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<2008年3月>洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(自分史):(その1)

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★はじめに

1960年後半~1970年代前半はロック音楽の進歩・発展において最も濃縮した時期であり、我々の同世代には「俺達はリアルタイムでその音楽を聴き、発展を共に体験してきたのだ!」という自己満足の奴らが結構います。(かくいう小生もその一人かも・・) しかし各世代の方にはそれぞれ思い出の曲があり、各自、意見主張もあるでしょう。(我々は、ビートルズ解散直前の時期でしたし・・)

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洋楽ロック・POPSに興味を持ち始めて半世紀を迎え今までどれだけの音楽を聴いてきたのだろう・・。
今まで多分1,000枚近くのLP・CDを聴いてきましたが、この節目を迎え「自分が大好きだった曲やアーティストの代表的なアルバム、またロック発展の歴史における名盤とよばれるもの」をあらためてレビューしてみましょう。浅薄ながら自分なりに洋楽の薀蓄をエラソーに語ってみたいと思います。

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名盤は約170枚のアルバムをピックアップ選定してみました。心に残る名曲やアルバム・好きなジャンルは人それぞれで違いますし、これでロック・POPSの歴史を全て語れるとは思っておりません。
自分自身があまり興味なかったジャンルは殆ど除外しており、1990年以降の名盤は極端に紹介数が少なくなっています。あくまで自己満足範疇での紹介であり参考程度に読み流して頂ければ・・。



★ビートルズ

ビートルズは、このページだけでは語れません。当然、特別扱いとなります。以前、ジョンレノンミュージアムを訪ねた時の記事で、彼らの歴史を入れてありますのでこちらからお読みください。

              
                        「ビートルズ」を特集した過去の記事はコチラから

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★ロック史上永遠の不滅バンド「ローリングストーンズ」

「ビートルズ」とくれば、まずは双璧のライバル「ローリングストーンズ」から紹介しなければならないでしょう。1963年デビューから何と45年間も第一線で活躍し続ける超越的なグループ。ミックジャガー、キースリチャーズ65歳、チャーリーワッツ67歳、今だ元気に跳びはねてセクシーに悪ぶる驚異的なジジー達です。
ロック草創期から1度も解散することなく最前線地位を保ち続けたのはストーンズしかありません。


    (左)(1971年:スティッキーフィンガーズ)    (中)(1972年:メインストリートのならずもの)c0119160_14443719.jpgc0119160_14445382.jpgc0119160_1445223.jpg
                                          (右)(2005年:ビガーバン)

ビートルズとの違いは、その音楽性やアピールスタイルにも現れています。R&Bをルーツとするロックンロールの音楽、ステージ重視の姿勢をずっと崩しません。(ビートルズは後半期からスタジオ編集主義)
ギター(キース)とドラム(チャーリー)が中心となって全体を牽引、ミックがシャウトで絡みつくという感じかな・・・。

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デビュー当時:ビートルズ「優等生」、ストーンズ「ワル」の分類イメージですが、実はビートルズは相当なワル。名付親ブライアンジョーンズの死、ワイマンの脱退等、メンバー変遷もありましたが、コアの3人は今も健在。2005年「ビガーバン」も名盤、2008年は彼らのドキュメンタリー映画が封切される。いつまでも現役!

                        「アーティスト別名盤レビュー」(第4回):「ローリングストーンズ」




★洋楽への目覚め (自分自身の黎明期)

1967~1968年は童心にも、和製のグループサウンズ(タイガース・テンプタース・オックス・カーナビーツ等)に夢中。
TV番組「ヤング720」も毎朝見ており、POPSルーツのグループサウンスへの傾倒が洋楽への興味が醸成されたのでしょう。大ファンだったモンキーズTV番組も実に楽しかった。名曲多いモンキーズですが、実はビートルズに対抗し米国が送り出したジャニーズ系のようなバンド。公募で選ばれた4人です。


 (左)懐かしのモンキーズ「デイドリームビリーバー」             (右)レターメン「ミスターロンリー」c0119160_1539513.jpgc0119160_15401156.jpgc0119160_15404874.jpg
    (中)サイモン&ガーファンクル「卒業」:サウンドオブサイレンスやミセスロビンソンの佳曲満載

小生が本格的洋楽に目覚めたのは1970年(中学1年の後半)です。映画「卒業」で数々の名曲を
ヒットさせたサイモン&ガーファンクル、初期エルトンジョンの美しいメロディ・詩に夢中となりました。
この2つのアーティストが、小生を洋楽ファンに導いてくれた最大の恩人です。(詳細は後述)


  (左)ショッキングブルー「悲しき鉄道員」    (右)ミッシェルポルナレフ「シェリーに口づけ」c0119160_15421399.jpgc0119160_15424277.jpgc0119160_1543460.jpg
     (中)シルビーバルタン「あなたのとりこ」→映画「ウォーターボーイズ 」の主題歌になった。
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その他にショッキングブルー(悲しき鉄道員、ビーナス)、ルー・クリスティ(魔法)、アース&ファイアー(シーズン)、シルビーバルタン(あなたのとりこ、悲しみの兵士)、ダニエルビダル(オー・シャンゼリゼ)、マッシュマッカーン(霧の中の二人)、レターメン(ミスターロンリー、ラブ)、ミッシェポルナレフ(シェリーに口づけ、ホリディ)。当時はフランス・オランダ・カナダ出身アーティスト達がヒット曲を放ち、結構頑張っていました。


  (左)リンアンダーソン「ローズガーデン」   (中)マッシュマッカーン「霧の中の二人」
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    (中)映画「小さな恋のメロディ」(ビージーズやCSN&Yの美しい曲が満載)

その他には、アルバートハモンド「カリフォルニアの青い空」「落ち葉のコンチェルチ」、ドーン「幸せの黄色いリボン」「ノックは3回」なども懐かしい。そして映画「小さな恋のメロディ」ではビージーズの「メロディ・フェア」「若葉の頃」、CSN&Y「ティーチ・ユア・チルドレン」、我々世代の恋物語、大ブームでしたね~!
ビートルズの弟バンドと呼ばれた悲劇のバッドフィンガー「明日の風」「デイアフターデイ」も素晴らしい。


 

★初期のエルトンジョン(洋楽憧れへの誘い人)

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S&Gヒット曲で洋楽に興味を持ち始めた頃、初めて知ったデビュー直後の若き日のエルトンジョン。
「イエス・イッツミー」の清冽かつダイナミックで美しいバラード゙聴いた時の感動は忘れられません。
初期のスタンダードナンバー「僕の歌は君の歌」は永遠に歌い継がれる名曲です。(マイカラオケの定番)


(左)エルトン初期の名盤「僕の歌は君の歌」  (右)「黄昏のレンガ路」:グッバイイエローブリックロード)c0119160_176295.jpgc0119160_1764953.jpgc0119160_177483.jpg
         (中)「マッドマン・アクロス・ザ・ウォーター」は真摯な作り方が印象的)

