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<2010年3月13~14日>早春の越後(2010)・蒲原平野:月岡温泉家族旅行



★はじめに

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3月中旬、新潟の「月岡温泉」に行ってきました。1年ぶりの家族旅行(昨年は娘の高校入学祝いで伊豆旅行)でしたが、今回は両方の母親をご招待。最近それぞれの伴侶(我々にとっては父親)を亡くし一人暮らしとなったので、たまには孫の顔でも見せて温泉で慰労する親孝行企画でした。

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早朝6時に自宅出発、関越経由で埼玉東松山の義母を迎えに行き、柏崎には昼に到着。昼食後に実家を発ち、北陸自動車道・燕三条ICから越後平野を走っていきました。本当に広大な平野だ!

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越後平野は別名「蒲原平野」とも呼ばれ、日本一の米どころです。昔この辺りが広大な湿地地帯で潟が点在したことが蒲原の名の由来と思われます。蒲の穂が多く茂っていた風景が目に浮かぶ・・


             .........広大な蒲原平野、山形と新潟を結ぶ羽越本線の電車が行く........
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小生、新潟県出身なのに月岡温泉・瓢湖周辺は初めての訪問でした。それにしても360度の感覚で地平線が見える広大な穀倉地帯。あらためてコシヒカリの一大生産地のスケールには驚きです・・。




★国産原油の里を訪ねて


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日本は石油消費量(年間約2億KL)の99%以上を輸入に頼る石油無資源国ですが、現在も新潟や北海道・秋田で細々と国産原油が採掘されています。わが故郷・柏崎は日本石油産業発祥の地、そして蒲原平野の新津・黒川もかつて大きな油田が存在しました。国産原油の歴史探訪・・


     ......(左)日本最古の機械堀り井戸櫓   (右)新津(現・新潟市)の「石油の世界館」........
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鉄道や石油の街として知られた新津市は、現在は新潟市の一部(秋葉区)となってしまいました。
市町村合併は時代の流れとはいえ、街・独特の風情・歴史が埋没していくようで何か惜しい気がします。折角の機会、近代産業発展に貢献した国産原油の歴史を「石油の里公園」で見てみよう。


     ........(左)原油汲み上げポンピングパワーの木櫓  (右)草創期の国産原油採取の仕組み.......
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       ......... 「石油の世界館」のロビー長椅子には石油鉱夫の蝋人形が座ってた~.......
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ここには古より地表に石油が滲み出て草水くそうず)と呼ばれていました。明治時代、金津村庄屋の中野貫一が開坑して原油を採掘し精製販売を開始。中野石油王の住宅や油田関連施設・石油櫓等が「石油の里公園」「石油の世界館」として残されており、当時の面影を偲ぶことができます。


       .......(左)原油櫓が乱立した明治時代の新津風景  (右)地球や石油の歴史を辿る........
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    .....(左)L型採油装置 (中)原油輸送パイプの石油遺構 (右)原油採掘装置のバルブ.......
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09年経産省が、幕末~昭和初期の国内産業近代化に貢献した全国各地の建造物を「近代化産業遺産33」として認定され地域史・産業史ストーリーに纏められました。「新津油田・石油の里公園」も「我が国近代石油産業の歩みを物語る近代化産業遺産群」の一つとして登録されています。

             リンク:「我が国近代石油産業の歩みを物語る近代化産業遺産群」


       ......「石油の里公園」に残る近代産業遺産(ブロック製の原油タンクやパイプライン).......
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日本書紀」には「668年、越の国から燃ゆる水が天智天皇に献上」と記されており、滋賀の近江神宮と黒川村(越後蒲原)では、この故事に因んで「燃水祭」の儀式が毎年7月7日に行われます。


        .......(左)天智天皇への「燃土燃水献上図」  (右)近江神宮の「燃水祭」......
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関西勤務の頃、近江神宮「燃水祭」に2回出席し挨拶する機会を得ましたが、柏崎出身ということで滋賀の方と話が弾みました。でも現在の柏崎にはもう石油産業発祥・遺構は存在していません。


    ........(左)「黒川油田」昭和17年の風景  (右)かつて柏崎には「日石製油所」があった。.......
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石油の歴史に日頃触れることのない家族達も石油館の展示物を興味深く見ていましたが、そろそろ出発~。次の目的地「瓢湖」に向わなければ・・。外は小雨が降り始めて、結構冷えてきたぞ・・。





★白鳥の湖・「瓢湖」


         .......(左)冷たい雨で煙るグレー色の瓢湖にて (右)色異なる2羽の鴨........
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新津の里から阿賀浦橋を渡り阿賀野川を越えると、旧・水原町(現・阿賀野市)に入っていきます。
ここに白鳥の湖として有名な「瓢湖」があります。用水池の形が瓢箪に似ていたことから、こう呼ばれます。昭29年、飛来した野生・白鳥の餌付けに吉川重三郎氏が全国で初めて成功したのです。


             ............餌を上げると鴨たちが群がってきた!Come on~!........
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     ......瓢湖の中州で寛ぐ数羽の白鳥 (大陸に渡らずに日本で過ごすのかな・・?).......
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この湖は08年にラムサール条約に登録されています。今年の春は寒い日が続いたので白鳥が多く残っているかな・・と期待しましたが、やはり3月中旬なのでもう殆ど飛来してしまっていた。例年、怪我で飛び立てない白鳥が数羽はいるようですが、中にはここが気に入り住み着いている奴も・・。

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餌を求めて鴨ばかりが群がって来ましたが、白鳥の冬姿は地元HP・掲載写真↑でご容赦下さい。
しかし3月半ばなのにチラホラと雪が舞い始めてきた・・。おお、寒い~!早く温泉に浸かりたいね~。
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★お肌ツルツルの湯で有名な「月岡温泉」


本日お目当ての「月岡温泉」に16時頃に到着~!玄関お迎えから素晴しい気遣いのおもてなし!
仲居さんの丁寧な説明を受けた後、浴衣に着替えてさあ温泉に入りましょう!その前に写真をパチリ


           ........月岡温泉に到着!まずはお茶を一服。2人の祖母に囲まれて.......
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      ......(左)白玉の湯「泉慶」、岩の露天風呂  (右)夕暮れの月岡温泉と温泉の煙........
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月岡温泉は新潟の奥座敷・歓楽温泉のイメージがありましたが、北陸の由緒ある温泉の様な印象を受けました。歴史は意外と新しく大正時代、石油開発目的で掘削したらたまたま湯が出たとのこと
柏崎温泉と同じで石油臭い湯は実に懐かしい~!美人名湯と云われるだけあり、お肌はツルツル!


        ...........大満足だった素晴しい食事、個室部屋で高級感もサービスもバッチリ!........
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      ......温泉卓球を楽しむ女戦士!特に東松山のおばあちゃんが予想外に強かった。........
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食事も美味しく、一品一品に心がこもっており高級感にも溢れて皆は大満足~!食事後は温泉の定番、卓球を楽しみました。寝る前にもう一度お湯に浸かり、女性陣はますます美人のお肌に・・。



           ............卓球バトルの後はもう一度「美人の湯」に入ってリフレッシュ!........
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「白玉の湯・泉慶」は月岡温泉のハイグレード(2~3万円の高級感あり)旅館ですが、閑散期だったためか期間特別料金で1万円後半のお得な値段でした。また来てみたいと思わせるお勧めの宿だ!





★雄大な蒲原平野と日本海奇勝・海岸道を走る


月岡温泉を朝早く出発して2日目は新潟市内に向かって車を走らせます。蒲原平野は実に広い!
人工物が殆どない地平線光景は何度見ても驚いてしまう。川の流れも気分もユッタリとして緩やか・・


           ...........翌朝温泉を出発し、蒲原平野の川風景を見渡す!雪山が遥かに・・.......
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信濃川・阿賀野川下流は人口増加の近世後、新田開発で農耕地を広げてきましたが、低湿原開墾地は度重なる洪水と悪い水はけに悩まされ続けました。 飯豊・会津・上越の豪雪山脈から流れ来る雪解け水は余りにも豊富過ぎるからです。しかし長足進歩した治水技術が現在の田園風景に・・


   ......何たる広大光景!建物が一つもなく地平線が見渡せる!日本一の米処「蒲原平野」.......
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雄大なる蒲原平野を相当距離走り、新潟中心部(空港・港湾部)を脇目に見て信濃川を渡って行きました。蒲原平野を見渡す如く越後中央部に鎮座する2つのなだらかな山は「弥彦山」と「角田山」



             ...........早春の田んぼに浮かぶ「弥彦山」と「角田山」の遠景........
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田園風景から海岸線に出て行くと、ここからは「越後七浦」と呼ばれる奇岩奇勝が続くシーサイドラインに入ります。日本海は比較的穏やか・・、空も徐々に晴れ渡ってきて佐渡ケ島も遥かに望めました。



     ........「越後七浦シーサイドライン」を走れば、岩壁に釣り人。堤防のミニ灯台に荒波寄せる。......
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 .......白波は寄せ、遠浅の砂浜に吸い寄せられてまた消ゆる。 (右)「獅子ケ鼻」の断崖絶壁.......
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★越後総鎮守・「彌彦神社」から「寺泊魚市場」へ


蒲原平野に鎮座する弥彦山の麓に鎮座する「彌彦神社」は、古より「いやひこ様」の敬称で新潟県人に尊敬の念をもって親しまれています。祭神は天照大御神の御曾孫にあたる「天香山命」です。
小学生の頃、家族旅行で両親と神社参詣に何度か来たなあ・・。社殿はいつも威厳に満ちている。


   ......越後随一の古社「彌彦神社」にも石油産業の遺構(蒸留タンク)が保存されていた!......
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2年前の秋に国上山(上杉謙信や良寛などに縁ある国上寺)を訪れた時、久しぶりに彌彦神社に参拝しロープウェイで弥彦山にも登りました。(そのレポートは下記リンク記事からご参照)。おっ、何と社殿の中にも国産原油の遺構(日本石油製油所で使われた蒸留塔)が展示されているではないか!


