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<2017早春>伊豆半島・夫婦旅②:南伊豆(河津・下田)【後編】



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                <2017早春>伊豆半島・夫婦旅①:南伊豆(河津・下田)【前編】より続く



★明治150年を迎え、昨年の旅の続き・・下田開国史探訪(後編)を!


2018年は明治維新(1968)から150年の節目年! RWが小4で迎えた明治百年のような国民的盛り上がりじゃないものの、大河ドラマ「西郷どん」の鹿児島、竜馬の高知、吉田松陰の長州等、幕末明治維新に所縁深い場所はまたブーム再来かも・・!


   .....今年は明治150年!大河ドラマは「西郷どん」、竜馬や吉田松陰もまた再びブームに?.....
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下田も日本開国史に沢山史跡が残る街・・。昨年2月久しぶりにカミさんとの夫婦旅(南伊豆:河津桜&下田、修善寺温泉)に出掛け、前編記事(日米和親条約の了仙寺、黒船ミュージアム、ペリーロード)を公開しましたが、今回の下田続編でも幕末明治維新に所縁深い人達の史跡をレポートします。


    ....今回記事は昨年2月、修善寺温泉に泊った南伊豆・夫婦旅(河津・下田)の続編.....
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★「下田開国博物館」で再び幕末開国史をお勉強


ペリー浦賀来航、1854年に日米和親条約締結のためペリー艦隊率いる米国海軍が下田港に上陸、これより下田の開国史が始まりました。米国は江戸に領事館を置きたかったものの攘夷派が強い反対を行ったため、下田玉泉寺に日本初の米国総領事館が開設されハリスが領事として駐在することになったのです。


  ....ペリー提督が浦賀(神奈川)来航、日本開港を迫り1854年下田開国史が始まる....
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前回記事はペリーの記事が中心だったので今回は領事ハリスや愛人と揶揄された唐人・お吉に光を当てます。また吉田松陰の密航監禁、坂本龍馬の史跡もあわせて紹介したいと思います。


  .....開国の第一港になった下田はペリー、ハリス、唐人お吉、竜馬、松陰の史跡が満載....
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下田歴史は前編で紹介した「黒船ミュージアム」で十分勉強をさせてもらいましたが、次に訪ねたのは、なまこ壁建物の「下田開国博物館」、開国に関する歴史資料や民俗資料を多く展示しています。


  .....なまこ壁の「下田開国博物館」、日本開国の2千点の資料が展示されている....
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ペリーが去ると次はロシア使節プチャーチンが訪れ、北方国境画定を含む日露和親条約締結。翌年は米国領事館開設でハリス赴任、英仏蘭も下田に来港。日米修好通商条約締結で横浜・神戸が開国主役となる前の数年間は下田こそが日本が世界に飛び出す役割を担う場所でした。


       .....下田の「ペリー上陸記念公園」にはペリー胸像が立っている....
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  .....ロシア・プチャーチンの肖像、鬼の形相の如く描かれたペリー、米国総領事ハリス....
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ハリスは下田で体調を崩し幕府に看護婦を要請し、芸者のお吉をハリスの世話をさせるよう仕向けられました。幼馴染の婚約者がいたお吉は当初固辞ましたが、幕府指示に従い僅か3日間だけ従事、羽振りが良くなったお吉に人々は嫉妬して「異国者の愛人だ」と侮蔑するようになりました。ついにお吉は婚約者とは別れ、酒耽りの生活に転落していきます。


   ....ハリスと唐人お吉の人形(辻村ジュサブロー作)やハリスが好んだ食膳等が展示....
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その後小料理屋「安直楼」を開くもののアルコール障害となったお吉はたびたび酔って暴れ人々から疎外されて2年で廃業、その後近くの川に身を投げてしまう悲劇の生涯を閉じました。開国博物館では、世界的人形師辻村ジュサブロー作品も展示されています。


  ....品川砲台など大砲鋳造の韮山反射炉を建設した江川坦庵、下田市内にも大砲展示....
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「下田開国博物館」には2015年世界遺産に登録された「韮山反射炉」や生みの親・江川坦庵も紹介されていました。韮山反射炉は明治日本の産業革命遺産(主に山口県や九州)にあわせて、静岡県 (伊豆の国市)は飛び地の如く世界遺産登録された場所です。


.....世界遺産登録の「韮山反射炉」は2014年に伊豆の国市を訪問して仕組を見学(下記参照)....
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                        静岡東部探訪(その3):「三島・韮山・北伊豆」編 








★下田の開国史に縁あるお寺を訪問(玉泉寺・宝福寺・長楽寺)


「玉泉寺」は400年以上の歴史を誇る曹洞宗寺院ですが、1854年ハリスが下田着任後、日本初の米国総領事館を構えた場所です。境内には、総領事館跡の碑、日本初の屠殺場(米国への食肉提供)、ペリー艦隊乗員5名の墓地等があり、カーター大統領もこの寺を訪れています。


  .....「玉泉寺」は米国領事館に指定され、下田条約締結後は米国休息所・埋葬所にもなった....
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「宝福寺」には唐人・お吉の墓と宝物館(遺品展示)があります。また勝海舟が土佐藩主・山内容堂に坂本龍馬脱藩罪の許しを願い出た謁見の間もあるぞ!藩主容堂が江戸上京の航路途中で嵐に遭遇し下田で寄港、海舟の説得が功を奏して龍馬飛躍の契機となった場所です。


      ....「宝福寺」には唐人・お吉の墓坂本龍馬像があった(木製は珍しいな~)....
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下田市内を歩くと目立つのは白黒が斜めに交差したデザインの「なまこ壁」。骨組の上に土を何層にも重ね平瓦を並べ、継目に漆喰をかまぼこ状に盛り上げナマコに似ていることが由来です。唐人・お吉が自害する前に営んでいた料亭「安直楼」もこの建築で作られていました。


    ....お吉が2年間経営した「安直楼」等、なまこ壁建築を見ながら下田市街を散策....
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最後は日露和親条約が調印された「長楽寺」を訪問。下田公園の丘麓にひっそりと佇んでいました。条約により択捉島とウルップ島の間に国境が確認されました。それなのに今、ロシアは全く北方領土を一向に返還しようとしない・・。実に嘆かわしいことですネ~!


  ....北方4島は紛れもなく日本領土だった!150年以上前に長楽寺で正式調印されたのだ!....
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★吉田松陰の米国密航失敗と拘禁史跡を訪ねる


吉田松陰というと、幕末維新の志士を育て上げた松下村塾(長州・世界遺産)や安政大獄で投獄・処刑された江戸伝馬町牢屋敷が思い浮かびますが、実は下田でも投獄されていました。


    ....下田から米国黒船に密航乗船しようとした吉田松陰は失敗して牢屋に拘禁.....
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松陰(当時25才)は世界情勢を知るため下田に来て、夜半ペリー艦隊に乗りつけ米国への密航を企てましたが、結局は米国に断られ踏海の夢破れ下田で獄中の人となりました。しかしその志を失わうことなく、松下村塾を開講し多くの人材を育てて明治維新への先駆けとなった訳です。


  .....「吉田松陰、踏海企ての地」は下田の弁天島西にあり今は公園整備されている。....
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吉田松蔭が弟子と一緒に渡航前に寓居していたのが「吉田松陰寓居跡」、下田市中心街にある藁屋根造りの建物は県指定文化財(机や硯箱なども展示)となっています。


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★下田周辺のその他見所紹介 (2009年家族旅行時の写真追加)


最後は追加編、2009年下田家族旅行(当時中3娘の高校受験が無事終わり慰労名目)で撮影した「石廊崎」と「弓ケ浜」の光景も紹介して下田探訪記事を終了したいと思います。


  .....「弓ケ浜」はまさに弓なり状!押し寄せる細波の砂浜を散策し、菜の花畑に埋もれる....
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  .....(左)石廊崎灯台  (右)「役行者小角」の立像 (下)石廊崎漁港に繋がる入江碧水.....
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  ......(中)奇岩に建てられた「石室(イロウ)神社」で祈願 (右) 断崖の岩場釣りに挑む人....  
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        .......南伊豆・奇岩群の海も雄大風景(遠景をクローズアップ!)......     
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<2009年2月>「南伊豆」(河津・下田)の家族旅行

さて2017年2月カミさんとの南伊豆(河津桜&下田)の夫婦旅・・・、次回続きは3月上旬頃に「修善寺温泉」と「修善寺梅林」レポートを公開して最終編としたいと思います。この頃になれば厳しい冬も終わりとなり春の足音が確実に聞こえているんでしょうね~!


  .....河津・下田をあとにして「修善寺温泉」(ホテル滝亭)に宿泊、美味しい料理に舌鼓....
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     .....(左)暮れゆく修善寺温泉の街 (右)翌朝は「独鈷の湯」で足湯を」満喫....   
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                                                 おわり



  by rollingwest | 2018-01-16 07:10 | Comments(46)

<2017早春>伊豆半島・夫婦旅①:南伊豆(河津・下田)【前編】

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★久しぶりの伊豆半島巡り(修善寺温泉泊)、河津桜・下田歴史の探訪旅


伊豆半島の主な見所は8割方(過去10回程の旅)は巡ったのですが、有名な修善寺温泉は未訪問だったので2月下旬(梅や河津桜が盛りの時期)にカミサンと二人旅に出かけました。2009年の家族旅行(3人で南伊豆・下田弓ケ浜)では河津はもう葉桜だったので、今回こそリベンジ実現を期待!


