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<2014年10月25~26日>2014秋:「御座山」&「小諸・軽井沢」探訪(後編)

                        2014秋:「御座山」&「小諸・軽井沢」探訪(前編)より続く

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★昨年秋の山頂から見た夕日・朝日絶景 (前編記事のおさらい)


昨年のLAST登山は群馬・長野の県境に聳える200名山「御座山」(2112m)で締めくくりましたが、翌日に訪ねた浅間山噴火の奇勝「鬼押出し」と軽井沢郊外の見所を後編で紹介したいと思います。


      .....(左)御座山の頂上に立つ(我一人) (右)雲海に浮かぶ夕暮れの榛名山.....
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前編は無人小屋に一人で泊まり山頂から夕暮れ&日の出の大パノラマを独占満喫して大感動したことをレポートしました。御座山の岩壁頂上に立つとまさに360度大絶景!八ケ岳背後は雲海に浮かぶ南アルプス、右手遥か先には北アルプスの峰々島の如し、榛名山・妙義、尾瀬や越後の山々も俯瞰!

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   .....サンセット南アルプス、生涯で最大級の感動絶景!頂上で独占満喫したこの世の贅沢.....
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まずは余韻漂う夕刻絶景、日沈後も深い色を変化させて夕闇に包まれる静寂感が何にも替え難いレア体験。翌朝は雲海&南アルプスが変幻する光の芸術ショーを体験!夜明け前の黎明ブルーの中で頂上にて御来光を待つことに・・。雲海の幻想的光景が繰り広げられた後はついに感動のサンライズ!


    .....今度はご来光体験!雲海の空が染まり始め、山肌は朝日で真っ赤に染まる!.....
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           .....サンライズの光がついにキタ~!待ちに待った感動の一瞬!....
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世界に誇る美しい日本の山々のサンセット&サンライズ絶景を大俯瞰、RW生涯で特筆の印象が脳裏に刻まれたなア・・。下山後は朝から信州名所を数々訪ね紅葉を思いっきり満喫しました。小諸・懐古園の散策を楽しんだ後は、浅間山大噴火の溶岩庭園「鬼押出し」&「噴火博物館」へと向かいます。


      .....(左)朝の清らかな空気、千曲川と浅間山 (右)田園風景の浅間山を間近に!.....
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    ....(左)小諸「懐古園」の入口には堂々とした「三の門」 (右)さあ浅間山周辺の観光地へ!....
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★230年前の浅間山大噴火が生み出した溶岩奇勝「鬼押し出し」


「鬼押出し」は天明の浅間山大噴火(1783)によって生み出された溶岩の芸術庭園。火口で鬼が暴れ岩を押し出したという当時の噴火印象が名前由来となっています。ここを訪れるのは3回目、30数年ぶりの気がしますが、昨年の御嶽噴火もあり日本列島最大級の活発火山を再訪問してみよう。


            .....浅間山大噴火の溶岩庭園「鬼押出し」を訪ねてみる.....
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無数の巨大岩が広がる原野は幅3km・長さ12kmにも及び当時の噴火の激しさを今に伝える景観!狛犬岩・親子岩など色々な名前が付いた奇岩が鎮座し世界三大奇勝の一つに数えられます。

        .....(左)浅間山の麓も黄葉が真っ盛り (右)観音堂の惣門・ニ天像.....
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      .....(左)溶岩の参道を巡る人達 (右)溶岩の参道にて(浅間山をバックに).....
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惣門より浅間山が迫る散策路を歩いていくとゴツゴツした岩山が多数出現。岩間からは230年を逞しく生き抜いた植物が沢山あり、黒と緑のバランスが美しく異世界に来たようだ!溶岩芸術を楽しみ中央部の観音堂へと向おう。水盤舎・炎観音・鐘楼があり、秘仏の聖観世音菩薩が祀られています。 


      .....(左)溶岩の中に浅間山観音堂が見えて来た (右)浅間山観音堂の威容.....
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日本列島は世界有数の地震列島(世界地震の2割は日本で発生)であり火山王国ですが、その中でも危険度Aランク火山は13座(浅間山・阿蘇・桜島・磐梯山・伊豆大島・三宅島・十勝岳・有珠山・新潟焼山等)、名だたる「火の山」ばかり!浅間山・阿蘇山・桜島が最も活発な三大火山かもしれない。


    .....(左)浅間山と観音堂 (右)浅間山もここ数年内に大噴火が起きてしまうのか・・.....
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浅間山登頂は2008年に達成しましたが、真の頂上は噴火活動で近づけないため現在公式認定されたピーク「前掛山」で荒涼の爆裂火口の大パノラマを満喫しました。月の様な世界だな~と大感嘆!

                           <2008年5月>世界有数の活火山「浅間山」の登山記事

    .....(左)溶岩によって造られた奇岩オブジェ (右)北に草津・本白根の山々が広がる.....
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         .....一面の黄葉に彩られた広大な溶岩高原をバックに!満悦の気分.....
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★「浅間火山博物館」で噴火の恐ろしさを再認識


次は「浅間火山博物館」を訪ね、地球マントルの造山活動を勉強してみよう!1967年開設当時は火山専門の博物館は珍しく画期的であると注目されました。1993年に全面リニューアルして展示内容に最先端技術を取り入れ迫力の映像を体験、また浅間噴火の歴史や災害の恐ろしさも再認識できます。


   .....「浅間山噴火博物館」(鬼押し出しのすぐ近く)を訪問、巨大な岩石オブジェが出現.....
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        .....(左)エントランスも岩石洞窟 (右)火山噴火の演出仕掛けがセッティング.....
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当館に残された災害記録によれば、天明3年(1783)の4月に噴煙が立ち始め6月に火山礫が積もった後、7月に大爆発が連続したとのこと。LASTの大爆発で噴出した吾妻火砕流は、北斜面を流下して北麓の樹林帯を埋め尽くし鎌原村等多くの集落を破壊し埋没させたとこと。何とも恐ろしい~!


        ....地球の地殻構造・マグマ活動、浅間山噴火が起きた史実も映像再現.....
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世界事例を見ると巨大地震が起きた4年以内に近隣火山が大爆発を起こしている史実があります。富士山の平安・江戸時代の大噴火も同じ、東日本大震災発生してまだ4年、今年は要注意かも・・


      .....(左)溶岩に埋まり、その後掘り起こされた鐘堂 (右)浅間噴火の記録図.....
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★軽井沢郊外の魅力(その1):軽井沢高原教会&旧「三笠ホテル」


さあ次はRWには似つかわしくない軽井沢を探訪して見ようと思います。旧軽井沢銀座周辺の人混みには近付きたくないので今回は郊外の観光スポットを周遊して見ました。まずは数々の著名人が結婚式を挙げたことで有名な軽井沢高原教会(聖パウロカトリック教会)!結婚式は1年待ち予約だとか・・


        ....紅葉に輝く軽井沢の高級別荘 (RWには全く縁のない別世界).....
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   .....(左)黄葉が鮮やかだった「軽井沢高原教会」 (右)ウェディングドレスの新婦が登場!.....
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その次に訪問したのは軽井沢の象徴建築のひとつ「旧・三笠ホテル」。多くの外国人や歴代の有名人(乃木希典・渋沢栄一・団琢磨・近衛文麿・有島武郎等)が宿泊し客室30に対して定員40人という贅沢ぶり!「軽井沢の鹿鳴館」と呼ばれ、今見てもモダンな芸術的な建物だと大いに感銘しました。