             ...........弥彦山・2景(冬の雪原&黄金色・実りの秋)........
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                            リンク:秋の越後路(歴史と実りの風景)を訪ねて

弥彦山の標高をあらためて確認すると634m、何と東京スカイツリーと同じ高さなのです。尖鋭なる電波塔と、丸くなだらかな山容の弥彦山と高さが全く一緒とは気がつかなかった・・。越後人の心を癒す弥彦山を後にして、次は日本海の幸が溢れる「寺泊市場」。ここは全国的に有名な観光スポット!
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                .......新鮮な魚が豊富に並ぶ「寺泊市場」........
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この市場はいつ来ても活気に溢れ、観光客が多く賑わっています。とにかく魚の種類が多く品揃えが豊富。見ているだけでも十分楽しい!寺泊名物「浜焼き」は旨そうだけど、ちと値段が高いなあ・・

                .......寺泊の名物「浜焼き」(串刺し海鮮)........
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わっ、何だ、これは~?!エイリアンみたいな悪魔の顔をした不気味な干物がぶらさがっているぞ!
実はエイ干物の裏側が悪魔に見えるのか!よくできてるねエ~、エイ・リアルなん?(oyaji gyag sira~)


       ..........(左)活気溢れる市場の店内 (右)エイ干物が「デビルフィッシュ」になっている!......
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海産物のお土産を購入し、海岸線を南下していくと出雲崎町に入ります。ここは良寛さんや日本石油創業者・内藤久寛、猫わか様などを輩出した由緒ある天領の里。芭蕉が奥の細道で詠んだ名句「荒海や佐渡に横たふ天の川」、黒人演歌歌手ジェロの「海雪」もこの出雲崎が舞台となりました。


  ......(左)出雲崎の良寛堂&良寛像 (中)石油公園と内藤久寛 (右)何かと話題の柏崎原発.....
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出雲崎も国産原油が海から採掘された由緒ある場所、「石油記念館」があるので一度御覧あれ。刈羽村に入り世界最大級の「柏崎・刈羽原発」を通過。07年7月中越沖地震では構内火災シーンが衝撃的でした。原子炉再開も安全に対する地元感情とエネルギー政策の挟間に揺れ動いています。


   .......柏崎に到着。実家から仰ぐ米山、威厳ある新雪の姿で白く雄々しく輝いていた!.....
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柏崎に13時半に到着。お袋を実家に送ってお茶で団欒後に帰京の途へ・・。故郷の名峰・米山は、昨日降った雪が威厳ある白銀姿で輝いています。東京に向う関越道からは越後三山や谷川岳の新雪姿が本当に素晴しかった!寒かった3月はこんなにも美しいパノラマをプレゼントしてくれました。


       .........前日に降った新雪が美しい「越後三山」&「谷川岳」 (関越道経由で帰京)........
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             .........今回辿った越後周遊コース (地図をクリックすると拡大表示)........
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蒲原平野をジックリ走ったのは初めてですが感動的な風景でした。水の恵み・美味しいお米、世界一の豪雪・日本列島の地形・気候が我々に恵みを与えてくれる穀倉地帯の姿を今更ながら再認識・・
今回柏崎から月岡温泉周遊距離は220km、川崎からの総距離650km、やはり新潟県は長大だ。


          .........久しぶりに楽しい家族旅行でした!(彌彦神社をバックに)........
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親孝行したい時には親はなし」、まだまだ元気でいてほしいおばあちゃん達。この旅行会は来年も再来年もやりたいと思う・・。何事も健康第一であればこそ実現できた2日間だとコチラも再認識・・
毎日、寒い天候不順の日が続きますが、皆様体調管理のご留意を!


                                                     おわり



次回は「大和路・思い出の旅レビュー(その1):奈良・西の京・斑鳩編」をお送りします。
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  by rollingwest | 2010-04-14 00:00 | 故郷の風景 | Comments(52)

<2010年3月4~5日>八丈島レポート


★はじめに

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先日、取引先の一つである八丈島の販売店さんが移転新設オープンした際に、お祝い金持参で訪問する機会(離島の地熱・風力発電所の見学研修も兼ねる)に恵まれました。滅多に行ける場所ではないのでチト心も弾みました。誰?仕事のフリをして遊びに行ってるんじゃないかと疑ってる人は・・

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伊豆七島」の呼び方をよく耳にしますが東京島嶼・伊豆諸島で本土寄りの有人島の総称らしい。具体的には大島・三宅島・神津島・新島・利島・御蔵島、そして八丈島が該当するとのこと。でも式根島・青ヶ島も有人島だしなア・・、yoku、wakaran。小笠原諸島も東京都だけど南方過ぎて別区分


    ........(左)伊豆諸島の交通路  (右)八丈島の地図(2つの火山から成層した)........
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八丈島は伊豆諸島の中では人口が一番多く8,800人(因みに大島が僅差で8,700人)、JET機の航空路と東海汽船の航海路があります。面積は69k㎡、周囲は59kmで瓢箪の形をした島です。

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瓢箪の地形構成は、「八丈富士」(端正な形)と「三原山」(活火山で大島も同名火山)の2火山から、ヒョッコリ・ジックリと成層された島です。海に噴出した溶岩が繋がり合い島の平地を形成したとのこと
まずは発電所レポート(研修ですから・・)を最初に、後程に島の自然・歴史、名産物などをご紹介~!




★意外と近い東京都の離島


過去、伊豆大島・三宅島・神津島も訪問したことがあり、東海汽船フェリーで相当の時間がかかった記憶が残っています。それらの島より遥か南部に位置する八丈島は遠き島のイメージがありました。
しかし羽田空港から八丈島には何と45分で到着するのだ!距離は遠いが、時間的には近い島!


             ........(左)羽田空港を飛び立つ  (右)窓から京浜工業地帯を俯瞰........
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難点は不安定な航路条件・・。ガスに覆われやすい島の気象なので羽田を飛び立っても島に着陸できず飛行機が逆戻りすることが多々あるとのこと。1日3便しかない中、気象によって生活影響が大きい(人や物資の往来が頻繁に変わる)ので、島民は毎日ネットで空港ダイヤをチェックしています。


         .......「八丈島空港」に到着~! 末広がりの形・「八丈富士」の麓にあった。..........
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八丈島空港の背後に聳えるなだらかな円錐形山は有名な「八丈富士」。形は文字通り「」だ~!
空港を降り車に乗り換えて島移動!当然ですが、島の車は全て「品川ナンバープレート」でありました。

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新装オープンした販売店さんに向かう途中、八丈富士の麓を東から回りこんで行くと、海に浮かんだ「八丈小島」が見えてきました。烏帽子のごとく何とも形のいい島だ!この島にはかつて人が住み村が存在しましたが、昭和40年代に全島民が移住してしまって、それ以来無人島となったのこと。


           ........「八丈小島」は海に浮かぶ烏帽子岩のような威容を誇る。........
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あっ、八丈小島↑の方が「」の漢字体に近いかも~! (八郎のつぶやき・・)





★販売店さんへのお祝い持参&地熱・風力発電所の見学


リニューアル改装した販売店さんに到着。道路収用に伴う隣接代替地への移転ですが、敷地も拡がり立派な店舗になっていました。事前にお届けしていたお祝いの花(ラン)も綺麗に飾られています。改めて社長に御祝儀もお渡しし、今後のご商売発展を祈念しました。(宿題案件の方も解決処理)

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午後は島内のもう一つの販売店さんの訪問を終えて、東電・八丈島地熱風力発電所の見学です。
代替エネルギー発電はCO2削減に向けた環境事業の一つですが、八丈島の発電方式は地熱・風力をベースとし火力発電がバッファー補完します。この連携をコンパクト・低コストで運転するモデルケース事業。

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地熱エネルギー源は、八丈島の活火山「三原山」の地下に存在する高温マグマで加熱された水蒸気でタービンを回して発電しています。島内に7つも温泉があるというのだから驚き!まさに火山島だ!
また島位置は台風の通り道でもあり強風に晒される場所。島民電力を賄うのは自然エネルギーです。


          ........地熱発電の仕組みを解説 (クリックすると拡大閲覧できます)..........c0119160_13462831.gif c0119160_1348975.jpg 


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火山国・日本は地熱発電もポテンシャルを有していますが、国立公園内での建設となり、生態系や自然環境保護、景観保全など解決すべき課題が多いとのこと。風力発電も台風対策や低周波健康被害等のネックもあり、新エネルギー導入といってもなかなか一筋縄では行かないようですね。




★八丈島の見所を紹介


先に紹介しましたが、八丈島は2つの火山から成層された溶岩島です。八丈富士はもう活動していませんが、富士火口には何と深い森林が存在している!こんな珍しい光景があるのかと驚き~!三原山周辺には数多くの滝や原生林が多く残されており、八丈島はまさに水と森の島なのです。

   .....(左)八丈富士・遠望 (中)八丈富士火口にある地下森林  (右)三原山にある大滝......c0119160_14172512.jpgc0119160_14175441.jpg
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その豊かな森林・渓谷風景がつくられている理由は、頻繁に来襲する台風や黒潮海流から発生する霧や雨からもたらされる豊富な水です。八丈島は日本で3番目に雨量多い場所なのだそうです。全国1番は屋久島と紀伊半島が競い、ともに巨木が林立し、渓流が多く存在する世界遺産の地。


        .......「南原千畳岩」に渦巻く太平洋・外海の怒涛(八丈小島は雲の中).........
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海に流れて冷え固まった溶岩は「南原千畳岩」という奇観も造り上げていました。千畳岩海岸は墨の様な真っ黒な岩壁が柱状節理状に残り、激しい波で侵食されていました。Zaza~n・Dodo~n!


