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<2008年6月15日>「明治神宮」:都心どまん中の菖蒲園

昨年6月は南足柄で「紫陽花」を堪能したので今年は「菖蒲」でも味わってみるかと思っていたところ、或る人から「明治神宮の菖蒲園は素晴らしいよ!」と話を聞きました。早速、インターネットで調査!c0119160_912359.jpg
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    昨年6月の紫陽花紀行はこちらよりあしがら紫陽花紀行(その1:開成あじさいの里)
                           あしがら紫陽花紀行(その2:大雄山・最乗寺)

東京23区の菖蒲と言えば「堀切菖蒲園」「水元公園」「小岩菖蒲園」などの葛飾・江戸川の公園が知られていますが、何と都心のどまん中にこんな見応えある菖蒲の名所があったとは・・・!(驚)
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明治神宮は「初詣参詣者数・日本一」「大相撲横綱土俵入」で有名、明治天皇を祀る大正9年創建の神社です。過去何回か訪れたことがありますが、じっくりと菖蒲園等・苑内を歩き廻って見るのは初めて。超一等都心(原宿・表参道が近く)とは思えぬ程、広大で緑が多いことを再発見!(再驚)

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南参道と北参道の出合い口の所まで歩くとドデカイ大鳥居が現れました。日本有数の大鳥居で高さ12m、幅17m、柱の太さは直径1.2mあるそうです。なんと大迫力!荘厳な雰囲気ですなあ・・・。
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「苑内の花菖蒲田は、明治天皇昭憲皇后のために植えられたもので諸外国にまで広く知られている。」と書いてあります。諸外国人が知っているのに日本人の私は全く知りません。反省・・(笑)
しかし評判通りの素晴らしい鮮やかさ!何と150種1,500株もの菖蒲が咲き誇っているとのこと。
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明治神宮御苑の中には都会では珍しい湧水の井戸があります。「清正井(きよまさのいど)」と云われ、加藤清正が自ら掘ったとの由来。この昏々と湧き出る水が菖蒲園を潤す水源なんだそうです。c0119160_932790.jpgc0119160_9323422.jpg
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さて菖蒲を十分満喫したあとは、神宮の常磐の森でも歩いてみるか・・。敷地面積70万㎡、建立鎮座した大正時代に全国から献木された木々は365種10万本とのこと。太陽光も遮る鬱蒼とした森、この静寂な雰囲気は、すぐ隣りに若者で賑わう渋谷・原宿や代々木があるとはとても思えない・・。
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さて今度は本殿の方を訪ねてみましょう。威厳ある社殿の敷地は本当に広い!訪れる人もまばらで落ち着いた雰囲気が漂っています。正月三ケ日の初詣客数317万人、今年も日本一の座を守った明治神宮ですが、人ごみに押されて参拝するよりは閑散期に来たほうがいいかもしれません。
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神宮が出来る前はこの辺り一帯は南豊島御料地といい、皇室所有地を除いては畑が殆どで荒れ地のような景観が続いていたそうです。創建当初、ここに何の木を植えたら立派な御苑になるのかの議論があり、結果的には針葉樹でなく照葉樹(椎・樫など)を植えることに決定したとのことです。


   .....(左)明治神宮の空撮写真 (右)造営前の社殿敷地(大正時代)、出展:明治神宮HP......c0119160_9493585.jpgc0119160_10162539.jpg

もう一つ有名な神事は大相撲の新横綱誕生時に行われる土俵入り儀式。丁度一年前に「白鵬」が横綱に昇進し、この本殿で不知火型・四股と柏手でお披露目をしました。貴乃花引退以来5年半も外国人横綱の時代が続いていますが、今度いつ日本人横綱がこの地で四股を踏むのでしょうか。



   .....07年6月、白鵬が横綱昇進!明治神宮で横綱土俵入り(不知火型)披露、名横綱を期待!.....
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今度は花菖蒲について調べてみました。神宮御造営当時は「江戸系」菖蒲48種があり、その後は堀切(葛飾区)などから「江戸系」が集められて現在の種類になったとの記載あり。ちなみに菖蒲の種類は「肥後系」「伊勢系」もあるとのこと、いずれも多くの品種改良を経た芸術作品のようです。
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..........菖蒲の名品たち(明治神宮公式HPより:日本画は『花菖蒲図譜』からの出典)........
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.................. ↑宇宙............................↑九十九髪......................↑三笠山 ..........................↑仙女洞......
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................↑王昭君..............................↑都の巽......................↑鶴の毛衣........................↑立田川......