エルトンが両性愛と知り、想像もしなかったファンキーな顔・格好を初めて見た時の衝撃・落差感は大きいものがありましたが、やはり洋楽史に刻まれるビッグアーティストであることは間違いありません。
「黄金のレンガ路」が初期の最高傑作ですが、あまり知られてない「マッドマン」も実に素晴らしい!
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そして1997年悲運の死を遂げたダイアナ妃に捧げた追悼曲「キャンドルインザウインド」は世界中で3500万枚以上のセールスを記録してギネスブックにも認定。英国王室からナイト称号も授与されました。

             リンク:アーティスト別名盤レビュー(第2回)「エルトンジョン」(洋楽への誘い人)


★ブラスロックへの傾倒
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1970年初頭は、常に新分野に挑戦しロック変革を目指そうとするトライ精神に溢れる時代でした。
ジャズ、フォーク、クラシック、ラテン、アフロ、ゴスペル等の異種ジャンルと融合するロックが相次いで誕生。その象徴はブラスロックです。BS&T・シカゴ・チェイスがトランペットを導入して出現。(やたら大人数バンド) 瞬く間に世界を席巻!しかし後継続かず短命に終わったジャンルでした。


   (左)シカゴ(ブラス色が濃いデビュー3部作)      (右)チェイス「追跡」(「黒い炎」がヒット)
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   (中)ブラッドスエット&ティアーズ(初期のアルクーパー脱退後、デビッドクレイトントーマスでブレイク)

初期のシカゴ3部作はまさにブラスロックの原点!小生も相当シカゴにはまり「シカゴatカーネギーホール」(現在廃盤)という7,800円もする4枚組LPを買ってしまいました。この値段は当時の中学生としてまさに清水の舞台から飛び降りる心境・覚悟。今なら数万円の買い物に匹敵するでしょう。
シカゴはその後、メロディアスなバラード系に変身して息長く活躍(アルバム30枚以上)、今も健在です。





★ハードロック誕生

ビートルズ解散前のLAST金字塔「アビーロード」をNO1の座から蹴落とし、ビートルズ時代を終焉させたといわれる2枚のアルバムがあります。1つは「クリムゾンキングの宮殿」(後で詳細解説)、もう1つは「レッドツェッペリンⅡ」。まさにハードロックとプログレの夜明けが1969年だったのです。


(左)衝撃的だった「レッドツェッペリンⅡ」  (右)ディープパープル「マシンヘッド」(名曲ハイウェイスター)c0119160_1758776.jpgc0119160_17585873.jpgc0119160_17592619.jpg
    (中)ロック史に輝く至上の名盤「レッドツェッペリンⅣ」、名曲「天国の階段」を輩出  

                 リンク:アーティスト別名盤レビュー(第3回)「レッドツェッペリン」

ハードロックと呼ばれる新ジャンルは、エレクトリックギターを技巧的に激しくプレイする形態で1968年に胎動していましたが、レッドツェッペリンのブレイクがハードロックの世界的な衝撃を刻みました。
ジミーペイジのギターサウンド、ロバートプラントの鮮烈なボーカルはロック史上の永遠の至宝なのです。
ツェッペリンが昨年末に再結成!1月にジミーペイジ来日。65歳だけど頑張ってくれて嬉しいね!

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結実最高アルバムば「レッドツェッペリンⅣ」、これこそロック史上に輝く金字塔!アコースティックギターのイントロから始まり、壮大な展開を迎える「天国の階段」。とわの名曲はこの名盤に収められました。
そしてハードロックは1968年から世界を席巻し大発展していきます。我々の時代はやはりクリーム、ジミヘン、ディープパープル、ブラックサバスあたりが草創。後進の繁栄に繋がっていくイメージです。




★伝説のギタリスト

ロック全盛期の最大の華はギタリスト。ジミーペイジ(ツェッペリン)・エリッククラプトン(クリーム)・ジェフベックが当時「3大ギタリスト」と呼ばれていました。この3人を連続輩出したヤードバーズやクリーム(Eクラプトン・Jブルース・Gベイカー)もハードロックの起源となる伝説バンドとして語り継がれています。
我々の時代は、早弾きのアルヴィンリー(テンイヤーズアフター)も崇められる1人だったけどなあ・・・。

   (左)伝説のクリーム「カラフルクリーム」    (右)今もバリバリ現役、ジェフベック「ブロイバイブロウ」c0119160_183633100.jpgc0119160_18365063.jpgc0119160_1837537.jpg
         (中)デレク&ドミノス「いとしのレイラ」、クラプトンの永遠の名曲 

Eクラプトンが弾く「レイラ」の泣きのギターリフレインは今でも実に感動的!(その後アダルト路線に転換)
ジェフベックは今も最先端の技巧派として名盤(ブロウバイブロウ、ワイヤード)をリリースし続けており尊敬!
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いずれのアーティストもブルース・R&Bジャンル(ジョンメイオールやポールバターフィールド、ピーターグリーン、ジョニーウインター、Tボーンウォーカー、Mブールムフィールド、Eビショップ等有名)からロックは発展し名ギタリスト・逸材が生まれていくルーツだったのです。ブルースギタリストといえばBBキングが有名です。アルバートとフレディの各キングと並び「三大キング」などと呼ばれています。


(左)BBキング「ロックミーべイビー」 (右)ジョンメイオール&ブルースブレイカーズwithクラプトンc0119160_15112947.jpgc0119160_15123721.jpgc0119160_15132633.jpg
         (中)バターフィールドブルースバンド「イースト・ウエスト」


3大ギタリストと匹敵する伝説の黒人ギタリストは、ジミヘンドリックス。1970年27歳の若さで亡くなった狂気の天才は、現在でも史上最高のギタリストとも評されます。その弾奏技術はもとより、エネルギッシュで破壊的なステージプレイはいつまでもロックファンの目に焼きついているのです。
狂気の天才といえばマザーズを率いたフランクザッパという孤高の奇人もいたなあ・・・。
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  (左)マウンテン「悪の華)」、レスリーウエストの重厚ギター (右)悲劇のジャニスジョプリン「パール」c0119160_18492625.jpgc0119160_18494296.jpgc0119160_18495972.jpg
          (中)4大ギタリストとも呼ばれるジミヘンドリックス「エレクトリックレディランド」

1969~1971年はスーパースターの死が相次ぎました。ジミヘンの他にブライアンジョーンズ(ローリングストーンズ)、ジャニスジョプリン(伝説の女性ロックシンガー)、ジムモリソン(ドアーズ)と「J頭文字」がつく4人が死去し「呪われたJの悲劇」と呼ばれます。そういえば、その後もJクロウチ、Jレノン(ビートルズ)、Jボーナム(ツェッペリン)と確かにJイニシャルのスターは不幸な死に方をしている人が多いなあ・・。




★夢中で聴いたプログレシッブロック
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1970年を前後して登場したプログレシッブロックは小生が最も夢中になったジャンルです。進歩・革新的の意味を表わすこの分野はジャズやクラシック要素を取り入れたコンセプトアルバム・大作志向で演奏時間一曲30分、B面一曲もざらです。ロック史上において一大ムーブメントを巻き起こしました。


 (左)キングクリムゾン「クリムゾンキングの宮殿」:衝撃デビュー(右)ピンクフロイドの名盤「おせっかい」c0119160_19143686.jpgc0119160_19145594.jpgc0119160_1915745.jpg
      (中)イエス「こわれもの」、何度聴いても「ラウンドアバウト」は素晴らしい名曲 