            ...........千畳岩に押し寄せる波しぶき、遥か先には「奈古の鼻」..........
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八丈島の海は黒潮の流れに乗って様々な魚がやってきます。ムロアジ・カンパチ・イソマグロ・カツオなどの回遊魚や珍しい魚も見られ、まさにダイビングや釣をする人にとっては天国のような場所です。


       ..........岩場・海底棚などバリエーション溢れる海底地形、黒潮がもたらす魚の宝庫..........
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八丈島のキョン!」ガキデカ・こまわりくんが叫ぶ懐かしいフレーズを知る人はもう50前後の年配。キョンは鹿の一種で、きめ細いなめし皮が最高級品のセーム革になるそうです。野生化すると農作物を食い荒らすキョンは植物園内に僅かに飼育されているだけで今は殆ど目立たない存在です。


  .....(左)キョンに挟まれるこまわりくん (右)流罪された宇喜田秀家と豪姫(秀家正室)の像.....
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八丈島は漂流者・流人によって文化が築かれてきた島です。始皇帝時代には不老不死薬を求めた一行が遭難し千人もの人が漂着したとのこと。源頼朝の父・為朝や宇喜田秀家(関ケ原西軍側で敗れ、家康に八丈島へ流された)等の歴史上の人物達も失意の内に島の土を踏んだことでしょう。



 

★八丈島の名産品


伊豆諸島名産といえば筆頭は「くさや」。ウンチの様な臭いで小生も含めて苦手な人は多いですが、こよなく愛する酒飲みファンもまた多い。干物製造で同じ塩水を繰り返し使用して魚体微生物が発酵し独特の臭い「くさや液」ができたらしい。会社に土産で持って帰ったら酒飲み達が群がってきた・・


    ......(左)「くさや」(ムロアジやトビウオ)と「島唐辛子」 (右)「あした葉」&「あしたば蕎麦」.......
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島のもう一つの名産は「あしたば」(明日葉)。「葉を摘んでも明日には芽を出す」という生命力が強いセリ科植物で強壮・健康食品としても有名です。天ぷらやおひたしで食されますが、これを原料とした「あしたば蕎麦」も名産品。そして島唐辛子の辛さは半端じゃありません。ヒーヒー、涙が出るぞ~


       ........島の名店「あそこ寿司」、有名な政治家や芸能人も訪れる旨い鮨屋.......
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伊豆諸島の「島鮨」はネタがやや醤油がかった濃い色をしています。夕食は地元名店鮨屋に入り、新鮮な魚介・海産物を堪能!ここには多くの有名人が来店していました。「マイウ~」と目を細めるホンジャマカ石塚の写真もあるぞ。何とこの店には、あの小沢一郎(釣り好き)がお忍びでよく来るらしい。


     ........(左)「島鮨」(醤油色の漬けネタが特徴的)   (右)干し「岩海苔」のバター添え.........
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八丈島の酒はやはり焼酎!鹿児島の芋焼酎づくりの人が漂着し本島の酒文化を形成したらしい。
アオチュウ(青ヶ島焼酎)は絶品の味!結構な量を飲んでしまいましたが、翌日は全く残りません。
店のご主人がマムシ焼酎もご披露。精力がつく酒ですが、悶絶したマムシの姿が生々しい~(震)


     ........(左)アオチュウ(青ヶ島焼酎) (中)島焼酎の名品の数々 (右)マムシ漬け焼酎.......
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亜熱帯性気候の植生はヤシ・シダ等が自生繁茂しますが、美しい南国の花の名産地でもあります。
八丈富士裾野ではハイビスカス・ストレリチア・フリージア・シンビジウム等の観葉植物が多く栽培されています。


    ...... (左)ストレリチア(極楽鳥花) 八丈の象徴花たち  (右)ブーゲンビリアフリージア........
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★八丈島よ、いざ・さらば


          .........翌朝は暖かい晴天日となった!ホテルから見る「奈古の鼻」.......
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初日は風が強く雨模様でしたが、一夜明けて快晴の青空、しかも初夏の様な暖かさとなりました。
懸念された飛行機も間違いなく羽田へ運航すると聞きホッと一安心。昨日巡回した2つの販売店さんに再度顔を出して激励とお別れの挨拶を済ませます。「南原千畳岩」を通過して八丈島空港へ。


    .....(左)車窓からの南国風景、ヤシの木道路  (右)空港前広場には極楽鳥花が咲く.....
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離島や山間部の人口減は全国共通の深刻な問題ですが、八丈島は意外と内地からの人が気に入って住み着く傾向が高い島だそうです。交通アクセスが比較的便利なことにあわせて、ダイビング・釣が趣味の人にとっては天国だし、豊富な植生に旨い魚、温泉も多く明るい雰囲気の島なのかも・・
 

  .......空港を飛び立ち帰京、「さらば!八丈島」!雲間からの島を望む........
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その昔は「鳥も通わぬ島」と謡われ遠い離島の代名詞の如く呼ばれた八丈島ですが、実際に訪ねてみると意外に近くて親しみがもてる東京都の島でありました。今回のような出張機会がなければ足を踏み入れることはなかったかも・・。「百聞は一見にしかず」、オイシイ出張にも感謝でゴザイマシタ~


                  .............大坂トンネル展望台から雲を被った「八丈小島」を望む.........
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山や都会歩きばかりのRWですが、たまに離島の風情や南国景色に触れるのもいいもんだね~


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次回は「早春の越後(2010)・蒲原平野:月岡温泉家族旅行」をお送りします。
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  by rollingwest | 2010-03-31 23:59 | 海の風景 | Comments(34)

<2010年1月16日>伊豆大仁・駿河湾パノラマの新春ハイキング


★久しぶりの登山復帰

                
昨年10月の親父逝去で久しく封印していた登山ですが、北海道日高ペテガリ岳(09/9月)以来、4ケ月ぶりに復帰して山の空気を吸いました。新春初山行は昨年同様に伊豆の山から開始です。

                          昨年1年間の山記録⇒ローリングウエスト山紀行:(2009年)



      ......朝の東名高速、この時はまだバス車窓から素晴しい冠雪富士が見えた!.......
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静岡在住時(3年間)は専ら南アルプスの難関峰制覇に挑むことが多く、沼津・伊豆の低山には殆ど目が向かなかったのは事実かな・・。しかしこのエリアは実に素晴らしい眺望を満喫できる山だなと後程に気付きました。今回は伊豆大仁で存在感を見せる城山葛城山発端丈山の3山に挑戦!

               
         ........今年初の登山は伊豆大仁の低山縦走(車窓から望む城山の威容).......
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Fツアー諸氏とは9月「御神楽岳」以来の再会!新橋駅に早朝集合し12名はいざ沼津へと向かいます。今回、地元の主・食山人氏は家庭サービス(今後の身の振り方に重要なポイント加算)で不参加


      ........昨年1月:Fツアー「金冠山」頂上でFリーダーと(後方には駿河湾越しの富士)......
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                          09年1月Fツアー「達磨山・金冠山」の記事

昨年新春の初山行は伊豆半島「金冠・達磨山」でしたが、富士山を駿河湾越しに望む感動的なパノラマを味わえましたね~。今年も同様角度で富士眺望ができる沼津南部の山旅に心が躍る!




★ロッククライマーが訓練に励む大岩壁・「城山」


沼津IC~下田街道経由で伊豆大仁(現・伊豆の国市)に入り狩野川沿いに走って行くと拳を握りしめたような迫力ある「城山」岩峰が目に飛び込んで来た。まるでミニ甲斐駒ケ岳のような感じだ・・!


            .......狩野川越しに見る「城山」はまるで拳のような威容を誇っていた!........
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          .........(左)城山登山口、いざ出発!  (右)歩き始めてすぐに竹林がお出迎え........
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登山口を8:30出発、まずは城山をめざします。暫く進むとあの垂直に屹立する大岸壁が眼前に迫ってきた。お~!ザイルを使って攀じ登るロッククライマーが数人いるぞ!怖くないのかね~?


      ........(左)直立する城山の大岩壁  (右)数人のロッククライマーが登攀に挑戦.......
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登頂コース分岐に荷物を置き、空身で登頂をめざします。頂上付近には夥しい地蔵群がありました。
そこから程なく登れば、伊豆の国市と狩野川を俯瞰する頂上絶景パノラマが我々を迎えてくれた~


               ........城山頂上付近にある地蔵群 (圧倒される数だねエ・・).......
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             ........城山頂上からの眺望:伊豆の国市街と蛇行する狩野川の流れ.......
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狩野川というと昔台風で大氾濫したことで有名な川ですが堤防に固めれらた風景ではありません。人工的ではなく自然な雰囲気がいい感じ・・、嘗て大災害に襲われた場所とは想像もできないね。





★絶景を望むならば・・「葛城山」


葛城山はロープウェイがあり、一般客が簡単に登れる観光で賑わう山です。しかし当日はハイシーズンとは程遠い冬の土曜日、我々以外は殆ど人が少ない状態だった。登山とは場違いなBGMが流れていたけれど・・(笑) さて昼食を広げビールをプシュ!最大人気はW辺さん定番の鰊漬けでした~!


     ......(左)雪がチラつく「葛城山」の山頂で昼食 (右)「沼津アルプス」全景がよくわかる!....... 
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M島女史は幹事N松さんの「駿河湾越しに素晴らしい富士が見えるよ!」という殺し文句に誘われ急遽参加されたものの、当日は暖かい日となり名峰富山はガスにお隠れになってしまいました~
「富士山いつ見れるんですか~?話が違う~!」時間を追うごと強まるプレッシャーにN松さん苦境・・・
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  .....葛城山からは駿河湾越しに富士絶景が本来見られる筈なのに~!(某HPより拝借掲載).....
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昨年は上記の如く絶景パノラマを満喫できましたが、今年は残念ながら富士の勇姿を味わえませんでした。「見えたはず~」の上記拝借写真でお許しください。でもここは何度来ても素晴らしい!