       .....気品あふれる「旧・三笠ホテル」(明治後期の純西洋式の木造ホテル).....
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やや狭い玄関に入ると正面に2階階段があり、左右に廊下が延びています。フロントには漢数字で書かれたキーボックスの部屋にはベッド・机椅子・暖炉・洋服箪笥・トイレ・バスが基本セットで置かれている・・


     .....(左)真っ赤な紅葉に青空、様式美建築が映える (右)2階テラスへの階段.....
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       .....(左)貴賓客を迎える応接間 (右)宿泊部屋のベッドも実にお洒落.....
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国重要文化財に指定建築は日本人自身が純西洋式木造ホテルを立派に建設した点が高く評価!マッサンの国産ウイスキー同様、海外のより良いものを取り入れようとする明治期の進取精神が窺えます。


          .....(左)紅葉が絵画の様な室内テラス (右)雰囲気ある廊下の奥行き.....
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   .....これぞ軽井沢の象徴風景、並木道も鮮やかな錦秋を迎えていた.....
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★軽井沢郊外の魅力(その2):「雲場池」で満喫した鮮やかな紅葉


JR軽井沢駅から旧軽井沢に続くメインストリートを進み、左手方向に行くと「雲場池」(kumobaike)が出現。池の周囲には散策路があり1周20分の歩きが楽しめ、大自然の木立が心と体を癒してくれます。


               .....軽井沢の自然を代表する「雲場池」、まさにロマンチックな幻想風景!.....
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   ....雲場池の脇にも数々の高級別荘、お洒落な建築だネ~!(やっぱ軽井沢だ・・)....
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雲場池は地元では「おみずばた」と呼ばれ松や楓に囲まれた緑豊かな池。池の周囲は遊歩道が整備され四季折々の変化を見せる軽井沢の自然を身近に感じる事ができます。写生や散歩を楽しめる憩いの場、近隣には外人墓地や美術館もあり軽井沢を訪れる人々に昔から親しまれてきました。


      .....軽井沢の紅葉の極致、森と泉に輝く夢の世界を大いに堪能あれ!....
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快晴で紅葉真っ盛りの日曜日、ここでは静寂な雰囲気を独占できるなんて夢の夢、芋の子洗いの如く押し寄せる観光客の行列に揉まれながらも「軽井沢の秋」の素晴らしさに納得するRWでした。


           .....雲場池の紅葉と水鳥、羽ばたいた水面に波紋が広がる.....
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★軽井沢郊外の魅力(その3):ジョンレノン家族が長期滞在した「万平ホテル」

さて最後はRWが最も訪ねたかった軽井沢屈指の歴史ある「万平ホテル」、ジョンレノンが1977~1979年の3年間、家族水入らず(愛妻ヨーコと息子ショーン)で軽井沢の夏を過ごした思い出のホテルにご対面


   .....(左)歴史ある「万平ホテル」 (右)かつてジョンレノン家族が長期滞在したモダンなホテル.....
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創業は明治27年(1902)、江戸時代後期に旧・軽井沢銀座で旅籠「亀屋」を営んでいた佐藤万右衛門が当時の外国人が避暑で長期滞在できるように純西洋風ホテルをこの地に建築したことが始まり。皇室や各界著名人にも愛された日本を代表するクラシックホテルはまさに品と風格に溢れていました。


            .....(左)万平ホテルの入口ロビー (右)豪華なメインダイニング.....
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フロント右廊下奥にはRW目的の資料室があり、そこには数々の展示物とともにジョンレノン家族が避暑で過ごした微笑ましい幸福時間の写真パネルが飾られていました。ジョンがお気に入りだったピアノも・・


     ...(左)万平ホテルの資料室 (右)一番奥のジョンレノン家族が過ごした写真がパネル展示.....
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ジョンレノンが暗殺されて35年を迎えますがこの3年間は彼が最も幸福感を味わった時期で「ジョンレノン家族生活」という写真集も出版されました。3人は「鬼押出し」も訪ね観音堂で鐘もついている微笑ましいスナッップも・・。今年はビートルズが解散して45年、5年後は再び当地もブームになることでしょう。


    .....【1977~79】ジョンは愛妻ヨーコと息子ショーンと人生で一番いい時間を軽井沢で過ごした.....
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                      <2010年12月>ジョンレノン生誕70年、暗殺30年時の記事
                             

今日は朝から浅間山&軽井沢の魅力をタップリと味わえました。軽井沢の長期避暑滞在なぞ全く縁がないRWにとっては新鮮光景の連続でした!ビンボー症なのでガシガシ廻っている方が性に合います。


            .....(左)帰路に就く (右)妙義山・高岩の絶景(ネット写真).....
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渋滞になる前に高速道路(碓井・軽井沢ICに15時)に入ったので帰路はスムース、夕方には帰宅できました。2日間の思い出を噛みしめながら缶ビールでほろ酔いの夕食。山準備を予め整えておき、快晴が予想される日に気ままに出かけて無人小屋宿泊の山旅。この余裕パターンも結構いいもんだ!


        .....(左)万平ホテルのテラス (右)木漏れ日の散策路で愛を語らう(?)ニ人.....
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                                                         おわり

 

  by rollingwest | 2015-01-13 22:44 | 旅の風景 | Comments(102)

<2014年10月25~26日>2014秋:「御座山」単独行&「小諸・軽井沢」探訪(前編)

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★日本200名山・「御座山」(おぐらやま)・・、隠れたお宝物の名峰!


今年最後の登山は群馬・長野の県境に聳える200名山「御座山」(2112m)で締めくくりました。「八ケ岳」と「両神山」(奥秩父)の中間点にある山ですが、山名を聞いても殆どの方が知らないと思います。実は穴場の感動名峰だった~!山容姿も頂上からの大パノラマも素晴らしい~の一言に尽きます!


    .....「御座山」は奥秩父と八ケ岳の間にある日本200名山、無名だが推奨の名峰!.....
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この山を登るのは実に簡単・・2時間半で頂上に立てますが、山奥にあり交通の便が悪いため登山口までのアプローチが長いのです。山頂無人小屋で泊まり夕暮れ&日の出の大パノラマを満喫しようと、RWはかねてから計画を立案。快晴の週末を狙って、いつでも出掛けられるように準備万端状態


       .....中部横断自動車道の佐久小諸付近、ついに「浅間山」が近付いてきた!.....
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10月25~26日は安定的な秋晴れ予報・・、ヨッシャ、キタ~!RWは車に登山用具を積んで朝7時に自宅を出発。関越・長野道の佐久小諸ICから南下して千曲川沿いに奥秩父方面へと向いました。


        .....「千曲川旅情」を感じながら源流へ向う。堰堤の流れが印象的な光景.....
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        ......小海を通過してさらに支流の道を行く。「相木川」の流れは清冽な印象.....
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北相木村は長野県東部に位置する人口8百人の過疎村、見渡す限りの緑と川音だけが聞こえる何もない山奥風景ですが心が落ち着かされます。おお「御座山」が見えて来たぞ!まさに神座の山・・


    ......(左)山奥源流へと入り「北相木村」へ (右)ついに「御座山」が全容現す!貫録の姿.....
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★避難小屋に宿泊、山頂で360度の夕暮れ大パノラマを満喫!


