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<2009年6月7日>世田谷「等々力渓谷」、「はけの道」最南部を歩く(前編) 

                      「はけの道シリーズ」第2回

★はじめに

東京を斜め縦断する「国分寺崖線」に沿って、清流・湧水が点在する「はけの道」の記事シリーズを昨年秋よりスタートしましたが今回は「はけの道」最南部に位置する「等々力渓谷」を紹介しましょう。
ここは東京23区(世田谷)に存在する「清流と湧水」を味わえる癒しの自然散策SPOTなのです。(知る人ぞ知る)


         ......東京の中心部にもこんなにも立派な渓谷があるのか!と驚く人が多いと思う.......c0119160_21495683.jpg







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ここが23区内か!と信じられない程、結構深い渓谷だ。川崎の自宅からは車で15分程度、昔は自転車でも来たことがあり今回の訪問は4回目です。いつ来ても心が癒されるねえ・・。(目に青葉
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あわせて「等々力渓谷」を取り巻く世田谷の諸風景(渓谷・湧水風景、豊かな自然、歴史の古刹、高級住宅街と庶民的な雰囲気が混在する表情etc)を前・後編に渡り紹介します。


                   リンク:武蔵野「はけの道」(国分寺崖線・湧水エリア)を歩く



★「等々力渓谷」


渓谷のアプローチは、東急大井町線「等々力駅」駅前の蕎麦屋脇から下るルート、または第3京浜玉川IC付近の「等々力渓谷公園」から入るのがお奨め。あっという間に幽邃の世界


     ..........等々力駅前のそば屋の脇から下る渓谷の入口。真っ赤な「ゴルフ橋」がある。.......
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渓谷を初めて訪れたのは今から20年以上前。まだ新婚で甘いムードだった時代に、カミサンと2人で歩いたことが思い出されます。嗚呼、今はそのカケラもありません。あの日に戻りたいねエ・・(泣&苦笑)

 
        .......ゴルフ橋から散歩道に下ればあっという間に清流と渓谷の静けさ.......c0119160_22165691.jpg







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当時「東京23区内にこれ程まで自然豊かな場所があったのか~!」・・と本当に驚いたもんじゃ~。環8通りの真下、「はけの道・国分寺崖線」が多摩川に向かう終点で渓谷地形を成す場所。渓谷脇には静謐な散歩道が続き、清流音を聞きながらやがて「不動の滝」に出会います。
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       ........「等々力不動尊」の「不動滝」、23区内の景色とは思えない。.......
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チョロチョロの水量だけれど、23区内にある滝だと思うと何かありがたみが増してくるなア・・。 この滝の脇道を上がってみると立派な神社がありました。「等々力不動」・・、世田谷の渓谷・守り神です。


   ........「等々力不動」は、都心から目黒通りの最終点。多摩川に近い野毛にある。.....c0119160_5595678.jpg


 .......「等々力不動」本尊に「」の文字・・、運気は上がるのかなア・・(笑).......
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トドロキ」という地名は全国的に轟音激流や滝のある所を示し、「等々力渓谷」が幽谷になるまでは滝・激流・岩石崩壊等の地学的活動が何回も繰り返された結果の光景なのでしょう。


       ......東京23区とは思えない森林と清流の渓谷。環状8号線の下に続いている。.......
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都会雑踏・ビル群の中で人間関係等に疲れた人は是非渓谷を訪れてみ下さい。東京円周の大環状道路の下にかくも静かな清流・渓谷が眠っていたことに驚き心が癒されることでしょう。


         ........「等々力渓谷」のルート図  (クリックで拡大).......
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さて次はこの都心渓谷の周りにある寺社史蹟や自然公園・美術館等の「世田谷風景」を紹介~!
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★世田谷「等々力・野毛」&大田区「田園調布」


世田谷・大田区には古墳が多くあります。自宅近くの丸子橋を渡った多摩川台公園や横浜都築にも古墳や先人遺跡が残されています。大森貝塚に象徴される大昔、多摩川周辺・大田区・川崎・横浜南は海であり、はけの道の丘陵地帯が先人にとって海岸部・生活場所だったのでしょう。


     .......(左)等々力渓谷にある「横穴3号古墳」 (右)「野毛大塚古墳」、埴輪が沢山.......c0119160_73648.jpgc0119160_7362539.jpg

等々力渓谷にも幾つか横穴古墳がありましたが、近くにある「野毛大塚古墳」は結構な見所です。5世紀初頭に築かれた大型の帆立貝形古墳(前方後円墳の一種)は周濠全長104mで日本第3位規模とのこと。古墳を取り巻くように赤茶の埴輪(動物・器を象る)が沢山置かれていました。


              ..........「稲荷神社」(五島美術館の下に鎮座).......
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       .........「上野毛自然公園」 (五島美術館と対峙する坂の途中にある)......
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この辺りには自然公園や有名寺社や美術館等が多くあります。「五島美術館」(後編紹介)の近くの「稲荷神社」.「上野毛自然公園」、「玉川神社」「満願寺」「九品仏・浄真寺」等の見所満載


         .........等々力駅から程なく歩いた所には「玉川神社」も鎮座する。.......c0119160_883545.jpgc0119160_885319.jpg

当地に近い場所にはリッチ&セレブな雰囲気が漂う「自由が丘」「田園調布」があります。通勤で通過する駅だけど、あんまり最近降りたことがないねえ・・。久しぶりに夜の「田園調布駅」を散策してみましたが、駅舎が新しくなっており駅裏も結構も人通りが多くなった感じがするなあ・・。
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     ........「等々力渓谷」から環8を数km移動すればあの有名な「田園調布駅」.......c0119160_8305912.jpg







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         ........... 「等々力渓谷」から「自由が丘」「田園調布」周辺の概念図.......
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後編では「九品仏・浄真寺」や「五島美術館」、世田谷に混在するリッチと庶民的な表情を紹介してみたいと思います。最近、ち~と仕事が忙しくて次の更新は一体いつになるのやら・・(苦笑)

                                                    おわり

(その2)へ続く↓
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世田谷「等々力渓谷」、「はけの道」最南部を歩く(その2)
      

  by rollingwest | 2009-06-23 21:44 | 近郊歩きのミニ旅 | Comments(37)

<2009年3月29日>桜開花!「上野・根岸」から「谷・根・千」を歩く(その1)「大恐竜展」



★桜開花宣言から、待ちに待った春

今年の花は実にきまぐれです。稀に見る超暖冬だったことから、熱海等の「梅名所」は2月20日頃には見頃を過ぎる早咲きぶり!小生も「河津桜」では2月末の葉桜になり悔し涙を飲んでしまった。
そして東京(靖国神社・標本木)の桜開花宣言は3月21日でした。(平年より何と1週間も早い・・)
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しかしその後の全国的な「寒の戻り」で桜はビックリしたように蕾を固く閉じたままになってしまい、3分咲き状態が1週間ほど継続した珍しいパターンに陥ります。春の訪れを心待ちにしていた人、花の観光商売の人、今年花に肩透かしを食わされた方々は全国で一体何人いるのでしょう・・。(泣?) 


     ......まだ芽吹き前の枝に囲まれていた上野恩賜公園、年度末の「西郷どん」......
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さて桜の名所として有名な上野公園にある「科学博物館」では、「大恐竜展」が開催されています。この恐竜展は今まで見たことのない南半球の珍しい恐竜化石が展示されており学術的にも貴重!
3月14日からのスタートで、月末に来訪者がもう10万人を突破しており人気沸騰確実な状況!

   ......(左)「大恐竜展」公開は6月21日まで  (右)↓名前がまだついていない珍種恐竜......c0119160_19523587.jpgc0119160_1953554.jpg

前売券は購入済みでいつ行こうかと思っていましたが、上野なのでやはり桜の開花時期ですね~
今日は実に素晴らしい青空!「寛永寺」や「根岸」、レトロ風景で賑わう「谷根千」も歩いてみよう!


   .......有名な「谷根千」とは、「谷中・根津・千駄木」(台東・文京区)の愛称です。......
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★朝の静けさ、宴会・喧騒を待つ上野公園


博物館の混雑を避けるべく、朝早く上野公園に到着。「今日こそが花見の日だ!」とすでに何日も前から意気込んでいるグループの青いビニールシートが場所取り臨戦態勢で敷かれていました。
斥候派遣された若者やおじさんらはシートに体を横たえて、手持ち無沙汰に携帯等を操作中・・。

      .......(左)静かな朝の下、もう満開の桃色桜   (右)花見の場所取りをする若者......c0119160_2054680.jpg
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でも開花状況は五~七分咲きですかねえ・・。何本かの木は「我こそ先陣!」と満開の花を誇らしげに咲かせていました。「花より団子」、天気がよく気持が高揚すれば・・それが春なんだよね(笑) 
(ちなみに東京の桜は4月2日に満開となりました。開花宣言から実に12日間もかかったのです)


      リンク:昨年の桜満開の記事はコチラから(皇居の桜、目黒川の夜桜などを紹介)


      ..........「上野公園」イラストマップ (昨年パンダ死んじゃったねえ・・残念)......
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動物園・東京都美術館を左手に見て国立博物館に向かって進むと、右手に「国立科学博物館」が現れた。おお~、すでに親子連れを中心に長い行列ができている。GWはもっと混むだろうなあ・・。

      ........まだ朝9時前なのに、「大恐竜展」の入口はすでに長い行列が・・......
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★大迫力!話題沸騰の「大恐竜展」


今回の展示は、これまで謎に包まれてきた南半球の恐竜化石(南米、アフリカ、南極、豪州から発掘されたもの)や標本50点以上を一挙公開するもので、今まで聞いたことのない名前ばかりです。

     .......珍しい化石・標本の恐竜展、スケールが実にでかい!(クリオロフォサウルス)......
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会場に入ってすぐ目に入ってきたのは「クリオロフォサウルス」(上記写真)の復元骨格。こりゃまたいきなりド迫力~!南極大陸の恐竜で全長約7m。ジュラ紀前期・獣脚亜目というのだそうです。、最も目立つ特徴は、頭の上にあるトサカ!怪獣っぽく見えてもやはり恐竜と鳥は親戚だね~!