      ....今回の夫婦旅は、伊豆最古の修善寺温泉に泊まって河津・下田の春を楽しむ.....
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<2009年2月>「南伊豆」(河津・下田)の家族旅行


      .....2017年2月の河津桜、ついに桜満開の堤風景に出会うことができて大満足!.....
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さらに前回旅行で見そびれた下田開国歴史(ペリー来航、ハリス領事)もジックリ訪問することも主目的。来年は明治維新150年!薩長土肥の観光地や横須賀・横浜・神戸・函館に合わせ下田も大いに賑うことでしょう!今回はブーム喧騒にはまだ早く、静かな下田歴史旅を満喫できてW満足気分!(^O^)/


    .....来年は明治維新150年!大河ドラマ主人公も「西郷どん」、幕末維新ブーム再来の予感.....
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  .....(左)ペリー提督が下田滞在時に毎日歩いた道 (右)後編は初代駐日総領事ハリスも登場....
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★いさ出発!沼津・伊豆大仁経由で下田街道を南下


自宅を早朝出発!絶好の天気に恵まれ、東名高速から真っ白な富士山を楽しみながら沼津インターを降り、内浦湾の絶景を楽しみながら車を走らせて行きます。ここから眺望する海越しの富士山や南アルプス連峰は何度観ても感動的!富山湾の北アルプス光景と匹敵する世界に誇る絶景です!


   .....(左)東名あしがらSAからの白雪富士を望む (右)内浦湾三津にポッカリと浮かぶ淡島富士.....
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      .... 沼津の内浦湾は.海に浮かぶ富士や冠雪南アルプスが海から見られる貴重な場所...
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沼津市街を抜けると巨大奇岩「城山」が目の前に迫ってきました。2010年Fツアー仲間と城山・葛城山・発端丈山を登り、内浦湾と冠雪富士の絶景(頂上に若き日の源頼朝も鎮座)を満喫したことが懐かしい。2001年には隣接の「沼津アルプス」も縦走しましたがこの周辺の山はパノラマが最高です!


   .....(左)伊豆大仁の奇岩名峰「城山」(2010年登頂) (右)2001年「沼津アルプス」の縦走制覇.....
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                               静岡東部探訪:「富士・沼津・伊豆の国」編
 

    .....2010年「城山・葛城山」を登山時に撮影した「沼津・内浦湾と冠雪富士」の大絶景!.....
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伊豆の国市(旧・伊豆長岡・大仁・韮山が合併)に入ると、伊豆配流された若き日の源頼朝とラブラブ状態だった北条政子のペア銅像に出会えます。冠雪富士を仰ぎ、二人の未来に思いを馳せる姿がいじらしい~!さらに「三島大社」(伊豆総鎮守)や世界遺産となった「韮山反射炉」も見所です。


     .....伊豆の国市「蛭ケ小島」(源氏再興の地)から愛を貫いた「頼朝&政子」が富士を仰ぐ.....
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    .....(左)頼朝源氏再興祈願「三島大社」(伊豆総鎮守) (右)世界遺産2013指定「韮山反射炉」.....
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                                      静岡東部探訪:「三島・韮山・北伊豆」編





★いよいよ南伊豆へ!満開の河津桜絶景とご対面!


伊豆の国市から下田街道(国道414号線、伊豆半島の中央部を縦貫)を南下して行くと、名物橋「河津七滝ループ橋」が独特なデザインの橋梁が出現!かつて交通の難所だった天城峠を立体的に2回転しながら高低差45mを下ります。ループ橋周辺の河津桜も実に見事に咲いておりました。


   .....「河津七滝ループ橋」を通過、グルグルとソフトクリームを描くユンーク立体橋(河津桜が満開!).....
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平地に入り河津川沿いに車を走らせると、いよいよ出現、本場・本物の河津桜満開光景!長大な桜並木パノラマについに逢えた~!河津桜とは毎年2月上旬~3月初めに渡って咲く早咲き種(寒緋桜と大島桜の自然交配)で花が大きく濃い桃色が特徴。最近、各地でも多く植えられています。


     .....河津川の桜並木は満開!ついに憧れの光景に出合えた~!リベンジ実現の喜び.....
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河津町では昭和50年に河津町の木として認定され、毎年2月上旬より約1ヶ月間「河津桜まつり」が開催され観光バスが多く乗りつけてきます。桜並木と菜ノ花の春絶景を満喫し、次は下田の開国史跡へと向おう!案の定、渋滞に嵌ってしまいましたが、山側迂回ルート経由で下田の街へ入りました。


        .....河津桜&菜ノ花のコラボ、桃色と黄色が連続する華やかな堤通りに感激!....
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   ....本場の河津桜はやはり違うなア・・!川沿いに連なる日本一早い豪華長大なる桜ロード!.....
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★日本初の開国地(日米下田条約)「了仙寺」&「黒船ミュージアム」


前回の南伊豆家族旅行では下田で観光時間が殆ど確保できなかったので今回は開国の歴史をタップリと味わってみよう!下田は黒船来航により日本で最初に港が開かれた街で歴史の宝庫だ!


   .....2009家族旅行で撮影した下田港の黒船クルース(幕末開港の日米下田条約締結の観光船).....
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1853年、米国艦隊司令長官ペリー率いる蒸気船4隻が浦賀に来航し幕末歴史は大きく動き始めます。「太平の眠りを覚ます上喜撰・・」、大老・井伊直弼が強引に開国へ踏み切り1854年、日米和親条約が締結されました。下田・箱館の2港が指定され、下田が全国初の開港となったのです。


        .....日米下田条約が結ばれた「了仙寺」を訪問、見事な紅梅の大木が満開!.....
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日本最初に港が開かれるにあたって日米下田条約が結ばれましたが、その場所が「了仙寺」です。そうだったのか~!・・目から鱗!本堂正面に開国締結の絵が飾られており開国殿と呼ばれています。


    ....下田は黒船来航で日本最初に港が開かれた街、その締結がお寺だったとは意外!.....
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   .....(左)満開紅梅前でカミサン満足 (中)境内裏手には横穴遺跡  (右)日米下田条約締結図....
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了仙寺境内には未来的な黒船ミュージアムが併設。このアンバランスな共存が実に興味深い!早速入館して日本開国歴史を勉強して見よう!館内に入るとロビーには眉を顰めたペリーのビッグ顔にご対面!


     .....(左)黒船ミュージアムは未来的なデザイン設計 (右)寺門の先に見える道がペリーロード.....
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  .....(左)デフォルメされたペリー大きな顔 (右)黒舟来航(浦賀)、日本に開国を迫り国内はパニック.....
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当時の米国は捕鯨大国(産業革命で工場油需要が急増)であり、長期航海用の食料や燃料の太平洋での補給拠点、難破事故の救難受入場所が必要であり日本に開国を迫って来たのです。


    .....(左)ペリーが所持していた世界地図  (右)当時の日本地図は北海道が記載されていない.....
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   .....(左)了仙寺での日米締結式 (右)エッチング手法で描かれた米国水夫&相撲力士の記録絵.....
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   ....(左)水夫の望遠鏡は鮮明色彩 (中)黒船のミニュチュア模型 (右)長筒鉄砲も並べられている.....
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黒船ミュージアムではペリー来航の光景、当時日本人が見た異人の姿、船乗りの望遠鏡や鉄砲、下田条約締結後の外人との民間交流風景、唐人「お吉」の遺品等が展示。大変興味深い物ばかり!


       .....唐人「お吉」(初代日本総領事ハリスの侍女)が使用した三味線や手鏡.....
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   .....(左)数々の異人を描いた図 (右)下田の街では日米民間レベルの平和な交流が進んだ.....
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現代アート美術館のような展示ルームには明治時代の漫画や風刺画も実に面白い!.お洒落な「ミュージアム映像ルーム」もあり、ペリー来航~開国~明治維新への歴史絵巻をタップリ勉強させて頂きました。


      ....明治時代の漫画は何かカルタの絵のようだ!日米露中の風刺画も展示されている....
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★異国情緒溢れる小径「ペリーロード」を散策


そして次は、今旅の最大目的「ペリーロード」の散策へと向いましょう!ペリー提督が了仙寺から下田港へと毎日歩いた小径は、平滑川沿いの柳並木道は石畳で、石造洋館・なまこ壁・立派な和風屋敷が立ち並んでいる!異国情緒・レトロ感が漂い実に素晴しい!これは皆様、お薦めの散歩道


   .... (左)今回旅の目的「ペリーロード゙」の散策へ (中右)柳並木やアロエの花も咲き風情あり.....
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黒地に白い碁盤目が斜めに交差した模様壁(なまこ壁)を随所に見かけることができます。独特模様の壁は下田の風物詩となっており、なまこデザインのレプリカも売られており結構人気らしい。


       ....柳並木・なまこ壁・石造洋館・石畳が美しい!異国情緒・レトロな雰囲気ある小径.....
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ペリーロードから真ん中に長楽寺へ立ち寄れる路地坂があります。本寺は 1854年ロシア使節プチャーチンと日露和親条約の調印場所!米国だけでなくロシアとも国交開始ルーツ地がこんな近距離とは!


