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<2017年元旦>2017謹賀新年!霊峰富士&富士吉田・歴史探訪

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★2017・新年を迎えてのご挨拶


明けましておめでとうございます。旧年中はいろいろお世話になり、皆様より数多くの楽しいコメントをお寄せ頂き誠にありがとうございました。今年は酉年の年男!ついに還暦となる年を迎え、またブログもこの5月で開設10周年を迎え節目となります。本年も引続きご愛顧の程よろしくお願い致します。

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今年冒頭記事は富士山からスタート!やはり新年挨拶には富士山が似合うネ・・「富士仰ぎ、日本に生まれし喜びを噛み締む朝の、年初めかな・・」。昨年は大学山仲間と富士樹海ツアー、3年前は静岡富士宮浅間神社から富士山を仰きました。2017年は富士吉田(山梨)の穴場紹介での執筆開始とします。

                                 
   .....(左)富士山はやはり日本・心の癒し風景 (右)東名高速・大井松田ICからの冠雪富士.....
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                   <2016年7月>アラ還・大学サークルOB会(山中湖・富士樹海ツアー)

                           <2014年1月>霊峰富士と共に恭賀新年!「富士宮」編
 

富士吉田は過去何度も訪ね、山梨富士の眺望地は殆ど巡ったつもりでしたが、2年前から話題になっている「新倉浅間神社」が未訪問だった!この隠れた名所はタイのTV番組で「富士と五重塔コラボ」が紹介され東南アジア観光客が一挙急増!外国人SNSブレイクでの穴場名所です。日本人も目から鱗!


      .....(左)富士吉田MAP (右)外国人のSNSで有名になった「新倉富士浅間神社」.....
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富士急・下吉田駅から徒歩5分にある新倉浅間神社は、705年荒倉郷の氏神で創建、何と1300年以上の歴史を誇る神社!平安時代、富士山大噴火があり平城天皇の命による勅使にて国土安泰の富士山鎮火祭が執り行われました。武田信玄の父も北条氏との戦で勝利祈願の刀を奉納しています。


     .....新倉浅間神社・赤鳥居から仰ぐ富士遠景、外国人の参拝客も結構多い!.....
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赤鳥居をくぐり石階段を登っていくと額縁富士が鳥居注連縄と重なってレア光景が早速目に飛び込んできました。新倉浅間本殿にお参りして高台休憩所ベンチへ、裾野広がる冠雪富士の絶景が出現!


   .....注連縄の冠雪富士と新倉浅間本殿」を参拝し、富士山の全貌が見える高台休憩所へ....
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    .....(左)富士山を見ながら寛ぐ老夫婦 (右)これからの新倉山公園への登りが大変!......
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五重塔が鎮座する展望台公園への到着までは、次の長い石階段を登っていかなければならない。やっと登り切ってみるとお目当ての五重塔(地元では忠霊塔と呼ばれる)とご対面!真っ赤な五重塔の真後ろに雪を被った霊峰富士は確かに初体験光景!これで満開桜が揃っていたら完璧ですナ~!


  .....冠雪富士と五重塔のコラボ、やはり素晴しい~!これこそ「THE日本」の象徴画なのかも!.....
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    .....富士吉田市と世界遺産・名峰「富士」のパノラマ写真、この開放感と絶景は凄い!.....
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RW訪問時は案の定、タイ人のカップルが沢山いて記念写真を撮影しまくっていました。富士山・五重塔・桜という「THE日本」のイメージが集約された風景は海外では日本の象徴として大人気となっているようです。日本人が知らなかった「新倉山浅間公園」のお宝風景が外国から逆輸入されたとは驚き・・


   ....日本ファンのタイ人ならば誰もが知っている新倉山浅間公園!満開桜の時に見たいネ~!.....
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                     <2011年1月>甲斐の国・探訪(その2):山梨県の富士山(前編)





★富士大噴火で壊滅した富士古代王朝、富士吉田「徐福伝説」


神武天皇の遥か昔に富士山北麓に「富士・高天ケ原王朝」が栄え古代都の中心部に「不二阿祖山太神宮」があったことを御存知でしょうか?富士吉田市・大明見の旧家に秘かに伝えられた「宮下文書」なる古伝(神武天皇開闢以来の万世一系・天皇歴史を否定するため迫害・封印)に記されています。


....(左)神武以前の富士王朝を記載した「宮下文書(monzyo)」 (右)徐副伝説は全国各地に存在....
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富士山麓に勃興した超古代「富士・高天ケ原王朝」は、中国から渡来した「徐福」(BC3世紀・孝霊天皇期)が発見して筆録伝承しました。徐福とは秦の始皇帝に仕えた方士であり不老長寿薬を探せと命じられ3千人を率いて日本に渡航した伝説人物。彼が目指した蓬莱山は富士(不死)山だったのです。

                      全国各地に伝わる「徐福伝説」(富士吉田は一番下に表記)


        .....古代王朝「不二阿祖山太神宮」に縁の深い「富士小室浅間神社」.....
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徐福は富士を目指し高天ケ原阿祖谷に辿りつき、地元民に養蚕・織物技術を教えました。徐福は当地に富士王朝の超古代史が神代文字で伝えられている事実を知ると深く感銘し漢字翻訳して文書に記しました。徐福死後も子孫によって補記され膨大な古文書群「宮下文書」として今に伝わったのです。;


 .....小明見に鎮座する「徐福像」、堂内には、不老不死の薬を求めて渡来した徐福の船が!...
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富士王朝はやがて九州から勢力を伸ばしてきた神武天皇勢力に権威を徐々に奪われて衰退の道へ。そして平安時代の富士山大爆発で富士王朝は終に灰燼と帰し壊滅したのです。富士五湖・樹海が形成された契機は延暦噴火、まさにポンペイ火山噴火級の大惨事だったのでしょう。阿祖山太神宮は完全に焼失、宮司は難を逃れ相模国に移住しました。そこで創建された宮が寒川神社と謂われます。


