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<2012年11月10日>旧友と過した秋の山梨「昇仙峡」(甲斐の国:パワースポット探訪)

★渓谷歩きでの中学同級生との集い


定期的に交流(Jリーグ観戦・飲み会)を重ねている中学時代(柏崎)同級生メンバーの一人(N-minto女史)から「山ガール(?)にデビューしたいので連れて行け」と従前より盛んにリクエストされていました。「マア、近い内に行きましょう」と適当に社交辞令をしていたら本当に山装備をバッチリ揃えてしまった・・!


    ......「昇仙峡」は読売新聞が選定した「平成百景」で全国第2位に輝いた景勝地.......
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コレは本気ッぽい・・、対応せねばマズイ雰囲気になってきた・・。まさか2人で行く訳にはいかないので同級生メンバーGeさんにもお付き合い頂き、紅葉や渓谷で有名な「昇仙峡」(山梨)へ案内することにしました。ここならば一般観光客向けでもあるし、山と渓谷美の醍醐味を存分に味わえるオススメ場所


     ......今回歩いた「昇仙峡」コース(渓谷歩き・仙蛾滝・弥三郎岳・金杉神社)の概要図.....
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今回コースは昇仙峡を下から渓谷沿いに歩き登り、メイン奇勝「覚円峰」や名瀑「仙娥滝」を満喫⇒水晶館や神社を見学⇒ロープウェイでパノラマ台を廻り展望岩場でお弁当⇒弥三郎岳頂上まで登り、富士山・南アルプスの大パノラマを遠望⇒同じ道を下ってスタート地点へと戻りました。約2万数千歩も歩いた~!





★奇岩が連続する紅葉渓谷を登っていく


関東・中部エリアの方に人気が高い「昇仙峡」は、数々の奇岩が織り成す雄大な渓谷美、次々と現れる変化に富んだ絶景、水晶も多く産出されるパワースポットとして古くから親しまれた魅力的な景勝地。読売新聞「平成百景」(2009選定)では何と全国第2位(1位は富士山)の栄冠に輝いているのです。

                                      読売新聞「平成百景」はコチラから


        ......長潭橋(nagatorobasi)から出発、橋から俯瞰した見事な渓谷紅葉!.......
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朝5:30に自宅を車で出発、御二人を7:30JR相模湖駅で出迎えました。中央道・甲府南IC経由で「長潭橋」に9:00到着。昇仙峡ハイクの登山口は快晴青空の下で真っ赤な紅葉に彩られている!
9:15出発、舗装道路でやや物足りないけど、渓流音を聞きながらトテ馬車も並び歩き、趣き十分!


  ......(左)水の音を心地よく聞きながら渓谷道を登り行く (右)観光用のトテ馬車がポックリポックリ.......
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    .....次々と奇岩が出現  (左)猿岩(ウ~ン、ヨォワカラン・・) (右)松茸石(コリャ、ワカリ易~イ!)......
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まずは渓谷を左に見て歩き出していくと、次々に変わった名前のついた大きい石が現れてきます。オットセイ岩・トーフ岩・亀石・猿岩・松茸石・・、命名由来が?の石も一部ありましたが沢山の奇岩が鎮座


     .......(左)奇岩群の中で大満足! (右)オットセイ石(水から上がったばかり?).......
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       .......今度は「亀石」!確かに巨大なガメラの様な顔が浮かび上がっている!.......
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30分程歩くと「天鼓林」という美しい紅葉樹林に囲まれた東屋に到着、ここはまさに幻想的な赤の世界で素晴らしい雰囲気!名前由来は木の根や地下の空洞岩で太鼓の如く音が響くためらしい。


   ........(左)有名な紅葉spot「天鼓林」 (右)遂に山ガール(?)デビュー!喜びのN-minto女史......
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渓流道を進んで行くと「羅漢寺」が出現。甲斐国では平安時代に天台・真言密教の影響で金峰山の山岳信仰が成立し、当寺はその拠点となる修験道場でした。本堂の左手前に五百羅漢像の保存庫(檜材の一木造りの立像で合計154体)があります。宝石園の土産物通りに出ると人が賑やか~


      .......(左)羅漢寺の羅漢像群  (右)宝石園・土産物通りには何故かゴジラも!.......
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★昇仙峡の最大ハイライト「覚円峰」&名瀑「仙娥滝」


いよいよ紅葉渓谷のハイライトが近づいてきました。前方に垂直に屹立する高さ約180mの屹立する巨岩が出現!これぞ昇仙峡のシンボル「覚円峰」、その昔「覚円」という修行僧がこの頂上(数畳の広さ)で修行したと言い伝えられています。観光客は一様に聳え立つ巨岩を見て驚嘆の声を上げる・・


  .......(左)これぞ屹立する大巨岩「覚円峰」 (右)N-minto女史、鮮やかなる紅葉に大感激!.......
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   .......(左) 巨大花崗岩に囲まれた石門で集合写真 (右)青空・渓流に赤・黄の色彩映える.......
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やがて岩の歩行者専用遊歩道となり、巨大な花崗岩に囲まれた「石門」が登場、何か崩れてしまいそうな不安定構造!石門を潜ると巨岩「覚円峰」の真下に・・、その迫力にあらためて圧倒される!
                 

    .......覚円峰の真下で再び仰ぎ見る。大絶壁奇岩を見上げ驚嘆の声を上げる紅葉ハイカー.......
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            .......輝くような紅葉の渓谷は青空のもとでますます映えていく.......
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石門から上流300m程進んだところが昇仙橋、さらに岩肌の下を削ったような遊歩道を進むともう一つのハイライト「仙娥滝」が出現!地殻断層によってできた高さ30mの壮麗な滝は日本の滝百選にも選ばれています。滝の轟音は神聖な雰囲気、大自然オーラに思いっきり包まれることができました。


              ......昇仙峡・最大スポットの一つ「仙娥滝」がついに現る!.......
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     .......(左) 「仙娥滝」クローズアップ!(右)滝壺には飛沫が日光に反射しが見える!.......
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★水晶のパワースポットに満ち溢れた甲斐の国

仙娥滝から長い階段を登り滝の上部に出ると、右手は商店街で、左手に「昇玉堂」と「天幸五龍神」があります。「昇玉堂」殿内には巨大球体の水晶が!パワーストーン好きのN-minto女史は大興奮!


    ..... (左)縁起の良い風水の神様「天幸五龍神」 (下)立ち並ぶ宝石店のテラスには七福神.......
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   ......「昇玉堂」、御神体は何と巨大水晶!N-minto女史、大水晶に抱きつきパワー貰い過ぎ.......
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宝石や土産品店街を抜けると静観橋、バス停「昇仙峡滝上」を通過して行くと「夫婦木神社・姫の宮」が鎮座していました。性器木が祀られる神社で、結婚縁祈願、子供の欲しい夫婦が参詣すれば子宝に恵まれるとのこと。夫婦木神社の上社は最後で紹介する金桜神社の近くに鎮座していました。


  .....(左)さらに進むと「夫婦木神社・姫の宮」 (右)「夫婦木神社・上社」は金桜神社の近くに鎮座.......
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甲府市は日本一の水晶の街、現在も世界中からも多くの原石が集められ、高い技術の水晶加工を駆使する職人・企業が集まってお互いに競い合っています。超巨大な白水晶オブジェが飾られる観光展示場の「クリスタルサウンド」に入館するとビックリ!様々な鉱石が展示され豪華な水晶アートが沢山!


    .......水晶の展示殿堂「クリスタルサウンド」、入口には大結晶オブジェ。ホールに入っても水晶だらけ......
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千年前に昇仙峡の奥地「金峰山」(日本百名山)から水晶の原石が多く発見されたことが名産地に発展した起源。江戸時代には数珠や帯止めに利用される水晶の需要が高まり、世界屈指の水晶細工の技術地として確立されたのです。オ~、甲斐の武田信玄に因んで川中島合戦の作品もある!