キングクリムゾンは、ビートルズ「アビーロード」を蹴落とした歴史的なアルバム(絵柄と共にその進歩的な音楽性は強烈な印象)で鮮烈なデビューを果たしました。ピンクフロイドはデビュー当時こそサイケデリック路線でしたが「原子心母」で大成功してプログレの象徴的なバンドとなり、その後歴史的名盤「狂気」「ウォール」で金字塔の地位を確立したのです。そして小生が最も崇拝し夢中で聴いたのはイエスです。彼らの音楽の完成度は素晴らしくプログレロックの頂点を極めました。(後述にも記載)


 (左)エマーソンレイク&パーマー「展覧会の絵」(クラシックとの融合)(右)ムーディブルース「童夢」c0119160_20212978.jpgc0119160_2022096.jpgc0119160_20234183.jpg
       (中)今は誰も知らないユーライアヒープ「対自核」、プログレの雄だった。


ムソルグスキー「展覧会の絵」を狂気のロックに仕立て上げたEL&P、電子楽器を前衛的に取りいれてクラシックとの融合を図ったムーディブルース、悪魔をテーマに独自世界を築いたユーライアヒープ。
進歩未来を意味したプログレが今、若い世代からクラシックロックとか呼ばれてるのが悲しい。(涙)



★1970年頃の最先端を彩った名アーティストたち

カルロスサンタナ、彼のギタープレイ技巧は神様と崇められています。サンタナはラテンロックの盟主ですが、ジョンマクラグリンと「キャラバンサライ」を発表してジャズ・フュージョンとの融合も目指しました。
1970年初頭はC.C.Rやスリードッグナイト等の硬派なバンドも頑張っており小生は大ファンでした。


 (左)サンタナ「天の守護神」(ブラックマジックウーマンが有名)    (右)スリードッグナイト「ナチュラリー」c0119160_17312061.jpgc0119160_20492981.jpgc0119160_20495144.jpg
    (中)渋いCCR「コスモスファクトリー」、カントリーロック?ブルース?ハードロック?。来日公演大成功。



1970年前半はグラムロックというビジュアル系が大流行となりました。一世を風靡したTレックス(マークボランは残念にも交通事故死)、中性的な雰囲気のデビッドボウイ、ロキシーミュージック、スレイドといったグループが次々にデビュー。ワイルドなロックでは蛇を巻いたアリスクーパーも刺激的でした。
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グラムロックとはユニセックス的な外見的な姿でジャンル分けされており、語源はグラマラス(魅惑的)。音楽性分類ではなく外見の違いで仕訳けされ、基本的にはシンプルなロックが主流でした。次々に消えたスター達の中でデビッドボウイだけが変化しながら音楽性を拡大して今も健在です。

   (左)Tレックス・マークボ゙ランの「スライダー」  (右)評価が高いロキシーミュージック(デビュー盤)c0119160_2129386.jpgc0119160_2129226.jpgc0119160_21295396.jpg
  (中)デビッドボウイ「ジギースターダスト」、常に時流の最先端を走っているイメージがある。
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「玄人はだし」で「いぶし銀」、本場で評価は高いのに日本ではなぜかあまり人気がないバンド・・。
ザ・フー(ロックオペラ「トミー」や「四重人格」も名盤)、ジェスロタル(フルート吹きながら踊りまくる変なおじさんイアンアンダーソンがリーダー)、ドアーズ(J悲劇・ジムモリソン27歳で急死)、ジェファーソンエアプレイン、グレイトフルデッド、トラフィック、キンクス、ハンブルパイ(名盤スモーキン)、ウィッシュボーンアッシュ(重厚なツインリードギター)等が、それに該当するバンドかもしれません。でも皆、渋くて実力は一流です。


  (左)ザ・フー「フーズネクスト」はロック史に不可欠。  (右)ジェスロタル「ジェラルドの汚れなき世界」c0119160_2141213.jpgc0119160_21413778.jpgc0119160_2142173.jpg
     (中)ドアーズ「ハートに火をつけて」、ジムモリスンも悲劇の死を迎え伝説人物に。

1970年前後はベトナム反戦・ヒッピー等の若者文化が盛り上がり、幻覚剤(LSD)を使用するサイケデリックロックがブームでした。今なら麻薬使用で一斉逮捕ですが当時は常識(日本でもシンナー遊びが蔓延)、その幻想世界がプログレ発展に繋がっていったのです。70年代のロック多様化・黄金期は60年代後半の「サイケ」という試行錯誤が胎動期となって生まれたものと言えましょう。

                         洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(その2)へ続く

 

  by rollingwest | 2008-03-20 16:30 | Comments(53)

<2008年3月>洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(自分史):(その2)

                           洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(その1)から続く



★ロック誕生50数年、洋楽POPS草創期を飾ったスーパースター

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ロックが初めて誕生した年は1955年と云われており、すでに50年以上の歴史が刻まれました。
映画「暴力教室」の主題歌「ロック・アラウンザ・クロック」(ビルヘイリー&ヒズコメッツ)が全米NO1になり大ブームが起きたことに始まります。「ロックンロール」の呼称で,起源はR&B・ロカビリーです。


(左)ロックの起源ビルヘイリー&ヒズコメッツ「ロックアラウンザクロック」 (右)ベンチャーズ「ウォークドントラン」、テケテケ・・c0119160_15564795.jpg
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    (中)チャックベリー(バディホリーやジェリーリールイス等と並ぶロックンロール創始者の1人)



これにエルビスプレスリー、リトルリチャード、チャックべリー等が続きます。ビートルズやストーンズは皆、彼らに憧れて誕生したのです。ベンチャーズほど日本で愛された外国のバンドは他にないでしょう。寺内タケシに象徴されるテケテケテケ・・・のエレキギターの音を響かせたGS黎明期の功労者です。
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エルビスプレスリーは「キング・オブ・ロックンロール」と呼ばれた不世出の歌手。「ハートブレイクホテル」でデビューし世界を席巻し、その後映画出演もして数々のヒットを放ちました。我々世代では復活した終盤時代の映画「エルビスオンステージ」を観て初めて知ったという人が殆ど。モミアゲ・ベルボトムズボン・太り気味でキンキラキンのイメージの方が強いんですけどね・・。メルリ~ミ~、メルリ~ミ~♪
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(左)エルビスプレスリー。「この胸のときめきを」はいきなり「When I said!」と始まる。c0119160_172155.jpgc0119160_160407.jpgc0119160_161012.jpg
(中)ボブディラン「追憶のハイウェイ」・フォークロックの開拓者  (右)バーズ「ミスタータンブリマン」 



フォークとの融合が図られたのもこの時期です。ボブディランやドノバン等がシンガーソングライターという分野に新たな道を開きます。またディランの「ミスタータンブリマン」をヒットさせたバーズや「朝日の当たる家」のアニマルズ、永遠の名曲「青い影」のプロコルハルム、牛も知ってるカウシルズも懐かしい。そして米国西海岸ではビーチボーイズがサーフィンサウンドで若者の心を席巻しました。


(左)サーフィンサウウンドで有名なビーチボーイズ「ペットサウンズ」 (右)プロコルハルム「青い影」・超名曲c0119160_162212.jpgc0119160_162361.jpgc0119160_163541.jpg
        (中)アニマルズ「朝日のあたる家」、ビートルズと並び人気を博した英国バンド


