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<2017年9月>「上州武尊山」(日本百名山)登山&奥利根・水上紀行


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★今年2つ目の日本百名山はまたも群馬県の名峰「上州武尊山」


この7月、4年ぶりに日本百名山へ挑戦し「皇海山」(sukaisan)を登りましたが、9月も「武尊山」(hotakayama)単独行にて連続で百名山の登頂、合計79座に積み上げました。2峰の共通点は一般には無名の存在、山名の読み方がよく解らない群馬の地味な山と言うところでしょうか・・(苦笑)


     .....夜明けの関越自動車道、空が赤く染まり始める!走行中撮影は危ないぞ!喝~.....
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「武尊山」を「ほたか」とは中々読み辛く、北アルプス穂高岳と間違えられるので「上州」の字を先に付けて呼ぶのです。早朝3時半に家を出発し、関越自動車道路から群馬県の最北部・水上ICを降り道の駅にて車内朝食。県道63号線で宝台樹キャンプ場を通過し、利根川源流部を目ざしました!


     .....関越道・水上ICを降りると明るくなってきた!宝台樹キャンプ場を通り藤原湖方面へ!.....            
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山道の途中では猿軍団を発見!いよいよ藤原湖(藤原ダムで造られた人工湖)が見えてきた!矢木沢ダム・須田貝ダムと並ぶ奥利根三湖、ここが干上がると関東は水不足に陥る重要な水瓶です。


     .....(左)モンキー軍団、車接近!崖攀じ登って逃げる (右)藤原ダムを通過し裏見の滝へ.....
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登山口手前には武尊神社が鎮座。山名は日本武尊(景行天皇時代の東征将軍)に由来します。この近くには高さ50mから勢いよく落ちる「裏見の滝」があるので足慣しに穴場名瀑を散策してみよう!


     .....(左) 武尊神社に参詣(無事登山を祈念) (右)神社前には「裏見の滝」遊歩道入口.....
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駐車場の近くにある滝見ルートの山道に入り歩いて10分程で水量の多い豪快な滝に出会えました。現在は滝の裏側が見られる遊歩道は崩壊しており裏見ができない「裏見の滝」でしたが、滝の最上部に登り真下を覗きこみスリルを味わいました。武尊山登頂前のいい準備運動の散策になったネ~!


       .....「裏見の滝」展望台から、武尊川から断崖絶壁を豪快に落ちる名瀑を望む.....
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     .....(左)滝の最上部まで登り、川が断崖下に落ちるアングルに張り付き名瀑を上から覗き込む.....
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★「上州武尊山」への往復登山、絶景パノラマを満喫!


裏見の滝から車で悪路を登り上がり登山口駐車場に7:30到着。手小屋沢避難小屋ルートでの6時間半ピストン登山をいざ開始~!明るくなってきたカラマツ林・ブナ樹林の中を歩き、尾根を西から東に巻くように住んでいくと手小屋沢避難小屋があります。トタンのカプセルシェルターみたいで面白いネ~!


     .....(左)駐車場に到着して出発準備 (右) 「上州武尊山」の登山ルート(鳥瞰図バージョン).....
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          .....カラマツ林・ブナ樹林の道を進み行く。手小屋沢避難小のユニークな外観.....
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手小屋沢を過ぎ暫く平な道が続きましたが次第に斜度が増してきました。木の根の段差が大きい箇所が多くあり慎重に登り行くとようやく視界が開けました。全体的に厚い雲に覆われ今日のパノラマは望み薄なのかな・・ちと不安。さらに登り詰めていくと鎖場登りの断崖が何度も出てきました!


     ....稜線の高台岩に立つとパノラマが開ける!ガスがかかっており頂上は雲の中なのかな?.....
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     .....鎖場は5箇所連続で登場しスリル満点!最後の詰めに向い緊張する登りが続く.....
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       .....(左)ハイマツ帯からは断崖の大岩が登場! (右)まだ厚い雲に覆われている.....
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森林限界を超えハイマツ帯の広い道に出ると名峰赤城山が見えてきた!目の前には目指す武尊山が緩やかなピラミダル姿を現した!期待していなかった眺望も雲が徐々に薄らぎ晴れ渡ってきたぞ!


       .....(左)雲がなくなり赤城山が見せてきた (右) 武尊山の頂上まであと40分!.....
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11:00ついに頂上へと立つとガスは完全に晴れ渡り360度のパノラマ!何たるラッキー!目の前には今朝通過した藤原ダム湖がブルーレイクに変貌している!その左は突がっている山は剣ケ峰山・・


     .....上州武尊山の山頂に立つ!青空が広がり絶好のタイミングに恵まれた!.....
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        .....(左)関東の水瓶「藤原ダム湖」 (右)剣ケ峰山は実に格好いい山だなア・・!.....
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山頂パノラマは実に素晴らしい!尾瀬の2名峰(至仏山・燧ケ岳)、日光白根山、そして7月に登った皇海山、谷川岳など日本百名山がズラリと並んでいる!パノラマを大満喫しユックリ昼食タイムを楽しみました。


     .....(左) 至仏山と燧ケ岳の中間が尾瀬ケ原 (右)日光白根山・皇海山も見える.....
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11:40下山開始、まだ緑が深い道には高山植物やキノコが随所に見られ秋の風情も感じられました。13:50駐車場に到着。軽装ザックの往復ピストンでしたが6時間半かかり歩き応えがあった・・。天気はドンドン回復し快晴度が増してきたぞ。次は奥利根の名湯「水上温泉」を散策してみよう!


     .....(上)樹の根が張り出した道を降りる (中)高山植物(下)キノコを発見し秋を感じる.....          
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★利根川水源「奥利根」の名湯「水上温泉」散策


日本一長い川は信濃川ですが、茨城・千葉県境沿いに太平洋へ流れ込む首都圏の大河「利根川」は日本一の流域面積を誇ります。その源流は三国山脈・大水上山(群馬県利根郡みなかみ町)。当山域は深い沢と多くの滝があり、日本有数の探検秘境地(沢登り最上級グレード)なのです。


  .....奥利根源流は一般登山者が入れない奥深い秘境。峡谷の沢登りは高い登山技術が必要.....
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昭和初期に谷川岳を貫き関東と越後を繋ぐ清水トンネルが開通するまで深山幽谷温泉だった「水上(minakami)温泉」。有名になったのは若山牧水「みなかみ紀行」であり、文壇作家や谷川岳登山者に愛され活況を呈していました。今は関越自動車であっという間に行けますがやや人気低調な印象・・?


     .....奥利根の川の流れが美し過ぎる!首都圏の奥座敷として有名な「水上温泉」.....
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2007年3月に水上温泉街の真ん中にオープンした「みなかみ町山岳資料館」には谷川岳の登山史を語る資料や写真の数々や山仲間から寄贈された懐かしい登山用品が多数展示されています。


   ....温泉街の雑貨屋2階にある小さな山岳資料館は見学無料(地元山岳有志で開業).....
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水上なのでやはりメインは谷川岳展示が中心で多くのパネルが飾られています。地元登山家の紹介、奥利根山岳エリアの立体模型・ビデオ案内があります。谷川岳は一ノ倉沢という穂高岳・剱岳と並ぶ日本三大岩場があり、関東から行き易いので昭和30年代は岩壁に挑戦する若者が多く殺到しました。


  .....(左)魔の山「谷川岳」の雄姿 (右)清水トンネル開通後、土合・土樽駅は登山者で賑った.....
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   .....(左)断崖絶壁の一ノ倉沢 (右)この山の遭難死者数は800人を越え世界一(ギネス認定)....
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しかしこれに伴い遭難も急増し「魔の山」として畏れられ、昭和41年には遭難死者が何と37名もの過去最悪事態が発生し「谷川岳遭難防止条例」が制定される程でした。今はロープウェイも開通し家族でも登れる山となりましたが、我々の世代では恐ろしい山としてのイメージが今も残っています。


  .....昔の登山道具も多く展示、学生時代は30kgの重荷で肩に食い込むキスリングが辛かった.....
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水上町歴史民俗資料館には、当地の祭事道具・農具・民具・古文書2千点が展示され水上の歴史を知る上で興味深い資料館。前庭には移築された国重要文化財「旧戸部家住宅」もあります。


    ....水上歴史民俗資料館を覗いてみる。展示で外人マネキン人形を使っているのはチト笑ロた.....
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旧戸部家住宅は江戸時代初期の川場村農家建築で当時の人々の暮らしぶりを垣間見ることができます。昭和48年、水上町が国の重要文化財を買い上げ、一般公開を始めたとのこと。中に一歩入れば150年前の奥利根村にタイムスリップした様な感覚になり、懐かしい気持ちに浸りました。


          .... 旧戸部家住宅は茅葺き家で昔の山間部農家の暮らしが伺える.....
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★谷川岳を間近に仰ぐ清流風景「諏訪峡」を散策


諏訪峡は水上温泉を代表する景勝地の一つで、春は新緑、夏は涼、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季それぞれに彩りを変えます。双耳峰の谷川岳が間近に仰げ、美しい清流で心が癒されます。渓谷の流れに沿って遊歩道が整備され「美しい日本の歩きたくなる道500選」にも選ばれている道


   ....道の駅「水紀行館」(水上温泉の近く)から「諏訪峡」巡りができる。コスモスの花が満開.....
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水上温泉の玄関口に水紀行館の隣には清流公園があり諏訪峡への入り口になっています。奇岩、怪石が連続する渓谷で、坊岩・夫婦岩・玉簾の滝、高所吊り橋の笹笛橋などの見所があります。


     .....奥利根からの清流を体感できる諏訪峡の散策周遊路は実に気持ちがいい.....
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公園内に「与謝野晶子歌碑公園」を発見!晶子は全国の温泉を巡っており各地に足跡を残しましたが、水上温泉は4回も訪問した縁で2009年、与謝野鉄幹も含めて9つ歌碑が建立されました。


       .....「与謝野晶子歌碑公園」有名な「君死にたまふことなかれ」の句碑が設置.....
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     .....(下)笹笛吊り橋の渓谷は絵画如し! (右)谷川岳の双耳峰がよく識別できた!.....
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今年9月は山仲間3人で谷川連峰周遊(平標山・仙ノ倉岳)を計画したのですが台風の接近で中止として、その代替として「上州武尊山」の単独登山をしました。今回は大して期待してなかったのですが、こんな素晴らしい山旅になるとは思わなかった!来年のリベンジ登山が大いに楽しみだ!


   .....谷川岳を眺め諏訪峡を巡り水上の湯に浸かって大自然を満喫するのもいいかも!.....
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今年6月に谷川岳や奥利根・水上はユネスコエコパークにめでたく登録されました。世界で認められる大自然風景をお手軽に日帰り登山を楽しめる日本人の幸せをまた一つ実感した次第です。


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  by rollingwest | 2017-10-11 21:40 | ローリングウエスト山紀行 | Comments(160)

<2016年9月24日>糸魚川の名峰・日帰り弾丸登山「青海黒姫山」

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★黒姫山を全山制覇!新潟・富山県境の名峰を日帰り登山


新潟県糸魚川周辺(富山県境)や頸城エリアには妙高山・火打山・雨飾山など名峰が多くあります。その中であまり知られていない「青海黒姫山」(日本300名山)に登ってきました。黒姫の名前を持つ山は全国で3つ(他に長野県と我が故郷・柏崎)ありますが、これで黒姫山3峰を全て制覇しました。


      .....北アルプスの最北端に位置し、日本海に面している新潟県の名峰「青海黒姫山」....
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      .....(左)わが故郷・柏崎の「刈羽黒姫山」 (右)最も有名なのは北信濃の「黒姫山」....
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                               <2014年7月>北信濃・歴史旅&「黒姫山」登山
 

糸魚川はつい最近まで交通アクセスが不便な場所(松本から「大糸線」、東京から「ほくほく線」、柏崎からは直江津経由乗継ぎは不便)で遠隔地イメージがありましたが、昨年3月北陸新幹線が開業して以来、状況は一変!今回は8時間行程の山歩きでしたが日帰り登山ができました。時代は変わったネ~


  .....2015年に開業した北陸新幹線、東京駅から糸魚川までのアクセス2時間20分、超便利!....
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今回の同行者は山仲間マツ氏、彼とはこの2~3年糸魚川や北信濃の名峰4座(火打山・新潟焼山・斑尾山・戸隠山)を登っており今回でこのエリアは5座目。毎回天気に恵まれてありがたい・・。朝6時半の北陸新幹線で東京駅出発。糸魚川駅に9時前到着、タクシーで青海室姫山の登山口へ!


   .....(左)朝8:50糸魚川駅に到着 (右)3年ぶりに「奴奈河姫」(糸魚川駅前に鎮座)と対面...
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  .....(左)糸魚川ジオステーション・ジオパル (右)早大校歌作詞の相馬御風 (右)大糸線の旧車両...
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青海黒姫山は西頸城郡青海町の背後に聳え立つ石灰岩の独立峰で、その天然資源を利用して大正時代からセメント・化学肥料等の石灰工業が盛んになり半農半漁だった青海町は飛躍的に発展しました。タクシーは青海デンカ工場経由で青海川沿いに山奥へ入り清水倉登山口に向います。


      .....タクシーはデンカ(旧社名「電気化学工業株式会社」の青海川工場脇を通過...
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       .....(左)姫川渓谷を走る「大糸線」列車 (右)青海川沿いに登山道へと向う...
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山の位置を下記地図で見ると、青海黒姫山の東南方向には越後頸城エリアの山々(火打山・新潟焼山・雨飾山・高妻山・戸隠山)、南に北アルプスの「後立山連峰」(白馬・五竜・鹿島槍)、南西部に「剱岳・立山連峰」が鎮座しており、青海黒姫山は日本海に面したフォッサマグナ名峰群の最前線峰です。


       .....環境リサイクルセンターの脇へタクシー到着、ここが青海黒姫山の清水倉登山口...
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★青海黒姫山の頂上へ!日本海や頸城エリア名峰の大展望!


清水倉登山口(リサイクルセンタ―脇)でタクシーを降りて9時半に登山開始。10時半に一本杉(実に巨大な杉の木で休憩場所に適した場所)に到着。急坂が始まり、ロープを使いながら登っていくと、夫婦縄文杉(根から2つに分かれ双方で支え合っている古木)が出現。今度は犬ヶ岳も見えてきたゾ!