    ......数々の芸術的な水晶細工 (左)川中島決戦図も水晶製 (右)神秘的なクリスタルオブジェ.......
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★昇仙峡ロープウェイ~弥三郎岳頂上(富士山・南アルプスの大絶景)


さて今度はロープウェイでパノラマ台まで上がってみよう。紅葉シーズン真っ只中でもあり乗車を待つ人混みは相当なものだ・・。パノラマ台はその名の通り眺望は抜群!「八雲神社」に祈願して見晴らしの岩へ


        ......昇仙峡ロープウェイに乗ってパノラマ台(富士山眺望が抜群)をめざす.......
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      .......パノラマ台に鎮座する「八雲神社」、縁結びの神(ここもパワースポットかな?).......
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ポカポカの陽気、見晴らし良い花崗岩の上に座り各自で持参した弁当・オニギリやおかずを広げました。眼前には遮る物なし、雄大な富士山・南アルプスの大パノラマが・・!昼食後は珈琲タイムで幸せ気分・・


    ......青空に映える冠雪富士を満喫しながら昼食。山岳コンロでお湯を沸かして珈琲ブレイク.......
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      ......右手には南アルプス!鳳凰山・甲斐駒ケ岳の雄姿が見事!あ~珈琲が旨い!.......
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昼食を済ませて、次は弥三郎岳(羅漢寺山の最高峰)の頂上をめざし登山道を上がっていきます。頂上手前の花崗岩にある鎖場・鉄梯子では登山客が順番待ちの大渋滞。ゴールはもう目前に迫る!


     .......(左)羅漢寺山(弥三郎岳頂上)をめざす (右)スリルある花崗岩の登りが続く.......
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ついに登頂!雪化粧したばかりの富士山は雲ひとつない快晴の中で貫録の鎮座!左手には金峰山や奥秩父連峰、その足元には荒川ダム、右手を見れば南アルプス連峰、言うことなしの大パノラマ!
登山初体験のお二方、かくも素晴らしい眺望を見られて大感激、コッチも連れてきた甲斐があったネ~


        .......ここから眺望する富士山は均衡ある左右対称形、まさに八面玲瓏!.......
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      .......(左)左手には荒川ダムが見える (右)花崗岩・大岩から見る南アルプス大展望!.......
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★再び昇仙峡の紅葉路を下り、金桜神社を訪ねて帰京

絶景を堪能した後、ロープウェイ駅に降着。まだまだ観光客の行列は続いている。そして今日辿ってきたコース(仙娥滝・石門・覚円峰・渓流道)を逆に戻ります。紅葉はさらに陽光を浴びて輝いている!


         .......帰りも同じ道を下る。日光を浴びた紅葉はますます輝きを増していた!.......
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スタートした長潭橋の駐車場に到着したのは15時。アチコチ道草を食いながら、真珠展示・神社・ロープウェイ・昼食タイム等を入れ5時間半の行程、結構歩きましたね~。歩数計を見たら2万数千歩、お二方もこんなに歩いたのは初体験らしいが疲れを全く感じていない感じ。水晶パワーの御利益でしょうか。
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ハイキングを満喫し最後は昇仙峡のパワースポット神社に寄って帰京しました。金櫻神社の由来は約2千年前、少彦名命が金峰山に降り立ったと云われ、ヤマトタケルが東征の帰路に参詣して社殿の造営を命じたとのこと。八重桜・染井吉野・枝垂桜・山桜が600本も植えられている桜の美しい神社です。


        .......(左)ヤマトタケルも参詣したパワースポット・金櫻神社 (右)龍のトーテムポールみたい.......
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          ......本殿の両脇には、復元された昇龍・降龍の彫刻があった!.......
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日本は世界有数のパワースポット国と云われます。地殻変動の激しい日本は地球からの気のパワーが多く噴出されているからでしょう。日本最大級のパワースポット「富士山」がある山梨県も霊験修行の痕跡が多く存在しています。水晶・滝・奇岩・霊験神社・・、昇仙峡も大いに運気が強い場所かも・・!

                             過去に紹介した「甲斐の国探訪シリーズ」はコチラから


         ....... 甲府に戻る昇仙峡ラインから眺望した富士山と甲府盆地の絶景.......
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絶景とパワースポットに元気をもらい、登山初体験のお二方は大変感激されたようで、N-minto女史は今度娘さんも連れて参加したいとのこと。お付き合い頂いたGeさんからも新たな提案が・・。ここまで満足されると幹事も遣り甲斐あり。次回は同級会メンバーが数名増えて一層楽しい会になりそうだ。


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                                                          おわり

  by rollingwest | 2012-12-08 00:00 | ローリングウエスト山紀行 | Comments(58)

<2012年9月8日>「能郷白山」~「越前大野」:夜行日帰り弾丸ツアー(バス宴会の旅)


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もう日本列島は紅葉真っ盛り・・。小生も2ケ月近い蟄居生活からついに解放され、秋の活動を再開いたします。ノーテンキでキリギリスの頃(残暑厳しき9月上旬)の山記事(バス宴会旅)を公開しておきます。久しぶりにFツアーに参加、岐阜・福井への長距離でしたが夜行日帰りの酒宴・弾丸旅行でした。

                                                  (2012.10.27公開)


   .......Fツアー夜行バスは都内を前夜21時出発、岐阜・福井県境へと向かう(クリックで地図拡大).......
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能郷白山」(1617m:結構変わった名前ダナ)は岐阜・福井の両県に跨る日本200名山の一つですが、当エリアはそう簡単に足を延ばせる場所ではなくFツアーの機動性を享受できることは嬉しいネ~!
金曜日の21時、赤羽駅集合で夜行バスは出発、長丁場なので早速アルコールでの前夜祭となりました。




★200名山「能郷白山」、アッという間に朝8時の登頂


翌日早朝5時、バスは温見峠に到着。熟睡していた小生は慌てて起床し、朝食を急遽腹に詰めて出発準備を整えました。昨夜都心で集合し、もう6時に登山開始している。いつも驚異的な機動性だ~!


          .......(左) Fツアーのバスは明け方に温見峠に到着 (右)6:00出発!.......
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      .......(左)峠から3時間半ピストン、楽チン登山 (右)一日中ガスに覆われたが薄日も・・.......
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しかし天候は初めから冴えません。薄日が差しており雨にはなりそうもないものの、ガスが厚く立ち込めており黙々と登るのみ。目を楽しませてくれるのはまだ盛り咲く夏の高山植物(残暑の名残り・・)


      .......(左)ゴマナ(キク科) (下) コウモリソウ(キク科) (右)霧中の登山、黙々と登っていく.......
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        .......(左)ミヤマリンドウ(リンドウ科)      (右)トモエシオガマ(ゴマノハグサ科).......
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温見峠からは能郷白山頂上まで2時間(往復3時間)の楽勝コース、朝8時にはもう頂上到着。終始、霧中の歩きで9時半には下山、楽チン過ぎてスリルや絶景を堪能することもできずつまんなかった・・。


       .......(左)全く眺望利かないまま、あっという間に登頂 (右)山頂での集合写真.......
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この山が200名山なのかネ~と思った・・。一体何をしに来たのかよく判りません~の心境・・(苦笑)
小生としては200名山ピークがまた一つ刻まれたのでマア・・よしと致しましょう。悔しいので頂上からどんな光景が俯瞰できるのかな?・・とネットで調べてみれば何と素晴らパノラマが望めるではないか!