     .....(左)雰囲気ある石畳みの裏路地坂を歩く (右)日露和親条約が調印された長楽寺.....
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 ....デザイン硝子窓が素晴しい木造家(アンティークショップ兼喫茶店)や石造建物が川沿いに並ぶ.....
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下田富士・寝姿山・稲生沢川の風景に心癒される街・下田。この街が日本開国史の最初の港であり、函館・新潟・神戸・長崎・横浜という世界に誇る5大港都市開港の先がけになったのかと再認識!


     .....下田市は実に開放感ある街、下田富士・寝姿山に抱かれ穏やかな空気が流れる.....
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今回前編だけでは下田歴史はまだまだ語り切れません。後編ではペリー、ハリスの史蹟、悲劇のヒロイン唐人お吉、黒船での密航を企てた吉田松陰、坂本竜馬の史蹟などを紹介する予定です。





                                                        おわり

  by rollingwest | 2017-03-05 21:00 | 旅の風景 | Comments(142)

<2014年5月>静岡東部探訪(その3):「三島・韮山・北伊豆」編

静岡東部」探訪シリーズも3回目を迎えます。初回は「富士宮編」(霊峰富士を間近に仰ぐ絶景と信仰ルーツ)、2回目は「富士・沼津・伊豆の国編」(沼津周辺名所や古代ミステリー)、今回は、頼朝・政子の史蹟や伊豆国鎮守「三島大社」、世界遺産の新候補「韮山反射炉」、北伊豆「丹那断層」もあわせてご紹介

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                          静岡東部探訪(その1):「富士宮」編

                          静岡東部探訪(その2):「富士・沼津・伊豆の国」編より続く
  



★源頼朝・北条政子の逢瀬が重ねられた「蛭ケ小島」

葛城山頂上には少年時代の源頼朝像がありました。山頂から東側には伊豆の国市を流れ行く狩野川の光景が広がっていますが、その平野部の中に源頼朝が北条政子と逢引きをしていた「蛭ケ小島」があります。頼朝は若き頃、平清盛から伊豆へ配流されたこの地で雌伏の時代を過していたのです。


   ......葛城山頂から望んだ伊豆の国市&狩野川(kanogawa)風景、少年時代の源頼朝像も......
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2人のラブロマンス地は現在、「蛭ヶ小島の夫婦」と題した頼朝・政子の銅像が仲睦まじく建っている公園、「源頼朝公配流地」の石碑もあるぞ。地名は水田地帯に広がる湿地で蛭が多かったことが由来らしいが、周囲を見渡すと一面の田んぼだらけ。デート場所としては名前も含め、ムードには欠けるなア・・(笑)


      ........頼朝&政子Fall in Love!若き日のラブ゙ロマンス舞台は韮山「蛭ヶ小島」......
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1157年北条時政の長女として生まれた政子(韮山・成福寺に産湯井戸あり)は、父・時政が監視していた源頼朝(平治の乱後14歳で伊豆に配流)とやがて恋に落ち、この「蛭ケ小島」で何度も逢瀬を重ねました。時政は当然猛反対、源氏嫡流で罪人の身である頼朝との仲を何とか引き裂こうとします。


      .........(左・中)政子の産湯井戸(韮山・成福寺) (右)北条氏・父と娘の葛藤.....
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時政は政子を無理やり他の男と結婚させるべく婚礼の夜を迎えますが、激しい雨中に政子は逃げ出し山・川を越えズブ濡れになって恋しき頼朝の元に向かい、遂に伊豆山神社で2人はついに結ばれます。花嫁の夜逃げとは・・、映画「卒業」みたいだ!時政も遂に折れてその仲を許すことになりました。


      .........「蛭ケ小島」(源氏再興の地)から愛を貫いた「頼朝&政子」が富士を仰ぐ.....
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そして政子と結婚した頼朝は源氏再興に向けて当地から挙兵(1180年)、5年後には壇ノ浦で平家を滅ぼし1192年に鎌倉幕府を開いていきます。その後、2人の人生は激動を迎えますが、大恋愛していた頃が一番いい時だったのかもしれない。逢瀬を重ねた当地「蛭ヶ小島」ではどんな語らいが・・?



★創建歴史の深い霊験あらたかな「三島大社」

「三島大社」(事代主命と大山祇命が主祭神)は伊豆国一の宮として崇敬を集める歴史深い神社。また頼朝が挙兵前に戦勝祈願し、源氏再興が成就されたことでその霊験の強さが知れ渡っています。


   .......頼朝が深く崇敬し源氏再興の戦勝祈願した「三島大社」は伊豆の総鎮守.......
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平清盛は京都でクーデターを企て後白河法皇を幽閉、安徳天皇を即位させました。皇位継承を絶たれた後白河法皇の子・以仁王は平氏追討の令旨を全国の源氏に発布し、1180年頼朝はついに挙兵!


   ......源氏再興旗上げした源頼朝は「石橋山」で一度敗れるが、安房に渡り巻き返しを図る....
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緒戦敗退の頼朝でしたが房総半島に渡り体制を立て直し、平家打倒に呼応する東国武士の相次ぐ加勢で形勢逆転。鎌倉入りした頼朝に弟・義経が駆けつけ破竹の勢いとなり、壇ノ浦へ追い詰めて平家を滅ぼしました。源氏再興が実現したことにより三島大明神の威光も全国に轟くこととなりました。


  .......(左)三島大社「本殿」(七五三の記念写真を撮影する親子) (右)境内中央の「舞殿」.......
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大社には恵比寿様が祀られ商売繁盛・五穀豊穣にもご利益があると云われ、訪問時は七五三参拝の家族連れで大いに賑わっていました。恵比寿神とは大国主の長男「事代主神」とイコールなのです。


   .......(左)厳島神社池脇を祝言の列が行く (右)恵比寿(事代主神)と三宅島の関係は?.......
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「事代主神」を祀る最古の本宮神社は何と伊豆七島「三宅島」に存在します。(その2)記事で山岳修験の祖「役行者」(鴨族)が伊豆や三宅島に深く関係すると書きましたが、事代主神は葛城臣王・賀茂氏の神でもあり修験道神道と強く結び付いているらしい。三島大社は役行者との関係も深いカモ・・


    .......南伊豆「石廊崎」に連なる断崖奇岩、ここにも「役行者」(鴨族)の足跡が残される.......
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三島大明神に潜む謎、役行者が賀茂・石廊崎に立てた岩室神社、修業した大和葛城山との名前一致、三宅島~下田・石廊崎~葛城山~三島大社と辿った「鴨族」(=秦氏の呪術集団)、裏天皇として祭祀を司る京都「上賀茂・下鴨神社」との繋がり・・、「kamo」は古代史ミステリ-と深く関係あるに違いない。

 



★富士湧水の里「三島・清水町」、鰻が旨い!

過去何度も紹介しましたが、三島には日本三大清流の一つ「柿田川湧水群」があります。柿田川には過去3回訪問しましたが、車の往来が激しい国道1号線のすぐ脇に風光明媚な清流が広がっていること自体が驚きだ。因みに日本三大清流の他2つとは「四万十川」(高知県)「長良川」(岐阜県)です。


    .....「柿田川湧水」、3回目の訪問は2008年12月、食山人氏・マツ氏と雨ケ岳登山後に訪問.......
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柿田川の成り立ちを調べてみると、「富士山に降った雨・雪が火山灰礫地下に一旦潜って貯留され、三島溶岩流の地下(三島市・清水町)まで流れ来て湧水として地表に現れる」と解説されています。富士山周辺の湧水といえば富士宮大社「湧玉池」、山梨(南都留郡)「忍野八海」も素晴らしいですね~!


