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<2017早春>伊豆半島・夫婦旅①:南伊豆(河津・下田)【前編】

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★久しぶりの伊豆半島巡り(修善寺温泉泊)、河津桜・下田歴史の探訪旅


伊豆半島の主な見所は8割方(過去10回程の旅)は巡ったのですが、有名な修善寺温泉は未訪問だったので2月下旬(梅や河津桜が盛りの時期)にカミサンと二人旅に出かけました。2009年の家族旅行(3人で南伊豆・下田弓ケ浜)では河津はもう葉桜だったので、今回こそリベンジ実現を期待!


      ....今回の夫婦旅は、伊豆最古の修善寺温泉に泊まって河津・下田の春を楽しむ.....
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<2009年2月>「南伊豆」(河津・下田)の家族旅行


      .....2017年2月の河津桜、ついに桜満開の堤風景に出会うことができて大満足!.....
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さらに前回旅行で見そびれた下田開国歴史(ペリー来航、ハリス領事)もジックリ訪問することも主目的。来年は明治維新150年!薩長土肥の観光地や横須賀・横浜・神戸・函館に合わせ下田も大いに賑うことでしょう!今回はブーム喧騒にはまだ早く、静かな下田歴史旅を満喫できてW満足気分!(^O^)/


    .....来年は明治維新150年!大河ドラマ主人公も「西郷どん」、幕末維新ブーム再来の予感.....
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  .....(左)ペリー提督が下田滞在時に毎日歩いた道 (右)後編は初代駐日総領事ハリスも登場....
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★いさ出発!沼津・伊豆大仁経由で下田街道を南下


自宅を早朝出発!絶好の天気に恵まれ、東名高速から真っ白な富士山を楽しみながら沼津インターを降り、内浦湾の絶景を楽しみながら車を走らせて行きます。ここから眺望する海越しの富士山や南アルプス連峰は何度観ても感動的!富山湾の北アルプス光景と匹敵する世界に誇る絶景です!


   .....(左)東名あしがらSAからの白雪富士を望む (右)内浦湾三津にポッカリと浮かぶ淡島富士.....
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      .... 沼津の内浦湾は.海に浮かぶ富士や冠雪南アルプスが海から見られる貴重な場所...
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沼津市街を抜けると巨大奇岩「城山」が目の前に迫ってきました。2010年Fツアー仲間と城山・葛城山・発端丈山を登り、内浦湾と冠雪富士の絶景(頂上に若き日の源頼朝も鎮座)を満喫したことが懐かしい。2001年には隣接の「沼津アルプス」も縦走しましたがこの周辺の山はパノラマが最高です!


   .....(左)伊豆大仁の奇岩名峰「城山」(2010年登頂) (右)2001年「沼津アルプス」の縦走制覇.....
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                               静岡東部探訪:「富士・沼津・伊豆の国」編
 

    .....2010年「城山・葛城山」を登山時に撮影した「沼津・内浦湾と冠雪富士」の大絶景!.....
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伊豆の国市(旧・伊豆長岡・大仁・韮山が合併)に入ると、伊豆配流された若き日の源頼朝とラブラブ状態だった北条政子のペア銅像に出会えます。冠雪富士を仰ぎ、二人の未来に思いを馳せる姿がいじらしい~!さらに「三島大社」(伊豆総鎮守)や世界遺産となった「韮山反射炉」も見所です。


     .....伊豆の国市「蛭ケ小島」(源氏再興の地)から愛を貫いた「頼朝&政子」が富士を仰ぐ.....
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    .....(左)頼朝源氏再興祈願「三島大社」(伊豆総鎮守) (右)世界遺産2013指定「韮山反射炉」.....
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                                      静岡東部探訪:「三島・韮山・北伊豆」編





★いよいよ南伊豆へ!満開の河津桜絶景とご対面!


伊豆の国市から下田街道(国道414号線、伊豆半島の中央部を縦貫)を南下して行くと、名物橋「河津七滝ループ橋」が独特なデザインの橋梁が出現!かつて交通の難所だった天城峠を立体的に2回転しながら高低差45mを下ります。ループ橋周辺の河津桜も実に見事に咲いておりました。


   .....「河津七滝ループ橋」を通過、グルグルとソフトクリームを描くユンーク立体橋(河津桜が満開!).....
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平地に入り河津川沿いに車を走らせると、いよいよ出現、本場・本物の河津桜満開光景!長大な桜並木パノラマについに逢えた~!河津桜とは毎年2月上旬~3月初めに渡って咲く早咲き種(寒緋桜と大島桜の自然交配)で花が大きく濃い桃色が特徴。最近、各地でも多く植えられています。


     .....河津川の桜並木は満開!ついに憧れの光景に出合えた~!リベンジ実現の喜び.....
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河津町では昭和50年に河津町の木として認定され、毎年2月上旬より約1ヶ月間「河津桜まつり」が開催され観光バスが多く乗りつけてきます。桜並木と菜ノ花の春絶景を満喫し、次は下田の開国史跡へと向おう!案の定、渋滞に嵌ってしまいましたが、山側迂回ルート経由で下田の街へ入りました。


        .....河津桜&菜ノ花のコラボ、桃色と黄色が連続する華やかな堤通りに感激!....
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   ....本場の河津桜はやはり違うなア・・!川沿いに連なる日本一早い豪華長大なる桜ロード!.....
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★日本初の開国地(日米下田条約)「了仙寺」&「黒船ミュージアム」


前回の南伊豆家族旅行では下田で観光時間が殆ど確保できなかったので今回は開国の歴史をタップリと味わってみよう!下田は黒船来航により日本で最初に港が開かれた街で歴史の宝庫だ!


   .....2009家族旅行で撮影した下田港の黒船クルース(幕末開港の日米下田条約締結の観光船).....
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1853年、米国艦隊司令長官ペリー率いる蒸気船4隻が浦賀に来航し幕末歴史は大きく動き始めます。「太平の眠りを覚ます上喜撰・・」、大老・井伊直弼が強引に開国へ踏み切り1854年、日米和親条約が締結されました。下田・箱館の2港が指定され、下田が全国初の開港となったのです。


        .....日米下田条約が結ばれた「了仙寺」を訪問、見事な紅梅の大木が満開!.....
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日本最初に港が開かれるにあたって日米下田条約が結ばれましたが、その場所が「了仙寺」です。そうだったのか~!・・目から鱗!本堂正面に開国締結の絵が飾られており開国殿と呼ばれています。


    ....下田は黒船来航で日本最初に港が開かれた街、その締結がお寺だったとは意外!.....
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   .....(左)満開紅梅前でカミサン満足 (中)境内裏手には横穴遺跡  (右)日米下田条約締結図....
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了仙寺境内には未来的な黒船ミュージアムが併設。このアンバランスな共存が実に興味深い!早速入館して日本開国歴史を勉強して見よう!館内に入るとロビーには眉を顰めたペリーのビッグ顔にご対面!


     .....(左)黒船ミュージアムは未来的なデザイン設計 (右)寺門の先に見える道がペリーロード.....
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  .....(左)デフォルメされたペリー大きな顔 (右)黒舟来航(浦賀)、日本に開国を迫り国内はパニック.....
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当時の米国は捕鯨大国(産業革命で工場油需要が急増)であり、長期航海用の食料や燃料の太平洋での補給拠点、難破事故の救難受入場所が必要であり日本に開国を迫って来たのです。


    .....(左)ペリーが所持していた世界地図  (右)当時の日本地図は北海道が記載されていない.....
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   .....(左)了仙寺での日米締結式 (右)エッチング手法で描かれた米国水夫&相撲力士の記録絵.....
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   ....(左)水夫の望遠鏡は鮮明色彩 (中)黒船のミニュチュア模型 (右)長筒鉄砲も並べられている.....
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黒船ミュージアムではペリー来航の光景、当時日本人が見た異人の姿、船乗りの望遠鏡や鉄砲、下田条約締結後の外人との民間交流風景、唐人「お吉」の遺品等が展示。大変興味深い物ばかり!


       .....唐人「お吉」(初代日本総領事ハリスの侍女)が使用した三味線や手鏡.....
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   .....(左)数々の異人を描いた図 (右)下田の街では日米民間レベルの平和な交流が進んだ.....
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現代アート美術館のような展示ルームには明治時代の漫画や風刺画も実に面白い!.お洒落な「ミュージアム映像ルーム」もあり、ペリー来航~開国~明治維新への歴史絵巻をタップリ勉強させて頂きました。


      ....明治時代の漫画は何かカルタの絵のようだ!日米露中の風刺画も展示されている....
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★異国情緒溢れる小径「ペリーロード」を散策


そして次は、今旅の最大目的「ペリーロード」の散策へと向いましょう!ペリー提督が了仙寺から下田港へと毎日歩いた小径は、平滑川沿いの柳並木道は石畳で、石造洋館・なまこ壁・立派な和風屋敷が立ち並んでいる!異国情緒・レトロ感が漂い実に素晴しい!これは皆様、お薦めの散歩道


   .... (左)今回旅の目的「ペリーロード゙」の散策へ (中右)柳並木やアロエの花も咲き風情あり.....
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黒地に白い碁盤目が斜めに交差した模様壁(なまこ壁)を随所に見かけることができます。独特模様の壁は下田の風物詩となっており、なまこデザインのレプリカも売られており結構人気らしい。


       ....柳並木・なまこ壁・石造洋館・石畳が美しい!異国情緒・レトロな雰囲気ある小径.....
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ペリーロードから真ん中に長楽寺へ立ち寄れる路地坂があります。本寺は 1854年ロシア使節プチャーチンと日露和親条約の調印場所!米国だけでなくロシアとも国交開始ルーツ地がこんな近距離とは!


     .....(左)雰囲気ある石畳みの裏路地坂を歩く (右)日露和親条約が調印された長楽寺.....
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 ....デザイン硝子窓が素晴しい木造家(アンティークショップ兼喫茶店)や石造建物が川沿いに並ぶ.....
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下田富士・寝姿山・稲生沢川の風景に心癒される街・下田。この街が日本開国史の最初の港であり、函館・新潟・神戸・長崎・横浜という世界に誇る5大港都市開港の先がけになったのかと再認識!


     .....下田市は実に開放感ある街、下田富士・寝姿山に抱かれ穏やかな空気が流れる.....
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今回前編だけでは下田歴史はまだまだ語り切れません。後編ではペリー、ハリスの史蹟、悲劇のヒロイン唐人お吉、黒船での密航を企てた吉田松陰、坂本竜馬の史蹟などを紹介する予定です。





                                                        おわり

  by rollingwest | 2017-03-05 21:00 | 旅の風景 | Comments(142)

<2016年5月>故郷名峰登山(八石山)&お袋傘寿祝い家族旅行(魚沼・奥只見)

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★3つの名峰に囲まれた故郷柏崎の風景を再認識


今年5月は柏崎に2回帰省し、故郷新潟県の山の魅力をタップリと味わいました。また最近10年間で登った越後(魚沼・尾瀬)の秘境名峰に登山した思い出も噛みしめ直してレビューができました。新潟県は海・山の大自然に恵まれた県ですが今回は山の魅力に焦点を絞ったレポート記事をお届けします。

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RWの故郷・柏崎の魅力は海のイメージが強いですが、実は3つの低山名峰に囲まれており山でも掘出しのお宝名所があります。一番有名な名峰は三階節で有名な「米山」(993m)、次に貫録風貌の鎮座「刈羽黒姫山」(891m)、3つ目はRWの未踏峰で丸みを帯びた双コブ山「八石山」(518m)


 .....(左)名峰「米山」(右)「刈羽黒姫山」(下)「八石山」(hachikokusan)3名峰に囲まれる柏崎....
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                          <2010GW>米山登山(35年ぶり)の記事はコチラから

柏崎で一人暮しのお袋(今年80歳、元気で助かります)には最近何度も顔を見に行くようにしており今年もGWに帰省しました。今回こそ登頂未体験だった八石山を登ってみようと思い立ち、早速調べてみると実家から登山口までは車で30分、登りは山頂まで1時間半、何とお手軽ではないか!


   .....(左)八石山登山ルート (右)柏崎市と小国町(長岡市)の境に聳える癒しの名低山....
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八石山は500m程の連峰を総称する山で全貌はお釈迦様が伏せている姿ともいわれ、歴史や民話の多い山なので神秘的な一面も多いのです。今回はメインの南条・赤尾登山口から登ってみました。


   .....(左)八石山登山口をいざ出発 (中)茅刈場分岐 (右)新緑の道を楽しみながら歩く....
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     ....八石山は幾つものバリエーションルートがある。今回は沢コースを登り下山は峰コース.....
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新緑に輝く気持ちいい道を歩いて行くと早速に米山が見えて来た!こんなアングルから柏崎の名峰を仰いだのは初めてだ・・!暫くするとニリンソウの群生地が出現!快晴の中で軽快な登りが続きます。


 .....(左)ニリンソウは実に可憐な花、一面の群生にビックリ (右)新緑の輝きが眩しい爽やかな日.....
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登山口から歩き始めて1時間半、見晴し展望台を経てあっという間に頂上へと立ちました。背後にはわが故郷・柏崎の街、素晴しい景色が広がっています。イヤ~、実に楽チンな登りじゃないか~(笑)


    ....ユキツバキ(新潟県の花)の自生地を通過し、展望台・山頂へ!眼下に望む柏崎の街....
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眼前には故郷の名峰「米山」&「黒姫山」、南側には越後三山も俯瞰できるではないか!こんな素晴しい絶景が自宅出発後3時間弱で味わえるとは!目から鱗、ここは完全に死角穴場だった~!


   .....(左)米山 (右)黒姫山、両山とも中学時代に登ったけど当時は本当にキツかったナア....
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  .....(左)頂上の風景(やまぼうし休憩所) (右)越後三山(駒ケ岳・中ノ岳・八海山)が見える....
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八石山下山後は、善根の名滝(不動滝)に寄ってみました。小さい頃から名前だけは知っていましたが実は初対面!柏崎市民も見たことある人は少ない穴場ですが、噂通りの素晴しい名瀑でした~!