          ......インターネットから眺望写真を入手 (左)御嶽山 (右)白山・笈ケ岳.......
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      .......快晴日は北アルプス連峰(薬師岳~裏銀座~槍穂高)が全て眺望できるらしい.......
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西側から見た北アルプス連峰が屏風の如く連なる大絶景!コリャ~素晴らしい~!加賀・美濃にかけて鎮座する名峰の数々(白山・笈ケ岳・御嶽山)、ネット拝借写真で実際見てきたような顔ができるナンテ・・


     .......(左)下山の光景も変わらずガス       (右)アキノキリンソウ(キク科).......
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      .......(左)テンニンソウ(シソ科)   (下)オオカメノキの赤い実   (右)9:30下山.......
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さらにネットを調べて見ると、名古屋市内から見る冠雪の能郷白山の写真を見つけた、何と大迫力!中京エリアの人にとっては白山と並ぶ信仰篤い霊山だったに違いない。「能郷白山」という変わった名前のルーツは「濃郷白山」(美濃の郷に鎮座する加賀白山に匹敵する名峰)が由来だと勝手に推測・・


    .......(右)名古屋市内から見える冠雪の能郷白山    (下)梶尾谷の淡墨桜.......
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この近くには「梶尾谷の淡墨桜」(三春滝桜・山高神代桜と並び日本三大桜)も鎮座しており、いつかこの地に再び訪れてみたいと思っております。岐阜も自然・歴史・文化が濃縮されたエリアだなあ・・

                          「山高神代桜」(日本三大桜)、訪問時の記事はコチラから





★岐阜から福井に北上、越前大野の風情を楽しむ


あっけない登頂達成でしたがまだ時間はタップリと残されており、これからはいよいよFツアーの真骨頂を満喫する時を迎えました。バスは福井平野部を走り抜けていきます。稲刈を迎えた時期だったナア・・


          ......バス車窓からの越前平野(稲穂風景)、稲刈り作業に勤しむ農夫.......
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当地は蕎麦の名産地、稲作に交え蕎麦畑が点在している。「越前おろし蕎麦」(大根おろしであえた冷たいダシ汁にシッカリとしたコシ麺)が大好きな小生は、蕎麦と稲の田園風景に見入ってしまいました。


      ......稲田の合間に蕎麦畑も点在、そういえば越前は蕎麦の名産地でもあった.......
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温泉の営業開始にはまだ時間があるので、福井県の九頭竜川盆地に静かに佇む越前大野のお城を訪ねてみることにしました。実は小生大野城に訪ねるのは3年前のGW以来、2回目になります。

    

   .......(左)柳神社の狛犬はシャチホコの様に反り返っている (右)越前大野城へと登る石垣道.......
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     ......百間坂の城門をくぐりゆくと越前大野城の天守閣が見えてきた.......
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立派なお城ですね~!天正3年、金森長近が織田信長から越前一向一揆平定の戦功により与えられた城下町、北陸小京都とも呼ばれ、整然と区画された街、多くの寺が並ぶ「寺町通り」もあります。


          .......登山が物足りなかったので天守閣への急な石垣を登り行く.......
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      ......越前大野の街を見おろす、右の山が深田久弥の故郷名峰「荒島岳」.......
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日本百名山」を著した深田久弥は故郷名峰を「荒島岳」をその一つに加えましたが、この選定には故郷贔屓ではないかと一部に非難があります。小生も今から10年前に荒島岳を登り大した感慨が得られなかったので同感でしたが、遠望して見ると実に素晴らしい貫録の姿!百名山選定、納得・・


         ......天守閣から見た荒島岳・越前大野の風景が描かれたスケッチ.......
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  .....荒島岳はガスで全容は見えず・・、2009年GWの勝山市では素晴らしい雄姿を撮影できた......
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                北陸紀行(2009年GW)の越前大野・深田久弥の故郷の記事はコチラから




★九頭竜温泉、そしてロングドライブのバス宴会旅行


3時間のお気楽登山でしたので疲れは殆どありませんが、やはり最後の儀式(バス宴会旅に向けて最初の儀式かもしれない・・)「温泉♨」をキッチリ満喫しておかねばなりません。昼の温泉は贅沢だ・・


          .......九頭竜温泉「平成の湯」で汗を流す、まだ昼前でした~.......
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         .......九頭竜湖を通過、ロックフェルダム(九頭竜ダム)の威容が見えた.......
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温泉を満喫し、九頭竜湖を通過してバスは東海北陸自動車を南下して名古屋経由で東京方面へと戻ります。時刻はまだ13時、まだまだ長丁場・・。今回の主目的(バ゙ス宴会イベント)がスタートしました。


     ......宴会バス旅行の始まり始まり~!各自が旨い酒・つまみを持ちよりお裾わけ.......
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      .......青森の銘酒「田酒」を手にして喜びに浸る皆さん、このお酒はやはり旨い!.......
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バスは東海北陸自動車から名古屋中心部を経由して静岡県へと入りました。今年春に開通オープンした新名高速道路を通ってみよう!山合いに貫通する道は確かにショートカットとなっており時間が早い。


           ......岐阜から愛知に入り、第2東名へと繋がる山岳橋梁、依然宴会は続く.......
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夕方に駿河湾沼津SA到着。多くの観光客で賑っている!市街から入場できるSA広場から見る施設は実にお洒落で豪華。アミューズメント演出も実に魅力的。防災面でも観光需要刺激にもいいかも・・


        ..... 駿河湾沼津SAに到着!この頃は酩酊状態の人も多く・・(自分も・・笑)......
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       .......(左)活気溢れるお洒落なSA広場 (右)お土産屋や駿河鮨店で大賑わい.......
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ここから見た駿河湾の夕暮れ光景は素晴らしかった!小生は12年前に静岡に住んでいたのでこの絶景は色々な角度から満喫しましたが、沼津高台から見る沼津アルプス・三保半島も実にいいネ~


         ......駿河湾沼津SAから仰ぐ沼津アルプス(静岡在住時に2回登ったな~).......
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  ......(左)駿河湾に浮かぶ伊豆半島シルエット  (右)静岡市方面を望む、左は清水の三保半島.....
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泥酔寸前状態まで飲み続けて約4時間、眠って起きてまた飲んで・・長丁場アルコール漬けのバス旅もそろそろ終わりが近づいてきました。東名高速の先には雄大な富士山の雄姿が・・。素晴しいの一言


          .......(左)第2東名の新清水JCTから仰ぐ富士山 (右)第2東名ルート図.......
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今回は登山旅というよりも、一昔前の職場旅行という感じだったかも・・(苦笑)。帰宅したのは19時、昨夜出発してからまだ一日に満たない22時間・・。何とも濃縮たる夜行日帰りの弾丸ツアーでした~!


                                                         おわり



次回は、新宿区探訪「歌舞伎町・新大久保・西早稲田」をお送りします。
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  by rollingwest | 2012-10-27 00:00 | ローリングウエスト山紀行 | Comments(62)

<2012年8月3~5日>飯豊連峰北部の名峰「杁差岳」

もう9月中旬・・、早いものダナ~。しかしまだ続く連日の残暑・・、一体どうなってるザンショ?暦の上では秋を迎えましたが今年の夏山LASTレポートを公開。東大雪の次は、8月猛暑真っ盛りの時期に挑戦した東北飯豊連峰の200名山「杁差岳」(eburisasidake)・・、実に雄大な山でした。でもクソ暑かった~!

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★東北第一級の長大山脈「飯豊連峰」


飯豊連峰は新潟・山形に跨る長大な隆起山脈。標高2千m級峰ですが、日本海が間近に迫り冬の強烈な季節風をまともに受けて世界屈指の豪雪地帯となっています。膨大な雪解け水が峻嶮谷を彫刻したスケール大きい山容は実に魅力的!10年前に飯豊主峰を縦走して以来。久しぶりダネ~!

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            .....飯豊連峰の全貌 (奥胎内ヒュテに飾られていた山脈絵画).......
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今回パートナーも難関峰・常連3人(Miz本氏・食山人氏・マツ氏)、新潟県・中条駅(上越新幹線経由)で待ち合わせました。北海道7座連続登山の超人Miz本氏は前日に谷川連峰を登ってきたとのこと、またも絶句!Miz本氏車に相乗りして胎内市内で買出しを済ませ奥胎内の宿泊地へと向かいます。


            .......新潟県北東部の中条駅から胎内市の田園風景を走り行く.......
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             .......毎日続く夏の猛暑、山並みの上に入道雲が湧きあがる.......
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今年の夏は7月中旬梅雨明け以降、全国的に強烈な猛暑日が続きました。東北の夏は涼しいと勘違いする人もいますがトンデモナイ!山形市はかつて日本最高気温を記録した場所です。今日もカンカン照りダナ~!車は奥深い山道を詰め上り、胎内川ダム見学後に本日の宿泊地「奥胎内ヒュッテ」に到着


         .......(左)旧・黒川村の山道、胎内川を遡る (右)胎内川ダムを見学.......
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何とビックリ!「奥胎内ヒュッテ」は想像していた姿とは全く正反対、こんな高級リゾートホテルの様なヒュッテがこんな山奥にあったとは・・!外観・内装・パノラマ風呂、文句のつけようがありません。管理人さんの応対も親切・・、上記の飯豊連峰の絵画・写真を基に縦走コースの説明を懇切丁寧にして頂きました。