  .......静かな柿田川清流。富士山に降った雨・雪は地下で豊富なバナジウム水となって湧出.......
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       .......三島駅の近くには有数の湧水SPOTが3つもある。写真は白滝公園.......
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柿田川訪問の直近は2008年、「雨ケ岳」登山後に食山人氏宅(当時単身赴任)に泊めてもらい、三島名店「うな繁」でご馳走になりました。水が綺麗な当地は旨い鰻で有名、当店オリジナル「鰻の櫃まぶし・石焼鍋」を頂きましたが、鰻タレがお焦げと相まって絶品の味でした。最近鰻は高くて全く縁がない・・


   .....「うな繁」の(左)玄関風景と(右)「鰻の櫃まぶし・石焼鍋」、静岡は食文化も東西分岐点....
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                            雨ケ岳登山・柿田川湧水訪問(2008年12月)の記事
  




★世界遺産候補となり今後ブレイクの予感・・「韮山反射炉」

富士山が世界文化遺産登録で喜びに沸いた昨年に続き、今年6月に「富岡製糸場」がその夢を叶えることとなりました。富岡は10年以上前から街を挙げて地道な活動を積み上げてきましたが漸く実現!本当に目出度いことだ。当時の富岡と同じ境遇で盛り上がっているのは伊豆の国市韮山です。


  ......2014年6月「富岡製糸場」が世界文化遺産に!同じ流れで期待を寄せる「韮山反射炉」.......
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昨年政府はユネスコに新たな世界遺産として申請する推薦候補を絞り込みましたが、最終まで候補争いしたのは「明治日本の産業革命遺産(九州・山口と関連地域)」と「長崎の教会群遺産」でした。最後は産業革命遺産に軍配が上がりましたが安倍政権の経済景気優先策が裏の選定理由かもネ・・


 .......2013年世界遺産候補(明治日本の産業革命遺産の一つ)として名乗り出た「韮山反射炉」.......
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選定地域は主に九州と山口県ですが東日本に2ケ所飛地があり、釜石(岩手)・韮山(静岡)が思いがけなく世界遺産候補へと一躍脚光を浴びる事になったのです。韓国は軍国主義生産拠点で世界遺産指定は大反対と騒いでいますが(最近この国はエキセントリック過ぎる)、各地元の期待は相当大きい・・


    .......(左)韓国は軍国施設を世界遺産にするな!と宣伝 (右)各候補地は大盛り上がり.......
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今回、静岡東部探訪に出たトリガー(最大理由)は当ニュースを知ったことです。世界遺産となった富士山の信仰ルーツと世界遺産候補に名乗り出た「反射炉」を見たい・・、「反射炉」とは一体何なのだろう?RWの好奇心は擽られました。垢抜けた雰囲気漂う網目煉瓦の3基塔が天に向かって聳えている!


         ......煉瓦積みの韮山反射炉、炉体断面図で鉄を溶かす仕組みを解説.......
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見学後、品川区探訪(後編)で紹介した「お台場砲台」を製造した装置だったということが判りました。煉瓦塔土台部には溶鉱炉の役目を果たす石室があり、炉内部は効率よく鉄を溶かすため反射板が設置してあります。太陽光を虫眼鏡で集め紙を焦がす原理と同じで炎熱を集中させる仕組みらしい。


        .......ペリー来航で海防強化のための大砲は韮山反射炉にて製造された.......
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           .......攘夷に向けて現在のお台場エリアに設置された品川砲台.......
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                            品川区探訪(後編):お台場の砲台に関する記事  

装置考案者は江戸後期の西洋流兵学者で砲術塾を開いた「江川担庵(英龍)」。門下に佐久間象山・桂小五郎らの名前が!ペリー来航後に防衛責務を任され品川台場建設と大砲鋳造に尽力した韮山出身の偉い方らしい。地元で盛り上がる世界遺産への期待!選ばれれば江川さんも一挙に有名人~


  ......(左)反射炉・生みの親・江川担庵 (右)九州・山口の遺産群と一緒に喜べる日は来るか?.......
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★北伊豆地震を引き起こした「丹那断層」

韮山からは熱海に抜け小田原経由で帰宅しましたが、途中で「丹那断層」という80数年前に起きた北伊豆大地震(マグニチュード7.5、最大震度6、内陸直下型)の痕跡があると知り立ち寄ってみました。無料見学できる公園ですが地下観察室まである!ここでは丹那断層の断面を見ることができます。


       .......「丹那断層」・北伊豆地震(1930年直下型震度6)の痕跡をまざまざと残す......
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高齢の方は「丹那」とくればトンネルを連想するのでは・・。東海道本線は昭和初期までは箱根北側を迂回するルートで山越えしていましたが、ショートカットするために箱根南側をトンネルで貫く計画が進められました。工事は断層破砕帯からの大量出水で困難を極め、起工から実に16年もかかり1934年完成


    .....昔は御殿場の裾野をエッチラ登っていた東海道線、「丹那トンネル」開通で喜ぶ工夫......
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丹那断層は伊豆半島北部を南北に走る断層帯ですが、実は1930年発生の「北伊豆地震」は丹那トンネル掘削の工事真っ最中だったのです。もしかして工事が原因で断層を刺激し大地震が引き起こされた人災だったのかも・・。海から衝突してきた伊豆半島は今もグイグイと本州を押しまくっている筈だ・・(怖)


      .......太古に日本列島に衝突した伊豆半島は今後も大地震を繰り返す運命にある.......
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★再び頼朝&政子のラブロマンス・・、「伊豆山神社」(熱海)に寄って帰宅

今日は早朝から出発して富士宮・沼津・三島・韮山と思う存分廻ったのでもう夕暮れが迫ってきた。熱海に出てからも「貫一・お宮の所縁地」等の名所もと欲張ったのですが時間がなくなり、史蹟訪問最後は頼朝・政子の愛が結ばれた「伊豆山神社」(熱海の小高い山に鎮座)だけに立ち寄ってみました。


       .......(左)頼朝と政子が結ばれた伊豆山神社 (右)頼朝と政子の像.......
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伊豆山神社は伊豆の名がつく神社の全国総本社格であり、婚礼から逃げ出した北条政子が頼朝と当地で愛を成就させた所縁ある神社として有名。縁結び・恋愛成就を願い参拝者が結構多いらしい。



    ......(左)熱海の山の伊豆神社へ (右) 立派なご神木の陰には2人が愛を語った「腰掛石」!......
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     .......伊豆山神社から眺望した夕暮れの相模湾、海のかなたに初島が見えた.......
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頼朝が源氏再興に向け旗揚げしデビューした「石橋山古戦場」(初戦敗退)も訪ねたかったものの既に夕闇が迫っていたので諦めました。小田原海岸に降り立ち、相模湾の名月を撮影して帰宅の途に・・


    ......頼朝挙兵「石橋山古戦場」近く相模湾海岸(小田原付近)に幻想の月が浮かぶ!.......
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     ......石橋山古戦場の夕暮れ海岸は怒涛の波音に包まれていた(さあ帰ろ~!).......
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静岡東部探訪シリーズは今回で完了・・。次回は久しぶりに熱海・小田原を廻り、新シリーズ記事をスタートさせようかなと思っています。当該記事には昔訪ねた伊豆半島・名所レビューも入れるkamo・・(鴨~n!)



                                                          おわり

  by rollingwest | 2014-05-25 00:00 | 近郊歩きのミニ旅 | Comments(84)

<2014年2月>静岡東部探訪(その2):「富士・沼津・伊豆の国」編

新年の冒頭記事で世界文化遺産・富士山と富嶽信仰に関するルーツ(富士宮周辺)を紹介しましたが、(その2)では富士田子ノ浦・沼津・伊豆の国市の風景・歴史に関する見所をレポートしたいと思います。

                     霊峰富士と共に恭賀新年!静岡東部探訪(その1):「富士宮」編
 



★万葉集にも歌われた富士の絶景「田子ノ浦」


「田子ノ浦」といえば万葉集で山部赤人に「田子ノ浦、打ち出でてみれば白妙の、富士の高嶺に雪は降りつつ・・」と歌われた程かつて白砂青松の名所浜でしたが、少年時代に抱いていたイメージは高度成長期に製紙工場が吐き出すヘドロ公害に悩む工業港の姿でした。昔ヘドラとかいう怪獣もいたナア・・


  .....美しい空気と海を取り戻した「田子ノ浦港」から「愛鷹山(左)」と「冠雪富士」(右)を望む......
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しかし環境技術の進歩や企業努力で日本から「公害」という言葉は殆どなくなりました。ヘドロが浮いていた田子ノ浦も今は青く静かな海を取り戻し、工場煤煙で汚れていた空気は清浄となり美しい富士山を綺麗に仰ぐことができます。工業港のため工場・タンク・煙突の風景から逃れることはできませんが・・


   ......高度成長期にヘドロ公害で失われた万葉の風光明媚さが復活!富士山&愛鷹山........
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工業港の中を走り抜け駿河湾方面へと向かうと2012年に完成した「田子ノ浦みなと公園」が現れます。田子ノ浦港の大型船入港を可能にするため海底から掘り出した土砂を利用して整備された公園


    ......(左)「沼津アルプス」(香貫山・徳倉山等)が海に浮かぶ (右)「三保の松原」も遠望......
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広大な公園の芝生にはアスレチック遊具が並び冒険広場や休憩用ベンチが整備されており市民が憩える場となっています。目の前には駿河湾越しに沼津アルプス・西伊豆半島、右に目をやれば三保半島(土壇場で世界遺産指定された三保ノ松原)も見える。テトロラポットは邪魔だが万葉時代の感動を共有


   .......(左)「田子ノ浦みなと公園」は広い芝生 (右)田子の浦港からの南アルプス(真っ白!).......
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    .......「みなと公園」からの駿河湾大絶景!(左)沼津アルプス&(右)伊豆半島の西側.......     
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嗚呼・・、かくも美しき世界遺産・富士を綺麗な空気で堪能できるなんて、日本人は幸せだなあ・・。中国に生まれなくてよかった・・シミジミ。富士市で田子ノ浦絶景を満喫後、国道1号で沼津へと向おう!