     .....善根(zegon)の不動滝!マイナスイオン溢れまくりで心洗われるような気分に!....
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  .....滝壺へ下りて見ると、岩の祠には不動明王と白蛇が祀られている。カナヘビも発見!....
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   .....♪米山さんから雲がア出た~♪ イヤ雲は全く出ておらず快晴の名峰を楽しめました!....
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★お袋の傘寿祝い・家族旅行:(魚沼・大湯温泉~奥只見)

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    .....魚沼・大湯温泉の源泉かけ流し湯「かいり」でお袋・弟ファミリーと一緒の家族旅行....
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今年はわが家族にとってお目出度き事が4つ重なりました。お袋が元気に傘寿を迎え、娘も無事就職し社会人デビュー、両夫婦も結婚30周年、秋には姪の結婚も決まり四重奏の喜事となったことから合同での家族旅行を企画提案。弟ファミリーとの旅行も15年ぶりだったので大いに盛り上りました!


   .....傘寿おめでとう!孫に囲まれてお袋も喜びの笑顔、花束贈呈式を完了し皆で祝杯!....
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2日目は越後名峰が沢山聳える秘境「奥只見」(世界的豪雪地帯)のダム湖へ向い観光を楽しむ日です。朝もかけ流し温泉に浸かり部屋に戻ると、窓からは越後駒ケ岳が素晴しい姿を見せているぞ!


  .....翌日は奥只見観光へ向う!朝の宿から見た越後駒ケ岳(越後三山の雄峰)、荘厳なる姿....
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                          <2013年8月>「越後三山」(駒ケ岳)の記事はコチラから

「奥只見湖」は何とあの黒部ダムをも凌ぎ、国内最大の総貯水量(6億m³)を誇ります。「奥只見トンネル」は高度成長期に国家電源開発事業として完成した資源開発用隧道、道路全長22km・各隧道部は合計18km、他に類を見ない電源開発管理目的のトンネルが連続する道。実に幻想的なトンネルだ!


      ....奥只見シルバーライン(長い長い山岳トンネル)の幻想光景、昔はダム開発の専用道路....
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国営電源開発の施工(3年間で延180万人の労働力が投入)で昭和32年に開通し、ダム完成後は電源開発から新潟県へ譲渡され昭和46年に観光有料道路「奥只見シルバーライン」として開通しました。中学生時代の家族旅行、2013年の越後三山登山、今回旅行でRWにとっては3度目の通過体験


          .....(左)秘境奥只見に到着 (右)奥只見湖の遊覧船乗り場へと向う....
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秘境・奥只見は紅葉名所で有名ですが新緑時期も切り立つ2千m級名峰に湖が囲まれた北欧のような風景が広がり日本とは思えない景勝地です。実はここは新潟県側の尾瀬登山口でもあります。


   .....奥只見は尾瀬への新潟県側ルート出発地、今年の尾瀬・山開きは当湖畔にて開催された....
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朝9:30出発の奥只見胡遊覧船に乗り込みいざ出発!湖面にそそり立つ名峰群は豪雪に削られて荒々しい山容、まさに北欧のフィヨルド湖にいるような雰囲気があります。しかし例年5月の奥只見の山々は残雪がもっとあるはずなのに今年は殆ど残っていない!今夏の水不足が懸念されるなア・・


    .....奥只見湖遊覧船に乗り込み出発~!豪雪に削られた山容の迫力が次々迫ってくる!...
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おお「荒沢岳」が見えて来た!2013年に登った絶壁が連続する凄く危険な山!梯子・鎖の連続で気が抜けない危険ルートの垂直登攀が繰り返す10時間近いピストン(途中、山小屋も水場もなし)です。景色は北アルプス岩稜光景かと思わせる程に王者風格(越後の山には珍しい)を漂わせていました。

       
  ...2013年に9時間近くかけて登った奥只見の峻嶮峰「荒沢岳」、断崖絶壁を登る凄い山だった!....
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                       <2013年8月>奥只見の峻嶮峰「荒沢岳」の記事はコチラから

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今度は奥只見系の最高峰「平ケ岳」が出現!その名のとおり緩やかな優しい弧を描いた稜線・残雪を抱いた包容力のある山容です。2005年Fツアーで登りましたが、平坦な山頂部には鏡の如く水面を輝かせた多くの湿原・地塘が眠っており、まさに秘境の中で静かに佇む夢の世界の様な山でした。


   ....2005年に11時間近くも歩き苦労して登った百名山「平ケ岳」も雄大な山容で鎮座している!....
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大湿原池「姫ノ池」に映る平ケ岳は美しい絵画の様な大絶景だったなア。深き群青色の水面と同じ高さで、鏡の如く残雪山が緩やかに横たわる構図!奇岩「玉子石」も玉子型花崗岩が台座に乗る不思議な自然の造形。背景には美しい湿原と残雪の越後名山が連なり、ロストワールド・秘境の雰囲気


...2005年に登った平ケ岳、平坦山頂部には鏡の様な湿原・地塘が眠る秘境、奇岩「玉子石」に感動....
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                          「平ケ岳」&「燧ケ岳」(尾瀬)登山の記事はコチラから

湖の最奥部まで行くと、尾瀬の主峰「燧ケ岳」が出現!東北の最高峰・尾瀬のシンボル名峰を新潟県側の湖上から見られるとはビックリ!尾瀬も2005年に大周遊の山旅をしましたが11年前の感動が蘇る!


   ....何と尾瀬主峰「燧ケ岳」がここから見られるとは・・!双耳峰の秀麗な姿が湖上に聳える....
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 ....2005年秋・尾瀬の旅、鳩待峠⇒至仏山⇒尾瀬ケ原⇒燧ケ岳⇒尾瀬沼と大周遊の道が懐かしい....
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遊覧船周遊を終え、次は奥只見ダム堤路を散策してみよう。黒部ダムの3倍という国内最大の総貯水量と水力発電能力(56万KW)。やはり世界有数の豪雪地帯であるだけに膨大なる雪解け水は、山国日本が誇る大きな自然エネルギー資産なのであります。これこそ究極のエコ電源と思うのだが・・


     ....雪って凄いエネルギー源になっているんだネ~!ダムの真下を覗いてみると目が眩む....
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    .....おばあちゃんを囲んで・・楽しい旅行をありがとうございました(奥只見・土下座女子)....
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奥只見家族旅行のラスト締めは魚沼越後へぎ板蕎!地元の方が教えてくれた「いたや」は田んぼのはずれの民家で探しづらい場所でしたが行列をなしている。美味しくてお値段もリーズナブルで最高!


      .....旅行の最後は、魚沼蕎麦で締めましょう!「いたや」は地元で最も有名な名店....
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                          <2016年GW>信濃川火焔街道(前編)の記事はコチラから

再び柏崎実家に戻りお袋を送り届け、故郷名峰(米山・黒姫山・八石山)にも別れを告げて帰京。次回も米寿祝いや兄弟慶事で合同家族旅行ができればと願い、その日まで皆健康でいたいものだ。


           ....5月の故郷名峰は田植え前の水田に優美な姿を映し出していた....
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              ふるさと「柏崎」の魅力再発見!の記事はコチラから
             



                                                         おわり

  by rollingwest | 2016-07-17 18:00 | 故郷の風景 | Comments(118)

<2014年2月>埼玉探訪(東松山・川越)&義母(一周忌)の思い出

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★義母の一周忌を迎えるにあたって


昨年2月15日に義母が逝去して一周忌を迎えます。直前まで病気とは全く無縁の元気さでしたが、病院検査で突然「すい臓がん末期」と宣告され急遽入院(自覚症状なく発見困難)。その後、僅か2ケ月余りで亡くなってしまい御本人も無念だったと思います。カミさんが臨終を看取ることはできましたが・・


 ......2012/GW信州家族旅行、元気だった義母(一番右)がこの7ケ月後,末期癌で逝去(享年79)......
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                                  2012GW信州旅行②「塩田平・上田城」 

「親孝行したい時には親はなし」とならぬよう、お袋・義母との家族旅行を3年連続(2010~12)実施でき後悔せずに済みましたが、まさかこんなに早く別れが来るとは予想もしなかった・・。手元に残る義母の写真を整理し、家族旅行の過去記事を振り返りながら1年目の追善供養日を迎えたいと思います。


 .....(左)2010/3月、初めて両母参加での越後路の旅 (右)2011/5月、清津峡から松之山温泉へ.....
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                        2011GW①越後旅行「清津峡、魚沼・石川雲蝶彫刻の寺」 

義母が生まれ過ごした埼玉県「東松山市」(カミさん実家:東武東上線)は知名度こそ高くありませんが、近隣には川越・秩父もあり歴史的にお薦めの穴場SPOTが多くある街。義母が元気な頃、家族で散策した写真も未整理だったので、今機会に東松山・川越の見所も一緒に紹介したいと思います。





★深い歴史が息づく東松山(埼玉県)周辺の見所


埼玉県は「さきたま古墳群」など古代史蹟が多い県ですが、義母には実家周辺で最も有名な「吉見百穴」へ案内してもらいました。古墳時代後期(6~7世紀)の横穴式墓穴群(日本最大)であり、小学校の教科書にも載っていました。授業ではhyakketsuと習いましたが地元ではhyakuanaと呼ぶそうな・・


  .....東松山近くの「吉見百穴」(国指定史跡)の奇観!軍用洞窟もあり坑内を歩く義母と娘......
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凝灰岩質の岩山に蜂巣の如く200基以上の横穴が空けられており、発掘当初はコロポックル(縄文期伝承の小人)の住居跡かと云われましたが、その後は古墳時代の死者埋葬用の墓穴だと判りました。一般的に古墳は棺桶安置の台座がありますが吉見百穴にも台座が発見され墓穴であることが証明


         .......(左)吉見百穴は古墳時代後期の横穴墓群遺跡 (右)土器も多く発掘......
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敷地内には吉見町埋蔵文化財センターもあり、当地域で発掘された縄文土偶・弥生時代土器、戦国時代の出土品等が展示されており町の歴史を伺い知ることができます。いくつかの百穴には国指定の天然記念物「ヒカリゴケ」(平野部の自生例は非常に珍しい)も見られ不思議な光を放っていました。


      .......吉見町・埋蔵文化センターに展示される弥生式土器や縄文時代のビーナス土偶......
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 ......(左)百穴散策コースを登って行く (下)戦時は軍需工場として利用 (右)ヒカリゴケが岩闇に輝く.....
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岩山には戦時中に地下軍需工場用で掘られた巨大洞窟もあり中に入ることができます。戦争末期に全国の軍需施設は米軍B29の爆撃を受けました。その対策で中島飛行機(現・富士重工)が全施設を百穴洞窟に移転したのです。昼夜突貫工事で掘られた地下工場でしたが本格稼働前に終戦へ・・


  .......第2次大戦中に軍需工場の目的で掘削された洞窟の内部(道幅は広く奥深い).....
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吉見百穴の近くには埼玉では珍しい磨崖仏が並ぶ「岩殿観音」があります。奈良時代に諸国行脚した僧が当地で修行していたところ観音が霊夢に現れた岩に千手観音を刻んで安置したとのこと


   .......坂東10番札所に指定されている「岩殿観音」は718年に開山された真言宗寺......
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      .......観音堂裏の岩肌には、日本百観音と四国八十八か所の石仏が並ぶ......
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東松山の市名由来は、室町時代築城の松山城が起源(交通要所で戦国期は多くの戦さが・・)。徳川家康が関東に入国すると当地に松平家が入城して松山藩と命名されました。当初は松山市とする予定でしたが、愛媛県松山市が既に使用していたため関東の松山という意味で名づけられたとのこと


   ......松山城は街道が交錯する要衝地に築城。上杉・北条・武田が争奪戦を繰り返した......
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東松山には歴史1300年を誇る「箭弓(yakyu)稲荷神社」が鎮座しています。和銅5年(712)に創建され(古事記と同い年!)、威厳に満ち溢れた大規模な社殿を誇り,あらたかな霊験で地元信仰も篤い


 .......(左)鎮座1300年、深い歴史を誇る「箭弓稲荷神社」 (右)東松山は秩父・川越にも近い......
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箭弓稲荷神社は五穀豊穣・商売繁盛・家内安全祈願が中心ですが、「箭弓」と「野球」をかけて最近はプロ野球選手や野球少年も多く参拝。当日は梅が盛りを迎えていましたが、当神社の名物は牡丹・藤の名所。大正12年に東武鉄道から寄贈されたもので、花の季節には多くの来園者が訪れます。


  ......「yakyu」語呂合いでプロ野球選手も参拝に訪れる名所、バットの絵馬掛けが沢山あった.....
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      .......訪問当時は箭弓神社の天神殿には萌え立つ梅が盛りを迎え始めていた......
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東松山市は「物見山公園」(展望塔タワーが人気)、「こども動物自然公園」(動物とのふれあいを大切にし、可愛いコアラも大人気)、大東文化大キャンパスなど、地味な印象とは違って結構見所が多いですよ~


   .......(左)物見山公園の平和資料館と展望塔タワー (右)こども動物自然公園にはコアラも!......
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★想い出の家族旅行レビュー(2010~2013年)


お袋・義母を招いての家族旅行は2010年からスタート。それぞれが伴侶を亡くして(義父2007/7月、親父2009/10月逝去)一人暮らしとなっていたので、たまには孫と一緒に過ごし温泉慰労する企画。最初の年は広大な越後平野にある美肌の湯「月岡温泉」(新津油田跡や瓢湖・弥彦山も訪問)でした。


 .....(左)【2010/3月】月岡温泉旅行、広大なる越後平野&弥彦・角田山 (右)新津「石油の里公園」.....
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広大な越後平野を走り阿賀野川を越え白鳥の湖で有名な瓢湖(旧・水原町=現・阿賀野市)を訪問。昭和29年、飛来した野生白鳥に吉川重三郎氏が餌付け成功し2008年ラムサール条約登録されました。


          ......「瓢湖」は白鳥や渡り鳥が集結するバードウォッチングのパラダイス......
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                                  2010/3月:越後旅行「蒲原平野、月岡温泉」 

月岡温泉は新潟の奥座敷・歓楽温泉のイメーシでしたが北陸加賀に匹敵する名湯。歴史は意外と新しく大正時代に石油開発目的で掘削したらたまたま湯が出たとのこと。柏崎温泉と同じで石油臭い湯は実に懐かしい~!美人名湯と云われるだけあってお肌はツルツル!温泉に浸かった後は定番の卓球


  ......(左)美肌の湯で有名な「月岡温泉」 (右)温泉卓球で熱闘、義母は結構強かったなア・・......
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2回目は2011GWに越後魚沼の清津峡や石川雲蝶彫刻で有名な禅寺、松之山温泉(棚田も見学)し越後山里の遅い春を楽しみました。女性陣が沢山のフキノトウ新芽を夢中で採っていた姿が懐かしい。


 ....【2011/GW】越後十日町の松之山温泉旅行、残雪棚田風景が美しかった!フキノトウが取り放題....
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越後のミケランジェロと呼ばれた「石川雲蝶」(江戸時代)が彫った下記大傑作が越後魚沼の「開山堂」に存在します。また「松之山温泉の棚田風景」(特に残雪期)と「美人林」は必見のお薦め!透明感あるエメラルドグリーンの鏡池はまさに神秘的!残雪に輝くブナ美林で散策すれば心身ともリフレッシュ間違いなし!