     ......(左) こうやって見ると恐竜はやはり鳥類だ! (中).ラジャサウルス(頭部生態模型).....c0119160_20371689.jpg



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地球の大陸が分裂移動して現在の姿になっていることは学術的な定説ですが、今から3億年前は1つの大陸(パンゲアと呼ぶ)だったとのこと。衝突・分裂を繰り返し、1億8千万年前に南北2つに分かれ、北は「ローランド大陸」南は「ゴンドワナ大陸」。今回はゴンドワナ側の恐竜の展示です。

         .......「大陸移動図」、昔は1つの大陸だったが次々に分裂移動し今の姿に......c0119160_2104950.jpg




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      .......(左)マシャカリサウルス (右)アンガトラマ、南半球恐竜は耳慣れない名ばかり......c0119160_21757100.jpg






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世界で最初に日本で公開された「マプサウルス」(一番下を参照)は地球最大級の肉食恐竜!
最古恐竜「スタウリコサウルス」、500本もの歯を持つ「ニジェールサウルス」等、レアで超大迫力の恐竜が続々登場!仲むつまじい親子恐竜や大きな翼竜も展示されており、必見の展覧会です。


       .......(左)ニジェールサウルス    (右)クリオロフォサウルス(毒々しい色だね~)......
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     ........ (左)サンタトラプトル(すばしこそう)     (右)親子恐竜2匹(骨だとやや不気味)......c0119160_21172688.jpg








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卵から生まれかけていた赤ちゃん恐竜のミイラ化石や、まだ名前がついていない恐竜など本当に珍しいものばかり。あちこちに親子連れが沢山!将来の科学者の卵達が歓声を上げていました。
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T-REX(ティラノ)、トリケラトプス、ステゴサウルス、ブロントサウルス等、聞き覚えある恐竜は北米産だったのか!南米・豪州・南極産、まだまだ未知の竜達が無数に存在したんですなあ・・(驚)

        ......(左)立派な鶏冠と大きな嘴が右に開く。(右)骨はラドンより細身だね・・。.....
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翼竜コーナーも相当充実しています。こうやって再現姿を見ると、ラドンのような黒っぽい地味な色じゃなく、超ド派手なトサカを冠り、お洒落な羽毛をまとうカブキな竜だっだのかもしれないなあ・・。

         ........新種の翼竜・アンハングエラ  (恐竜というよりは水鳥だね) ......c0119160_21395422.gifc0119160_21402322.jpg







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そしてやはり圧巻は全長約13メートルの世界最大級の肉食恐竜「メガラプトル」「マプサウルス」。自分より遥かに大きな40メートル級の巨大竜アルゼンチノサウルスを果敢に襲ったと言われています。まさにジュラシックパークですな・・(恐) でも親子連れはチトほのぼのしていていいね~。


      .......(左)「メガラプトル」 (右)「マプサウルス」、T-REXに対抗できる巨大凶暴怪獣!......c0119160_21451481.jpgc0119160_21452670.jpg

本展示はフラッシュを焚かなければ写真撮影可。充実した内容で沢山撮影しちまった・・、満足~!
「大恐竜展」の余韻に浸りながら出口へ・・。でもこの科学博物館はさらに見所があるのでした~。




★リニューアルされた国立科学博物館「日本館」


科学博物館に「日本館」という最新展示館(無料)がありました。創立130周年の節目(07年4月)に本館をリニューアル・オ-プンしたそうです。ここも中味が濃く、綺麗な展示で実に素晴らしい!

                ....... リニューアルされた国立科学博物館「日本館」の外観 ......
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エントランスの左側には、レトロな計測盤・望遠鏡・時計・顕微鏡等の精密機械が沢山飾られている!日本人の緻密な科学技術・研究の歴史が多くの貴重な史料・実物とともに展示されています。

  .....(左)ネオルネッサンス様式・吹き抜けドーム(右)「日本館」1Fはレトロな精密機械群....c0119160_2211128.jpg







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2階は北ウイングが「日本人と自然」、南ウイングが「生き物たちの日本列島」と題されており、日本固有の動・植物、人類学的見地から見た日本人に関する展示が並んでいます。全て、ザ・日本人~!


           ..........展示ルームは美しく、まるでショーウインドウのようだった!......
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   ......(左)「日本人の生い立ち・自然」も丁寧に解説 (右)日本にいた海竜(フタバスズキリュウ).....c0119160_2221303.jpg




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             ..........出口には、「シロナガスクジラ」の大モニュメント。躍動的!......c0119160_42196.jpg





★上野公園の喧騒から逃れアカデミック風景に溶け込んでいく


展示を見終え、外に出ると人がかなり増えてきた。最近は韓国・中国からの団体観光客が多くなったもんだなあ・・。さてさてこれからが上野公園の本番。青空の下で大いに花見を楽しんでけれ~。

        .....(左)昼近くなると桜もだんだん開いてきた! (右)満開に近い桜もいくつかある.......c0119160_4125395.jpg






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小生はそんな喧騒から逃れ、「東京国立博物館」の左脇を通り上野公園の裏手方面に向かって歩いていきます。上野公園とはうって変わって、一挙に人の数は疎らとなり、静かな散策路です。

                       ..........「旧・東京音楽学校、奏楽堂」.........
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      .......京成電鉄の旧「博物館・動物園駅」、閉鎖されていても威厳ある遺構だ。......c0119160_4265356.jpg

東京都美術館、旧・東京音楽学校の奏楽堂、芸大美術館、黒田清輝記念館・・・、RWとは全く縁もゆかりもない場所です。お~、ここはまさに東京の「アカデミックロード」じゃね~! m(*T▽T*)m

             .........(左)「東京芸術大学美術館」   (右)「黒田清輝記念館」......c0119160_428383.jpg
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             ...........「国際子ども図書館」(この建物は実に威厳がある)......
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★「寛永寺」から根岸、そして「谷・根・千」へ


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西洋風のアカデミック風景を楽しみながら歩いた後は、一挙に「和の世界」に入っていきます。
江戸城の鬼門鎮護で建立された「寛永寺」。ここは戊辰戦争の主戦場にもなった場所です。

             ..........「寛永寺」(江戸の鬼門を守る、東の比叡山)の根本中堂......c0119160_4535186.jpg







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ここの桜はすでに満開!美しく咲き誇っておりました。「寛永寺」の詳細は次回記事で紹介します。
そしてRWは「根岸・谷中・根津・千駄木」へ・・、東京ウォーク人気SPOTへと向かっていきます。

       ........MAP(上野公園からアカデミックな風景を経て寛永寺へ)⇒クリックで拡大表示........
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                                                       おわり


        ↓    「上野・根岸から谷・根・千を歩く」(その2)に続く

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  by rollingwest | 2009-03-31 19:34 | エトセトラ | Comments(32)

<2008年12月4日>東京タワー50周年記念ライトアップの師走夜景 

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師走に入ればあちこちでクリスマスムードに包まれた光のイルミネーションが目に入ってきます。
昨年は「光都東京・ライトピア2007」(皇居和田倉門)と「TOKYO FNTASIA 2007」(日比谷公園)を満喫したので今年は東京タワーのイルミネーションでも取材してみようかな・・と思っていました。

     昨年末の「光都東京・ライトピア2007」と「TOKYO FNTASIA 2007」記事はコチラ

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そういえば今年は東京タワー完成から丁度50年!(自分の誕生翌年の昭和33年、長島が巨人入団の333mと覚えていたがもう半世紀も経ってしまったか・・、光陰矢の如し)その節目を記念して新ライトアップ「ダイヤモンドヴェール」が12月初めから実施されているとのこと。いざ出かけよう!


  ......(中)増上寺惣門の階段脇に装飾される植栽イルミネーション (右)芝公園から望む電飾タワー....c0119160_1314179.jpg
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東京タワーへの最寄駅は都営地下鉄「芝公園」か「御成門」ですが、「芝公園」からアプローチ。
12月23日に開業50周年を迎えるにあたり、新ライトアップはダイヤモンドが散りばめられたような青い照明に輝き、20時に切替わるとのこと。到着時点ではまだゴールデンオレンジの光色でした。


 ...(左)クリスマス・イルミネーションとタワーの電飾コラボ (右)芝公園プリンスホテル・パークタワーに映るシルエット....
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夜の芝公園は殆ど人が歩いていませんが、ちらほらカップルも・・。カメラを持つ物好きオジさんはそんなムードとは縁遠いものの「やはりクリスマスイルミに輝く公園風景はなかなかよいねエ・・」とバシャバシャ撮影。プリンス高級ホテルに映り込むオレンジタワーのシルエットは実に幻影的でしたね!