       .....青海黒姫山の立体地図と清水倉登山ルート(鉱山道ルートは通行禁止)...
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   .....(左)最初の休憩ポイント「一本杉」 (右)次は「夫婦縄文杉」 (下)白馬山・犬ケ岳.....
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当日は曇り気味で直射日光は受けないものの9月下旬はまだ蒸し暑い空気が残っており結構汗をかいて全く調子が上がらない・・。12時、金木平に漸く到着。五葉松根元に飲料水の看板があり本当に水が美味かった~!ここで昼食を摂って英気を養い、12時半から最後の登りへ向います。


    .....12:00「金木平」に到着、唯一の水場(本当に美味い水!)、ここで昼食を摂る...
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      .....ここからは急勾配の登り!あと頂上まで1時間半、キツイけれど頑張ろう!...
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13時40分過ぎ、ついに視界開ける稜線上に出ました!今日は曇り気味にも関わらず遠方のパノラマコンディションは良好です。間近に日本海、遥かに能登半島・佐渡ケ島の広がりも識別できる!さすが日本海最前線のフォッサマグナ峰だネ。あともう少しで頂上・・、途中の大岩の上でポーズを取りました。


   ....稜線道からのパノラマ!日本海や能登半島も眺望できる!貴重なる穴場名峰かも・・...
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        .....目の前には「青海黒姫山」の突兀頂上が迫る!あと20分でゴールだ・・...
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14時過ぎ、青海黒姫山の頂上に到着、蒸し暑くて結構ハードな登りだった・・。頂上には三角点が設置されており糸魚川市街地の向うには日本海の海岸線、そしてわが故郷・柏崎と米山も見える!


   .....「青海黒姫山」頂上に立つ、日本海に臨む頸城エリア(新潟県南西部)の名峰群が俯瞰...
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    .....(左)日本海の海岸線と糸魚川の街 (右)遥かに我が故郷・柏崎&米山も見える!...
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標高は1100m弱ですが、標高差をそのまま登り同じ道を下る高低差の行程は結構厳しい山(足場も結構滑りやすく要注意)。しかしその苦労は海が間近に望める絶景の素晴しさで報われます。


   .....(左)地元で愛される「権現岳&鉾ケ岳」 (右)全国的メジャーな名峰「妙高・火打・焼山」...
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★越後頸城の名峰群の登山 (思い出レビュー①)


越後頸城エリア(新潟南西部)には青海黒姫山の他に、火打・焼山・雨飾・高妻山が有名。その南部は妙高高原・野尻湖を囲むように聳え立つ北信濃の名峰群(妙高・黒姫山・戸隠・飯綱・斑尾)があり「北信五岳」と呼ばれます。RWは10座全てを勝手に「信越国境10名峰」と名付けております。


     .....(左)越後頸城・北信濃の名峰が広がる! (右)明星山と石灰セメントの採石場...
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      .....「雨飾山」は2009年夏、食山人氏の百名山達成記念でFツアー仲間達と祝福...
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                               <2009年8月>フォッサマグナの名峰「雨飾山」
 
越後頸城エリア(新潟県南西部)の名峰で思い出深いのは、Fツアー仲間の百名山達成を皆で祝った「雨飾山」(2009年)、雪景色の中をマツ氏と登った「火打山」(2013年)、2014年9月に登った「新潟焼山」、当日は奇しくも御嶽山が噴火し、まさに同日・同じ活火山にいたので本当に驚きました。.


     .....(左)2013年10月「火打山」に登る (右)朝の「高谷池」は一面の雪景色だった...
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                                     <2013年10月>「火打山」雪景色登山
 
       .....火打山頂上からは雄大なる北アルプス「後立山連峰」!大絶景を俯瞰..
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        .....2014年9月「新潟焼山」に登る。頂上付近では大岩峰の上に立つ...
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                               <2014年9月>「新潟焼山」:雲上パノラマ登山
 



★糸魚川フォッサマグナ探訪 (思い出レビュー②)


新潟焼山も御嶽山と同じで「活発23火山」の一つ、40年前(1974)の大噴火で登山者3人が死亡していますが、今年5月「新潟焼山」は小噴火を起こしました。ここ数年、フォッサマグナ周辺の山では大地震が多発しています。そして今年は日本を横断する中央構造線で熊本地震や阿蘇噴火が・・


    .....(左)糸魚川フォッサマグナの最前線 (右)今年5月に小噴火を起こした「新潟焼山」...
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         .....(左)構造線の露頭岩 (下)フォッサマグナは大地震の多発地帯...
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2013年は「親不知」も訪ねました。北アルプスが日本海まで迫る断崖絶壁海岸は北陸街道・最大難所で岩礁通過の旅人達は荒波に呑まれ多くの命を落としました。親子が生き別れた悲劇の海は「親不知・子不知」の地名で今に語り継がれます。「ウエストン」(日本山岳界の先駆者)の像も鎮座


     .....「親不知・子不知」は北アルプス連峰が海に落ち込む断崖海岸(天下の難所)...
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2009年、日本の3地域(糸魚川・島原半島・洞爺湖有珠山)が世界ジオパークに初指定されました。(山陰海岸・室戸・隠岐も追加され現在は6地域)。糸魚川はフォッサマグナに代表される日本列島形成のレアな地質、見事な景観、歴史の深さにも触れられ、世界的に価値の高いジオパークなのです。


    .....(左)親不知海岸「ピアパーク」にある巨大な翡翠原石 (右)「奴奈川姫」と勾玉...
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糸魚川フォッサマグナのハイライトは「明星山・高浪池・ヒスイ峡」、岩肌剥き出しの明星山の大岩壁は3億年前の珊瑚礁が変化したもので多くの化石が眠っています。ここは翡翠原石の大産地で古代の人は翡翠で造る勾玉を神の石として崇め、奴奈川姫(大国主の妻)が支配した神の渓谷でした。


        .....翡翠原石が多く採れる「明星山」(高浪の池とのコラボは実に絶景)...
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                                  <2013年10月>糸魚川フォッサマグナ探訪
 





★北信濃の名峰群(北信五岳)の登山 (思い出レビュー③)


今度は北信濃の名峰を紹介。「北信五岳連峰」は飯縄・斑尾・黒姫・戸隠山の4座を制覇済み。2014年単独で登った野尻湖を包み込むように聳える「黒姫山」。山容は優美で丸味を帯びた姿が印象的です。2005年に登った「高妻山」は結構ハード!2015年「斑尾山」は楽チンな登山でした。


   .....越後頸城の南側には北信濃の名峰群「北信五岳」が鎮座!登り残しは「妙高山」のみ...
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          .....2014年7月、長野県の「黒姫山」に登る(野尻湖から仰ぐ雄姿)...
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   .....(左)2005年秋にFツアーの仲間達と登った「高妻山」 (右)2015年10月「斑尾山」登山...
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当エリアの最難関峰は2015年に登った「戸隠山」!日本で最も危険な登山ルートの一つで両方が断崖絶壁になっている恐怖道「蟻ノ戸渡り」「剣ノ刃渡り」が出現します。滑落すれば両崖に墜落し即死するデインジャラスルートで毎年事故が起きており命の危険を感じる稜線通過は恐怖の連続でした。


    .....2015年10月「戸隠山」に登る。難所「蟻の戸渡り」は人生での最大恐怖体験の一つ...
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                                  <2015年10月>「斑尾山・戸隠山」の山旅
 

   .....(左)越後頸城・北信濃エリアの名峰 (右)名峰10座のうち9座制覇、最後は「妙高山」だ...
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★「青海黒姫山」無事下山 (北陸新幹線で帰京)


再び、青海黒姫山の山行記事に戻りたいと思います。頂上からの日本海・越後頸城エリアの名峰絶景を十分に堪能した後、14:20に下山開始。ここからまた千mを降りるのだからまだまだ時間はかかりそうだ。歩くこと3時間17:20無事下山!約8時間の結構ハードな行程で大いに疲れました~!


     .....青海黒姫山からも下山風景(犬ヶ岳と雲のコラボ)、もう17時となってしまった!...
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     .....携帯で下山途中にタクシーを予約。下山後5分でお迎えに来てくれ糸魚川駅へ・・...
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北陸新幹線の発車時刻まで時間があるのでコンビニで蕎麦・ビールを買い込み休憩エリアにて乾杯~!
18:50糸魚川駅から乗り21:10東京駅到着。帰宅したのは22時過ぎと遅くなりましたが、能登半島が見える山の8時間登山が日帰りで可能になるとは北陸新幹線の便利さをあらためて実感!


        .....(左)夕暮れの糸魚川駅 (右)駅休憩室にてビール・コンビニ蕎麦で乾杯~!...
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青海黒姫山を登り「信越国境10名峰」の内、9座を制覇!あと残りは「妙高山」のみ!そして百名山・200名山の最後を飾る山も妙高山にしたいな・・と秘かに目論んでおります。頂上から我が故郷・柏崎と米山を眺め山仲間に祝福横断幕を掲げてもらい美味しくビールで乾杯したいもんだネ~!


    .....(左)糸魚川の山々と青海デンカ (右)能登半島を仰ぐ「日帰り山行」を満喫した一日....
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                                                        おわり

  by rollingwest | 2016-10-17 00:00 | ローリングウエスト山紀行 | Comments(112)

<2015年10月>錦秋の「斑尾山・戸隠山」(北信五岳の山旅)

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★「北信五岳」の2座(斑尾山・戸隠山)へ挑戦


妙高高原・野尻湖を囲むように聳え立つ長野県北部の名峰5座(妙高山・黒姫山)は「北信五岳」と呼ばれます。飯縄山は17年前に、昨年は黒姫山、今秋は斑尾山・戸隠山を制覇して4座目をクリア


     ....越後と北信濃に鎮座する「北信五岳」、今回「斑尾山・戸隠山」登頂で4座制覇....
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                           <2014年7月>北信濃・歴史旅&「黒姫山」(200名山)


残るは「妙高山」だけですが、日本百名山達成記念を飾る山にしたいとも考えており「北信五岳」全山制覇はまだ時間がかかるかな?今回、斑尾山・戸隠山は晴天日恵まれ最高の山旅となりました。


     ....「戸隠山」から眺望した雲海大絶景、右側遥かに北アルプス連峰(クリックで拡大表示)...
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★開放感あるススキ平原が印象的だった「斑尾山」


今回の1泊2日旅(斑尾・戸隠山の順番)も素晴らしい天気に恵まれました。RWはここ数年雨になった確率は1~2割、「晴れ男かな?・・」と勝手に自己満足\(^o^)pV 東京駅を朝6:30に出発。今春に開業した人気の北陸新幹線(実に格好いい車両!)に初乗車し飯山駅に8:20到着、便利になったネ~


  ....斑尾山は「飯山駅」が基点、今年開業の北陸新幹線駅ができ飛躍的に交通アクセス向上...
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飯山駅からタクシーで荒瀬原登山口に到着し9:15出発。斑尾山は信越トレイルのスタート地点、長野・新潟の県境に位置する標高千m前後の低山脈尾根を横断するに国内有数のロングトレイルの山道です;


  ....(左)信越トレイル(全長80km)の出発地 (右)荒瀬原登山口から出発(黒姫山をバックに)...
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標高を上げ行くと徐々に紅葉光景に包まれてきた。今年は夏の日照時間が少なかったのでやや心配でしたが全国各地の山はいい感じの紅葉になっています。青空あってこそ錦秋は映えるもの!


    ....紅葉まっ盛りの山道を行くマツ氏の後ろ姿、イヤ~素晴らしい晴天日になったネ~!...
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「北信五岳」は殆どが2千m級ですが斑尾山だけは1400m足らずの低山。しかし頂上手前の大明神岳からの眺望は実に素晴らしい~!目の前には野尻湖が美しい姿を見せています。昨年の黒姫登山時にナウマン象博物館など、湖の周遊観光したことが懐かしい!11:30斑尾山頂へ到着し昼食・・


  ....目の前には「野尻湖」を俯瞰!バックは妙高山(左)黒姫山(右)、何たる絶景~!...
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      ....(左)斑尾山の頂上にて (右)雲海が広がる秋の山、大パノラマ!最高の日だ!...
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下山は斑尾高原スキー場方面へ!開けた視界を楽しみながらの緩やかな山下り。一面のススキ原はまさに圧巻!爽やかな空気の中で心癒される雄大な光景は紅葉とはまた違う趣を感じました。


       ....ススキ原が広がる裾野を下山、何たる開放感!風情がありますなア~...
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スキー場ゲレンデを下り切って、脇の斑尾高原ホテルのテラスにてビールで乾杯~!ああ今日は楽チンでした。さてここからはバスに乗って長野駅経由で乗り換えて戸隠高原(善光寺門前を通過)へと向います。


  ...(左)斑尾高原スキー場へ下る (右)ホテルのテラスにてビールで祝杯!この瞬間が堪らない...
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         ....次は長野駅からバスに乗って戸隠高原へ(善光寺の前を通過し山へと登る).....
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戸隠高原ホテルに宿泊。眼前には戸隠山のギ゙ザギザ岩稜線が大迫力姿で鎮座しているぞ!右にピラミダルな高妻山の雄姿!山の端に消えゆく夕日を見届けて、湯上りは豪華食事で前祝い!乾杯~


   ....(左)戸隠高原ホテル宿泊 (下)豪華夕食で前祝い (右)戸隠山が目の前、美しいサンセット光景...
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★神話と信仰の霊山「戸隠山」へ挑戦!超危険ルートの緊張登山!


翌朝は3時半に目が覚めてしまい入浴してリフレッシュ!山の準備を整えて朝食も済ませて宿を5時半過ぎに出発。宿のご主人が登山口に繋がる戸隠奥社入口まで車で送ってくれたことに感謝・感謝!


     ....翌朝5:50出発、戸隠奥社(登山口)に向い巨大杉の参道を延々と進んでいく...
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戸隠奥社への参道は立派な巨木杉の間をひたすら進みます。20分程歩くと茅葺きの「随神門」が現れて来た。そして右手に奥には真っ赤な朝焼けの戸隠岩峰が聳えている!何たる感動的な光景


    ....(左)朝日を浴びて戸隠山が真っ赤に染まる (右)随神門に到着、奥社はまだ先...
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6時半に戸隠奥社到着!朝日当る紅葉が真っ青な空に映え実に美しい!奥社・九頭龍社に無事登山を祈願します。実は戸隠山も天岩戸の伝説地なのです。天照大神がウズメの舞で少し戸を開けた時、すかさず天手力雄命が岩屋の戸を放り投げ、岩戸は信濃まで飛んできて戸隠山になったのだ。


   ....戸隠山も天岩戸伝説の山!今年は宮崎と長野で天岩戸を2つとも対面できた~(嬉)...
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                        <2015年5月>高千穂・神話探訪旅③(天岩戸伝説)

 
日向国から信濃国に飛んできた天岩戸が形を変えた戸隠山、奥社から見上げる雄姿は神々しく紅葉と青空に浮かび上がっている。いざ出発!感動的な素晴らしき錦秋登山がいよいよ始まります。


        ....奥社登山口から戸隠山の荒々しい山容を見上げる、いざ登山開始!...
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     ....標高を稼ぎ上げて行くと岩峰がさらに迫る!そして眼下には美しい紅葉と雲海...
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急坂の尾根道を暫く行き、最初の鎖場を過ぎると「五十間長屋・百間長屋」という岩回廊に出ました。ここは古の修験者が神力を得るために修行した岩の祠。ここから眺めた雲海絶景は素晴らしい~!