       ......(左)白岩登山口の駐車場に到着  (右)カラマツ林の登山道を歩き出す.....
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13時30分白岩登山口に到着、紅葉のカラマツ林の道を歩き始めます。1時間程歩くとシャクナゲが生える岩場「見晴し台」へ到着(浅間山が俯瞰)、さらに40分登ると「前衛峰」、ここから最後のキツイ登り


       .......(左)1時間程で「見晴し台」へ到着  (右)浅間山の稜線が見えてきた!.....
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           ......(左)前衛峰に到着 (右)うだの沢トーミから最後の登り.....
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16時に避難小屋に到着。2002年に建替えられた小屋の内部は床板張りで清潔感に溢れています。でも紅葉ハイシーズンで大パノラマが楽しめる山なのに宿泊者は自分だけ・・、人気薄の山だネ~と再認識


       ......「避難小屋」に到着、登山客は誰もおらず今夜は一人ぼっちの自炊宿泊.....
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山小屋から少し登ると頂上部へ出ます、ナ・ナ何という絶景だ~!いきなり眼前には八ケ岳が出現!さらに先の断崖絶壁に頂上標識が見えている。RWは興奮状態で頂上を極めてセルフタイマーで自写


       ......(左)夕暮れの光雲を被った「八ケ岳」 (右)頂上部絶壁から見る北相木村.....
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  ...... 誰もいない夕暮れの「御座山頂上」に立つ!感動の大絶景を一人占めして大満足!.....
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頂上に立つとまさに360度の大絶景!八ケ岳の背後は雲海に浮かぶ南アルプスが島の如し!右手遥か先には北アルプスの峰々が延々と連っている!右から後立山名峰、槍ヶ岳も俯瞰できる!北東部は榛名山・妙義、奥には尾瀬や越後の山々まで見えるではないか!空気が澄んでいるネ~


              
    .....(左)サンセット絶景!「八ケ岳&南アルプス」 (右)「北アルプス」の全景も俯瞰できる!.....
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        ......(左)雲海に浮かぶ夕暮れの「榛名山」 (右)秩父の名峰「両神山」.....
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          ......「浅間山」の夕暮れパノラマ・・、シ~ンとした空気が横たわり続ける... 
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眼前には浅間山の雄大山容、右はギザギザした奥秩父の両神山、雲海に浮かぶ山々が素晴らし過ぎる~!こんな光景を独占で楽しんでいいのかいな・・。夕暮れパノラマは時間経過につれ彩色が変化し食い入るように見入ってしまった。雲海&南アルプスが変幻する光の芸術ショーを得と御覧あれ~


  .....夕陽が山の端に沈み始めると、南アルプスと雲海のイルミネーションが変化躍動し始める.....
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   .....RWの眼前で「南アルプス連峰」は彩りの絵画を次々描きながら徐々に光を失っていく・・.....
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さて日が暮れれば山小屋で就寝準備を整え自炊夕食。コンロで温めたおでんを摘まみながらビールで乾杯~!日本シリーズ(ソフトバンクVS阪神)のラジオ実況を聞きながら19時過ぎに寝てしまいました。しかし睡眠6時間で十分なRWは夜中1時過ぎに目が覚め、もう眠れない。朝まで結構冷えました~


     ......(左)寝袋を敷き、夕食の準備開始  (右)おでんを肴にビールで一人乾杯!.....
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    .....放射冷却の夜で寝袋に包まる。夜中のオシッコで見た暗闇に浮かぶ木々のオブジェ.....
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★翌朝は御来光の大絶景!

朝4時、朝食を済ませ、寝袋・ザックを詰めて出発準備完了!5時は真っ暗でしたが徐々に明るくなってきた!黎明ブルーの中で頂上に再び立ち待機、御来光を待つことに・・。またも雲海が幻想的光景


   ......夜明け前に再度頂上へ!今度はサンライズ芸術を楽しもう!黎明の山頂でその時を待つ.....
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       ......日の出方面は薄暗いオレンジ、反対側の山々は明るい薄暮で水彩画の如し.....
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山頂で待つこと30分、黎明の空は刻々と色彩を変化させ両神山(ギザギザ山頂)の右から太陽が昇って来た~、大感動!過去、美しい御来光を数々体験しましたが頂上で独占して見たのは初めて!


    ...... いよいよ太陽が昇って来た!360度の大パノラマが時間とともに色合いを変えて行く.....
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    ......(左)山肌が朝日で真っ赤に染まる! (右)ついにキタ~!両神山右手から日の出!.....
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夕暮&御来光パノラマを一人占めで楽しませてもらった御座山頂上ヨ・・さらば!一生想い出に残る壮大光景が脳裏にシッカリ刻まれました。1時間半の爽快な下山で駐車場に到着!今日も大快晴~!


         ......朝日が差し込む気持ちのいい山道を下る。軽やかな1時間半の歩き.....
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    ......(左)駐車場のマイカーが見えて来た!下山完了  (右)再び千曲川の道を快適ドライブ.....
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さて今日は朝から、信州の名所を数々訪ねて紅葉を思いっきり満喫してみよう!これから小諸・懐古園、浅間山・鬼押出し、軽井沢へと向います。雄大な浅間山が青空に映えて実に美しかった~!


        ......(左)千曲川と浅間山 (右)稲が刈られた田園風景、浅間山を間近に!.....
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★小諸なる古城のほとり・・「懐古園」を訪問


「懐古園」は小諸城址に残る「三の門」や苔蒸す野面積の石垣、樹齢500年の大欅、四季折々の風情が楽しめる公園です。RWは初訪問だったのでジックリと園内を散策しました。仙石秀久により完成された日本百名城は城下町より低い位置に築かれ「穴城」と呼ばれる全国で珍しい建築形態です。


        ......小諸の古城「懐古園」を初めて訪ねる。迫力ある「三の門」を通過して入場.....
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    .....(左)仙石秀久(秀吉時代の小諸城主)が築いた穴城 (右)威厳ある黒門跡の石垣.....
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       ......(左右)紅葉の坂道を登り黒門跡へ向う  (中)千曲川旅情の歌のパネル.....
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初代藩主・仙石秀久は、大手門・石垣等の城郭整備し小諸城下町や街道の整備を行い現在原形を築いていきました。その後城主は徳川・松平氏、越後から移封された牧野氏と変わり街の発展に繋がっていきました。明治時代になると小諸城に「懐古神社」が祀られ城内を「懐古園」と呼ぶことに・・


              .....(左)「懐古神社」に参拝  (右)霊験あらたかなる鏡石.....
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       ......(左)菊祭り馬場の紅葉は目を見張るばかり! (右)水の手展望台からの風景.....
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島崎藤村が小諸に来たのは明治32年のこと。かつての恩師に招かれて小諸義塾に赴任しました。小諸で過ごした6年間で「雲」「千曲川のスケッチ」「旧主人」等が生まれ、大作「破戒」が起稿されました。「藤村記念館」には藤村の小諸時代を中心とした作品・資料・遺品が多数展示されています。


        .....「島崎藤村」記念館 「小諸なる古城のほとり」・・藤村「落梅集」の冒頭詩.....
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             ......「富士見台」からの景色を満喫して、再び「三の門」に戻る.....
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★続きの後編レポートは来年1月にお届けします!