ボーカリストでは、トムジョーンズ・ニールセダカ・エンゲルバートフンパ-ディンク・クリフリチャード・アンディウィリアムス・グレンキャンベル等が、グループではホリーズ・グラスルーツ・バッキンガムス・ニューシーカーズ・ママス&パパス等が活躍。この辺は団塊世代の方が懐かしむ名前と思います。




★貴重な情報源:ロック情報誌やラジオ番組


中学生になり読みあさった音楽誌は「ミュージックライフ」(星加ルミ子初代編集長)や「音楽専科」。
大物グループ来日特集は実にワクワクしました。グループ、ボーカル・ギタリスト別の人気投票コーナーがあり、今トレンド先端者は誰なのかを知ることができ、毎月買っていました。LP交換コーナーもあったなあ・・。


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 ミュージックライフ(ELP来日特集)  音楽専科(Rプラント) ウルフフマンジャック(アメリカンTOP40)

大学入学で上京してから、毎日AMラジオでFEN(駐日米軍向け極東放送)を聴きまくっていました。ロック・POPSが流され続け、いわば日常的BGM。ウルフマンジャック(アメリカンTOP40)やチャーリーツナの名ディスクジョッキーが大好きでしたが遂に自身の英語力は上達しなかったなあ・・・。
80年代は勿論、小林克也「ベストヒットUSA」。当番組はプロモビデオを駆使し一時代を築きました。



★歴史に輝く伝説のロックコンサート

ロックフェスティバルで最も有名なコンサートは1969年に開かれたウッドストックです。
ジミヘン、サンタナ、Jジョプリン、グレイトフルデッド、Jエアプレイン、CSN&Y、テンイヤーズアフター、フー、BS&T、ザ・バンド、CCRの有名実力バンド30組が参加し40万人以上の観客が集まった伝説の野外ライブでした。
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伝説のライブ殿堂・「フィルモア」(ビルグラハムが創設)の数々のコンサートもロックク史には欠かせません。アルクーパー、Mブル-ムフィールドの「フィルモアの奇蹟」、オールマンブラザーズバンドの「フィルモアイーストライブ」(NY)、ウエスト(SF)で開催されたロック映画「フィルモア最後の日」にその名は燦然と輝きます。


(左)ウッドストックライブ(反戦・マリファナ・ヒッピー文化の頂点) (右)ウィーアーザワールド(USAライブエイド)c0119160_22324219.jpgc0119160_22332560.jpgc0119160_22342253.jpg
   (中)バングラディシュコンサート(Jハリスンが主催したロック史初の飢餓救済チャリティライブ)

ロックは世界に向けて飢餓の救済を訴える一大ムーブメントも興しました。1971年に開催された「バングラディシュコンサート」(Jハリスン、リンゴスター、エリッククラプトン、ボブディラン、レオンラッセル等)、1985年には「USAフォーアフリカ」(マイケルジャクソン、ライオネルリッチー、スティーヴィワンダー、シンディローパー、Bスプリングスティーン、ホール&ウォーツ、ヒューイルイス&ニュース等)が集結、歴史に残る2大チャリティとして記憶に残っています。




★思い出に残る吟遊詩人たち(1970年代前半)
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1970年初頭、ロックの先進性・革新力ではイギリス勢の方が圧倒優位であり、音楽性の高さ・発展性でアメリカ勢に断然の差をつけていたと思います。しかしシンガーソングライター部門では、アメリカから優秀な人材を多く輩出しカントリー音楽に根ざす素晴らしい数多くのヒット曲が生まれました。


(左)キャロルキング「つづれおり」は歴史的名盤 (右)カーリーサイモン「うつろな愛」ヨ~ソ~ベインc0119160_1647882.jpgc0119160_16475354.jpgc0119160_1648171.jpg
        (中)ジェームステイラー「スイートベイビージェームス」、穏やかに優しく弾き語る。


シンガー・ソングライター時代の幕開けを告げた男といえば、いぶし銀ジェームス・テイラー。夫人は名曲「うつろな愛」カーリーサイモン(厚い唇が印象的)。結果的に2人は離婚しちゃったけどね。
テイラーとデュエットしたキャロルキングの「つづれおり」はグラミー賞4部門制覇の超名盤です。
グラミー賞といえば1973年のロバータフラック「やさしく歌って」を忘れることはできません。


(左)ギルバートオサリバン「アローンアゲイン」 (右)ジョンデンバー「ロッキーマウンテンハイ」、カントリーロ~ド♪c0119160_16493814.jpgc0119160_1650469.jpgc0119160_177129.jpgc0119160_1773113.gif
      (中)レオンラッセル「ソングフォーユー」、ロング金髪で孤高の雰囲気が漂っていた。 


泥臭く渋いレオンラッセル、ロッキー山脈と大自然を歌うジョンデンバー、「雨にぬれた朝」のキャットスティーブンス、「アイガッタネーム」のジムクロウチ(J悲劇の一人、飛行機事故で死去)。 同じく悲劇の死を迎えた伝説のマービンゲイ(父親に殺された)、「ホワッツゴーインオン」は永遠のソウル名曲です。懐かしいアイク&ティナターナーはその後、夫のDVで離婚。80年代に女房だけが大ブレイクしました。


  (左)ジムクロウチ「アイガッタネーム」、涙が出るね~! (右)ニールヤング「アフターザゴールドラッシュ」c0119160_17105527.jpgc0119160_17113315.jpgc0119160_17115611.jpg
     (中)マービンゲイ「ホワッツゴーインオン」、社会問題にも提起した「ニューソウル」の創始者 


名曲「ふれあい」のダンヒル、「片思いの僕」のロボ。(この2人誰も知らねーだろうなあ・・)
奇抜な格好でデビューのギルバートオサリバン(アイルランド出身)。名盤「ハーベスト」等でフォークロックの象徴・栄光のニールヤング(アメリカ人と思っていた実はカナダ出身だと知ってちょっとビックリ)




★進化発展をみせたウエストコーストサウンド


1970年中盤~後半ではフォークロックがカントリー色を脱し、米国西海岸(ロス、サンフランシスコ)を中心にウエストコーストサウンドと呼ばれる一大ブームが起きました。スーパスター4人で結成したCSN&Y、サザンロックと呼ばれたオールマンブラザーズ。美しいメロディを奏でるアメリカ。デビュー当時は野生味溢れたスタイルだが、洗練された都会派に進化したドゥービーブラザーズ。 実にキラ☆の如くでしたね。


   (左)CSN&Y 「4ウェイストリート」、(デジャブも名盤)       (右)アトランタリズムセクションc0119160_17405049.jpgc0119160_17411268.jpgc0119160_17414444.jpg
      (中)オールマンブラザーズバンド゙ 「ブラザーズ&シスターズ」、米国南部ロックの雄
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 (左)アメリカ「名前のない馬」    (右)オーリアンズ「ウォーキング&ドリ-ミング」、ダンス・ウィズ・ミ~♪c0119160_17443555.jpgc0119160_1745476.jpgc0119160_17455814.jpg
(中)ドゥービーブラザーズ(キャプテンアンドミー)、初期と後半期は路線が違うが各時代とも秀逸。