  ....「五十間長屋・百間長屋」という断崖絶壁下に穿たれた岩回廊(地蔵祠)を通過して行く...
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雲海広がる大絶景の右手は長大なる北アルプス連峰、中央部の白い海原には山々が島の如く浮かんでいる。遥かに見える巨大な島は八ケ岳!絶好気象条件が重ならないと体験できないレア光景!


     ....紅葉と雲海に浮かぶ山々(遥か彼方に八ケ岳)のコラボ、感動的な絶景が続く...
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戸隠最上部まで来ると危険な登りが連続出現。岩壁直登を繰り返していくと、ついに出ました~最大難関「蟻ノ戸渡り」!ここは日本で最も危険な登山ルートの一つ、命にかかわる程の恐怖の道・・!


        ....いよいよ危険な登山道へ!まずは断崖絶壁の鎖場を攀じ登っていく...
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    ....そして最大難関「蟻ノ戸渡り・剣ノ刃渡り」が出現!転落即死事故が多発する危険稜線...
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戸隠連峰は地質が凝灰角礫岩で風化崩壊が激しく滑り易い危険な山。「蟻ノ戸渡り」は両方が断崖絶壁となっている道で引き返す登山者も多いのです。最大恐怖の「剱ノ刃渡り」は何と最小幅が僅か15cmのナイフブリッジ!滑落すれば両崖に墜落して即死。毎年事故が起きている最大危険箇所です。


   ....「蟻ノ戸渡り」(両側断崖絶壁)の細い稜線を恐る恐る岩にへばり着き跨ぎながら進む...
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今日は風もない安定快晴だったので何とか無事通過できましたが、雨が降り強風だったら転落危険は高まり確実に引き返したと思います。最大難所を乗り切り「八方睨」に到着!雲海絶景はついに360度の大パノラマとなり難関超えた安堵と満足で充実感!戸隠山頂上はピストン往復で満願達成!


   ....「八方睨」到着!大パノラマ絶景!ここから戸隠山頂上に空身ピストン、眼下には黒姫山...
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頂上景色はさらに絶景大パノラマが広がっていました!北アルプス・妙高・黒姫山の北信五岳が一望!至福時間を大満喫して下山。再び「蟻ノ戸渡り・剣ノ刃渡り」を渡る恐怖を味わいましたが・・(苦笑)


  ....(左)戸隠最高峰「西岳」(超危険) (中)北アルプス「白馬岳」 (右)北信五岳盟主「妙高山」...
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★無事故下山の御礼参り(戸隠中社)、戸隠そばで締めて帰京


帰路も最大難関を越えて再び「五十間長屋・百間長屋」へ到着。ここまで来ればもう安全、しかし神々しい雲海絶景ともお別れです。巨大杉参道・随神門を経過し、12:00奥社入口へと戻りました。


     ....素晴らしい雲海を楽しみながら下山。「蟻ノ戸渡り」再び挑み、無事通過で安堵....  
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       ....神々しい巨木杉の参道は多くの観光客で賑い沢山の人が歩いていた.... 
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戸隠中社に到着し無事下山の御礼参拝。社祭神は「天八意思兼命」(天照大神の天岩戸隠れで、ウズメに岩戸神楽を舞わせる策を提案)で境内には樹齢700~800年超の巨木杉が林立している。最後は名物「戸隠そば」を頂き(ビールで乾杯)、山旅有終の美・至福を倍加させました。


    ....(左)「戸隠中社」前の巨大な神木杉 (右)この神社は日本有数のパワースポットで有名...
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       ....戸隠中社に無事下山の御礼参拝を行い、最後は戸隠そばで打ち上げ会...
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今回で日本200名山は156座目を踏破達成!戸隠山は懸念していた難関でしたがマツ氏の綿密な計画立案と快晴日に恵まれ無事安全に終えて感謝感謝!強烈な印象の山を噛みしめながらの帰宅となりました。日本の山はバリエーションがあって実に魅力的。来年はどんな登山ができるのだろう・・


  ....超危険な難関峰「戸隠山」を無事下山でき本当によかった~!安全あってこそ登山の喜び...
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                                                         おわり

  by rollingwest | 2015-11-14 00:00 | 山紀行・名峰レビュー | Comments(124)

<2014年9月27~28日>「新潟焼山」:雲上パノラマと紅葉の大絶景

エキサイトブログのシステム改修でコメント入力時に画面認証欄が追加されました。この画面が出てくる方は、表示されたアルファベット・数字を正しく入力頂くようご留意願います。

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★「新潟焼山」リベンジ登山

黒姫山・単独行(7月下旬)は、当初マツ氏と一緒に「新潟焼山」とのパック登山計画でしたが天候急変で焼山は中止、9月再挑戦を誓い合い今回リベンジ実現!久しぶりのテント泊も体験し楽しかった~

                               <2014年7月>北信濃・歴史旅&「黒姫山」登山 


          ......「新潟焼山」(日本300名山)は妙高エリアにある日本有数の活火山......
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「新潟焼山」は妙高エリアに聳える活火山、2006年に登山規制が漸く解除されました。隣接する妙高・火打山が大人気なのに比べて焼山はネームバリューが薄く登る人は殆どいません。しかし実際に登って見ると「かくも素晴らしき絶景パノラマを満喫できる魅力的な山だったのか~!」と目から鱗でした。


         ......当日は快晴に恵まれ雲海と紅葉の絶景を大いに満喫!......
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      ......焼山頂上からのパノラマはまさに360度大絶景!大躍動する雲海群......
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9月27日練馬駅近くでマツ氏を拾いマイカーで関越道から上信越自動車経由で妙高方面へ。昼食は信州蕎麦を・・と店を探して入るタイミングで「11時52分御嶽山が噴火」のニュースが飛び込んできました。この時点では大災害になるとは夢にも思わず我々は他人ごと感覚で漫然とニュースを聴いていました。


  ......信州の里で昼食(蕎麦)時に「御嶽噴火」ニュース!この時は大災害になるとは想像もせず.....
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実は新潟焼山も御嶽山と同じで「活発23火山」の一つ、40年前(1974)の大噴火で登山者3人が死亡しているのです。昨年秋に火打山を登った時は、眼前に迫る焼山には小噴煙が上がっていました。

                                    <2013年10月>「火打山」雪景色の登山  


 .....日本はまさに火山列島、全国の活発23火山、40年前に大噴火した焼山(昨年秋の雪姿)....
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「自分が登っている時に火山噴火が発生するとは思えない・・」確率論としてはほぼ正しいですが、何が起こるかは誰も予想しえない!直近の富士山噴火も宝永大地震の数年後に発生しているし・・





★今年3回目の北信旅情を満喫し笹ヶ峰キャンプ場で野営


    ......「北信五岳」の両雄「黒姫山&妙高山」、黒姫は今年7月(2ケ月前)に初登頂......      
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いよいよ北信濃エリアへと入ってきました。この地域は夏の黒姫山登山・野尻湖探訪、秋の飯山街道旅(小布施)も含めて今年3回目でRWのマイブームになっており妙高・黒姫の山々が見えると、帰って来たゾ~と声をかけたくなるような気持ち。何度来ても心が癒される日本の原風景をまたも味わえました。


   ......(左)2ケ月前に探索周遊した「野尻湖」 (右)「小林一茶」歌碑&名峰「妙高山」......
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                               <2014年晩夏>北信「飯山街道」(小布施)の旅 


      ......笹ヶ峰に向う途中で素晴らしいススキ草原が出現!秋が深まりつつある......
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「笹ヶ峰キャンプ場」に15:30到着、明朝5時に登山開始する計画なのでここで野営することに・・。笹ヶ峰でのキャンプは中学夏行事以来で実に懐かしい~!各自が一人用テントを設営完了して準備万端!


      ......「笹ヶ峰キャンプ場」も紅葉が始まっている。40数年ぶりにここでキャンプ......
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  ......(左)笹ヶ峰ビジターセンター (右)テント設営!(昔に比べたら本当に簡単になったなア)......
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秋の日暮は早く16:30を過ぎるともう暗くなってきました。マツさんと明日の無事登山を祈念してビールで乾杯!おでんを突つきながらヘッドランプ前夜祭を済ませ18:30就寝。夜は結構冷えましたね~!


  ......おでん(マツ氏持参)を肴にビールで乾杯!話を咲かせて就寝、、満天の星は凄かった!.....
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★新潟焼山への登山出発(往復11時間の長丁場)


4時に起床し朝食と登山準備を整え(テントはそのまま)、車で杉沢橋登山口まで行きました。ヘッドランプを装着して5時に登山開始。まだ真っ暗ですが夜明け空には一点の雲もなく快晴が見込めます。


     ......杉沢橋登山口を5時出発!真っ暗な中でヘッドランプを付けて歩き出す......
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1時間半程登っていくと第1徒渉地点(渓流への出合い)を通過、本コースは4ケ所徒渉地点があり、豪雨増水時は危険な場所となります。しかし秋の水流は少なく穏やかで難なく渡ることができました。


        ......(左)渓流沿いのコースを登り行く (右)トリカブト達の華麗な舞踏会!......
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     ......第1・第2徒渉地点は警戒したものの、水量は比較的少なく安全に通過......
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徒渉点途中で「焼見台」という地点を通過。ここに来ると「焼山」が突然雄姿の全貌を現し最初の感動を味わえる場所なのです。実に格好よく風格が漂う名峰だ!と誰もが認識してしまうことでしょう。


    .....「焼見台」に到着!文字通り「新潟焼山」の威厳ある姿を完全俯瞰できる展望路......
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    .....豪雪地帯であるため水流で深く刻まれた渓谷は見事!焼山コラボ風景も素晴らしい....
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6:40に第3徒渉地点を通過、標高を上げるに従って紅葉は徐々に鮮やかな色へと変化してきた。最後の第4徒渉地点に7:40到着。ここは貴重な水場ともなっており冷たい水が実にうまかった・・!


       ......今年は秋の訪れが早い!9月下旬の山は紅葉が結構鮮やかだった......
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   ......(左)今回コースは往復11時間の長丁場 (右)第4徒渉地点では美味い水が飲める.....
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ここから廿楽折りが始まり草藪続きでしたが、徐々に視界が開けて来た!糸魚川エリアの日本百名山「雨飾山」が見えてきたゾ!2009年に山仲間・食山人氏(九州名峰を同行)の百名山達成を皆で祝ったことが懐かしい。ここからも双耳峰であることがよく判別でます。紅葉は更に深まりつつある。


      ......(左)「雨飾山」(日本百名山)の雄姿 (右)赤黄緑のコラボが見事に映える.....
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                       <2009年8月>「雨飾山」(食山人氏の百名山達成祝)登山


   ......(左)深い谷間彫刻は豪雪によって生み出された光景 (右)雄大に横たわる岩壁......
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開けたコースの右手を見上げると紅葉の垣間から焼山のギザギザした頂上部が見えてきました。北ア岩峰や北海道ニペソツ岳に似た威厳ある姿!9:20「富士見峠」(金山方面からの分岐合流) に到着!ここから暫くした所に「泊岩」分岐がありに岩の洞窟にトタンを張った「泊岩避難小屋」がありました。


     ......(左)富士見峠から金山の稜線を俯瞰 (右)焼山の岩峰を真下から見上げる......
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  ......富士見峠からすぐに泊岩分岐へ到着、紅葉が見事!岩窟を利用した「泊岩避難小屋」......
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★岩峰の迫力コースを登れば雲海の大絶景!


泊岩を過ぎればいよいよ最後の登り!噴火口・頂上に向けて巨岩を仰ぎ見ながらの大迫力登山コースへと変貌してきた。噴火の大巨岩には驚愕~!噴火のエネルギー・威力とは想像を超えるレベルだ!


    ......(左)巨岩・崖ガレ場を登り肩稜線を目指す (右)後続の登山者を見下ろす......
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      ......噴火の大巨岩の脇を通解し、ついに頂上部の肩稜線へと登り上がった......
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後ろを振り返ってみれば雲海絶景、眼前には巨岩・絶壁が迫る!そしてさらに登り進むと 40年前に大爆発した噴火口が左手に見えてきた!噴火の破壊力が激しく物凄かったことがよく判ります。


       ......(左)最後の岩峰を攀じ登る (右)大雲海の岩峰、登山者は蟻の如し......
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     ......(左)巨大な爆烈噴火口  (右)大岩峰の頂上↓に佇む人、これは凄い光景だ!.....
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11:00苦戦しながらやっと頂上へと立ちました。結構きつかった~!鮮やか躍動的な大パノラマには大感動! 360度の青空に足元には大雲海が沸き立っている!大絶景にはもう言葉もありません!


       ......山頂に立つ!「火打山」(昨年秋に制覇)をバックに満足顔のRW......
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 .....澄んだ秋空に雲海が足元に湧き上がる!こんな360度絶景を俯瞰したのは久しぶり!.....
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目の前には昨年登った「火打山」背後に「妙高山」!さらに「雨飾山」、北アルプス・「後立山連峰」、雲海の遥か彼方には「八ケ岳」も見える!空気が澄んで稜線が明確に識別でき、素晴らし過ぎる~!


   .....(左)昨年登った「火打山」、背後に「妙高山」 (右).雲海の彼方に「八ケ岳」が見える!.....
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    ......(左)頂上部は穏やかな稜線路 (右)北アルプス「後立山連峰」名峰群が雄大!......
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××は高い所に登りたがる・・、RWは頂上部目の前に聳える独立岩峰の上に立ちバンザイポーズを決め込んでみました!雲海360度パノラマのど真ん中に立つと大絶景を完全一人締めした様な気分で実に爽快でございました!ところで皆さんRWが立った巨岩は、螺髪姿の岩仏様に見えませんか?