     .....富士吉田の福源寺境内には徐福にまつわる「鶴塚」伝説が残っている..
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富士王朝や当地の徐福伝説が全く認知されていない理由は、①富士大爆発で史跡・古文書が全て灰燼と帰したこと ②藤原氏が歴史抹殺・捏造(古事記・日本書記で天孫降臨神話・神武こそ初代天皇) したこと ③近代まで残った宮下文書も偽書扱いされ、歴史上全く認めらなかったことなのかな・・


    .....徐福は亡くなり鶴となって飛翔、この地に落ちて「鶴塚」に祀られたと伝わる..
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古事記・日本書記以前の古史古伝(竹内文書・先代旧事本紀・東日流外三郡誌・九鬼文書・上記・秀真伝)には神代文字で驚く様なことが沢山記されています。全て没落した王朝・豪族の伝承史であり殆どが抹殺または偽書扱いされ、国民は存在すら知らない状況にあります。隠された真実とは・・?






★「富士講」(山岳信仰)の導き案内「御師の家」を訪ねる


富士山は昔から神様が宿る山と信じられ、富士山に登拝するため各地から人々が訪れていました。寺社に所属し、参拝者案内や世話をしたりする人を御師といいます。富士吉田の御師は富士山を神体として信仰するため、特定寺社ではなく富士山へ信仰登山する人達の世話や祈祷を行いました。


    .....富士登山のシーズンが終わり「吉田の火祭り」が行われる富士吉田の街風景...
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富士吉田の導師や世話人達は「富士御師」と尊敬され参拝者に自宅を宿坊として提供しており、その宿坊を「御師の家」と呼びます。昨年7月、大学山仲間とOB会を主催し富士山駅(富士吉田)で待ち合わせしましたが、早めに到着したので「御師の家」を訪問してみました。興味深かったのでレポート!


  .....「富士講」と呼ばれる地元山岳信仰と「御師の家」(富士詣での宿坊)を訪ねてみる...
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夏の開山期になると富士講信者達は富士登山で当地に沢山来訪。御師の実際生活は、経営宿坊での信者から宿泊料や通行料、祓い料・布施などの収入によって維持されていました。御師と信者は師弟関係にあり一度縁を結ぶと信者は他の御師の宿坊に泊まることはありません。コアなお客様だネ~

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        .....富士山信仰の拝殿、富士講登山の白装束等が飾られている...
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富士吉田はまだまだ見所が沢山あります。富士信仰のルーツ「冨士浅間神社北口本宮」、「吉田の火祭り」、「富士山レーダードーム館」、「富士急ハイランド」、「河口湖花火湖上祭」、下記の記事よりご参照ください。吉田うどんも美味しいよ~;

                    <2011年1月>甲斐の国・探訪(その2):山梨県の富士山(中編)

   .....(左)富士閉山で行われる「吉田の火祭り」 (右)NHKプロジェクトX「富士山レーダードーム」.....
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★富士湧水の里「忍野八海」、感動の光景!


.....次は富士湧水の里「忍野八海」へと向おう!当地へは4~5回訪問したが何度来ても感動的!...
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さて次は美しい水風景が感動的な「忍野八海」へ!心洗われる富士湧水の里、ここを訪問するのはこれで5回目ですが何度来ても飽きません。富士の湧水風景は今や世界的な人気を誇っています。


     .....(左)富士山をバックに (右)茅葺家と透明湧水と名峰富士のトリプルコラボ!......
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富士山の雪解け水は地下溶岩の間で数十年の歳月をかけて濾過され8か所の泉が形成され湧き出しています。忍野八海の水は桂川・相模川と名前を変え、神奈川の美味しい水源となっているのか!


   .....「忍野八海」は富士6つ目の湖だった!富士五湖と比較するとダントツに標高が高い.....
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昔は素朴で清らかな湧水里風景が静かに佇んでいました。しかし今は中国人観光のゴールデンルートとなっておりワイワイガヤガヤ喧騒の極み・・。PM2.5汚染空気に工場排泄水に辟易とする環境劣悪な中国人にとってかくも深い透明な水に鯉が泳ぐ奇跡的光景は夢のような世界に見えるのでしょう。


 .....中国人観光客が独占状態、PM2.5の空に汚染水の国と違う夢の世界に驚嘆の声!.....
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忍野八海の近くには、「富士湧水の里水族館」や湧水公園があります。昨年夏に大学サークル山仲間(GDM)OB会が終わり、I井先輩と寂恋法師を駅まで送り届ける途中でここに立ち寄り案内しました。


   .....湧水池の「さかな公園」で遊ぶ子供達、「富士湧水の里水族館」を訪問して見よう.....
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2001年に山梨県内初の水族館として開業した「富士湧水の里水族館」は、県内の河川や湖沼に生息する淡水魚(イトウ・ニジマス・ヤマメ・アマゴ・サクラマスなど)の泳ぐ姿を見せる水族館です。海の水族館のような派手さはありませんが、渓流の魚たちが泳ぐ景観はなんとも言えない清涼感と品位を感じます。


     .....清流や川に生息する淡水魚の水族館は興味深い!水槽の見せ方にも工夫....
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     .....水槽を泳ぐ魚と戸外景色との光の屈折差で織りなされる水景が面白い!....
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当水族館はエントランスからすぐ水槽全部見渡せ、通路から魚の遊泳を見上げることができるトンネンル水槽等もあり、八景島や葛西の水族館を意識し魚の見せ方に工夫している印象があり楽しかった~!


          .....古代魚や南米アマゾンに生息する珍しい魚や亀なども続々登場....
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             .....富士湧水が育む魚の大周遊には目を見張った!....
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山梨県の富士は実に魅力的!今まで何度も通った山梨名所に何度も行ってみたくなる理由はやはり背景に映える名峰富士があるからこそ!♪富士は日本一の山~!日本人に生まれてよかった!