小諸の後は、浅間山大噴火の溶岩庭園「鬼押出し」&「噴火博物館」を訪問、最後は軽井沢の紅葉名所を訪ねて夕方には自宅に戻りました。この後編レポートは来年早々の記事で公開致しましょう。


     ......(左)「鬼押出し」溶岩群の参道(浅間山を背景に)  (右)広大なる黄葉の大平原.....
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            ......(左)「軽井沢高原教会」の黄葉 (右)軽井沢の並木ロード.....
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        ......(左)豪華で威厳ある「旧・三笠ホテル」  (右)「霊場池」の鮮やかな紅葉.....
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今回撮った絶景は実に大感動!何枚もシャッターを切りまくったなア・・。通常はお蔵入りさせない写真を沢山捨てたのは残念・・。サンセット大絶景の捨て難い写真を再度掲載して記事を終わりにします。


         ......再び山上の大パノラマをご堪能下さい!夕方の光を浴びる「八ケ岳」.....
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     ......雲海の「南アルプス」、中央左が日本標高2位「北岳」・3位「間ノ岳」、右に「甲斐駒」.....
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今回ミニ旅はRW生涯で特筆される印象が脳裏に刻まれました。世界に誇る美しい日本の山々の素晴らしいサンセット&サンライズを大俯瞰できたこと。噴火したらもう見られないかもしれない浅間山の大絶景。そしてRWとは無縁なる高級保養地・軽井沢で満喫した紅葉風景・・。思い立ったら吉日!


      .....日が沈んだ後も深い色を変化させ夕闇に包まれていった。余韻漂う夕刻の絶景.....
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  by rollingwest | 2014-11-18 00:00 | ローリングウエスト山紀行 | Comments(132)

<2012年5月19~20日>新緑の奥秩父「雲取山~飛龍山」縦走

                                                                                                                                           ★今年初めての登山 (三峯神社「奥の院」に参拝して奥秩父へ)


昨年10月から7ケ月も山に登っておらず新緑・5月で久しぶりに登山再開!今回は奥秩父名峰「雲取山」~「飛龍山」の長い縦走路の山旅。ブランク後、いきなりハードな山行に挑んで実に厳しかった・・


    ........(左) 奥津秩父連峰の縦走地図  (右)奥秩父遠景(両神山・雲取山・和名倉山).....
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雲取山」(日本百名山2017m)は東京都の最高峰。いつか登りたいと思っていましたが、食山人氏・アキタカ氏が所属する「みどりの会」が今回企画すると聞いて、特別参加させてもらいました。09年8月「雨飾山」(食山人氏・百名山達成記念)以来3年ぶりだ。(実はFツアーと殆ど同じメンバーだけど・・)


        ......(左) 三峰口に向かう秩父鉄道電車  (右)三峰口駅にて現地集合.......
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「雲取山」は東京都奥多摩でもあり、実は奥秩父(埼玉・山梨)に跨る山でもあるのです。アプローチは西武池袋線経由で秩父鉄道「三峰口駅」へ。昨年秋から秩父巡りを始めたので当地は何回も来ていますが登山で秩父の駅に降りるのは初めてかもしれない。現地集合のメンバーはTAXIで登山口へ


    .......(左) 和風の駐車場ゲートから名峰「和名倉山」 (右)三峰口広場で出発のパッキング.....
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10時に三峰ビジターセンターを出発。まずは「妙法ケ岳」(昨年秋に参詣した三峯神社奥宮が鎮座)を目指します。登頂グループ(健脚自任派&聖地憧憬派)と、頂上回避グループ(体力慎重派)の2組に分かれてスタート!輝くブナ新緑道を進み行くと三峯神社奥宮への分岐が出現、鳥居をくぐりいざ頂上へ!


             .......登山開始、輝くブナ新緑の登山道を行く。まさに快適な季節!.....
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     ....(左)「妙法ケ岳」(三峯神社奥宮)への鳥居をくぐる (右)11年秋参拝した「三峯神社」山門.....
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                         2011年秋に参拝した「三峯神社」(武甲山登山の記事より)

急峻な参詣道、正に苦行の登り・・。ヤマトタケルが祀られる三峯神社の奥宮への道は結構厳しかった。以前紹介しましたが奥多摩・秩父の神社はかつて狼の生息地だっただけに狛犬は全てウルフです。


     .....(左)妙法ケ岳「奥宮」へのLAST登り (右)パワースポットブームで超有名な地、秩父の狼狛犬....
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三峯神社の名前は、奥宮「妙法ケ岳」、途中にある「白岩山」、「雲取山」の三つの峰から由来するとのこと。頂上の絶景(奥秩父の雄峰「両神山」が荒々しく鎮座)を楽しんだ後は分岐の東屋にて昼食





★急峻な稜線での苦行登山、ヘトヘト状態で「雲の平山荘」へ


       ......(左)名峰「両神山」の荒々しい稜線を望む (右)地蔵峠到着、厳しい急峻登りが続く.....
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地蔵平を過ぎていくと、いつしか露岩の尾根筋道に入り、左手に山好きの殿下として知られた秩父宮の夫妻レリーフが出現します。秩父宮の山好きDNAも今の皇太子に受け継がれているのかも・・


       .......秩父宮夫妻レリーフが嵌め込まれ岩壁が出現!、この辺りは「霧藻ケ岳」と呼ばれる.....
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13時半「お経(清)平」と呼ばれる鞍部で一服。さてこれからが大変!白岩山・大タワを越え雲取山荘への急登が待ち構えています。小生は急峻登りで足の痙攣を起こしてしまい一挙にペースダウン、最後尾で息を切らし苦難の連続。7ケ月ぶりの登山再開でろくにトレーニングしていなかったツケが襲う・・


   ........(左)お経(清)平、ここから小屋への登りが辛かった (右)雲取山荘に到着(ヘロヘロ状態).....
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約3時間の苦行の末、16時20分に雲取山荘にヘトヘト状態でようやく到着。体力慎重派の頂上回避グループは先に到着しており予想通り酒盛りで楽しく盛り上がっています。「辛かったですね~」と問いかけたら「大したことなかったですね~」と先行組からの回答・・。ガ~ン、つくづく自分の甘さを反省


   ........(左)大部屋に炬燵、皆で寛ぐ(食山人氏提供) (右)布団の波に埋もれてミニ宴会継続.....
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我々パーティは大人数18名、山荘予約は専用個室で部屋には炬燵があり皆は大喜び!早速に酒盛りに入って寛ぎ大いに盛り上がっていました。しかし夕食後は専用個室で楽しく二次会と思いきや、ハイシーズンで他の宿泊客が追加で送り込まれてきた~!布団も寝る場所も一転窮屈状態に・・(涙)


       .......(左)朧ろげだが幻想的な夕陽 (右)夕暮れの広場、テーブルで談笑する登山客.....
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就寝前に山小屋周辺を散策してみれば、山の端に朧ろげな夕日が見えていました。ダークブルーの空には一点の雲なく明日も好天は間違いなし!ギューギュー状態で寝苦しかったが睡眠はバッチリGET!