★沼津の青松海岸&「御用邸公園」


   .......「沼津・千本松原」は、田子ノ浦から沼津・狩野川河口まで続く10kmの松並木海岸......
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万葉集で歌われた白砂青松風景は「沼津・千本松原」に今も残っており、近くにはかつての皇室別荘「沼津御用邸」や若山牧水記念館が佇んでいます。詩情溢れる短歌で知られる若山牧水は、明治18年に宮崎県で生まれ、大正9年に沼津へ移り住み、晩年の8年間を沼津で過ごしました。


        .......風光明媚な沼津千本松原の中に佇む「若山牧水記念館」.......
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千本松原をこよなく愛した牧水の歌には、沼津周辺の風物を詠んだものが多く見られます。温暖かつ風光明媚な気候、駿河湾に面した砂浜から眺望する霊峰富士、新鮮な魚介類が豊富な地。皇室や数々の著名人がここを静養地とした理由がよく解ります。地震・津波がチョット怖いけれどね・・


    .......(左)伊豆半島をバックに砂浜で遊ぶ子供たち (右)富士山&青松は絶妙のコンビ.......
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「沼津御用邸」は明治~昭和中期まで使われた皇室別荘(大正天皇が皇太子時代に静養)。15万㎡の敷地を誇り千本松原と連なる広大な松林の中にあります。1969年廃止されましたが、記念公園として翌年保存され、多数の来園者が美しい庭園や優雅な皇室邸宅を静寂の中で楽しんでいます。


     .......(左)「沼津御用邸記念公園」の入口 (右)記念公園(皇室の旧保養所)の庭......
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西附属邸は皇室で使用された家具・調度品が復元されており、当時の皇族の暮らしに触れることができます。東附属邸は皇孫殿下の学問所としての性格を受け継ぎ、文化活動施設となっています。


  ......「沼津御用邸西付属邸」の内部、天皇家の別荘内部は威厳と高貴な雰囲気に満ちる......
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★新鮮な海の幸、活気溢れる「沼津漁港」


沼津といえば何と言っても新鮮な海の幸が味わえる場所。沼津漁港周辺には海産センターや市場食堂が軒を連ね美味しい鮨・海鮮丼等が目一杯味わえます。静岡勤務時代に漁港食堂で時たま食事をしましたが結構お値段は高い気がしました。バスツアーで多くの観光客が乗り付けて大人気ですからネ~


   ......沼津港は海の幸・宝庫(ひものが特に有名)、豊かな駿河湾の恵みが続々と水揚げ.......
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   .......(左)沼津海産センターは観光客で賑わう (右)光るような新鮮ネタ満載の寿司・海鮮丼.......
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2011年には水産会社が経営する「深海水族館」が沼津港にオープンしました。日本で初めて「シーラカンス」(生きた化石)を常時展示しており評判も高いらしい。地元水族館では「淡島マリンパーク」が老舗で有名


   ........沼津漁港にある「深海水族館」、「シーラカンス」の冷凍保存姿は世界で当館だけらしい........
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     .......沼津レジャーランドの老舗は「淡島マリンパーク」、家族連れで賑わうイルカ・アシカのショー......
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駿河湾は最深2500mを誇る深海湾、その沖には黒潮が流れており大量プランクトンに支えられる多重な食物連鎖によって豊穣の海が形成されています。伊豆半島西側付根には「大瀬崎」という有名なダイビングSPOTもあり、カラフルな魚や珊瑚の海中鑑賞が楽しめます。正に世界に誇る生態系・宝庫の海!


      .......(左)大瀬崎の風光明媚な風景 (右)スキンダイビングを楽しむ海中楽園の写真......
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豊穣の海は黒潮からの恵みだけではなく、静岡東部・伊豆半島の海洋地形学的な造山プロセスにも大きな要因があります。日本列島を東西に分断するフォッサマグナ西側構造線は静岡東部(富士川沿い)から親不知・富山湾まで走っていますが、駿河湾・富山湾とも底深く落ち込んでおり深海魚の宝庫
また日本の交流周波数(東50Hz・西60 Hz)の境界も糸魚川・静岡構造線に沿って分断されています。


     ......(左)日本列島を東西分断していたフォッサマグナ (右)交流周波数(Hz)の東西境界......
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伊豆半島はかつて太平洋上の火山島が日本列島へ接近し衝突して今の形になっています。衝突時に富士山や日本アルプスが形成されたのかも・・(インドがユーラシア大陸に衝突しヒマラヤ山脈ができた過程と同じ)!地球を巡る海洋深層水は沼津・焼津沖からも採取され、健康水として商品化されています。


    ......(左)伊豆半島衝突・形成のプロセス (右)静岡県の沖合から採取される海洋深層水.....
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久しぶりに沼津を訪問しましたが、海鮮市場の賑わいや風光明媚さは全く変わっていません。沼津からは南下し伊豆大仁・韮山・三島方面へと向かうルートを取りました。この辺も大いに見所があります。




★伊豆大仁の「葛城山・城山・発端丈山」&「沼津アルプス」縦走の思い出
                     

沼津から伊豆半島北部「伊豆の国市」へと向かいました。平成の市町村合併で生まれた地名で耳慣れない方も多いと思いますが「伊豆大仁」(巨人長嶋若き時代の自主トレキャンプ地で有名)と聞けばピンと来るかも・・。ホノボノとした水田風景が広がっており、右手には「葛城山・城山・発端丈山」が見える!


  ......(左)伊豆大仁の田園地帯から見る葛城山・城山 (右)2010年1月Fツア-登山以来の再訪......
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この連山には4年前「Fツアー」メンバーとバスを仕立てて登山したことがよき思い出。城山は低山ですが巨大な岩壁が聳え立っており、眼前にロッククライマーが垂直に近い岩の登攀にチャレンジしていました。頂上から見る絶景パノラマは超一級!駿河湾越しに富士山と南アルプスの大絶景を見ることができます。


   ......2010Fツアー登山時に間近で見た「城山・大岩壁」(ロッククライマーが数人攀じ登っていた).......
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                            2010/1月「伊豆大仁ハイキング」(葛城山・城山)の記事 


  .......葛城山から俯瞰できる「駿河湾越しの南アルプス連峰と冠雪富士」、冬こそが見頃です!.......
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沼津には葛城連山の他に「沼津アルプス」という最近大人気の低山連峰があります。昔からの憧れでしたが静岡在住時(2001) 、山仲間・食山人氏(当時・三島在住)に案内して頂き遂に夢を実現しました。


   ......2001年(43才)、食山人氏と「沼津アルプス」縦走、鷲頭山の背景には真っ青な駿河湾.......
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この山の縦走は低山だと思って舐めてかかると禁物です!アルプスの名前が冠されているだけあり厳しいアップダウンが繰り返され結構難関の山です。しかし縦走路からの眺望は絶景パノラマの連続!やはり岩崎元郎の新・日本百名山に選ばれただけはあるネ~。富士山が美しく見える冬の時期がお薦め


  ......(左)葛城山ルートから見た沼津アルプスの山並 (右)内浦湾にポッカリ浮かぶ「淡島」mini富士?......
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★「葛城山」に潜む古代史ミステリー (役行者と鴨族の謎)


葛城山と聞けば思い出すのが修験道開祖「役小角」(超能力で全国の山を巡った役行者)が修業した大和・葛城山。2009年家族旅行で南伊豆「石廊崎」を訪ねた時「役行者」銅像を発見して驚きました。奈良山奥にいた役小角が何故に伊豆最南端の海に足跡を残したのか?と大いに疑問なのでした。


  .......(左)石廊崎岩壁には「石室神社」が建つ (右)役小角像は南伊豆・賀茂郡の地に立つ......
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                            <2009年2月>南伊豆(河津・下田)家族旅行の記事 

役小角は「鴨族」(賀茂氏)出身、「鴨・賀茂・葛城」キーワードに日本古代史ミステリーが潜んでいそうな気が・・。「鴨族」は「葛城氏」(歴史から抹殺された大和朝廷匹敵の豪族)から派生しましたが、そのルーツは伊豆半島や三宅島に縁が深い氏族らしい。大和政権から島流しされたか、元来は伊豆に大勢力を構えた国かは不明ですが、魏志倭人伝に登場する「伊都国」(一般では九州説)は「izu」とも読めるゾ・・


  .....伊豆半島・最南部「石廊崎」(賀茂郡)は断崖絶壁が続く大奇岩の海(2009年家族旅行)......
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天皇の重要祭祀は京都「上賀茂・下鴨神社」で行われ、裏天皇「八咫烏」(原始キリスト教系・秦氏で祭祀を司る最高氏族→鴨族)が行っているらしい。神社祭祀ルーツは古代イスラエルにあると云われ、鴨族はユダヤ民族で最高祭祀を司る「レビ族」の末裔。八咫烏は神武東征時に高皇産霊尊が神武天皇の元に遣し熊野国から大和国へ道案内をした鳥。神武神話で奇跡を起こした金鵄とは八咫烏の化身です。


   .......天皇祭祀は京都「上賀茂・下鴨神社」で「八咫烏」(裏天皇)が取り仕切ると云われる.......
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天孫降臨神話で瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が高天原から降りる際、迎えに出た「猿田彦大神」の姿は鼻が長く正に天狗の姿と完全一致する。神仏習合の修験道には必ず天狗と烏天狗が登場してきます。


