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<2014年10月25~26日>2014秋:「御座山」&「小諸・軽井沢」探訪(後編)

                        2014秋:「御座山」&「小諸・軽井沢」探訪(前編)より続く

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★昨年秋の山頂から見た夕日・朝日絶景 (前編記事のおさらい)


昨年のLAST登山は群馬・長野の県境に聳える200名山「御座山」(2112m)で締めくくりましたが、翌日に訪ねた浅間山噴火の奇勝「鬼押出し」と軽井沢郊外の見所を後編で紹介したいと思います。


      .....(左)御座山の頂上に立つ(我一人) (右)雲海に浮かぶ夕暮れの榛名山.....
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前編は無人小屋に一人で泊まり山頂から夕暮れ&日の出の大パノラマを独占満喫して大感動したことをレポートしました。御座山の岩壁頂上に立つとまさに360度大絶景!八ケ岳背後は雲海に浮かぶ南アルプス、右手遥か先には北アルプスの峰々島の如し、榛名山・妙義、尾瀬や越後の山々も俯瞰!

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   .....サンセット南アルプス、生涯で最大級の感動絶景!頂上で独占満喫したこの世の贅沢.....
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まずは余韻漂う夕刻絶景、日沈後も深い色を変化させて夕闇に包まれる静寂感が何にも替え難いレア体験。翌朝は雲海&南アルプスが変幻する光の芸術ショーを体験!夜明け前の黎明ブルーの中で頂上にて御来光を待つことに・・。雲海の幻想的光景が繰り広げられた後はついに感動のサンライズ!


    .....今度はご来光体験!雲海の空が染まり始め、山肌は朝日で真っ赤に染まる!.....
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           .....サンライズの光がついにキタ~!待ちに待った感動の一瞬!....
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世界に誇る美しい日本の山々のサンセット&サンライズ絶景を大俯瞰、RW生涯で特筆の印象が脳裏に刻まれたなア・・。下山後は朝から信州名所を数々訪ね紅葉を思いっきり満喫しました。小諸・懐古園の散策を楽しんだ後は、浅間山大噴火の溶岩庭園「鬼押出し」&「噴火博物館」へと向かいます。


      .....(左)朝の清らかな空気、千曲川と浅間山 (右)田園風景の浅間山を間近に!.....
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    ....(左)小諸「懐古園」の入口には堂々とした「三の門」 (右)さあ浅間山周辺の観光地へ!....
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★230年前の浅間山大噴火が生み出した溶岩奇勝「鬼押し出し」


「鬼押出し」は天明の浅間山大噴火(1783)によって生み出された溶岩の芸術庭園。火口で鬼が暴れ岩を押し出したという当時の噴火印象が名前由来となっています。ここを訪れるのは3回目、30数年ぶりの気がしますが、昨年の御嶽噴火もあり日本列島最大級の活発火山を再訪問してみよう。


            .....浅間山大噴火の溶岩庭園「鬼押出し」を訪ねてみる.....
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無数の巨大岩が広がる原野は幅3km・長さ12kmにも及び当時の噴火の激しさを今に伝える景観!狛犬岩・親子岩など色々な名前が付いた奇岩が鎮座し世界三大奇勝の一つに数えられます。

        .....(左)浅間山の麓も黄葉が真っ盛り (右)観音堂の惣門・ニ天像.....
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      .....(左)溶岩の参道を巡る人達 (右)溶岩の参道にて(浅間山をバックに).....
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惣門より浅間山が迫る散策路を歩いていくとゴツゴツした岩山が多数出現。岩間からは230年を逞しく生き抜いた植物が沢山あり、黒と緑のバランスが美しく異世界に来たようだ!溶岩芸術を楽しみ中央部の観音堂へと向おう。水盤舎・炎観音・鐘楼があり、秘仏の聖観世音菩薩が祀られています。 


      .....(左)溶岩の中に浅間山観音堂が見えて来た (右)浅間山観音堂の威容.....
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日本列島は世界有数の地震列島(世界地震の2割は日本で発生)であり火山王国ですが、その中でも危険度Aランク火山は13座(浅間山・阿蘇・桜島・磐梯山・伊豆大島・三宅島・十勝岳・有珠山・新潟焼山等)、名だたる「火の山」ばかり!浅間山・阿蘇山・桜島が最も活発な三大火山かもしれない。


    .....(左)浅間山と観音堂 (右)浅間山もここ数年内に大噴火が起きてしまうのか・・.....
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浅間山登頂は2008年に達成しましたが、真の頂上は噴火活動で近づけないため現在公式認定されたピーク「前掛山」で荒涼の爆裂火口の大パノラマを満喫しました。月の様な世界だな~と大感嘆!