         ......「うかい亭」の正門(ボウリング場跡地に和風庭園の料亭が構えている)....c0119160_134979.jpgc0119160_13492427.jpgc0119160_1349425.jpg

東京タワーの真下には以前「芝ボウル」がありましたが、今は高級豆腐料理店「うかい亭」(八王子が本店)になっています。立派な門構えで風情ある日本庭園が中にあって、園内見学もできます。


        ......うかい亭の庭から見上げる「50周年イルミのオレンジタワー」(紅葉夜景の額縁)....c0119160_1483220.jpg
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夜紅葉を輪郭にして幻想的に浮かび上がる東京タワーライトアップ・・、う~んリッチな気分だ~。
(金も払ってもいねえくせに自己満足してんじゃねえ!→スマソ)結構ここは紅葉夜景・穴場ですぞ!
よく見たら展望台位置に輝くカラフルな「50」の文字、そうかタワー殿も五十路(isoji)でしたな。(祝)


    .....(左)うかい亭の池に泳ぐ鯉 (池に「逆さ東京タワー」が映り込んで実に幻想的!)....c0119160_1416292.jpg






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さてタワーの足元まで来てみましたが、光飾切り替えの20時までにはまだ時間がある。折角だから展望台まで上がってみよう。訪れるのも何年ぶりだろうなあ。「ALWAYS三丁目の夕日」で印象的な建設当時の半分タワー(鉄骨)の写真がある昭和ノスタルジア満載の展示コーナーを見学。

    .....(左)タワー建築当時の貴重な写真パネルが展示  (右)映画「ALWAYS三丁目の夕日」....
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6歳頃、東京見物に連れてきてもらい展望台から見た光景に歓声を上げた記憶がフラッシュバック。当時はエレベーターで降りようとするも溢れ返る観光客・長蛇の列、やむなく我々家族は地上まで鉄骨非常階段を降りることに・・・。強風で真下を見たら足が竦んだ思い出が強烈に残っています。
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     ......東京タワー・展望台回廊にて(夜は高級な雰囲気でムードになっちゃうねエ・・)....
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昔、東京観光の目玉だった本展望台も、周辺に超高層ビルが次々建設されて斜陽傾向と聞きましたが結構素晴らしいと思う。夜は穴場かもしれない!ホテルラウンジバーの様な雰囲気で眼前には六本木最新ビル群の夜景パノラマが迫ります。建設当時、周囲は木造民家ばかりだったのに・・。

     ......「六本木ヒルズ」方面の大夜景(まるで宝石を散りばめたよう・・)....c0119160_1457673.jpg












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     .......(左)眼下光景(駐車場・道路が意外とよく見える) (右)首都高・光の帯が印象的....
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さて東京夜景を十分堪能後はそろそろ下に降りて東京タワー嬢のスカートの中を覗き上げましょう。(あら、品のない中年男)。エレベーターで、流れる如く光のオレンジ鉄骨を眺めながら地上へ降下c0119160_16274281.gif
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まだ12月第1週ですが、地上はクリスマスイルミネーションで明るく華やかに煌いています。間接照明で浮かび上がるタワーをバックにする電光飾もいいねえ!クリスマスイブ近くだとラブラブカップルばかりで、中年男はダークブルーに浮き上がってしまうので12月初めに来訪を済ませました。

   .......タワー下の広場には、師走の豪華イルミネーションが美しく輝いている!....
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東京タワーは下から見上げるのも素晴らしい!光飾美人は美脚曲線を見せつけながら、誇らしげに私を見下します。(自虐が過ぎるかな・・笑) さていよいよ20時だ。光が切り替わる時が来た!

        ......(左)20時まではオレンジ装飾  (右)20時、照明がフッと消える。....c0119160_16402092.jpg




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    .......次の瞬間、50周年「ダイヤモンドヴェール」の青い装飾に変わった!....
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お~!ついに「ダイヤモンドヴェール装飾!」まさにブルーダイヤモンドが散りばめられたようだ! ◆♕◇☸◆ (本物見たこともないくせに・・) ◆♕◇☸◆ 楚々として上品な感じですな・・(^∇^)


           .......(左)ダイヤモンドヴェールの電飾鉄骨とクリスマスイルミ (右)タワー模型の電飾広場....c0119160_16465124.jpgc0119160_1704969.gifc0119160_16485677.jpg

橋脚の元には東京タワーの模型もクリスマスイルミに花を添えています。光が何とも華やかなもんですなあ・・。そういえば6歳頃、柏崎の家でクリスマスツリー替りに「東京タワー模型」を床の間に飾り電飾モールをチカチカさせていたことを思い出した!何とも純朴・質素な時代でしたなあ・・(笑)c0119160_16511460.jpg
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さてさて2種類のイルミ切替え瞬間もGETしたし、これ以上長居してもカップルが周囲に増えるだけ。中年オジサンはさらに居場所がなくなるので、そそくさ帰宅して家でお湯割りでも飲もうっと・・。c0119160_1785195.jpg



        ...... 芝の「東京プリンスホテル」正面玄関の駐車場からタワー夜景を仰ぐ....c0119160_17184367.jpgc0119160_17185885.jpg

帰りは地下鉄「御成門」方面へ向かい、増上寺脇を通り抜けると「東京プリンスホテル」の正面玄関・駐車場に出ます。もう失脚した西武のドン「堤義明」(一時は世界大富豪)も、芝公園から仰ぐ東京タワーは複雑な心境だろうなあ・・。(冒頭・東京タワーが映りこんだパークタワーホテルは置き土産です)


          ........増上寺・二天門が闇に浮かび上がり、遠くには真っ青な東京タワー....c0119160_17252519.jpg
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          ....... 東京プリンスホテルの噴水光イルミネーションをクローズアップ....
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東京タワーもついに時代の流れには勝てず(建設50年の老朽化、電波エリア・容量拡大)、2011年の地上TV放送全デジタル化によって、電波塔としては定年退職の時期を迎えます。新TV塔は浅草・押上地区に建てられる「東京スカイツリー」(高さ610m)にその役割を譲ることとなりました。


   .....(左)東京スカイツリー完成予想図(現タワーの約倍の高さ) (右)昭和36年モスラに襲われる....c0119160_17315159.jpgc0119160_17321098.jpg
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建設後すぐにモスラに巻きつかれて捻じ曲げられ、ガラモンにもぶっ壊されても、50年間しっかり頑張ってきたのになあ・・。同時代に誕生したタワー殿(今回は男呼ばわりか?)は小生にとっては、昭和をフラッシュバックさせてくれる象徴の一つです。Isoji 50を迎え、大変おつかれさんでした。


           .......50周年記念ライトアップ・比較2景SHOT(オレンジ&ブルー.......
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このたびは観光タワーとして生きる第2の人生の節目を迎え、益々のご隆昌を祈念して私の挨拶と代えさせて頂きます。いつまでもお元気で・・!(定年慰労会の挨拶じゃね~)(=`(∞)´=)失礼~

(注)電波塔としての役割は終えても、鉄骨建築の耐久性としてはあと100年もつのだそうです。

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それにしても今夜はタワー様の美脚・容姿端麗を十分堪能させていただきました。ありがとう!
は~、一人つっこみ・自虐ボケも結構疲れた・・。 (タワー殿、男呼ばわりしたり女呼ばわりしたり、チャチャ入れてからかってゴメン) それでは皆様、年の瀬も押し迫りお風邪など召されぬように・・。 


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                                                      おわり

  by rollingwest | 2008-12-05 13:17 | 都会の風景 | Comments(30)

<2008年11月>08秋・都心記事特集(その3):「秋の日比谷周辺」


さて都心記事レポートは、再び千代田区に戻って今回の特集を一旦締めたいと思います。
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紅葉の季節となりましたが、今年はなぜか山では冴え渡るようなモミジに出会っていません。(悔)
やや欲求不満な状態で11月下旬を迎えてしまいました。♪何でだろ~、ナンデダロ-(あっ相当古い)

             ......日比谷公園・野外音楽堂前の噴水広場......
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それじゃあ、都心の紅葉はどうかな?・・と、日比谷周辺を歩いてみましたが、まだちょっと早い感じ。でも快晴だと広葉樹は美しい!日比谷公園からレポート。今回は手抜きして文章省略~(笑)

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   .....第一花壇から日比谷方面を望む(左は帝国ホテル・東電・みずほ、右は日比谷シティ)....
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      ......第二花壇沿いの紅葉ケヤキ並木(実際の色はもうちょっとくすんでいたかな)......
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  ......都市計画により誕生した日本最初の洋風都市公園(噴水越しに見る帝国ホテル)......
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        ......まだ色づきは遅いが、 に照らされると照葉樹は美しいね~!......
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        ......公園内では菊花展が開催されていた。(ちょっと地味目だったけど)......c0119160_1046534.jpgc0119160_10463176.jpg
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        ......(左)日比谷公会堂前のケヤキ  (右) 第二花壇沿いの紅葉並木を横に見る。......c0119160_12375374.jpgc0119160_1238244.jpg

   ......夕闇が迫り、「桜田濠と街の夜景」(桜田門・有楽町方面)を半蔵門付近から見る.....
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いつもは遠くにしか見ない「国会議事堂のライトアップ」。こんな機会じゃないと夜の議事堂なんて来ないものだ。そうか思い立ったら吉日!実際に間近に見るとホント幻想的な光景~(再発見!)
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     ......「国会議事堂」夜景ライトアップを撮ろうとしたら、警備の人から不審な目で見られた。.....
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    .....(左)議事堂正門から見る有楽町方面  (右)議事堂の中央塔クローズアップ!大迫力。.....c0119160_12473877.jpgc0119160_12475320.jpg

今度は、イルミネーションに輝く夜の東京タワーもスカートの下からじっくりと撮ってみようかな。
(あっ、闇夜の盗撮=軽犯罪法違反じゃないよ。 堂々と覗いて、その色っぽさを紹介してみよう。)
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やっぱり今回の紅葉もやや欲求不満・・、「本格的なモミジが見たい!」・・と思い立って11月22日に武蔵野を歩いてきました。次回は「はけの道」からの素晴らしき紅葉風景を公開UPいたします。

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    .....鮮やかに色づく楓葉・・乞うご期待!(トライアルさんの08/11撮影写真をお借りしました)......
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PS:招き猫が乗っかった開運熊手を合成で作ってみました。
いよいよ師走も招いて、福来たれ~(笑)皆様、風邪など召されぬように・・。

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  by rollingwest | 2008-11-21 10:19 | 都会の風景 | Comments(30)

08秋・都心記事特集(その2):「神宮球場・WK戦」&「新宿ゴールデン街・花園神社」

大学サークル仲間とは年に数回飲んでおりますが、「大学野球WK戦」の応援に行こうとの誘いがあり、ン十年ぶりに同期6名で観戦してきました。またサークル先輩「神楽坂女史」が7月発刊された「新宿ゴールデン街・花園街案内」のガイド本をもとに、職場仲間と「酉の市」の日に昭和色の濃~い場所への探訪もついに実現。今回の記事紹介は新宿区シリーズで行ってみたいと思います。

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★神宮球場・WK戦(11月1日)