     ........(左)雲取山荘の夜は更けゆく、明日も好天! (右)山荘ランプは太陽光のLED照明.....
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★日本百名山「雲取山」登頂、奥秩父の懐の深さを実感


     .......(左)雲取山荘を朝出発(食山人氏提供) (右)崇高な朝の富士山、心洗われるネ~.....
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朝4時前に起床、自炊朝食・パッキング、各自出発準備を済ませて5時15分「雲取山荘」を出発。いよいよ雲取山の頂上に向かいます。右手を見れば朧ろグレーの空に冠雪富士山が静かに聳えている。
歩くこと30分、ついに日本百名山の頂上に!遥か先には飛龍山、奥多摩の大岳山も見えている。


      ......(左)雲取山頂上から遥かに飛龍山を望む (右)左奥は大岳山、右手前は御前山.....
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      .......(左)雲取山頂上にて集合写真(アキタカ氏提供) (右)雲取山避難小屋へと下る.....
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一昨年6月登った「和名倉岳」も眼前に鎮座している。山々の絶景を満喫し頂上で集合写真!朝のカラッとした空気の中を爽快な気分で、雲取山避難小屋へと下っていきます。今日も行程は長丁場~

                                「和名倉岳」登山の記事(2010年6月)はコチラから

     .......奥秩父連峰の名峰「和名倉岳」の遥か向こうは八ケ岳や軽井沢の山々が見える.....
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その後、三条ダルミ・狼平・三ツ山・北天のタル・・と延々アップダウンを繰り返し、飛龍山に向けて長い道は続いていきます。奥秩父の山は懐深いネ~。花の数は少かったけれど、白いイワウチワが綺麗でした。


      ...... 崖っ淵に整備された木道を行く、イワウチワオオカメノキなど春の花が咲いていた.....
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★石楠花道と輝くブナの新緑を満喫!


三ツ山周辺は一面のシャクナゲ道が続いています。でも今年の春は遅かったため全て蕾状態。6月満開期の壮観光景に思いを馳せ何とか咲いている花はないかと探したら、漸く赤い七分咲きに遭遇!


    ......(左)ハゲ岩・飛龍権現付近で一服 (右)素晴らしい石楠花(蕾だったが)群生の道が続く.....
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三ツ山西峰から笹の斜面を下り、北天のタル(鞍部)に8時到着。ここは雲取山の名湯「三条の湯」に繋がる分岐点。ここから岩中心の道や連続する桟道が続き、飛龍山への分岐(藪でやや不明瞭)に到着。9時20分飛龍山に登頂、昼食休憩はその先の禿岩で取りました。ここは抜群の展望です。


      .....(左)禿岩で昼食(食山人氏提供) (右)大月・御坂山塊越しに見る富士山雄姿.....
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      ........(左) 気持ちのいい道を歩き、サオラ峠はもう間近 (右)熊倉山周辺の急降下.....
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この後、熊倉山・サオラ峠・丹波天平と緩やかな下山道が続くのですが、輝くブナ新緑がとにかく綺麗だった!長丁場歩きで足腰に相当負担が来ていたけれど、美しいブナ光景には本当に癒されました。


    .......(左)丹波天平に向かう道(バイケイソウ群落) (右)生命力溢れる立派なブナの大木.....
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      ........(中)眩しく輝く新緑の道を行く (右)新緑とヤマツツジのゲートをくぐり下山.....
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★無事下山、奥多摩の温泉で疲れを癒す


朝5時過ぎに出発して歩くこと10時間近く、ようやく終点が近づいてきました。15時に下山した場所は多摩川源流部に近い「丹波山村」でした。帰りの電車が奥多摩駅なので当然ここは東京都と思っていたが後で調べてみたら山梨県北都留郡だった・・。フィニッシュは定番、温泉で疲れを癒しましょう。


  ....(左)最年長N島さん、足の事故に昔遭ったとは思えぬ健脚 (右)奥多摩風景(丹波山村)....
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    .....多摩川源流の丹波山温泉「のめこいの湯」、この時間があってこそ全ては報われる.....
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丹波山温泉「のめこいの湯」は道の駅「たばやま」に隣接。湯船で各自疲れを癒し、この2日間の長い山旅を噛みしめ直したことでしょう。湯上りに全員ビールで乾杯!お疲れ様でした~!老若男女の幅広いメンバーですが、皆様の健脚ぶりにはあらためて脱帽~!奥深き奥秩父の印象が蘇りました。


   ......乾杯!今回の山旅は相当厳しかったですが、皆さんの表情は充実感!(アキタカ氏提供).....
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                                                          おわり



次回は、「両親連れて恒例の家族旅行」:(後編)「塩田平の名刹、上田城」をお送りします。
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  by rollingwest | 2012-06-03 00:00 | ローリングウエスト山紀行 | Comments(66)

<2010年6月12日>奥秩父の遥かなる幽寂峰「和名倉山」 (リベンジ登山)



★はじめに (昨年は雨に敗退した和名倉山)


日本200名山「和名倉山」(別名:白石山)は奥秩父山脈から北へ、奥深く入り込んだ遥かな秘峰。殆ど人が入らない静謐な山だけあってアプローチが非常に長く、難関峰で残っていた一つです。

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昨年5~6月にかけて、マツ氏と一緒に何度か日程設定してトライの機会を窺っていたのですが、週末がことごとく雨で延期。昨年6月20日はもう意を決して出発、しかし天気は予報通りに翌日は崩れて雨天となり断念した経緯にあります。そして今年も5月からトライするも何度も延期・・・(悔)
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昨年は将監小屋に泊り2日目(日曜日)に登頂する計画でしたが、今回も日曜日が雨に見舞われてうまく行かない・・。よしこうなったら土曜日早朝に登り始めて日帰りで登ってしまおう!6月12日自宅を朝4時に車で出発し、中央線「塩山駅」に6時半にマツ氏と合流しました。今回こそリベンジ


     
                                リンク:奥秩父秘峰・断念、梅雨の合間に・・

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★絶好の日和!登山開始


塩山駅から秩父側に繋がる国道411号線を北上し、一の瀬高原へと向かいます。三の瀬駐車場に到着し、朝7時半から将監峠への林道を登り始めました。ついに快晴に恵まれた和名倉山だ~


   .....(左)仙波付近から見る和名倉山への登山道 (右) 三ノ瀬登山口からの堰堤滝......
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登りコースは七つ石尾根の東に並行する道を採り「将監峠」の分岐点に9時到着。下を覗けば昨年泊った将監小屋の青い屋根が見える。間もなく行くと傾斜が緩やかとなり熊笹に覆われた平原に。


       .....(左)昨年泊まった「将監小屋」を見下ろす  (右) 将監峠の分岐点にて......
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この平地は牛王院平と呼ばれ開放感に溢れた笹平。暫く進むと「山の神土」という稜線分岐点に出ました。この辺りから綺麗なシャクナゲが見られ始めてきた。初夏の和名倉山を象徴する花だ!


    .....「牛王院平」という熊笹の平地に出ると、ひときわ高く枝を張り出す一本木がある。......
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    .......「山の神土」は和名倉山と唐松尾・笠取山の分岐。この山の石楠花は実に見事!......
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★いよいよ主稜線への縦走


 .....稜線から富士山が見えた!霞みがかった当日は朧な姿だったが・・(写真はネット拝借)......
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主稜線に出ると右(南側)に富士山が望めました。大菩薩嶺越しの雄姿だ!6月は山の新緑時期。
快晴の日の光を浴びた緑は青空のもとで一段と輝きを見せています。静寂な雰囲気は全くない。

        .......新緑も今が最も美しい時期、日光が当たればさらに映える。......
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    ......西仙波周辺は石楠花群生地、花びらが大きい石楠花が次々に現れ目を奪われる!.....
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暫くすると、リンノ峰・仙波のタルという地点を経て西仙波・東仙波というミニピークを通過していきます。花びらが大きいシャクナゲが次々と現れてきました。噂に違わず見事な石楠花群生地だ~!感動


       ........東仙波~吹上の頭に向かう縦走路からは展望が大きく開ける。......
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藪こぎも覚悟していたのですが、道は意外と整備されそのような場面は一度もなかった。一昔前はルートが判別しづらい迷いやすい山と聞きましたが、200名山登山者が増えて改善されたのかも・・