           ......「奥胎内ヒュッテ」は、まるで軽井沢の高級ホテルのようだった.......
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    .......奥胎内ヒュッテのパノラマ温泉やレストラン、高級ホテル並の豪華さに驚き!.......
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今回はマツ氏が念願の200名山が杁差岳で全山達成なので前祝の乾杯!宿の豪華な食事にも感激!新鮮海産物・稚鮎料理・山菜天ぷら・茶碗蒸、地元銘酒「秀松」の美味・・、質の高さには目を見張るばかり!これで宿代8千円とは!コストパフォーマンスの高さには土下座する程の有難さを感じました。


    .......(左)キンキンに冷えたビール、さあ乾杯!(右)新発田蔵元(市島酒造)・銘酒「秀松」、旨~!......
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★「足の松登山道」の急坂と炎天下での苦難登山


朝5時半、奥胎内ヒュッテ前から出発している地元乗合タクシーで足の松登山口へ。5:40登山開始。
いきなり急坂の連続で度肝を抜かれました。マツ氏は暑さの中、予想外の体調不良で苦難のスタート


        ......「足の松登山道」、蒸し暑い中でいきなり急坂登りが始まった!.......
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           .......足の松尾根には珍しい形をしたブナ大木が次々に登場!.......
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足の松尾根は杁差岳への最短ルートですが、それだけに厳しい急傾斜が続きます。初めは森林の中で直射日光を避けられていましたが、稜線に出るとそうはいきません。気温はドンドン上昇・・辛い登り


           ......日も高くなり、厳しい急勾配の登りが続く。冒頭から体力消耗.......
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       ......稜線歩きは木陰がなく真夏の炎天下に晒され、さらに厳しい登りが続く.......
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右手に胎内尾根が見えます。鋭鋒ピークを2座も有する巨大な稜線だなあ・・。余りにも長大な尾根ルートで現在は殆ど歩かれていないそうです。更に進むと左手遥か遠くに滝を展望する滝見の場が・・


       .......(左)滝見の場にて (右)長大な胎内尾根に聳える鋭鋒ピーク(郷倉山&滝沢峰).......
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炎天下登山で体力消耗は著しく水分補給・休憩の頻度は増えていきました。そして漸く11時、分岐の大石山に到着、韋駄天コンビ(Miz本氏・食山人氏)とはもう1時間以上の遅れとなってしまいました。


           .......(左)飯豊の山に映えるノアザミ (右)大石山(杁差岳へのピストン分岐).......
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ここからはサブザックでの軽い身での杁差岳登頂となりますが、簡単なピストンではなく往復4時間の長いアプローチ・・。ここからはハイマツ・低木帯、日陰がなく炎天日光に身が晒されるので気が重いなア・・。でも苦行歩きの辛さを癒してくれたのは多くの高山植物でした。豪華なお花畑が次々に登場!


         .......(左)ニッコウキスゲ  鮮やか!華やか!    (右)タカネマツムシソウ.......
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★百花繚乱の高山植物、ついに杁差岳登頂!


             .......「鉾立峰」(杁差岳の手前に坐する前衛峰)を越えて行く.......
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杁差岳登頂を終えて戻って来るMiz本氏・食山人氏と交差しましたがさらに時間差は広がっている。杁差岳の前に立ちはだかる「鉾立峰」、長いピストン道の真ん中に鎮座。炎天下のアップダウンは辛かった~!なでしこが美しく咲いており女子サッカーの頑張りに比べれば小生の苦労は甘いと実感・・(笑)


        .......(左)高山植物の蜜を吸う蝶    (右)ミヤマナデシコ(花弁が線状放射形).......
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              .......(左)オオバギボウシ (中)ハクサンフウロ (右)マルバタケブキ....... 
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いよいよ目指す杁差岳が全容を現した!ボリューム感ある山だし、まだまだ遠いなア・・。杁差(エブリサシ)の珍しい名の由来は、春先に鋸農具(エブリ)を差し担ぐ爺さんの雪形が出現することに因るらしい。


      .....炎天下の長時間ピストンはキツイネ~、熱中症寸前。不屈のなでしこを見習いたい・・.......
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        .......(左)ミヤマナデシコ(模様クッキリ星形) (右)鮮やかな黄色が映えるクルマユリ.......
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広大なお花畑の一角に「藤島弦」なる方の自然石に埋め込まれたレリーフがありました。この人は飯豊連峰の登山道を開拓した先人達の一人で深田久弥(日本百名山著者)とも親交があったとのこと


     ......(左)飯豊開拓者「藤島玄」のレリーフ (右)杁差岳小屋が見えてきた!頂上は近い.......
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        .......(左) オオカメノキ              (右)ツリガネニンジン....... 
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早朝から歩き始めて7時間半弱、暑さにやられてヘトヘトになり漸く13時に念願の杁差岳頂上に立つことができました。こんな炎天下登山で体力消耗したのは久しぶりだ。しかし雄大な絶景だナア・・!


        ......疲労困憊ヘロヘロ状態で杁差岳頂上に立つ、杁差岳小屋と飯豊連峰全体を俯瞰......
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     .......(左)イブキトラノオに止まる蜻蛉       (右)元気に咲き誇るクルマユリ.......
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★山小屋から観た夕暮れ・早朝の感動パノラマ絶景!


    .....(左)ニッコウキスゲ大群落畑が一面! (右)大石山分岐から頼母木小屋に向かう登山路.......
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韋駄天コンビ(Miz本氏・食山人氏)に遅れること2時間、ヘロヘロになって16時やっと頼母木小屋に到着することができました。辛かった~!苦行終えて飲んだ小屋の冷たい雪渓水は本当に旨かった!


    .......(左)地神山・双耳峰が雄大に迫る  (右)頼母木小屋は素泊りだが夏は管理人が常駐......
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マツさんは完全に熱中症となってしまい念願の200名山完登の夢はお預けとなってしまいました。でも4人が無事に小屋で再会できたことが何より!ビールで乾杯して自炊夕食、焼酎に切り替え本日の反省会に興じていると、鮮やかなる夕日の光が!夕暮れ絶景パノラマが刻々と変化している!


      .......(左)夕暮れに雄大鎮座・地神山 (右)夕日に映える山小屋と岳人のシルエット.......
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        ......夕日を見届け、静かに佇む新発田の名山「ニ王子岳」(飯豊連峰前衛).......
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何と素晴しい飯豊連峰のサンセットパノラマ!杁差岳の幻想的なシルエット、日本海に沈む夕日、闇が深まるにつれ浮かび上がってくる新発田の街灯り、飯豊オンリーの超レア光景に遭遇できて感動~!


     .......(左)夕暮パノラマを満喫する小屋泊まり客 (右)山並遥かは日本海、美しく沈む夕日......
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       .......(左)夕闇に沈みゆく幻想的な杁差岳  (右)新発田市街の灯りが見えてきた.......
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それにしても今日は疲労困憊・・、カンカン照りに苦戦した自称若手(?)組と、厳しい環境はモノともせず元気に駆け巡る還暦ベテラン組、この差は一体何なのでしょう?日頃の鍛錬の違いというしかない・・

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★最終日、飯豊の雄大さを再確認し無事下山、帰京


      .......一点の曇りなき青空!朝日に映える頼母木小屋を出発する前に集合写真!.......
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8月5日最終日、今日も大快晴です!頼母木小屋を朝5時過ぎ出発、頼母木山・地神北峰を経由して丸森尾根を下山するルートを取りました。杁差岳も朝日を浴びて一層輝き、貫録に溢れている・・。


      .......(左)朝の杁差岳山容、威厳貫録に溢れる (右)ウスユキソウ(別名エーデルワイス).......
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     .......朝日のあたる小屋(昔、似た様な洋楽邦題が・・)、遠くにはニ王子岳と日本海!.......
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朝の絶景パノラマや高山植物を楽しみながら5時半に頼母木山に到着。遥か彼方には飯豊の名峰「北股岳」も遠望できる。こうやって飯豊連峰を俯瞰してみると雄大なスケールやユッタリした山容、高山植物の豊富さが大雪山に似ている・・。世界有数の豪雪が生み出した山上の楽園風景は正に絶景