六大学野球は数年前まではやや閑古鳥状態でしたが、ご存知「斉藤祐ちゃん」がW大野球部に入り優勝に即貢献して以来、人気が大復活!こちらもミーハー根性ですが、生の祐ちゃんと優勝シーンが見られるかも・・と嬉々として神宮に足を向けました。(久しく応援に行ってない身を反省しつつ)
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◇「神宮外苑風景」

「神宮球場」へはJR信濃町から神宮外苑「絵画館」(正式名:聖徳記念絵画館・明治天皇の業績を後世に残す趣旨で建設)の前を通り向かいます。いつ見てもこのドーム建築は威厳があるねエ・・。


    ....神宮外苑のシンボル「絵画記念館」、中学の修学旅行・ハトバスで来訪したはず....
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東京五輪メイン会場「国立競技場」まで来るとJR千駄ヶ谷駅からサッカー応援と思える若者達が続々とやってきます。そうか今日はJリーグ・ナビスコ杯決勝(大分vs清水)の日でもあったか・・。

       ....東京五輪の聖火が点った「国立競技場」(ラグビー観戦でよく来たものだ)....
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       ....「明治神宮野球場」は学生野球の聖地(ヤクルトスワローズ本拠地でもある)....
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年に数回、高田馬場飲み屋でしか合わない参加メンバーですが、今日は秋晴れのもと健康的なスポーツイベントでの再会です。否、一人不健康な奴がいた!単身赴任の大阪から金曜日に帰京して徹夜麻雀明けで野球観戦に来たスズメ(雀)氏。コイツの不摂生・体力・痴力には誰もついていけない。


....左①しむけんさんキンチャン(ともに洋楽好き)  右④ガバチョ氏モッチャン?ご夫妻(幹事役)....c0119160_17295341.jpgc0119160_17302680.jpgc0119160_17303857.jpgc0119160_17305146.gifc0119160_1731361.gif
  ....中③(チュンサン)  スズメ氏↑(手拭付き)、徹マン明けで観戦に来た。全身イーソーに見える....


懐かしき神宮球場・・。他球場がドーム化等で続々とリニューアルされていく中(今度、甲子園・広島球場も)、今は結構レトロな建物に見えてきます。学生時代・WK戦前夜では新聞紙を敷いて陣取り、徹夜騒ぎで先輩に飲まされ、翌朝はゲロ塗れになっていたもの・・(試合観戦時も当然泥酔状態)
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       ...神宮球場の外壁通路 (今はもう学生の泊り込みや徹夜飲酒は禁止されている)....c0119160_17374048.jpg
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まあ、当時のお馬鹿な学生にとって本当によき時代だったかも・・。現在は健全だね~。(ん?)いやよく考えたら、大麻に侵食される今の学生に比べれば俺達の方がずっと健全で純朴だったぞ!?



◇「花のWK戦」&斉藤祐ちゃん
               
11時半観客席に陣取り、両校の練習や応援風景を見て13時試合開始。もうこの頃は我々も十分アルコールが回りいい気持ち・・(酒持込みできるのが素晴らしい)、眩いばかりの秋の大快晴だ!
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    ....試合開始前の練習風景、W大の幟旗「花は桜木」は30数年前と全く変わっていない。....
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          ....13:00試合開始、プレイボール! 華やかな応援合戦が繰り広げられる。....c0119160_17482578.jpgc0119160_17492776.jpg

いよいよ斉藤祐ちゃん登場!記憶に新しい2年前夏・甲子園決勝「早実vs駒大苫小牧」の死闘、息詰まる壮絶な戦いで早実を優勝に導いたハンカチ王子(史上初・7試合先発948球、春夏連続で引分け再試合を2回)、この空前絶後の記録は今後破られることはないでしょう。実にスゴイ・・。

    ......(左)ブルペンの勇姿、 (中)斉藤祐樹、第一球投げました!繰り広げられる攻防熱戦....c0119160_1826758.jpgc0119160_18262650.jpg










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でも球のスピードはそんなに速いわけではなく技巧派という感じ。今日は本調子に程遠く、結構ランナーを塁にためるものの、要所はしっかり押さえます。打たれ強く大量失点しないタイプですね。

     ...(左)打者・祐チャンを撮影(ネクストバッターズサークルで待機)、ズームアップすると色っぽいね~....c0119160_19355155.jpg
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そして試合は終始W大のペース(安心して見ていられる内容)、最後はリリーフ大石(福岡O濠高・空リョーさんの後輩、このピッチャー結構スゴイ!将来プロの大物になるそうな気が・・)がビシッと締め3対1で完勝!見事優勝の栄誉に輝きました。やりましたね~!

            .... W大が試合を優位に進め、ついに優勝!喜びに溢れるナイン....
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       .....斉藤祐樹(今季自己最多7勝、通算18勝)の優勝インタビューを電光掲示板で....
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祐ちゃん、もう立派な大黒柱。喜びもそこそこに冷静なインタビュー応対。あと2年で何勝上げるんでしょう?プロに行くと思うけれどそれだけでは終らない気もする。(メジャーには行かないと思うけれど)


◇「祝勝会!」

6人は信濃町駅前のスポーツ居酒屋「サラ」に入り祝杯を上げます。隣席には、Jリーグ・ナビスコ杯で見事優勝を勝ち得た「大分トリニータ」のサポーター若者達が大いに気勢を上げていました。

     ... 大分トリニータのサポーターと一緒に、信濃町スポーツ居酒屋でともに祝勝会で盛り上る...
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徹マン明けスズメ氏は試合観戦中に当然寝ていましたが、祝勝会は再び元気に復活しています。
(本当にあきれる絶倫ぶり) しかし隣の大分サポーターと比べれば50オヤジ達は若者の熱気・興奮にはかなわない・・。昔は若さにまかせ新宿歌舞伎町の池に飛び込んで大馬鹿コイていたのに・・。
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    ....新宿コマ劇場・ミラノ座の噴水池で大騒ぎした当時の写真(池はもう閉鎖されている)....c0119160_19511172.jpg
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    ....帰りにキンチャンと2人で元住吉カラオケBoxに行き、洋楽(ビートルズ・イエス等)を唄いまくる。....c0119160_19572440.jpgc0119160_19573723.jpgc0119160_19575867.jpg
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ランチキ騒ぎする元気はないけれど、懐かしい洋楽を歌い込むと激アドレナリンがまたも噴き出してくる。
キンチャンも相当な洋楽通、イエスを一緒に絶叫できる人は中々いないね。♪ラ~ウンド、アバ~ウト・・!





★新宿「花園神社:酉の市」&「ゴールデン街」探訪 (11月5日)


◇「花園神社・酉の市」

我らサークルが輩出した痴的女流文壇「神楽坂殿」が、下記のガイドブックを刊行され、今年7月に皆でお祝い会を実施。昭和の臭いを色濃く残す「新宿異界地帯」(正に世界文化遺産に指定したいネオン街)を紹介する当著をもとにここを訪ねてみようと、職場同僚と予てより画策しておりました。

       ....神楽坂殿が7月に出版された「新宿ゴールデン街・花園街案内」(ダイヤモンド社)....
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隣接の「花園神社」は昭和40年後半、唐十郎・寺山修司のアングラ劇団が根城にした場所。境内に昔懐かしい「見世物小屋」(蛇女等)が「酉の市」で興行されると聞きつけ、一の酉(11/5)にあわせてこの異次元ゾーンを訪ねてみることにしました。開運熊手で賑わう「酉の市」も初体験~ワクワク・・                 

         ....11月5日は「一の酉」、花園神社は開運熊手の露天市で大いに賑わう。....
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ゴールデン街・花園神社の最寄り駅は地下鉄「新宿三丁目」、この駅は従来線に加えてこの6月に「新宿副都心線」が開通したばかり。おしゃれな「伊勢丹デパート」が近くなのに、この昭和色・濃~いレトロ繁華街はそんな時代の流れに敢えて逆らって、強い主張・拘りをもって生き残っています。

         ....「花園神社」拝殿には数え切れない提灯の大装飾。(秋田の竿灯祭みたい)....
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駅を降りるとすぐに人混み喧騒の雰囲気が伝ってくる。「花園神社」には徒歩1分で行き着きます。お~、これが年の瀬・風物詩「酉の市」か。初めて見るぞ~!何て活気があって華やかなんだ!

         ....開運熊手は実に華やか!大きいものになると10万円以上もするらしい。....c0119160_20341918.jpgc0119160_20343899.jpg

この行事は各地の「鷲(おおとり)神社」で開かれるもので東京では浅草と目黒が有名。日本武尊が東征の際に神社で戦勝祈願したことが起源、関東地方特有の祭事とのこと(ヘ~初めて知った)
「運を熊手で一挙ワシ掴み」という意味と思いますが、装飾熊手の露天が連ねる風景は実に圧巻!