    .......(左)渓流には苔蒸した木々が・・  (右)↓の怪物のような枯木オブジェだ~!......
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★最後の稜線を詰めてついに和名倉山に登頂


         ....縦走路の途中にはいくつか視界が大きく開ける場所が出現......
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東仙波(2003m)を過ぎると、いよいよラストの登りに入ります。丁度3時間歩いたが、頂上まであと2時間はかかるだろうなア・・。でも日帰り登山で荷物は軽いし爽やかな空気なのでまだ快調なペース


       ......樹林帯の道は藪こぎをするような道はなく、かなり整備が進んでいた。......
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焼小屋頭・吹上ノ頭を通過し12時過ぎ八百平という広場に出ました。あと30分、もう頂上は近い。
でも八尾平の右側にある赤テープに沿って進むと水場方面への下りとなり、紛らわしいので要注意


 .....(左)灌木帯の明るい平坦地・八百平に出る (右)途中でアンテナ機を首につけたが出現 ......
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二ノ瀬分岐で黒いドーベルマン犬が我々を迎えてくれました。首輪に無線機を付けている。何の犬?
そろそろ頂上も近いなあ、と思っていたら、樹林に囲まれた円形地にピーク標識がヒッソリ佇んでいる。


   .....(左) 樹林帯を抜ければもうゴールは近い。 (右)ついに頂上到着、視界は全く利かず......
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頂上到達は12時30分、出発から5時間。天気に恵まれ、比較的歩きやすい道だったような気が・・
ここからの視界は全く利かず、開放感の感動は味わえませんでしたが、かくも奥深い秘峰に無事到達できたことをジックリ噛みしめました。計画延期すること数回・・、ようやく重しが取れた感じです。


....(左)同じ道を下山。登り5時間、下り4時間  (右) 一ノ瀬川沿いに崖の山道を走り帰路へ....
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帰りは同じ道をピストンで戻りましたが、下山も快調。山ノ神土分岐点には下り2時間半で到着、その先の分岐からは右ルート(七ツ石尾根)を下山しました。樹林帯の気持ちのいい道。三の瀬駐車場には、16時30分に到着。快晴コンディションに恵まれて往復9時間の歩きで済み、意外と楽に終えた・・。


         .....和名倉山(別名:白石山)の地図 (クリックで拡大表示).....
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GWの笈ケ岳に続き、念願の和名倉山もリベンジ登山することができました。笈ケ岳も和名倉山もたまたま天候に恵まれラッキーでしたが、霧・雨に見舞われていたらどうなっていたかわかりません。
やはり無事が一番ですね。本来条件の厳しい難関峰を安全に登頂し下山できてホッとしています。


                                                       おわり




次回は、「W杯・歴史エピソード:マイレビュー」(その1) をお送りします。
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  by rollingwest | 2010-07-04 00:00 | Comments(39)

<2009年6月20~21日>奥秩父秘峰・断念、梅雨の合間に・・


★2回連続の200名山登頂断念


今年の関東地方の梅雨明けは関西よりも早く7月14日、その後も暑い日が続きました。また今年も猛暑なのかね~?暑すぎる夏は困るけれど、景気回復も考えれば肌寒い冷夏よりはいいかも・・
(⇒・・と7/20に記述しましたが、その後全国的な天候不順。今年は稀に見る多雨冷夏です。)
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RW記事は季節移ろいに1ケ月の遅れを取っているため、梅雨に悩まされた6月時のレポートです。
この6月は200名山・奥秩父秘峰「和名倉山」(別名・白石山)をマツさんと制覇する予定でした。

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6月は雨の多い週末が続き、1泊2日計画に見合う土日晴れの日が訪れません。日程が二転三転したあげく、土曜好天日に見切り発車で出かけたものの翌日は雨に見舞われて最終的に断念・・。ゴールデンウィーク・「笈ケ岳」(雪道が消え断念)に続き、2回連続で登頂を諦めるハメに見舞われた・・(泣)
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しかし、初夏の奥秩父は瑞々しく、苔蒸したムードで緑深まりゆく山歩きを味わうことができたし、久々の山小屋宿泊ではエキスパートの山ベテランとの会話も楽しく、なかなか有意義な旅でありました。





★「和名倉山」へのアプローチ

和名倉山」へのトライは5月下旬から日程を決め出発を何度か試みたものの、週末梅雨が続いて2回延期。しかし6/20(土)晴天!日曜予報はやや不安定ながらもう我慢ならずいざ決行じゃ~
マツさんとはJR相模湖で待ち合わせ、中央道・勝沼ICから北上して山梨県北部に向かいました。


         .......(左)一ノ瀬高原(三ノ瀬登山口)より登りはじめる。 (右)苔の蒸した岩........c0119160_17594197.jpg










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「和名倉山」(別名・白石山)は日本200名山ですが、多分殆どの人が聞いたことがないマイナーな山です。奥秩父にある秘峰で北に両神山・東に雲取山・西に甲武信岳を望む位置にあります。


         .......「和名倉山」(2036m)のルート図 (奥秩父の最深部にある)........c0119160_18123474.jpgc0119160_181351100.gif







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車は甲州市(旧・塩山市)の山奥道を上り詰めていき、三ノ瀬登山口に12:30に到着し登山開始。
緩やかな道を歩いて行けば堰堤滝の水風景や瑞々しい緑に包まれます。楽な登りで気持ちいい。


                ........林道途中にあったコケに覆われた堰堤の滝........c0119160_1833079.jpgc0119160_1841979.jpgc0119160_18524710.gif





★「将監小屋」に宿泊

2時間半程歩けばやがて今日の宿泊地・「将監小屋」に15時前に到着~、荷物を下ろして山小屋泊りの手続を済ませます。明日が頂上挑戦のメイン日、今日は前衛までのアプローチの位置づけ


          .........「将監(しょうげん)小屋」は青いトタンで覆われた質素な佇まい........
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一服した後に翌朝登山の下見を兼ねて「将監峠」まで登ってみましたが、どんよりと曇っており視界は開けず・・。明日の天気予報は雨模様だけどまた一変青空の奇跡を期待するしかないね~(祈)


    ..........(左) 「将監小屋」の   (右)目の前に広がる草原を登り「将監峠」へ下見......
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さて下見からは戻った後は、待望のビールをプシュッ!つまみを開け焼酎に移行してマツサンとしばし歓談。この小屋に飼われている犬がクンクンと鼻を鳴らしながら餌をねだりににじり寄ってきたぞ。
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  .......餌をねだりに来た小屋のワンコロ。(カメラを向けると吼える。鹿肉を沢山貰ったくせに)......c0119160_20424010.jpg
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マツサンと麻雀の話題で盛り上がっていたところ、気さくなオジサン(麻雀好きの団塊世代の方)が話しかけてきた。この方たち、話が弾んでいくうちに200名山はおろか静謐な難関峰(景鶴山等)を専門に登っているエキスパートであることがわかりました。話の内容が大いに参考になったなあ・・


  ..........(左)草原から見下ろした「将監小屋」  (右)山のエキスパートおじさんたち(同泊)........ c0119160_20575425.jpg




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盛り上がっていましたが明日に備え、早めに就寝(19時過ぎ)。夜空を見上げると雲が少なく何か晴れそうな予感!もしかして、またも大逆転? 「何だかいけそうな気がする~♪アルと思います。」
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★雨の翌日、登山断念でやむなく下山
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バシャバシャ、ザーザー、早朝4時過ぎに目覚めれば激しい雨音。あ~あ、やはり天気予報は当たっちまったか・・(落胆) このところずっとお天気男で自信を深めていたのに・・そう幸運は続かないか。