           .......(左)飯豊連峰の固有種イイデリンドウ (右)心が和むチングルマ.......
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           ...... 遥か彼方に飯豊の名峰「北股岳」、頼母木山からの頂上風景.......
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Miz本氏と帰京3人組とは地神北峰でお別れ。Miz本氏は何とこれから1人で門内岳を目指すとのこと、この超人ぶりにはもう目が点!この方が内臓手術で昨年入院していたとは一体誰が信じよう・・
3人はこれから丸森尾根を下山し飯豊山荘に向かっていきます。今日もカンカン照りになりそうだ~


         ......飯豊連峰の雪渓大パノラマ(遥かに門内岳)に別れを告げて下山開始.......
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      .......(左)今日も炎天下、丸森尾根を下山 (右)真下に飯豊山荘が!終点近し!.......
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丸森尾根はひたすら下山するだけですが最後の急坂は結構しんどかった。9時半過ぎに飯豊山荘到着、温泉入浴してビールで乾杯!ア~この至福の時間を待ち焦がれていました。疲労感より達成感


          .......飯豊山荘に到着~!温泉のご褒美、苦労した登山の疲れを癒す.......
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飯豊山荘からはバスに乗って正午過ぎにJR米坂線・小国駅に到着。食山人氏が事前にリサーチしていた食堂に入り、再び冷えたビールで乾杯!冷奴・枝豆をつまみTVでロンドン五輪の日本活躍を確認
それにしても今日も暑い~!地元の方に聞けば35度気温が連続し例年にない異常猛暑とのこと


          ..... ビールで乾杯!五輪ニュースを見ながら反省会、山形・板蕎麦で締める.......
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              .......JR米坂線・小国駅のプラットフォーム(気温35度近い猛暑).......
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今回はマツ氏200名山達成を皆で一緒に祝うことができず残念でしたが、秋には再チャレンジとのこと。体力・体調を整え満願達成できるよう祈念いたします。安全無事帰還できてこそ楽しい山旅ですネ・・



                                                     おわり




次回は、「近江琵琶湖の風景・レビュー」(その3):長浜・彦根・湖北編をお送りします。
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  by rollingwest | 2012-09-11 00:00 | ローリングウエスト山紀行 | Comments(62)

<2012年7月13~16日>東大雪・名峰に挑戦(後編):「石狩岳」

                              東大雪・名峰に挑戦(前編)「ニペソツ山」から続く



★石狩岳への挑戦、国内屈指の急坂「シュナイダーコース」


前日ニペソツ同様、糠平温泉ホテルを4時半出発し、レンタカーで国道237号線・三股橋からの林道経由で石狩岳の登山口に到着。朝食おにぎりで腹ごしらえして5時半出発。今日は雲なしの大快晴だ~!


       .......本日も快晴!石狩岳登山はシュナイダーコース(約10時間)、登山口を5:30出発!.......
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      .......(左)日本屈指の急登坂・石狩シュナイダーコース (右)二十一沢出合を渡るMz本氏.......
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ニペソツ山では実に多くの高山植物に遭遇しましたが、石狩岳も同様に花のオンパレードでした。後編では、前半記事で紹介できなかった花を掲載します。前回と合わせると20種類以上の数となります。


         .......石狩岳も花の宝庫です!  (左)エゾノゴゼンタチバナ (右)アズマシャクナゲ.......
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昭和36年・足寄山岳会によって開かれた「シュナイダーコース」は、標高差850mを直線距離2kmで登ってしまう超急峻ルート。よじ登りが連続する急坂で相当厳しいネ~。でもその分、高度をドンドン稼いでいく訳でパノラマ的には気持ちがいい登り。コース名はオーストリアのスキー選手・登山家からの由来らしい


      ......「熊ころがし」とも呼ばれる急坂「シュナイダーコース」、「石狩岳」の雄姿が眼前に!.......
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        ......見事なるダケカンバの幹うねり、白く華麗な枝ぶりの逞しさに見とれてしまう.......
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ニペソツ山で見られた様な広いお花畑は急坂連続コースなので殆どないものの、鮮やかな色のエゾツツジ群生は見応えがありました。北海道の山の魅力は花に恵まれていること、天気にも恵まれてご満悦


      .......(左)チシマキンレイカ (右)エゾツツジの群生を夢中になって撮影するMz本氏.......
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      .......炎天下、急登坂の連続、真夏の日差しを木陰で遮りながら歩き体力消耗を防ぐ.......
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着実に高度を上げて行くと一際天を衝く突兀鋭鋒が視野に入ってきました。昨日登ったニペソツ山!遠望の形も素晴しい!あの頂点に立ったのかと感慨に浸りつつ、厳しい急登はまだまだ続きます。


     ......前日登った「ニペソツ山」の雄姿出現!(左は天狗岳)本当に尖っているなア・・.......
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       .......(左)ハイマツの実が実にいい色で輝いていた       (右)ミニシャクナゲ.......
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★北海道の名峰達を大俯瞰


厳しいシュナイダーコースの途中で背後を振り返ってみると、上士幌・大原野が目の前に広がっています。クマネシリの山容が実にいい!ニペソツでナキウサギは見られませんでしたが、可愛いシマリスがお出迎え!


   ......上士幌の大原野、遠くには「クマネシリ山」が左右対称で美しいシルエットを描いていた....
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   .......(左)葉っぱと花が面白いアズマシャクナゲ  (下)シマリスも出現! (右)シコタンソウ.......
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登山開始から3時間40分、長かった急坂シュナイダーコースを登り切り稜線分岐へ9:10ついに到着~。Mz本氏は8:30頃に到着し昼寝を決め込んでいる。(超人ダ~) 逆にマツ氏は相当へばっている様でかなり遅れている。眼前に昨日は眺望できなかった「大雪山」大パノラマが広がっていました。感激!


    .....稜線分岐(石狩ノ肩)に到着、「大雪山」の眺望(下)に感激!さあ頂上を目指そう!.......
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稜線から見る間近の「石狩岳」(上記左写真)は重畳たるボリューム感に溢れ貫録の威容を誇っています。9:40頃マツ氏がかなりヘロヘロ状態になって到着、頂上を目指し10時前から歩き出し最後の登り


     .......雲海絶景!「クマネシリ山」の遥かには「阿寒の山々」が見える!これまた感激.......
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   .......(左)重量感溢れる「音更山」の雄大な姿 (右)音更山の遠くに向こうに「西クマネシリ岳」.......
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頂上に登り詰めていく道からは、北海道名峰たちの大パノラマを存分に満喫することができました。「音更山」のボリューム感、「クマネシリ山」の遥か彼方には雲海に浮かぶ「阿寒岳」、絶景の極みでした。


      .......石狩岳へ登る最後の山道を詰め、10:20頂上到着(出発から約5時間半)....
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                 .......雲海の彼方に浮かぶ「雌阿寒・阿寒富士」をクローズアップ!........
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石狩山頂に10:20到着、前日のニペソツ頂上からはガスで見えなかった大雪山の絶景が広がっていました。30年前トムラウシ登山時に歩いた大湿原「沼の平」も感慨深く眺望。もう一度行ってみたいネ~


   ....大雪山・トムラウシの麓に広がる大湿原「沼の平」が遠望!30年前に訪れた懐かしい湿原.......
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      .......今回トムラウシ側は雲に覆われていたが、大雪山全景はかくなる姿(ネット写真).......
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頂上で大雪山・ニペソツ山の眺望を十分満喫し、11:00に再び「石狩ノ肩」に下りてマッタリと昼食時間・・。ここからまた急なシュナイダーコースを下るのがまた苦行でしたが13:00には二十一沢出合に到着。1時間遅れのマツ氏を沢出合で待ち、合流後に再出発。結果的には15時到着(9時間半の行程)


   ......(左)「石狩岳」頂上、大雪山バックに3人で・・ (右)鋭峰「ニペソツ山」の威厳溢れる雄姿.......
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★糠平湖の観光を楽しみ、翌日北海道に別れを告げる


ニペソツ山・石狩岳下山後は糠平湖周辺の散策も楽しみました。観光レポートを入れて最後の締めといたしましょう。「糠平湖」は昭和30年に完成した発電用ダムの湖。人造湖としては北海道で2番目の広さ(周囲32km)で、夏はカヌー体験やルアーフィッシィング、冬は氷上でワカサギ釣り等が楽しめるそうです。