      ......(左)トレイルランニング集団が駆け上がってきた!(右)頂上部に立つと大歓声!......
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    ......頂上部近くの絶壁岩に立ってバンザイするRW!最高の絶景と開放感でした!.....
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★無事下山!山の楽しみは安全が確保されてこそ・・


           ......いざ下山!山風景は快晴の日光に映えて秋の風情深まる......
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頂上で絶景満喫のビール&昼食は正に至福時間!11:40下山開始、4時間半近くの下りが始まりますが陽光は増し紅葉を一層照らし出しています。眩しき光景は長丁場を忘れさせてくれるネ~!


          ......やはり青空と豊富な光があれば紅葉の輝きと美しさが一段と増す......
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            ......長丁場の帰りだったが深まりゆく秋を楽しみながら下りてくる......
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しかし最近、自分の体力が落ちてきているなア・・と実感します。ここ数年ヘバリ気味だった同行マツ氏の方が今回は本来のペースを取り戻して快適のコンデション。小生は足の捻りも気にしながら結構苦戦の下山でした。しかし噴火にも遭遇せず、無事に何とか11時間も歩き通せて、めでたしめでたし・・


    ......16時過ぎに無事下山!安全な登山こそ第一番・・!笹ヶ峰キャンプ場のテントを撤収......
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下山後に御嶽山ニュースを見ると、何と30数人心肺停止の重大災害だということを知り暗然とした気持ちに・・。あれから1ケ月、ついに死者は57名・行方不明者6名という戦後最悪の火山災害となってしまいました。犠牲者の方々には心から哀悼申し上げます。まさに災害列島日本を象徴する2014年


  ......(左)御嶽山がこんな大災害に見舞われるとは・・ (右)思い出の御嶽山登山(2001GW)......
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日本列島は地震・噴火災害と引替えに、大陸プレート凝縮によって生み出された大自然の造形美や豊かな緑・豊富な温泉に恵まれた世界的な財産があります。安全第一を心がけ日本の山の魅力を満喫したいものだ。それにしても、新潟焼山とはかくも素晴らしきお宝名峰だったとは・・目から鱗でした!


    ......日本の山の険しさ・美しさ、温泉や四季の恵み・・、まさに世界的に誇れる貴重な財産......  
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                                                         おわり

  by rollingwest | 2014-10-25 00:00 | ローリングウエスト山紀行 | Comments(100)

<2014年7月27~28日>北信濃・歴史旅&「黒姫山」(200名山)登山

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★信越国境に聳える名峰群



長野県北部には「北信五岳」と呼ばれる妙高高原・野尻湖を囲むように聳え立つ名峰群があります。妙高山・黒姫山・戸隠山・飯綱山・斑尾山がその五岳ですが、隣接・新潟県南西部までエリア拡大すれば青海黒姫山・雨飾山・焼山・火打山・高妻山も範疇に入り「信越国境10名峰」と呼ぶべきでしょう。


        ......長野県北部の名峰を「北信五岳」と呼ぶ。今回は黒姫山に挑戦.....
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上記10名峰の中でRWが実際登頂したのは雨飾山・火打山・高妻山・飯綱山の4座のみ。故郷新潟県も含むエリアなのに意外と登っていないなア・・と再度認識し、今回は野尻湖を包み込み北信濃に聳える「黒姫山」(優美で丸味を帯びた姿が印象的)に挑戦!やっと10名峰の半分を登頂実現か・・


   .....(左)雨飾山(2009夏)食山人氏・百名山達成祝 (右)火打山から北アルプス絶景(2013秋).....
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本来はマツ氏と一緒に焼山にテント泊で登る予定でしたが、急遽天気予報が豪雨に変わり山行を秋に延期、小生は翌日の黒姫山登山計画で既にホテル予約していたため単独行で行くことにしました。

                                「雨飾山」登山(2009年8月)の記事はコチラから




★【1日目】:北信濃・歴史探訪旅(小林一茶の里を訪問)


今回の計画変更(焼山を秋に延期)で、1日目は北信濃エリア(野尻湖周辺)の歴史&考古学探訪旅へと切り替えることにしました。まずは芭蕉・蕪村と並ぶ三大俳人「小林一茶」の史蹟を訪問しよう!


   .....関越道から長野自動車経由で野尻湖周辺の歴史&考古学探訪へ(↓クリッククで拡大表示).....
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「我と来て遊べや親のない雀」・・。野尻湖近くの信濃町柏原は江戸時代の俳諧師「小林一茶」の生誕地かつ終焉地です。ここをジックリ探訪するのは大学3年生以来、あれから30数年が経つのか・・


      ......(左)小林一茶の旧家(終焉地) (右)柏原に佇む一茶の立像.....
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「やれ打つな蝿が手を擦り足を擦る」・・。旧家の近くには一茶記念館があるので訪ねてみることに・・。館内は一茶に所縁ある品々が展示され、北国街道の宿場町「柏原」ジオラマ模型もあるぞ!


       ......(左)小林一茶記念館の外観 (中)一茶像 (右)数々の展示物.....
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       ......(左)一茶が生まれ育った柏原宿(北国街道の宿場町)のジオラマ......
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「やせ蛙 負けるな一茶これにあり」・・。記念館脇には大きな庭園があり、茅葺屋根の風情ある建物「俳諧寺」が見えてきました。傍らには一茶像と上記句碑が建てられていました。寺からの階段を下り園内を周遊すると随所に一茶の名句に触れることができます。 「初夢に故郷を見て涙かな」・・。


      .....(左)俳諧寺の脇に佇む一茶像 (右)句碑「初夢に故郷を見て涙かな」.....
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      ......(左)風情ある茅葺きの「俳諧寺」、 (右)天井には数々の一茶俳句が.....
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「めでたさも中位なりおらが春」・・。柏原から江戸に出て俳諧の西国修行で腕を磨いた一茶ですが、晩年は故郷に戻り、継母との遺産相続争い・子や妻を亡くしたりで必ずしも幸福な人生とは言えませんでした。でも故郷に残した俳句文化は素晴らしい・・! 「これがまあ終ひの住処か雪五尺」・・。


       .....「小林一茶旧宅」(終焉の地)、晩年の質素な暮らしが窺える囲炉裏端.....
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      ......(左)一茶の弟が住んだ屋敷 (中)一茶終焉の地(石碑) (右)一茶の墓.....
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★【1日目】:北信濃・歴史探訪旅(野尻湖湖畔&ナウマン象博物館)


次は野尻湖畔を散策してみよう!斑尾山(東)と黒姫山(西)に挟まれた標高654mの高原に位置しており面積は4.6km2、長野県では諏訪湖に次ぎ2番目に大きい天然湖です。古くは信濃尻湖(長野の端ッコの意味)と呼ばれ変化して野尻となりました。また湖の形から芙蓉湖という別名もあります。


            ......北信濃観光地のシンボル「野尻湖」の湖畔・桟橋風景.....
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ここはナウマン象化石が出土する湖としても知られており1962年から湖底や湖畔での発掘調査が始まりました。今も3年に1回、発掘ボランティアを募り大衆参加という形の発掘調査が行われています。


     ......(左)ナウマン象化石発掘地(立ち上がってるゾ~) (右)野尻湖ナウマン象博物館.....
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「ナウマン象博物館」を見学してみよう!いきなり化石から復元された実物大のナウマン象とオオツノジカが出現!湖底から発掘されたナウマンゾウの臼歯(発見当初は湯タンポ化石と呼称)や旧石器時代の人骨やナイフ形石器なども展示されており古代像と旧石器人類が共存していたことが証明されています。


       ......(左)ナウマンゾウの臼歯(奥歯) (右)実物大で再現された象、ドデカイゾ~!....
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      ...... ソウギョ(野尻湖捕獲)、野尻湖原人・他国原人の頭蓋骨、ナイフ形石器も展示.....
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象の名前由来は日本地質研究に大きな貢献をしたナウマン博士(明治政府が招聘したドイツ地質学者)の名前に因んでいます。彼は日本の地質構造研究にも大きな成果を残した偉大な学者であり、昨年秋「糸魚川フォッサマグナミュージアム」を見学した時に詳細記事を紹介しておりますので御覧下さい。


   .....エドムント・ナウマン博士(1854~1927):日本列島地質解明や古代像の化石研究で有名.....
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                     「フォッサマグナ断層」(ナウマン博士が名付け親)の解説記事はコチラから 

野尻湖には「琵琶島」という小島があり、真っ赤な鳥居が立ち宇賀弁財天が鎮座しています。島には上杉謙信の軍師「宇佐美定満」の墓があると聞いてビックリ!わが故郷柏崎には宇佐美定満が築城した琵琶島城址があるからです。「琵琶島の地名は野尻湖に所縁があったのか・・」と目から鱗!


    ......野尻湖の真ん中に浮かぶ「琵琶島」、弁財天が祀られ観光船も往来している。.....
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   ......上杉謙信の軍師「宇佐美定満」と柏崎・琵琶島の地名由来の縁を初めて知った!.....
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北信濃の歴史・考古学を十分に勉強させて頂き、宿泊ホテル「アスティくろひめ」へと向いました。黒姫山登山に向け湯に浸かりビールで前祝い、明日の天気予報は快晴予報!大いに期待できると糠喜び


       ......野尻湖畔に別れを告げ、今日は黒姫高原スキー場近くのホテルに宿泊.....
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★【2日目】:終わりよければ全てよし~!黒姫山(日本200名山)登頂


       ......「黒姫高原スノーパーク」より、いざ出発!霧に覆われて何も見えない・・....
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朝起きて青空かと思いきやみれば何と曇りではないか・・!快晴予報だから朝霧は晴れる筈と信じ、黒姫高原スキー場から小泉登山道を登って行きました。冬はスキーヤーで賑う高原には人影は殆どなし


    ........8:50出発!雨露の残るガス立ちこめたスキー場ゲレンデを登り標高を上げて行く。.....
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        ......ゲレンデから「小泉登山道」を登って行くと背後には野尻湖が俯瞰!.....
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真夏なのに紫陽花が盛りを迎え、北信濃の季節に1ケ月程タイムラグがあることを感じさせます。リフト最高所の裏からはゲレンデは狭まり山道となります。出発から1時間40分程で姫見台に10:30到着。


            ......ガクアジサイやオオバギボウシが随所に咲き誇っていた!.....
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     ......(左)「姫見台」到着、急登開始 (右)「黒姫乗越」から頂上まではあと50分.....
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姫見台からは急な登りが続き、ここが一番きつい・・!12時前、黒姫乗越に到着して昼食を摂りました。依然ガスは晴れない。快晴予報は外れてこのまま視界不良の登山道を歩かされるのか・・?(泣)


        .....豪雪地帯の深い森林風景、真っ白なガスの中を歩き続ける・・.....
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12:50黒姫山の頂上に到着!依然霧の中でガックリ・・(涙) 仲のよさそうな夫婦が楽しく語らっており記念写真を1枚撮ってもらいました。夫婦も30分程前に到着して晴れるのを待っているとのこと


   ......(左)ついに登頂(何にも見え~ん)・・しかし (右)何とガスが晴れ始めて来た!.....
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暫くするとガスが徐々に切れ始め視界が開けてきたぞ!夏の青空が広がり戸隠牧場方面の古池・種池も見えている!「天気予報は当ったネ~、やはり人生は塞翁が馬!」と勝手な心境で下山開始


   ......(左)急に夏光景に!湧き立つ入道雲 (右)古池・種池が鮮明に見えてきた!.....
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        ......青空が出て野尻湖が一望!背後は「斑尾山」(北信五岳).....
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ピストン往復なので同じ道を下りましたが、行きと帰りは風景が違って見えることがよくあります。ガスの中を登る不安な時の心境と、無事登山を終えて今後快晴に向う下山道を戻る安心感の違いかな・・


       ......(左)華麗なるユキヤナギ (右)幽霊草(ギンリョウソウ) (右)若いアザミ.....
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        ......深い森林を下る!自然が造型した生命漲るオブジェは感動的!.....
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姫見台を通過し黒姫高原スキー場を真下に望める位置まで戻ってきた。野尻湖は斑尾山に包まれる如く真っ青な湖面を静かにたたえています。スキーゲレンデは真夏の光を浴びて明るく輝いており、行きと帰りでは全く雰囲気が一変!紫陽花が咲き誇るケレンデを通過し3時間程でスノーパークに下山完了


     ......(左)黒姫高原スキー場の全景 (右)真っ青な湖水「野尻湖」クローズアップ!.....
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        ......(左)紫陽花が咲き誇るゲレンデを下山 (右)スキー場リフトの夏風景.....
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朝のスノーパークからは霧で隠れて見えなかった黒姫の山容が一部雲に覆われつつもシルエットがよく認識できるぞ!今度は野尻湖から黒姫山を仰いで見たいと思い立ち、再び野尻湖畔へと向いました。


        ......7時間を歩き抜きスノーパークに到着、振り返れば黒姫山のシルエット.....
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      ......(左)野尻湖から仰ぐ「黒姫山」 (右)隣には地元の最大名峰「妙高山」.....
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黒姫山は信越エリアに3座存在します。残り2峰は新潟県にあり、一つは糸魚川の青海黒姫山。昔デゴイチの愛称で親しまれた元関脇・黒姫山は出身地の山から付けられた四股名。もう一つはわが故郷で米山と並ぶ名峰「刈羽黒姫山」。小学校時代に登った記憶があるがいつかまた登ってみたい!


  ......(左)元関脇・黒姫山は地元「青海黒姫山」からの四股名 (右)故郷・柏崎の「刈羽黒姫山」.....
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故郷の山に向ひて言ふことなし故郷の山はありがたきかな」 新潟の未登名峰はまだ意外に多い。故郷を離れ時間が経つにつれて故郷の山に登りたいという心境になってきたのかも・・。歳ですな~

                     「火打山&フォッサマグナ探訪」(2013年10月)の記事はコチラから   


         ......北信歴史探訪と黒姫山登山を満喫し、故郷・柏崎へそのまま帰省.....
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さてこの秋は今回計画延期になった焼山に再チャレンジします。昨年秋に火打山頂上から真近で見た噴火火山の頂上に立ち、火打山・妙高・黒姫山を眺めることを楽しみにしています。それではまた!
 