   .......(左)石川雲蝶の大傑作「道元禅師猛虎調伏の図」 (右)松之山「美人林」(ブナ森林)......
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                                 2011年GW②「越後・松之山の棚田風景」 

3回目は2012GWに信州「別所温泉」を訪問しました。「信州の鎌倉」と呼ばれる程に歴史深く素朴な寺社が多く点在し、温泉の奥にある「北向観音」は厄除観音として古くから全国的に信仰されています。平安時代・枕草子にも謳われた別所温泉は信州最古の湯と云われ、愛染かつらでも有名な場所


   ......【2012/GW】信州別所温泉 (左)北向観音を参拝し温泉街へ (右)豪華夕食!......
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                                  2012GW信州旅行①「更埴・別所温泉」 

当地の見所は国宝・「八角三重塔」がある安楽寺や塩田平(信州の鎌倉)、更埴の「あんずの里」、真田幸村で有名な上田城、上田の街には北国街道の風情も残ります。信州は本当に素晴らしい~!


     .......(左)国宝・「八角三重塔」(青木村の安楽寺) (右)更埴「あんずの里」......
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★小江戸と呼ばれた蔵造り街・「川越」の見所


末期がん宣告後、義母は川越にある埼玉医大総合医療センターに入院し(カミさんは毎日泊まり込み)、お袋との最後の対面は亡くなる1ケ月前に何とか実現しました。(新幹線の大宮駅に出迎えて川越へ)


     ......(左)「川越の街並」(小江戸)&大田道灌像 (右)川越シンボル「時の鐘」......
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見舞いに来たお袋を大宮駅まで車で送る際、カミさんから「柏崎から折角出て来てくれたのだから川越の街を案内してあげて」と指示を受け、途中で市中心部に立ち寄り娘と3人で歴史散策をしました。


       .......壮観な「蔵造り」の街並み、今は人気SPOTとなった川越のレトロ風景......
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川越は水陸両道(街道と新河岸川航路)が開かれて繁栄し、江戸文化が花開いた「小江戸」と呼ばれる城下町。「蔵づくり」の街並や「時の鐘」など歴史的建物群が醸し出す風情が魅力的。黒い土蔵(重厚な開き扉)・堅牢な瓦屋根を取り入れた防火対応建築で、明治時代の川越大火にも耐えたとのこと


              .......武州銀行・川越支店など洋館建物も威厳と歴史あり......
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古き良き物を大切にし共生を願う川越商人の心意気が感じられ、魅力的な店舗が軒を連ねます。小路に入れば、静かな暮らしの小風景や清閑な雰囲気の寺院等に趣が溢れている。また明治初期からの「菓子屋横丁」(芋菓子が有名)には、昔懐かしい駄菓子を売る店も並びノスタルジーに浸れます。


  ......(左)法善寺境内 (下)小江戸名所巡りバス路線 (右)薩摩芋の名産地で芋菓子が有名......
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       ......観光客でにぎわう川越の街通り、「時の鐘」周辺がやはり一番賑っている......
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「時の鐘」は寛永期に川越城主・酒井忠勝が建てた街のシンボル的な存在で一番人気のSPOTです。かつては毎時鐘が打ち鳴らされていましたが、現在は1日4回、時を告げる鐘が機械式で鳴るとのこと


 .......薬師神社(時の鐘の奥)で3人SHOT (右)次は五百羅漢のある「喜多院」へと向かう。......
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「喜多院」(川越大師と親しまれる)は徳川家ゆかりの寺院で、江戸城から移築再建した書院・客殿、「徳川家光誕生の間」「春日局化粧の間」「五百羅漢」など見所満載!1月の達磨市でも有名ですね。


  .......川越大師で親しまれる「喜多院」(関東の天台宗本山)、初詣・だるま市は大いに賑わう.....
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   .......天海僧正が創建、徳川家光は喜多院で誕生、慈恵堂、春日局の化粧間などが見所......
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徳川家光が生まれた地だけあってここは聖地扱いとされたのでしょう。陰で権力を駆使した天海僧正や春日局(家光の乳母)に所縁深い品々や、日光東照宮を模した建物等を見学することができます。


           .......(左)多宝塔をバックにお袋・娘と3人で (右)仙波東照宮......
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喜多院の「五百羅漢」は特にお薦めSPOTで「日本三大羅漢」の一つに数えられます。各羅漢の顔は実におもしろい!笑い顔・泣き顔・怒り顔、ヒソヒソ話に驚きの顔と一人一人の豊かな個性が溢れ出ており、観光客を飽きさせることはありません。お袋・娘と一緒に楽しい羅漢達の表情を満喫しました。


  .......(左)五百羅漢の敷地に入ってみる (右)中央に釈迦如来、両脇に文殊・普賢菩薩.....
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    .......ひょうきんな表情の「五百羅漢」、自分に似た羅漢の頭を撫でると願いが成就......
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川越を散策した後は車で見舞いに来たお袋を大宮駅に送り届けました。しかしその1ケ月後に義母はカミさんが見守る中で臨終を迎えました。今年、娘も成人式を無事迎えましたが義母に晴れ着姿が見てもらえなかったことはちょっと残念。心身とも健康で、適度な年齢で長生きできることが一番です。


  ......(左)松之山温泉「ひなの宿千歳」 (右)別所温泉「玉屋旅館」、浴衣姿で集合写真......
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    .......当時17才だった娘も今年1月に成人式。義母には晴れ姿を見せたかったが・・......
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                                                          おわり

  by rollingwest | 2014-02-06 20:53 | 旅の風景 | Comments(82)

<2012年GW>両親連れて恒例の家族旅行:(後編)塩田平&上田城

                        <2012年GW>両親連れて恒例の家族旅行:(前編)から続く


★別所温泉に別れを告げて

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GW家族旅行前編記事から相当ブランクが空いちゃいましたが、後編は「信州の鎌倉」と呼ばれ古刹が点在する上田市「塩田平」、そして戦国武将人気NO1「真田幸村」一族の「上田城」を紹介します。


       ........(左)外湯(大湯)に浸かる朝  (右)「葵の湯」は木曽義仲ゆかりの湯.......
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        ........「玉屋旅館」の朝食は、品数・質も実に豪勢でございました~!......
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名湯「別所温泉」の翌朝は、外湯「葵の湯」に浸かり豪華な朝食を頂いて「玉屋旅館」を出発。途中で「別所温泉駅」(レトロ電車展示)や「七苦難地蔵堂」をカメラに収めて、上田の塩田平へと向かいます。


        ........「別所温泉駅」(上田電鉄・別所線)に展示されていたレトロ車両.......
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       .......「七苦難地蔵堂」には枝垂れ桜、この交差点から塩田平へと向かう.......
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上田市は中央に日本最長の千曲川(信濃川)が流れ、菅平・美ケ原高原に囲まれた歴史と文化の街。信濃国分寺創建以来、当地の政治・文化の中心として1200年の歴史が脈々流れ続けています。仏教文化のパイオニア地「塩田平」には奈良・鎌倉期建立の文化遺産が数多く残っており驚きの発見!


            ........「塩田平」から俯瞰する別所温泉風景、実に心が癒されました.......
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★古刹の宝庫、信州の鎌倉「塩田平」へ


特異な山容をみせる独鈷山をバックに、桜や花桃が咲いている郷「塩田平」に朝9時前到着。まずは中部日本最古の木造建築「薬師堂」を擁する「中禅寺」を訪ねました。「薬師堂」はまるでマッシュルームみたいな可愛らしさ。しかし近くから見れば、茅葺の重厚な屋根をのせたお堂は実に荘厳な雰囲気


      ......塩田平は「信州の鎌倉」。まず始めに「中禅寺」へ、満開の花桃と「弘法大師像」.......
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    ........(左)山里の遅い春、地蔵様も微笑む (右)重要文化財「薬師堂」、キノコみたい.......
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「中禅寺」の創建は825年、空海が雨乞いの祈祷をするために草庵を結んだのが始まりらしい。「中部四十九薬師霊場」のお寺で、遅い春の山里にはピンクや真っ赤な花々が咲き誇っていました。


    ......(左)「中部四十九薬師」という霊場もあるのか (右)真っ赤な花桃をバックに.......
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中禅寺の隣には塩野神社というチト不思議な雰囲気な古社が鎮座していました。高い杉木立を進んで行くとアーチ状曲線の太鼓橋が出現、さらに奥に進むと楼閣造りという二階建てのレア姿の社殿だ!これは珍しい神社だね~!この古社は白鳳時代に出雲大社の分霊を独鈷山頂に祀ったものです。


    .......(左)塩野神社参道の巨木杉 (右)鬱蒼とした森の中で佇む「塩野神社」.......
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    .......(左)雰囲気ある古社には「太鼓橋」を渡り行く (右)別所温泉&塩田平MAP.......
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祭神は須佐之男命・大己貴命・少彦名命。でもチト荒れた雰囲気で、もう少し手厚く敬ってほしいなアと感じました。武田信玄や真田一族も戦勝祈願や築城安全で崇敬した由緒ある神社なのですから・・  


      ........(左)個性的な社殿、曳山・山車の如し (右)実に珍しいダブル社殿建築.......
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国道143号線(上田~松本)を行くと小県郡青木村、ここには「見返りの塔」の愛称をもつ秀麗な三重の塔が静かに佇んでいます。これが有名な「大法寺三重塔」。惣門から参道を登ると観音堂が出現、その裏手の小高い丘に檜皮葺「三重塔」が中空に舞う鶴の羽の様な優雅な姿を見せています。


    ........(左)青木村にある名刹「大法寺」  (右)新芽が芽吹く木、赤頭巾の石仏.......
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鎌倉・南北朝時代に造営された塔は初重部分が特に大きいのが特徴、奈良の興福寺三重塔に類例を見る独特の工法らしい。昔から道行く人々が余りに美しい姿にふり返りながら旅を続けたという名前の由緒。平地を見おろす丘の中腹からの景色、周囲を巡り歩く雰囲気は実によかったね~!


        ........「見返りの塔」とよばれる大法寺「三重の塔」、素晴らしい寺が続々登場!.......
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「生島足島神社」は創建年の詳細は不詳ですが「太古より大八州御霊、日本総鎮守」として仰がれた古代神社です。出雲勢力の建御名方命が天照大神との戦いに敗れ、諏訪に降下する途中で当神社に拝謁したと伝えられています。古事記以前から崇敬されていた神社だったとは驚きですね~!


     .......武田信玄が川中島合戦前に勝利祈願した「生島足島神社」、歴代上田城主も崇敬.......
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前山寺は弘法大師空海が護摩修行霊場として開創したとのこと。ここにも有名な三重塔(室町時代)があり、2・3層が未完の和様・禅宗様の折衷塔は「未完成の完成塔」と呼ばれる美しい塔です。


           .......弘法大師が開き塩田北条氏が祈願した「前山寺」の三重塔.......
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           .......「信州の鎌倉・塩田平」を後にして、上田市街へと向かう.......
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さすが「信州の鎌倉」と呼ばれるだけのことはある古刹の宝庫!全ての寺社を廻ることはできなかったけれど、またいつか当地を訪れてみたい!車は一路、上田市街中心部へと向かっていきます。






★真田一族の所縁ある「上田城」へ


戦国武将人気投票において常にNO1~BEST3に入る人物は「真田幸村」です。有名な真田一族に所縁深い「上田城」を訪ねてみました。市街中心部に「上田城跡公園」で復元された城門・櫓や真田神社を見ることができます。毎年、花見季節になると多くの市民や観光客で賑わう憩いの場所です。


   .....(左)「上田城」のお堀にたなびく幟旗  (右)上田駅前の「真田幸村象」(本名:信繁).....
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上田城跡公園には東虎口櫓門から入りましたが、早速イケメン武将2人がお出迎え。本当は記念写真の有料サービスの方でしたが、自前デジカメ渡してイケメン君と並んで無料撮影をおねだりして一同パチリ
上田城は真田昌幸(幸村の父)により16世紀末(安土桃山時代)に崖を利用して築かれた平城です。


    ......「東虎口櫓門」前でイケメン武将と並び家族一緒の集合写真(コレじゃ商売にならんネ~)......
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築城後に昌幸は徳川氏の大軍に2度も攻められながら、城に立て籠りを撃退したことで知られます。櫓門の石垣には昌幸が据えた「真田石」という大きな柱石がありました。真田一族が松代転封となり父の形見に持ち運ぼうとした際、大勢の人夫をしてビクとも動かなかったと伝えられる大石なのだ。


      ........(左)上田城の守衛「西櫓」 (右)真田家移封後も城の象徴で残った「真田石」......
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公園の奥へと進んで行くと「真田神社」が出現!真田一族の家紋「六文銭」旗で装飾されています。実はもともと上田藩主だった松平氏が松平神社の名で建立したのですが、戦後に歴代藩主(真田氏と仙石氏も合祀)で上田神社となり、昭38年に上田市民の願いで真田神社と改称されたのです。


            .......真田氏家紋「六文銭」の旗がたなびく「真田神社」.......
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真田神社本殿前に来ると、左側にはドデカイ鹿角が生えた赤い兜が飾られているではないか!そして中央には真田一族「六文銭」家紋(金色)が輝いている!この兜こそが人気NO1武将のシンボル!