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      .....山梨の平原から眺めた雪煙を上げる名峰富士(やはり日本一の山)・・!....
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                    <2013年5月>甲斐の国・探訪(その6):山梨県の富士山(後編)


                                                        おわり

  by rollingwest | 2017-01-01 00:01 | ごあいさつ | Comments(144)

<2009年6月7日>世田谷探訪①:「九品仏・浄真寺」(はけの道:最南部を歩く/後編) 

↓(その1)から続く           「はけの道シリーズ」第3回

リンク:世田谷「等々力渓谷」、「はけの道」最南部を歩く(その1)




★世田谷の名古刹を訪ねる


世田谷には名刹がいくつかあります。「九品仏・浄真寺」、この名前は昔からよく聞いていたもののまだ来たことがなく、好機会と思い立って初の訪問。 「くほんぶつ」と読むが何故なんだろう・・?


      .......「九品仏・浄真寺」の落ち着いた雰囲気の境内、(左)「仁王門」 (右)「本堂」.......
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こんな広い立派な寺が世田谷高級住宅街のド真ん中にあったのか~!これは素直な感想でした。
入口の山門も立派でしたが、仁王門は圧倒的な存在感を誇っています。長い参道が続いており、
京都の名刹の如く格調高い雰囲気が漂っているねエ・・。正式名称は「九品山唯在念仏院浄眞寺」
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         .........(左)若い緑.に覆われた「鐘楼」  (右)境内中央の参拝道......c0119160_16595064.jpgc0119160_170911.jpg

参道を進むと左手には風格ある「鐘楼」、右手には閻魔大王を祀った「閻魔堂」があります。柏崎の「閻魔堂」が日本一と信じていますが(故郷贔屓?)、ここの大王も相当の迫力。地獄の沙汰も・・。


       .......恐ろしい顔で睨み付ける「閻魔大王」、国民裁判員制度のお師匠様......
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時節は新緑がまだ旺盛な頃(1ケ月前の季節遅れでゴメン・・)、目に眩しい緑は気持ちが和む・・。「ししおどし」の風情、水子地蔵の佇まい・・、「等々力渓谷」と同様にここが23区内とは思えない。


       .........石臼と植栽の「ししおどし」石鉢&赤い涎掛けの「水子供養地蔵」.......c0119160_17192797.jpgc0119160_171946100.jpg

何故に「九品仏」なのか?本堂に相対し「下品堂」「中品堂」「上品堂」の三仏堂に阿弥陀如来像が各3体安置されており3×3=9品仏なんだそうな。「上品堂」に向かう上品な貴婦人をタイミングよく撮れてNICE~!カミサンの前で時たまオナラするRWだけど「下品堂」と云われぬよう気~つけよ~


            ............「上品堂」に向かう気品ある傘を携えたご婦人.......
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東急線「等々力駅」から「等々力渓谷」とは反対側に歩いていくと「満願寺」に行き当たります。
江戸時代の陽明学者「細広光沢」なる人の菩提寺とのこと。ここに「日本三大地蔵」の1つ「一言地蔵」が祀られます。願いを一言云えば叶えられるらしい。しまった・・!三言もお願いしてしまった!


    .........等々力にある「満願寺」、右は「日本三大地蔵・一言地蔵」、立像で結構大きい!.......c0119160_1725196.jpgc0119160_17251366.jpg

さて世田谷寺社の静かな雰囲気を十分堪能した後は、世田谷のリッチな風景を覗きに行こう~。



★素晴らしいし庭園を有する「五島美術館」


五島慶太(⇒強盗慶太)・・、大正から昭和初期・戦後にかけ「白昼札ビラを切り、強盗(企業買収)を働く」と豪語した東急グループの創始者です。ライバルは西武グループ総帥の堤康次郎(⇒ピストル堤)。2人が繰り広げた「箱根山戦争」(箱根・観光開発競争)は企業・昭和立志伝として有名な話です。


    .........「五島美術館」の正門、元東急電鉄のドン「五島慶太」の収集した美術品が展示.......
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   .........何とも立派な庭園!渓谷地形を生かし実に広い!つつじの盛りは壮観だろうなあ・・.......
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この稀代なる大金持ちが収集した茶器・陶器・書・日本画等が収蔵されている所が「五島美術館」です。「源氏物語絵巻」「紫式部日記絵巻」もあるぞ~! 当日は「長崎出島オランダ゙歴史展」が公開中
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     ..........多摩川に次々に建設中のリバーサイドマンション。庭園とのコラボがなかなかいい。.......
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美術館は書院造りをイメージした立派な建物でしたが、とにかく驚いたのは広大で深い自然庭園!
はけの道・渓谷丘陵の地形をそのまま生かしたものですが、人工的な日本庭園も多くあります。
まさに世田谷セレブ大豪邸の庭・・、余りにもドでかい~!遠方には高層マンションが次々林立している。


             .........初夏の光と影、新緑時期の目に眩しいヴィジュアル・メッセージ......
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       ......(左)風情ある茅葺の庭門静かな庭の湧水 (右)「ししおどし」の波紋水面.......c0119160_18573784.jpgc0119160_18582587.jpg




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庭は一周するにもいろいろなバリエーションコースがあり最低でも20~30分をかけないとジックリ全景を味わうことはできません。強盗慶太氏もプライベート文化遺産や雄大な庭園を万人に残しましたな~




★リッチな豪邸と庶民風景を併せ持つ世田谷区の表情


世田谷区はリッチな豪邸・静かな住宅街とあわせて、庶民的な下町ムード漂う雰囲気が共存しているエリアです。等々力周辺は、成城や田園調布と並びセレブ達の住まう有数の超高級住宅地です。