 ....超能力駆使で全国飛翔した「役行者」、修験道「烏天狗」や「猿田彦」「八咫烏」との繋がりは?.....
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全国を飛翔する役行者と修験道・烏天狗と八咫烏の共通点。天狗のルーツは天孫降臨の「猿田彦」?呪術を駆使した役行者と裏天皇が執り行う陰陽道の関係、秦氏・鴨族と上賀茂・下鴨神社(天皇祭祀)の関係・・、これらキーワードには隠された秘密が必ずあるはず。日本古代ミステリーの謎は深まるばかり・・


     .......葛城山頂から望む伊豆の国市&狩野川(kanogawa)風景、少年時代の源頼朝像も.......
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葛城山頂には少年時代の源頼朝像がありました。山頂東側には伊豆の国市を流れる狩野川光景が広がりますが、平野部の中に源頼朝が北条政子と逢引きを重ねた「蛭ケ小島」があるのです。今度は頼朝・政子のロマンス愛や源氏再興に向け挙兵に祈願した社(三島大社・伊豆山神社)を紹介します。


        ......沼津・伊豆大仁を訪ねた後はいよいよ「三島大社」や「韮山反射炉」へと向かう......
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                           静岡東部探訪(その3):「北伊豆・韮山」編へと続く

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  by rollingwest | 2014-02-18 00:00 | 近郊歩きのミニ旅 | Comments(90)

<2014年1月2日>霊峰富士と共に恭賀新年!静岡東部探訪(その1):「富士宮」編

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★恭賀新年(2014)のご挨拶

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皆様、新年あけましておめでとうございます!昨年は多くの皆様方とブログを通じて情報交換やコメント交流を楽しくさせて頂き、誠にありがとうございました。2014年新たな年を迎え本年も引き続きご愛顧の程よろしくお願いいたします。それでは早速に賀詞とともに新年記事をスタートさせたいと思います。


   .....新年はやはり霊峰富士!荘厳な富士山を眺望できる穴場SPOTの「田貫湖」(2013秋).......
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毎回、新年冒頭はワンパターンの如く「富士山」記事でスタートしていますが、昨年目出度く「世界文化遺産」に登録されたので今年も取り上げない訳にはいきませんネ~。昨年11月快晴日に富士山信仰のルーツを訪ね富士宮を訪問しました。沼津・三島・北伊豆も廻ってきたので数回に分けてレポートします。


   ......(左)昨年ついに世界遺産となった富士山 (右)世界遺産を今後目指す「韮山反射炉」......
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                            「湘南海岸・冬富士絶景ロード」(2013年1月) 




★霊峰富士を祀る最高格式「富士山本宮浅間大社」


小生は静岡市で3年間勤務(1999~2001)していたので富士宮・三島・沼津は公私ともに何度も訪問している場所ですが、久しぶりに行ってみたいという気持ちがフツフツと沸上がってきました。その理由は「富士宮浅間本宮大社」の近くに富士山信仰の原始的な崇拝場所があることを知ったからです。加えて新たな世界文化遺産候補として北伊豆「韮山反射炉」が急遽クローズアップされたことも契機でした。


   .....(左)東名大井松田IC付近からの富士 (右)今回は富士山・西南部のパワースポットを訪問......
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昨年11~12月は安定した秋晴れが続いており、快晴日を狙って朝早くから出発。東名高速ドライブでは大井松田IC付近で眼前に現れ迫りくる霊峰富士に毎回感動しますが、今日は雲なき青空に冠雪した優美な姿を見せており一段と素晴らしい~!東名高速から西富士道路を北上して富士宮市へ!


     ......「富士山本宮・浅間(sengen)大社」の大鳥居と冠雪富士の荘厳なる姿.......
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「富士山本宮浅間大社」は浅間(sengen)信仰の全国総社、富士山噴火の鎮静を祈願した垂仁天皇時代を起源として遷座した2千年の歴史を持つ由緒ある大社。毎回見る度に荘厳な霊峰富士と並び立つ大鳥居の威容に感動しますが、世界遺産指定後の名峰を仰ぎ見るとその思いは一層募る・・


       ......「富士山本宮・浅間大社」の脇を流れるせせらぎ川の源流は富士の湧水.......
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鳥居の右脇に流れる川はまさに清流水!「冠雪の霊峰富士から湧き出てくる水」を映す絶好アングルを見つけて早速にカメラを撮りまくり・・。この水は浅間大社境内の「湧玉池」(富士の伏流水が湧き出る池)から流れています。そして本宮大社には水を司る「木花之佐久夜毘売命」(コノハナサクヤヒメ)が富士噴火鎮静の御神体として祀られているのです。水の神様だから富士の噴火を消すという訳ですな・・


          .......「赤い楼門」をくぐりぬけて玉砂利を踏みしめがら本殿へと向かう.......
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威厳ある真っ赤な楼門をくぐり本殿へと向かいます。「コノハナサクヤヒメ」」は大山祇神の娘で天孫降臨の主役「瓊々杵尊」(ニニギノミコト))の奥様でもあります。火山噴火も鎮めてくれる物凄いパワーの女神様は火除・縁結び・安産・航海・農漁業の守護神としてもご利益があり全国的崇敬を集めているとのこと


    .....「富士浅間大社本殿」に祀られる女神は「コノハナサクヤヒメ」、楼門の富士絵画が印象的.......
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「富士本宮浅間社記」によれば第7代孝霊天皇時代の富士山大噴火で住民は離散し荒廃した惨状が長期化したと記されています。憂いた垂仁天皇は山霊を鎮めるために浅間大神を祀りました。信州・浅間山は活火山として有名ですが、古語で火山を「アソ」「ウス」と発音したことでその呼称が今も全国の活火山(阿蘇・浅間・有珠)の山名として残ってきたのです。富士浅間は「センゲン」と読み替えた訳か・・


  .......(左)本殿内部には朝の清らかな空気が・・ (右)朝早くから神事準備に忙しい巫女さん.......
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富士を祀る浅間神社は全国に多くありますが、富士宮の本宮大社は朝廷から篤い尊崇を受け、延喜の制では名神大社(駿河国の一宮として勅使の奉幣・神領の寄進を受けているNO1の格の高さです。富士吉田(山梨)にあるのは北口本宮浅間神社、コチラは富士講の総社で庶民の人気NO1かな・・


                                     山梨県の富士山(祝・世界遺産) 

        .......祝言・喜びの日を迎えた新郎新婦、霊験あらたかな神社で厳かに挙式.......
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いよいよ「富士山御霊水」とも呼ばれる「湧玉池」へと向かいましょう。本宮浅間大社の境内の地下は巨大な溶岩洞窟で形成されており、ここから1日約20万トンもの富士山の伏流水が湧き出ているのです。かつては富士登山者の禊ぎにも使われていた池で国の特別天然記念物にも指定されています。


   ......富士山本宮浅間大社の象徴SPOT・御霊水「湧玉池」、富士山伏流水がコンコンと湧く.......
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富士の高嶺に降った雪や雨はすぐに川となって流れ出すのではなく一旦地下の溶岩洞窟に入り込み伏流水となって何百何十年の後に湧き水として地上に流れ出してくる仕組みとなっています。富士山湧水はバナジウムを多く含む超軟水であり、和食素材に合うと云われています。地下に浸み込んだ伏流水は長い年月をかけて岩のフィルターで濾過されて癖がなく、日本人の味覚にマッチしているのでしょう。


         ......高い透明度の澄み切った水面を水鳥たちが気持ちよさそうに泳ぐ.......
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富士山周辺には湧水Spotが多くあり、「湧玉池」の他に「忍の八海」や「柿田川湧水」が有名。三島も水に恵まれて鰻が旨い。本栖湖・西湖・精進湖の地下は繋がっており湖面標高は常時同レベルです。

                                     「冬富士展望登山&柿田川湧水」 


         ...... 湧水の池には赤い橋がコントラストをなして大いに映えていました.......
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垂仁天皇によって祀られた山霊鎮静の社(浅間大神)は現在地から北側に6km離れた「山宮浅間」(下に記述)という場所にあったのだそうです。現在の壮大社殿は有名な初代征夷大将軍「坂上田村麿」が平城天皇の勅命を奉じて平安時代(806)に山宮社から遷座して造営した経緯にあるとのこと


    ......全国の浅間神社の総社「本宮大社」、どうか富士山が噴火しませんように・・(祈).......
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★「山宮浅間大神・遥拝所」&「人穴富士講遺跡」


いよいよ本日の最大目的「山宮浅間神社」へと向かいます。富士周辺の見所は殆ど訪ねたつもりでしたが、「富士山信仰のルーツ」が「白糸の滝」の近くにあったとは恥ずかしながら今まで知らなかった・・


    ......富士山信仰のルーツ「山宮浅間神社」!山岳遥拝の痕跡が残るアミニズム・原始的神社......
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日本武尊」(ヤマタケル)が景行天皇(第12代)に蝦夷征伐を命じられて東征を進め駿河を通過した時、敵に野火を放たれましたが富士浅間大神に脳裏祈念し窮地を脱しました。有名な「草薙の剣」の伝説ですネ~。ヤマトタケルは富士山麓に到着後、山宮を参詣し篤く浅間大神に感謝したと伝えられています。


     ...... 灯篭立ち並ぶ参道を行くと山宮浅間の神門、ここから石段を登ると遥拝所が!.....
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山宮浅間神社には社殿が存在せず富士山自体が御神体、アニミズムの雰囲気が漂うパワースポット。古代祭祀の原初形態(山や磐石を直接崇拝)から現在に至るまでの足跡変化を伺い知ることができます。