     
                      ........真田神社本殿の前にはドデカイ「真田赤兜」が鎮座!.......
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旗印の六文銭は死別の棺に入れる冥銭(三途の川・渡し賃)で、不惜身命(仏法のため身命を捧げ惜しまぬ)の心意気(六文銭を身に着け死を恐れぬ士気)を表しています。神社最奥部には抜け道や物資輸送に使用した「真田の井戸」を発見!兵士モチベーション&裏仕掛策略の両立・・、強い筈だ!


    ......真っ赤な真田兜が飾られていた!「鹿角&六文銭」、これぞ真田一族の心意気!.......
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        ........(左)謎の酒樽茶室、中には畳が! (右)仕掛けが凝らされた「真田の井戸」.......
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真田DNAを残すため手段を選ばなかった真田昌幸のジャッジにも感嘆!長男信幸を徳川方に就かせ、自分と次男・幸村は豊臣秀吉に従いました。次の天下が何れになるのかは運命次第・・、子供を双方に分かれさせれば片方は生き残り真田の血が続くという小大名の厳しい選択だったのです。


     .......「大坂夏の陣」屏風が展示、日本一の真田兵が家康軍に勇敢に立ち向かった.......
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父(昌幸)・弟(幸村)と兄(信之)は「犬伏の別れ」を経て関ヶ原合戦で敵味方となりますが、結果的に真田一族のDNAは連綿と受け継がれました。武士の心意気で必死に守り抜いた上田城・・、21世紀になっても上田市民は真田一族の心と一体化しその存在を誇りに思っているような気がします。





★北国街道の風情を名残り惜しみ家族旅行も大団円


         .......旧・北国街道「柳町通り」はまるで時代劇のセットに入った様な雰囲気.......
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上田城址公園で真田一族の歴史エッセンスに触れた後は、旧・北国街道の「柳町通り」を訪ねてみました。ここはかつて訪ねた海野宿や妻籠・馬篭のような雰囲気が漂っています。卯達が張り出す格子造りの家並には造り酒屋・蕎麦屋・真田グッズ専門店が立ち並んでいます。実に風情がありますナ~


       ........(左)真田キャラクター専門店「六文銭」 (右)「与三郎発芽蕎麦食らう」の看板.......
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GWの2日間、信州の遅い春を楽しみながら別所温泉の湯に癒され、塩田平の神社・古刹に触れた家族旅行もついにフィナーレを迎えました。GWの雨予報だった天気も何とか今日の午後まで持ってくれたことに感謝・・。上田の街に別れを告げ再び上信越自動車道を北上し柏崎へと向かいました。


   .......柳通りにて。懐かしい赤いポスト脇で集合写真、楽しかった家族旅行も終わりです.......
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双方のお袋さんも80歳目前、飛行機・電車を使った遠隔地旅行は相当しんどくなり、選択肢は近県温泉の車旅のパターンに絞られてきました。でもこの様な旅行が出来ること自体が幸せと思わねば・・



                                                         おわり




次回は、久しぶりの「江東区探訪」:その2(夢の島公園&東京ゲートブリッジ)をお送りします。
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  by rollingwest | 2012-06-15 00:00 | 旅の風景 | Comments(62)

<2012年GW>両親連れて恒例の家族旅行:(前編)信州更埴&別所温泉

*鎌倉湘南探訪「江の島」の予定でしたが、GWの信州旅行(前編)を先に公開することにしました。



★恒例の家族旅行

両母親を招待する家族旅行は今年で3回目。過去2回は越後の温泉だったので今年は信州「別所温泉」にしてみました。初訪問でしたが、素朴ながらも歴史が深く実に味わいある温泉旅路に感銘!
今回は娘の大学入学祝いも兼ねた企画でしたが祖母・孫が一緒に旅行できるのもあと何回かな?

                                       過去の家族旅行記事はコチラ

         ......GWは「信州の鎌倉」と呼ばれる「別所温泉」に両母親を連れていく......
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      .......(左)故郷柏崎の名峰「米山」 (右)上信越高速に乗り直江津から長野方面へ南下......
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初日は川崎自宅を早朝5時過ぎに出発、東松山でカミさん母親を乗せて関越自動車経由で柏崎へ向かい、5人揃ったところで11時前に実家を出発。上信越道で信州方面へと車を走らせれば、眼前に火打・妙高山の迫力ある雄姿が迫って来た!厳冬だっただけに今年の残雪量は相当なものだ。


         ......(左)圧倒的な迫力、残雪の妙高山 (右)関越・上信越高速道のロングドライブ......
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     ......信州に来たらやはり蕎麦を食さねば!千曲市内の蕎麦屋。ウワ~、巨大な鯉が沢山!......
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★「更埴あんずの里」(千曲市)


更埴ICを降り千曲市内で信州蕎麦を堪能、「更埴・あんずの里」へと向かいます。当地はカミさんが一度訪ねてみたいと25年前から願ってきた場所。4月中下旬、素朴な山里にあんずの花が一面に咲き誇る桃源郷となります。GWは花も終わりですが新緑もまたよし。上平展望台へと向かいます。


              ......「更埴・あんずの里」の全景、「上平展望台」から一望......
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           .......あんず満開は4月20日頃が本番、背景は「高妻山」(ネットより拝借)......
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あんず畑の真ん中には巨大な欅!近寄ってみよう。首が疲れる程高く堂々と聳えています。根っこの張り出しと太さにもビックリ!まるで地元を鎮守する霊木の如し、トトロでもヒョッコリ顔を出しそうだ・・。


            ......巨木な欅の木が鎮座!根元には赤い鳥居と祠、まるでトトロの世界!......
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         .......「鞭声粛々、夜河を渡る…」の詩碑、川中島合戦の要所となった「雨宮の渡し」......
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近くには川中島合戦の史蹟「雨宮の渡し」もあります。妻女山に布陣した上杉謙信が、武田軍の炊飯煙を見て夜襲を察知。夜霧の中で1万3千兵を率いて人馬とも音も立てず雨宮を渡り、信玄の本陣を突いたのです。「鞭声粛々、夜河を渡る・・」、江戸時代漢学者・頼山陽の詩が刻まれていました。

                     謙信・信玄ゆかりの地を行く(川中島古戦場)の記事はコチラから


    .....(左)新緑あんずの足元、タンポポ満開だった! (右)次回、桃源郷時期に来て見たい......
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★別所温泉のシンボル「北向観音」に参詣


「別所温泉」は「信州の鎌倉」とも言われ素朴で歴史深い寺社が多く点在しています。温泉の奥にある「北向観音」は厄除観音として古くから全国的に信仰され、まさに別所温泉のシンボル的存在です。


                 ......別所温泉のシンボル「北向観音」の参道入口......
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       .......(左)信仰心は、まだ程遠い18娘(ノーテンキピース) (右)手水舎の柄杓水でお清め......
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本尊は千手観音で厄除開運の観音であることから、初詣は大変な賑わいとなり、最近は受験合格祈願や縁結びの御利益の祈願が増えているとのこと。縁結びは「愛染かつらの木」に由来します。


   ......(左)北向観音本尊は千手観音 (右)撫でた所が治る「びんずる尊者」(善光寺にも鎮座)..... 
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♪「花も嵐も~、踏み越え~て~♪」、「旅の夜風」(コロムビアレコード)は1938年(昭13)に80万枚を超す驚異的なヒットを飛ばした歌謡曲で松竹映画「愛染かつら」(原作:川口松太郎、主演:田中絹代・上原謙)の主題歌。映画のモチーフになったのが北向観音境内に堂々鎮座する「桂の巨木」だったのです。

                      

      .......(左)梵鐘の横には「愛染かつら」の巨木 (右)縁結び祈願の「愛染堂」......
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史蹟はまだまだあります。「瑠璃殿」は真下から見上げるとその造りが細部まで見られ、興味がわく建物!見上げると大迫力!境内に建つ多くの碑から、当地には古くから多くの文人墨客が訪れていたことがよくわかります。芭蕉の句碑や童謡「夕焼け小やけ」の歌碑など、まさに見所満載のお寺!


       .......(左)見上げると大迫力!崖っぷち御堂の「瑠璃殿」 (右)夕焼け小焼けの石碑.....
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        .......(左)境内から別所温泉の街が見渡せる (右)透明パネルと重ねあわせた展望......
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北方の長野「善光寺」と向かい合う位置にあるために「北向観音」(または裏善光寺)と名づけられ、どちらかだけの参拝では「片詣り」(善光寺は来世利益、北向観音は現世ご利益)と言われます。
秩父霊場巡りも始めましたが、本来は満願成就の御礼参詣の寺。スタートの事前祈願に替えました。

 

       .......「裏善光寺」とも呼ばれる「北向観音」は観音札所巡り満願成就で参詣される寺......
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別所温泉は信州最古の湯とも言われ平安時代には枕草子(清少納言)にも謳われたとのこと。下記の「MAP」でもわかるように見所あるお寺が実に多いネ~!さすが「信州の鎌倉」と呼ばれる訳だ!
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       ......土産店が立ち並ぶ北向観音参道、風情ある温泉街。次は安楽寺へと向かう......
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★別所温泉は国宝・重文の宝庫(安楽寺&常楽寺)


安楽寺は慈覚大師(平安時代)の開創と伝えられ、鎌倉時代に宋から帰朝した禅師が再興して現在は曹洞宗。堂内には両禅師の木像があり鎌倉彫刻の逸品として重要文化財に指定されています。
             

             .......立派な本堂に鐘楼、木々や花に囲まれた「安楽寺」......
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当寺のハイライトは「八角三重塔」!珍しい形をした三重塔は木造八角塔としては日本で一つしかないという貴重な建築、鎌倉末期に建立された唐様の塔婆です。(長野県で一番早く指定された国宝)


      .......(左)国宝・八角三重塔が見えてきた。 (右)到着~、スゴイ!椎茸のヒダみたいだ!......
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長い階段を登るとついに出現~!これは確かに珍しい!一見「四重塔」に見えますが、一番下の部分は裳階(mokoshi)と呼ばれる差し架けの屋根で、奈良の薬師寺と同じ構造です。中国宋時代の禅宗様式の建築は日本唯一の木造八角形三重塔か!何だか焼き椎茸が食いたくなってきたぞ゙~


     .......(左)日本唯一の八角三重塔の前で集合写真 (右) パフォーマンス八角塔(親子合作)......
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常楽寺は北向観音の本坊で、ここも慈覚大師により開創されました。本堂裏の北向観音の霊像が出現した場所には、貴重な重要文化財石造多宝塔(これも全国的に珍しい)が保存されています。


           .......(左)「常楽寺」の立派な茅葺屋根 (右)横から撮影すると違う表情......
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          .......珍しい石造りの多宝塔、塔を囲む杉の巨木林も立派!幽玄なる雰囲気......
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国宝級名刹を一度に3つも堪能し今日は大満足!まだまだ見所が多いですが、もう夕方16時半、残りは明日の楽しみとして本日の宿泊「玉屋旅館」にチェックイン!信州最古の温泉、実に楽しみダネ!


      ......風情ある「別所温泉」川沿い風景、この名湯には千年を超す歴史とロマンが息づく......
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     .......「玉屋旅館」、品のある吹き抜けロビーには手の込んだ吊るし雛、泉質もさすがです!......
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平安の才女・清少納言が枕草子で賛辞しただけあり、美人の湯といわれる泉質は柔らかで肌に優しい硫黄泉、食事も信州の旬の食材にこだわって豊富な品数!期待通りの温泉宿でございました。


            .......各自がお好みの浴衣をチョイスして女性陣、集合写真......
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           .......豪華な食事に満足、目の前には外湯(葵の大湯)もある.....
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さて翌日は、「信州の鎌倉」のもう一つのメインコース「塩田平」、真田一族の居城だった上田城、北国街道の情緒溢れる街並みを楽しみました。後編は「江の島」記事のあとで6月初めに掲載する予定


      .......翌日は「塩田平」の名古刹を訪ね、上田城(真田氏)や北国街道も満喫.....
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                                      (後編) 「塩田平の名刹、上田城」に続く




今回延期した「鎌倉・湘南探訪」(その2):「江の島」編を次回掲載いたします。
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  by rollingwest | 2012-05-06 15:52 | Comments(48)

<2011年5月4-5日>2011GW越後路・家族旅行(その1)

                                                               
★越後の名湯「松之山温泉」へ (恒例の家族旅行)


今年のGWは「松之山温泉」へ家族旅行に出かけました。昨年3月(月岡温泉)に続き、今年も越後の名温泉へ両母親を招待し孫娘とひと時を過ごすという企画。親孝行・・できるうちが華デスカナ・・


   ......昨年に続き今年も越後の温泉旅行、今年は「日本三大薬湯」の一つ「松之山温泉」......
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                              2010年3月家族旅行「月岡温泉」の記事はコチラから


今回の旅行計画は、①東松山(埼玉)で義母迎え⇒②魚沼の観光名所(清津峡・石川雲蝶禅寺)⇒③柏崎でお袋と合流⇒④十日町へ南下⇒⑤松之山棚田見学⇒⑥松之山温泉入館、のスケジュールですが高速1000円のラストGWだけに渋滞混雑は予想つかず・・。意を決し、川崎自宅を早朝4時出発


     .....「松之山温泉」は越後山間部(長野県境)の豪雪地帯に湧き出る名湯......
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★豪雪で遅い春の訪れ、越後・山間部の風景

                       
しかし予想に反し渋滞は殆どなく関越道は順調な流れだ!3連休の2日目早朝だけあって下り線の混雑ピークは過ぎたのかもしれない。(ニンマリ)東松山の義母を乗せ、何と朝9時に湯沢ICに到着~。冬はスキー客で賑う湯沢の街を通過し、世界的な豪雪地帯(中里・津南)方面と車を走らせていきます。

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   ....関越湯沢インターで降りて「越後中里」の山間へ、下を覗くと渦巻く雪解け水の川......
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昨年同様に厳しい冬が続き、全国的に相当多い残雪の春を迎えました。当然の帰結として春の訪れは遅く、雪解け水の勢いは荒々しい・・。上から覗き込む川の流れはまるで鳴門の渦潮の如し!
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「清津峡」に入るにはまだ十分時間がある・・、「七ツ釜滝」という名瀑があることを発見!少し足を延ばしてみようと迂回路を辿り、滝の入口に到着したのだが・・、豪雪のため道が行き止まりでした。