   ......(左)展望台より望む「糠平湖」(開放感はない) (右)鹿が駐車場にさりげなく姿を現した.......
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タウシュベツ川橋梁は、糠平湖面に眼鏡の様に映る見えるアーチ橋ですが、我々が訪ねた時は湖水に覆われて見ることができませんでした。人造湖なので季節や発電によって水位が劇的に変化するため橋梁が水に沈む時と水位が下がり全体が見渡せる時期が交互に繰り返され「幻の橋」とも呼ばれます。


       ......この湖に「タウシュベツ川橋梁」が水没中。水量が少なくなると湖底から姿を現す.......
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元々は旧国鉄士幌線(1987廃線)の湖上橋でしたが、ダム湖水没で士幌線は湖岸沿いに新線が引かれました。士幌線廃止後も、湖に沈んだ橋梁は観光の対象として現在もその姿を留めています。


    .......(左)糠平湖畔に下りてみる (右)「第3音更川橋梁」(風情あるアーチ橋をバック).......
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     ......糠平湖脇には旧・士幌線の線路跡が残っている。北海道開拓時代を支えたSL.......
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「上士幌鉄道資料館」は糠平温泉の外れにあり、旧国鉄士幌線の駅舎跡地に設けられた資料館。駅の備品や保線用具、駅員の制服等、多くの資料が展示され士幌線の歴史を今に伝えています。


    ......(左)「上士幌町鉄道資料館」 (右)ひがし大雪鉄道「ぬかびら駅」として観光営業......
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国鉄士幌線は、帯広駅から十勝平野を北に貫き糠平湖畔をぬって十勝三股駅に至る78kmの長大路線。北海道開拓や穀物・木材輸送、そして糠平ダム建設に大きな役割を果たしました。70年初めまでは観光ブーム(糠平温泉・スキー・スケート客)で賑いましたが1987年の国鉄再建で廃線となりました。


      .......(左)(中)士幌線を偲ぶ風景や活躍列車の写真 (右)士幌線:山岳鉄道の絵画.......
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戦前の北海道開拓では炭鉱・鉱山・ダム・トンネルの土木工事がタコ部屋労働(工事現場の飯場で長時間の重労働を強制)が広範に行われていたそうです。甘い言葉で監禁状態にされ、非人道的環境下で過酷な肉体労働させられ、リンチ等で多くの犠牲者も出した悲劇の歴史が隠されているのです。


          ......北海道開拓を支えた影の歴史、蛸部屋で強制労働させれた人々.......
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    .......糠平湖には寂しさが漂う・・、強制労働させられた人達の無念さが残っているのかも・・.......
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「上士幌鉄道資料館」屋外には車掌車やSL車輪や信号機が展示、当時のままの姿が残されています。「ひがし大雪高原鉄道」という420m観光路線が敷設されておりトロッコ列車が走っていました。


        ......(左)鉄男さん鉄子さんには憧れの国鉄グッズ (右)貨車の展示もある.......
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      .......(左)(中)高原鉄道の観光トロッコ列車&鉄道車輪 (右)野生ラベンダーも華やか.......
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糠平温泉市街には「ひがし大雪博物館」もあり訪ねてみました。「開道百年事業」の一環として1970年開館、大雪山国立公園の山岳・大自然で生きる動植物を標本パネルで解りやすく展示しています。


          ......「東大雪の冬山連山」の大パネル、羆くんが案内役でお出迎え.......
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       .......(左)北海道はフクロウの種類が実に多い (右)ウワ~、が鹿を襲っている!.......
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東大雪名峰2座制覇で充実感に溢れた数日間を過ごし、3人は糠平湖を後にして帯広のスパホテルに宿泊。ビールで乾杯しこの素晴しかった花や山の絶景をレビューし心地よく酔いました・・(小生・痛飲)


       ......チシマノキンバイソウのお花畑越しに眺望した「ニペソツ山」、実に素晴しい絶景.......
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翌朝、小生とマツ氏は帯広空港から帰京。Mz本氏はそのまま北海道に残り翌日は阿寒岳へ登山。その後、食山人氏と合流し日高ペテガリ岳・夕張岳・芦別岳・天塩岳へと10日間で7座連続登山、本当に驚き・・、まさに超人。凡人の我々は名峰2座で十分です。涼しい北国から再び灼熱の東京へ・・


       ......ニペソツ・石狩岳の素晴しい山旅に想いを馳せ、広大なる十勝平野を飛び立つ.......
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茹だるような猛暑が続いた日本列島、お盆が過ぎ少しは暑さが納まればと願う。7月北海道で癒された涼風も今はもう遠い昔の様な気も・・・。厳しい残暑が続きますが皆様くれぐれもお体ご自愛下さい。



                                                        おわり



次回は、「世田谷区探訪」(その2):下北沢~豪徳寺~松陰神社~三軒茶屋をお送りします。
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  by rollingwest | 2012-08-14 00:00 | ローリングウエスト山紀行 | Comments(58)

<2012年7月13~16日>東大雪・名峰に挑戦(前編)「ニペソツ山」

                                                                    ★東大雪の名峰2座(ニペソツ山&石狩岳)に挑戦


日本200名山完登(現時点146座)に向けここ2~3年で北海道の難関峰を着実に制覇してきましたが、今回は大雪山東部に鎮座する秘境名峰「ニペソツ山」&「石狩岳」。チト早い前半夏休み(7月3連休前後に休日取得)を頂き、快晴の中で憧れの遠き山を無事登頂し念願を叶えることができました。


       .......今年の夏は北海道中央部の秘境「東大雪」(ニペソツ山&石狩岳)に挑戦.......
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      .......(左)飛行機から見る広大なる十勝平野 (右)とかち帯広空港に到着.......
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今回のパートナーはいつも難関峰を同行頂いているマツ氏&Mz本氏。7月13日昼過ぎ羽田空港出発。
昨年夏、日高カウイエクウチカウシ山への挑戦も「とかち帯広空港」経由でしたので、十勝平野の田園風景も見慣れてしまいました。しかし広大な地平線風景はやはり北海道独特のもの・・いつ見ても感動的

                       2009・2011年に登った北海道・日高山脈の記事はコチラから


       .......広大な十勝平野はまさに地平線世界(畑の手入・収穫作業も大変だろうナ~).......
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空港からレンタカーで広い十勝大地を北上し、上士幌町にある糠平温泉ホテルへと向かっていきます。家族経営ホテルですが食堂や心遣いも一級品!ご主人の山に関する適切なアドバイスも嬉しかった!


         .......登山基地として連泊した糠平温泉ホテル、お洒落な食堂と暖かな雰囲気.......
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★東大雪原生林の登山、まさに高山植物の宝庫


早朝3時半過ぎ(7月の北海道はこの時刻からもう明るい)に起床、出発準備を整えて4時半にホテルを出発。レンタカーで国道237号を走り三股橋手前から西側に林道経由で十六の沢の登山口に到着。今回は地図行程で往復11時間の長丁場です。駐車場で朝食おにぎりを腹に詰め、5時半登山開始


     .......(左)7月14日朝5:30、登山口を出発(杉沢コース) (右)針葉樹林の道からスタート.......
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         .......ニペソツ山の登山コース(地図標準では往復11時間近い長丁場の行程).......
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登山口に流れる沢を渡り、鬱蒼とした針葉樹の笹道からいきなり急登が始まります。途中で断崖岩を登り原生林を詰めていきますが周りはガスに覆われ今日は天気に恵まれるのか?・・と不安な気持


         .......(左)断崖岩をよじ登るMz本氏 (右)朝靄にけぶる原始林の道を行く.......
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          ......(左)水滴に映えるカマツカ   (中)アズマシャクナゲ   (右)ウコンウツギ.......
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      .......(左)笹道を進むMz本氏 (右)マツ氏ら2人写真がピンボケで謝!花が主役?(笑).......
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      .......(左)お花畑の撮影に夢中のMz本氏     (右)実に見事なイワブクロの群生.......
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           .......(左)トカチフウロ (下)チングルマの群生 (右)青空に映)るウコンウツギ.......
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標高1500mから視界が開け青空も出てきたゾ~!空は確実に高くオホーツク高気圧に覆われていると思われ、天候への期待感が脹らむ!ガスは徐々に晴れ、右手には雲の合間から音更山や石狩岳の姿が・・!小天狗の急坂ハシゴ場を登り切り天狗のコルへ7時半到着(2時間で登り相当なハイペース)


         .......(左)青空が出てきた~! (下)苔蒸した濡れ枝も風情あり (右)イワブクロ.......
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      .......(左)雲海に浮かぶ島の如く。石狩岳の雄姿 (右)雲の中から現れる音更山稜線.......
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       .......(左) 透明感溢れる清楚なヒメイソツツジ  緑と白の競演   (右)イワヒゲ.......
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標高1800mを越えると前天狗への視界開けた岩場コースに出ます。ここで氷河期から生き抜いてきたナキウサギが多く見られました。チチ~ッと鳴きハムスターの様な姿、日本では北海道高山にしか見られない生きた化石。昨年日高では声だけの遭遇でしたが今回は実物姿をバッチリ捉える事ができた!