       .......葛城山頂上広場には、伊豆に流された少年時代の源頼朝の銅像が鎮座.........
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          .....内浦湾にポッカリと浮かぶ「淡島」(あわしま) ミニ富士みたいだ!.......
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城山・葛城山は、標高500m未満の小粒な山ですが、かつて戦国時代に北條氏の狼煙台があり、武田勢の進軍を小田原城に知らせたとのこと。北条・武田・今川は対立したり同盟を組んだり・・。
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★美しい虹と海上の南アルプスを満喫できた「発端丈山」


    
今度は駿河湾に入り組んだ伊豆・西北部(=沼津南部)の海岸風景を楽しみにして、本日LASTの発端丈山に向おう!元気な12名一行は腹ごしらえをして韋駄天・M本氏を先頭にしていざ出発!
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             .......「内浦湾」沿岸にはヤマハのマリーナが完備されている。.......
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葛城山から発端丈への登りは結構な急坂、頂上到着すると内浦湾の地形がより大きく見えてきました。驚くことに波は一切なく穏やかな海面は三浦半島油壺のような光景だ。まさに天然の良港!


       .......(左)大瀬崎からの富士山   (右)ここはダイビングで賑わう有名なSPOT.......
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マリーナの遥か奥にはチョコッと飛び出た松原砂洲があります。この辺りは大瀬崎と呼ばれダイビングSPOTとして有名、伊豆の海は深くプランクトンに溢れているため多様多種の魚が生息しています。


           .......雪もチラつく天候の中で、が突然現れた!.......
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発端丈山からも富士勇姿はついに拝めずでしたが、その替り2つの光景が楽しませてくれました。一つは綺麗な虹!雨上がりでもないのに出現したのはチラついた雪がスクリーンになったのかな?


     ........(左)淡島と三津の湊風景 (右下)駿河湾上に広がる白い帯は南アルプス!........
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もう一つは駿河湾上に浮かぶ南アルプスの大連峰!富士市街の上部には光・聖・赤石・荒川など名峰群が白帯の如く光り輝いています!虹と南アの光景、Mchi子様が特に感激しておりました。

                              リンク:「南アルプス」の特集記事はコチラから




★ミカン畑を下って、三津シーパラダイスへ


下山道は急傾斜!ツルツル滑り転げそうな場所も・・。さすが伊豆の山、蜜柑畑が沢山広がっています。でもこんな傾斜での作業は大変そう・・。高齢化で後継不足に悩む農業社会が垣間見えます。


                   ........登山道の傾斜地にはミカン畑がたくさん!.......
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        ........(左)ミカンの輸送用モノレールが寂しそうに (右)うわッ!ミカンが鈴なりだ~!.......
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下山場所には淡島が目の前に見える「三津シーパラダイス」があります。アシカショーをやっておりフェンス越しにタダで見えちゃった。最後は昨年同様にかんなみ温泉「湯~トピア」で心地よい汗を流して帰京


    ......(左)アシカ・イルカのショーで賑わう「三津シーパラダイス」   (右)かんなみ温泉・湯~トピア.......
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              .......今回、縦走した伊豆大仁の3名峰のルートMAP.......
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M島女史に、「富士山が見えなったのは残念だったけど、海越しに南アルプスが望めてよかったですね。」と慰めたら、「アシカショーがタダで見られて大満足!」だって・・。  shinpai site son sita (笑)
さ~て、今年は幾つの200名山を制覇できるかな・・。数ケ月ぶりに復帰し快適な足慣らしでした。

                                                     おわり





次回は、波乱の通常国会前の議事堂内部を探索!「永田町・霞ヶ関探訪」記事をお送りします。
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  by rollingwest | 2010-01-23 13:41 | Comments(28)

<2009年4月29日>開港150周年・新緑の横浜を歩く (①前編) 


                      (09・横浜記事:その3)

★はじめに
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横浜は開港150周年を迎え、開港博Y150が開催中。休止していた横浜マリンタワーも5月23日に化粧直しで復活しました。博覧会には殆ど興味がありませんが、久々に臨海エリアを歩き通してみたくなり、朝早くから出発!結構、長丁場で疲れましたが新緑・横浜ウォークは実に爽快だったね~!


        リンク:(09・横浜記事:その1)「横浜開港150周年前夜」
        リンク:(09・横浜記事:その2)「快晴・横浜!日本競馬発祥地&スカイウォークパノラマ」


        ........GWの象徴花:ツツジが華やかに「横浜レンガ倉庫」を包み込む.......
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(今回のルート):MM21⇒赤レンガ倉庫⇒山下公園⇒山手地区(港の見える丘公園・外人墓地)⇒元町・中華街⇒日本大通・横浜三塔⇒関内・伊勢佐木町⇒野毛山公園⇒大岡川周辺⇒映画鑑賞


    .....(左)MM21ベイの穏やかな水面、 (右)メモリアルパークに係留される帆船「日本丸」↓......c0119160_16432052.jpg
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★今回もMM21からスタート、「横浜開港の道」を往く


「みなとみらい駅」から出発したのは朝8時過ぎ。昼頃にはMM21~山下公園の混雑が予想されるため、10時前には山手地区へ上がってしまう歩行計画です。(何事も早めの仕掛けが得策・・)

         .......「ランドマークタワークイーンズタワー」が映りこむMMベイ.......
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開港博は20年前の横浜博(華やかで充実の展示内容だった)と比べると相当地味な感じがする。当時はバブル景気絶頂、今は不況の時勢だから仕方ないか・・(でも2400円入場料はチト高いね)

    .......「ラ・マシン」巨大グモがリハーサルで動き回っていた。右は夜の風景(ネットより拝借).......c0119160_17394764.jpg
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開港博の目玉の一つはフランスから来た「ラ・マシン」クモ・ロボットです。おっ、赤レンガ倉庫前の有料会場で本番前のリハーサルをしている!フェンス越しにタダで覗くことができたぞ! ラッキ~!

    ....... 殆ど人がいない朝の「レンガ倉庫」脇で、写真の撮りっこをする仲睦まじい夫婦......
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赤レンガ倉庫前の埠頭には8時半過ぎに到着、GW期間中なのにまだ殆ど人はいない。ジョギングする人、スケッチする人、写真を撮りあう壮年夫婦。目の前には艀が一隻・・、実にまったりした時間~


  .......(左)遠くにはベイブリッジ、湾内を艀(はしけ)が往く (右)レンガ倉庫も遠く霞んできた......c0119160_17573592.jpg
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「開港の道」ができてMM21~山下公園のアクセスは飛躍的に良くなりました。「横浜税関」前は「象の鼻地区」広場の緑地整備工事を進めており、また新たな観光スポットが登場する予定です。



★山下公園、横浜のシンボルが復活!

ゴールデンウィーク朝の山下公園は人も疎らだけど、あちこちの花壇は鮮やかな花が咲き誇っている!
今日は爽やかな日だけに、あと1~2時間もすれば家族連れやカップルの人出で賑わうことでしょう。

        .........「山下公園」にて。遠くには「氷川丸」&「マリンタワー」(横浜港の2巨頭)......c0119160_1852944.jpg
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横浜開港記念事業の一つの目玉は、かつての横浜港象徴「マリンタワー」が5月23日・新たな装いで復活したこと。かつては赤と青の基調でしたが、今回は銀色バージョンにて再度お目見えですな~

  ......(左)「氷川丸」を背景にハシャぐ女の子  (右)「人形の家」の前にはケヤキ・新緑道......c0119160_2055916.jpg







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山下公園のシンボル「氷川丸」も昨年に営業再開、昔からの定位置に鎮座しています。やはりこの双璧こそが横浜の象徴風景だったから、記念すべき150周年で復活したことは目出度いね~!




★「港の見える公園」~近代日本文学に触れる(⇒hureta huri wo suru)

    ......「フランス山」へ登っていくと、「仏蘭西領事館」の「水揚げ風車」の鉄塔が聳える。......c0119160_2013162.jpg








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横浜山手地区は異人文化を象徴する建造物が多く、高級感の溢れるエリアですが、自分自身は久しくこの人気SPOTを訪れていませんでした。いい機会と思い、開港の道終点(人形の家付近)から、山下橋・歩道橋を渡り「フランス山」(仏蘭西領事館が存在した由来名)へと登っていきます。

      ........「港の見える丘公園」展望台からは、ベイブリッジが蜃気楼の如し......
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 .......(ミドリアゲハ)と(ランタナ)、「大佛次郎記念館」の噴水前で母親に駆け寄る女の子......c0119160_20592195.jpg


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    ........「大佛次郎記念館」のロビーと、2階のギャラリー休憩室(ステンドグラスがリッチだね~)......c0119160_21183559.jpg
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隣接には「神奈川近代文学館」がありました。これまた近代文学には縁の薄いRWですが、神奈川は文学名士のゆかりある県とのことで、ちょっと覗いてみよう。おっ!「森鴎外展」をやってるぞ・・。


 ......「神奈川近代文学館」の「森鴎外展」。横浜市歌は鴎外が作詞して百周年を迎えるそうな.....c0119160_21272171.jpg





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鴎外は横浜生まれではない(津和野)ですが、ドイツ留学出発地。市の歌も作詞したことから、横浜に縁があるようです。日露戦争時代、陸軍医でありながらこれ程の文豪!天は二物を与えてる・・。

     .......(左)「森鴎外展」の展示風景 (右)「山椒大夫」第1回連載の雑誌(中央公論)......c0119160_21384727.jpg




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                                    クリックで拡大 (ペンネーム:森林太郎)↑