歴史的なロックバンドであり世界的にも有名なイーグルス。「ホテルカルフォルニア」はやはり超名盤であり、
新加入ジョー・ウォルシュのエネルギッシュなギター、洗練的な都会サウンドはやはり最高アルバムのひとつです。
音楽スタイル変化の大きな発展となった「呪われた夜」は名曲満載。イーグルスはやはり素晴らしい。


    (左)イーグルス「呪われた夜」も超名盤     (右)レイナードスキナード(渋くてカッコイイ!)c0119160_17481177.jpgc0119160_17483353.jpgc0119160_17485625.jpg
        (中))ロック史に燦然と輝くグループイーグルスの「ホテルカルフォルニア」

           
しかし初期のカントリー色強いイーグルス(「デスペラード」が最高!)や同じ雰囲気を持つレイナード・スキナードもお気に入りでした。(同級生H池はこの2つが特に大好きでよく聴いていたなあ・・)
レイナードは飛行機事故で主要メンバーを失った悲劇(チェイスも同様だけど・・)のグループです。


 

★大学時代:思い出のヒットメーカーたち(1970年代後半)

大学に入学し1976年4月から下宿生活を開始。おのぼりさんにとっては初めて触れる東京の都会風景・文化は実に新鮮でした。やはりその頃流れていた巷のヒット曲が懐かしく思い出されます。
Pフランプトン、オリビアニュートンジョン、アバ、バリーマニロウ、カーペンターズ等の歌が懐かしい!
   
 (左)バリーマニロウ「歌の贈り物」、バラードの王道  (右)アバ「アライバル」、POPの王道c0119160_1811307.jpgc0119160_1813483.jpgc0119160_1813231.jpg
    (中)カーペンターズ「イエスタディワンスモア」、今は亡きカレンの歌声は青春時代のBGM
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当時は下宿・アパート暮らし(ビンボー学生でした)で部屋にステレオなんて贅沢、レコードも買えません。 毎日AMラジオFEN(極東放送)やFM東京を聴きまくり「アメリカンTOP」等でビルボード誌ヒットチャートをチェックすることが楽しみでした。(当然、彼女はいるわけなし・・)悲しいねエ・・(笑)


 (左)バーブラストライサンド「追憶」  (右)リンダロンシュタット「悪いあなた」♪イッツ・ソーイージーc0119160_18153013.jpgc0119160_1816291.jpgc0119160_18164519.jpg
  (中)オリビアニュートンジョン(そよ風の誘惑)、上京の春に流れていた思い出の曲
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当時は、タータンチェックのアイドル・ベイシティローラーズが大人気でした。(キャーキャー、女の子の黄色い声が煩かった。)  そんなの聴いていられるかと、毎日FENでマイナーヒット曲をチェックしていました。

(左)マンフレッドマンズアースバンド  (右)ドクターフック&メディスンショウ(楽しいオヤジたち)c0119160_6452630.jpg
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           (中)ゲイリーライト「夢織り人」、オオ~、ドリームウィーバ~!

上京の春1976年頃の思い出曲としては、エルビンビショップの「フールアランザフェルインラブ」、マンフレッドマンズアースバンドの「光に目も眩み」(Bスプリングスティーンの歌)、ゲイリーライトのスペースサウンド「夢織り人」、澄んだ声のメアリーマクレガー「トーンビトゥィーントゥラバース」、渋いヒット曲(「めぐり逢う夜」「セクシーアイ」等)で楽しませてくれたドクターフック&メディスンショウ(お茶目なオヤジたち)も大好きでした。
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「ワォン、ワ・ワ・ワ・ワォ~ン、♪アイウォンチュ~、ショミーザウェイ~♪」 ピーターフランプトン(ハンブルパイから独立)のソロライブ盤が世界で1,000万枚の大ヒット!大学入学時、毎日のように流れていた曲です。
80年代にブレイクしたジョンウェイトが率いたベイビーズもワイルドかつ音楽性の高いナイスなバンド。


(左)P.フランプトン「フランプトンカムズアライブ」ショーミーザウェイ♪(右)スティーブンビショップ「オンアンドオン」
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    (中)ロギンス&メッシーナ「ママはダンスを踊らない」、ケニーとジムは各自ソロでも活躍

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70年代後半、吟遊詩人・名アーティストがさらに多く輩出しています。ここに紹介しているのは一部に過ぎませんが、美しいメロディや洗練された名曲を聞きながら癒されていたものです。こんな曲を聴きながら女の子とデートできる日がいつ来るんだろうなアー・・と妄想を抱きながら、哀・・(T¬_T)。


 (左)ダンフォーゲルバーグ「フェニックス」 大好きだった! (右)レオセイヤー「ウェンアイニードユー」c0119160_18285759.jpgc0119160_1832318.jpgc0119160_18324770.jpg
   (中)ポールデイビス「クールナイト」、名曲「アイゴークレージー」は長い間ヒットチャート上位にいた。

レオセイヤ-、ジノバネリ、ランディバンウォ-マー、「アイゴークレイジー」のポ-ルディビスも心に残ります。
大好きだったダンフォーゲルバーグが昨年(07/12月),56歳の若さで亡くなりました。何とも寂しい・・。そういえば、ビージーズの次男モーリスギブも5年前に53歳で他界していたなあ。 追善哀悼・・


(左)ビリージョエル「ストレンジャー」名曲「素顔のままで」(右)ロッドスチュワート「明日へのキックオフ」c0119160_18342130.jpgc0119160_18343576.jpgc0119160_18345252.jpgc0119160_18352391.gif
  (中)ビージーズ。「マサチューセッツ」や「小さな恋のメロディ」は思い出、1970年後半はディスコ路線


黒人ではスティービーワンダーやコモドアーズ(ライネルリッチーがその後独立)も大活躍でした。
しっとりとした深みのある名曲を多く持つ大人のコーラスグループ・マンハッタンズも好きだったなあ。


(左)アース・ウインド&ファイアー「黙示録」(右)ディスコ女王・ドナサマー(ホットスタッフやバッドガール)c0119160_12581243.jpgc0119160_12584379.jpgc0119160_1259258.jpg
    (中)「サタデイナイトフィーバー:サントラ盤」この映画とアルバムがディスコブームに火をつけた。


1970年代後半にはディスコサウンドが大ブレイクします。ソウルからの転進組がメインですが、あのビージーズ(「サタデーナイトフィーバー」で大復活)やデビッドボウイまでが・・とビックリしたものです。
そしてジャクソン5の純真で可愛かったマイケルジャクソンが成長、ムーンウォークで大ブレイク!