         .......(左)前天狗へ向かうロックガーデン (右)氷河期からの生きた化石「ナキウサギ」.......
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       ......雲の織り成す芸術絵、オホーツク高気圧に覆われ空は高く澄み切っている!.......
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          ....ハイマツのロックガーデン山道は続き、天狗岳(ニペソツの前衛峰)へと向う.......
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前天狗を越え少し下ると天狗平、ここから天狗岳の山腹を横切り、両側が深く切れ落ちた稜線(通称ニペルのコル)を通過して行きます。この辺りも高山植物が咲き誇り見事なお花畑が見られました。


              .......(左)エゾノハクサンチドリ (中)ウサギギク (右)エゾコザクラ.......
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          .......(左) V字谷に咲き誇るエゾキンバイの群生 (右)ハクサンイチゲの大群落.......
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昨年夏、日高カムエク山に登った時、期待以上に多くの高山植物に遭遇し驚きましたが、今回はそれを上回る程多くの花々に出会うことができたナア・・。さていよいよニペソツ山頂上に向け最後の登りだ・・


            ......天狗岳の険しい岩峰と登り上がるガスのコラボが幻想的!.......
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             .......(左)チングルマのお花畑  (下)コケモモ (右)マルバシモツケ.......
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★東大雪の巨大ピラミッド峰「ニペソツ山」の頂上に立つ!


名峰ニペソツ山への詰めは、ナイフブリッジ状に切り立つ険しい岩稜への急登。断崖絶壁の下には東大雪の原生林が広がり、遥か向こうには糠平湖も見えています。連続急登が一服して後ろを振り返ると今通過して来た天狗岳が凄い!重なり合う岩稜群に威厳ある山容だ!ウ~ン絶景の極みダネ~!


        ......遥か向こうには糠平湖が遠望できる。糠平湖は後編で詳しく紹介予定.......
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             ......ニペソツ山頂付近からの大展望!眼前の天狗岳は迫力ある山容.......
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岩の急登を登り詰めると、いよいよ頂上へのLAST登り。北斜面へのトラバスで緩やかなプロムナード!真っ青な空に聳える突兀鋭鋒が目に入ってきた!あれがニペソツの山頂。もう5時間半近く歩いた・・


                .......(左) ヒメイソツツジ (右)コマクサ(高山植物の女王).......
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       .......ナイフブリッジの山稜ルートを登り詰め、頂上へのファイナル・アプローチは緩やかな道.......
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10:50ついにニペソツ山頂に立ちました。真下を覗くと切り立った垂直岩稜の上にいることが解ります。晴れてはいるが大雪方面の視界はガスがかかり眺望はききません。明日のお楽しみとしよう!


           .......(左)ついに頂上に立つ! (右)ニペソツ頂上からのパノラマ.......
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        .......(左)真下の深い谷底を覗いてみる (右)3人で頂上写真(マツ氏は少しバテ気味).......
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頂上で昼食、至福の時間を30分程過ごし、登って来た道を引き返します。今回は晴天に恵まれましたが、本コースのハイライト「天狗岳の展望庭から見るニペソツ雄姿」とのご対面は願いが叶わずチト残念でした。でもここまで素晴らしい花と眺望に恵まれ贅沢は言えませんネ~(笑)その雄姿は最後に・・


    ........(左)エゾノツガザクラ (下)下山途中に遭難碑 (右)天狗岳のニペソツ展望庭(ガスで見えず).......
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歩くこと9時間半、杉沢出合に15時到着。沢の水で体を拭き、今回の長丁場の疲れを癒しました。
(コース時間)5:30十六沢登山口・杉沢出合⇒7:30天狗のコル⇒8:40前天狗⇒10:00ニペのコル⇒10:50ニペソツ岳⇒13:45天狗のコル⇒15:00杉沢出合 (水場は沢以外なし、2L以上水必要)


       .......(左) 杉沢出合に15時到着     (右) ヒメイソツツジの花を見て癒される.......
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下山後はレンタカーで糠平湖畔観光(後編で紹介)、16時半に糠平温泉ホテルに戻り、温泉郷の外湯(洞窟風呂)に入りました。温泉の後冷たいビールで乾杯し豪華な夕食に下鼓を打ち反省会。食堂にはニペソツ山雄姿を描いた額縁絵が飾られている!今日の山行を噛みしめ直し、疲れを癒しました・・


     .......(左)外湯巡りで源泉かけ流し洞窟風呂へ遠征 (右)豪華食事!オショロコマ料理も!.......
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          ......糠平温泉ホテルの食堂に飾られていたニペソツ山の額縁絵(神々しい~).......
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今回憧れた天狗岳展望庭からのニペソツ山の雄姿(ネットからの拝借写真)。凄い迫力と威厳ある姿に圧倒されてしまいます。かくなる素晴らしい名峰が日本に存在していたのかと小生も目から鱗!


          .......これぞ名峰「ニペソツ山」の雄姿、大迫力!、岳人憧れの秘境光景.......
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深田久弥は「日本百名山」を刊行した翌年にこの山に登り、百名山に選定しなかったことを後悔したそうです。でも指定されていなかったからこそ人が少ない秘境の静かな山歩きを楽しめたのかも・・。東大雪(後編)「石狩岳」(8月中旬公開予定)で、ニペソツ遠望雄姿を紹介しますのでお楽しみに~!



                                                          以上



次回は、秩父観音三十四ケ所巡り:「第1~5番霊場」 (今回延期した記事)をお送りします.
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  by rollingwest | 2012-07-22 00:00 | Comments(62)

<2012年5月19~20日>新緑の奥秩父「雲取山~飛龍山」縦走

                                                                                                                                           ★今年初めての登山 (三峯神社「奥の院」に参拝して奥秩父へ)


昨年10月から7ケ月も山に登っておらず新緑・5月で久しぶりに登山再開!今回は奥秩父名峰「雲取山」~「飛龍山」の長い縦走路の山旅。ブランク後、いきなりハードな山行に挑んで実に厳しかった・・


    ........(左) 奥津秩父連峰の縦走地図  (右)奥秩父遠景(両神山・雲取山・和名倉山).....
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雲取山」(日本百名山2017m)は東京都の最高峰。いつか登りたいと思っていましたが、食山人氏・アキタカ氏が所属する「みどりの会」が今回企画すると聞いて、特別参加させてもらいました。09年8月「雨飾山」(食山人氏・百名山達成記念)以来3年ぶりだ。(実はFツアーと殆ど同じメンバーだけど・・)


        ......(左) 三峰口に向かう秩父鉄道電車  (右)三峰口駅にて現地集合.......
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「雲取山」は東京都奥多摩でもあり、実は奥秩父(埼玉・山梨)に跨る山でもあるのです。アプローチは西武池袋線経由で秩父鉄道「三峰口駅」へ。昨年秋から秩父巡りを始めたので当地は何回も来ていますが登山で秩父の駅に降りるのは初めてかもしれない。現地集合のメンバーはTAXIで登山口へ


    .......(左) 和風の駐車場ゲートから名峰「和名倉山」 (右)三峰口広場で出発のパッキング.....
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10時に三峰ビジターセンターを出発。まずは「妙法ケ岳」(昨年秋に参詣した三峯神社奥宮が鎮座)を目指します。登頂グループ(健脚自任派&聖地憧憬派)と、頂上回避グループ(体力慎重派)の2組に分かれてスタート!輝くブナ新緑道を進み行くと三峯神社奥宮への分岐が出現、鳥居をくぐりいざ頂上へ!