今年は例年より早い6月第1週での梅雨入り。でもこの時期に似つかわしいのはやはり紫陽花と花菖蒲ですなあ・・。花の風流が似合わないRWも何故か水無月にはこの花が見たくなる。(笑)c0119160_11131426.gif
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6月下旬、日本列島は全国的な豪雨に見舞われ依然ジトジトした梅雨は続いていますが、大被害など出ることなく早く梅雨明けを迎えたいものです。本格的な青空、夏の到来が待ち遠しい~!
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                                                      おわり

  by rollingwest | 2008-06-29 09:07 | 花鳥風月(季節の風景) | Comments(16)

<2008年4月>「ブログ開設1周年ご挨拶」 & 「サ・ク・ラ・(2008)レビュー」


★ブログ開設1周年のご挨拶
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昨年4月(桜が満開だった頃)、無事退院したことを機にブログ開設してちょうど1年となりました。
まさにマイブームとなってしまい「ブログは嵌まるぞ~」と言っていた人の気持がよくわかりました。四季の節目をレビューしたり、旅先に逍遥した時の光景や心境を何度も噛み締められたり、今までの自分の趣味をあらためて整理し心に刻み直してみたり・・・と、実に楽しいものですね。
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この間、何人もの新しい方とも(まだ見ぬ人も多く含めて)お友達になることもできました。
2年目に入りますが、ますます皆様と交流を深めていきたく今後ともよろしくお願いいたします。

                       ブログデビューのごあいさつ:「雪は桜に」(07年4月)


★サ・ク・ラ・(2008)レビュー

周辺風景はもう葉桜・・。今から新緑の季節を迎えようとしている時にいまさら「桜の記事」も遅きに失しますが、やはり季節の節目にサクラ光景は欠かせません。撮り溜めていた写真を一挙公開~!
私の記事は結構タイムリー性に欠ける場合(今回もそれに該当)も多いのですが、ご容赦下さい。c0119160_14524297.gifc0119160_1463117.gif
今年の桜は例年になく、元気が漲り実に綺麗に咲いていた気がします。(梅も同様でしたが・・)
「冬の寒さは厳しく、春になったら一挙に暖かく・・」と、やはりメリハリが効いた季節の移ろいのほうが花の色を美しくクッキリとさせるのでしょう。     何事もダラダラはいかんですね・・(笑)




★皇居東御苑(千代田区)

皇居の二重橋や外苑は昔何度か訪れたことがありましたが、東御苑(江戸城の本丸があった所、平川門から大手門へ抜ける)は今迄よく知りませんでした。昨年から大手町勤務になり昼休みでも気軽に行けるようになったので、季節の移ろいや花を楽しみに年数回訪問し、ブラついております。


....東御苑「平川門」入口。原則、月・金を除き一般無料公開される。(最寄駅:大手町・竹橋)....c0119160_14164655.jpg
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    .....皇居東御苑の「本丸跡公園」には大きく横枝垂れしていた立派な満開サクラが!.....
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東御苑の小高い丘を登っていくと、非常に広い芝生の公園に出ます。ここは「本丸跡公園」という場所で何と11万㎡以上あるそうです。(東京の中心部にこんな広い敷地が・・・!) ここには昔、江戸城の天守閣がありましたが、1657年「明暦の大火」(振袖火事)で焼失してしまったとのこと。


   .....(左)白く清廉で鮮やかな満開桜は感動的! (右)春の芝生で談笑する外人さんたち.....c0119160_1440762.jpgc0119160_14403071.jpg

立派な桜が取り囲むように咲き誇る広い芝生には、平日昼にまばらな人たちが憩っていました。
東京の超ド真ん中なのにこんなにも人口低密度なエリアで桜を楽しめるとは実に贅沢ですなあ・・。
満開の盛りを迎えたばかりの萌え桜!花のひとつひとつが天に向かって反り立っているようだ!