                                  
                                                          おわり

  by rollingwest | 2014-08-23 06:00 | 山紀行・名峰レビュー | Comments(97)

<2013年10月18-20日>「火打山」雪景色登山&糸魚川フォッサマグナ探訪(後編)

                        「火打山・雪景色登山&糸魚川・フォッサマグナ探訪」(前編)より続く



★日本列島の大断層「フォッサマグナ」の風景を訪ねる旅


    ........(左)妙高山をバックに火打山頂上へ (右) 北アルプス後立山連峰の大雲海......
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火打山登山後は天下の嶮として有名な「親不知」や日本列島を東西に分ける大断層「フォッサマグナ」が形成した糸魚川ジオサイト群(翡翠の渓谷等)を見学してきました。古事記・翡翠伝説でも有名な「奴奈川姫」(大国主の妻)の所縁地訪問も交えながら後編は地学的なお話と古代史の一端をご紹介


         ........糸魚川フォッサマグナの象徴的な光景(明星山と高浪池)......
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★日本海側のフォッサマグナ、北陸街道の最大難所「親不知」


火打山登山後は糸魚川(宿泊地)に入る前に「親不知」を訪ねました。ここは北アルプスが日本海まで迫る断崖絶壁海岸(北陸街道・最大難所で有名)。岩礁を通過しようとした旅人達は荒波に呑まれ多くの命を落としました。親子が生き別れた悲劇の海は「親不知・子不知」の地名で今に語り継がれます。


      .......最寄駅「親不知駅」は無人駅で人の姿は全くなし。電車本数も殆どなし.....
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「親不知」は過去何度か行きましたが、全て車による訪問で北陸自動車SAの記念碑を見学しただけだったので、今回初めてJR線で「親不知駅」(無人駅)に降り立ち海岸部まで歩いて訪ねてみました。


   ........(左)名勝「親不知」の案内板 (右)断崖絶壁と北陸自動車道が海岸部まで迫る......
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歩くこと20分、道の駅「ピアパーク」に行き当たり「親不知」地名が彫られた翡翠石や巨大な海亀像(自称世界一)が現れました。亀の目には小さなフクロウや奴奈川姫が顔を出していたので面白かった・・!


    ........親不知海岸に鎮座する世界一の海亀ブロンズ像(目からフクロウが顔を出している)......
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海岸沖には出雲の「大国主命」が地元の鬼と力比べをしたという伝説岩がありました。大国主命が投げた岩は鬼の投じた岩の遥か遠くへ飛び、負けた鬼は悔しがり岩を蹴って海中に身を投じたとのこと


      .......大国主伝説がある「投げ岩&鬼蹴り岩」、釣り人も沖に竿を投げる......
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海辺の「ピアパーク翡翠ふるさと館」には翡翠展示場や「奴奈川姫」像がありました。翡翠は古代の祭祀装飾品、奴奈川姫は翡翠産地の支配者でしたが出雲の大国主に求婚され妻となりました。出雲帝国は海洋民族でもあったことから日本海に沿って越の国にも頻繁に上陸し影響を及ぼしていたのです。


 .......ピアパーク翡翠ふるさと館の「奴奈川姫」(大国主に見染められ妻にはなったが入水自殺)......
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    .......(左)100tを超える巨大な翡翠原石 (右)縄文土器の破片や翡翠工芸品が展示......
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親不知も糸魚川ジオパーク(地学的観光地)の最大見所、まさに北アルプス山脈が海まで迫っている断崖絶壁!実際に「栂海新道」という登山ルート(1971全道開通)が存在し、親不知海岸から雪倉・白馬岳へと登山する頑強でマニアックな岳人もいます。ここには日本アルプスの名付け親「ウエストン」の坐像も・・。


  .......世界ジオパークに指定される親不知には「ウエストン」(日本山岳界の先駆者)の像が鎮座......
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    .......北アルプスから親不知海岸まで直結する登山ルート「栂海(tsugami)新道」の入口......
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親不知を越えた所には芭蕉が「奥の細道紀行」で句を残した「市振の関」があります。「一つ家に遊女も寝たり萩と月」・・、泊った宿では伊勢参りの遊女が隣り部屋にいたとの内容。この句は虚構ではないかと云われていますが、最大難所「親不知」を無事通過してホッとした芭蕉の実感が籠っています。


      ........(左)奥の細道で芭蕉は「市振」に宿泊し下記の句を詠んだ(芭蕉句碑あり)......
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★「糸魚川ジオパーク」:フォッサマグナの見所を探訪


親不知探訪後は糸魚川駅前でマツ氏と火打登頂達成の祝杯(⇒ビジネスホテル投宿)。翌日は各自別行動にして小生はレンタカーで糸魚川ジオパーク(地学的な自然・歴史・文化に纏わる見所)の数々を訪問


   ........翌朝は雨に濡れた奴奈川姫像(糸魚川駅前)に挨拶をして、フォッサマグナ探訪旅に出発......
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2009年、日本の3地域(糸魚川・島原半島・洞爺湖有珠山)が世界ジオパークに初指定されました。その後、山陰海岸・室戸・隠岐も追加され現在6地域。糸魚川はフォッサマグナに代表される日本列島形成のレアな地質、見事な景観、歴史の深さにも触れることができる世界的に価値の高いジオパークなのです。


       ........雨の姫川を遡り糸魚川の内陸部(フォッサマグナのジオパーク)へと向かう......
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糸魚川市街から姫川沿いに山間部へ遡上していくと「フォッサマグナパーク」の表示が出現。姫川支流の根知川沿いに歩くと糸魚川静岡構造線の露頭断層を見ることができます。断層破砕帯を挟み左がユーラシアプレート地層、右がフォッサマグナ構成岩。2億年を超える地球歴史が僅か2m間に凝縮されています。


   ........日本列島を東西分断するフォッサマグナの糸魚川・静岡構造線の断層(根知谷・露頭)......
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     .......根知川沿いにある地質露頭「根知谷フォッサマグナパーク」の銀ブロンズ看板......
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そして次はいよいよ糸魚川フォッサマグナのハイライト「明星山・高浪池・ヒスイ峡」へと向かいます。県道483号から小滝地区に入り絶景を眺望できる高台へ。当日は雨だったのでガスで見られないかと心配しましたが杞憂に終わり期待通りのロケーション。岩肌剥き出しの明星山の姿はまさにフォッサマグナの象徴だ!


    ........(左)「明星山&高浪池」の大絶壁 (右)新緑時の高浪池風景(ネット写真)......
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明星山と高浪池のコラボはまさに絶景!雨に煙る標高540mの高浪池のほとりを訪ねてみると岸辺には巨大岩魚のモニュメントが湖岸に鎮座しています!地元では「浪太郎」と呼ばれる幻の伝説魚らしい。


     .......雨の高浪池は誰もいなかったが「浪太郎」のモニュメントがひときわ目立つ.....
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明星山の断崖絶壁(ロッククライミング聖地)の最下部を訪ねると「小滝川ヒスイ峡」の激流轟音!明星山の大岩壁は3億年前の珊瑚礁が変化したもので多くの化石が眠っています。大岩壁の下は小滝川の清流に洗われた翡翠が観察できます。奴奈川姫が支配した翡翠産地はまさにこの源流の渓谷でした。


     .......「小滝川ヒスイ峡」(世界有数の翡翠生産地)を訪ねる。激しい渓谷の流れ......
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       ........フォサマグナの象徴「明星山」の大絶壁の下を流れるヒスイ峡の巨岩石......
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明星山・高浪池・ヒスイ峡の大迫力を十分満喫し再び糸魚川の平野部に戻ります。単線の大糸線踏切から見えるのはフォッサマグナの象徴「雨飾山」、2年前に食山人氏100名山達成を皆で祝った名峰だ・・


                              「雨飾山」登山 (2009年8月) の記事はコチラから 

  .......(左)大糸線踏切から雨の「雨飾山」を望む (右)糸魚川は鉱石・セメントのプラント工場が林立......
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糸魚川~信濃大町・松本に続く千国街道は「塩の道」と呼ばれる歴史街道で静かなブームの人気。フォッサマグナに沿った街道は塩・海産物が運ばれた道で上杉謙信が武田信玄に敵に塩を送った史実で有名。古事記では国譲りの戦いに敗れ出雲から諏訪に逃れた建御名方神が辿った道でもあります。


     ........(左)フォッサマグナと平行する「塩の道」ルート図 (右) 千国街道「塩の道祭り」......
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★糸魚川「フォッサマグナミュージアム」で地学勉強


     ........「糸魚川フォッサマグナミュージアム」には地質学的お宝物(ジオアイテム)が満載展示......
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「糸魚川フォッサマグナミュージアム」を訪ねてみよう。今まで見た景観や翡翠宝石がどんな経緯で形成されたのか地学的見地で頭の中を整理するいい機会だ!未来的展示場施設はビジュアルで非常に解り易い!見事に結晶した美しい石灰石、そして初めて見る魚群化石や巨大オウム貝に目を奪われた・・!


  ........(左)古代魚・オウム貝の化石 (右)小魚大群の泳いでいた姿が残る化石はビックリ!......
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Oh!巨大な翡翠石がドカンと登場、さすが世界的な翡翠産地・糸魚川!「ヒスイ」とも「カワセミ」とも読む「翡翠」に関する詳細解説があり、ムム・・確かに渓流の青い宝石の意味では一緒だ~、目からウロコ!


   .......(左)ここにも巨大な翡翠石が! (右)フォッサマグナから採取された地球のお宝物の数々......
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   ......「翡翠」の文字は「ヒスイ」とも「カワセミ」とも読む。渓流に映える青・緑の結晶美は共通呼称......
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フォッサマグナの命名者は日本で化石象を初めて研究したナウマン博士(独・地質学者)、明治政府招聘によりハタチで来日(明治8年から10年間滞在)、地質調査所設立・人材育成、日本列島を徒歩や馬で移動して測量しながら日本初の本格的地質図を完成させた偉い方。まさに外国人版の伊能忠敬だ・・


  .......(左)新潟に油田・ガス田が多い理由を再度理解 (右)フォッサマグナを発見した地質学者ナウマン.....
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フォッサマグナとは「大きな溝」という意味で西断崖が糸魚川静岡線、東断崖が柏崎千葉構造線とのこと。えっ初めて聞いた!古代は深い海峡だったが、火山活動や土砂堆積で現在の地形になったらしい。その後伊豆半島が海から移動してきて列島に衝突し高い山脈を形成したとのこと。またも目から鱗!
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今まで糸魚川・静岡構造線が北米とユーラシアとのプレート境界断層線と思っていましたが大きな誤解だったことを認識・・!故郷柏崎が東側フォッサマグナだったとはビックリ!みたび目から鱗・・、剥がれっ放し





★奴奈川姫の神社から海のジオサイトへ


     .......古代から長い歴史が刻まれた由緒深い「天津神社&奴奈川神社」を訪ねる......
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LASTは最も格式高い「天津神社」「奴奈川神社」を参詣、海のジオサイトを再度訪ね糸魚川紀行の締め括りとします。出雲の国譲りの話は前回記事で紹介済みですが、高天原の神々に抵抗し力比べに負けて、諏訪敗走(糸魚川経由)した建御名方命(諏訪大社祭神)は大国主と奴奈川姫の間にできた息子

                              出雲国譲り伝説(稲佐の浜)の記事はコチラから


 .......(左)「天津神社」の茅葺外観も拝殿も実に風格あり! (右)隣には奴奈川姫を祀った神社.....
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翡翠産地をかつて支配していた奴奈川姫の生涯は相当に不運・・。大国主が求婚し(脅しをかけ服従させたと思われる)建御名方命が生まれ、大国主は奴奈川姫に出雲への通い婚を命じますが、姫は出雲行きを拒み最期は池に入水してしまいます。息子も諏訪に逃れて蟄居、悲劇的な親子の末路・・


  .......締めは海のジオサイト(能生海岸)を訪問。糸魚川海岸部にも奴奈川姫銅像があった。......
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国道8号線沿いの能生海岸に大岩礁の弁天岩が浮んでいます。弁天岩は300万年前フォッサマグナ海底で噴出した溶岩で形成されており糸魚川ジオパークの一つ「弁天岩ジオサイト」と呼ばれる観光地です。


     ........(左)能生海岸に鎮座する「弁天岩」、親不知と並ぶ有名な海側のジオサイト......
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岩の中央部には海の守り神である「市杵島姫命」を祭祀する厳島神社が鎮座しています。頂上部には白い灯台が聳えており能生漁港(ズワイガニなど豊富な海産物)に出入りする漁船の大切な道標となっています。弁天岩の海側に突き出ている岩礁群は松ケ崎岬と呼ばれ伝説では竜宮の入口らしい。


   .......弁天岩の最上部に登って見る。厳島神社が鎮座し、松ケ崎岬岩礁には竜宮入口の伝説......
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今回の旅は火打山の頂上からフォッサマグナが形成した大絶景を楽しみ、大地に降りては糸魚川フォッサマグナパーク見学、古事記・翡翠伝説を知ることができて大変お勉強になる充実の2泊3日でありました。


    ........雨に煙る能生海岸から親不知方面を望む(今日はフォッサマグナ三昧であった・・)......
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    .......糸魚川フォッサマグナの象徴の「雨飾山」が北アルプス後立山連峰の背後に従える.......
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                                                         おわり

  by rollingwest | 2013-11-15 00:00 | ローリングウエスト山紀行 | Comments(82)

<2013年10月18-20日>「火打山」雪景色登山&糸魚川フォッサマグナ探訪(前編)

★越後・西南部に聳える名峰群と糸魚川フォッサマグナ


今年の秋は越後西南部と北信濃国境に聳える日本百名山「火打山」(2454m)に登ってきました。妙高山・焼山・雨飾山等の名峰が隣接し、頂上から北アルプス「後立山連峰」が遥かに眺望できて大感動!