    ....(左)花園神社と露天の夜景!(右)懐かしい見世物小屋!40年近くも昔の郷愁風景....c0119160_20473971.jpgc0119160_20475294.jpg
                        .リンク[見世物小屋]の記事
                        ユーチューブ「見世物小屋」:蛇を食べる女

「親の因果が子に報い、同じ人間・同じ母親~」、1960年代日本各地の縁日には見世物小屋やサーカスが催されたものです。柏崎「えんま市」にも来たこの興行が好きで「蛇女」「ろくろ首」「人間ポンプ」等をよく見たものだ・・。現在、存続しているのは「大寅」「入方」の2つの興行社だけとのこと

  
    ....開運熊手の商談成立では一斉に縁起の手締め式が行われる。(イヨ~、シャシャシャン・・)....
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見世物小屋にも入りたかったけれど蛇が苦手な職場同僚がいるので露天市散策だけにしました。
晩秋の風物詩を味わったあとは、いよいよ新宿ゴールデン街の通りに足を向けましょう。花園神社の境内を右手に見て階段を下れば、昭和レトロのネオン街は妖しい雰囲気で軒を連ねています。



◇「新宿ゴールデン街」


ゴールデン街は常連客専門店(一見さんは入りづらい)が多いと聞いていたので、神楽坂殿に事前アドバイスを頂きました。1軒目「ばるぼら屋」(あかるい花園三番街)で軽く腹ごしらえをします。
スナック系が揃う街では珍しい食堂系。狭いカウンターですが、煮込み・お好み焼き・うどん等が旨いね。

          ....いい感じの提灯がある「ばるぼら屋」、カウンター席で狭いが2階もある。....
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さて、お腹も満たし夜風に当って男3人でお散歩。四季の道という緑の散策路や歌舞伎町・裏路地(ホストクラブやラブホも乱立)も徘徊・・。何かあまり近づかない方がいいね~(男3人は異様かも)
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3人組は再びゴールデン街に舞い戻り、2次会は一見でも抵抗なく入れるというスナック「唯尼庵」(G2通り)に入ってみました。年配のマスターに常連客が2~3名、懐かしい昭和歌謡やフォークを聴きながら話が弾んでいます。貼ってあるポスターやカウンター・トイレも昭和の濃さがたっぷり・・

    ....2軒目はしごは懐かしい音楽が聴ける「唯尼庵」へ、昭和の風情が大いに楽しめる。....
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       ....70歳過ぎと思われるおじいちゃんがギターの流しで演奏しに来ていた。....c0119160_20545070.jpg
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初めはやや警戒されていた?一見3人組にも、常連客が話しかけてきてくれて仲良くなりました。
神楽坂殿ガイドブックも店においてあり、「著者に紹介され来訪した」と話すとマスターもニッコリ。
70過ぎ流しのおじいちゃんがギター演奏で来店、常連客は歌いカンパ。まさに昭和の風景だね。

           ....独特な風情を漂わせる「新宿ゴールデン街」で軒を並べるネオン看板の店....
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常連客の兄ちゃんは、演歌・フォーク専門かと思っていたら、ロック(特にプログレ系)好きと分かり、話が弾みます。職場同僚は地元小田急沿線でさらに飲み直すというので、私はプログレ兄ちゃんと居座っていました。さてさて23時も過ぎてくると終電も近いので深入りせずにまともに帰りましょう。

  ....昼間の「ゴールデン街G2通り」(今年7月撮影)、「唯尼庵」の看板と「花園神社」が見える。....
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いや~、なかなか楽しい夜でした。昭和の濃い色を漂わせる異界へのタイムスリップかな・・(笑)
今回も7月記事と同様、最後は「神楽坂ガイドブック巻末の熱いエール」で締めくくることにしましょう。c0119160_20582960.jpg
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(神楽坂ガイドブックの巻末エール)
平成19年、ゴールデン街全体の店舗数約250。その古い建物には一つ一つに人のドラマがあり、今も変わらぬ反骨精神が息づいている。そして今、新たなジェネレーションが昭和を生き抜いた木造酒場の歴史に斬新なエピソードを刻み始めた。21世紀、この街はますます面白くなるに違いない。

                                                      おわり 

                     .リンク「新宿ゴールデン街とその周辺街を訪ねて」(その1)
                     .リンク「新宿ゴールデン街とその周辺街を訪ねて」(その2)

  by rollingwest | 2008-11-18 21:50 | 都会の風景 | Comments(32)

08秋・都心記事特集(その1):「九段・神保町周辺」


最近は山や自然風景の記事が多かったので、久しぶりに東京都内のレポートを3回に渡って公開してみたいと思います。10~11月で訪ねた(または楽しんだ)都心関連記事を数編ピックアップ!
初めは千代田区九段周辺(武道館・靖国神社・遊就館)と神保町・古本市の記事を紹介します。c0119160_1258914.jpg
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★九段探訪(10月26日)


◇はじめに

今年のNHK大河「篤姫」は実におもしろい!第1回から欠かさず見ていますが視聴率も24%前後で絶好調(幕末物では異例)!日本史は好きなものの、幕末・明治維新期の詳細経緯・背景や登場人物はどうも今一整理されていませんでした。このドラマを見てよく理解することができて満足~
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幕末維新展」があの有名な「靖国神社」で開催中ということを知り、九段に足を向けてみました。
或る方から、「遊就館」という軍事博物館も見応えがある・・と教えてもらいこちらの方も興味津々!
結構違和感もありましたが、展示内容は非常に充実!近代史を知る上で大変参考になりました。
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 ....(左)昔切手にコレあったね~、靖国鳥居だったんだ! (右)靖国神社:「幕末維新展」の看板....c0119160_1354334.jpg
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◇「北の丸公園」&「日本武道館」

九段といえば「北の丸公園」・「日本武道館」・「千鳥ケ淵」が有名!ここを訪れる時期はやはり桜の季節ですね。「千鳥ケ淵の枝垂れ桜」は日本有数の景観、東京の桜開花宣言は「靖国神社」にある標本木(ソメイヨシノ)の開花によって決まります。今日は桜に無関係なので「千鳥ケ淵」は訪れず・・

  .....(左)↓「九段会館」と「皇居の御濠」  (右)花見スポットで有名な「千鳥ケ淵」の枝垂れ桜↓.....c0119160_1311966.jpgc0119160_13113483.jpgc0119160_1312311.jpg
  ....(中)公園入口にあった「常燈明台」↑「品川弥二郎」銅像(長州藩士~明治政府大臣).....
             
「日本武道館」は言わずと知れた東京五輪会場となった国内武道の殿堂。建築者は京都タワーや有名な橋(永代橋・聖橋・万代橋)も手がけた「山田守」氏。(07年9月長沢浄水場記事で紹介済)
                                          長沢浄水場(山田守建築)
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       ....金色の玉葱・擬宝珠がシンボル「日本武道館」(武道とコンサートの殿堂).....
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もう一つの顔は歴史あるロックコンサートの殿堂であること。1966年ビートルズ初来日でこの会場が使用されて以来、数々の名アーティストがここにライブの歴史を刻みました。自分自身に思い出深いのは、伝説バンドとなった「クイーン」、日本初・レーザー光線を使った「ELO」の公演でしたね~。


  ...(左)↓ビートルズ来日(1966)で興奮の坩堝 (右)クイーン来日公演↓(1978)TARA様達と....c0119160_13245671.jpgc0119160_1325309.gifc0119160_1326355.jpg
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   ....(右) 日本初レーザー光線駆使のライブ゙、ELO=エレクトリック・ライト・オーケストラ(1978)の入場券↑.....

                                 アーティスト別・名盤レビュー(INDEX)


ちょっと横道それたかな~(笑) 今日の目的は幕末維新や近代史等の探訪でした。いざ靖国へ~



◇「靖国神社」&「遊就館」


「靖国神社」は過去何度か訪れましたが、殆どが桜の季節だった気がする。こうやって境内や博物館をじっくりと見ることは初めてです。戦犯合祀や中韓外交問題もあってなかなか気軽には近づけない雰囲気がありましたが、こうやって実際に見ると都心一等地の大神社だなあと再認識します。

        ....威厳ある靖国神社の大鳥居。遠く真ん中には、「大村益次郎像」のシルエット...
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靖国大鳥居は大迫力!長い参道を歩いていくと大きな銅像が見えてきます。明治時代の兵役制度をつくった「大村益次郎」(司馬遼太郎「花神」(NHK大河)のモデルになった人物)の立像です。

   ....(左)陸軍創始者「大村益次郎像」の立像  (右)靖国神社「神門」をくぐる。(菊の御紋)....c0119160_13472913.jpgc0119160_13475080.jpg


由緒ある神社といえば千数百年前創建の古社が各地に鎮座しますが、靖国神社はまだ140年
幕末維新・功績者や戊辰戦争以降の殉死軍人が祀られた神社であるため、まだ歴史は新しい・・。

    ....(左) 展示の菊を撮影する人(あっ俺も同じか・・) (右)神社拝殿に参拝する人たち....c0119160_1473572.jpg






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しかし過去幾多の戦争で犠牲になった英霊の鎮魂社だけに、その雰囲気はやはり荘厳で重いものがあるなあ・・。礼拝を終え、神社ゆかりの資料を集めた宝物館「遊就館」に足を踏み入れます。

    ....靖国神社の収蔵資料館「遊就館」(1882年開館、02年7月リニューアル)の外観風景....
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気品ある真新しい建物に入っていくと、ロビーにはいきなりゼロ戦・砲台車・泰緬鉄道(タイ・ビルマ間)SLが現れてビックリ~!やはりここが日本軍事博物館の一面を持っていることを伺わせます。

     ....入口のロビーには、零式艦上戦闘機(ゼロ戦)・砲台車・C56型機関車が展示....c0119160_14145520.jpg










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幕末維新の志士たちを祀った神社でもあることから、当時活躍した歴史上のビッグネームが続々と登場!明治維新政府の諸制度・資料等もきめ細かく展示・解説がしてあります。当時の新潟県は面積の半分が「柏崎県」だったのか!あらためて目からウロコ・・。結構、勉強になりまする。


     ....(左) 幕末維新の志士たちが続々登場  (右)廃藩置県で「柏崎県」も設置された....c0119160_14195274.jpgc0119160_1420223.jpg

   ... 歴史上人物を陸軍大臣の視点から優先紹介する展示は、やはり独特な内容だ。...c0119160_14224291.jpgc0119160_14225574.jpg

近代日本史の展示だけではなく、神武天皇・日本武尊・坂上田村麻呂・源義家・源頼朝・北条時宗・新田義貞・楠木正成・織田信長・豊臣秀吉・徳川家康・・・という教科書に載る有名人物が連綿と並んでいます。 日本の歴史を飾った武人たちというコンセプトらしいですが、足利尊氏(戦前までは、天皇逆臣と名指し)の名前は当然ありませんでしたねエ・・。(やはり靖国神社の真骨頂か?)