      ..........世田谷区の豪邸.が立ち並ぶ超高級住宅地、さすがに違いますねエ・・......
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200~300坪を有する広い敷地には頑丈で豪勢な家、手入れされた庭木・植栽。セレブな家には高級車数台、家政婦も数人はいるのかねエ・・。まあいずれにしてもRWに縁のない世界だね(笑)
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    .......世田谷は庶民的な表情を持つ街並も多い、その象徴でもある「東急世田谷線」.......c0119160_2136069.jpg




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三軒茶屋と下高井戸を結ぶ「東急世田谷線」。住宅街を縫うように走る姿は都電荒川線のように東京下町情緒を醸し出しています。昔は「玉電」(玉川電鉄)という愛称で親しまれましたが、今は東急傘下に・・。駅前風景も庶民的で結構物価も安い。セレブとは対照に気さくな街が多く点在します。

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「お魚くわえたドラ猫~」♪国民的なTV漫画で今年放送開始から40年を迎えた「サザエさん」の舞台も世田谷区新町だし・・、今度いつか世田谷をじっくり歩いて探訪記事をつくってみようかな・・(笑)
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★おわりに


東京の深い渓谷や古刹など、結構身近には遠出しなくとも穴場の場所が多くあります。世田谷や近隣の多摩川にも取材ネタが多くあります。また同じ場所でも季節ごとの表情は少しずつ違うし・・


      ..........多摩川のゆったりした流れ、遠くには武蔵小杉の高層マンション群が見える.......c0119160_2201655.jpg
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最近、山はご無沙汰で平地歩きの記事ばかりですが、「はけの道」シリーズも含めて、身近な湧水・水辺の風景を紹介したいと思います。「こんな場所があったんだ~」という反応が一番嬉しいね!乞うご期待~  

        ....今回、辿った「等々力渓谷」~世田谷のコース地図(クリックで拡大).....
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                                                       おわり


次回は「奥秩父秘峰断念、梅雨の合間に」をお届けします。
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  by rollingwest | 2009-06-24 16:38 | 近郊歩きのミニ旅 | Comments(16)

<2009年6月7日>世田谷「等々力渓谷」、「はけの道」最南部を歩く(前編) 

                      「はけの道シリーズ」第2回

★はじめに

東京を斜め縦断する「国分寺崖線」に沿って、清流・湧水が点在する「はけの道」の記事シリーズを昨年秋よりスタートしましたが今回は「はけの道」最南部に位置する「等々力渓谷」を紹介しましょう。
ここは東京23区(世田谷)に存在する「清流と湧水」を味わえる癒しの自然散策SPOTなのです。(知る人ぞ知る)


         ......東京の中心部にもこんなにも立派な渓谷があるのか!と驚く人が多いと思う.......c0119160_21495683.jpg







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ここが23区内か!と信じられない程、結構深い渓谷だ。川崎の自宅からは車で15分程度、昔は自転車でも来たことがあり今回の訪問は4回目です。いつ来ても心が癒されるねえ・・。(目に青葉
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あわせて「等々力渓谷」を取り巻く世田谷の諸風景(渓谷・湧水風景、豊かな自然、歴史の古刹、高級住宅街と庶民的な雰囲気が混在する表情etc)を前・後編に渡り紹介します。


                   リンク:武蔵野「はけの道」(国分寺崖線・湧水エリア)を歩く



★「等々力渓谷」


渓谷のアプローチは、東急大井町線「等々力駅」駅前の蕎麦屋脇から下るルート、または第3京浜玉川IC付近の「等々力渓谷公園」から入るのがお奨め。あっという間に幽邃の世界


     ..........等々力駅前のそば屋の脇から下る渓谷の入口。真っ赤な「ゴルフ橋」がある。.......
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渓谷を初めて訪れたのは今から20年以上前。まだ新婚で甘いムードだった時代に、カミサンと2人で歩いたことが思い出されます。嗚呼、今はそのカケラもありません。あの日に戻りたいねエ・・(泣&苦笑)

 
        .......ゴルフ橋から散歩道に下ればあっという間に清流と渓谷の静けさ.......c0119160_22165691.jpg







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当時「東京23区内にこれ程まで自然豊かな場所があったのか~!」・・と本当に驚いたもんじゃ~。環8通りの真下、「はけの道・国分寺崖線」が多摩川に向かう終点で渓谷地形を成す場所。渓谷脇には静謐な散歩道が続き、清流音を聞きながらやがて「不動の滝」に出会います。
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       ........「等々力不動尊」の「不動滝」、23区内の景色とは思えない。.......
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チョロチョロの水量だけれど、23区内にある滝だと思うと何かありがたみが増してくるなア・・。 この滝の脇道を上がってみると立派な神社がありました。「等々力不動」・・、世田谷の渓谷・守り神です。


   ........「等々力不動」は、都心から目黒通りの最終点。多摩川に近い野毛にある。.....c0119160_5595678.jpg


 .......「等々力不動」本尊に「」の文字・・、運気は上がるのかなア・・(笑).......
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トドロキ」という地名は全国的に轟音激流や滝のある所を示し、「等々力渓谷」が幽谷になるまでは滝・激流・岩石崩壊等の地学的活動が何回も繰り返された結果の光景なのでしょう。


       ......東京23区とは思えない森林と清流の渓谷。環状8号線の下に続いている。.......
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都会雑踏・ビル群の中で人間関係等に疲れた人は是非渓谷を訪れてみ下さい。東京円周の大環状道路の下にかくも静かな清流・渓谷が眠っていたことに驚き心が癒されることでしょう。


         ........「等々力渓谷」のルート図  (クリックで拡大).......
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さて次はこの都心渓谷の周りにある寺社史蹟や自然公園・美術館等の「世田谷風景」を紹介~!
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★世田谷「等々力・野毛」&大田区「田園調布」