   ......「七ツ釜滝」をめざしたが今年は残雪が多すぎアプローチ断念、仕方なく川原を散策......
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七つ釜滝入口脇に流れる川にフィッシィングパーク(ヤマメを釣らせる簗場)があり、その近くを散策することとしました。間近に見る雪解け川の水音やマイナスイオンに気分も癒され、快適GWの朝を迎えました。さて次はいよいよ本日の観光メインイベント、「日本三大渓谷」の一つ「清津峡」へと向かいます。


       ......(左)今年は残雪が多く川は豊富な水量 (右)大きくなったフキノトウ......
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★40年ぶりに訪れた日本三大渓谷「清津峡」


清津峡駐車場に9時半に到着、少し歩くと爽やかな空気の中で雄大な清津川が姿を現してきた。雪解け水をかき集めた水量は豊富で、白い波しぶきを立てながら流れ来る光景は大迫力!川の色はまさにその名の通り清く青く輝き、清津峡入口へと続く歩道の脇にはスイセンが咲き誇っていました。


      ......大渓谷の上部から激流が流れ来る「清津川」(清し雪解け轟音)......
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      .....スイセン咲き誇る渓谷に家族連れが遊ぶ、我が家の女性陣もご満悦!.......
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清津峡に来るのは何年ぶりだろう・・。当時とは違い散策路・専用トンネルだ!昔(40年前)、親父・お袋に連れられて家族旅行で来たものだが昔は自然歩道だった・・何か全く様相が変わっちゃったな~!(驚)


            ......「清津峡」(日本三大渓谷)のトンネル入口・案内看板......
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昔は柱状節理の巨岩屹立する大峡谷を縫うように山道を歩く散策路コースでした。しかし昭和63年、落石で観光客が死亡する事故で訴訟問題が発生、長らく当観光地は閉鎖されたのです。しかし平成8年、安全配慮したトンネル遠望台で復活。山道から巨岩を見上げる迫力はないが、仕方ないね・・


       ......装飾されたトンネル道を進むと、見晴し所が幾つか設置されている。......
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トンネルはイルミネーションが施され、大峡谷のPR映像・美術工芸展示があったり、結構お洒落な観光地に生まれ変わっていました。途中で数ケ所、清津峡の大自然を満喫できる見晴し所が設けられています。


      ...... (左)展望所からは膨れ上がった水量が迫る (右)柱状節理岩の大渓谷激流.....
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柱状節理の巨岩渓谷(北海道・層雲峡が有名)を、ゴォ~ゴォ~と轟音を上げ馳せ続ける雪解け大激流!コリャ~やはりスゴイ!因みに日本三大渓谷ってどこだろう?富山「黒部峡谷」、三重「大杉谷」・・なるほど納得!いずれも登山で歩いた有名峡谷だが、清津峡が並び称されていたとは・・今更感心!

                           「黒部峡谷」から北アルプス縦走の旅(08年8月)の記事                                        
                           「大杉谷」から「大台ケ原山」の山旅(02年8月)の記事


     .......パノラマステーションから見た柱状渓谷を跨る大残雪、ニホンカモシカを発見!......
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今年は全国的に残雪が多い年でここは世界一の豪雪地帯、やはり雪渓のスケールは違うなア・・!雪渓の上を歩く大きなニホンカモシカ発見!歓声を上げる観光客を尻目に悠々と歩いておりました。


       .....トンネルの中には、炭彫刻オブジェの展示品(地元芸術家・山本浩二作)......
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トンネルには暗い幻想空間を利用し、炭彫刻の展示コーナーがあります。実に珍しい炭化させたオブジェ群には独特な味わいがあるネ~、地元出身の山本浩二という美術家らしい。(どっかで聞いた名だ・・)


     ......断崖絶壁には残雪がまだ張り付き、萌え出したばかりの新緑樹とコラボ......
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三大渓谷の大迫力を十分満喫、懐かしい昔の家族旅行の思い出がフラッシュバック。感慨深くこの地を後にして次は魚沼へと車を北進させていきます。残雪岩峰には新緑模様広がり目に眩しいですね~





★越後が生んだ天才「石川雲蝶」の大彫刻!「西福寺・開山堂」


今回もう一つの観光目的は江戸時代の名彫刻が残る禅寺を訪ねること。彫刻生みの親は「石川雲蝶」・・、「越後のミケランジェロ」とも呼ばれる隠れた天才は魚沼の諸寺に芸術作品を刻んでいました。
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    ......「西福寺」は魚沼の禅宗寺、ここに越後の名匠「石川雲蝶」の大彫刻が眠る。......
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「石川雲蝶」の名を知ったのはNHK大河「天地人」で紹介された「雲洞庵」。幼き直江兼続が修業した寺(子役の加藤清史郎が「ワシはこんな所には来とうはなかった!」と叫んだ寺)を見学した時にこの素晴らしい彫刻に出逢いました。上杉謙信に所縁深い栃尾を訪問した秋葉神社にもあったなあ・・

                       2009年1月:魚沼「雲洞庵」訪問、「石川雲蝶の記事」はコチラから


               .....西福寺の鐘楼も本堂内も実に風格が漂っている。......
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最大の芸術作品が眠る魚沼のお寺は「西福寺」、中に入ると本堂の形は「雲洞庵」にソックリだね~・・。雲蝶芸術は障子や襖にも多く残されています。彫刻だけでなく絵も素晴らしい!感銘を受けました。

                    2008年秋の越後路(石川雲蝶の彫刻寺社)を訪ねた記事」はコチラから

        ......(左)豪華な装飾に守られる本尊 (右)書院障子の富士山芸術......
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      .......(左)虎襖絵 (右)「孔雀遊宴図」(雲蝶は絵師としての才能も高い)......
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本堂奥の渡り廊下を進むといよいよ雲蝶の大傑作「道元禅師猛虎調伏の図」に遭遇する時が・・。「開山堂」に展開される彫刻大宇宙には目を見張るばかり!殆ど無名に近いが越後の世界遺産だ~!


      .....これぞ開山堂に彫られた雲蝶の大傑作「道元禅師猛虎調伏の図」.....
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ド派手でダイナミックな彫刻世界!雪に埋もれ地味とも思える越後魚沼にかくなる情熱的な天才芸術家が輩出していたとは・・。期待を裏切らなかった彫刻大宇宙に女性陣3人も満足していました。

       
       .......(左)道元禅師が鎮座 (右)竜虎対決!豪華な彫りは日光東照宮の様だ!......
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開山堂から再び本堂に戻り、欄間の雲蝶彫刻をジックリと堪能・・。ふと床を見ると磨かれた木目の中に打出の小槌やアヤメ花瓶絵がさりげなく嵌め込まれている・・、この細やかな気遣い満ち溢れた遊び心芸術にほのぼのした感動を味わいました。ド派手な色彩の後に対照的な見せ方・・ヤルネ~!


   ......本堂欄間も豪華彫刻!、廊下床には雲蝶の施した埋め木(打出の小槌・アヤメ一輪)......
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そして開山堂を正面から対峙してみれば、本殿・破風板には烏天狗や妖獣などが飛び出す絵本の如くビッシリと彫刻されている!恐れイリヤの鬼子母神~!天才・石川雲蝶の世界にまたも堪能デス


        ...... 開山堂・入口にも石川雲蝶の彫刻(烏天狗や想像上動物)が満載......
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                               「09春爛漫の越後路を行く」の記事はコチラから




★雲蝶彫刻の明るいお寺、「永林寺」~故郷・柏崎へ

さらに雲蝶彫刻の名刹を紹介いたしましょう。oyajigyagに彩られた「永林寺」、商売っ気タップリの禅寺の庭には狸の象にダジャレの石碑・・。ひたすら明るいお笑い路線、威厳は感じないけど何か笑える・・


       ....魚沼には石川雲蝶・彫刻が残された禅寺が幾つかある。「永林寺」は筆頭格......
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しかしこの雲蝶彫刻もド派手で立派!力強く繊細な作品群はアピールのオーラが出まくり。特に「天女両面彫り」、物語絵巻「小夜之中山蛇身鳥」・・花鳥山水の浮彫りは見事というしかありませんね~!


            ...........「永林寺」本堂内は明るい雰囲気、 ド派手な雲蝶彫刻も!.......
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   .....(左)欄間には物語を表現した彫り物が続々 (右)天女・両面彫り(クリックで拡大表示)......
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さて魚沼の里を後にして、六日町ICから関越道、故郷・柏崎に向かいます。オオ~、雪で真白な米山さんが見えてきた!今年は例年になく雪が多い!実家で待つお袋と合流し今日の宿泊地・日本三大薬湯「松之山温泉」を目指します。ここは日本の原風景・美しい棚田が我らを迎えてくれる・・


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                                                     (その2)に続く




次回(その2)は、「松之山温泉」そして素晴らしい越後の「棚田風景」をお届けします。
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  by rollingwest | 2011-06-16 00:00 | 旅の風景 | Comments(52)

<2011年5月4-5日>2011GW越後路・家族旅行(その2)

                                 2011GW越後路・家族旅行(その1)より続く



★日本の原風景、「越後・松之山の棚田風景」


清津峡と石川雲蝶を堪能し14時柏崎実家に到着。出迎えたお袋と家で暫しお茶をしながら談笑し、旅行準備を済ませ15時出発。十日町・松之山に向かう車窓から見る故郷の名峰米山は雪で真白!
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鵜川沿いの道353号線を南下、高柳・松代経由で松之山(かつて東頸城郡松之山町、平成合併で現・十日町市に併合)に入っていきました。地元の方に松之山で有名な棚田展望地はどこと聞けば「星峠」とのこと。峠に到着するとまだ雪が残る水を湛えた棚田を見渡すことができました。oh絶景~!


         ......松之山の棚田を全体俯瞰できる絶景ポイントの一つ「星峠からの棚田絶景」.......
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    .....今年は豪雪だったので越後山間部の春は遅い、星峠の棚田あぜ道風景は手鏡の如し......
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いヤ~、これはやはり噂に違わず素晴らしい景色だ!正に日本の原風景・・、柏崎に近い場所なのに意外と訪問しなかった憧れの展望風景にやっと対面できた~!平年なら苗代から田植えの準備で多忙な頃・・。しかし厳しい今冬の名残で、まだ棚田は残雪に覆われ農作業は遅れがちのようです。

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豪雪に埋もれ待ちに待った越後山里の遅い春・・、足元に大きなカタクリが咲き誇り、フキノトウが新芽を沢山出している!山の幸を発見し4womenは大喜び!ビニール袋片手に旬の緑を次々と詰め出す。


        ......フキノトウ新芽の群生を見つけ、夢中になって採取する女性軍団......
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   ......(左)畦道にも新鮮なフキノトウがアチコチに! (右)収穫に満足しながらも、まだ探し続ける。......
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「もう夕方だぞ~!早く行かないと温泉に入る時間が少なくなるぞ~!」陽が長い時期でまだ明るいと思ったらもう16時半過ぎ!夢中でフキノトウ採取に励む女性陣に手仕舞の催促を呼びかけました。






★古代海水の温泉、日本三大薬湯「松之山温泉」


いよいよ松之山温泉に到着、「日本三大薬湯」歓迎看板が出迎えてくれます。入口を進むと山あいの風情ある温泉街が軒を連ね、今日宿泊する老舗旅館「ひなの宿千歳」が右手に見えてきました。


   .....松之山温泉入口の歓迎看板を過ぎると風情ある温泉街が出迎えてくれた。......
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青畳の香りがする間でお茶を飲むひと時の間を過ごし、浴衣姿に着替え、さて薬の湯に入ってみよう・・。Oh!塩分が濃くHOTな海水に浸ったよう湯!体が芯まで温まりポカポカの状態が長続きする。


     ......「松之山温泉」の老舗「ひなの宿千歳」到着。集合記念写真......
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理由は1200万年前の古代の海がフォッサマグナ地殻変動で地中へ閉じ込められ、マグマで熱せられ一気に噴出しているからです。「ジオプレッシャー型温泉」と呼ばれ、日本では非常に珍しいタイプの温泉とのこと。山中で太古の海水温泉とは・・、地球から我々に届けられたロマンティックな贈り物~!


   ......「日本三大薬湯・松之山温泉」はジオプレッシャー型、地殻圧力で古代海水が地上噴出.....
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名湯には、南北朝の昔(約700年前)に一羽の鷹が舞い降り傷ついた羽を癒す姿をキコリが見つけ発見されたとの伝説があります。古くから湯治場として知られ、薬効の高さは草津・有馬と並ぶ日本三大薬湯の一つに数えられます。大日本帝國名湯一覧でも錚々たる有名温泉と比肩している!


      ...... お土産買いも終えて・・。さて、もう一度、薬効温泉に浸かりましょう~.......
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美味しい山の幸・海の幸に舌鼓を打ち夕食団欒の後は、温泉街のお土産屋に繰り出し女性陣は地元の銘菓選び(志んこ餅が有名)。再び部屋に戻り、薬効の湯に浸かっていつも通り早めにコロリ・・


        .....穏やかな朝を迎え、千歳宿の露天風呂に浸かる。まったり感・・・......
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早朝に再度薬効温泉に浸かり、朝食を済ませ8時に旅館を出発。近くにある源泉を訪ねて見ると鷹が羽を癒した由来の記載もあり、上部からはゴーゴーと雪解け水が滝のように流れ落ちていました。


   .......(左)鷹が羽を癒したという源泉「鷹の湯」(中/右)源泉上部の滝、怒涛の流れ......
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先日(6/11)、高校同級生のH井の朗読劇渋谷公演を見に行った際、同級懇親会の隣席で話していた旧姓・O塚H子さんから、松之山温泉「ひなの宿」で小生を見たと聞いてビックリ!何と同じ日に彼女もこの旅館に泊まっていたことが判明・・!へ~、偶然とはいえこんなこともあるんだネ~・・再度(驚)




★松之山のブナ名所・「美人林」

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松之山には有名な美しいブナ林があります。その名も「美人林」!新緑のブナは目も心も癒されます。初夏登山で度々経験した緑ですが、越後の山温泉満喫後にかくなる美林が味わえるとは・・!