 (左)ライオネルリッチー(コモドアーズ時代が特に好き) (右)マイケルジャクソン「オフザウォール」c0119160_18524195.jpgc0119160_1853553.jpgc0119160_18532263.jpg
      (中)盲目の伝道師スティービーワンダー「キーオブライフ」、「迷信」は大ヒット

70年代後半になるとロック・POPSは商業化し、ジャンル拡大・アーティスト数も大幅に増えます。
もう個々ミュージシャン別の薀蓄を語るのは辛くなってきました。60年代後半と比較すると音楽性の高度化・洗練が急速に進んだなぁと思います。やはりこの濃い10年間での進歩速度は著しかった!
次の第3編ではプログレ・ハード等のロック爛熟期から80年代、そしてバブル時代へと突入。


                          洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(その3)

                          洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(その4)に続く

  by rollingwest | 2008-03-19 16:15 | 洋楽(ロック・POPS) | Comments(15)

<2008年3月>洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(自分史):(その3)

↓洋楽(ロック・POPS)に魅せられて40年(その1)~(その2)から続く

                         洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(その1)
                         洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(その2)



★プログレ・ハード等のロック爛熟期(1970年代中盤から1980年代初頭にかけて)


クイーンは「オペラ座の夜」でロック史における偉大なバンドとして世界的な地位を確立しました。
「ボヘミアンラプソディ」はクラシックを取り入れてダイナミックに展開する壮大な組曲のような歴史的名作!
伝説のボーカリストのフレディマーキュリーが亡くなってからもう17年の歳月が過ぎたんですねエ。
クイーン完成・爛熟の頃も尊敬していますが、73年デビュー「戦慄の女王」のワイルドな時期も大好き!


  (左)クイーン「戦慄の女王」(デビュー)  (右)TOTOの名盤「ハイドラ」、「聖なる剣」はグラミー賞c0119160_20344047.jpgc0119160_20352476.jpg
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    (中)クイーン「オペラ座の夜」、「ボヘミアンラプソディ」は20世紀の史上最高名曲に選ばれた。


TOTO・ボストン・フォリナー・カンサスは大学時代に聴きまくった「プログレ・ハード融合のロックグループの四天王」とでも申しましょうか。「産業ロックの先鞭」などと言われることも多いですが、小生はその高い音楽性・洗練されたサウンドが大好きです。その実力は十分評価されるべきと思います。


   (左)ボストン「宇宙の彼方へ」、   (右)カンサス「永遠の序曲」(名曲ダストインザウインド)c0119160_2042258.jpgc0119160_2043878.jpgc0119160_20432978.jpg
  (中)フォリナー「ダブルビジョン」、デビューアルバム「フォリナー」にはイアンマクドナルド(Kクリムゾン)も参加


ボストンは最も尊敬するグループの1つです。トムショルツのギター・オーケストレイション手法は、壮麗で緻密な完成されたサウンドです。TOTOもグラミー賞を取る大物バンドにまで成長し、フュージョンの隆盛にも影響を与えました。リズミカルで格好いいフォリナー、少し暗くて渋いカンサス。皆ヨカッたね~!

 
  (左)ジャーニー「エスケイプ」。他に「インフィニティ」「デパーチャー」も名盤、 (右)エイジア(詠時感)c0119160_2130303.jpgc0119160_21311466.jpgc0119160_21315681.jpg
          (中)スティックス「コーナーストーン」、「ベイブ」や「カムセイルアェイ」は名曲


「産業ロック」とは「商業的成功ばかり考え、権力反逆から生まれるロック本来の心を忘れている」とロック評論家・渋谷陽一が批判した言葉です。初期四天王もそうですが、上記後進3グループも同様の評価をされがち・・。産業ロックと揶揄されても、彼らの音楽性は非常に高く、小生は今も大好き。
ジャーニーは秀逸(スティーブペリーシャウト大好き)、エイジアは豪華、スティックス(初期限定)は清廉さ。
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  (左)スーパートランプ「ブレックファーストインアメリカ」  (右)キャメルの「ブレスレス」は絶対の必聴名盤
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       (中)アランパーソンズプロジェクト「アイインザスカイ」、POPな路線に転換


プログレ音楽を知的なPOPサウンドに進化させていったグループも次々と誕生します。スーパートランプ、アランパーソンズ、ELO(エレクトリックライトオーケストラ)等は、現在も愛聴するマイ・フェイバリット。
アランパーソンズって、ビートルズの「アビーロード」の製作に関わった名エンジニアなんですよ。
ELOの武道館コンサートは、レーザー光線を駆使したパフォーマンス(当時は非常に先進的)で最高だった!


(左)ELO「アウトオブザブルー」、初期の渋い時代も大好き  (右)渋くてかっこいいリトルリバーバンドc0119160_20323964.jpgc0119160_20325926.jpgc0119160_20331959.jpg
   (中)スティーブミラーバンド「ペガサスの祈り」、テクノっぽいけどブルースやPOPな多面性


 (左)スティーリーダン「エイジャ」、山口小夜子がモデル    (右)ダイアーストレーツ「デビュー」c0119160_2036302.jpgc0119160_20364939.jpgc0119160_20371453.jpg
        (中)ポリス「白いレガッタ」、ソロになったスティングはその後も大活躍


「アメリカンバンド」でグランドファンクレイルロードが見事復活をしたり、アメリカ正統派ロックの継承者ブルーススプリングスティーンが登場してブレイク! 先に紹介したウエストコースト勢のブームに負けじと、米国のハードロッカー達も俄然元気になり出したのがこの頃です。実にワイルドだね!


(左)ブルーススプリングスティーン「明日なき暴走」 (右)バッドカンパニー(フリーの後継バンド)c0119160_20503065.jpgc0119160_20511189.jpgc0119160_20513849.jpg
    (中)グランド゙ファンクレイルロード「アメリカンバンド」、初期の時代からは一皮剥けた。 


ロックはジャズなどとも高度な融合を重ね、やがてフュージョンとして発展していくことになります。
往年の有名アーティスト達も、年を重ねるごとに大物ミュージシャンとして重鎮の風格を備えていきました。

 (左)ラーセンフェイトンバンド  (右)エリッククラプトン「ティアーズ・イン・ヘブン」、大人路線へ転換c0119160_23495197.jpgc0119160_23503837.jpgc0119160_2351710.jpgc0119160_23513067.gif
       (中)ドナルドフェイゲン「ナイトフライ」、スティーリーダンからの独立。都会派の渋さ 


こうして自身の学生時代は、ロック発展の歴史に大きな足跡を残した1970年代とともに終了・・。
1980年に社会人となり、境遇・時代の変化とともに音楽の楽しみ方も徐々に変わっていきます。
                                      



★アナログLPレコード時代の終焉
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今は携帯・PCに気軽に好きな曲をダウンロードする時代。我々世代は塩化ビニールのレコードで音楽を聴くのが当たり前、EP450円・LP2,000円・2枚組は3,000円でした。(当時の物価では高価な買物)
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アルバムジャケットの芸術性も含め、LP1枚ごとに今も大きな愛着があります。針を落とす時、ブチッというアナログな温もり。スプレー・埃クリーナーでレコードは大事に扱っていました。ステレオは4チャネル時代、コンポに何十万円もかける散財マニアもいて、音楽は本当には金がかかる時代でしたね。

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1980年になると貸しレコード店が大ブーム。お気に入り曲のカセットに録音することに没頭した時代です。音楽はレンタル文化がトレンドとなり1982年CDが初登場。LP時代は終焉期を迎えます。
毎日々LPを磨り減るように聴き、皆同じヒット曲を共有化する懐かしい時代が去ってしまいました。
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★1980年代前半(AORやフージョンのブーム)


80年代はAORという大人志向のおしゃれな音楽がトレンド。カセットに録音したお気に入り音楽を流しながらドライブすることに目覚めた頃。ボズスキャッグス、クリストファークロス(エルトンジョンと同様に声と姿に落差があったなあ)、ボビーコルドウェル、エアサプライなどがその代表格です。
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その他にもランディグッドラム、ピーターセテラ、ジョンオバニオン、エアプレイ、ロビーデュプリー、アレッシー、アハ、リチャードマークス、ジムフォトグロ等、沢山聴きました。こら、軟弱~と言うなかれ・・!