 ....(左)落ち着いた雰囲気、諏訪の茶室。(右)江戸城天守閣の跡に登る。遥かに高層ビル群.....c0119160_14221422.jpgc0119160_1423645.jpg
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遠方にはひしめく丸ノ内の高層ビル群、今ここに身を置く所は広々とした緑の贅沢な公園敷地・・、
このアンマッチが「皇居の魅力」ですね。東京は意外と緑の面積が結構大きい都市だと感じます。
これから新しい緑が萌え始め、大都市・東京のオアシスとして鮮やかに輝いていくことでしょう。

   ......本丸跡地の広大な芝生では、老夫婦が仲睦まじく座り春の訪れを楽しんでいた。.....
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   ......(左)大手門に向けていくと高層ビルも近い(新緑はまだ先)。(右)大手壕の枝垂桜.....c0119160_14265617.jpgc0119160_1427152.jpg

さ~て昼休みも終わり、午後からの仕事に戻りましょっかね。
次に来るのは、新緑や初夏の花が咲く頃ですかね~!爽やかな風が心地よい日に来よっと。



★津田山「緑ケ丘霊園」(川崎市)

地元川崎市にもいくつか桜の名所はありますが、高津区の津田山「緑ヶ丘霊園」もその1つです。
名前の通り、市営の公園墓地で、小高い丘陵地には数え切れないほどのお墓が密集しています。
今年の桜は開花が早く4月には桜が散ってしまいそうなので、3/29に弁当を持ってお出かけ~

          ......霊園の桜道には家族連れ・カップルが気持ちよく散歩.....
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アクセスはJR南武線津田山駅を降りてスグで、非常に行きやすい。駅前を降りれば、露天が並び今日はやや風が強いけど絶好のお花見日和です。またもビールをもって春のおじさん状態へ・・。
ここは600本の古木桜が沿道に並び、桜トンネルがズ~っと続いているところが魅力的ですね。
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  .....(左)鮮やかなコブシの花。 (右)おもろいね~!幹木から直接花びらが生えている。↓....c0119160_1502121.jpgc0119160_1504340.jpg

墓地の脇のあちらこちらでお酒を飲んでワイワイやっている光景もちょっと違和感もあったけど・・。
まあ花盛りの陽気な春の日ですから、お墓に眠る方々も許してくれるでしょう。むしろ、久しぶりに下界の人と一緒に酒盛りできて喜んでるかも・・。ここには藤子F不二雄氏のお墓もあるようです。c0119160_152013.gif
   .....華やかな桜の咲きぶりは実に見事!.霊園なので雰囲気は静かで落ち着いている。.....c0119160_1525654.jpgc0119160_153825.jpg

地元や神奈川県内でも行っていない桜の名所はまだまだ多く残っています。もっと探してみよう。
さて来年はどこの桜の下で弁当を広げてビールを飲もうかな・・?




★目黒川(目黒区)

東京の目黒川の堰堤桜は有名なスポット。昨年「歌舞伎界のプレイボーイE蔵と女優TSがデート」と芸能ネタでニュースが報じられていました。おじさん一人で寂しいけれど定期券の途中駅だし、「見るならば夜桜だ!」・・と仕事帰りに日比谷線中目黒駅で下車して川沿い散策を楽しみました。

           ......まるで白い蝶の群れが川の上を飛んでいるようにも見える!......
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      ......都会一等地の堰堤夜桜というのも素晴らしいものですね。......c0119160_15124226.jpgc0119160_15125946.jpg
ここはJR目黒駅や田園都市線池尻大橋駅からもアクセスできる8kmに渡って続く桜並木です。
上記の芸能話題で有名になったためか、近年人気が急速に上がってきたメジャーSPOTの1つ。
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  ...(左)橋げたから夜桜を撮影するカップルたち。 (右)川面に提灯の光が浮かび上がる。.....c0119160_15252217.jpgc0119160_15253488.jpg
やはり夜桜はいいですねえ・・。紅白提灯が並ぶ宴会風景が日本の典型的なお花見光景ですが、間接照明に浮かぶ幻影堰堤を歩いていく楽しみ方もリッチな感じがしてたまにはいいものですな。c0119160_15263295.jpgc0119160_15265111.jpg
    ...さすが!芸能人や著名人も歩く有名な目黒川沿いの桜、リッチだねえ・・・。.....c0119160_1528085.jpg