    .......(左)妙高の隣に聳える火打山・焼山 (右)冠雪した北アルプス大連峰を俯瞰......
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台風26号(伊豆大島・大被害)が過ぎ去り西高東低気圧配置で寒気が入ったため山は一面の雪景色と化していました。当初計画は焼山縦走も含めたルートでしたが、無理をせず火打山だけの登頂に・・


      ........翌日は糸魚川フォッサマグナの絶景の数々(高浪池やヒスイ峡など)を楽しむ......
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下山後は糸魚川に泊まり、日本の地形を2分する大断層「フォッサマグナ」が造形した数々のジオサイト(地学的観光地)や翡翠・名産地を訪ねました。今回の越後の山レポートも前後編に分けて掲載します。




★笹ケ峰から高谷池ヒュッテへ


              .......長野新幹線経由で妙高高原駅に昼前に到着......
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今回同行者はマツ氏、昨年秋の飯豊・杁差岳以来1年ぶり。お互いに体力面の衰えや体の鍛え方が足らないのが難点かな・・(苦笑) しかし彼の立案は綿密に情報を調べてくれる計画で助かります。


  ......(左)タクシーで笹ヶ峰登山口へ(妙高山が正面!) (右)今回の登山ルート(クリックで拡大表示)......
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東京駅を8:30過ぎに出発、長野新幹線経由で11:30妙高高原駅に到着し、タクシーで笹ヶ峰牧場(登山口)へ。昼食を摂り登山計画書を記入して12:30歩行開始(前日飲み会の酒が残り二日酔い気味・・)


       ........(左)小学校時代によく来た笹ヶ峰牧場 (右)登山口には立派な門舎が......
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           ........(左)白樺林の道は気持ちいい (右)黒沢の出合に到着......
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黒沢の出合いからは「十二曲り」というジグザク急坂が連続・・、二日酔いの影響もあって全くペースが上がらない・・。期待した紅葉もパッとしない感じだね~。目を見張るような錦秋の光景が見られません。


   ......「十二曲り」の九十九折り急登を行く、紅葉は期待外れだった・・、今年の秋は短い?.......
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今年は遅い春・夏の豪雨・猛暑・秋の台風と厳しい気象が連続して木々も疲れ果てているのかな・・。しかし当日は台風一過の快晴で非常に気持のいい爽快日でした。青空は天高くひつじ雲の芸術光景が広がっている!徐々に高度を上げて行くと新雪が現れてきた!秋の山行ではよくあることですが・・


          ......秋空の,ひつじ雲や紅葉の爽やかな空気を感じながらの登山......
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    ........(左)木道にはだんだん雪が現れてきた (右)初冬の稜線紅葉は見事だった.......
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15:40富士見平に漸く到着(依然体調は冴えない)。先に進んで行くと雪の量が更に増えてきたことから、頂上付近は相当積もっていると予想され、明朝は多分アイゼンが必要なんだろうなあ・・と再認識


    .......富士見平(妙高山との分岐)からは初冬風景になってきた!((◎д◎))ゝヒョエ~......
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歩き進めば視界開けた平原(ナナカマドと雪風景が印象的)が現れ、漸く行くと高谷池に到着。そこには冬の高層湿原風景が広がっており、原則・冬山に行かないRWにとっては滅多に見られぬお宝風景!


        ........高谷池ヒュッテが近づくと平原状にナナカマドの赤い実と雪風景が現れる......
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        ........雪に覆われた高谷池が出現、10月中旬というのに完全に冬風景......
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高谷池ヒュッテは三角形のお洒落な洋風・山小屋。百名山2峰(妙高山・火打山)にアプローチし易いこともあり最近は超人気の小屋で完全予約制となっています。夕食もカレーとハヤシのW盛りで美味しかった!


   ......雰囲気タップリの冬景色を従えた洋風ロッジの山小屋「高谷池ヒュッテ」が本日の宿泊場所.......
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    .....宿泊者の寛ぎ時間 (左)夕食はワイワイ (右)その後は火打山の四季風景ビデオが披露......
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夕食後は、火打山や高谷池の四季風景を記録したビデオ(小屋で作成)を宿泊登山者に見せてくれるサービスタイムが催され、さすが人気の山小屋だなあ・・と感心。明日は早朝出発なので19時過ぎに就寝


     .......手作りビデオで紹介されていた火打山や高谷池は四季折々の色々な表情が!......
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         .......翌朝の火打山への無事頂上とパノラマ絶景を期待して・・、早めに就寝......
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★火打山の頂上へ!感動の雪山・大絶景パノラマを満喫!


    ........夜明け前の「高谷池」、荘厳な雰囲気が漂い、蒼い清晨絶景が広がっていた!.....
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2日目朝は4時前に起床、自炊朝食を済ませ出発準備を整え(アイゼン装着)、5時半過ぎに山小屋を出発。天気は曇りがちだが安定した様子。清冽な朝の空気・・、雪道をザクザクと音を立てて歩き出す。


      ..... 高谷池越しには雪に覆われた「火打山」が見える。アイゼンつけていざ出発!.......
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          ......「天狗の庭」から仰ぐ「火打山」、池塘も雪景色は実に感動的!........
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暫く歩くと「天狗の庭」と称される高層湿原に入ります。池塘は新雪に覆われていましたが水面に映る火打山の雄姿は間違いなく感動するアングル!百花繚乱のお花畑になる初夏に是非来てみたい場所


        ......「天狗の庭」の右を巻くように雪の木道を進み「火打山」への登山ルートへ........
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     ......冠雪の北アルプスは白馬・唐松・鹿島槍等の後立山連峰!ついに夜明けを迎える.......
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標高を稼いでいくと雪を被った北アルプスの長大連峰が目に入ってきました。何と素晴らしい絶景だ!そして夜明けは着実に進み、妙高山左手の雲間からは朧げなる暁光が照らし出されてきました。


        .......眼下には昨日宿泊した高谷池ヒュッテ周辺が・・、雪に覆われた池塘平原!......
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              .......朝日に輝く雲海の彼方には魚沼の山々が望める!......
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遥か彼方の雲海に浮かぶ山々は一体どこ?と調べたら今年の夏に登った越後三山や尾瀬方面の山と認識!ピラミダルな「尾瀬燧ケ岳」まで俯瞰できるとは!そして日本海側に故郷名峰「米山」も見える!

                              「越後三山」(駒ケ岳・中ノ岳」登山(2013年8月)の記事


  ........(左)今年夏の猛暑の中で登った「越後三山」 (左下)遥か遠くに「尾瀬燧ケ岳」も眺望......
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  .......(左)妙高山の姿をバックにスノー登山 (右)日本海側には我が故郷柏崎の米山のシルエット......
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朝8時、ついに火打山頂上に立ちました!目の前には今も噴煙を上げている「焼山」と日本海方面が見えている!焼山への縦走はUPDOWNが激しく今日の積雪条件では危険であり中止して正解・・


        ........(左)火打山頂上に到着 (右)目の前には焼山と背後に北アルプス......
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     .......今なお噴煙を上げ続けている活火山「焼山」、右には日本海の海岸線が広がる......
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焼山の左に目を移すと遥か彼方に北アルプス・後立山連峰、手前にはフォッサマグナの象徴名峰・雨飾山、妙高・黒姫・戸隠の北信名峰も素晴らしい姿を見せている。これ以上のパノラマを望めようかという絶景


    ........北アルプス「後立山連峰」と「雨飾山をバックに!雲海と雪山とがコラボした大絶景!......
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     ........東側には北信越国境の名峰 (妙高・黒姫・雨飾)の雄姿、実に素晴らしいネ~!......
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日本列島の地質構造を東西分断するフォッサマグナに沿って糸魚川から静岡富士川まで南北に連なる日本アルプス長大山脈の雄大さをあらためて目に焼き付けました。明日の糸魚川ジオサイト訪問が楽しみだ・・。頂上の大パノラマを十分満喫して雪道を下山し、高谷池ヒュッテへ9時に戻りました。


         .......ナナカマドの真っ赤な実と雪山絶景の鮮やかな対照美に目を奪われる!......
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             ........(左)サルノコシカケ (右)光が足らず、くすんだ紅葉の下山路......
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高谷池で荷物をパッキングし直して再出発、昨日と同じ下山路を辿り11時半に笹ヶ峰に到着しました。下山場所にある明星山荘は山菜蕎麦が名物と聞いたので入店してみたら美味しかった・・。その後は妙高高原駅からJR電車で糸魚川方面(上越市経由)へと向かいました。車窓からは妙高の雄姿・・


          ........(左) 黒沢の吊り橋に到着 (右)明星山荘の山菜蕎麦を味わう......
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          ........信越線車窓(高田駅付近)より妙高山を遥かに仰ぎ糸魚川へ ......
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帰りは親不知(天下の嶮)に寄ってフォッサマグナや翡翠の観光地を見学(後編で紹介)、糸魚川駅前の宿泊ホテルにチェックインし居酒屋でマツ氏と反省会。糸魚川駅前に古事記に記された翡翠・勾玉の姫「奴奈川姫」(大国主に求婚されたが最期は入水)の銅像が立っています。明日の探訪が楽しみだ!


              ........糸魚川駅前の居酒屋で反省会、ビールで乾杯 !......
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       .......(左) 糸魚川駅前の奴奈川姫 (右)明日は勾玉(翡翠)の名産地を訪ねよう......
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     .......フォッサマグナが造山した日本の屋根(雨飾山や北アルプス)の大絶景を再び御覧あれ!......
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                        「火打山」雪景色登山&糸魚川フォッサマグナ探訪(後編)へ続く


                                                            おわり

  by rollingwest | 2013-11-03 00:00 | ローリングウエスト山紀行 | Comments(84)

<2013年8月6~9日>越後の奥深き名峰(後編):「越後三山」(駒ケ岳・中ノ岳)

猛暑の夏も過ぎて完全に秋を迎えていますが、8月越後の山記事(後篇)を・・

                                 (前編):奥只見の峻嶮峰「荒沢岳」より続く 



★【3日目】:越後三山の盟主「越後駒ヶ岳」(日本百名山)に登頂


年に2~3回、車で故郷へ帰省しますがその時の楽しみは車窓から数々の名峰が眺められることです。上州では「榛名・妙義・赤城」の山々、上越国境を越える時は「谷川連峰」、そして関越トンネルを抜けると「巻機山」に続き、魚沼地方(コシヒカリ名産地)の象徴「越後三山」の雄姿が右手に見えてきます。


  .....「越後三山」(左から駒ヶ岳・中ノ岳・八海山)雄姿、毎回感動するネ~(2010年3月帰省時)......
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越後三山とは「越後駒ケ岳・中ノ岳・八海山」の総称、この中で断トツに知名度が高いのは日本酒で有名な「八海山」!他2峰の名前は馴染みが薄いですが、「越後駒ケ岳」こそが三山の盟主的な存在(重厚さと貫禄に溢れる)。「中ノ岳」は最も標高が高く、中央部奥に聳えてアプ゚ローチが長く制覇が困難な山


  .......夏の越後三山(2009年8月帰省時)、魚沼・小出周辺の魚野川からの山容は特に秀麗!.......
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奥只見3日目は、「枝折峠」から「越後駒ケ岳」を登り「駒ノ小屋」に宿泊(3日目行程タイムは5時間)、4日目が「中ノ岳」をピストン(ほぼ空身状態)して下山しますが、当日は12時間を超えるロングコース・・。行程平準化したいけれど、夏場の「駒ノ小屋」は管理人常駐で布団も用意されている。装備軽量化で歩けるメリットを考えればこれ以外の選択肢はない・・。「奥只見山荘」で豪華な朝食を頂き、いざ出発!


      .......(左) 越後駒・中ノ岳へのアプローチは長大コース. (右)「枝折峠」を出発......
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「枝折峠」を7:45出発(昼過ぎに山小屋へ着けばよいので余裕コイテマス・・)、今日も朝からガスが立ち込めて快晴とはあいならず。木道が随所に現れるダラダラとした緩やかな道を登っていき小倉山へ・・


      ......明神峠を経由して小倉山へと向かう。ガスに煙る山道・木道を延々と行く......
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下りは大得意ですが登りは苦手のRWは、60代半ばの超健脚コンビに初めからドンドン離されていき、ほぼ単独行みたいな状態。明神峠・道行山・小倉山を過ぎ、蒸し暑さと重装備で早くも息絶え絶えになってきた・・。出発から歩くこと3時間半、漸く「百草の池」なるミニ湿原に到着。休憩をコマメに取ろう・・


    .......(左)「百草ノ池」というミニ湿原が出現 (右)遠ざかるにつれて手鏡の様な光景に......
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12時頃、前駒を通過。日差しも強くなりこの辺りが一番辛かった~!左手に雄大な山稜・残雪沢、そして遥か彼方に「中ノ岳」手前の突兀峰が見える!あの峰よりさらに先にあるのか、遥かな山だ~!


   .......(左)「中ノ岳」手前のピラミダルな峰が!(右)雄大な滝ハナ沢、雪渓やコバイケソウが美しい!......
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最後の辛い1時間を登り切り13時、今日の宿泊地「駒ノ小屋」に漸く到着。重荷を降ろし冷たい水で喉を潤して一息つきました。健脚2人は不在、多分今頃は「駒ヶ岳」の頂上にいるのでしょう・・。小生も遅れてはならじと駒ヶ岳頂上を空身で目指します。駒ノ小屋から山頂までは片道30分の至近距離


      .......(左)雄大な雪渓を背景に(結構お疲れ・・) (右)ようやく「駒ノ小屋」に到着......
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   .......(左) 駒ノ小屋から駒ケ岳頂上に向かう (右)小屋がもうあんなに遠くに離れてしまった......
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空身だと登りは軽快、小屋は足元景色となりドンドン小さくなっていく。午前中はガスに覆われる時間が多かったものの、今は青空も覗きが徐々に視界が開けてきた。13時半、越後駒ヶ岳の山頂に到着!


       ......(左) 駒ケ岳頂上に到着!(右)雄大な雪渓が頂上から小屋に広がる.......
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頂上から見る景色は実に雄大!夏の日差しを浴びて水蒸気が立つ雪渓と笹に覆われた山稜のコントラストが実に美しい。越後駒の標高は約2千mなのに真夏でこれだけの巨大な雪渓が残っているとは・・


         ......大雪渓のパノラマ写真、立ち上がるガスに青空が覗く幻想的な光景......
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頂上稜線付近で健脚の2名と再会、時刻はまだ14時過ぎ。小屋に戻って宿泊手続きを済ませ、広場で英気を養う前祝い(毎回こんなことを言っている・・)、ビールで乾杯!手持ちのつまみに焼酎で話を咲かせていると、今日の小屋宿泊客が続々登って来る。人の輪は徐々に広がり、皆で楽しくワイワイ・・


  ......(左)2人と合流し本日の宿泊「駒ノ小屋」へと戻る (右) さて夕食の前に一杯やりましょう......
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      .....夕刻の雪渓部にダイヤモンド駒ケ岳!夕餉を楽しむ小屋宿泊者も歓声を上げる......
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初めて知り合った山仲間との会話も弾み夕刻の宴は楽しく過ぎていきました。小屋から見る荒沢岳の景色や絶え間なく変化する入道雲の芸術を十分満喫、明日の起床は3時なので早めに就寝しよう。


      ......(左)入道雲が湧き上り獅子咆哮の如し (右)山稜のガスは次々に表情を変える......
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★【4日目】:奥深き名峰「中ノ岳」(日本200名山)に登頂 (12時間以上の踏破)


まだ真っ暗な夜中の3時に起床、熟睡中の宿泊客を尻目にヘッドランプを装着、ゴソゴソと道具を小屋の外に運び出して朝食の準備。今日は空身に近い中ノ岳ピストンだが小屋に戻るまでは9時間近い長丁場。3人は早朝4:15出発、夜明け前の稜線・雪渓はまるで墨絵のよう。空気はまだ涼しく身は軽い。



   ......早朝4時過ぎに出発、夜明け前の墨絵風景の様な稜線・雪渓を見ながら歩き出す......
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山の天候は午後からガスが発生して曇るケースが多いので、早朝出発ならば雲がない大パノラマを眺望できると期待したのに・・、今日もこんな感じかい。まあ全国的猛暑で不安定な天気が続いているのでしゃーないか・・。長丁場を炎天下の中で歩く辛さがないだけマシだな・・と、ブツブツ負け惜しみ(苦笑)


       ......遥かな山を目指し稜線を下り歩いて行く、だんだん明るくなってきた!......
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     ......(左)立ち込めたガスの中から薄日が差し始める(右) 檜廊下・四合目峰を目指す......
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駒ヶ岳雲・竜ノ峰稜線の分岐・天狗平を過ぎ、2時間程歩くと「檜廊下」と呼ばれるナイフブリッジな道が出現しアップダウンが繰り返されます。この辺りの稜線が駒ヶ岳と中ノ岳の縦走路では最大のハイライトかも!