おっ!6月にH井が物語シアターで公演する「山椒大夫」の初回本が展示してあるではないか!
自宅ミニチュア模型もある。よくできている!最近ジオラマって静かなブームになってるらしいね。


 ......(左)鴎外が住んだ千駄木自宅のジオラマ  (右)夏目漱石の早稲田・書斎(実物大)も再現.....c0119160_21545245.jpg
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★エキゾチックな横浜山手エリアへ

「大佛次郎記念館」に隣接して「イギリス館」と「山手111番館」です。ヤシの木を従えたお洒落な洋館が2つ並んでいる。イギリスと言うよりは南欧風の雰囲気だねえ~。(行ったことないけど・・)

     ......(左)「イギリス館」 (右)「山手111番館」  両方とも椰子ノ木が高く聳えていた。......c0119160_22313580.jpgc0119160_22315236.jpg

    .........山手にある「横浜外人墓地」は、石の十字架や墓碑が沢山立ち並ぶ......c0119160_22342167.jpgc0119160_22401813.jpg

修学旅行やデートスポットの「外人墓地」の丘から、今朝来たランドマークタワーは相当遥かに見える。
洋風建築が立ち並ぶ横浜山手を進んで行こう・・。ドメスティック・RWには対極な場所ですなあ(苦笑)


      .........「山手資料館」(20年前に来た時は白い塗装だったような気が・・).......c0119160_22444214.jpg









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    ......元町公園内にある「ベーリックホール」、英国人貿易商ベリックの自邸だったとのこと......
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やはり雰囲気がある街並みですなア・・!日本では他に函館・神戸・長崎じゃないと見られぬ光景・・
いや~朝から結構歩いてきたねえ!でもまだ今日歩くコース予定の半分弱を消化した位かな(笑)
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さて後半は、山手から元町・中華街に下り、日本大通・横浜三塔、関内・野毛へと向かいます。


                             開港150周年・新緑の横浜を歩く(②後編)に続く                                              

  by rollingwest | 2009-05-21 16:12 | 近郊歩きのミニ旅 | Comments(24)

<2009年2月27~28日>「南伊豆」(河津・下田)への家族旅行 

★久しぶりの家族旅行


数年前までは家族で旅行・登山等によく出かけたものですが、娘が中学になると同時にオヤジとは一緒に行動してくれなくなりました。(各家庭・色んなパターンありで一概に言えないでしょうが・・)
高校受験も無事終わり、「娘の慰労」名目(実はオヤジの希望)で1年半ぶりに家族旅行実現~!


           ......南伊豆:田牛(トウジ)海岸付近から見た伊豆の海、寄せ波青し....
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伊豆は広くて見所が沢山ある半島ですが、車の渋滞で移動に時間がかかり、全てを巡るには相当の日数が必要となります。東・中・西部の観光SPOTは殆ど行きましたが、南伊豆(下田周辺)だけはじっくりと観ていなかったので、早咲きで有名な「河津桜」と合わせてここを訪れることにしました。




★箱根「サン・テグジュペリ・ミュージアム」

         ......「サン・テグジュペリ・ミュージアム」(箱根)のエントランス風景、モニュメントには雪が・・......
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東名高速沼津IC~修善寺道路経由で河津へ入る予定でしたが、娘が箱根「サン・テグジュペリ、星の王子様ミュージアム」を見たいというので、途中・御殿場ICで降りて乙女峠~箱根仙石原へ。
当日はみぞれ混じりの雨で、箱根の山は薄っすらと雪化粧・・・。朝から晩まで寒~い一日でした。

         ......(左)地理学者通り                 (右)点灯夫の広場.....c0119160_204140.jpgc0119160_2043780.jpg

何かメルヘンチックな名前だし、グリム童話「お菓子の家」のような外観で少女趣味な内容かな・・と思っていたら、結構興味深くて引き込まれてしまいました。飛行士・作家としてのサン・テグジュペリの生涯やモノクロ写真・アンティークな遺品などが飾られ、いい雰囲気で紹介されています。

                .........郵便飛行基地(アルゼンチン)勤務時代のオフィス......
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     .......(左)寛ぎのホームパブ、アンティークな雰囲気があるねエ・・ (右)テグジュペリの写真パネル.......c0119160_2046167.jpgc0119160_2048222.jpg

外観の建物風景は生まれ育ったフランスリヨンの街並みや家屋がアイボリーピンク色で再現されています。ドメスティックな私ですが洋風な雰囲気にたまには身を置くのもいいか・・(niawan kedo・・)

      .......(左) リヨンの街並を再現~王様通り (右)雪を被る読書老人&サンテグジュペリ教会.....c0119160_20533968.jpgc0119160_10104084.jpg

「鑑賞価値の高いミュージアムだったなあ・・」と満足した気持ちで、再び御殿場ICから東名に乗り沼津IC経由で伊豆半島に入ります。修善寺・天城峠・河津ループ橋を通って南下、いざ目的地へ。




★早咲きの「河津桜」~葉桜(涙)


K山さんブログで以前紹介された「河津桜」(07.2月)の光景をいつか見てみたいなあ・・と思っていたので、今回の目的メインイベントは梅の季節を前にして「満開の早咲き桜」を満喫することでした。
しかし今年は異常暖冬、やばいなア・・と懸念していたら、花は案の定もう終わっとりました。(--、)

    .......(左)2月末で葉桜並木になってしまった雨の堰堤 (右)濡れた蕊桜もまた風情あり...c0119160_2165629.jpgc0119160_2173470.jpg

       ......満開時ではこんな光景が広がる (K山さんブロク:07年2月写真より拝借)......c0119160_21172621.jpg





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「河津桜」は「寒緋桜」と早咲き「大島桜」の交配種で「ソメイヨシノ」より1ケ月程早く開花します。花が大きく濃いピンク色が特徴で、上記の堰堤風景は早春の風物詩としてTVでよく紹介されます。

 .......(左)河津桜クローズアップ!(ピンク色が濃いね~)  (右)一番見頃だったのはお寺の脇の桜.....c0119160_21261388.jpgc0119160_21261762.jpg

     ........桜に滴り落ちる冷たい雨に身も凍え・・・、あとは温泉だけが楽しみ・・(寒)......
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この早咲き桜を目当てに全国から観光バスが乗り付けてくるので、満開時の週末は相当な渋滞を覚悟する必要があります。当日は葉桜・雨天だっだので堰堤はマバラな人出、むしろお土産屋の方が賑わっておりました。当初目的はスカに終わってやや残念。もう楽しみは温泉だけか・・(泣)




★南伊豆の民宿「磯崎荘」

今日の宿泊は南伊豆町・弓ケ浜近くにある温泉民宿「磯崎荘」。食山人氏から穴場オススメ民宿として教えてもらいました。超豪華な海鮮料理をご覧下さい!w( ▼o▼ )wとても食いきれない~!
海水のようなしょっぱい塩水温泉ですが、お肌ツルツルになる本格的な湯でポカポカ暖まります。

    .......(左)民宿「磯崎荘」の玄関  (右)超豪華な海の幸(刺身舟盛・ブリ大根・鮑ステーキ等).....c0119160_21535419.jpgc0119160_21541074.jpg

帰りに新鮮なアジ干物や海苔佃煮のお土産も付いて宿泊料は1人1万円チョット。本当にお得だ!
宿を営むご夫婦も非常に誠実・丁寧で感じがいい・・!皆様も是非一度お越しあれ!
     . → リンク:民宿「磯崎荘HP



★伊豆半島の最南端「石廊崎」
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石廊崎(いろうざき)は伊豆半島最南端(賀茂郡南伊豆町)にある岬。太平洋に突き出たこの岬より西は駿河湾・東は相模灘で、強列な風・荒々しい岩場・海岸風景で有名な観光地となっています。

  .....(左)「役行者小角」(エンノギョウジャ・オヅヌ)の立像  (右)石廊崎漁港に繋がる入江の碧水↓.....c0119160_2219599.jpgc0119160_22304157.jpgc0119160_22232029.jpg




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岬へ登る石廊崎漁港に銅像が立っている。誰かと思えば修験道の伝説仙人「役行者小角」ではないか!(まさに上記単行本を読んでいたところ) 日本全国の峻険な山を登った山岳宗教の開祖ですが、何故伊豆に縁があるか?と調べたら、天皇謀反の疑いをかけられて伊豆流罪になったとのこと。伊豆南部は賀茂郡ですが、役小角が大和の賀茂一族出身なのでその名を残すようです。


    .......(左)石廊崎灯台、遠い水平線に光  (右)岬断崖から望む南伊豆の大絶景.....c0119160_22454282.jpg

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灯台が立つ石廊崎突端は目も眩む断崖絶壁!黒潮が流れる海の色はその名の如く濃紺で深い。遠く水平線には奇岩が並び、伊豆らしい男性的な海風景が270度の展望角で広がっていました。


    ......(左)断崖の岩場釣りに挑む人 (右)奇岩に建てられた「石室(イロウ)神社」で祈願.....
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道を進むと、断崖絶壁に張りつく様に海に突き出る「石室(イロウ)神社」が現れてビックリ!やはりここにも「役行者小角」が祀られている!さすが行者殿、高所恐怖症が近づけない場所が好きだねエ・・
神社から崖を見下ろすと、何と岩壁で磯釣りをしている人がいる!“(゚◇゚;) !! 行者太公望だ~!


            .......南伊豆の海に列なる奇岩群(遠景をクローズアップ!)......
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伊豆半島最南端まで来る機会は滅多にないし、こんな絶景を見られるとは思っていなかったので大満足でした。天気も回復傾向・・・2日目は、葉桜に涙を飲んだ前日のリベンジができそうな予感!