      ......これぞ山宮浅間神社の「富士山遥拝所」(山自体を御神体とする自然崇拝).......
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富士山を直接崇拝・祭儀の遥拝所が設置される以前(縄文・弥生時代)は自然畏敬のアニミズム祭祀の痕跡が多く点在していたようです。自然を駆逐してきた現代人に怒りをなしてそろそろ富士山噴火が起こらなければいいが・・。折角、世界遺産指定されたので穏やかにお過ごし下さい・・と小生も祈願


 .....殆ど人が来ない寂しさ漂う神社だったのに世界遺産指定された途端に多数の観光客が!......
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富士宮に来たのだから「富士宮焼きそば」を食べようと思い立ち推奨店を尋ねてみたら、山宮遥拝所のすぐ近くの「にこにこ長屋」を紹介してくれました。どこにでもあるようなお好み焼き風の内装で、焼きそばもごくフツーという感じ。でもB級グルメの火付役だし世界遺産富士で大繁盛しているのでしょう。


     ..... 「富士宮焼きそば」(B級グルメの先鞭)、「にこにこ長屋」は地元では有名店らしい.......
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                                    名峰レビュー:「富士山」(その1)   

さて次はもう一つの穴場スポット「人穴富士講遺跡」を訪ねてみました。富士山周辺には溶岩洞穴が多数存在しますが、ここは江戸時代に隆盛を誇った冨士講の聖地となった場所で洞内修行をする人も多かったらしい。神社境内へと続く石段左右には数多くの苔むした石碑や墓が林立し不気味な感じ


   ......(左)不気味な雰囲気漂う「人穴富士講遺跡」 (右)建物はまだ真新しい人穴浅間神社.......
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穴はどこ?と探してみたら、曰くありげな2つの石柱と石灯籠があり、そこから地下に伸びる石段、先には日光の届かない闇が見える・・。御霊の祟り・バチに当たらぬ前にそそくさ穴から立ち去りました。


   .......(左)ここが異界の入口とも謂われる「人穴」 (右)勝手に入った者には祟りがあるらしい.......
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洞穴には因縁伝説も多くあり、鎌倉期に源頼朝が仁田忠常に人穴探検を命じ家来が息途絶えたと云われます。歌川国重も浮世絵に描き、富士山ミステリースポットとして昔から有名だったことが伺えます。


    .....歌川国重が描いた浮世絵「仁田忠常・富士の人穴探検」、昔から話題のミステリースポット.......
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★富士絶景の穴場「田貫湖」、豪快優雅な「白糸の滝」


      .......富士山西麓の「田貫湖」(富嶽絶景の穴場)、写真家も絶景に見惚れていた.......
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富士宮北部にはまだ沢山お薦め場所があります。富士五湖には入りませんが「田貫湖」をご存知でしょうか?ここは「ダイヤモンド富士」が見られる絶好スポットとして最近人気沸騰の場所。今回で3回目の訪問ですが久々に湖畔をジックリ廻ってみよう。冠雪富士には雲がかかり始め、まるで絵画の様だ~!


     ......田貫湖は「逆さ富士&ダイヤモンド富士」が同時撮影できる名所!(解説板プレート).......
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                                   名峰レビュー:「富士山」(その2) 

田貫湖近くには名瀑「白糸の滝」があります。久しぶりだネ~ここに来るのは3回目。世界遺産指定で人出は多い!入口に豪快な「音止滝」が現れ、いつもながら豪快な水量で轟音を響かせていました。


        .......(右)紅葉の「白糸の滝」を遠望 (左)「音止滝」は豪快な水量だった......
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さて「白糸滝」へ向かおうとしたら何と散策コースの工事中で滝壺へは通行止めとなっていました。実に残念・・!過去に訪れた滝壺に接近した撮影写真を掲載しておきますので臨場感を味わって下さい。


 .....「白糸の滝」は過去2回訪問(1999/3月と2007/6月)、滝壺写真は過去撮影写真.....
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★富士市へと入る

富士宮の穴場SPOTを十分堪能した後は、再び西富士道路を南下して沼津・三島方面へと向かいました。富士宮南部は富士市、ここには戦国有力大名(今川・北条・武田)が三国同盟を結んだ舞台となった「善得寺」(現在は公園)があります。この同盟って歴史を振り返ってみると何だったのかネ~?


         .......戦国時代の三国同盟(駿河・相模・甲斐)は「善得寺」会談で実現.......
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富士川を挟んで東海道・東名高速越しに仰ぐ霊峰富士も実に素晴らしい絶景です。後編は田子の浦から見る富士、沼津港、沼津御用邸、霊験あらたかな三島大社、世界遺産候補となった韮山反射炉、源頼朝が蟄居した蛭ケ小島、鎌倉幕府の旗揚げ祈願をした伊豆山神社(熱海)などが登場する予定 


      .......(左)富士川鉄橋を通過する新幹線&富士 (右)東名高速道路&富士山.......
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最後に素晴らしいユーチューブ映像「♪富士は日本一の山~!」と一緒に「田貫湖富士」の雄姿を再びお楽しみ下さい。実はこのユーチューブ、我がブログに何度も登場頂く「ひろし爺」様が作成された力作なのです。色々な場所から季節の移ろいとともに霊峰富士を仰ぐことができる日本人って幸せですネ~!


    .......(左)田貫湖からの富士は絶景! (右)♪富士は日本一の山~......        
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                                     (その2)富士・沼津港・伊豆の国編へ続く


                                                         おわり

  by rollingwest | 2014-01-01 16:00 | 近郊歩きのミニ旅 | Comments(82)

<2009年2月27~28日>「南伊豆」(河津・下田)への家族旅行 

★久しぶりの家族旅行


数年前までは家族で旅行・登山等によく出かけたものですが、娘が中学になると同時にオヤジとは一緒に行動してくれなくなりました。(各家庭・色んなパターンありで一概に言えないでしょうが・・)
高校受験も無事終わり、「娘の慰労」名目(実はオヤジの希望)で1年半ぶりに家族旅行実現~!


           ......南伊豆:田牛(トウジ)海岸付近から見た伊豆の海、寄せ波青し....
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伊豆は広くて見所が沢山ある半島ですが、車の渋滞で移動に時間がかかり、全てを巡るには相当の日数が必要となります。東・中・西部の観光SPOTは殆ど行きましたが、南伊豆(下田周辺)だけはじっくりと観ていなかったので、早咲きで有名な「河津桜」と合わせてここを訪れることにしました。




★箱根「サン・テグジュペリ・ミュージアム」

         ......「サン・テグジュペリ・ミュージアム」(箱根)のエントランス風景、モニュメントには雪が・・......
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東名高速沼津IC~修善寺道路経由で河津へ入る予定でしたが、娘が箱根「サン・テグジュペリ、星の王子様ミュージアム」を見たいというので、途中・御殿場ICで降りて乙女峠~箱根仙石原へ。
当日はみぞれ混じりの雨で、箱根の山は薄っすらと雪化粧・・・。朝から晩まで寒~い一日でした。

         ......(左)地理学者通り                 (右)点灯夫の広場.....c0119160_204140.jpgc0119160_2043780.jpg

何かメルヘンチックな名前だし、グリム童話「お菓子の家」のような外観で少女趣味な内容かな・・と思っていたら、結構興味深くて引き込まれてしまいました。飛行士・作家としてのサン・テグジュペリの生涯やモノクロ写真・アンティークな遺品などが飾られ、いい雰囲気で紹介されています。

                .........郵便飛行基地(アルゼンチン)勤務時代のオフィス......
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     .......(左)寛ぎのホームパブ、アンティークな雰囲気があるねエ・・ (右)テグジュペリの写真パネル.......c0119160_2046167.jpgc0119160_2048222.jpg

外観の建物風景は生まれ育ったフランスリヨンの街並みや家屋がアイボリーピンク色で再現されています。ドメスティックな私ですが洋風な雰囲気にたまには身を置くのもいいか・・(niawan kedo・・)

      .......(左) リヨンの街並を再現~王様通り (右)雪を被る読書老人&サンテグジュペリ教会.....c0119160_20533968.jpgc0119160_10104084.jpg

「鑑賞価値の高いミュージアムだったなあ・・」と満足した気持ちで、再び御殿場ICから東名に乗り沼津IC経由で伊豆半島に入ります。修善寺・天城峠・河津ループ橋を通って南下、いざ目的地へ。




★早咲きの「河津桜」~葉桜(涙)


K山さんブログで以前紹介された「河津桜」(07.2月)の光景をいつか見てみたいなあ・・と思っていたので、今回の目的メインイベントは梅の季節を前にして「満開の早咲き桜」を満喫することでした。
しかし今年は異常暖冬、やばいなア・・と懸念していたら、花は案の定もう終わっとりました。(--、)

    .......(左)2月末で葉桜並木になってしまった雨の堰堤 (右)濡れた蕊桜もまた風情あり...c0119160_2165629.jpgc0119160_2173470.jpg