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周辺にはブティック・高級雑貨店、和風・洋風のお洒落な店・レストランが軒を並べており、実にいい雰囲気。光に映える美しい夜桜は、恋するカップル達には絶好のデートスポットなのでしょう。
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さぁて・・、そんなロマンチックに関係ねエ~おじさんは、早く家に帰って缶ビールでも飲もうっと・・!プシュc0119160_1643164.gifc0119160_15332095.gif

                                                     おわり 

  by rollingwest | 2008-04-12 13:56 | 花鳥風月(季節の風景) | Comments(16)

<2008年3月9日>大倉山公園:梅満開・春到来 


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3月上旬、このウィークエンドは暖かくて実に素晴らしい日々でした。  寒かったこの冬は完全に終止符が打たれ、いよいよ本格的な春を迎えた気持ちのいい週末。梅便りもあちこち満開模様!近隣・横浜市港北区にある「大倉山公園」の有名な梅園を久しぶりに訪ねてみました。


    ......「大倉山の梅園」はまさに見ごろ・満開!大倉の名は実業家からの由来......
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「大倉山公園」は東横線大倉山駅から徒歩5分、まさに駅前にある丘の公園。何かリッチな感じ。
この公園は谷戸に広がる梅林が山里のような雰囲気を見せており、実に素晴らしいところです。
梅林に下りて散策することも楽しいですが、丘から見下ろす梅里風情が非常に味わいがあります。


  ......この梅林には30種類180本の白梅・紅梅があり、競うように咲き誇っていた.....c0119160_13411367.jpgc0119160_13413295.jpg
.....(左)枝ぶりが芸術的な白梅…(右)紅白梅の向こうには富士山!(あら、単なる松でした~)......c0119160_13423442.jpgc0119160_13424687.jpg


この公園の最大シンボルは「大倉山記念館」。実業家大倉氏の名を冠する文化的な建築物であり、ギリシャ風の荘厳・重厚な白い殿堂の前に立っていると、何か日本にいるような気がしません。
小高い丘からは、横浜港北区(日吉周辺)や川崎中原区の街並風景が眺められます。


  .....「大倉山記念館」(横浜市指定文化財)、実業家大倉彦氏が精神文化研究所として創設......
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......記念館内部、ギリシャ風様式の建築(長野宇平治という有名建築家が設計したという)......c0119160_13445799.jpgc0119160_13451493.jpg

今日は暖かで絶好の行楽日和。午後から大混雑になるのは間違いなく、静かな梅園の雰囲気を味わうには午前中の散策が最適。まだ人も疎らで正解!何事も早めの行動が肝心ですな。(ムフフ!)
紅梅・白梅が今も盛りとばかりに競うように咲き誇り、雲ひとつない鮮やかな青空に映えています。


   ......細い花びらが華奢なマンサクの花(春に先駆けて「まず咲く」という語源らしい)......
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   .....しだれ梅も風情がある。バリエーションのあるさまざまな梅が目を楽しませてくれる。.....c0119160_1348239.jpgc0119160_13482270.jpg
   .....ピンク色に染まった紅梅と真っ青な空、そのコントラストが実に素晴らしい!.....c0119160_1350090.jpgc0119160_13501931.jpg

大倉山公園梅林は、東急電鉄が旧梅林敷地を用地を買収して整備し、昭和6年梅林として公開したことが始まりで、昭和9年に東横線駅名を大倉山駅に改名(旧:太尾駅)した時にこの公園名がつけられたとのこと。 公園の周りには静かな高級住宅地、何か落ち着いていいところだね~。


      ......真赤な椿(冬の花)も「我も負けじ」と存在感を大いにアピールする。......c0119160_1352267.jpgc0119160_13523821.jpgc0119160_13525192.jpg

.....一本木も各々自ら姿を誇示。(左)天に向かい伸びるメタセコイア(右)大きく幅広げる白梅...c0119160_13561580.jpgc0119160_5472472.jpg
  ......落ち着きある大倉記念館、あと1ケ月もしたら鮮やかな花や新緑に包まれる。......c0119160_1423380.jpgc0119160_1424980.jpg