 ....「美人林」。滅多に撮らない(torenai)娘と親父ツーショット、柏崎おばあちゃんとピース!......
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     ..... 美人林の中に、鏡の如くブナが映る美しい碧池があった!感動的~!......
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雪が多く残る輝く緑の中を散策すれば、神秘的な池が現れた!ブナ林を上下対称的に映し出す鏡池はこの世ものとは思えぬ美しさ!人知れぬ宝物を発見したような喜びに溢れまたも大いに満足!


      ......碧く透明感ある鏡池とブナ美林とに目を見張る!ケータイで撮影しハシャぐ娘......
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♪森と~ンカツ、泉に・ンニク~、囲ンニャク~まれてンプラ、静かにンジン、眠~るンペン、ブルーブル~ブルシャト~♪
碧き泉に目に青葉・・、ブルーコメッツが歌った懐かしのGSソングが脳裏にフラッシュバックしてきた・・(古)
                  

   .....最近、かくなる家族3ショットは皆無・・。親孝行企画じゃないと付き合い頂けん・・(苦笑)......
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松之山丘陵に広がる800年の樹齢を誇るブナ林、立ち姿が美しいことでこの名がつけられている。残雪を踏みしめながら楽しむ新緑、マイナスイオン溢れる森林浴を十分満喫し爽快な朝を過ごしました。



                             

★日本の心の古里、「松之山」の棚田風景


柏崎に戻る前にもう一度、日本の原風景「松之山」の良さを味わってみたい。地元の方の推薦で「蒲生の棚田」を訪ねました。峠展望台からの棚田は「星峠」に優るとも劣らず感動的な絶景でした。
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          ......翌朝は「蒲生の棚田」の絶景を楽しんで柏崎へと帰る。.....
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松之山には文学の足跡、地元独特の風習・奇祭を見られます。地元に縁が深い坂口安吾の「大東山博物館」、冬には「婿投げ」や「墨塗り」の奇祭が有名です。(TVニュースでよく報道されているネ)


     .......「坂口安吾」は松之山(姉の嫁ぎ先)を大いに気に入り、この地を愛し滞在.....
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   .....古くから松之山に伝わる奇祭「婿投げ」&「墨塗り」(無病息災・家業繁栄・豊作を祈願).....
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松之山棚田は「日本の棚田百選」に選ばれています。百選ってどこ?と調べたら、結構西日本に多いことを改めて発見!米どころ新潟・秋田の稲穂風景は戦後広大な平野を開拓して造られた風景・・。古い歴史をもつ西日本の山あいは自ら食べる分の米作であり規模の違いに拠るものなのかも・・

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   .....(左)うへ山の棚田(兵庫但馬)、(中)うきは・つづら棚田(福岡)、(右)浜野浦の棚田(佐賀).....
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       .......(左)国見の棚田(栃木)  (右)有田あらぎ島の棚田(和歌山).......
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それにしても日本の棚田は素晴らしいものばかり!特に石川県輪島の「白米千枚田」は海とのコラボで美しさは相当に有名。能登半島も見所が多いなあ・・、能登や佐渡は失われゆく日本の原風景として「世界農業遺産」として登録されることになりました。(祝)次回家族旅行はここにしようかな・・


   ......世界農業遺産となった「白米千枚田」(石川・輪島)など海背景の棚田も見たい!.......c0119160_13585631.jpgc0119160_14102240.gifc0119160_1359252.jpg


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柏崎へ戻り、楽しかった2日間を振り返り越後の名物「へぎ蕎麦」を味わって今回の旅を終えました。GW最終5月5日、柏崎を13時過ぎに出発。案の定、関越道は大渋滞でございました~(苦笑)


         ......越後の温泉、棚田&新緑風景を十分満喫して東京へと戻る。.....
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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

今回、親孝行企画にかこつけ憧れていた越後の隠れた観光地を十分満喫することができました。あらためて故郷・新潟は懐が深く素晴らしい県であることを再認識・・。「Discover Echigo」 だコテ・・!


      ........美人林の中で心も癒され再び集合写真、再び柏崎へと戻る。.....
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        ......「松之山温泉」の棚田は春を迎え鏡の如く水を湛えていた。.....
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       .....プロの写真家が撮った「蒲生棚田の冬風景」、oh~!何という絶景!.....
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次回は今年初の山記事「古代ミステリー・守屋山&南信濃・高遠」をお送りします。
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  by rollingwest | 2011-06-15 00:00 | 旅の風景 | Comments(56)

<2010年3月13~14日>早春の越後(2010)・蒲原平野:月岡温泉家族旅行



★はじめに

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3月中旬、新潟の「月岡温泉」に行ってきました。1年ぶりの家族旅行(昨年は娘の高校入学祝いで伊豆旅行)でしたが、今回は両方の母親をご招待。最近それぞれの伴侶(我々にとっては父親)を亡くし一人暮らしとなったので、たまには孫の顔でも見せて温泉で慰労する親孝行企画でした。

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早朝6時に自宅出発、関越経由で埼玉東松山の義母を迎えに行き、柏崎には昼に到着。昼食後に実家を発ち、北陸自動車道・燕三条ICから越後平野を走っていきました。本当に広大な平野だ!

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越後平野は別名「蒲原平野」とも呼ばれ、日本一の米どころです。昔この辺りが広大な湿地地帯で潟が点在したことが蒲原の名の由来と思われます。蒲の穂が多く茂っていた風景が目に浮かぶ・・


             .........広大な蒲原平野、山形と新潟を結ぶ羽越本線の電車が行く........
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小生、新潟県出身なのに月岡温泉・瓢湖周辺は初めての訪問でした。それにしても360度の感覚で地平線が見える広大な穀倉地帯。あらためてコシヒカリの一大生産地のスケールには驚きです・・。




★国産原油の里を訪ねて


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日本は石油消費量(年間約2億KL)の99%以上を輸入に頼る石油無資源国ですが、現在も新潟や北海道・秋田で細々と国産原油が採掘されています。わが故郷・柏崎は日本石油産業発祥の地、そして蒲原平野の新津・黒川もかつて大きな油田が存在しました。国産原油の歴史探訪・・


     ......(左)日本最古の機械堀り井戸櫓   (右)新津(現・新潟市)の「石油の世界館」........
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鉄道や石油の街として知られた新津市は、現在は新潟市の一部(秋葉区)となってしまいました。
市町村合併は時代の流れとはいえ、街・独特の風情・歴史が埋没していくようで何か惜しい気がします。折角の機会、近代産業発展に貢献した国産原油の歴史を「石油の里公園」で見てみよう。


     ........(左)原油汲み上げポンピングパワーの木櫓  (右)草創期の国産原油採取の仕組み.......
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       ......... 「石油の世界館」のロビー長椅子には石油鉱夫の蝋人形が座ってた~.......
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ここには古より地表に石油が滲み出て草水くそうず)と呼ばれていました。明治時代、金津村庄屋の中野貫一が開坑して原油を採掘し精製販売を開始。中野石油王の住宅や油田関連施設・石油櫓等が「石油の里公園」「石油の世界館」として残されており、当時の面影を偲ぶことができます。


       .......(左)原油櫓が乱立した明治時代の新津風景  (右)地球や石油の歴史を辿る........
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    .....(左)L型採油装置 (中)原油輸送パイプの石油遺構 (右)原油採掘装置のバルブ.......
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09年経産省が、幕末~昭和初期の国内産業近代化に貢献した全国各地の建造物を「近代化産業遺産33」として認定され地域史・産業史ストーリーに纏められました。「新津油田・石油の里公園」も「我が国近代石油産業の歩みを物語る近代化産業遺産群」の一つとして登録されています。

             リンク:「我が国近代石油産業の歩みを物語る近代化産業遺産群」


       ......「石油の里公園」に残る近代産業遺産(ブロック製の原油タンクやパイプライン).......
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日本書紀」には「668年、越の国から燃ゆる水が天智天皇に献上」と記されており、滋賀の近江神宮と黒川村(越後蒲原)では、この故事に因んで「燃水祭」の儀式が毎年7月7日に行われます。


        .......(左)天智天皇への「燃土燃水献上図」  (右)近江神宮の「燃水祭」......
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関西勤務の頃、近江神宮「燃水祭」に2回出席し挨拶する機会を得ましたが、柏崎出身ということで滋賀の方と話が弾みました。でも現在の柏崎にはもう石油産業発祥・遺構は存在していません。


    ........(左)「黒川油田」昭和17年の風景  (右)かつて柏崎には「日石製油所」があった。.......
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石油の歴史に日頃触れることのない家族達も石油館の展示物を興味深く見ていましたが、そろそろ出発~。次の目的地「瓢湖」に向わなければ・・。外は小雨が降り始めて、結構冷えてきたぞ・・。





★白鳥の湖・「瓢湖」


         .......(左)冷たい雨で煙るグレー色の瓢湖にて (右)色異なる2羽の鴨........
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新津の里から阿賀浦橋を渡り阿賀野川を越えると、旧・水原町(現・阿賀野市)に入っていきます。
ここに白鳥の湖として有名な「瓢湖」があります。用水池の形が瓢箪に似ていたことから、こう呼ばれます。昭29年、飛来した野生・白鳥の餌付けに吉川重三郎氏が全国で初めて成功したのです。


             ............餌を上げると鴨たちが群がってきた!Come on~!........
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     ......瓢湖の中州で寛ぐ数羽の白鳥 (大陸に渡らずに日本で過ごすのかな・・?).......
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この湖は08年にラムサール条約に登録されています。今年の春は寒い日が続いたので白鳥が多く残っているかな・・と期待しましたが、やはり3月中旬なのでもう殆ど飛来してしまっていた。例年、怪我で飛び立てない白鳥が数羽はいるようですが、中にはここが気に入り住み着いている奴も・・。

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餌を求めて鴨ばかりが群がって来ましたが、白鳥の冬姿は地元HP・掲載写真↑でご容赦下さい。
しかし3月半ばなのにチラホラと雪が舞い始めてきた・・。おお、寒い~!早く温泉に浸かりたいね~。
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★お肌ツルツルの湯で有名な「月岡温泉」


本日お目当ての「月岡温泉」に16時頃に到着~!玄関お迎えから素晴しい気遣いのおもてなし!
仲居さんの丁寧な説明を受けた後、浴衣に着替えてさあ温泉に入りましょう!その前に写真をパチリ


           ........月岡温泉に到着!まずはお茶を一服。2人の祖母に囲まれて.......
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      ......(左)白玉の湯「泉慶」、岩の露天風呂  (右)夕暮れの月岡温泉と温泉の煙........
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月岡温泉は新潟の奥座敷・歓楽温泉のイメージがありましたが、北陸の由緒ある温泉の様な印象を受けました。歴史は意外と新しく大正時代、石油開発目的で掘削したらたまたま湯が出たとのこと
柏崎温泉と同じで石油臭い湯は実に懐かしい~!美人名湯と云われるだけあり、お肌はツルツル!


        ...........大満足だった素晴しい食事、個室部屋で高級感もサービスもバッチリ!........
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      ......温泉卓球を楽しむ女戦士!特に東松山のおばあちゃんが予想外に強かった。........
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食事も美味しく、一品一品に心がこもっており高級感にも溢れて皆は大満足~!食事後は温泉の定番、卓球を楽しみました。寝る前にもう一度お湯に浸かり、女性陣はますます美人のお肌に・・。



           ............卓球バトルの後はもう一度「美人の湯」に入ってリフレッシュ!........
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「白玉の湯・泉慶」は月岡温泉のハイグレード(2~3万円の高級感あり)旅館ですが、閑散期だったためか期間特別料金で1万円後半のお得な値段でした。また来てみたいと思わせるお勧めの宿だ!





★雄大な蒲原平野と日本海奇勝・海岸道を走る


月岡温泉を朝早く出発して2日目は新潟市内に向かって車を走らせます。蒲原平野は実に広い!
人工物が殆どない地平線光景は何度見ても驚いてしまう。川の流れも気分もユッタリとして緩やか・・


           ...........翌朝温泉を出発し、蒲原平野の川風景を見渡す!雪山が遥かに・・.......
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信濃川・阿賀野川下流は人口増加の近世後、新田開発で農耕地を広げてきましたが、低湿原開墾地は度重なる洪水と悪い水はけに悩まされ続けました。 飯豊・会津・上越の豪雪山脈から流れ来る雪解け水は余りにも豊富過ぎるからです。しかし長足進歩した治水技術が現在の田園風景に・・


   ......何たる広大光景!建物が一つもなく地平線が見渡せる!日本一の米処「蒲原平野」.......
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雄大なる蒲原平野を相当距離走り、新潟中心部(空港・港湾部)を脇目に見て信濃川を渡って行きました。蒲原平野を見渡す如く越後中央部に鎮座する2つのなだらかな山は「弥彦山」と「角田山」



             ...........早春の田んぼに浮かぶ「弥彦山」と「角田山」の遠景........
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田園風景から海岸線に出て行くと、ここからは「越後七浦」と呼ばれる奇岩奇勝が続くシーサイドラインに入ります。日本海は比較的穏やか・・、空も徐々に晴れ渡ってきて佐渡ケ島も遥かに望めました。



     ........「越後七浦シーサイドライン」を走れば、岩壁に釣り人。堤防のミニ灯台に荒波寄せる。......
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 .......白波は寄せ、遠浅の砂浜に吸い寄せられてまた消ゆる。 (右)「獅子ケ鼻」の断崖絶壁.......
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★越後総鎮守・「彌彦神社」から「寺泊魚市場」へ


蒲原平野に鎮座する弥彦山の麓に鎮座する「彌彦神社」は、古より「いやひこ様」の敬称で新潟県人に尊敬の念をもって親しまれています。祭神は天照大御神の御曾孫にあたる「天香山命」です。
小学生の頃、家族旅行で両親と神社参詣に何度か来たなあ・・。社殿はいつも威厳に満ちている。


   ......越後随一の古社「彌彦神社」にも石油産業の遺構(蒸留タンク)が保存されていた!......
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2年前の秋に国上山(上杉謙信や良寛などに縁ある国上寺)を訪れた時、久しぶりに彌彦神社に参拝しロープウェイで弥彦山にも登りました。(そのレポートは下記リンク記事からご参照)。おっ、何と社殿の中にも国産原油の遺構(日本石油製油所で使われた蒸留塔)が展示されているではないか!