★南伊豆の癒し風景


早過ぎ桜にはガッカリさせられましたが、素晴らしい花畑風景に遭遇!ここは下賀茂の「菜ノ花畑」の群生です。天候は徐々に回復し始め太陽光に反射する鮮やかな黄色が眩しい!リベンジ満足~

            .............下賀茂・R136号沿いにある「菜の花畑」にて......
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南伊豆「弓ヶ浜」は「日本の渚100選」にも選定された非常に美しい白砂で、伊豆屈指の長さ1200mを誇るロングビーチです。その名の通り弓の形をした入江状になっており、波も穏やか~!


     ........「弓ケ浜」の砂浜を散策(まさに弓なり状の浜だ!)左側も湾曲してます。......
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     .........(左) 「弓ケ浜」の細波・光・遠い島 (右)久しぶりに娘と2ショット(最近滅多にない).....c0119160_6581476.jpgc0119160_6583386.jpg

雲間から日差しが現われ、さざ波に乱反射した光が目に優しく心地いい~感じになってきた。
白い砂浜でしばし戯れた後は、「下田港」を目指して伊豆東側の海岸沿いに北上していきます。


                   ..........伊豆の猫・2匹 ( two izu cats ).........
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★近代日本・開国の港「下田」

1853年ペリー黒船来航で開国を迫られ、日米和親条約で一早く開港されたのが「箱館」と「下田
「下田」には「ペリーロード」「開港博物館」「なまこ壁街並」「白浜神社」や水族館等・見所満載ですが、ここでゆっくりすると帰宅が相当遅くなりそうなので「下田港」でお土産を買うだけに留めました。


     .......(左)下田港から出ている「黒船の遊覧船」  (右)ペリー来港⇒下田開港.....
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下田漁港は、金目鯛・伊勢海老・アワビなど近海の地魚が豊富に水揚げされる伊豆屈指の漁港。
魚市場や停泊する漁船の脇には、人に全く怖じないウミネコ・カモメの群れが我が物顔状態です。
この近くのバースからは、「黒船」を模した雰囲気あるお洒落な遊覧船が発着・航行していました。


     ........(左)漁船とウミネコ  (右・下)飛び来る・・カモメ、飛び行くカモメ.....c0119160_8164928.jpg
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★吊橋と断崖絶景の「城ケ崎海岸」
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半島の東海岸を北上していくと、伊豆高原エリア(伊東市)に13:30頃到着。ここまで来れば帰宅時刻は目処が立つ。カミさんたっての希望で、吊橋断崖で有名な「城ケ崎海岸」を訪ねてみます。


     ......(左)城ヶ崎海岸の遊歩道(断崖の海)        (右)木陰道を登り行く。......c0119160_8574023.jpg






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当奇勝は大室山の噴火溶岩が流出し、海の侵食作用で削られて成った雄大なリアス式海岸です。
伊豆海洋公園から片道20分以上歩くハイキングコースを辿って、北にある門脇崎を目指します。

        ........(左)はるかに伊豆大島を望む     (右)下を覗けば断崖怒涛の絶景.....c0119160_971893.jpg







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天気は完全に回復!相模湾は青空に映えて濃い蒼色の海に変化してきました。(まさに黒潮!)遠く水平線には、今から20数年前に大噴火を起こした三原山を擁する伊豆大島が見える・・!
大島は今頃、「椿まつり」であんこ姿の「つばき娘」が笑顔を振りまいているかなあ・・。Anko~・・!


   .......(左)城ヶ崎の門脇吊橋と灯台        (右)吊橋真下の渦巻く青飛沫.....
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ハイキングコースを20分歩くと、ついにお目当ての「門脇吊橋」に到着!ここには純白灯台も聳えています。噴火溶岩が海まで押し寄せて冷え固まってできた爪跡、その断崖風景は実に大迫力~


   ...........(左)強烈な自己主張をする独立断崖    (右)断崖足元に渦巻く波模様.....c0119160_925316.jpg








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直立断崖の下を見れば、深い蒼波と白飛沫が瞬時変化するモザイク模様の如く渦巻いている~
積丹岬・陸中海岸・東尋坊で見た風景に似ているけれど、ここは侵食溶岩の若々しさが印象的!

         .......(左)城ヶ崎散策路の木陰からの波・岩      (右)黒船防備の砲台跡.........c0119160_9345710.jpg





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     .........まるで「東尋坊海岸」の如く、チャッ・チャッ・チャ~(火曜サスペンス劇場)......
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....(左)吊橋ワイヤー越しの城ヶ崎、青い大パノラマ(右)今回辿った伊豆半島ビュースポット(クリックで拡大)....c0119160_9374296.jpgc0119160_937588.gif


伊豆も最南端まで足を伸ばすと結構な長旅になります。下田もまだまだ見所があるので、またゆっくり来て見たいなあ・・。よし、また何かの名目をつけて家族旅行を企画してみよう・・っと!
でも娘は「勝手に行けば」とか次回言いそう・・。まあ久しぶりに付き合ってくれただけマシか・・(笑) 
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                                                       おわり

  by rollingwest | 2009-03-07 19:34 | 近郊歩きのミニ旅 | Comments(27)

<2009年2月1日>川崎大師・節分参詣&京浜コンビナートからの大絶景

                        <川崎市探訪>(その1


★川崎大師・節分参詣


節分参詣は毎年必ず「川崎大師」を訪れます。(川崎市住民ですので)逆に正月初詣では大師参拝の経験はなし。(大混雑に遭遇したくないし・・、正月は故郷に帰省していることが多いので・・)


          ....(左)川崎大師大本堂と護摩香炉  (右)本尊に祈願する参拝者....
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今年の節分は平日なので2月1日に済ませました。毎年「家内安全」の祈願護摩札ですが、今年は娘が高校受験なので「合格祈願」!ついに受験本番へ突入ですが、果たしてどうなることやら・・


       ....(左)大山門と五重塔  (右)護摩焚きの僧正「南~無大師・遍~照・金剛~」....c0119160_20415938.jpgc0119160_20423175.jpg
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年間参拝者数1千万人を誇り、初詣数ベスト3の川崎大師。節分前の日曜日もきっと大混雑が予想されます。早めに訪れ、朝9時の護摩焚・祈願を受けて心もスッキリ・・(あとは天命を待つのみ)


              .......「川崎大師」の正式名称は「金乗院・平間寺」.......
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「仲見世通り」は土産店が朝から商売臨戦態勢のスタンバイ! トントコトントコ・・、出来立ての「せきどめ飴」を切る音、威勢いい雰囲気が感じられるね。もう一つ有名な「くず餅」も川崎大師名物です。

    .....川崎大師・「仲見世通り」、厄除け達磨やせきどめ「トントコ飴」等のお土産が沢山.....c0119160_2054687.jpgc0119160_20543122.jpg








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境内にあるインド建築様式の「交通安全祈祷殿」も過去何回か安全祈願で訪れましたが、同じコピー建物を少し離れた国道409号沿いに発見!手狭になり車の渋滞回避から、3年前に新築されたそうです。(知らなかった・・)  本殿前は安全祈祷を待つ新車が列をなして順番待ちしています。


        .....3年前に大師川原に新築移転したインド建築風の「交通安全祈祷殿」......
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★京浜工業地帯「川崎コンビナート」

    .......川崎コンビナートの運河風景、興味を持って眺めるとなかなかの風情もある。......    
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川崎大師を南下していくと、人口埋立地である「浮島」「東扇島」の大工業地帯(川崎コンビナート)が出現します。浮島を真っ直ぐに進むと「東京湾アクアライン」入口があり、海底を通じて千葉に繋がっているのだ。石油精製や化学等の工場装置群が林立、日本の高度成長期を支えてきました。


     ......(左)T燃G石油・川崎工場         (右)新N系列の石油化学会社プラント.......c0119160_21271015.jpg
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最近、工場・コンビナート夜景を楽しむマニア(工場フェチ)が多いと聞きます。確かに石油系装置は照明が素晴らしい!自然風景と違う人口造詣美に嵌り、マニアになる気持ちも理解できますね。


          ......工場・コンビナート夜景を公開したマニアの写真(ネットより拝借).......
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この光景を楽しむクルージング・ツアーもあるようで、小生そこまでは嵌まるつもりはありませんが、結構興味があります。工場地帯イルミは、今度いつか夜に撮りにきてみようかな・・。(怪しいオヤジ)




★「川崎マリエン」展望室からの大パノラマ


今日は(も?)一点の雲もない素晴らしい冬晴れ!街からも白雪富士山が実に美しい!どこか高台からこの光景を見渡してみたいなあ・・と思案したら、閃めいた!あそこに行けば見えるはずだ。

          .......「川崎マリエン」(川崎市港湾振興会館)、最上部は360度の展望室......
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東扇島にある「川崎マリエン」。市の港湾会館ですが最上部に展望室があること(10年程前に娘を連れ当所に遊びに来た)を思い出しました。入場料は無料、殆ど誰にも知られていない穴場かも・・


           ......京浜工業地帯の工場群と、「白雪富士」の大パノラマ......
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スゴイ!期待以上の大パノラマ!京浜工業地帯と富士山のコラボが実に素晴らしい!(銭湯の絵にはなりにくいけど・・笑) 横浜鶴見方面に見える大工場はJFE(旧・日本鋼管)の製鉄所ですな。
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左に目を向ければ光り輝く東京湾が一望!川崎と千葉・木更津を海底・橋梁で結ぶ「東京湾アクアライン」。97年12月に総工費1.4兆円もかけて開通しました。(開業時・通行料金は片道4千円) 往復で8千円もする道路になんか乗るもんかと思っていたら、今はETC普通車で2千円強、夜間割引を使えば1,500円で結構お得かも・・・。ゴルフで相乗りする人にとっては経済的な道です。


      ......「東京湾アクアライン」、「風の塔」(左端)&海上の橋梁道路(右端)......
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冬の季節風で波は立っているけれど、陽光に反射する海は何か春うららのような光景です。
東京湾を隔てて遥か先には新日鉄・君津製鉄所が見える!川崎と千葉はこんなにも近いなんて!