(左)クリストファークロス「アナザーページ」・容姿と声の落差に驚愕 (右)ア-ハ「ハンティングハイアンドロウ」c0119160_0335514.jpgc0119160_9113787.jpgc0119160_1817158.jpg
          (中)エアサプライ「ロストインラブ」 軟弱だったけど好きだったね~。


  (左)ピーターセテラ、シカゴから独立しバラードソロ歌手へ  (右)ブライアンアダムス「レックレス」c0119160_18132444.jpgc0119160_18144560.jpgc0119160_1815425.jpg
      (中)リチャードマークス「リピートオフェンダー」、美しいバラード「ライト・ヒア・ウエイティング」


大ブームとなったフュージョン系(ラリーカールトン、リーリトナー、ジョーサンプル、パットメセニー、アルクルー、エリックタグ等)も好きでよく聴いたものですが、もうこれ以上アルバム名盤の写真を載せるのは限界に近いのでフュージョンやクロスオーバーと呼ばれた本ジャンルの紹介はやめときます。(満載で・・、手一杯)
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★1980代後半から昭和の終焉(バブル時代へ)

80年代はもう新しい感じがしますが,まだ小生にとって非常に魅力的でした。音楽の幅が更に広がり明るい印象があります。巷の好景気(バブルに向うのですが・・)も影響してるのかな。ファンキーなシンディローパーは実に楽しい!Mジャクソン、ライオネルリッチー、Bスプリングスティーンらの大物が終結して「ウィーアーザワールド」のライブエイドが開催されたのも大きな印象に残ります。
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(左)ホール&オーツ「リッチガール」、「サラスマイル」時代がいい(右)シンディローパー「タイムアフタータイム」c0119160_0542156.jpgc0119160_0545765.jpgc0119160_0551399.jpg
     (中)フィルコリンズ「ノージャケットリクワイアド」、ジェネシスから独立しヒットメーカーに。


B.スプリングスティーンの人気は絶頂を迎え、ボブシ-ガー、ケニーロジャース等のアメリカおじさん達も渋い野太い声で頑張っておりました。 ホール&オーツはデビュー当時の泥臭く渋い感じがよかったのに、途中から小洒落れた人気POP路線に転向してしまったのがちょっと残念かな・・。


(左)ケニーロジャース「愛ある限り」バラード調のカントリーロック (右)Jガイルズバンド「堕ちた天使」c0119160_05735.jpgc0119160_112555.jpgc0119160_0575880.jpg
        (中)ボブシーガー「奔馬のごとく」、「アゲインストザウインド」も渋くていいね。


アイルランド出身のU2は、アルバム総売上は1億7千枚を越え、グラミー賞獲得22の偉大なロックバント。
リーダーのボノは世界的慈善活動家でありヨハネパウロ2世や米国大統領とも面談、ノーベル平和賞候補にも何度もノミネートされています。スターシップの「セーラ」は新婚旅行時に流れていた思い出の曲。


 (左)ティアーズフォーフィアーズ「シーズオブラブ」 (右)スターシップ「フープラ」 Jエアプレインの流れc0119160_111951.jpgc0119160_121328.jpgc0119160_131243.jpg
              (中)今や世界的な大御所となったU 2「ヨシュアトゥリー」

 (左)カーズの「ドライブ」はいい曲だねエ・・      (右)ハート「アローン」、硬軟自在の女性ロックバンド
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                (中)ホイットニーヒューストン「ボディガード」
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その他にはREOスピードワゴン、ヒューイルース&ニューズ、シンプリーレッド、リップスプリングフィールド、ハワードジョーンズ、クール&ザ・ギャング、ワム、マドンナ、カルチャークラブ、プリンス、コリーハート、ドンヘンリー、グレンフライ、バングルス、ナック等が活躍しましたが、もうジャケットを飾る余地がないので、名前の羅列だけで勘弁してください。


(左)エアロスミス(個人的には初期のドリームオンのほうが好き)、(右) ヴァンヘイレン♪ジャンプ!
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           (中)キッス「地獄への接吻」、「べス」はバラード調の名曲

産業ロックの面々もさらにPOPに楽しくなってきました。「ロックはビジネスじゃない。反逆心を持て」とか言っても仕方ねーよ。ベトナム戦争も終わって裕福時代の若者にそれを求めるのは無理・・。
80年代ハードロックはヴィジュアル、エンターテイメントに徹しており、それはそれでよいのでは・・。


(左)デュランデュラン「セブンアンドラクドタイガー」  (右)デフレパード「ヒステリア」、実にカッコイイ!c0119160_1173561.jpgc0119160_118554.jpgc0119160_1182329.jpg
       (中)ボンジョビ「ワイルドインザストリーツ」、POPなハードロックは日本でも大人気


80年代はパンクロック・前衛テクノ系も大きな足跡を残し、トーキングヘッズ・ブライアンイーンノなどが活躍。                               
ヘビメタもあまり聴かなかったけれど、デフレパードはいいですね!「ヒステリア」はハードロックのシンプルサウンドに現代テクノロジーを融合させた完成度高い名盤です。(全部シングルにしてもいい位の曲ばかり)
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                       洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(その4:最終編)へ続く
                                           

  by rollingwest | 2008-03-18 19:06 | 洋楽(ロック・POPS) | Comments(20)

<2008年3月>洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(自分史):(その4:最終編)

↓洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(その1)~(その3)から続く

                         洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(その1)
                         洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(その2)
                         洋楽(ロック・POPS)に魅せられて(その3)



★平成以降(もう、よくわからない・・)

ラップやヒップHOPが主流となると、もう小生は洋楽への興味を殆ど失ってしまいました。
かつて私は日本のロック・POPS(アイドル歌手のイメージ)なんてアホらしくて聴いてられるか~なんて感じでしたが、平成以降はJ-POPの高い音楽性に敬服!洋楽を崇拝・愛聴したのも今は昔。
1990年以降の洋楽で何が名盤だったのか殆どわからない・・・。私には暗黒マダラ模様~な時代。


     (左)ガンズ&ローゼズ「アペタイドフォーディストラクション」       (右)REM「アウトオブタイム」c0119160_21422144.jpgc0119160_21523845.jpgc0119160_2265674.jpg
                    (中)ニルヴァーナ「ネヴァーマインド」

産業ロック風潮に反発するように登場したのがパンク系やオルタナティブと呼ばれるハードロック。
セックスピストルズ、アイアンメイデン、メタリカ等が功績を残したと聞いていますが、小生は当ジャンルに疎くてさらりとジャケットのみ紹介させていただきます。ニルヴァ-ナの「ネバーマインド」は名盤との評判ですね。
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    (左)オアシス「モーニンググローリー」     (右)サンタナ「スーパーナチュラル」、グラミー賞で復活c0119160_21553787.jpgc0119160_21561311.jpgc0119160_21565332.jpg
    (中)レニークラビッツ「自由への疾走」、賛否あるようだけど私は彼のロックは大好き


90年代を代表するバンドは、オアシス、REM、レッドホットチリペッパーズ、レディオヘッド等ですが殆ど聴く機会がなかった。今後トライしてみます。(趣味に合わないかな) ハードロックではガンズ&ローゼズやレニー・クラビッツ(70年代雰囲気が漂う・・)は硬派でなかなかのお気に入りですね!
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コールドプレイは実に素晴らしいバンドです!まだ皆若いのに、こんなにも完成された美しい音で独特世界を表現できるとは!一挙に大ファンとなりました。「パラシューツ」・「静寂の世界」も必聴オススメ!
ザ・ラスマス(フィンランド)も洗練された迫力あるロックサウンドを聴かせてくれてお気に入り!