             .......登山開始、輝くブナ新緑の登山道を行く。まさに快適な季節!.....
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     ....(左)「妙法ケ岳」(三峯神社奥宮)への鳥居をくぐる (右)11年秋参拝した「三峯神社」山門.....
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                         2011年秋に参拝した「三峯神社」(武甲山登山の記事より)

急峻な参詣道、正に苦行の登り・・。ヤマトタケルが祀られる三峯神社の奥宮への道は結構厳しかった。以前紹介しましたが奥多摩・秩父の神社はかつて狼の生息地だっただけに狛犬は全てウルフです。


     .....(左)妙法ケ岳「奥宮」へのLAST登り (右)パワースポットブームで超有名な地、秩父の狼狛犬....
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三峯神社の名前は、奥宮「妙法ケ岳」、途中にある「白岩山」、「雲取山」の三つの峰から由来するとのこと。頂上の絶景(奥秩父の雄峰「両神山」が荒々しく鎮座)を楽しんだ後は分岐の東屋にて昼食





★急峻な稜線での苦行登山、ヘトヘト状態で「雲の平山荘」へ


       ......(左)名峰「両神山」の荒々しい稜線を望む (右)地蔵峠到着、厳しい急峻登りが続く.....
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地蔵平を過ぎていくと、いつしか露岩の尾根筋道に入り、左手に山好きの殿下として知られた秩父宮の夫妻レリーフが出現します。秩父宮の山好きDNAも今の皇太子に受け継がれているのかも・・


       .......秩父宮夫妻レリーフが嵌め込まれ岩壁が出現!、この辺りは「霧藻ケ岳」と呼ばれる.....
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13時半「お経(清)平」と呼ばれる鞍部で一服。さてこれからが大変!白岩山・大タワを越え雲取山荘への急登が待ち構えています。小生は急峻登りで足の痙攣を起こしてしまい一挙にペースダウン、最後尾で息を切らし苦難の連続。7ケ月ぶりの登山再開でろくにトレーニングしていなかったツケが襲う・・


   ........(左)お経(清)平、ここから小屋への登りが辛かった (右)雲取山荘に到着(ヘロヘロ状態).....
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約3時間の苦行の末、16時20分に雲取山荘にヘトヘト状態でようやく到着。体力慎重派の頂上回避グループは先に到着しており予想通り酒盛りで楽しく盛り上がっています。「辛かったですね~」と問いかけたら「大したことなかったですね~」と先行組からの回答・・。ガ~ン、つくづく自分の甘さを反省


   ........(左)大部屋に炬燵、皆で寛ぐ(食山人氏提供) (右)布団の波に埋もれてミニ宴会継続.....
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我々パーティは大人数18名、山荘予約は専用個室で部屋には炬燵があり皆は大喜び!早速に酒盛りに入って寛ぎ大いに盛り上がっていました。しかし夕食後は専用個室で楽しく二次会と思いきや、ハイシーズンで他の宿泊客が追加で送り込まれてきた~!布団も寝る場所も一転窮屈状態に・・(涙)


       .......(左)朧ろげだが幻想的な夕陽 (右)夕暮れの広場、テーブルで談笑する登山客.....
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就寝前に山小屋周辺を散策してみれば、山の端に朧ろげな夕日が見えていました。ダークブルーの空には一点の雲なく明日も好天は間違いなし!ギューギュー状態で寝苦しかったが睡眠はバッチリGET!


     ........(左)雲取山荘の夜は更けゆく、明日も好天! (右)山荘ランプは太陽光のLED照明.....
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★日本百名山「雲取山」登頂、奥秩父の懐の深さを実感


     .......(左)雲取山荘を朝出発(食山人氏提供) (右)崇高な朝の富士山、心洗われるネ~.....
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朝4時前に起床、自炊朝食・パッキング、各自出発準備を済ませて5時15分「雲取山荘」を出発。いよいよ雲取山の頂上に向かいます。右手を見れば朧ろグレーの空に冠雪富士山が静かに聳えている。
歩くこと30分、ついに日本百名山の頂上に!遥か先には飛龍山、奥多摩の大岳山も見えている。


      ......(左)雲取山頂上から遥かに飛龍山を望む (右)左奥は大岳山、右手前は御前山.....
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      .......(左)雲取山頂上にて集合写真(アキタカ氏提供) (右)雲取山避難小屋へと下る.....
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一昨年6月登った「和名倉岳」も眼前に鎮座している。山々の絶景を満喫し頂上で集合写真!朝のカラッとした空気の中を爽快な気分で、雲取山避難小屋へと下っていきます。今日も行程は長丁場~

                                「和名倉岳」登山の記事(2010年6月)はコチラから

     .......奥秩父連峰の名峰「和名倉岳」の遥か向こうは八ケ岳や軽井沢の山々が見える.....
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その後、三条ダルミ・狼平・三ツ山・北天のタル・・と延々アップダウンを繰り返し、飛龍山に向けて長い道は続いていきます。奥秩父の山は懐深いネ~。花の数は少かったけれど、白いイワウチワが綺麗でした。


      ...... 崖っ淵に整備された木道を行く、イワウチワオオカメノキなど春の花が咲いていた.....
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★石楠花道と輝くブナの新緑を満喫!


三ツ山周辺は一面のシャクナゲ道が続いています。でも今年の春は遅かったため全て蕾状態。6月満開期の壮観光景に思いを馳せ何とか咲いている花はないかと探したら、漸く赤い七分咲きに遭遇!


    ......(左)ハゲ岩・飛龍権現付近で一服 (右)素晴らしい石楠花(蕾だったが)群生の道が続く.....
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三ツ山西峰から笹の斜面を下り、北天のタル(鞍部)に8時到着。ここは雲取山の名湯「三条の湯」に繋がる分岐点。ここから岩中心の道や連続する桟道が続き、飛龍山への分岐(藪でやや不明瞭)に到着。9時20分飛龍山に登頂、昼食休憩はその先の禿岩で取りました。ここは抜群の展望です。


      .....(左)禿岩で昼食(食山人氏提供) (右)大月・御坂山塊越しに見る富士山雄姿.....
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      ........(左) 気持ちのいい道を歩き、サオラ峠はもう間近 (右)熊倉山周辺の急降下.....
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この後、熊倉山・サオラ峠・丹波天平と緩やかな下山道が続くのですが、輝くブナ新緑がとにかく綺麗だった!長丁場歩きで足腰に相当負担が来ていたけれど、美しいブナ光景には本当に癒されました。


    .......(左)丹波天平に向かう道(バイケイソウ群落) (右)生命力溢れる立派なブナの大木.....
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      ........(中)眩しく輝く新緑の道を行く (右)新緑とヤマツツジのゲートをくぐり下山.....
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★無事下山、奥多摩の温泉で疲れを癒す


朝5時過ぎに出発して歩くこと10時間近く、ようやく終点が近づいてきました。15時に下山した場所は多摩川源流部に近い「丹波山村」でした。帰りの電車が奥多摩駅なので当然ここは東京都と思っていたが後で調べてみたら山梨県北都留郡だった・・。フィニッシュは定番、温泉で疲れを癒しましょう。


  ....(左)最年長N島さん、足の事故に昔遭ったとは思えぬ健脚 (右)奥多摩風景(丹波山村)....
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    .....多摩川源流の丹波山温泉「のめこいの湯」、この時間があってこそ全ては報われる.....
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丹波山温泉「のめこいの湯」は道の駅「たばやま」に隣接。湯船で各自疲れを癒し、この2日間の長い山旅を噛みしめ直したことでしょう。湯上りに全員ビールで乾杯!お疲れ様でした~!老若男女の幅広いメンバーですが、皆様の健脚ぶりにはあらためて脱帽~!奥深き奥秩父の印象が蘇りました。


   ......乾杯!今回の山旅は相当厳しかったですが、皆さんの表情は充実感!(アキタカ氏提供).....
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                                                          おわり



次回は、「両親連れて恒例の家族旅行」:(後編)「塩田平の名刹、上田城」をお送りします。
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  by rollingwest | 2012-06-03 00:00 | ローリングウエスト山紀行 | Comments(66)