       ......満開時ではこんな光景が広がる (K山さんブロク:07年2月写真より拝借)......c0119160_21172621.jpg




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「河津桜」は「寒緋桜」と早咲き「大島桜」の交配種で「ソメイヨシノ」より1ケ月程早く開花します。花が大きく濃いピンク色が特徴で、上記の堰堤風景は早春の風物詩としてTVでよく紹介されます。

 .......(左)河津桜クローズアップ!(ピンク色が濃いね~)  (右)一番見頃だったのはお寺の脇の桜.....c0119160_21261388.jpgc0119160_21261762.jpg

     ........桜に滴り落ちる冷たい雨に身も凍え・・・、あとは温泉だけが楽しみ・・(寒)......
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この早咲き桜を目当てに全国から観光バスが乗り付けてくるので、満開時の週末は相当な渋滞を覚悟する必要があります。当日は葉桜・雨天だっだので堰堤はマバラな人出、むしろお土産屋の方が賑わっておりました。当初目的はスカに終わってやや残念。もう楽しみは温泉だけか・・(泣)




★南伊豆の民宿「磯崎荘」

今日の宿泊は南伊豆町・弓ケ浜近くにある温泉民宿「磯崎荘」。食山人氏から穴場オススメ民宿として教えてもらいました。超豪華な海鮮料理をご覧下さい!w( ▼o▼ )wとても食いきれない~!
海水のようなしょっぱい塩水温泉ですが、お肌ツルツルになる本格的な湯でポカポカ暖まります。

    .......(左)民宿「磯崎荘」の玄関  (右)超豪華な海の幸(刺身舟盛・ブリ大根・鮑ステーキ等).....c0119160_21535419.jpgc0119160_21541074.jpg

帰りに新鮮なアジ干物や海苔佃煮のお土産も付いて宿泊料は1人1万円チョット。本当にお得だ!
宿を営むご夫婦も非常に誠実・丁寧で感じがいい・・!皆様も是非一度お越しあれ!
     . → リンク:民宿「磯崎荘HP



★伊豆半島の最南端「石廊崎」
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石廊崎(いろうざき)は伊豆半島最南端(賀茂郡南伊豆町)にある岬。太平洋に突き出たこの岬より西は駿河湾・東は相模灘で、強列な風・荒々しい岩場・海岸風景で有名な観光地となっています。

  .....(左)「役行者小角」(エンノギョウジャ・オヅヌ)の立像  (右)石廊崎漁港に繋がる入江の碧水↓.....c0119160_2219599.jpgc0119160_22304157.jpgc0119160_22232029.jpg



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岬へ登る石廊崎漁港に銅像が立っている。誰かと思えば修験道の伝説仙人「役行者小角」ではないか!(まさに上記単行本を読んでいたところ) 日本全国の峻険な山を登った山岳宗教の開祖ですが、何故伊豆に縁があるか?と調べたら、天皇謀反の疑いをかけられて伊豆流罪になったとのこと。伊豆南部は賀茂郡ですが、役小角が大和の賀茂一族出身なのでその名を残すようです。


    .......(左)石廊崎灯台、遠い水平線に光  (右)岬断崖から望む南伊豆の大絶景.....c0119160_22454282.jpg
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灯台が立つ石廊崎突端は目も眩む断崖絶壁!黒潮が流れる海の色はその名の如く濃紺で深い。遠く水平線には奇岩が並び、伊豆らしい男性的な海風景が270度の展望角で広がっていました。


    ......(左)断崖の岩場釣りに挑む人 (右)奇岩に建てられた「石室(イロウ)神社」で祈願.....
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道を進むと、断崖絶壁に張りつく様に海に突き出る「石室(イロウ)神社」が現れてビックリ!やはりここにも「役行者小角」が祀られている!さすが行者殿、高所恐怖症が近づけない場所が好きだねエ・・
神社から崖を見下ろすと、何と岩壁で磯釣りをしている人がいる!“(゚◇゚;) !! 行者太公望だ~!


            .......南伊豆の海に列なる奇岩群(遠景をクローズアップ!)......
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伊豆半島最南端まで来る機会は滅多にないし、こんな絶景を見られるとは思っていなかったので大満足でした。天気も回復傾向・・・2日目は、葉桜に涙を飲んだ前日のリベンジができそうな予感!




★南伊豆の癒し風景


早過ぎ桜にはガッカリさせられましたが、素晴らしい花畑風景に遭遇!ここは下賀茂の「菜ノ花畑」の群生です。天候は徐々に回復し始め太陽光に反射する鮮やかな黄色が眩しい!リベンジ満足~

            .............下賀茂・R136号沿いにある「菜の花畑」にて......
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南伊豆「弓ヶ浜」は「日本の渚100選」にも選定された非常に美しい白砂で、伊豆屈指の長さ1200mを誇るロングビーチです。その名の通り弓の形をした入江状になっており、波も穏やか~!


     ........「弓ケ浜」の砂浜を散策(まさに弓なり状の浜だ!)左側も湾曲してます。......
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     .........(左) 「弓ケ浜」の細波・光・遠い島 (右)久しぶりに娘と2ショット(最近滅多にない).....c0119160_6581476.jpgc0119160_6583386.jpg

雲間から日差しが現われ、さざ波に乱反射した光が目に優しく心地いい~感じになってきた。
白い砂浜でしばし戯れた後は、「下田港」を目指して伊豆東側の海岸沿いに北上していきます。


                   ..........伊豆の猫・2匹 ( two izu cats ).........
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★近代日本・開国の港「下田」

1853年ペリー黒船来航で開国を迫られ、日米和親条約で一早く開港されたのが「箱館」と「下田
「下田」には「ペリーロード」「開港博物館」「なまこ壁街並」「白浜神社」や水族館等・見所満載ですが、ここでゆっくりすると帰宅が相当遅くなりそうなので「下田港」でお土産を買うだけに留めました。


     .......(左)下田港から出ている「黒船の遊覧船」  (右)ペリー来港⇒下田開港.....
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下田漁港は、金目鯛・伊勢海老・アワビなど近海の地魚が豊富に水揚げされる伊豆屈指の漁港。
魚市場や停泊する漁船の脇には、人に全く怖じないウミネコ・カモメの群れが我が物顔状態です。
この近くのバースからは、「黒船」を模した雰囲気あるお洒落な遊覧船が発着・航行していました。


     ........(左)漁船とウミネコ  (右・下)飛び来る・・カモメ、飛び行くカモメ.....c0119160_8164928.jpg
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★吊橋と断崖絶景の「城ケ崎海岸」
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半島の東海岸を北上していくと、伊豆高原エリア(伊東市)に13:30頃到着。ここまで来れば帰宅時刻は目処が立つ。カミさんたっての希望で、吊橋断崖で有名な「城ケ崎海岸」を訪ねてみます。


     ......(左)城ヶ崎海岸の遊歩道(断崖の海)        (右)木陰道を登り行く。......c0119160_8574023.jpg





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当奇勝は大室山の噴火溶岩が流出し、海の侵食作用で削られて成った雄大なリアス式海岸です。
伊豆海洋公園から片道20分以上歩くハイキングコースを辿って、北にある門脇崎を目指します。

        ........(左)はるかに伊豆大島を望む     (右)下を覗けば断崖怒涛の絶景.....c0119160_971893.jpg






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天気は完全に回復!相模湾は青空に映えて濃い蒼色の海に変化してきました。(まさに黒潮!)遠く水平線には、今から20数年前に大噴火を起こした三原山を擁する伊豆大島が見える・・!
大島は今頃、「椿まつり」であんこ姿の「つばき娘」が笑顔を振りまいているかなあ・・。Anko~・・!


   .......(左)城ヶ崎の門脇吊橋と灯台        (右)吊橋真下の渦巻く青飛沫.....
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ハイキングコースを20分歩くと、ついにお目当ての「門脇吊橋」に到着!ここには純白灯台も聳えています。噴火溶岩が海まで押し寄せて冷え固まってできた爪跡、その断崖風景は実に大迫力~


   ...........(左)強烈な自己主張をする独立断崖    (右)断崖足元に渦巻く波模様.....c0119160_925316.jpg







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直立断崖の下を見れば、深い蒼波と白飛沫が瞬時変化するモザイク模様の如く渦巻いている~
積丹岬・陸中海岸・東尋坊で見た風景に似ているけれど、ここは侵食溶岩の若々しさが印象的!

         .......(左)城ヶ崎散策路の木陰からの波・岩      (右)黒船防備の砲台跡.........c0119160_9345710.jpg




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     .........まるで「東尋坊海岸」の如く、チャッ・チャッ・チャ~(火曜サスペンス劇場)......
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....(左)吊橋ワイヤー越しの城ヶ崎、青い大パノラマ(右)今回辿った伊豆半島ビュースポット(クリックで拡大)....c0119160_9374296.jpgc0119160_937588.gif


伊豆も最南端まで足を伸ばすと結構な長旅になります。下田もまだまだ見所があるので、またゆっくり来て見たいなあ・・。よし、また何かの名目をつけて家族旅行を企画してみよう・・っと!
でも娘は「勝手に行けば」とか次回言いそう・・。まあ久しぶりに付き合ってくれただけマシか・・(笑) 
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                                                       おわり

  by rollingwest | 2009-03-07 19:34 | 近郊歩きのミニ旅 | Comments(27)