             .........日曜朝は強い雨、登頂は断念(残念・・・カエロウ)........c0119160_21331567.gif
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それにしてもすごい降りだなあ・・。わざわざこんな山奥まで来たのだから、小雨程度なら登頂したいけど・・、さらに雨音は強くなる。エキスパートおじさんたちは完全に行く気なし。我々もや~めた・・。
無理は禁物、安全第一・・、また来ればいいや。


    .......(左)下山途中で見た渓流水(風流なる流れ) (右)鮮やかなレンゲツツジ........c0119160_21382932.jpgc0119160_21385711.jpg

昨日歩いてきた登り2時間半の山道は、下山なら所要2時間なので朝8時にはもう駐車場に到着。

車は昨日来た道を引き返しますが、この近くには「おいらん淵」とよばれる戦国時代の悲劇の場所がありました。ここは心霊スポットとしても有名で、遊女達の霊が彷徨う場所とも云われています。


......心霊スポット「おいらん淵」は、旧・塩山市の「黒川鶏冠山」の武田隠し金山に由来した悲劇....c0119160_22433555.gif
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黒川鶏冠山の山中には、戦国時代に武田家の隠し金山があり、武田軍の豊富な軍資金を産出しました。最盛時には鉱夫や遊女がここに集められ繁栄を誇りましたが、武田氏滅亡で黒川金山はついに閉山。金山の秘密漏洩を危惧した武田残党に騙されて、遊女らは淵に沈められたのです。
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夜中にこの道をドライブすると数々の怪奇現象に遭遇するそうです。この淵近くでは死亡事故も多くちょっとヤバイな場所かも・・。同乗のマツサン(武田信玄好き)が急に強い吐き気に襲われ体調を崩し始めました。おお、怖~、もしかして花魁の霊が憑依してきているのかもしれない。逃げろ~!
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            ........輝く緑を目にしながら、山梨の麓へ再び下っていく........c0119160_7555599.jpg








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雨に濡れた新緑は一段と生き生きとして輝き始めている。緑は目に眩しく、車窓風景はなかなかの絶景です。フルーツの里・勝沼を通り中央道経由でJR相模駅到着。マツサンとはここでサヨウナラ~




★相模湖・津久井湖、梅雨風景

さ~て、まだ日曜日朝の9時・・、時間がエラく余ってしまった。(本来今は奥深い山に挑戦中・・)
帰路は相模湖・津久井湖の風景を楽しみながら、下道経由で厚木に抜けて川崎自宅に帰ろう。


      ........雨に煙る相模湖、観光ボートは出番なく係留されている。........c0119160_842033.jpg


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        ............雨の季節もまた一興、白鳥ボートくんもゆっくりと休養日........c0119160_8375913.jpg





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朝早い雨の相模湖には殆ど人の姿が見られません。出番のない観光船やボートは雨に濡れながら湖面に寂しく浮かんでいました。GWと夏休みの狭間なので本番出勤に備えゆっくり休んで頂~戴


        ............相模湖に煙る雨霧、絵画のような梅雨時の風景........
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相模湖を後にして次は、隣接の津久井湖に向かいます。この2つの湖は神奈川県の水源を担う重要な人造湖。その水は富士山・忍野八海から桂川を経てこの湖に貯められています。その流れは相模川に繋がっていきますが、神奈川県の人は富士山水源の美味しい水を飲んでいるのですよ。


        ..........津久井湖周辺の民家沿道には、鮮やかな紫陽花が咲き誇る。........
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津久井湖
は一望できるような展望台や公園はなく、周辺は地元の一般道です。梅雨時期の象徴・アジサイが民家脇にひっそりと咲いています。雨の日はやはり菖蒲か紫陽花が似合いますなあ・・


             .......相模川・津久井湖を横断する道志橋からの眺め........
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神奈川・水源風景を十分堪能し、厚木方面に南下し自宅に戻りました。今回の登頂断念も残念でしたが、山は逃げる訳ではない・・(1ケ月前北陸山行を断念した時も同じ言葉を言ったような・・笑)
でも次回のFツアー・北アルプス餓鬼岳(7月下旬)こそ、晴天に恵まれてほしいなあ・・。(祈念)


          ...........相模湖・津久井湖周辺の地図 (クリックすると拡大表示)........
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さていよいよ夏本番!季節の花は紫陽花・菖蒲から、向日葵の鮮やかな表情の花に変わっていきます。16年ぶりの冷夏も予想されますが、皆様、お互い健康に注意し夏を乗り切って参りましょう。
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                                                    おわり



次回は久々の「東京都心風景シリーズ」をお届けします。
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  by rollingwest | 2009-06-25 17:35 | Comments(28)

<2008年5月17日> 世界有数の活火山「浅間山」に登る

★火山列島日本と浅間山

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日本列島は、世界有数の地震列島(世界の地震の2割は日本で発生)、そして火山王国です。
日本には多数の活火山がありますが、その中でも危険度Aランク火山は13座あるとのこと。
浅間山・阿蘇・桜島・磐梯山・伊豆大島・三宅島・十勝岳・有珠山等、名だたる「火の山」ばかり!

       .....白と黒の美しい縦縞模様こそが、浅間山(2568m)がもつ独特の外観....
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中でも浅間山・阿蘇山・桜島あたりが三大火山ですかねエ・・。北軽井沢で見られる「鬼押し出し」の奇岩・大景観は「天明の大噴火」(浅間山の有史上で最大級)によって造りあげられたものです。


       .....「鬼押出し」は浅間山の大噴火によって築かれた自然の溶岩芸術園....
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浅間山(2568m)の登山は、1972年噴火以来35年間、頂上・火口には立入禁止となっていました。
最近では2004年にも噴煙を上げ、いつ爆発してもおかしくない危険な山として警戒されています。


  .....(左)煙をたなびかせる浅間山と浅間隠山(上空写真)....(右).浅間山の噴火と大噴煙...c0119160_2272439.jpg
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★浅間山禁止区域が火口付近まで解禁(リベンジ登山)


浅間山は「日本百名山」ですが,全山制覇をめざす人にとって「登山禁止令」は忸怩たる思いだったことでしょう。仕方ありませんが久しく、外輪「黒斑山」登頂で「浅間山完登」と見做されていました。
でもやはり「本物の頂上に立ってこそ!」という気持ちが本音・・・。(小生も然りでございますが・・)
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昨年秋にFツアー幹事から嬉しい知らせが届きました。頂上までの解禁ではないのですが、規制が大幅に緩和され、火口近くの「前掛山」まで行けるようになったとのこと。最近、噴火活動が落ち着いていることに加えて「百名山ブーム」で解禁を求める声が強くなったからなのかもしれません。


      .....前掛山の迫力ある断崖絶壁風景、広い意味での火口?外輪山なのかな?....
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昨年11/10、Fツアー「浅間山」が企画されて勇んで参加、でも氷雨日となってしまい登頂は断念・・。
結局は温泉と海野宿見学に終わったので今回はそのリベンジです。(参加は約20名近い大盛況)

                         浅間登山を断念して「海野宿」のリンク記事



★前衛「トーミの頭」から「草すべり」を下る。


Fツアーメンバーは早朝集合し、上信越自動車道・小諸IC経由で高峰高原・車坂峠に到着し10時過ぎに登山開始。山道を進めていくと奇岩「トーミの頭」が現れます。「浅間を遠くに見る岩峰」という意味でしょう。しかしこの時、浅間山はガスに包まれて見えません。今日は晴れるのかなあ・・。