  .....遠く対岸に千葉・工業地帯(新日鉄・君津製鉄所)が見える!拡大クローズアップ!.....
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さらに視界を左90度に切り替えれば、羽田空港方面。アクアラインの方から次々に飛行機が着陸してきます。そういえば、昨年1月金沢出張で夜に帰ってきた時の東京湾夜景は実に美しかった。


       ......旅客機が飛来し東京湾を横断して、羽田空港着陸していく......c0119160_22281096.jpgc0119160_8215778.gifc0119160_22284354.jpg
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逆に飛び立つ飛行機は北側へ向かって離陸していきます。おお!何と今日は茨城・名峰「筑波山」(百名山)も見えるではないか!東京・神奈川・千葉・山梨・茨城が一望俯瞰できるとは感動的~

       ..........羽田空港を離陸していく飛行機、霞んではいるが「つくば山」も望めた。.....
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凪の如く穏やかな「東京湾」、陽光が海に反射して眩しく煌いています。輝く水平線の先を見れば房総半島と三浦半島が接近し合い、まるでゲートのようだ。あれが「浦賀水道」か!やはり狭い・・

      .......「浦賀水道」は狭い海峡をタンカーや漁船が多く往来する。(事故が起き易い訳だ)......c0119160_22332224.jpgc0119160_22333635.jpg



★川崎から日本第2の高峰・「白峰三山」も見えた!

さてお目当ての富士山を眺望!(昨年から富士ばっか見てるかな・・) おお~、また積雪量が増えているぞ!数日前が全国的に雨だったことから、雪になって裾野3合目くらいまで真っ白だ~!

      ........冬の晴天日、たなびく工場煙突の煙&雄大な富士山 (手前は大山&丹沢)......
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ん?右の白い山は何だ・・? 頭を廻らせて考えてみたら・・、「南アルプス」の「北岳」ではないか!
富士山(3776m)の断トツ1位には差をつけられていますが、「北岳」(3193m)は立派な日本第2番目の高峰なのです。隣は「間ノ岳」と「農鳥岳」、この3名峰を「白峰(または白根)三山」と呼びます。


    ......川崎工業地帯から南アルプス「北岳・間ノ岳」を望めるとは思わなかった!驚)......c0119160_2248384.jpg
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「間ノ岳」という山も一般に馴染みがないかもしれませんが、有名な「槍ヶ岳」よりも高く全国4番目の標高なのだ~。煙たなびく川崎コンビナートから、日本の標高1・2・4位の名峰が一望できるとは思わなかった! 「○○と煙は高い所に昇りたがる・・。」 誰っ?言われる前に自分で先に言っとこ。


       .......川崎東京湾千葉の位置関係  (地図をクリックすると拡大表示)......c0119160_22581635.jpgc0119160_22583493.jpg

この「川崎マリエン」は東扇島ICを降りてすぐ、何と4月から展望室は無料開放になるとのことで、晴れた日にこの大パノラマをフラリと見にいくのも一興かもれません。今日は実にいい日だった。
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おっと今日は景色を見に来たのではありません。本願が実現し本当にいい日が来ますように・・。

                                                     おわり





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PS:最近いろいろなアングルから美しい南アルプスを遠望できる機会に恵まれています。
   今まで登った数々の南アルプス名峰たちを思い出し、レビューしてみたくなりました。
   次回は「南アルプス・名峰レビュー」と称して、北部・南部の山々を2回に分けて紹介します。

                                       南アルプスの特集記事はコチラから

  by rollingwest | 2009-02-03 20:16 | 都会の風景 | Comments(29)

<2009年1月新春>冬の柏崎:荒海怒涛の日本海 


すでに1月下旬となりましたが、柏崎正月帰省の時に取材した風景ネタを追加公開します。
最近はよく冷えますね~!厳しく季節風が吹きつける荒れ狂う冬の日本海をご紹介しましょう。

        .... 冬の強い季節風に荒れる日本海 (遠くに椎谷観音岬と東電柏崎原発)....
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柏崎には12ケ所の海水浴場があり夏は遠方から多くの海水浴客で賑わいます。(最も有名なのは鯨波かな) 冬は荒波が押し寄せ誰もいない。海にカメラを構えているのは実に酔狂な奴・・(呆)


       ....柏崎・西鯨波海岸に次々に押し寄せる怒涛の波 (hyu~!Dododo~n!)....
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日本海側の冬は大陸から猛烈な北西季節風が吹きつけ、海の水を吸い上げた気流は脊梁山脈にぶつかり山里に豪雪を降らせます。柏崎は風が強すぎて積雪は少ない(昭38年豪雪は柏崎も家々が雪に埋もれて二階の窓から出入りした記憶が今も蘇る)ものの、荒波の光景は迫力満点!
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        ....波間の奇岩・クローズアップ!私が勝手に命名⇒「見返りスフィンクス岩」....
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これに比べ夏の日本海は一転して穏やかな海となり、風の少ない夏は凪状態になることも屡々・・
あまりの表情の違いに驚く人も多いことでしょう。今回「柏崎の海」光景を冬・夏比較で掲載します。

      ......【冬・夏比較】夏の日本海は本当に穏やか。さざ波の音が優しく夕日も美しい。....
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「♪米山さんから雲が出~たぁ・・♪」で有名な「三階節」は柏崎民謡。(小学校時代は全員が盆踊りの振付けで「三階節」「米山甚句」を練習させられたもんだなあ・・) 郷土名峰「米山さん」(993m)は日本300名山!市内からの眺めもいいけれど、やはり「米山大橋」越しの雄姿が一番です。


   .... 【冬・夏比較】青海川海岸米山大橋、今回「米峰」は残念ながら雲の中(恋人岬より)....c0119160_682721.jpg
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米山尾根は海に直接落ち込み、「米山峠」は親不知と並ぶ通行難所でしたが、「米山大橋」が昭和41年に完成!当時は日本一の高さで郷土の誇りでした。(完成直後の橋渡り初めで見下ろした光景は感動的で忘れられない・・) この下には日本で一番海に近い駅「青海川駅」(TVドラマ・高校教師にも登場)があります。中越沖地震では崖崩れで暫く不通でしたが今は無事復旧されています。                   


             .... 【冬・夏比較】青海川海岸の「弁天岩」 (恋人岬より)....
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柏崎は海水浴場の宝庫!小さい頃から多くの場所で泳ぎましたが、「中央」「番神」「鯨波」が回数ベスト3かな。「鯨波海水浴場」は昔から全国的に有名で関東の来訪客も断トツに多い場所です。
最近はどこも砂浜侵食のテトラポット光景で風情なし・・(悲)番神には昔、露天水族館もあったのに・・


       .... 【冬・夏比較】鯨波海水浴場(夏は家族や観光客で大賑わいだが、今は・・・)....c0119160_6465495.jpgc0119160_647891.jpg

柏崎は天然サザエやムラサキウニが結構とれる場所。鯨波や番神の岩場海から潜ってよく獲ったものです。後輩にサザエ獲り名人がおり、彼は一潜りでサザエを海水パンツの中をモコモコにして浮んできます。醤油かけて浜焼きで食べて実に旨かったなあ・・。その頃ビールが飲めればもっと・・


   .... 【冬】鯨波海水浴場の奇勝「鬼穴」の砂浜も怒涛に包まれる(岩の右側に穴がある)....
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 ....(左)タライ船 (中)初詣によく来る「番神堂」(正月飾り) (右)岬に流れ着いた「日蓮上人」....c0119160_7113954.jpgc0119160_7115439.jpgc0119160_7121237.jpg

番神岬」は佐渡からタライ船を漕ぎ渡り逢瀬を重ねた「お光・吾作」伝説・「佐渡情話」の舞台になった所、また佐渡流罪になった「日蓮上人」が鎌倉幕府から罪を許され流れついたのもここ番神岬です。岬の上には昔から初詣によく来た「番神堂」(「ゆく年来る年」にも数回登場)があります。
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今年は年末年始からズ~ッと冬型気圧配置が続いており寒い冬となっています。そんな寒さを一切感じさせない新婚1年のS人夫婦を正月に実家に呼びました。晩婚S人君のまあデレデレしたこと。

  ....寒風とは無縁LOVE・LOVE- HOT♪ 新婚イトコの「S人夫妻」(熱!羨・・ご馳走様です)....c0119160_7253892.gifc0119160_7265959.gifc0119160_725827.jpgc0119160_7281744.gifc0119160_729326.jpgc0119160_7301489.gifc0119160_7303555.gif

新妻Y子さんは、堂々として落ち着いている。酒も相当強い!お酌を何杯受け取っても顔色を変えずに静かに笑顔を絶やさない・・。二人の雰囲気からして、S人君は初めから尻に敷かれてしまいそうな予感が・・。酒杯を重ねるうちに、私の方が先に轟沈してしまいました。情けな~・・(- -;*)ゞ。


        ....(左)雪をたたえ峻険な姿を見せる白銀の米山  (右)白く荒ぶる波しぶき....c0119160_7505761.jpgc0119160_7511790.jpg

実家からは白雪の米山が望めます。登山は小中高の定例行事で、米山駅・大平(海抜ゼロ)から約千m登りきつかった思い出・・。しかし霊験の頂上「米山薬師」(日本三大薬師)から見る日本海(佐渡も俯瞰)は感動的。いつでも登れると思いもう30数年もご無沙汰・・。大変失礼~!m(_"_)m