     ......(左)「檜廊下」の岩峰稜線を渡り行く食山人氏 (右)越後の高山植物が咲き誇る......
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稜線から見る光景は巨大な垂直スラブが屹立、深き切れ込んだ谷と重厚たる山容!2千m級の山とは思えない程に、北アルプスの様な険しさが刻まれています。やはり世界的な豪雪の山であるだけに雪崩や膨大な雪解け水のエネルギーが山肌を荒々しく削り、深い谷が形成されてきたのですナ。豪快だネ~


       ......(左)垂直スラブが屹立する迫力の景色 (右)依然、霧中の稜線歩きは続く......
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7時に四合目峰を通過、8:15に中ノ岳避難小屋が見えてきた。ここまで来ればもう頂上近し、5分後に越後三山最高峰「中ノ岳」(2085m)に到着!ガスは依然立ち込めて期待した眺望は全く得られず・・


          ......(左)中ノ岳避難小屋に到着、頂上は近し (右)コバイケソウの大群落.......
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  ....(左)ついに中ノ岳頂上に到着(食山人氏写真) (右)山頂には真っ赤な鳥居・中ノ岳の標石......
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頂上で時間をかけて待ってもガスは晴れずと判断し集合写真撮影後にすぐ下山。今日はまだまだ続くロングコース、早速に同じ道をピストンで戻ります。中ノ岳にも多くの高山植物が美しく咲き誇っていました。


          ......(左) ツリガネニンジンの花が咲く (右)黄色鮮やか! ミヤマキオン.....
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      ......「越後駒ケ岳」の雄姿 (左)左肩は雲竜ノ峰 (右)「グシガハナの峰」越しに望む......
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しかし眺望は無理だな・・と諦めていたら、慈悲深い山の神様は帰路で素晴らしい絶景をプレゼントしてくれました。ガスは徐々に薄くなり夏の青空が見え始めた!そして目前に盟主「越後駒」の雄姿が出現


              ......(左)ノハラアザミ (中)コメツツジ (右)タカネマツムシソウ......
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       ......(左) 垂直の大スラブ絶壁を再び! (右)中ノ岳の前衛峰も素晴らしい姿!......
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さらに「八海山」(4日間で山容を一度も見ることができなかった)も遂に全貌を現してくれました。「八海山」は7年前(2006年10月)にFツアーメンバーと登頂しましたが、頂上部のギザギザ岩稜もよく見える。


     ......(左)八海山がついに姿を現した! (右)魚野川から見た八海山(2009年8月撮影)......
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当時登った2006年の「八海山」写真(紅葉絶景の時期で思い出深い!)をいくつか掲載しておきます。この山は魚沼側からロープウエイを経由して登ればアプローチは比較的簡単。しかし真骨頂は頂上部の八つ峰(迂回路もありますが・・)、鎖場が30数ケ所もある危険ルートで断崖岩稜が続き恐ろしかった~!


     ......「八海山」は標高1778mと三山で最も低いがスリル満点の奇岩が続く山(2006秋)......
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      ......(左)八海山の岩稜ルートは想像以上に危険な山だった!(右)奇岩背景の不動明王像......
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峻嶮峰は古より修験道の行者が入り、山岳宗教のメッカで歴史は深い。麓や山頂部には天照大神や八海大明神が祀られ、岩稜を背に不動明王像が物凄い形相で鎮座しています。大迫力の山でした。


   .....(左)垂直の鎖場岩を慎重に下る(2006年10月) (右)雪の越後三山(2013年1月撮影)......
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背後を振り返ると、越後三山・最高峰「中ノ岳」も雄大な姿が遠くから完全に俯瞰できるようになってきました。これで越後三山名峰の眺望が全て叶った!そして2日前に登った荒沢岳の突兀なる雄姿も見えるではないか!最初はガスで覆い、焦らしながらも最後はシッカリ見せてくれた山の神様に感謝・・


         ......(左)中ノ岳の重量感ある威容 (右)切れ込んだ奥深き谷が遥かに見える......
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    ......(左)2日前に登頂した「荒沢岳」の突兀峰 (右)駒ケ岳~中ノ岳間の「檜回廊」を下りゆく......
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空身なのに健脚組からはまたまた離されてしまい先の姿は完全に見えない。あのお二方は2週間前に9日間も北海道の山に入って相当ハードな山を数座登ってきているのに・・、何であんなにタフで元気なのかネ~?と呆れつつ、単独行の稜線旅はまだまだ続く。長丁場でかなりヘロヘロ状態になってきた。


         ......(左)「越後駒ケ岳」の重量感ある雄姿 (右) コバイケソウとニッコウキスゲのお花畑.......
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越後駒稜線のLAST登り返しは辛かった・・。青空に映える巨大山稜絶景は素晴らしかったが、炎天下登山となり体力消耗は激しい・・。駒ノ小屋に着いたのは13時、お二方は1時間前に到着していたとのこと、恐れ入りました。でも最終ゴール「枝折峠」にはまだあと3時間半歩かなければならない・・。


          ......(左)駒ノ小屋から長い道のりを下りゆく (右)16時半、ようやく枝折峠に到着......
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駒ノ小屋から最後の歩き(小倉山~明神峠~枝折峠)もダラダラ続くアップダウンが続き苦行でした。16時半に漸く到着。真夏の12時間以上の登山は辛かった~!でも日中はガスが立ち込める時間が多く、昨年夏の飯豊「杁差岳」の様に直射日光に晒される時間が今回は少なかったので何とか助かった。


       .....越後三山の盟主「越後駒ケ岳」(日本百名山)の全容姿、重厚感に溢れていた!......
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異常高温が続いた今夏の超猛暑、8/6~9日はガスが多く比較的コンディションには恵まれた4日間だったかも・・。下山の翌日は全国で40度越えが続出。当日が炎天下の登山だったら熱中症になってさらに大変なことになっていたかもしれません。越後の山は夏に登るものではないナ~と再認識しました。
下山後は、食山人氏を浦佐駅(新幹線)まで送り、越後出身組(Miz本氏と小生)は各自車帰省でお別れ


    ...... (2009年4月)関越道を車で走りながら撮影してしまった<(_ _)>残雪の「越後三山」  ......
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思い出深い苦行の4日間・・、越後の奥深き山々を全て眺望することが叶い最高の山旅でした。今後も帰省時に何度も「越後三山」の雄姿を遠望すると思いますが、難関峰を苦労して登頂した経験後に仰ぐ山々は新たな感慨と共に蘇ることでしょう。 「苦しんで歩き通した越後峰 故郷の山に心深まる



                                                          おわり

  by rollingwest | 2013-09-17 00:00 | ローリングウエスト山紀行 | Comments(83)

<2013年8月6~9日>越後の奥深き名峰(前編):奥只見の峻嶮峰「荒沢岳」

★難関峰「荒沢岳」、越後三山「駒ヶ岳」「中ノ岳」に挑戦


新潟県はまさに山の宝庫、北部は飯豊・朝日連峰、上越国境は谷川連峰、北信エリアは妙高・火打・志賀高原エリアの山、糸魚川フォッサマグナ周辺は北アルプス、長く広い県なので隣接する県境には数々の名峰が存在します。今年の夏休みは魚沼・奥只見に聳える奥深い越後の難関峰を踏破してきました。


   .......(左)今回挑戦した越後名峰の簡略地図 (右)越後三山の残雪姿(2009/4月撮影).......
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今夏の山旅は、厳しく危険な岩壁で恐れられる「荒沢岳」と、越後三山の2名峰「駒ヶ岳」「中ノ岳」に挑戦しました。ちなみに越後三山の残りは「八海山」(銘酒で有名)ですが2006年登頂済み、今回は奥只見を登山基地として「裏・越後三山」とも呼ばれる難関3峰を4日間かけて登ることにしました。


      .......「奥只見湖」(銀山湖とも呼ぶ)を包み込む越後名峰の数々(イラスト図).......
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「奥只見」は福島県境(尾瀬も近い)で世界有数の豪雪地帯、膨大な雪解け水を生み出す名峰は厳しい山稜であるが故に今まで夢が叶わず登り残していた山々。昨年夏に「杁差岳」を一緒に登った食山人氏・Miz本氏(200名山達成間近の超健脚コンビ)が登るという情報を聞きつけ相乗りする形で参加


  .......厳しい岩壁が立ちはだかる「荒沢岳」(左)と、越後三山の2名峰(駒ヶ岳・中ノ岳)に登る......
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                        2012年8月・飯豊連峰「杁差岳」の登山記事はコチラから 


奥只見トンネル」は日本の高度成長期に国家電源開発事業として完成した資源開発用隧道、道路全長は22km・各隧道部の合計は18km、他に類を見ない電源開発管理目的のトンネルが連続する道です。奥只見湖は何とあの黒部ダムも凌ぎ、国内最大の総貯水量(6億立方m)を誇ります。チト意外・・!


 ........「奥只見シルバーライン」は元々は電源開発用トンネル、18km隧道は本当に長い!(チト不気味)......
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道路開通は昭和32年、国営の電源開発(株)により施工、3年間で延180万人の労働力が投入されました。ダム完成後、電源開発から新潟県への管理譲渡を契機に、昭和46年に観光有料道路「奥只見シルバーライン」が盛大に開通したのです。中学生の頃、家族旅行で何度かダムを訪ねたことが良き思い出です。このトンネルを通るのは一体何年ぶりだろう・・!こんなに長かったっけ~?と再度驚いた次第





★【1日目】:銀山平温泉「奥只見山荘」に入る


初日は「奥只見山荘」(登山基地)に入るだけなので、川崎自宅を8時半前に車で出発。練馬自宅の食山人氏を環7で拾い関越道から魚沼方面へと向かいます。塩沢で「へぎ蕎麦」を食し、小出から奥只見シルバーライン経由で長い長~いトンネルを通り抜けて、奥只見山荘(銀山平温泉)へ15時過ぎに到着


     ........(左) 「奥只見山荘」に入る (右) 「銀山平温泉」はお洒落なコテージも沢山........
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もう一人の相方Miz本氏も我々とほぼ同時に宿へ到着。聞けば何と、昨日は「八海山」・今日は「守門岳」を単独で登ってきたとのこと・・。相変わらずこの方の超人ぶりには開いた口が塞がりません。宿チェックインを済ませ、夕食まで時間があるので銀山平温泉「白銀の湯」へ入り、事前の英気を養うことに・・


      .......銀山平温泉の公共温泉「白銀の湯」へ、湯船からの眺望がよい.......
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   .......(左)「白銀の湯」の露天風呂 (右)ついに雨も上がり明日からは晴れそうだ!........
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奥只見山荘は数年前にリニューアルオープンした家族経営の山荘、建物の造り・さり気ないお洒落な飾り物・料理の美味しさ、全て演出にセンスの良さが感じられ、温かい親孫家族の雰囲気もほのぼのとさせれらます。一番驚いたのは、床の間に飾られた山葡萄の蔓、こんな太い野性的な蔓は初めて見た~!


  .......(左) 「奥只見山荘」、玄関を俯瞰 (右)お洒落な囲炉裏端、欅の樹穴には可愛いフクロウ........
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  .......居間に飾ってある巨大な「山葡萄の蔓」、ブナ大木に絡まって実をつけていたそうナ (驚!)......
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夕食タイムにはまだ時間がある。お酒好きお二方に誘われて、高山植物図鑑で奥只見の花を調べながら寛ぎの時間。夕食料理は地元食材が美しく演出され、氷結日本酒のペースはドンドン上がって行く・・


  ......(左)囲炉裏端のテーブルで早くも乾杯!Miz本氏&食山人氏. (右)熊の敷物上で寛ぐRW......
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  ........夕食タイム、生ビールで乾杯~!山菜・岩魚塩焼き・サラダ、拘り逸品が続々!氷結酒も進む......
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夕食広間に最後まで残ってしまったのは我々3人のみ。部屋に移ってもワイワイと飲み直しましたが、今日はまだ前夜祭。明朝は4時出発なのでお酒は適度に切り上げ温めの湯に浸かり再び英気を養う。






★【2日目】:奥只見の峻嶮峰「荒沢岳」を制覇


朝3時過ぎに起床、朝湯に浸かり山支度を整えて4時出発。まだ真っ暗な中で4:20登山開始、ヘッドランプを装着して登山する山旅は久しぶりだなア・・。緊張しながら暗い道を歩き始めればいきなり急坂


  ........(左)翌朝4時過ぎヘッドランプ装着して登山開始、いざ難関「荒沢岳」(1969m)へ挑戦.......
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樹林帯を急登すること50分、徐々に明るさは増し、前山に達した頃(5時過ぎ)に朝日が雲間から顔を出し始めました。黎明の雲海、何と幻想的なパノラマ!早立ちの縦走は涼しくて景色も素晴らしい!


  .......夜明けを迎え、尾根から見た御来光と雲海は荘厳!黎明の雲海パノラマは美しいネ~.......
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行く途中には数々の高山植物が出現!最近は花博士と化したお二人に花の名を確認しながら、急な山道を着々と登っていくと、やがて青空が開け、遥か彼方に難関峰「荒沢岳」の全容が見えてきた!手前に大絶壁の「前嵓」(maegura)が立ちはだかっている・・!あれを攀じ登るのか・・大変だなあ!