             ...........弥彦山・2景(冬の雪原&黄金色・実りの秋)........
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                            リンク:秋の越後路(歴史と実りの風景)を訪ねて

弥彦山の標高をあらためて確認すると634m、何と東京スカイツリーと同じ高さなのです。尖鋭なる電波塔と、丸くなだらかな山容の弥彦山と高さが全く一緒とは気がつかなかった・・。越後人の心を癒す弥彦山を後にして、次は日本海の幸が溢れる「寺泊市場」。ここは全国的に有名な観光スポット!
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                .......新鮮な魚が豊富に並ぶ「寺泊市場」........
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この市場はいつ来ても活気に溢れ、観光客が多く賑わっています。とにかく魚の種類が多く品揃えが豊富。見ているだけでも十分楽しい!寺泊名物「浜焼き」は旨そうだけど、ちと値段が高いなあ・・

                .......寺泊の名物「浜焼き」(串刺し海鮮)........
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わっ、何だ、これは~?!エイリアンみたいな悪魔の顔をした不気味な干物がぶらさがっているぞ!
実はエイ干物の裏側が悪魔に見えるのか!よくできてるねエ~、エイ・リアルなん?(oyaji gyag sira~)


       ..........(左)活気溢れる市場の店内 (右)エイ干物が「デビルフィッシュ」になっている!......
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海産物のお土産を購入し、海岸線を南下していくと出雲崎町に入ります。ここは良寛さんや日本石油創業者・内藤久寛、猫わか様などを輩出した由緒ある天領の里。芭蕉が奥の細道で詠んだ名句「荒海や佐渡に横たふ天の川」、黒人演歌歌手ジェロの「海雪」もこの出雲崎が舞台となりました。


  ......(左)出雲崎の良寛堂&良寛像 (中)石油公園と内藤久寛 (右)何かと話題の柏崎原発.....
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出雲崎も国産原油が海から採掘された由緒ある場所、「石油記念館」があるので一度御覧あれ。刈羽村に入り世界最大級の「柏崎・刈羽原発」を通過。07年7月中越沖地震では構内火災シーンが衝撃的でした。原子炉再開も安全に対する地元感情とエネルギー政策の挟間に揺れ動いています。


   .......柏崎に到着。実家から仰ぐ米山、威厳ある新雪の姿で白く雄々しく輝いていた!.....
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柏崎に13時半に到着。お袋を実家に送ってお茶で団欒後に帰京の途へ・・。故郷の名峰・米山は、昨日降った雪が威厳ある白銀姿で輝いています。東京に向う関越道からは越後三山や谷川岳の新雪姿が本当に素晴しかった!寒かった3月はこんなにも美しいパノラマをプレゼントしてくれました。


       .........前日に降った新雪が美しい「越後三山」&「谷川岳」 (関越道経由で帰京)........
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             .........今回辿った越後周遊コース (地図をクリックすると拡大表示)........
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蒲原平野をジックリ走ったのは初めてですが感動的な風景でした。水の恵み・美味しいお米、世界一の豪雪・日本列島の地形・気候が我々に恵みを与えてくれる穀倉地帯の姿を今更ながら再認識・・
今回柏崎から月岡温泉周遊距離は220km、川崎からの総距離650km、やはり新潟県は長大だ。


          .........久しぶりに楽しい家族旅行でした!(彌彦神社をバックに)........
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親孝行したい時には親はなし」、まだまだ元気でいてほしいおばあちゃん達。この旅行会は来年も再来年もやりたいと思う・・。何事も健康第一であればこそ実現できた2日間だとコチラも再認識・・
毎日、寒い天候不順の日が続きますが、皆様体調管理のご留意を!


                                                     おわり



次回は「大和路・思い出の旅レビュー(その1):奈良・西の京・斑鳩編」をお送りします。
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  by rollingwest | 2010-04-14 00:00 | 故郷の風景 | Comments(52)

<2009年2月27~28日>「南伊豆」(河津・下田)への家族旅行 

★久しぶりの家族旅行


数年前までは家族で旅行・登山等によく出かけたものですが、娘が中学になると同時にオヤジとは一緒に行動してくれなくなりました。(各家庭・色んなパターンありで一概に言えないでしょうが・・)
高校受験も無事終わり、「娘の慰労」名目(実はオヤジの希望)で1年半ぶりに家族旅行実現~!


           ......南伊豆:田牛(トウジ)海岸付近から見た伊豆の海、寄せ波青し....
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伊豆は広くて見所が沢山ある半島ですが、車の渋滞で移動に時間がかかり、全てを巡るには相当の日数が必要となります。東・中・西部の観光SPOTは殆ど行きましたが、南伊豆(下田周辺)だけはじっくりと観ていなかったので、早咲きで有名な「河津桜」と合わせてここを訪れることにしました。




★箱根「サン・テグジュペリ・ミュージアム」

         ......「サン・テグジュペリ・ミュージアム」(箱根)のエントランス風景、モニュメントには雪が・・......
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東名高速沼津IC~修善寺道路経由で河津へ入る予定でしたが、娘が箱根「サン・テグジュペリ、星の王子様ミュージアム」を見たいというので、途中・御殿場ICで降りて乙女峠~箱根仙石原へ。
当日はみぞれ混じりの雨で、箱根の山は薄っすらと雪化粧・・・。朝から晩まで寒~い一日でした。

         ......(左)地理学者通り                 (右)点灯夫の広場.....c0119160_204140.jpgc0119160_2043780.jpg

何かメルヘンチックな名前だし、グリム童話「お菓子の家」のような外観で少女趣味な内容かな・・と思っていたら、結構興味深くて引き込まれてしまいました。飛行士・作家としてのサン・テグジュペリの生涯やモノクロ写真・アンティークな遺品などが飾られ、いい雰囲気で紹介されています。

                .........郵便飛行基地(アルゼンチン)勤務時代のオフィス......
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     .......(左)寛ぎのホームパブ、アンティークな雰囲気があるねエ・・ (右)テグジュペリの写真パネル.......c0119160_2046167.jpgc0119160_2048222.jpg

外観の建物風景は生まれ育ったフランスリヨンの街並みや家屋がアイボリーピンク色で再現されています。ドメスティックな私ですが洋風な雰囲気にたまには身を置くのもいいか・・(niawan kedo・・)

      .......(左) リヨンの街並を再現~王様通り (右)雪を被る読書老人&サンテグジュペリ教会.....c0119160_20533968.jpgc0119160_10104084.jpg

「鑑賞価値の高いミュージアムだったなあ・・」と満足した気持ちで、再び御殿場ICから東名に乗り沼津IC経由で伊豆半島に入ります。修善寺・天城峠・河津ループ橋を通って南下、いざ目的地へ。




★早咲きの「河津桜」~葉桜(涙)


K山さんブログで以前紹介された「河津桜」(07.2月)の光景をいつか見てみたいなあ・・と思っていたので、今回の目的メインイベントは梅の季節を前にして「満開の早咲き桜」を満喫することでした。
しかし今年は異常暖冬、やばいなア・・と懸念していたら、花は案の定もう終わっとりました。(--、)

    .......(左)2月末で葉桜並木になってしまった雨の堰堤 (右)濡れた蕊桜もまた風情あり...c0119160_2165629.jpgc0119160_2173470.jpg

       ......満開時ではこんな光景が広がる (K山さんブロク:07年2月写真より拝借)......c0119160_21172621.jpg





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「河津桜」は「寒緋桜」と早咲き「大島桜」の交配種で「ソメイヨシノ」より1ケ月程早く開花します。花が大きく濃いピンク色が特徴で、上記の堰堤風景は早春の風物詩としてTVでよく紹介されます。

 .......(左)河津桜クローズアップ!(ピンク色が濃いね~)  (右)一番見頃だったのはお寺の脇の桜.....c0119160_21261388.jpgc0119160_21261762.jpg

     ........桜に滴り落ちる冷たい雨に身も凍え・・・、あとは温泉だけが楽しみ・・(寒)......
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この早咲き桜を目当てに全国から観光バスが乗り付けてくるので、満開時の週末は相当な渋滞を覚悟する必要があります。当日は葉桜・雨天だっだので堰堤はマバラな人出、むしろお土産屋の方が賑わっておりました。当初目的はスカに終わってやや残念。もう楽しみは温泉だけか・・(泣)




★南伊豆の民宿「磯崎荘」

今日の宿泊は南伊豆町・弓ケ浜近くにある温泉民宿「磯崎荘」。食山人氏から穴場オススメ民宿として教えてもらいました。超豪華な海鮮料理をご覧下さい!w( ▼o▼ )wとても食いきれない~!
海水のようなしょっぱい塩水温泉ですが、お肌ツルツルになる本格的な湯でポカポカ暖まります。

    .......(左)民宿「磯崎荘」の玄関  (右)超豪華な海の幸(刺身舟盛・ブリ大根・鮑ステーキ等).....c0119160_21535419.jpgc0119160_21541074.jpg

帰りに新鮮なアジ干物や海苔佃煮のお土産も付いて宿泊料は1人1万円チョット。本当にお得だ!
宿を営むご夫婦も非常に誠実・丁寧で感じがいい・・!皆様も是非一度お越しあれ!
     . → リンク:民宿「磯崎荘HP



★伊豆半島の最南端「石廊崎」
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石廊崎(いろうざき)は伊豆半島最南端(賀茂郡南伊豆町)にある岬。太平洋に突き出たこの岬より西は駿河湾・東は相模灘で、強列な風・荒々しい岩場・海岸風景で有名な観光地となっています。

  .....(左)「役行者小角」(エンノギョウジャ・オヅヌ)の立像  (右)石廊崎漁港に繋がる入江の碧水↓.....c0119160_2219599.jpgc0119160_22304157.jpgc0119160_22232029.jpg




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岬へ登る石廊崎漁港に銅像が立っている。誰かと思えば修験道の伝説仙人「役行者小角」ではないか!(まさに上記単行本を読んでいたところ) 日本全国の峻険な山を登った山岳宗教の開祖ですが、何故伊豆に縁があるか?と調べたら、天皇謀反の疑いをかけられて伊豆流罪になったとのこと。伊豆南部は賀茂郡ですが、役小角が大和の賀茂一族出身なのでその名を残すようです。


    .......(左)石廊崎灯台、遠い水平線に光  (右)岬断崖から望む南伊豆の大絶景.....c0119160_22454282.jpg

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灯台が立つ石廊崎突端は目も眩む断崖絶壁!黒潮が流れる海の色はその名の如く濃紺で深い。遠く水平線には奇岩が並び、伊豆らしい男性的な海風景が270度の展望角で広がっていました。


    ......(左)断崖の岩場釣りに挑む人 (右)奇岩に建てられた「石室(イロウ)神社」で祈願.....
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道を進むと、断崖絶壁に張りつく様に海に突き出る「石室(イロウ)神社」が現れてビックリ!やはりここにも「役行者小角」が祀られている!さすが行者殿、高所恐怖症が近づけない場所が好きだねエ・・
神社から崖を見下ろすと、何と岩壁で磯釣りをしている人がいる!“(゚◇゚;) !! 行者太公望だ~!


            .......南伊豆の海に列なる奇岩群(遠景をクローズアップ!)......
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伊豆半島最南端まで来る機会は滅多にないし、こんな絶景を見られるとは思っていなかったので大満足でした。天気も回復傾向・・・2日目は、葉桜に涙を飲んだ前日のリベンジができそうな予感!




★南伊豆の癒し風景


早過ぎ桜にはガッカリさせられましたが、素晴らしい花畑風景に遭遇!ここは下賀茂の「菜ノ花畑」の群生です。天候は徐々に回復し始め太陽光に反射する鮮やかな黄色が眩しい!リベンジ満足~

            .............下賀茂・R136号沿いにある「菜の花畑」にて......
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南伊豆「弓ヶ浜」は「日本の渚100選」にも選定された非常に美しい白砂で、伊豆屈指の長さ1200mを誇るロングビーチです。その名の通り弓の形をした入江状になっており、波も穏やか~!


     ........「弓ケ浜」の砂浜を散策(まさに弓なり状の浜だ!)左側も湾曲してます。......
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     .........(左) 「弓ケ浜」の細波・光・遠い島 (右)久しぶりに娘と2ショット(最近滅多にない).....c0119160_6581476.jpgc0119160_6583386.jpg

雲間から日差しが現われ、さざ波に乱反射した光が目に優しく心地いい~感じになってきた。
白い砂浜でしばし戯れた後は、「下田港」を目指して伊豆東側の海岸沿いに北上していきます。


                   ..........伊豆の猫・2匹 ( two izu cats ).........
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★近代日本・開国の港「下田」

1853年ペリー黒船来航で開国を迫られ、日米和親条約で一早く開港されたのが「箱館」と「下田
「下田」には「ペリーロード」「開港博物館」「なまこ壁街並」「白浜神社」や水族館等・見所満載ですが、ここでゆっくりすると帰宅が相当遅くなりそうなので「下田港」でお土産を買うだけに留めました。


     .......(左)下田港から出ている「黒船の遊覧船」  (右)ペリー来港⇒下田開港.....
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下田漁港は、金目鯛・伊勢海老・アワビなど近海の地魚が豊富に水揚げされる伊豆屈指の漁港。
魚市場や停泊する漁船の脇には、人に全く怖じないウミネコ・カモメの群れが我が物顔状態です。
この近くのバースからは、「黒船」を模した雰囲気あるお洒落な遊覧船が発着・航行していました。


     ........(左)漁船とウミネコ  (右・下)飛び来る・・カモメ、飛び行くカモメ.....c0119160_8164928.jpg
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★吊橋と断崖絶景の「城ケ崎海岸」
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半島の東海岸を北上していくと、伊豆高原エリア(伊東市)に13:30頃到着。ここまで来れば帰宅時刻は目処が立つ。カミさんたっての希望で、吊橋断崖で有名な「城ケ崎海岸」を訪ねてみます。


     ......(左)城ヶ崎海岸の遊歩道(断崖の海)        (右)木陰道を登り行く。......c0119160_8574023.jpg






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当奇勝は大室山の噴火溶岩が流出し、海の侵食作用で削られて成った雄大なリアス式海岸です。
伊豆海洋公園から片道20分以上歩くハイキングコースを辿って、北にある門脇崎を目指します。

        ........(左)はるかに伊豆大島を望む     (右)下を覗けば断崖怒涛の絶景.....c0119160_971893.jpg







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天気は完全に回復!相模湾は青空に映えて濃い蒼色の海に変化してきました。(まさに黒潮!)遠く水平線には、今から20数年前に大噴火を起こした三原山を擁する伊豆大島が見える・・!
大島は今頃、「椿まつり」であんこ姿の「つばき娘」が笑顔を振りまいているかなあ・・。Anko~・・!