        ....荒れ狂う「怒涛」と「見返りスフィンクス」、浪の花も舞う「冬の日本海」....
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日本海側の冬の街角に外を出歩く人の姿は殆ど見かけません。家に篭りがちで移動は車。猛烈な風が吹く荒海にカメラを向ける酔狂な奴は俺くらいかな・・(笑) それは久しぶりに迫力ある光景を見る者が目を輝かせるのであり、そこに住まう人は当り前の日常光景。厳しい冬生活が現実です。

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スキー場経営や水資源を糧にする方々には申し訳ないけれど今冬も大雪にはならないように・祈


        ....「柏崎ビュースポット」 (写真をクリックすると拡大でご覧になれます。....
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                                                      おわり

  by rollingwest | 2009-01-18 10:38 | 故郷の風景 | Comments(36)

<2008年9月14~15日>秋の越後路(歴史と実りの風景)を訪ねて(その1)

★久しぶりの柏崎帰省 (9月13~15日)

今年のお盆は帰省しなかったので、9月の3連休に久々に故郷柏崎へ顔を出しました。この夏の猛暑で体調が衰え気味だった親父も何とか元気になり、ひとまず安心・・。昨年夏の「中越沖地震」で半壊した母方本家も建て直しが完成。新築の大きな家(新婚S人君同居)も見せてもらいました。


 ....稲刈時期を迎え黄金平野に聳える名峰「米山さん」(993m)、被災した家々も改築されている。...
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そういえば地元新潟にも歴史や景観の優れた見所が沢山あるなあ・・。連休を利用し、ちょっとしたミニ旅を楽しんでみよう。思い立ったら吉日、マイカーに乗車し「ディスカバリー越後路」いざ出発!



★歴史と海の幸:夕日の美しい国道402号線を往く (9月14日)


国道「402号線」は柏崎市と新潟市を結ぶ海岸沿いに走るルート。昔は「116号線」と呼ばれていましたが、幹線バイパスが新たに完成したことで旧道は「402号」の名称変更となり、夕日が美しい「シーサイドライン」としてロードツーリングを楽しむ観光客には人気が高い道となっています。
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                   ↑地図をクリックして拡大でご覧下さい。

夕日が綺麗な「椎谷岬」、海水浴「石地海岸」、良寛・芭蕉ゆかリの「出雲崎」、海鮮土産で賑わう「寺泊」、名堰「大河津分水」、名古刹「国上寺」、霊験あらたかな県のシンボル「弥彦神社」、眺めの素晴らしい「弥彦山」、魅力の奇岩海岸「越後七浦シーサイドライン」、実に見所満載のルートなのです。



★日本海の絶景を一望「椎谷観音岬」

.....(左)柏崎高浜海岸から望む椎谷観音岬 (右)観音岬「夕日が丘公園」から見る柏崎遠景.....c0119160_1482619.jpgc0119160_14262611.jpg


日本海に突き出たこの岬は柏崎市の最北端部に位置し、小中学時代に遠足・砂鉄採取や海水浴でよく来た懐かしい場所。「観音堂」近くに「夕日が丘公園」という眺望場所があり、ここから海上に浮かぶように聳える名峰「米山」と、水平線上の「佐渡ケ島」のコラボレーション絶景が楽しめます。

  ...(左)海の綺麗な椎谷漁港、遠くに原発が見える。この位置に海上に聳える米山が眺望...c0119160_14105290.jpgc0119160_905319.jpg
      (右)今なお、中越沖地震での通行止め規制が行われている。地図はクリックで拡大↑


当日は好天だったものの、残念ながら米山と佐渡は霞んで見えませんでした。(柏崎刈羽原子力発電所はうっすらと認識) 昨年夏の「中越沖地震」では土砂崩れが発生し、今だに岬を通る道は通行止めとなっていました。震災発生から1年が過ぎましたが、まだ爪跡は随所に残っています。

              .... 「天高く・・、レジャーボートの水しぶき」 ....
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★歴史が深い天領の里・「出雲崎」

「良寛さん」の生まれ故郷であり、「松尾芭蕉」も「奥の細道」に名句を刻んだ由緒ある「出雲崎」。
ここは「猫わか様」の故郷、遠浅海が広がる静かで落ち着いた街です。(夏は臨海学校で賑わう)
今年、黒人演歌歌手ジェロが「海雪」というご当地ソングをリリースして話題にもなりました。

      ....出雲崎・道の駅「天領の里」にある「夕凧の橋」、背中姿は幼き日の「良寛さん」....
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「出雲崎」の名は遠く神話時代に大国主命により開拓されたと伝えられており、出雲がつく地名にはやはり古えの神々との縁があるのでしょう。江戸時代に幕府直轄「天領地」(徳川幕府財政源・佐渡金銀の陸揚港)となり、「北前船寄港地」としても栄えました。実に裕福だったんですなあ・・

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また日本における「近代石油産業発祥の地」であり、明治時代には海岸から国産原油が採掘された産業発祥の歴史も持ちます。日本初の機械掘削を成功させた「内藤久寛」(隣接・刈羽村出身)は旧・日本石油創業者、ここに「石油記念館」と久寛銅像もあるので是非とも見学してみて下さい。

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良寛堂」は生家・橘屋屋敷跡にあり、堂の前には渋い雰囲気の「良寛和尚」が佐渡を見渡すように座しています。「夕凧の橋」(海へ突き出した観光ブリッジ)を眺める幼い良寛さんは可愛らしかったけれど、こちらは貫禄の姿・・(笑) 今年はちょうど「良寛生誕250周年」なんだって、目出度し~

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荒海や佐渡に横たふ天の河」・・、ご存知「松尾芭蕉」の「奥の細道」で有名な俳句。芭蕉が弟子・曽良と諸国を歩き山形から海岸線を南下し、当地「出雲崎」に歩き着いた時に詠んだものです。
「荒海」というと季節風が吹きつける悪天候の日・・、こんな時に天の川が見えたのかなあ・・?(笑)

   ....「芭蕉園」には「奥の細道・銀河の序」を刻んだ名句「荒海や・・」の句碑と芭蕉像が立つ。....
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平成の市町村合併で、歴史深い名のある街が多く失われてしまいましたが、「出雲崎」は「柏崎」「長岡」に合併されることなく単独の町として残っています。さすがは歴史の深い街、「天領の里」「歴史文化」「産業発祥」に裏付けられた街の独立心・プライドとブランドの重さを感じました。


★「魚の市場通り」で賑わう「寺泊」

     ...(左)寺泊漁港、原油高にも負けず活気を感ずる。(右)寺泊から「弥彦山」を望む.....c0119160_14184569.jpgc0119160_14193185.jpg

国道402号線沿いに鮮魚専門店が並び競い合っている「魚の市場通り」は、通称「魚のアメ横」と呼ばれている全国的に有名な「寺泊の観光スポット」!日本海はまさに海の恵みの宝庫です。
3連休ということもあり全国から観光バスが続々と乗り付けて市場は大賑わいの状態でした。

     ...「魚の市場通り」は全国的にも有名、多種類・新鮮な魚介類を売る店がひしめく.....c0119160_1171681.jpgc0119160_1175753.jpg

ベニズワイガニ・イカ・真ダコ・甘エビ・タイ・寒ブリ・タラ・ノドグロ・サザエ・ホタテなど、豊富な種類の鮮魚がオンパレード!冷凍発砲スチロールでお土産を持ち帰る人々の行列、魚介類を串刺しにして炭火で焼いた名物「浜焼き」を頬張る人たちが道に溢れ、実に活気があり楽しいスポットです。

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寺泊」は江戸時代の航路港・北陸街道宿場町として歴史を刻み、現在は「佐渡汽船」が定期航路(佐渡島と本州との最短距離地)を運行しています。かつては三島郡の町として存在していましたが、06年に長岡市に編入されて消滅してしまいました。(内陸長岡は初めて海を手に入れ大喜び)

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由緒ある名前の町がまた一つ失われて何か寂しい気持ちもします。「寺泊ブランド」独立でも十分やっていけたのではないのかなあ・・。(まあ市の財政事情等いろいろな背景もあったのでしょうね) 




★「大河津分水」を渡る

日本一の長さを誇る「信濃川」はかつて度重なる水害を引き起こし、越後平野に壊滅的な被害を与えてきました。この被害をなくすために作られたのが「大河津分水」(明治~昭和の工事)。人工堰の支流を作り、増水流が越後平野に入り込む前に一部を日本海へ迂回・分散させているのです。

  ...(左)信濃川から迂回・日本海への分水路、堰を眺める (右)分水路橋より「守門岳」を望む...c0119160_1421566.jpgc0119160_14214064.jpg


ここの堰堤桜は実に見事、約3千本の桜が満喫できます。小学生の頃、何度か両親に連れてきてもらい花見を楽しんだ記憶があります。4月20日頃には「分水おいらん道中」が催され、絢爛豪華な衣装に身を包むおいらんが70名の付き人を従えて桜道を練り歩くとのこと。一度見てみたい!

  ....(左)大河津分水は桜の名所(堰堤桜が見事!) (右)H12年に完成した新「分水堰」 ....c0119160_11202798.jpg
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「分水町」も平成市町村合併で「燕市」に併合されてやや残念な気がしますが、治水安定で信濃川氾濫から越後平野を守り、豊かな米どころをつくりあげたその功績名は記憶に残り続けるでしょう。

     ...... 日本一の米穀地帯「越後平野」は収穫の秋、背景は「国上~弥彦山」の山並.....
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越後の秋は豊穣なる実りの季節を迎え、稲田はまさに黄金の輝きを見せていました。田園風景を通過して、これから歴史の深い名古刹「国上寺」と、新潟県のシンボル「弥彦山」に向かいます。



秋の越後路を訪ねて(その2)へ続く。

                                 

  by rollingwest | 2008-09-15 08:17 | 故郷の風景 | Comments(16)