                           <2008年5月>世界有数の活火山「浅間山」の登山記事

    .....(左)溶岩によって造られた奇岩オブジェ (右)北に草津・本白根の山々が広がる.....
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         .....一面の黄葉に彩られた広大な溶岩高原をバックに!満悦の気分.....
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★「浅間火山博物館」で噴火の恐ろしさを再認識


次は「浅間火山博物館」を訪ね、地球マントルの造山活動を勉強してみよう!1967年開設当時は火山専門の博物館は珍しく画期的であると注目されました。1993年に全面リニューアルして展示内容に最先端技術を取り入れ迫力の映像を体験、また浅間噴火の歴史や災害の恐ろしさも再認識できます。


   .....「浅間山噴火博物館」(鬼押し出しのすぐ近く)を訪問、巨大な岩石オブジェが出現.....
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        .....(左)エントランスも岩石洞窟 (右)火山噴火の演出仕掛けがセッティング.....
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当館に残された災害記録によれば、天明3年(1783)の4月に噴煙が立ち始め6月に火山礫が積もった後、7月に大爆発が連続したとのこと。LASTの大爆発で噴出した吾妻火砕流は、北斜面を流下して北麓の樹林帯を埋め尽くし鎌原村等多くの集落を破壊し埋没させたとこと。何とも恐ろしい~!


        ....地球の地殻構造・マグマ活動、浅間山噴火が起きた史実も映像再現.....
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世界事例を見ると巨大地震が起きた4年以内に近隣火山が大爆発を起こしている史実があります。富士山の平安・江戸時代の大噴火も同じ、東日本大震災発生してまだ4年、今年は要注意かも・・


      .....(左)溶岩に埋まり、その後掘り起こされた鐘堂 (右)浅間噴火の記録図.....
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★軽井沢郊外の魅力(その1):軽井沢高原教会&旧「三笠ホテル」


さあ次はRWには似つかわしくない軽井沢を探訪して見ようと思います。旧軽井沢銀座周辺の人混みには近付きたくないので今回は郊外の観光スポットを周遊して見ました。まずは数々の著名人が結婚式を挙げたことで有名な軽井沢高原教会(聖パウロカトリック教会)!結婚式は1年待ち予約だとか・・


        ....紅葉に輝く軽井沢の高級別荘 (RWには全く縁のない別世界).....
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   .....(左)黄葉が鮮やかだった「軽井沢高原教会」 (右)ウェディングドレスの新婦が登場!.....
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その次に訪問したのは軽井沢の象徴建築のひとつ「旧・三笠ホテル」。多くの外国人や歴代の有名人(乃木希典・渋沢栄一・団琢磨・近衛文麿・有島武郎等)が宿泊し客室30に対して定員40人という贅沢ぶり!「軽井沢の鹿鳴館」と呼ばれ、今見てもモダンな芸術的な建物だと大いに感銘しました。


       .....気品あふれる「旧・三笠ホテル」(明治後期の純西洋式の木造ホテル).....
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やや狭い玄関に入ると正面に2階階段があり、左右に廊下が延びています。フロントには漢数字で書かれたキーボックスの部屋にはベッド・机椅子・暖炉・洋服箪笥・トイレ・バスが基本セットで置かれている・・


     .....(左)真っ赤な紅葉に青空、様式美建築が映える (右)2階テラスへの階段.....
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       .....(左)貴賓客を迎える応接間 (右)宿泊部屋のベッドも実にお洒落.....
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国重要文化財に指定建築は日本人自身が純西洋式木造ホテルを立派に建設した点が高く評価!マッサンの国産ウイスキー同様、海外のより良いものを取り入れようとする明治期の進取精神が窺えます。


          .....(左)紅葉が絵画の様な室内テラス (右)雰囲気ある廊下の奥行き.....
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   .....これぞ軽井沢の象徴風景、並木道も鮮やかな錦秋を迎えていた.....
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★軽井沢郊外の魅力(その2):「雲場池」で満喫した鮮やかな紅葉