世田谷・大田区には古墳が多くあります。自宅近くの丸子橋を渡った多摩川台公園や横浜都築にも古墳や先人遺跡が残されています。大森貝塚に象徴される大昔、多摩川周辺・大田区・川崎・横浜南は海であり、はけの道の丘陵地帯が先人にとって海岸部・生活場所だったのでしょう。


     .......(左)等々力渓谷にある「横穴3号古墳」 (右)「野毛大塚古墳」、埴輪が沢山.......c0119160_73648.jpgc0119160_7362539.jpg

等々力渓谷にも幾つか横穴古墳がありましたが、近くにある「野毛大塚古墳」は結構な見所です。5世紀初頭に築かれた大型の帆立貝形古墳(前方後円墳の一種)は周濠全長104mで日本第3位規模とのこと。古墳を取り巻くように赤茶の埴輪(動物・器を象る)が沢山置かれていました。


              ..........「稲荷神社」(五島美術館の下に鎮座).......
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       .........「上野毛自然公園」 (五島美術館と対峙する坂の途中にある)......
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この辺りには自然公園や有名寺社や美術館等が多くあります。「五島美術館」(後編紹介)の近くの「稲荷神社」.「上野毛自然公園」、「玉川神社」「満願寺」「九品仏・浄真寺」等の見所満載


         .........等々力駅から程なく歩いた所には「玉川神社」も鎮座する。.......c0119160_883545.jpgc0119160_885319.jpg

当地に近い場所にはリッチ&セレブな雰囲気が漂う「自由が丘」「田園調布」があります。通勤で通過する駅だけど、あんまり最近降りたことがないねえ・・。久しぶりに夜の「田園調布駅」を散策してみましたが、駅舎が新しくなっており駅裏も結構も人通りが多くなった感じがするなあ・・。
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     ........「等々力渓谷」から環8を数km移動すればあの有名な「田園調布駅」.......c0119160_8305912.jpg







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         ........... 「等々力渓谷」から「自由が丘」「田園調布」周辺の概念図.......
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後編では「九品仏・浄真寺」や「五島美術館」、世田谷に混在するリッチと庶民的な表情を紹介してみたいと思います。最近、ち~と仕事が忙しくて次の更新は一体いつになるのやら・・(苦笑)

                                                    おわり

(その2)へ続く↓
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世田谷「等々力渓谷」、「はけの道」最南部を歩く(その2)
      

  by rollingwest | 2009-06-23 21:44 | 近郊歩きのミニ旅 | Comments(37)

<2008年12月20~21日>08年登り納め(冬富士と清流名水を楽しむ)

★今年最後の登り納め

今年は思い出に残る登山を多く経験できました。食山人氏とは数々の充実山旅(立山連峰・浅間山・会津朝日・北ア黒部源流・岩菅&白砂山)、マツさんとは南ア秘境(池口岳)でのテント泊。
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しかしまだ3人で一緒に山に行ったことがなく(今年4月、青梅昭和レトロ歩きで2人を初紹介)、一度登ろうということで、食山人氏から富士が楽しめる山で今年の登り納めを企画して頂きました。


          ....雨ケ岳登山道から、間近かに仰いだ「冬富士」の迫力ある勇姿....
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食山人氏は沼津の某会社社長として、単身赴任で静岡県清水町(三島・沼津の中間)のマンション(こちらが本宅のような感じ?)で暮らされていますが、下山後に駿河湾の幸をご馳走になり御宅に泊めてもらいました。まさに食と山への拘りの恩恵に預かり、お世話になりまして感謝至極です。




★富士山が眼前に迫る「雨ケ岳」からの眺望

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20日早朝にマツさんを宮前平駅(川崎)でピックアップ、東名川崎ICから富士宮(西富士道路経由)を北上し朝霧高原の「道の駅」で食山人氏と合流。登山口は高原西側にある「A沢貯水池」です。
当初は隣接「毛無山」から縦走予定でしたが、今年は雪が多く危険なので「雨ケ岳」ピストンに変更。

        ....「A沢貯水池」(飲料水源)の遥か向こうに冠雪した美しい富士が聳える。....
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「雨ケ岳」は静岡・山梨県境に鎮座し、ダケカンバと笹に覆われる静かな山(登山者も少ない)で隣は初日の出登山で賑わう「竜ケ岳」があります。「端足(はした)峠」経由コースを9時過ぎ登山開始~

   ....(左)登山口付近、乾田・冬枯れ木に富士背景 (右)これから登る「端足峠」を見上げる。....
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今年は例年になく富士山の冠雪量が多い気がします。2週連続で関東には氷雨が降りましたが、この周辺も雪が多く積もったようでまだ真新しい残雪状態でした。ザクザクと笹道を踏みしめて行くと、40分で「端足峠」(竜ケ岳の分岐)に到着。今日は風があるけど南風で暖かい絶好日だね~!


   ....(左)先週の新雪がまだ多く残る。(右)お札デザインに登場する「本栖湖」を見下ろす。....
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足元には富士五湖の一つ「本栖湖」が見えました。旧五千円札(1984年発行)や現在の千円札に描かれた「湖面の逆さ富士」は「本栖湖富士」がモデル。湖を見下ろすと金廻りがよくなるかな・・?

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「端足峠」からの富士山は木の間から顔を見せますが実に大きく感じます!(距離が近いから?) 富士山裾野も均整が取れており頂上のギザギザも平坦に近くて、実にいい形だなあと思えました。

   ....(左)端足峠からの富士は間近に迫りいい形。(右)雨ケ岳を登る2人に富士の背景....
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   ....木々の間から望む白雪の「南アルプス・白峰三山」(右から、北岳・間ノ岳・農鳥岳)....
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静岡・山梨の魅力はやはり富士山や南アルプスを美しく眺められること。意外にも冬が眺望絶好の季節、太平洋側は雪が殆ど降らず西高東低になるとクッキリと晴れ渡って見晴らしが利くからです。
でも今日は風が強いのに全然寒くない!南風なのに空気は澄み渡り富士山は鮮やかな姿です!