30種180本の梅林は壮観。一般的には紅梅が早咲き・白梅が遅咲きですが、同時に見られるのは実にいいですなあ。ここに鶯でも乗ってればさらに絵になるんだけどね・・・(笑)c0119160_144762.gif
       
 ....午前中の梅林は人の姿がまだ疎ら。春の陽気に誘われカメラを梅に向けて構える散策客.....
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さあて、梅林の花々が盛りになったあとは、次はいよいよ待望の桜の季節ですか・・!
実に待ち遠しいものですなあ・・・。 ワクワク

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  by rollingwest | 2008-03-15 13:22 | 花鳥風月(季節の風景) | Comments(16)

<2007年9月26日>都心:秋の花


残暑厳しい9月でしたが、ようやく秋風も気持ちよくなってきました。
季節に移ろい、都心で見つけた花をUPいたします。薄の穂、あざやかな秋の彼岸花、夏から咲いていたムクゲ(もしかして芙蓉かもしれない)も頑張って咲いていますが、都心の花も秋の主役に交代しつつあります。

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   皇居(平川門から大手門)の散策路に咲いていたススキと彼岸花(秋の風情が感じらる。)


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.... 彼岸花クローズアップ!鮮やか(皇居) 夏から秋に咲くムクゲ(芙蓉かも)、そろそろ終わり..

こちらをクリック↓するとスライドショーがご覧になれます。   ↑写真の方はクリックで拡大表示
スライドショー画像:(都心・秋の花)←クリックどうぞ!

  by rollingwest | 2007-09-16 17:08 | 花鳥風月(季節の風景) | Comments(6)

<2007年6月16日>あしがら「紫陽花」紀行(その1):「開成あじさいの里」


★「開成あじさいの里」

いよいよ梅雨入り宣言!雨を象徴する「紫陽花」の季節、到来。
「あじさい名所」は全国各地にありますが、神奈川県には「田園風景とコラボした花群生」・地元の人が共に創り上げ、盛り上げている素晴らしいスポットがあります。
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「あしがら山の金太郎♪」~金時伝説で有名な「南足柄市」と神奈川県で最も小さな町「開成町」の「あじさい名所」を訪ねてみました。  

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今年は水不足が懸念される中、ようやく前日15日に気象庁から「梅雨入り」発表があったばかり。
しかし今日の天気は「いきなり梅雨の中休みかい!?っ・・」という絶好の行楽日和ではないか・・。
東名高速:大井松田ICを降りて西側に向かうと、足柄上郡「開成町」(神奈川県で最も面積が小さい町)の美しい農村風景の中に入っていきます。

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五月のような爽やかさで雲ひとつない快晴、例年になく残雪が多い「白い富士」の姿は湿度20%の乾いた空気の中くっきり青空に浮かび上がっています。やはり富士はいつ見ても素晴らしい~!
そして素朴な農村風景には絵画のように鮮やかな「紫陽花パラダイス」が広がっていたのです。

    *写真をクリックすると左上に拡大写真が表示されます。
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ここは「開成町あじさいの里」とよばれ、5千本株の紫陽花が植えられた「あじさい農道」が最近有名になっているスポットであり、「花の名所・全国100選」にも選ばれています。
この町の緑化推進事業として昭和58年に6年間の歳月をかけて、農道沿いに1,400本の紫陽花が植えられたとのこと。これをスタートとして、毎年地道に植栽や環境整備を進めてきたそうです。
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当時の観光訪問客は9千人だったものの、四半世紀の時を経た現在では17万人(約20倍)の観光客が訪れて賑わいを見せる大イベントに発展してきた経緯にあります。まさに地元の人たちが一体になって取り組んできた手作りの町おこしではないでしょうか。(mm・・・、本当に素晴らしい!)

      ........↓田植えを終えたばかりの素朴な水田で強く自己主張する鮮やかな紫の花........
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........紫のガクアジサイと田んぼのコラボも瑞々しくてなかなかの風情があります。↑........

........↓農業水路に咲き誇る「紫陽花」は、清流の反射を吸収してますます光を放つ.......
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..............散策水路の橋では、「柳」と「紫陽花」と「七色の虹」が豪華に競演↑..............