    ...「日本武尊」(ヤマトタケル)の像が展示場を見渡す。武人のルーツとしての崇敬らしい。...
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♪チャンチャン・チャ・チャラチャ・・、守るも攻めるもクロガネの~♪お馴染み「軍艦マーチ」が鳴り響いている。
今度の展示は何だろうと覗いて見ると、「日露戦争」の映画です。歴史背景・開戦経緯から、あの有名な「203高地・旅順攻略」「奉天会戦」「日本海海戦」がドラマチックな解説で語られています。

        ....「日露戦争」の内容が詳細にわかる映画が上映(国威発揚・賞賛のスタンス)....
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「日露戦争」といえば、鎖国から開国・文明開化・富国強兵で推進してきた明治日本が欧米列強に初めて勝利したシンボル的な史実です。太平洋戦争が悲惨な敗戦・屈辱的な降伏であるだけに、歴史的勝利のヒーロー「東郷元帥」「乃木将軍」への賛美はまさに軍神的な扱いとなっていました。

           ....展示内容はやはり国粋主義・戦争賛美の傾向があるのは否めない。....c0119160_14304549.jpgc0119160_14305934.jpg

さらに第一次大戦・大東亜戦争時代に入ると展示内容は充実度を増し、特攻機・戦車砲台・人間魚雷まで登場してきます。初めて見るものばかりで衝撃は結構大きい・・、迫力あるけど恐ろしや~!

      ....(左) 特攻隊に使われた艦上爆撃機  (右)人間魚雷「回天」や砲台等が展示...c0119160_1438557.jpg
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その他、戦争に関する資料・写真・遺品が実に多く飾られています。前半展示物や館内の映画を見ていたら、閉館時間が近づきピッチを上げて回るものの、大東亜戦争コーナーは充実しすぎており最後まで見切れませんでした。数多くの戦死者の遺影写真は本当に若くあどけない顔ばかり・・
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...最後は本来目的の「幕末維新展」、松陰・竜馬・桂小五郎・近藤勇・西郷・篤姫の生涯も紹介...c0119160_20293828.jpgc0119160_2030019.jpgc0119160_20301855.jpg


あ~、じっくり日本史・戦争史を勉強させてもらいました。(だいぶ頭の中が整理できてきたかな・・)

             ....夕暮れ空に照明で浮かび上がる靖国神社「拝殿」 ...
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「遊就館」の内容はやはり戦争美化・正当化の傾向を感じます。(戦没英霊を偲ぶ神社の軍事博物館故か?)やや独善的な「靖国史観」には違和感を覚えますが、ここまで詳しく戦争の歴史背景や悲惨さを知るという点ではスゴイの一言!初めて見る迫力ある展示物群は実に圧倒されました。
ミリタリーマニアの人にとっては夢中になる所なのかもしれない。おっともう退館時間だ、残念・・。

     .... 「大鳥居」と靖国の杜の夜景はライトアップによりさらに独特な雰囲気が増す。...
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学校で習った日本史は「大化の改新」~「江戸時代中期」頃までは気合を入れて学習した記憶がありますが、幕末・明治時代はもう息切れ・・、大正・昭和時代史になると史実項目が急激に多くなり、かなりいい加減な整理状態でした。(受験間近の時期となって勉強に余裕がないことも一因)

               ....「神門」から見る。遠くに「拝殿」が光り浮かび上がる。...
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その意味では何となく苦手だった近現代史も、最近は少しずつ頭の中が整理され興味も湧いてきたなあ・・。今回わかり易く解説してくれた「篤姫」や「靖国神社」には感謝。モ、チット学習しよ・・(笑)




★神保町:神田「古本まつり」(10月29日)


地下鉄駅前の交差点から東西に延びる靖国通りが「神田の古本街」の中心部。駿河台下から専大前までの500m一帯は約150の古書店が集まっています。(世界有数規模の「本の街」を形成)

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                                            地図クリック↑で拡大

神田神保町界隈では、年に一度秋の読書週間に合わせて「神田古本まつり」が開催されます。
神保町は職場の近くなので昼休みに少し覗いてみました。(来年は記念すべき50回目の開催)

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毎年の来場者が30万人以上といわれるビッグイベントだけあって、サラリーマンを中心に大勢の人が店や青空展示場に繰り出しており、レアな掘り出し物やお買い得な本を探しています。

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でも値段はそんなに安いという感じじゃないなあ・・都心一等地だし有名行事だからシャーないか。むしろ貴重なレア本を探したい人には堪えられないんでしょうね。自分自身は古本を神保町に買いに来ることはありません。(自宅最寄り駅にもっと安いお気に入りの古本屋があるのでここで十分)

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この街への訪問は古本ではなく、山道具の購入の時ばかり。学生時代は水道橋「サカエヤ」専門でしたが、最近は「石井スポーツ」神保町本店がメイン利用です。(手頃な価格でアイテムも多い)
千代田区は皇居・靖国神社・大手町だけでなく気さくな神田・御茶ノ水もあって相当懐が深いね~。

                                                       おわり


※(その2)では、「神宮球場」(WK戦)と「新宿ゴールデン街・花園神社」(酉の市)を紹介します。

  by rollingwest | 2008-11-04 12:52 | 都会の風景 | Comments(39)

<2008年7月6日>新宿ゴールデン街とその周辺街を訪ねて(その1)

★祝!出版快挙

大学時代の山・旅サークルの先輩「神楽坂女史」が今年6月、「新宿ゴールデン街・花園街案内」という本をD社から出版する快挙!この方は痴性溢れる当サークルに於ける「名だたる文豪」です。
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女史は昔「YとK谷社」に在籍し「東京の名所歩きコース」ガイドブックを執筆されたこともあります。
「知」と「痴」を併せ持ち、それを使い分ける博識・文才ぶりは日頃より皆から尊敬を集めている方。

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7月4日、高田馬場「花福」で今回の出版快挙のお祝い会開催で大いに盛り上がった次第です。
 (ほとんど1年上の先輩たちの同期会という雰囲気でしたが・・)




★「新宿ゴールデン街」


大学時代に新宿「歌舞伎町」は時たま行きましたが、隣接「新宿ゴールデン街・花園街」は畏怖感と気後れを感じてなかなか近づき難い場所の一つでした。 今回「神楽坂ガイドブック」の発刊をきっかけに、「奥深く・喧騒なる・昭和の濃~い街」を見てみたいという気持ちに駆られ訪ねてみました。

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今回発刊された神楽坂殿の著書やインターネット公開の諸情報から、「新宿ゴールデン街の歴史」を調べてみました。概ね下記内容で記載されておりましたので、ダイジェストにまとめてみます。

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歌舞伎町一丁目の飲食店街。新宿区役所や花園神社と隣接し、第二次世界大戦後に建てられた小さな店舗(木造長屋建て)が狭い路地をはさんでマッチ箱のように沢山並んでいる。c0119160_21375579.jpg
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もともとは新宿駅東口にあった闇市が発祥。当時は繁華街から離れた場所であり、殆どの店が飲食店名目で「赤線」(昭和33年以前の国家公認売春地域の俗称)紛いの営業をしていた。風営法無許可営業のため、「青線」の名で呼ばれ歌舞伎町付近は当時都内でも有数の売春街だった。
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売春防止法施行(昭33)を契機に「ゴールデン街」と名を変え、密集街の飲み屋は「文壇バー」「オカマバー」「ボッタクリバー」の3分類になると言われた。3坪~4.5坪と狭くカウンターに数人並ぶと満席になる店が多い。雑踏と喧噪、議論・口論、そして喧嘩…というイメージが強烈に残る街
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文壇バーには作家やジャーナリスト・全共闘世代の闘志などが集まり、文学と演劇、映画・哲学を肴に酒を酌み交わし熱い議論や喧嘩を繰り広げた場所でもあり、文化発信地の自負も持つ。

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常連の文化人では、安部公房・遠藤周作・大江健三郎・中上健次・野坂昭如・半村良・佐木隆三・村上春樹・志茂田景樹・立松和平・村上龍・山田詠美・渡辺淳一等、名立たる文士が集った。

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昭和50年、佐木隆三「復讐するは我にあり」が直木賞受賞でこの街は文化人の集う場所としてマスコミに取り上げられ一挙に有名となった。バブル期には地上げの嵐に見舞われ、崩壊とともに無残な時代を迎えた。しかし平成12年以降、若い経営者が続々と出店して再び活気づいている。
今もなお、全共闘世代や出版関係・馴染みの店がまだまだ残り、ハードコアな店も多く存在する。

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さすが噂通り独特なムードとレトロ感が漂うところ・・。「夜の世界遺産」とも呼ぶべき昭和の香りを残す貴重な街並がその存在感を強烈主張しており、「修羅場を潜った者・夜通しに酒で議論を尽くした者以外、新参者が安易に近づくんじゃねエ・・」と軒を連ねた店々が呟いているように思えます。  

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でも神楽坂ガイドブックでは「ゴールデン街の掟6カ条」を守れれば一見さんでも十分歓迎とのこと。6カ条とは・・①1-2名の少人数で行く。②他所で腹ごしらえがお薦め。③値段は遠慮なく聞く。④積極コミュニケーション。⑤混んできたら席を譲り合う。⑥ハシゴ酒を楽しめ!ただし泥酔は厳禁。


.....ゴールデン街の脇にはこんな潤いの緑の道があった!「四季の道」といい旧・都電軌道跡....c0119160_2221859.jpg




★「花園神社」

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ゴールデン街向かい側には「花園神社」が鎮座、1階が倉庫・2階が神社という不思議な光景を見せています。花園神社は江戸時代から芸能との縁が深く、劇団等の催し物が頻繁に開かれてきたそうです。(昭和40年代は唐十郎や寺山修司らのアングラ劇団が何度も公演を重ねたとのこと)

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境内には「芸能浅間神社」があり、玉垣には芸能人の名がズラリ。藤圭子(宇多田ヒカルの母親)のヒット曲「圭子の夢は夜ひらく」の歌碑もあるぞ~!「15・16・17と~私の人生暗かった~♪」
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11月の「酉(とり)の市」では昭和30年代の縁日にワクワクしながら行った「見せ物小屋」(人間火炎放射器やへび女など)が催されるらしい。あ~懐かしい!昔の柏崎「えんま市」でよく見たものだ。「親の因果が子に報い、同じ人間・同じ母親~!さあさご覧あれ!」・・もう一度あの日に戻りたい。c0119160_6251939.jpg
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★明治文豪の史跡
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文壇・芸能関係者が集ったこの地は、明治時代の文豪にも所縁があるようで日本文学のビッグネームの史跡が近隣に見られます。都営大江戸線・東新宿駅出口近くには、「島崎藤村旧居跡」が見つけられました。同和問題を扱った小説「破戒」を明治38年この地で完成させたのだそうです。