   ....再び、雨ケ岳登山コースからの富士。今日は結構風が強いのに暖かくて絶好日和....
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   .... 雄大な富士裾野、朝霧高原を見下ろす (左)裾野の遥か先に西伊豆が横たわる。....
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11時半前に雨ケ岳頂上に立つと、右手遠方には駿河湾に浮ぶ西伊豆半島が!雲の上に連なっていた半島はまるでアルプス連峰のよう・・。風のない笹陰に下り、昼のひとときを十分楽しみました。

   ....(左)ついに登頂!マツさんと食山人氏 (右)雨ケ岳頂上は強風、雲が次々流れ行く。....
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14時前には登山口に下山。年末近くとは思えないほど暖かったパノラマ登山を満喫した後は再び「道の駅朝霧」に戻って2台の車で沼津方面に向かいます。食山人氏お住まい清水町の御宅からは愛鷹山越しの富士が実に美しい!いいですねえ・・、こんな素晴らしい景色を毎日見れて(羨)


  ....(左)食山人氏マンションから見える風景。愛鷹山&富士山  (右)↓雨ケ岳は静岡・山梨県境....c0119160_14424381.jpgc0119160_14581358.gif
           ....清水町は三島・沼津市の間にあります。(地図クリックで拡大)↑....
  

★富士山の湧き水清流「柿田川」

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なんと、食山人氏のマンションは、富士湧水がつくるあの美しい「柿田川」の目の前にありました!
富士山の膨大な雪解け水は地下水として染みこんで伏流しており、富士山周辺には湧き水・清流が多く存在しています。私は柿田川が大好きで静岡在住時代も2回訪れており、今回三たび訪問

            ....... 柿田川公園の入口と名水讃歌の石碑....c0119160_1511461.jpg
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「柿田川」は「日本三大清流」(岐阜・長良川、高知・四万十川と並び称される)の一つであり、川底がクッキリ見えて透明な水が滔々と流れています。たまに美しいカワセミも見られるとのこと。こんな素晴らしい清流が国道1号線・大きな商業施設(シネコンもある)の目の前にあるんだからスゴイね~

           .... 「日本三大清流」に数えられる透明な「柿田川」の流れ....c0119160_1542560.jpgc0119160_1543633.jpg

          ....(左)公園内の柿田川を回遊する木道 (右)見詰め合う?2羽のサギ....c0119160_15105382.jpgc0119160_15111045.jpg

柿田川の成り立ちを調べてみると、「富士山に降った雨や雪が火山灰礫の地下に潜り貯留され、三島溶岩流の地下まで流れ下って、三島市や柿田川で地表に湧水となって現れる」とあります。
「白糸の滝」や「忍野八海」も同様・・、まさに富士山は「大自然の巨大な水瓶」なんですなあ・・。

            .......サギもくつろぐ夕刻、「柿田川」の静かな流れ....
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         .....川底にある湧水井戸。ボコボコと底砂が舞う、信じられないような水の蒼さ....c0119160_1517511.jpgc0119160_1518524.jpg

また、ちょうど夕暮れの時間帯だったので、黄昏の逆光に映える清流はまた一段と美しい!
いや~、10年ぶりにこの素晴らしい光景を堪能させていただきました!感謝・・感謝。

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「清水町」の地名はこの清流に由来するのでしょう。街風景の中には真っ白な富士山が大きな穴を見せて鎮座しています。この大穴は江戸時代の「宝永大噴火」火口跡!アバタも笑窪~(@<>@;)

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マンションから歩いて清流・絶景を味わえるとは実に羨ましい!でも食山人氏に伺うと公園に来たのは相当久しぶりとか・・。あまりにも近いといつでも見られると思ってなかなか来ないのかも(笑)




★駿河湾の「海の幸」
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食山人氏宅で風呂に入れてもらった後は、近くのうなぎ名店「うな繁」でご馳走になりました。
水が綺麗な三島・清水町は「うなぎの旨い地」で有名、そこで食通がオススメなのだから相当な店でしょう・・。最初は、深海・駿河湾の名物「桜海老」と「生シラス」、美味い!やはり産直は違うね。


      ......(左)「うな繁」の玄関風景 (右)駿河湾の幸:「桜海老の掻揚げ」と「生シラス」.... c0119160_1548554.jpgc0119160_15484999.jpg

新鮮料理に、飲み口のいい焼酎で酒量はアップ、最後の締めは当店のお薦め「鰻のヒツまぶし・石焼鍋」、これは旨い!鰻のタレがおこげと相まって絶品の味でした。さすが食山人氏のご推奨!


     ......「うな繁」独特メニュー、「鰻のヒツまぶし・石焼鍋」(静岡は食文化の東西分岐地)....c0119160_1550538.jpg
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再び戻って、食山人氏の屋久島土産・名焼酎「三岳」で飲み直し。これがまた旨くてつい飲み進んでしまう・・。山・趣味・人生観を語り合い盛り上がります。マツさんは200名山達成が再来年(現在180座前後)、食山人氏は100名山達成がリーチ寸前(現在98座)、皆さんツワモノですなあ・・・


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小生は21時半頃、睡魔に襲われ沈没・・、お二人はその後も酒量を上げて語らっていたようです。
翌朝は当然二日酔い。食山人氏は早起きして、鯵の開きを焼いて味噌汁を振舞ってくれました。


     ....... 雨ケ岳頂上で食山人氏と2ショット、今回は本当にクッキリした霊峰富士が満喫できた。....
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富士と名水風景、絶品料理に旨い酒。何から何までお世話になり、誠にありがとうございました。

                                                     おわり




◇年末最後のご挨拶


08年も残すところあと僅かとなりました。皆様には大変お世話になり、当ブログにもご来訪いただき楽しいコメントを頂戴して御礼申し上げます。また来年もよろしくお付き合い下さい。よいお年を!