農道に並ぶ「紫陽花」は「ニホンアジサイ」だけはありません。「ガクアジサイ」や「アナベル」(西洋アジサイ:毬状でボリューム感のある白い花)や「カシワバアジサイ」(柏の葉に似てる)も見られます。
それぞれの花の塊たちは、個々を主張しながらも、しかして全体調和感を優先し地域の美をアピールしようとしているような印象があります。(花たちも、地元の方と協力意識が同じなのでしょう・・)

....↓西洋あじさい「アナベル」。日本の紫陽花を輸出しヨーロッパで品種改良し逆輸入した花.....
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また紫陽花だけではなく、異業種(?)の花(ツツジ・ヒマワリ・花菖蒲)と同居コラボレーションの光景もあちこちに見られました。紫陽花が主役ながらも他の花もこのお祭りにしっかり参加しています。

........紫陽花といろいろな花が同居コラボレしていました。まずは「ツツジ」との紅白共演↓.....
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......えっ?何これ!?↑初めて見る!「紫陽花」「ヒマワリ」同時開花の組合せ(不自然~).......

.....↓水無月の象徴「菖蒲の花」との共演は違和感がなく、自然な風景として目に馴染みます。......c0119160_2323777.jpgc0119160_233197.jpg


本イベントは地元農協JAが核となって推進しているようですが、町の皆が一体感と誇り・喜びを感じながら協力している雰囲気があります。イベントを通じて人的交流を深めこの小さな町を盛り上げていこうとする意気込みを感じました。(人間関係が希薄・ドライな時代の中で、実に素晴らしい!)

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......茅葺家で地元農産物を販売するオバチャマたち↑取れたてタケノコと風鈴、初夏の風情.....

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.... 「カシワバアジサイ」↑注水容器に似た個性的な花↑「アナベル」透明感ある白色は強い存在感.... 


いや~実に美しく素晴しかった!花も町も人々も・・・。
田んぼの中でこれだけの紫陽花の群生を見たのは生まれて初めて・・・、壮観でした。
植物園などでは味わえない「素朴な自然風景」と「地元の人の一体感」、これが実によかった。
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神奈川の「あじさい名所」というと鎌倉や箱根などが有名ですが、これらのメジャーとは全く競合しない「癒しの風景と趣き」「素朴な風情」は、間違いなく「神奈川ベスト3」に名を連ねるでしょう。
是非ともまたいつか来てみたい場所を知りました。こんな名所が今後たくさん増えるといいですね。

           あしがら「紫陽花」紀行、まだ続きます。

  by rollingwest | 2007-06-16 22:37 | 花鳥風月(季節の風景) | Comments(15)

<2007年6月16日>あしがら「紫陽花」紀行(その2):「大雄山・最乗寺」


★「大雄山:最乗寺」

金太郎(坂田金時)のふるさと「あしがら」には、霊気あふれる名古刹が山奥に鎮座しています。
大雄山・最乗寺」、開創以来600年の歴史をもつ曹洞宗の山寺で、関東の屈指の霊場です。
このお寺は参道などの紫陽花が見事であり、その鬱蒼とした杉木立や霊気・雰囲気が昔からお気に入りだったので、ここを訪れるのは今回で3回目(10年ぶり)となります。
玄人はだしの隠れたパワースポット、深山の雰囲気とともに皆様へご紹介いたしましょう。

鮮やかな紫陽花群生が目に焼きついた「開成あじさいの里」をあとにして、南足柄市に入ります。
最乗寺への参詣者の鉄道ともいえる「伊豆箱根鉄道大雄山線」のターミナル駅は、その名のとおり「大雄山駅」。南足柄市(人口4.4万人)の市役所もこの駅が最寄りであり、この街はまさに最乗寺の門前町です。(富士フイルムの企業城下町でもありますが・・。)


    *写真をクリックすると左上に拡大写真が表示されます。
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.....↑「開成あじさいの里」の「紫陽花」と「富士山」........↑坂田金時は源頼光の四天王の一人....

杉木立の参道をマイカーであがると、沿道の紫陽花の花たちが連なって出迎えてくれました。
開成町の里のような華やか・鮮やかさはないものの、落ち着いた雰囲気の紫陽花もいいものです。

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.... 仁王門からの参道には紫陽花が咲き誇る.....境内に入り書院を右手に見て本堂へ向かう........