  .....浅間山の前衛奇岩「トーミの頭」からアプローチ、いきなりスリル溢れる登山道となる。....c0119160_6214149.jpg



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岩頭からは「湯ノ平高原」まで一挙に下る「草すべり」と呼ばれる急斜面!ここは実に面白かった!
目の前に横たわる浅間山のシルエット、断崖絶壁絶景を見ながら滑り落ちていくスリル感です。
単調な登りをイメージしていた浅間山登山がいきなりこんなドラマチックな始まりを見せるとは・・。


        .....「トーミの頭」から「前掛山」を遠くに望む。左の斜面が浅間山本体の裾野....
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        .....「トーミの頭」から「湯ノ平高原」に下る急斜面。「草すべり」と呼ばれる。....
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よく考えればここは世界有数の火山、この変化に富む地形は大規模爆発で生まれた外輪火口跡と認識すれば考えれば実に納得できるものです。この奇岩群や斜面は爆裂火口が刻んだシルエット、もし噴火時にここにいたならば岩があちこち吹っ飛んできてとても生きてはいられないでしょう。
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     .....「草すべり」を無事に下りきる。右には「牙山」(ぎっばやま)の奇観が迫る。....c0119160_22541687.jpg



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湯ノ平高原」は枯湿原風な平坦地、これからが浅間山の本格的な登り。昼食時間ですがビールは自粛控えめ。しかし徐々に雲行きが怪しくなり天候急変、何と雹が降ってきた!大丈夫かなぁ・・・。
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   .....今日の浅間山頂上はガスってしまうのかな?季節外れの雹に降られやや不安な気持ち....
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★浅間山の爆裂火口を体験

浅間・直登基点の「賽の河原」に到着、いよいよ浅間山が眼前に迫りました!独特な縦縞の模様を刻んだお椀を伏せたような山容は火山の象徴。単調な裾野斜面を一歩々と登り始めると視界が開けて徐々に晴れてきたぞ~!雄大なパノラマはまさに月の丘の世界だ!(行ったことないけど・・・)

   .....裾野斜面を一歩一歩登る。背景には「黒斑山」と、盆地のような「湯ノ平高原」....
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裾野中腹に至ると、立入り禁止告知板(ゲージが1つ)、その先を見ると明確な登山道があります。
頂上を見上げると何人もの登山者姿。実際は多くの人が火口付近まで行っているようです。「皆で渡れば怖くないか・・」とコンプラ・自己責任をつい忘れてしまい上部まで共に登ってしまいました。

   ....「浅間山」火口付近からの光景(殆どのメンバーが登山禁止の字を読め(ま)なかった)....c0119160_23131546.jpgc0119160_23134218.jpg


   ....(左)「前掛山」の断崖絶壁火口をもう一度!....(右)「浅間山」裾野、岩と雪の斑模様....c0119160_23193977.jpg



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本当の頂上はまだ先ですが、これ以上のコンプラ違反は自粛。火口を覗けただけでも大満足~!
食山人殿は学生時代に登頂済。「真の頂上体験者は私のみ!」と遂にプライドを崩しませんでした。
そして次は「浅間山頂上」として現在公式認定されているピーク「前掛山」を目指すことにしました。


.....先行二人の影を追い「前掛山」へ向かう。爆裂火口の岩峰がまるで人の顔のように見える!....
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でもこちらの方がもっと感動!荒涼たる爆裂火口の大パノラマをさらに満喫することができました。
世界有数の火山はやっぱりスゲエなあ~と感嘆し、登ってきた稜線を戻り再び「湯ノ平高原」へ・・・。



★変化に富んだ楽しい下山道

「さてもうこれ以上は登りなし~」と、皆は平坦な野っ原で座を広げて缶ビールとワインのミニ宴会。
あとは下山後の楽しみ「温泉」をめざすだけ。下山道の景色は変化に富み、素晴らしいものでした。


  .....再び「湯ノ平高原」へ戻る。今まで我慢してきたビール・ワインを開けてのミニ宴会。....
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徐々に谷筋を下っていくと、中国桂林や妙義山のような奇岩群が目前に迫って来る楽しい山道。
ここも浅間噴火の外輪火口として刻まれた地形なのでしょう。噴火スケールが実にでかいこと・・!

 .....(左)天を突く牙山(ぎっばやま)の先鋭峰.....(右)鉄分濃い真っ赤な川が谷間を流れる。....c0119160_23574551.jpg



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      .....谷筋を下る道には、オブジェのような独特の形をした木々が時々見られる。....c0119160_00591.jpgc0119160_021547.jpg


     .....妙義山のような奇岩群!浅間山でこんな光景が見られるとは思わなかった....
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★鉄とイオウの渓谷、真っ赤な温泉


川沿いは鉄が錆びた赤岩石や硫黄結晶が沢山あり、異様な渓流風景が広がって実に面白~い!
「不動滝」も赤茶けていました。草木の姿が少なく感じたのは外輪山が植物には厳しい環境が故?

  .....イオウと鉄錆岩が印象的な「不動の滝」、ここは遅まきながらようやく春の息吹が・・。....c0119160_062633.jpgc0119160_064718.jpg











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下山後に浸かった「天狗温泉」の湯は真っ赤か!(鳥甲山の小赤沢温泉とソックリ) タオルは一挙に鉄の錆で茶色に変色。でも本当に火山地底から湧き出てきた天然温泉という実感で大満足~!

       .....天狗温泉「浅間山荘」、鉄さびで真っ赤なお湯が実に素晴らしかった!....c0119160_0101775.jpg



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★火の山「あさま」

静岡在住時代、「富士浅間(せんげん)神社」の名を随所に目にしたものです。(富士吉田と富士宮に2大総社が鎮座)  娘の七五三をした静岡市浅間神社も市民に敬われる由緒ある古社でした。

 .....「前掛山」頂上に立つ人。の荒涼の大絶景は浅間噴火の激しさをあらためて認識し感嘆!....
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「何で浅間なんだろう・・」と多少疑問に思っていましたが、当時はあまり意識せず深く考えず・・。
「浅間神社」は富士山大噴火を恐れる人心を静めるために建立、火山鎮護の神を祀っています。c0119160_0182427.jpgc0119160_0141169.jpg


あさま」という言葉は「火山」を意味する古語とのこと。なるほど~富士は古代から阿蘇山と同様「火の山」として畏怖崇拝されていたので、「浅間神社」と呼ばれてたのか!それじゃあ「浅間山」って「火山」そのものをストレート表現した名前ではないか! 「あそ」「うす」も火山を表す同系の古語、だから「阿蘇山」「有珠山」なんですなあ・・。「あさま」も「あそやま」が多分訛ったんでしょう・・。 

             
   .....1年数ケ月前(07.2月)、万座スキー場から見た白雪の「浅間山」(左)と「浅間隠山」(右)....
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2年半前に大学時代・山仲間と再会のOB会を企画して「浅間隠山」に登った時に目の前に雄大な「浅間山」パノラマを仰ぐはずでしたが、残念にもガスに覆われてその光景を味わえませんでした。
昨秋も雨で断念・・。今回やっと「浅間山」の素晴らしい姿を知ることができてリベンジ、グ~グ・グ~!

                                                      おわり

  by rollingwest | 2008-05-31 21:17 | Comments(22)