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昨年同様、今年のラストカウントをユニクロック(美女ダンスのビジュアル時計)でお楽しみ下さい。

         ユニクロックの美女時計
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 ←ユニクロック昨年のダンス(YOU-TUBE)

  by rollingwest | 2008-12-23 13:15 | Comments(34)

<2008年11月22日>武蔵野「はけの道」(国分寺崖線・湧水エリア)を歩く 

                   (はけの道シリーズ:第1回)


★はじめに
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今年は綺麗な紅葉をまだ十分に味わっていない・・!秋の山行では絶好の快晴に恵まれましたが針葉樹が多い山でその願いも成就せず、ついに11月下旬3連休を迎えてしまいました。連休初日は雲一つない大快晴!パブロフの犬と化してしまい、紅葉を求め出かけられずにはいられません。

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武蔵野の風景は「雑木林」と「丘陵斜面の湧水」が有名・・、このエリアの特徴は「はけ」と呼ばれる段丘崖(正式名:国分寺崖線)が多摩川とほぼ平行するように走っていることです。崖下から出る湧水は「野川」として住宅街の中をうららと流れ、実にほっとする景色。この辺も何度か来ましたが、自分の足で再度じっくり歩いて「武蔵野・多摩シリーズ」として紹介しましょう。紅葉も十分満喫した~。

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★「武蔵国分寺史跡」から「お鷹の道」


JR中央線と武蔵野線がアクセスする西国分寺駅に降り立ち「旧鎌倉街道」を南下していくと「国分尼寺跡」に到着、昔の柱跡が沢山残されていました。奈良時代に聖武天皇が「国分寺建立の詔」(741)を発令し日本全国に国分寺がつくられましたが、その女性バージョン(尼さん)のお寺です。

       ....(左)武蔵国分尼寺跡(お寺の支柱跡) (右)青空に映えて、たわわに実る柿....
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これを通過すると、次は男性バージョン「武蔵国分寺」を目指します。(武蔵野線・府中街道を横断)
ここも伽藍配置の跡(分倍河原合戦で焼失)だけで建物は残っていません。日本各地に国分寺の名前は多く残っていますが、市名としてストレートに使用しているのはここ東京の国分寺市だけだ。

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伽藍跡を尻目に進めば、国分寺の名をもつ名刹が現れてきます。江戸時代に復興された「景勝院国分寺」。ここは楼門・薬師堂・万葉植物園などがあり、緑に恵まれたいい雰囲気のお寺です。


       ....(左)武蔵国分寺である「景勝院」の楼門    (右)国分寺薬師堂の鐘楼 ....
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                     ....国分薬師堂の入口「仁王門」....
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そこからは「はけ風景」を象徴するような雰囲気のいい路が続いていました。欅木・竹林の中を往く石敷きの路の傍らには澄んだ水が流れ、鯉が泳いでいる。点在する大きな農家の門や蔵も見えてゆったりした気分・・。ここは「お鷹の道」、江戸時代に将軍が鷹狩りで通ったことに由来するらしい。

             .... 清流沿いに「お鷹の道」を行く。途中には「真姿の池」がある。....
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後で地図を確認すると「お鷹の路」北側(国分寺崖の上)は、JR国分寺駅前に繋がるメインロードで各商業施設が立ち並ぶ通常生活道路でした。平行に走る2つの道は雰囲気が完全に違うね~



★「殿ケ谷戸庭園」


「お鷹の道」から車が往来する一般道に出て坂を上がっていくとJR国分寺駅前に出ました。マルイの大商業施設・マンション等が密集する繁華街ですが、その目の前に「はけ」地形を生かした都立庭園があります。「殿ケ谷戸庭園」といい昭和初めには三菱財閥・岩崎家が所有していたとのこと。

          ....国分寺駅前にある「殿ケ谷戸公園」、自然地形を生かした湧き水公園....c0119160_1137093.jpgc0119160_11393349.jpg

           ...庭園内にある風情ある路 ↓萩のトンネル   竹の小径↑ ....
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おお~!ここの紅葉は見事だ。自然地形と湧き水や池がうまく組み合わされた回遊式の渓谷園となっている。「萩のトンネル」も秋ならではの珍しい季節散策路、「竹の小径」と共に風情があるね~
JR中央線メイン駅の目の前にこんな豊かな自然・湧き水があること自体にビックリ!羨ましい・・。

               ...燃え立つ紅葉が見事、庭園内は小さなミニ渓谷....c0119160_114451100.jpg
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        ...園内を回遊する散策路、「はけ」の清流と鮮やかな紅葉がマッチしている。....c0119160_1281843.jpgc0119160_1283710.jpg
庭を回遊すると立派な茶室「紅葉亭」に登りつめます。ここは庭全体を見渡せる位置にある東屋で渓流・湧水の紅葉が絶景じゃ~!「いいねえ・・あ~やっと本願成就!」 プシュッ・・ビールが旨い!c0119160_12111748.gif
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   ......(左)「紅葉亭」の中から見る庭園風景  (右)紅葉亭の池、水面にモミジ葉と金魚....c0119160_12414721.jpgc0119160_12425540.jpg



★「国分寺崖線」と「野川」の散策路


国分寺崖線は古代多摩川の浸食によってできたもので、西は武蔵村山市から東は大田区まで延びる段丘をいいます。地元では「はけ」と呼んでいますが、単に崖や斜面を指しているのではなく、崖下から清らかな地下水が湧く所という意味があるそうです。地層構造は下記HPをご覧下さい。

   ..... (出典)三鷹市教育センターHP:郷土学資料:(左)「はけの道」断面図 (右)平面図 ....c0119160_12535162.jpg
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             (クリックすると拡大で断・平面図が見れます。)