     .....(中) 「島崎藤村旧居跡」       (右)「小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)終焉の地」....c0119160_636860.jpgc0119160_710368.jpg

おお~!「小泉八雲終焉の地」石碑も近くにある。偶然先月、40年ぶりに「耳なし芳一」や「むじな」の入る作品集「怪談」を読んだばかりだ!帰化人だが日本人以上に日本の心を持った八雲はここで名作を完成させ、明治37年当地で生涯を終えたとのこと。(松江在住イメージが強いけど・・)
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鬼王神社という怖い名前の神社も発見、入口に鬼が支える手水鉢があります。鬼の伝説があるらしいですが、本来は稲荷神社であり水商売の店がよくお参りする商売繁盛の神社だとのことです。
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明治時代に童話専門の「赤い鳥」という雑誌があったとのこと。その社屋跡と創刊者・鈴木三重吉という作家(夏目漱石門下生で近代児童文学の中興者らしい。)の居住地もありました。「赤い鳥」創刊号には芥川龍之介「蜘蛛の糸」や島崎藤村・泉鏡花・徳田秋声の物語も掲載されたんだって!



(その2)に続く

  by rollingwest | 2008-07-05 21:01 | 都会の風景 | Comments(18)

<2008年7月6日>新宿ゴールデン街とその周辺街を訪ねて(その2)

↓(その1)から続く

★「コマ劇場」がついに閉鎖へ、嗚呼・・思い出の歌舞伎町


新宿コマ劇場が12月に閉鎖」というニュースが先日流れていました。この劇場は「演歌の殿堂」。北島三郎、小林幸子、氷川きよし、松平健等の大物スターが特別公演を行う場所で、いつか満席にしてみたいと願う演歌歌手の憧れの舞台です。ここ数年は観客減で採算が悪化、老朽化も目立つため、閉館され再開発ビルに生まれ変わる予定だそうです。嗚呼またも昭和は遠くなりにけり・・


   ....(左)現在のコマ劇場(黒色)  (右)懐かしい昔のコマ劇場(薄緑っぽい色だったかな?)...
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昔、コマ劇場と新宿ミラノ座の広場には噴水池がありましたが、今はもう撤去されなくなっています。
大学野球優勝時は神宮から新宿まで歩き、夜は皆で肩を組み歌を唄って大騒ぎしたものでした。

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皆で池に飛び込んだり、後輩が水銀灯によじ登ってヌンチャクを振り回して新聞に載ったり・・で、本当にお馬鹿やってましたねえ・・。周りは大迷惑だったと思いますが、当時のアホの一人でした。

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お上りさんの大学1年生にとって、ネオン溢れる歌舞伎町を初めて見た時は衝撃的な街並光景でした。当時全くモテなかった地方出身(痴呆じゃないよ)大学生2人は、「歌舞伎町に行けば夢世界があるはず!」と当時ブームのディスコ(カンタベリーハウスだったと思う)に期待を持って繰り出しました。

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馴れない「ナンパ」なるものにトライしてみましたが、見事全員スカ・・。自分たちの非力とダサさを認めたくない我々(相棒はS聖二)は、「今夜はツキがなかったなあ・・」とボヤキながら当繁華街を寂しく背にしたのでした。当時流行っていた洋楽曲(Eビショップ・愛に狂って)を虚しく歌いながら・・涙
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同級生「H井真吾」主宰の朗読劇「物語シアター」の定番には、映画化された浅田次郎作品「ラブ・レター」があります。ドラマ主人公の「高野吾郎」は新宿歌舞伎町で20年も飯を食っている裏ビデオ屋の雇われ店長でした。こちらの方も悲しい涙の結末でしたなあ・・。あっ全く違うか、失礼(笑)

                                「物語シアター」(ラブレター)

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★歌舞伎町アンダーワールド(裏社会)


裏ビデオ(DVD)といえば、インターネット普及の煽りでこの商売は最早や退潮気味なのだそうです。ウイニー等でファイルソフト交換・ネットを駆使できる若い世代はもうこの業態に見向きもしません。商売を支えているのは,PC不得意な晩秋の中高年だという現実に思わず笑ってしまいました。

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とはいえ、常に時代の流れに全くメゲない歌舞伎町のフーゾク業態。昭和62年に施行された「新風営法」でも歌舞伎町衰退の噂は囁かれましたが何のその!手を替え品を変え取締りを逃れて、新フーゾク業種も雨後の筍の如く生まれて大いに隆盛しています。何とも力強いもんですなあ・・。

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しかし今の歌舞伎町は昔以上に恐ろしい街になっているようです。中国人マフィア増殖・闇の犯罪地帯、裏ギャンブル、関東・関西ヤクザのせめぎ合い、闇金融ネットワークの跋扈など、足を踏み入れヘタなことをしたら、ヤクザに簀巻にされ東京湾に沈められてしまう危険に遭うかもしれない。


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今回、神楽坂ブックと同時並行に、歌舞伎町の「アングラ・闇社会の実態」を暴いた上記の本を読みましたが結構スゴイ裏話が沢山書かれておりました。やはり「さわらぬ神には祟りなし」ですなア・・。
想像しえぬ人間模様が様々に渦巻く不夜城の街は、数十年後も逞しく生き残っていることでしょう。




★おわりに(再びゴールデン街)


今回神楽坂殿の出版祝いを契機に、日頃なかなか足の踏み入れ難い場所を見て回りましたが、直接雰囲気を肌で感じながら、実際に歩いてみると中々興味深いものでした。今回の散策は昼間だったので、本来この街が持つ素顔やエネルギッシュさ・畏怖なムードを十分に感じ取ることはできませんでしたが、夜に備えてじっくり充電している街もまた特別な味わいがあるような気がします。

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この街で日々精一杯暮らす人々・街を愛し深く入り込んでいる人々・命に危険を感じながらヤバイ橋を渡る人々等にとっては、当記事は殆ど表面的につき小生がこの街を語る資格はありませんが、やがて迫り来る再開発の波に昭和の貴重なる文化遺産が駆逐されぬよう祈るばかりです。

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                                                       おわり



神楽坂ガイドブックは以下の文章で締めくくられ、この街に熱いエールを送っています。

「平成19年、ゴールデン街全体の店舗数約250。その古い建物には一つひとつに人のドラマがあり、今も変わらぬ反骨精神が息づいている。そして今、新たなジェネレーションが昭和を生き抜いた木造酒屋の歴史に斬新なエピソードを刻み始めた。21世紀、この街は、ますます面白くなるに違いない。」

  by rollingwest | 2008-07-05 10:30 | 都会の風景 | Comments(22)

<2008年6月15日>「明治神宮」:都心どまん中の菖蒲園

昨年6月は南足柄で「紫陽花」を堪能したので今年は「菖蒲」でも味わってみるかと思っていたところ、或る人から「明治神宮の菖蒲園は素晴らしいよ!」と話を聞きました。早速、インターネットで調査!c0119160_912359.jpg
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    昨年6月の紫陽花紀行はこちらよりあしがら紫陽花紀行(その1:開成あじさいの里)
                           あしがら紫陽花紀行(その2:大雄山・最乗寺)

東京23区の菖蒲と言えば「堀切菖蒲園」「水元公園」「小岩菖蒲園」などの葛飾・江戸川の公園が知られていますが、何と都心のどまん中にこんな見応えある菖蒲の名所があったとは・・・!(驚)
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明治神宮は「初詣参詣者数・日本一」「大相撲横綱土俵入」で有名、明治天皇を祀る大正9年創建の神社です。過去何回か訪れたことがありますが、じっくりと菖蒲園等・苑内を歩き廻って見るのは初めて。超一等都心(原宿・表参道が近く)とは思えぬ程、広大で緑が多いことを再発見!(再驚)

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南参道と北参道の出合い口の所まで歩くとドデカイ大鳥居が現れました。日本有数の大鳥居で高さ12m、幅17m、柱の太さは直径1.2mあるそうです。なんと大迫力!荘厳な雰囲気ですなあ・・・。
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「苑内の花菖蒲田は、明治天皇昭憲皇后のために植えられたもので諸外国にまで広く知られている。」と書いてあります。諸外国人が知っているのに日本人の私は全く知りません。反省・・(笑)
しかし評判通りの素晴らしい鮮やかさ!何と150種1,500株もの菖蒲が咲き誇っているとのこと。
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明治神宮御苑の中には都会では珍しい湧水の井戸があります。「清正井(きよまさのいど)」と云われ、加藤清正が自ら掘ったとの由来。この昏々と湧き出る水が菖蒲園を潤す水源なんだそうです。c0119160_932790.jpgc0119160_9323422.jpg
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さて菖蒲を十分満喫したあとは、神宮の常磐の森でも歩いてみるか・・。敷地面積70万㎡、建立鎮座した大正時代に全国から献木された木々は365種10万本とのこと。太陽光も遮る鬱蒼とした森、この静寂な雰囲気は、すぐ隣りに若者で賑わう渋谷・原宿や代々木があるとはとても思えない・・。
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さて今度は本殿の方を訪ねてみましょう。威厳ある社殿の敷地は本当に広い!訪れる人もまばらで落ち着いた雰囲気が漂っています。正月三ケ日の初詣客数317万人、今年も日本一の座を守った明治神宮ですが、人ごみに押されて参拝するよりは閑散期に来たほうがいいかもしれません。
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神宮が出来る前はこの辺り一帯は南豊島御料地といい、皇室所有地を除いては畑が殆どで荒れ地のような景観が続いていたそうです。創建当初、ここに何の木を植えたら立派な御苑になるのかの議論があり、結果的には針葉樹でなく照葉樹(椎・樫など)を植えることに決定したとのことです。


   .....(左)明治神宮の空撮写真 (右)造営前の社殿敷地(大正時代)、出展:明治神宮HP......c0119160_9493585.jpgc0119160_10162539.jpg

もう一つ有名な神事は大相撲の新横綱誕生時に行われる土俵入り儀式。丁度一年前に「白鵬」が横綱に昇進し、この本殿で不知火型・四股と柏手でお披露目をしました。貴乃花引退以来5年半も外国人横綱の時代が続いていますが、今度いつ日本人横綱がこの地で四股を踏むのでしょうか。



   .....07年6月、白鵬が横綱昇進!明治神宮で横綱土俵入り(不知火型)披露、名横綱を期待!.....
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今度は花菖蒲について調べてみました。神宮御造営当時は「江戸系」菖蒲48種があり、その後は堀切(葛飾区)などから「江戸系」が集められて現在の種類になったとの記載あり。ちなみに菖蒲の種類は「肥後系」「伊勢系」もあるとのこと、いずれも多くの品種改良を経た芸術作品のようです。
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..........菖蒲の名品たち(明治神宮公式HPより:日本画は『花菖蒲図譜』からの出典)........
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.................. ↑宇宙............................↑九十九髪......................↑三笠山 ..........................↑仙女洞......
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................↑王昭君..............................↑都の巽......................↑鶴の毛衣........................↑立田川......