(左)コールドプレイ「X&Y」、実に素晴らしい名盤(右)イーグルス復活「ロングロート・゙アウトオフ・゙エデン」
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        (中)ベンフォールズ「ロッキン・ザ・サバーブス」、ソロになっての名盤


懐かしいサンタナが2000年に「スーパーナチュラル」を発表しグラミー賞で史上最多9部門制覇のニュース
は実に嬉しいことでした。以前と変わらぬカルロスサンタナの美しいギタープレイは神の技です。
そしてついにイーグルスが新アルバム「ロングロート・゙アウトオブ・エデン」を28年ぶりにリリース(ウエストコーストサウンド雰囲気が充実!(^o^)) ツェッペリンも再結成!今もおじさん達が頑張ってるのが素晴らしい!




★マイ・フェイバリットの名盤 (心に残るアルバム・アーティスト)

最後に、私が大好きな名盤たちを紹介いたしましょう。

最高に崇拝するアルバムは今もイエスの「危機」。これこそプログレロックの金字塔的作品であります。
5年前(在阪時代)イエスが黄金期メンバーでの来日公演。ジョンアンダーソンの澄み切った声、スティーブハウのギター、リックウエイクマンのキーボード。30年前に夢中になったサウンドが当時と違わず再現され大感激!


     (左)私の人生で最高名盤イエス「危機」、(右)ピンクフロイドの中期名盤「原子心母」
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             (中)ムーディブルース「セブンスソジャーン」、人生のベスト3名盤

ムーディブルースの「セブンスソジャーン」は日本で殆ど評価されていないのですが、私の中では名盤中の名盤!美しいメロディ・澄み切った声で連続展開される夢幻の世界!何度聴いても感動しますね。プログレの雄・ピンクフロイドは初期名盤「原子心母」が一番好き。「おせっかい」「ウォール」もGoo!
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大学時代はフリートウッドマックが大好きでした。POPなサウンドにスティービーニックス(女性)の不思議な声がミックスした魅力的なバンド。初期はクリームやジョンメイオール等と並ぶ渋~い白人ブルースだったのだ!

 (左)イーグルス「テスペラード」初期の最高名盤、 (右)アルスチュワート「イヤーオブザキャット」c0119160_6412715.jpgc0119160_642109.jpgc0119160_6431193.jpg
      (中)フリートウッドマック「噂」、白人ブルース゚ファンにとってはPOP路線変更は残念らしい。

アルスチュワートの「イヤーオブザキャット」は超名曲でした!静かな弾き語りから始まり、後半でクライマックスを迎えるサックスと泣きギターのコラボレーション。嗚呼いいねえ・・、青春時代の思い出が鮮明に甦る。


 
(左)ボストン「ドントルックバック)」(最高名盤!) (右)10CC「愛ゆえに」(アイムナット&ピープル~インラブ!)c0119160_6545412.jpgc0119160_6553339.jpgc0119160_6555861.jpg
     (中)アランパーソンズプロジェクト「アイロボット」、一度聴くべし!実に素晴らしい。

アランパーソンズプロジェクトはプロジェクト形式としては世界一売れたバンドです。コンセプトアルバム主体の作品は壮大なスケールとポップで聴きやすいサウンドが表現されています。10CCは名曲「アイムナットインラブ」「ピープルインラブ」が印象的な知的POPデュオ、透明感ある高品質な音を聴かせてくれます。
ボストンはゆっくりじっくりアルバムを完成させるので全作品とも秀逸です。特にこれが大好き!


   (左)イングランドダン&ジョンフォードコリー「秋風の恋」   (右)エリックカルメン「サンライズ」c0119160_6581949.jpgc0119160_6584785.jpgc0119160_6591363.jpg
            (中)アートガーファンクル「ブレイクアェイ」、済んだ声と名曲の数々
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美しいバラードの男性ボーカルはいいですねえ。イングランドダン&ジョンフォードコリーは大学時代に数々のヒット曲が心に刻まれました。そしてエリックカルメン「恋にノータッチ」や「オールバイマイセルフ」(ラフマニノフ協奏曲のモチーフ曲)。失恋した痛手もあり、今も当時のセンチメンタルな気分になりますなあ・・。


 (左)ブレッド「ギターマン」(イフもいい曲だね・・) (右)サイモン&ガーファンクル「明日に架ける橋」c0119160_713749.jpgc0119160_715830.jpgc0119160_722273.jpg
     (中)ニルソン「ウィズアウトユー」、 絶唱!♪アイキャン・リ~ブ、リビンウィズアウチュ~!♪

そして洋楽黎明期(15~17才)の頃は、初期のエルトンジョン、ブレッド、ニルソン(ウィズアウトユーは今もカラオケで絶叫する最も得意曲)に夢中となりました。誰でもそうだと思いますが、やはり思春期の多感な時期に感動した音楽こそが自分の一生で「心に残る思い出の名曲」となるのでしょう・・。
自分にとっては、サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」がその象徴曲となっています。
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★おわりに


自分の中での洋楽名盤40年をあらためてレビューしてみましたが、前半20年間(昭和)と後半の20年間(平成)で取り上げたアルバム数の構成比はなんと9割以上が昭和時代のものでした。
当然誰しも青春時代に聴いた名盤が最も心に深く残るものであり、主観的理由が大半と思います。
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しかし以下のような背景もあるからではないでしょうか。(1)やはり1960年後半から1980年にかけてが、ロックが最も進化・発展した歴史的な20年だった。 (2)世の中の文化・価値観が均一に近く(例:紅白歌合戦の視聴率が8割)、皆が同じものを見聴きした強い共有意識 (3)レコード・オーディオは値段が高く、マイアルバムを一度買ったら大事に聴く心構え・入れ込み感を持っていたこと

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今も洋楽カラオケを友達と唄うとき、サビの部分やアレンジの細かいところは自然な感じで曲が湧き出て一緒に唱和することができます。青春時代にレコード針が擦り切れるまでこだわりをもって聴いた名曲は色褪せず体の隅々にまで刻み込まれているからなのでしょう。今後一生ともに・・・。

                                                      おわり
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   長文にわたり、自己満足の世界にお付き合いいただき誠にありがとうございました。

  by rollingwest | 2008-03-17 21:35 | 洋楽(ロック・POPS) | Comments(28)