    ........高山植物・艶やかな姿 (左)コオニユリ (中)アカハナシモツケソウ (右)ヨツバヒヨドリ.......
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  ......「花の陰 雲海うねる奥只見」・・、いよいよ「荒沢岳」と「前嵓」大岩壁が見えてきた!......
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6時を過ぎた辺りから長い梯子・鎖の連続で気が抜けない危険ルートとなってきました。本日は垂直登攀が繰り返す10時間近いピストン(途中、山小屋も水場もなし)、この難関コースは水を多めに持参すべし


   ........(左)ガスに包まれる稜線を行く (右)鎖やロープの断崖絶壁を登っていくMiz本氏.......
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    ........(左)エゾシオガマに止まる虫 (中)アカハナシモツケソウ (右)ウツボグサは鮮やかな花.......
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7時に前嵓の真下(取付部)に到着し一休み。ここからがいよいよ本日のメインイベント!断崖絶壁の登りが連続出現するデインジャラスルート。相互距離を一定に保ち、3点確保を心がけながら慎重に慎重に・・


  ........(左)荒沢岳に向かうMz本氏&食山人氏 (右)ロープ伝い、梯子を使い、危険な急登........
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 ........(左)上越国境の山に似た鋭い稜線道 (右)深い谷間の雪渓 風雪が刻んだ風景........
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○○は高い所が好きなRW、こういう登りは全く苦になりません。炎天下で熱中症登山が懸念されたものの、当日はガスの覆う時間が多かったことから直射日光を浴びずに済みました。絶好天気とはいかずとも、随所で視界は開け(それなりに展望も楽しめた)、順調なペースで高度を稼いでいきました。


    .......(左)屹立垂直する「前嵓の大岩壁」が立ちはだかる (右)いざトライ!......
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      ........芸術的なオブジェのような木がアチコチに見られ印象的だった・・!.......
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いよいよ前嵓の核心部へと入ります。鎖・梯子が連続する垂直に近い壁を何とか登り切って一安心。ガスが一瞬晴れ渡り、荒沢岳頂上部がついに姿を現した!まだ8時半前か・・、いいペースで来たなア・・


   ........垂直の岩壁「前嵓」をよじ登っていくとついに「荒沢岳」頂上が見えてきた!......
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    ........(左)オオバギボウシ (右)ガクアジサイ いずれも上品な色で爽やか系の花々........
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前嵓を過ぎると危険箇所は少なくなり、頂上を回り込む様に最後の登りを詰めて行きます。再びガスが覆い始め視界が利かなくなってきた。小生はややペースダウン、健脚2名はもう頂上に着いている筈・・


     ........(左)頂上をめざす最後の鎖場岩 (右)頂上間近で見たナイフブリッジ稜線........
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8:45頂上到着!ヘッドランプを着け早朝出発してから4時間半弱でピークに立ったのだから相当に早い。残念ながらガスに覆われ視界は依然利かず。(越後三山・守門岳の大パノラマが広がっているのに・・) 天気は晴れなので時間をかけて待ったものの状況はついに改善せず。眺望は諦めて9時下山開始


        ........(左)荒沢岳山頂に到着~! (右)ガスに煙る山と輝くハイマツ帯.......
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  .......(左)頂上下のお花畑から覗く雪渓谷 (中)ガス晴れ期待のMiz本氏 (右)舞い飛ぶ蜻蛉達......
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帰りも同じ断崖絶壁ルート、再び危険箇所が多く慎重に下っていきます。四苦八苦しつつ11時に前嵓の真下に漸く到着。振り返ってみると、垂直断崖は北アルプスの岩稜光景かと思わせる程に王者の風格(越後の山には珍しい)を漂わせています。よくもこんな岩を登ったなあ・・とあらためて自己満足・・


     ........急峻な断崖絶壁をいざ下山!鎖を掴み足元を確認しながら慎重に下りゆく.......
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     ........(左)遥かに奥只見湖が見えてきた!(右)下山途中で「中ノ岳」の雄姿を望む.......
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やがて奥只見湖や銀山平温泉が視界に入り、尾根途中ではガスが一瞬晴れて2日後に挑戦する中ノ岳(越後三山)の雄姿も垣間見えました。12:40 最終GOAL迄あと僅か、ルート唯一の水場に到着。美味い水で喉を潤し12:50無事に下山。全行程時間は8時間半、10時間覚悟だったので上出来!


    ........(左)最後の水場で疲れを癒す、10分後にGOAL到着  (右)扇状に弾ける水しぶき.....
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予想以上に早く下山、残り時間は超余裕なのでそのまま奥只見湖観光と洒落込むことにしました。先述の通り、国内最大の総貯水量(黒4ダムの3倍)と水力発電能力(56万KW)。やはり世界有数の豪雪地帯であるだけに膨大なる雪解け水は、山国日本が誇る大きな自然エネルギーなのであります。


      ........(左)奥只見観光を楽しむ (右) )黒部ダムの3倍の貯水量を誇る「奥只見湖」.......
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        ........(左)(中)奥只見ダムの巨堰と水源風景 (右)奥只見の大駐車場........
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14時半、奥只見山荘に到着、今夜もお世話になります。宿の温泉で難関峰を制覇した心地よい満足感に浸り疲れを癒しました。15時半過ぎから今日も反省会を開催、明日以降の英気を養いましょう!


         ........(左)素晴らしい大広間で寛ぐ夕食タイム (右)巨大イワナの剥製.......
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      ........(左)今日の夕食も豪華! (右)ちなみに翌朝の朝食も素晴らしかった.......
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今日の夕食メニューも実に豪華ですネ~(感激)。実は明日の行程(越後駒ケ岳)は余裕タップリなのです。朝食を宿で摂った後に5時間だけ歩いて「駒ノ小屋」に入るだけ・・。今夜はチト深酒してもいいかな・・


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*次回後編「越後三山」(駒ヶ岳・中ノ岳)の記事公開は9月中旬頃の予定です。お楽しみに~!



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  by rollingwest | 2013-08-24 00:00 | ローリングウエスト山紀行 | Comments(88)

<2011年9月10日>越後の200名山「ニ王子岳」

今はもう完全に秋ですが、9月上旬は残暑で蒸し蒸しする夏の名残がありました。何か懐かしい気も・・


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★今年3回目の弾丸ツアー!「二王子岳」登山


「Fツアー9月定例会」は越後北東部・新発田市に鎮座する「ニ王子岳」でした。今回も夜行日帰りで完結・効率高い「弾丸ツアー」(朝登頂、PM・温泉・史蹟探訪、車中懇親・夕方帰宅)。5月諏訪守屋山⇒高遠、7月岐阜大日岳⇒郡上八幡に続き「山はお手軽、でも二次目的が充実」パターン。濃密なる一日だった・・


    ......(左)「ニ王子岳」は飯豊連峰(新潟・山形)の前衛峰 (右)早朝5時半出発、神社脇を通過.....
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21:30都内を出発、バス内でワイワイ一杯やりながら事前情報交換会、23時前には車内消灯。小生は今回も睡眠誘発剤を飲み熟睡状態でしたが、バスは未明3時頃には登山口に到着していたようです。
朝4時半、朝食(パン)を詰め込み、5:50に登山口を出発。朝からムワ~とした湿気で曇りがちの天気・・


            .......由緒ある「ニ王子神社」の正面の顔、風格と威厳が漂っていた........ 
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歩き始めると「ニ王子神社」が出現!山の由来になっている神社のようで立派な風格ある社殿でした。王子とはprinceの意味ではなく、神社世界では末社・摂社、氏神や路傍石祠のことを指すようです。


        ......(左)湿気が高くムシムシした中を登り出す (右)巨木の脇を通過する食山人氏........ 
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南に位置する台風の影響でジメジメした空気が日本列島全体に流れ込み、異常に蒸し暑い一日でした。ドンヨリしてムッとする湿気での登山は辛い・・。玉の様な汗が噴出し、水の消費量は半端じゃありません。


            .......水墨画の様な雲と山並み (でも終始こんな感じでした・・)........ 
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展望には当然恵まれず、登山道には高山植物は殆ど見られない・・(日高の時とは雲泥の差)、発見したのは大きなナメクジ・・と思ったら何と「ヤマビル」(12cm以上の化け物級)、こんなのが3匹も出現した!
コイツが木から落ちてきて襟首を咬まれていたら・・と思うとゾゾ~!越後の夏山はあまり心地よくない・・


    .....(左)ガスの中を行く (中)ダイモンジソウ:名前通り「大文字」 (右)巨大な山蛭!(食山人氏ヨリ).... 
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避難小屋・定高山を経由で歩き進めますが、途中には神子石という岩があるくらいで、山道は基本的に単調。山頂近くの「油こぼし」が急坂と聞きましたが実際に通過してみると大したことはありません。


    .....(左) 七合目急坂「油こぼし」を登る  (右)女人禁制を破った女性が石にされた「神子石」......
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8合目の三王子神社の祠を過ぎ、池塘「鴨池」(秋なのに何故かオタマが数匹泳ぐ)が現れます。池から最後の坂を登れば頂上はもう少し・・、赤い蒲鉾形の二王子小屋が見えた!9時半過ぎに頂上ゴールイン


          .......唯一出現した池塘「鴨池」、もう秋なのに池の中にはオタマジャクシが!........ 
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       ......(左)三王子神社は小さな石祠  (右)ニ王子小屋が見えてきた!ついに頂上!....... 
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山頂は予想通り一面ガスに覆われて視界は全く利きません。晴れていれば飯豊連峰の雄大なパノラマを目の前で大いに満喫できるはずだったのに・・。しかしこんな事はよくあること、マア・・気にはしません。


            .......「ニ王子岳頂上」での集合写真、何~にも見えまヘ~ン・・・(残念)........ 
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        .......こんな光景が見たかった!残雪の飯豊連峰を望むパノラマ写真(ネットより拝借)........ 
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頂上には「青春の鐘」(鳥居形)がありました。比較的若手と自称する中年オヤジ2人が颯爽と鐘を鳴らすも「青春」とは誰も言ってくれません。夫唱婦随登山を続けてきたN沢夫妻の写真の方が微笑ましい・・


      ......(左)自称若手が「青春の鐘」を鳴らしても・・・ (右)メオト登山を重ねてきたN沢ご夫婦...... 
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              .......新発田方面の里は、蒸したガスに煙る風景が続きました・・........ 
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頂上に到着したのは9時35分、4時間弱の登りでした。皆で集合写真を撮り、ちょっと早い昼食タイム。ビール乾杯後は各自が持ち寄った秘蔵食(焼きメザシ・モロキュウ等)を交換しあいワイワイと盛り上がりました。


          ......(左)杉木立を一歩一歩降りゆく (右)下山ルートも単調だが渓流は癒しの道....... 
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       .......(左)下扇沢を渡れば終点は近い (右)ニ王子神社境内にある炊事施設に到着........
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下山も同じ道の往復、単調で興味深い場所は殆どなく、途中の雰囲気ある杉木立と終盤の渓流がよかったくらいカナ・・。下山すると再び「ニ王子神社」出現!朝見た時より一層風格が増している感じだ!

 
           .......「ニ王子神社」の威厳にあらためて感銘し撮影する食山人氏........
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       .......(左)本殿の中も実に立派! (右)無事下山に感謝の祈願・Machi子様........
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朝は閉められていた本殿の中が伺えます。なかなか立派な神社だ!無事下山に感謝し、鈴を鳴らし「二礼二拍一礼」。その後暫く林道を歩くと駐車場にバスが待っていてくれました。やはりアリガタイデスネ~


        .......(左)待機していたバスにようやく到着  (右)秋を迎え黄金色となった水田風景........ 
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       ......ニ王子岳のピストンコースMAP、単純な往復で眺望なしの山行は印象に残らず・・・.........
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★「ニ王子温泉」&「新発田市内」史蹟見学


登山自体はあまり面白くなかったけれど、早速に付随目的(むしろメイン目的?)の温泉に向かいます。バス車窓からは広大な蒲原平野が一望、心配されたセシウムも検出されずホッと一安心、実りの秋風景・・


      .......福島に近い蒲原平野は原発汚染の脅威・7月豪雨水害で本当に大変な年だった。........
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バスは「ニ王子温泉」(まんだらの里)に到着。何やら宗教法人の経営施設(温泉病院も併設)のようですが露天風呂から稲穂風景が見渡せて感激!実りの秋・絵画を背景にした湯は満足度が高かった!


                .......「ニ王子温泉」まんだらの里の湯で山の疲れを癒す........
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       .......黄金色の稲穂「額縁・田園風景」・・を見ながらの露天風呂は初体験かも・・!........ 
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さて稲穂ビュー露天風呂を楽しんだ後は、新発田市内の史蹟見学をしてから帰京することにしました。
新発田(sibata)は新潟・東北部の中核都市、蒲原平野(加治川水源の水田)に広がるコシヒカリ産地です。


               ..........新発田公園から新発田城の天守閣に向かう。........ 
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かつて甲子園常連だった新発田農業が当地を有名にしたような気が・・。新発田藩城下町として栄えた市街地は歴史的建築物・城下町当時の道や水路が多くあり、風情ある街並みには雰囲気を感じます。


           ..........新発田公園の広い芝生には、立派な枝ぶり松が多くあった........ 
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      ......(左)新発田城の「旧二ノ丸隅櫓」 (右)堀部安兵衛(赤穂浪士・高田馬場)の記念碑...... 
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市内見学を終え15時前には関越高速に乗り東京へ。途中で若干渋滞はありましたが、バス内はいつもの如く、それぞれの持ち寄った銘酒や逸品肴を交換し合いながら楽しい話題に花を咲かせました。


          .......関越道「嵐山PA」、またも弾丸ツアーで登山・温泉・観光の濃厚な一日........
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最近のFツアーは、山が半分、残り半分が史蹟観光。そして今回も20時半には帰宅でき、効率的な弾丸ツアーでした。安い費用で着々と名山に足跡を残せているのは、この会のお陰と感謝するばかりです。


  ....(左)日本百名城「新発田城」の天主閣 (右)蒲原平野の屋敷林、稲穂の海に浮かぶ島の如し.....
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                                                          以上





次回は、「さようなら船の科学館」(東京ベイサイド風景)をお送りします。
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  by rollingwest | 2011-10-13 00:00 | Comments(38)