今年は例年より早い6月第1週での梅雨入り。でもこの時期に似つかわしいのはやはり紫陽花と花菖蒲ですなあ・・。花の風流が似合わないRWも何故か水無月にはこの花が見たくなる。(笑)c0119160_11131426.gif
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6月下旬、日本列島は全国的な豪雨に見舞われ依然ジトジトした梅雨は続いていますが、大被害など出ることなく早く梅雨明けを迎えたいものです。本格的な青空、夏の到来が待ち遠しい~!
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                                                      おわり

  by rollingwest | 2008-06-29 09:07 | 花鳥風月(季節の風景) | Comments(16)

<2008年4月>「ブログ開設1周年ご挨拶」 & 「サ・ク・ラ・(2008)レビュー」


★ブログ開設1周年のご挨拶
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昨年4月(桜が満開だった頃)、無事退院したことを機にブログ開設してちょうど1年となりました。
まさにマイブームとなってしまい「ブログは嵌まるぞ~」と言っていた人の気持がよくわかりました。四季の節目をレビューしたり、旅先に逍遥した時の光景や心境を何度も噛み締められたり、今までの自分の趣味をあらためて整理し心に刻み直してみたり・・・と、実に楽しいものですね。
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この間、何人もの新しい方とも(まだ見ぬ人も多く含めて)お友達になることもできました。
2年目に入りますが、ますます皆様と交流を深めていきたく今後ともよろしくお願いいたします。

                       ブログデビューのごあいさつ:「雪は桜に」(07年4月)


★サ・ク・ラ・(2008)レビュー

周辺風景はもう葉桜・・。今から新緑の季節を迎えようとしている時にいまさら「桜の記事」も遅きに失しますが、やはり季節の節目にサクラ光景は欠かせません。撮り溜めていた写真を一挙公開~!
私の記事は結構タイムリー性に欠ける場合(今回もそれに該当)も多いのですが、ご容赦下さい。c0119160_14524297.gifc0119160_1463117.gif
今年の桜は例年になく、元気が漲り実に綺麗に咲いていた気がします。(梅も同様でしたが・・)
「冬の寒さは厳しく、春になったら一挙に暖かく・・」と、やはりメリハリが効いた季節の移ろいのほうが花の色を美しくクッキリとさせるのでしょう。     何事もダラダラはいかんですね・・(笑)




★皇居東御苑(千代田区)

皇居の二重橋や外苑は昔何度か訪れたことがありましたが、東御苑(江戸城の本丸があった所、平川門から大手門へ抜ける)は今迄よく知りませんでした。昨年から大手町勤務になり昼休みでも気軽に行けるようになったので、季節の移ろいや花を楽しみに年数回訪問し、ブラついております。


....東御苑「平川門」入口。原則、月・金を除き一般無料公開される。(最寄駅:大手町・竹橋)....c0119160_14164655.jpg
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    .....皇居東御苑の「本丸跡公園」には大きく横枝垂れしていた立派な満開サクラが!.....
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東御苑の小高い丘を登っていくと、非常に広い芝生の公園に出ます。ここは「本丸跡公園」という場所で何と11万㎡以上あるそうです。(東京の中心部にこんな広い敷地が・・・!) ここには昔、江戸城の天守閣がありましたが、1657年「明暦の大火」(振袖火事)で焼失してしまったとのこと。


   .....(左)白く清廉で鮮やかな満開桜は感動的! (右)春の芝生で談笑する外人さんたち.....c0119160_1440762.jpgc0119160_14403071.jpg

立派な桜が取り囲むように咲き誇る広い芝生には、平日昼にまばらな人たちが憩っていました。
東京の超ド真ん中なのにこんなにも人口低密度なエリアで桜を楽しめるとは実に贅沢ですなあ・・。
満開の盛りを迎えたばかりの萌え桜!花のひとつひとつが天に向かって反り立っているようだ!

 ....(左)落ち着いた雰囲気、諏訪の茶室。(右)江戸城天守閣の跡に登る。遥かに高層ビル群.....c0119160_14221422.jpgc0119160_1423645.jpg
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遠方にはひしめく丸ノ内の高層ビル群、今ここに身を置く所は広々とした緑の贅沢な公園敷地・・、
このアンマッチが「皇居の魅力」ですね。東京は意外と緑の面積が結構大きい都市だと感じます。
これから新しい緑が萌え始め、大都市・東京のオアシスとして鮮やかに輝いていくことでしょう。

   ......本丸跡地の広大な芝生では、老夫婦が仲睦まじく座り春の訪れを楽しんでいた。.....
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   ......(左)大手門に向けていくと高層ビルも近い(新緑はまだ先)。(右)大手壕の枝垂桜.....c0119160_14265617.jpgc0119160_1427152.jpg

さ~て昼休みも終わり、午後からの仕事に戻りましょっかね。
次に来るのは、新緑や初夏の花が咲く頃ですかね~!爽やかな風が心地よい日に来よっと。



★津田山「緑ケ丘霊園」(川崎市)

地元川崎市にもいくつか桜の名所はありますが、高津区の津田山「緑ヶ丘霊園」もその1つです。
名前の通り、市営の公園墓地で、小高い丘陵地には数え切れないほどのお墓が密集しています。
今年の桜は開花が早く4月には桜が散ってしまいそうなので、3/29に弁当を持ってお出かけ~

          ......霊園の桜道には家族連れ・カップルが気持ちよく散歩.....
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アクセスはJR南武線津田山駅を降りてスグで、非常に行きやすい。駅前を降りれば、露天が並び今日はやや風が強いけど絶好のお花見日和です。またもビールをもって春のおじさん状態へ・・。
ここは600本の古木桜が沿道に並び、桜トンネルがズ~っと続いているところが魅力的ですね。
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  .....(左)鮮やかなコブシの花。 (右)おもろいね~!幹木から直接花びらが生えている。↓....c0119160_1502121.jpgc0119160_1504340.jpg

墓地の脇のあちらこちらでお酒を飲んでワイワイやっている光景もちょっと違和感もあったけど・・。
まあ花盛りの陽気な春の日ですから、お墓に眠る方々も許してくれるでしょう。むしろ、久しぶりに下界の人と一緒に酒盛りできて喜んでるかも・・。ここには藤子F不二雄氏のお墓もあるようです。c0119160_152013.gif
   .....華やかな桜の咲きぶりは実に見事!.霊園なので雰囲気は静かで落ち着いている。.....c0119160_1525654.jpgc0119160_153825.jpg

地元や神奈川県内でも行っていない桜の名所はまだまだ多く残っています。もっと探してみよう。
さて来年はどこの桜の下で弁当を広げてビールを飲もうかな・・?




★目黒川(目黒区)

東京の目黒川の堰堤桜は有名なスポット。昨年「歌舞伎界のプレイボーイE蔵と女優TSがデート」と芸能ネタでニュースが報じられていました。おじさん一人で寂しいけれど定期券の途中駅だし、「見るならば夜桜だ!」・・と仕事帰りに日比谷線中目黒駅で下車して川沿い散策を楽しみました。

           ......まるで白い蝶の群れが川の上を飛んでいるようにも見える!......
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      ......都会一等地の堰堤夜桜というのも素晴らしいものですね。......c0119160_15124226.jpgc0119160_15125946.jpg
ここはJR目黒駅や田園都市線池尻大橋駅からもアクセスできる8kmに渡って続く桜並木です。
上記の芸能話題で有名になったためか、近年人気が急速に上がってきたメジャーSPOTの1つ。
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  ...(左)橋げたから夜桜を撮影するカップルたち。 (右)川面に提灯の光が浮かび上がる。.....c0119160_15252217.jpgc0119160_15253488.jpg
やはり夜桜はいいですねえ・・。紅白提灯が並ぶ宴会風景が日本の典型的なお花見光景ですが、間接照明に浮かぶ幻影堰堤を歩いていく楽しみ方もリッチな感じがしてたまにはいいものですな。c0119160_15263295.jpgc0119160_15265111.jpg
    ...さすが!芸能人や著名人も歩く有名な目黒川沿いの桜、リッチだねえ・・・。.....c0119160_1528085.jpg











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周辺にはブティック・高級雑貨店、和風・洋風のお洒落な店・レストランが軒を並べており、実にいい雰囲気。光に映える美しい夜桜は、恋するカップル達には絶好のデートスポットなのでしょう。
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さぁて・・、そんなロマンチックに関係ねエ~おじさんは、早く家に帰って缶ビールでも飲もうっと・・!プシュc0119160_1643164.gifc0119160_15332095.gif

                                                     おわり 

  by rollingwest | 2008-04-12 13:56 | 花鳥風月(季節の風景) | Comments(16)