戦後を代表するベストセラーとなった「武蔵野夫人」(大岡昇平著)において、本地域が舞台となり「はけの道」が詳しく紹介されたことが契機となって、この名前が一般的に定着したとのことです。
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この散策路は、延々と続く崖とその斜面に建つ独特な住宅街風景で、見慣れぬ土地景観に興味が大いにそそられます。便利な中央線沿いで身近に湧水の自然風景があるのでやはり高級住宅街の雰囲気がある・・。でも崖面に密集するように建つ同じような形をした建売住宅も多いけどね。
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     ......湧き水を水源とする「野川」沿いには、瀟洒で落ち着いた雰囲気の住宅街....
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湧水清流は「野川」という名で武蔵野・住宅街を静かに流れている。もう少し洒落た名前(国分寺川とか)でもつければいいのに・・。青空の下、ビールほろ酔い・いい気持ちで逍遥するオヤジでした。


     .....野川清流に泳ぐ三羽のカモ、「カモ~ン・・、あっ行っちゃった・・」 ヒュ~(寒)oyajy....
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           ......今度は白鷺が飛んできた!「カモ~ン・・、おっ今度は来たぞ・・」....c0119160_13252085.jpgc0119160_13253648.jpg



★「湧水の池」と「はけの道」

野川沿いに東に歩いていくと「貫井(ぬくい)神社」に到着。ここには大きな湧水の「ひょうたん池」があります。昏々と湧き出す水は「黄金の如く豊富な水の井戸」という意味で「小金井」の語源となっています。水の透明度と真っ青な空、真っ赤な紅葉に鮮やかな鯉、もう色と光が乱れ交っている!

 .....「貫井神社」、小金井・語源池は本当に美しかった!「カモ~ン、コイよ来い」situkoi ヒュ~(凍)....c0119160_1337169.jpg






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住宅街の風情ある神社に別れを告げ、さらに歩いていくと大きな自動車道(新小金井街道)を横断します。ここで国分寺市は終わり・・。ここから先が小金井市となり、「はけの道」はさらに続くのだ。

.....(左)「倉浪泉園」(「武蔵野夫人」小説の舞台)の湧水池 (右)「金蔵院」の鮮烈な赤モミジ....c0119160_13484499.jpg



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           ......落ち着いた雰囲気の「小金井神社」、菅原道真を祭神としている。....
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           ......「はけの道」の途中にはキウイ果樹園があった。実にたわわ~!....
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風情ある住宅街の路を進むと、周囲は武蔵野特有の雑木林風景になってきました。今回コースの最終スポットは「武蔵野公園」です。ここで今が盛りの紅葉を大~いに楽しみたいと思います。



★「武蔵野公園」

「野川」に沿って雑木林を残しながら、広場も配置された都立公園。街路樹に植える苗木を育てる苗圃が多くあるようです。また昔、当地は東京で有数の米どころだったようで水田碑もありました。

    .....この公園は小金井や武蔵野の市民憩いの広場、雑木林が多くあって実に広い!....c0119160_1451866.jpgc0119160_14513934.jpg





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 .....(左)洋凧を揚げて走り、楽しくはしゃぐ坊や (右)マウンテンバイクの練習フィールドもあるぞ!....c0119160_1511252.jpgc0119160_1512972.jpg







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「秋の夕日は釣瓶落とし」、15時も過ぎると太陽は早くも夕暮れ時に向かって傾き始めてきた・・。
しかし今日は雲一つない晴天日・・。遮る物のない西日は照葉樹を間接照明の如く、紺碧空にクッキリと浮き立たせてきました。公園全体が独特なムード・黄昏色に徐々に染め上げられていきます。

           ..... 「武蔵野公園」の紅葉並木、鮮やかな赤と黄色のコントラスト競演....c0119160_15164331.jpg




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            .....「武蔵野公園」の中を流れる「野川」の堰堤を散歩する人たち...
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       .....(左)落葉を集めている人      (右)眩い黄昏の光に映える紅葉公園...
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この公園は40種・約1000本もの桜があって、1ヶ月以上に渡ってお花見ができる名所だとのこと。
春は野川堰堤沿いの満開桜が壮観のようですが、今は夕日に映えた紅葉並木が実にスゴイ!c0119160_15365827.gif 

       .....「武蔵野公園」の中を流れる「野川」沿いに連なる紅葉!夕日照葉が幻想的...
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  .....武蔵野公園に別れを告げ、「むじな坂」(右)を登り、繁華街を通り小金井駅へ向かう。...c0119160_15411340.jpgc0119160_15422839.jpg







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朝、西国分寺駅から歩き始めたのが9時過ぎ、もう15時を過ぎている。満足・充実感を身に感じて、帰路の「むじな坂」を登ります。坂の上はコンビニ・ファミレスが現れすぐに通常生活道路風景
ここからはJR小金井駅をめざします。JR3つ駅の区間を踏破か・・、今日は5時間位は歩いたな。

       
      .....今回辿ったコースの地図:西国分寺駅⇒国分寺駅⇒小金井駅の散策路を東進...c0119160_15564418.jpgc0119160_1557537.jpg

              (クリックすると拡大で地図が見られます。)



いや~、今日は十分に、湧き水・清流と由緒ある史跡・公園・鮮やかな紅葉を楽しむことができた!
住宅街・繁華街と、豊かな湧水清流と自然。この近接ギャップが実に楽しく、住む人は羨ましいね。
この楽しい武蔵野コースは気に入った・・!これから季節に応じて何回も訪れてみようっと!
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                                                     おわり
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*「はけ」段丘崖は、武蔵村山・立川からJR中央線の武蔵野の主要街を経て都内の等々力渓谷・田園調布辺りまで連なっています。今後も幾つかのコースを歩いて記事シリーズ化の予定です。

  by rollingwest | 2008-11-28 10:58 | 近郊歩きのミニ旅 | Comments(37)