   .......(左)城ヶ崎の門脇吊橋と灯台        (右)吊橋真下の渦巻く青飛沫.....
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ハイキングコースを20分歩くと、ついにお目当ての「門脇吊橋」に到着!ここには純白灯台も聳えています。噴火溶岩が海まで押し寄せて冷え固まってできた爪跡、その断崖風景は実に大迫力~


   ...........(左)強烈な自己主張をする独立断崖    (右)断崖足元に渦巻く波模様.....c0119160_925316.jpg








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直立断崖の下を見れば、深い蒼波と白飛沫が瞬時変化するモザイク模様の如く渦巻いている~
積丹岬・陸中海岸・東尋坊で見た風景に似ているけれど、ここは侵食溶岩の若々しさが印象的!

         .......(左)城ヶ崎散策路の木陰からの波・岩      (右)黒船防備の砲台跡.........c0119160_9345710.jpg





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     .........まるで「東尋坊海岸」の如く、チャッ・チャッ・チャ~(火曜サスペンス劇場)......
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....(左)吊橋ワイヤー越しの城ヶ崎、青い大パノラマ(右)今回辿った伊豆半島ビュースポット(クリックで拡大)....c0119160_9374296.jpgc0119160_937588.gif


伊豆も最南端まで足を伸ばすと結構な長旅になります。下田もまだまだ見所があるので、またゆっくり来て見たいなあ・・。よし、また何かの名目をつけて家族旅行を企画してみよう・・っと!
でも娘は「勝手に行けば」とか次回言いそう・・。まあ久しぶりに付き合ってくれただけマシか・・(笑) 
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                                                       おわり

  by rollingwest | 2009-03-07 19:34 | 近郊歩きのミニ旅 | Comments(27)

<2007年8月8~9日>北陸夏紀行

夏休みを利用し、家族で北陸を訪ねてきました。

能登半島の一人旅(32年前)・金沢への先輩訪問(24年前)・永平寺・東尋坊への訪問(15年前)・「白山」家族登山(4年前)以来の5度目となる「北陸旅」ですが、今回それらに比べればマイナーな観光地をリサーチしてきました。
あまり有名地ではないとはいえ、これが意外にもなかなか見所が多く穴場発見の旅でした。

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          ....北陸、霊峰白山の山麓にある秘境「手取渓谷」と「綿が滝」.....


霊峰「白山」の雪解け水が刻んだ渓谷、その豊かな水に恵まれた加賀・越前の豊穣な水田風景、「加賀一向一揆」の歴史や「吉崎御坊」、奇岩の続く「越前海岸」などを今回紹介いたしましょう。
これらの他にも訪ねてみたい所がいくつかあったのですが、結局はこの3つのSPOTで時間切れ。
やはり北陸の道は長い・・・。見残した場所は数年後にもう一度トライしてみたいと思います。



★白山山麓の絶景渓谷(手取渓谷)

今回は名古屋~東海・北陸自動車道から北上し、白川郷・白山スーパー林道経由で北陸に抜けるルートでアプローチしました。日本三霊山「白山」(2,702m)の北西部に「鳥越村」という豪雪地帯の村があります。ここには白山の豊富な雪解け水を源とする「手取川」が流れており、「手取渓谷」という大自然の造形美が見られます。


.....↓白山麓のグランドキャニオンと呼ばれ、手取川の両岸は迫り来る崖が切り立つ。.....c0119160_212658.jpg c0119160_21261765.jpg
        ....この光景は農村一般道の普通の橋から見下ろせるのだから本当に驚き↑.....


ここには「綿が滝」という豊富な水量をもつ豪快な滝があり、切り立った崖が連続しています。
通常このような深い峡谷を見るには自分の足で歩いてハイキングした結果ようやく見られるものですが、今写真で紹介している光景は鳥越村の生活道路にある普通の橋から見下ろせるものです。
本当に驚きました。地元の人からすれば、これらの美しい絶景・渓谷美は単なる毎日の通学・通勤路の風景の1つにすぎないのです。


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    .....世界的な豪雪地帯「白山」の豊富な雪解け水がこれらの深い峡谷を刻んだ。.....

この切り立った断崖絶壁の上に見られるのは、下記写真のような通常の田舎の水田風景です。
こんな見事な峡谷の上にほのぼのとした田園が広がっている違和感が実に不思議でおもしろい。
世界有数の豪雪地帯「白山」から供給される雪解け水の量は実に膨大。その豪快で速い水流が幾千年の時間をかけて岩を深く削り取り、平野の下にこのような渓谷美を存在させているのでしょう。


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....↑大峡谷の上は何と普通の水田風景! ......広葉樹木にビッシリ生えたヤニタケの群生↑.....


水田から手取渓谷水辺に繋がるルート道があったので、急傾斜の道を降りて行きいざ探索開始。
今年の夏は近年稀に見る猛暑(8/16は史上最高気温40.9度を多治見・熊谷で記録)でした。滝の轟音・水流と緑色の深淵・マイナスイオン溢れる渓谷道を歩けば、涼を味わえて実に爽快な気分!

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...↑綿が滝をシンボルとする美しい手取渓谷遠景.......手取渓谷の川岸に下りてみて探索開始↑....

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...↑.ヒンヤリとした深い渓谷は本当に気持いい。.....草間から流れ落ちるナメ滝の水量は豊富↑.....

この渓谷最大の見所はやはり「綿が滝」!ものすごい水量でゴーッという轟音を響かせて落ちる豪快な滝です。大量の水は名前のとおり、崖上から綿をちぎって投げおろしているようにも見えます。
日本の滝100選にはセレクトされていないのは意外でしたが、その迫力と絶景は隠された日本の名滝の1つではないかと思います。(穴場の滝100選を誰か創設して~!是非とも投票します。)
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     .....↑豪快な「綿が滝」。水量が本当に多く、真っ白な綿を千切って
                 投げているように見えることからこの名がついている。.....


そしてこの滝の素晴らしいところは、滅多に見られない光景が実に手軽・間近に見られるのです。
それは「大量水が流れ落ちる滝壷」と「滝の最上部」、この危険な景色を簡単に覗き込めることに大感動!やはり峡谷上部に平野が広がるこの特殊地形でなければ手軽には体験はできません。


....↓滝壷に下りてみると、ゴーッという大轟音とともに大量の水!マイナスイオンが溢れ立つ.... c0119160_2254476.jpgc0119160_226679.jpg
...滝の最上部から滝壷を覗き込んでみる。簡単にこんな光景が見られるとはアンビリーバボー!↑....


この手取川・鳥越村は「加賀一向一揆」において最後の戦いが繰り広げられた所です。
北陸における一向一揆は「百姓の持ちたる国」と云われるように、浄土真宗門徒である地元農民が力強い信仰心で一致団結して守護富樫氏を滅ぼし、自治独立国家を築いたことが始まりです。

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    ....加賀一向一揆の里。手取川の鳥越城は、一向一揆・最後の合戦舞台となった。.....


織田信長が天下統一に向け数々の仇敵を打ち倒していく中で、手こずったのは2大宗教勢力「比叡山」と「一向宗」ですが、「延暦寺焼討ち」「一向門徒の虐殺」と信長は相当ヒドイことをしました。「加賀一向一揆」のせん滅に向けて信長が差し向けた柴田勝家の軍勢に対して、最後まで抵抗していた信仰農民はこの鳥越城と手取川で血みどろの戦いに敗れて悲惨な末路を迎えたのです。
この日は地元の町興し行事「鳥越一向一揆まつり」の盆踊り櫓が真夏の青空に映えていました。

リンク:「百姓の持ちたる国~加賀一向一揆」HP



★吉崎御坊

「吉崎御坊」とは北陸における浄土真宗の一大布教拠点です。浄土真宗の開祖はご存知「親鸞」ですが、中興の祖と呼ばれているのが「蓮如」です。比叡山延暦寺から迫害を受けた本願寺の「蓮如上人」は京都から逃れて、1471年この越前吉崎の地に新たな布教拠点を建立しました。


.....↓「蓮如」が建立して、浄土真宗の北陸布教拠点となった「吉崎御坊」.....        
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  ....浄土真宗の門徒達を中心とする一揆が、「一向一揆」と呼ばれ大名から恐れられた。.....

「南無阿弥陀仏」の六号さえ唱えれば極楽浄土に往生できるというシンプルな教え・修行スタイルは農民にとって非常に分かり易く、あっという間に北陸一帯に信仰を集めてここに有数の宗教都市を築いたのです。そういえば柏崎の母方祖母本家も信仰心の篤い浄土真宗です。この地がなければ、北陸を中心に東海・東北まで広まった「親鸞」の教えの隆盛はなかったのではないでしょうか。


....↓ご本尊は勿論、阿弥陀仏。金仏壇は光り輝く極楽浄土が再現(ナムアミダ~ブツ).....c0119160_22224783.jpgc0119160_2223512.jpg 
                          .....浄土真宗の中興の祖「蓮如上人」の大立像↑..... 

吉崎の地は、加賀越前の国境にあるところで「北潟湖」という汽水湖があります。
「汽水湖」とは海水と河川淡水が混じりあった湖。有名な所では浜名湖・サロマ湖・宍道湖・三方五湖などがあげられますが、北陸の汽水湖は広い空と湖の他に「稲穂水田と緑深い杜」が混在した湖風景を見せており、独特・癒しの雰囲気は気持ちのいい湖畔ドライブを経験させてもらいました。

.....↓「吉崎御坊」の丘陵から見下ろすに注ぐ「北潟湖水路」と日本海.....
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      ...「北潟湖」は加賀平野から日本海汽水湖。静寂なる癒しの風景が広がる。↑...


★豊穣なる加賀平野

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...黎明の白山山脈、秘峰「芨ケ岳」も見える。.....加賀平野から望む霊峰「白山」(2702m)の雄姿....


北陸の田園地帯を走り抜けていく中で「羨ましいな・・」と感じたことは「余裕の雰囲気」。
青々とした田んぼの里には「一軒々の造りが大きい家」が点在しており、圧迫感なくゆったりした加賀平野の空は非常に広く感じられます。
(コンビニ・ファミレスのロードサイド店舗や高い建物も少なく見渡せば白山連峰が聳える郊外風景)
実に気持ちいい車窓の景色、豊かな穀倉地帯で穏やかに暮らす人々の感じが伝わってきました。

全国住みやすい都道府県」の調査結果では北陸3県は必ずといっていいほど上位に入ります。
持ち家比率の高さ・家の広さ・1人当りの収入・車有保有率などが全国一、自然に恵まれて水や食材・料理が非常に美味しい、災害が少ない、県民の教育水準は高く、歴史ある文化にも恵まれている、等がその要因・理由とのことです。          

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      ....加賀平野の水田風景や空は本当に広々として余裕が感じられる。..... 

故郷新潟県の隣接であり冬の日本海気象は一緒なのに「住みやすさ度」で差がついているのはちょっと悔しいですが、実際に訪れてみると納得できるような気もします。
水や自然に恵まれて食べ物が美味しい点は新潟県も同様なものの、やはり北陸3県は広い意味で歴史が深い関西圏に属しており、北前船貿易での繁栄・加賀百万石の前田利家の治世のもとで築かれてきた歴史・文化・裕福さがあります。この点についてはちょっとかなわないのかな・・・。


★奇勝が続く越前海岸

渓谷・山麓・平野の次は、海岸線に出てみましょう。
越前海岸(東尋坊~越前岬)は奇岩・奇勝が多く国定公園に指定されています。
東尋坊を訪ねるのは今回で2度目ですが、波間に聳える圧倒的な断崖はやはりスリリング!
(チャッチャッチャ~♪火曜サスペンス劇場!)

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    .....ご存知、北陸の名勝「東尋坊」。自殺スポットやサスペンス劇場の舞台で有名.....

この景勝地の名の由来を調べてみると、興味深くておもしろいことがわかりました。(^~^)
白山麓にある名刹「平泉寺」の悪行坊主「東尋坊」が、恋仇によってこの断崖から突き落とされたことからこの名前が付いたとのこと。
(まさに人間愛憎・火曜サスペンス劇場の世界そのものではありませんか!)
長い越前海岸を南下していくと奇勝が延々と続き「呼鳥門」という自然造詣トンネルも見えてきます。


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.....越前海岸は奇岩の連続(東尋坊にて).........「呼鳥門」↑侵食で造られた巨大な自然トンネル...

海岸線から内陸部を横断し「織田町」(織田一族のルーツ・越前焼の里)という街を経由して、武生インター(現・越前市)から北陸自動車道に入って帰路につきました。
当初予定では、安宅の関(義経・弁慶勧進帳)や北前船・九谷焼の博物館も見るつもりでいたのですが、長大な北陸路は移動に結構な時間がかかります。ついには全部見切れずにタイムアウト・・
まあ見残したところはまたいつかゆっくりと来て見たいと思います。



日本の風景、実際に訪ねてみると各地域でそれぞれの雰囲気・特色が違います。同じ北陸地域の中でも然りでしょう。次回6回目の北陸旅では、どんな発見があるのか、自分がどんな感じ方をするのか楽しみでもあります。

                                                    おわり



09GW:北陸紀行にもこの名滝・史蹟は登場します。↓
       リンク記事:「ちょっと渋めの玄人旅、09GW北陸紀行(その1)

  by rollingwest | 2007-08-08 21:15 | 旅の風景 | Comments(11)