集団へ変貌)したのです。日本公演は国内テレビ史に残るカラー放送・音楽番組としてTV放映(7月1日)され何と視聴率は56.5%を記録したそうです。日本公演はまさに初期ビートルズ4人の最後の生演奏映像だった訳か~!50周年記念で再放送をやってくれないかなあ・・。LASTの締め曲(ボーナストラック)はラバーソウルのオープニング曲「ドライブマイカー」、この曲は日本公演で演奏していないのですが、来日公演を模したお宝物映像(デジタルアニメ)を見つけました!ノリのいいイントロギターで登場、絡むベースと流れる様な伴奏ピアノ、ソウルフルなボーカル、クラクションを真似た「Beep beep'm beep beep yeah~!」という不思議なコーラス!実際は50年前の武道館では演奏しなかったこの名曲をユーチューブはあたかも真実の如く熱狂LIVEを見事に再現してくれています!

  by rollingwest | 2002-11-01 00:08 | 洋楽(ロック・POPS)

ビートルズ「ラバーソウル」発売50周年特集

★(133)ビートルズ 「ノルウェイの森」  (1965年) (2015.10.21公開)



c0119160_22171972.jpg毎年ノーベル文学賞の本命に挙げられながらここ数年受賞を逃し続けていた村上春樹氏、今年こそ朗報が聞けるだろうと目論み、先月からビートルズ名曲「ノルウェイの森」で祝辞記事を用意していたのですが見事肩透かしを食らってしまいました。(苦笑) 今年も日本人が自然科学部門でノーベル賞に輝く快挙が連日続き、さすがにノーベル委員会もこれ以上の日本人受賞はマズイ・・と各国バランスを考慮すべきと判断したのですかね~! ・・とはいえ今年は「ノルウェイの森」が収録された名盤「ラバーソウル」(6作目)が初版発売から丁度50周年を迎え、来月には秘蔵ビデオ集「ビートルズ1」が発売されることから当初通り「ラバーソウル収録名曲」の数々をお届けしたいと思います。冒頭曲「ノルウェイの森」(Norweigian Wood)はジョン・ポールの共作ですが、ヴォーカルはジョン、ジョージがインド民族楽器シタールを演奏して幻想的な雰囲気を演出している佳曲です。ちなみにポピュラー曲でシタールが使用されたのはこの曲が初めてとのこと。本当の訳題は「ノルウェイ産のWood木材」でありWoods表記であれば森が正解らしい・・。とはいえこの誤訳は結果的に大正解でした!北欧の森林で恋人同士が歩いているイメージ、神秘的で美しい響きの誤訳が村上春樹の小説表題へと導かれノーベル賞を狙える作家になっていったのですから・・・。まさに「瓢箪から駒」というしかありません。ラバーソウルのオープニング曲はノリのいいイントロギターで登場する「ドライヴ・マイ・カー」、絡んでくるベースと流れる様な伴奏ピアノ、ソウルフルなボーカル、クラクションを真似た「Beep beep'm beep beep yeah~!」という不思議なコーラス!ラバーの如く変幻自在に展開してまさに名盤冒頭を飾るに相応しい曲といえましょう。「ガール」は、ジョンが終始けだるい感じで歌い上げる切ないバラードですが、感情を抑えて歌う彼の声は多少ハスキーになる傾向があり個性的な雰囲気を醸し出しています。「ガァ・ガァ~ル」と甘ぁ~くため息をついた後に「スゥーッ」と息を吸う音(麻薬説もあり)が隠れた聞かせどころかも・・。このユーチューブはジョンの前妻シンシアとのラブラブぶりが貴重な映像ですね~!因みに彼女は今年4月に亡くなられたとのこと。(享年75歳)合掌・・!ビートルズサウンドは前期(LIVE中心)と後期(スタジオ編集中心)では全く異なり、その完全変化は1966年「リボルバー」ですが、前年の「ラバーソウル」が変化への転機となったアルバムといわれます。「ヘルプ」から「ラバー・ソウル」への移行期で次第に使用楽器が増えサウンド作りに変化が見え始め、音楽活動に対する意識の変化(アイドルからアーティストへ)も芽生え始めた頃です。同時に隠れた名曲が多いのも「ラバーソウル」の特徴、「ユー・ウォント・シー・ミー」は力強いタッチのピアノを基調としたポールの軽快なリズムナンバー。重厚なギター音とジョンとジョージの「ウ~ラッララ~」というバックコーラスが耳に残り、この作品を一段と魅力あるものにしています。ジョン・ポール・ジョージの3人アカペラで始まるイントロが印象的な「ひとりぼっちのあいつ」(Nowhere Man)、日本公演を含む1966年のライブで何度も演奏されたハーモニーが最も美しい曲の1つ。しかし対照的に、詩の内容はジョン少年時代の屈折した姿を投影したものと言われます。父親の愛に飢え、奔放な実母と厳格な伯母との間で自分の居場所に葛藤し、他人への不信感や精神障害に悩ませられていた頃の自分の思いがこの曲に籠められていたとは・・。「恋をするなら」(If I Needed Someone)はジョージがリードヴォーカルも取り1966年来日の武道館コンサートで披露された曲。ジョンやポールの陰に隠れていたジョージがいよいよ頭角を現してきた曲の一つと言えましょう。美しいビートルズ曲の代表といえばやはり1966年度グラミー賞最優秀楽曲の栄誉に輝いた「ミッシェル」、フランス語が使用された唯一のビートルズシャンソン!ポールは「イエスタデイ」に次ぐ名曲を作ると宣言して実際にその夢を実現してしまったところがやはり凄い!このユーチューブ映像は若きビートルズメンバーが列車の中でナンパを次々に繰り広げるコメディ的なショートストーリーになっていますがRWはかつて見たことがないものでとても新鮮でした!いや~ありがたし・・「ビートルズ1」を買わんでも、タダでお宝物映像をユーチューブで楽しめるよき時代になったのですからネ~!ラバーソウル特集の最後は、RWにとって5本の指に入る愛聴曲「イン・マイ・ライフ」で締めたいと思います。世界中の多くのシンガーからカバーされ「ローリング・ストーン誌」で「偉大なる500曲」の23位にも入りました。イントロの甘いギターが懐古的でジョンの溜め息をつくような大人の歌い方と、ハープシコード風な音に聞こえるバロック調のピアノ間奏が心に染み渡ります。さて来年はビートルズ来日(1966年6月)&リボルバー発売(同年8月)から50周年を迎えます。元旦記事は武道館コンサートに関する内容をレポート、8月はリボルバーからの名曲(エリナーリグビー、 イエローサブマリン、フォーノーワン等)をお届けします。

  by rollingwest | 2002-11-01 00:00 | 洋楽(ロック・POPS)