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ひんやりした涼感ある杉木立の中を歩いていくと、深い木々の間から木漏れ日が差しています。
通常は暗い山道なのでしょうが、今日は強い日差しが深山の新緑を照らしているため、幻想・芸術的な緑光、この環境に身をおける幸せと爽快な気分に浸ることができました。mm・・・充実感~!

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...樹齢400~500年の巨木杉が林立する参詣道、神奈川県天然記念物の指定がされている。... 

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最乗寺の境内と参詣道には、樹齢数百年の年輪を刻む巨大杉が数多く見られます。
これらの老木から発せられる氣こそが、この古刹・霊場に漂う霊気の源なのでありましょう。
参詣道を登りつめていくうちに、心も洗われるような気持ちになりました。

本堂・開山堂を過ぎてさらに山奥に上がっていくと、結界門が現われてきました。
結界とは一般領域と修行聖域の境界線のこと、門の両脇には天狗像2体が憤怒形相で神聖な場を守っています。(仁王じゃなく天狗は珍しい・・)ここからは奥の院まで長い石段が続いています。

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....↑修行場の入り口結界門、両脇に天狗が守座..↑杉巨木に囲まれ奥の院に続く長い石段.....

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...奥の院に続く参道には2体の天狗が守護↑左はカラス天狗、右は葉の団扇をもつ天狗.......

最乗寺は曹洞宗のお寺で、永平寺(福井)・総持寺(横浜鶴見)に次ぐ規模の古刹です。
曹洞宗開祖は道元ですから瞑想座禅や雲水のイメージがありますが実際の空気は全く違います。
静謐な瞑想・禅の雰囲気ではなく、大峰山などの山岳宗教(役行者が開祖)や高野山などの密教系寺院(空海が開祖)に見られる山岳霊験独特の勇ましい世界が満ち溢れています。
なるほど調べてみると、お寺を開創した了庵は曹洞宗禅師であるものの、祀られている本尊は「道了大薩埵」という山岳密教系の尊者で、「十一面観音菩薩」の化身なんだそうです。c0119160_22224255.jpgc0119160_22101490.jpg
...... ↑祈祷開始の合図、太鼓が鳴る......大僧正が般若心経を読経、妖しい神秘の光景↑.....

ドン・ドン・ドン~、本堂で太鼓の音が響き渡ります。大僧正の勤行読経の時間に遭遇!
金箔装飾された本尊に向かい「おんまか・きゃら・そわか」という般若心経真言を唱え始めた大僧正、白法衣を纏った僧正の後姿が光り輝き、これぞ神秘的で妖しい「密教加持祈祷」の世界・・!
何か見てはいけないものを見てしまったような気がしますが、やはり写真を撮ってしまいました・・。

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....↑夫婦和合の巨大下駄は子宝ご利益....本堂隣に下駄の置物↑が一杯飾られている。....

さすが神秘な世界に触れただけあって、自分にもありがたい霊気に包まれてきたような・・・。
パワースポットで十分お祈りをした後は、参詣道をゆっくりと逍遥下山。ふたたび紫陽花の道を楽しみながら下界へ向かい・・、鬱蒼とした雰囲気から、再び明るい光に包まれた人間界に戻ります。


陽光はさらに輝きを増し、川沿い松並木の向こうには、残雪の富士山が明星ケ岳越しに見えます。
6月は鮎解禁の季節、酒匂(さかわ)川を見渡せば清流に身を浸かる太公望たちの風景。
長い釣竿を指し構える姿には、待ちに待った鮎シーズンを迎える喜びが溢れています。

...↓清流・松並木・富士山、額縁に入れたい。..↓酒匂川は富士山麓から小田原・相模湾へ注ぐ....c0119160_22312366.jpgc0119160_22321528.jpg
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....... ↑清流の太公望、鮎釣人の優雅な時間。明星ケ岳の向こうには白い富士山が輝く.......


6月は梅雨のじめじめした季節のイメージがありますが、6月上旬は「初夏の爽やか」な日が多くて、1年の中では最もいい季節なんですよ。(山もこの時期が一番美しく最高の時期です)。
今日は、鮮やかな紫陽花と美しい富士、山岳宗教の名古刹、鮎の清流・・。
目の保養をして、元気をもらい、心が癒され、実に素晴らしい一日でした。

                                                     おわり

  by rollingwest | 2007-06-16 19:57 | 寺社・史跡・古道 | Comments(5)

<2007年6月3日>梅雨入り前(近隣風景)

今年の初夏は、意外と過ごしやすい日々が続いています。
クールビズがスタートいたしましたが、半袖では肌寒いときもあるくらい爽やかな空気の日が多いような気がします。 (コル巻きの身としては、非常にありがたいことです。)

一年で一番過ごしやすい初夏の爽やかな日々、あとどのくらい楽しめるのでしょうか?


★↓いよいよ紫陽花の季節(ガクアジサイが鮮やか)   ↓初夏の花が咲き誇る道端風景(タチアオイ)c0119160_13525561.jpgc0119160_13531287.jpg


川崎市民ミュージアム前で鎮座する「トーマス転炉」↓旧:日本鋼管(現JFE)から寄贈されたもの
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(左)川崎等々力スタジアム (右:遠方高層ビル)現在急ピッチで建設中の武蔵小杉駅前のマンション群

↓等々力スタジアムは川崎フロンターレの本拠地。 Jリーグ草創期にはヴェルディ川崎でカズ・ラモス達が活躍c0119160_1356829.jpgc0119160_13562095.jpg
今のヴェルディはJ2でボロボロ状態・・・。↑かたやフロンターレは本当に強くなったもんだ。(祝!AFC出場)


ガクアジサイの花は二重構造になっており、中央部が両性花(オシベとメシベを持ち実を結ぶ)で、花びらの大きい方が外周花(中性花で実は結ばない)だそうです。  ←実に勉強になりました。
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あと1~2週間もすれば、蒸し蒸しとした憂っとうしい日々に入ることでしょう。
まあ今年の夏は水不足の危機も懸念されますので、雨もそれなりに降ってもらいたいものです。
梅雨入り前の季節の変わり目、皆様くれぐれもお体にはご自愛ください。


紫陽花も美しく咲きはじめてきましたので、そろそろアジサイ名所を訪ねてみる予定です。
次回は紫陽花満開レポートを掲載しますのでお楽しみに・・・ (^-^)>♪          おわり

  by rollingwest | 2007-06-03 13:47 | 花鳥風月(季節の風景) | Comments(7)

<2007年4月1日>ブログデビュー(雪は桜に)


50歳人生節目を迎える年に人生初の大厄(腰骨を折る大怪我)に遭遇!

昨日ようやく退院することができました。(2月25日事故→入院→3月に2回手術→3月31日退院)
詳細レポートはこちら↓にまとめてありますのでご覧ください。
ローリングウエスト山紀行4


本日より、約1カ月の自宅リハビリ療養生活に入ります。(職場復帰は5月頃)
多忙サラリーマン生活で有り余る時間を頂きこの充電期間を利用しマイブログを開設しました。    (^-^)>♪  これからもよろしくお願いいたします。



事故遭遇は万座温泉スキー場。当日は快晴!浅間山と浅間隠山の美しい雪景色
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遠くに見えるのは雄大な北アルプス後立山連峰
   (遠方左から五竜・唐松・白馬・雪倉の名峰群)
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関東労災病院に約1カ月入院、2回の手術も無事成功し3月末退院できました。c0119160_22352097.jpgc0119160_22354191.jpgc0119160_22355493.jpg
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☆☆ ☆☆☆☆入院期間中は数々の方から心温まる励ましやお見舞いを頂戴し、本当にありがとうございました。やはり人間はひとりでは生きられない・・とあらためて認識。 
お世話になった人たちに感謝の気持ちで一杯です。この間季節は移ろい春を迎えていきます。
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水ぬるむ春の二ケ領用水に啄ばむ白鷺↑☆↓自宅近所の桜の名所:住吉桜(渋川沿路)
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  退院の日はまさに春爛漫! 満開の桜に目を奪われ体で喜びを感じました。 

     「転ちてみて知る身の痛さ・ひとなさけ 充ちて還れば、雪は桜に」

  by rollingwest | 2007-04-01 16:06 | ごあいさつ | Comments(9)