JR軽井沢駅から旧軽井沢に続くメインストリートを進み、左手方向に行くと「雲場池」(kumobaike)が出現。池の周囲には散策路があり1周20分の歩きが楽しめ、大自然の木立が心と体を癒してくれます。


               .....軽井沢の自然を代表する「雲場池」、まさにロマンチックな幻想風景!.....
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   ....雲場池の脇にも数々の高級別荘、お洒落な建築だネ~!(やっぱ軽井沢だ・・)....
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雲場池は地元では「おみずばた」と呼ばれ松や楓に囲まれた緑豊かな池。池の周囲は遊歩道が整備され四季折々の変化を見せる軽井沢の自然を身近に感じる事ができます。写生や散歩を楽しめる憩いの場、近隣には外人墓地や美術館もあり軽井沢を訪れる人々に昔から親しまれてきました。


      .....軽井沢の紅葉の極致、森と泉に輝く夢の世界を大いに堪能あれ!....
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快晴で紅葉真っ盛りの日曜日、ここでは静寂な雰囲気を独占できるなんて夢の夢、芋の子洗いの如く押し寄せる観光客の行列に揉まれながらも「軽井沢の秋」の素晴らしさに納得するRWでした。


           .....雲場池の紅葉と水鳥、羽ばたいた水面に波紋が広がる.....
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★軽井沢郊外の魅力(その3):ジョンレノン家族が長期滞在した「万平ホテル」

さて最後はRWが最も訪ねたかった軽井沢屈指の歴史ある「万平ホテル」、ジョンレノンが1977~1979年の3年間、家族水入らず(愛妻ヨーコと息子ショーン)で軽井沢の夏を過ごした思い出のホテルにご対面


   .....(左)歴史ある「万平ホテル」 (右)かつてジョンレノン家族が長期滞在したモダンなホテル.....
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創業は明治27年(1902)、江戸時代後期に旧・軽井沢銀座で旅籠「亀屋」を営んでいた佐藤万右衛門が当時の外国人が避暑で長期滞在できるように純西洋風ホテルをこの地に建築したことが始まり。皇室や各界著名人にも愛された日本を代表するクラシックホテルはまさに品と風格に溢れていました。


            .....(左)万平ホテルの入口ロビー (右)豪華なメインダイニング.....
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フロント右廊下奥にはRW目的の資料室があり、そこには数々の展示物とともにジョンレノン家族が避暑で過ごした微笑ましい幸福時間の写真パネルが飾られていました。ジョンがお気に入りだったピアノも・・


     ...(左)万平ホテルの資料室 (右)一番奥のジョンレノン家族が過ごした写真がパネル展示.....
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ジョンレノンが暗殺されて35年を迎えますがこの3年間は彼が最も幸福感を味わった時期で「ジョンレノン家族生活」という写真集も出版されました。3人は「鬼押出し」も訪ね観音堂で鐘もついている微笑ましいスナッップも・・。今年はビートルズが解散して45年、5年後は再び当地もブームになることでしょう。


    .....【1977~79】ジョンは愛妻ヨーコと息子ショーンと人生で一番いい時間を軽井沢で過ごした.....
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                      <2010年12月>ジョンレノン生誕70年、暗殺30年時の記事
                             

今日は朝から浅間山&軽井沢の魅力をタップリと味わえました。軽井沢の長期避暑滞在なぞ全く縁がないRWにとっては新鮮光景の連続でした!ビンボー症なのでガシガシ廻っている方が性に合います。


            .....(左)帰路に就く (右)妙義山・高岩の絶景(ネット写真).....
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渋滞になる前に高速道路(碓井・軽井沢ICに15時)に入ったので帰路はスムース、夕方には帰宅できました。2日間の思い出を噛みしめながら缶ビールでほろ酔いの夕食。山準備を予め整えておき、快晴が予想される日に気ままに出かけて無人小屋宿泊の山旅。この余裕パターンも結構いいもんだ!


        .....(左)万平ホテルのテラス (右)木漏れ日の散策路で愛を語らう(?)ニ人.....
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                                                         おわり

 

  by rollingwest | 2015-01-13 22:44 | 旅の風景 | Comments(102)

<2014年10月25~26日>2014秋:「御座山」単独行&「小諸・軽井沢」探訪(前編)

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★日本200名山・「御座山」(おぐらやま)・・、隠れたお宝物の名峰!


今年最後の登山は群馬・長野の県境に聳える200名山「御座山」(2112m)で締めくくりました。「八ケ岳」と「両神山」(奥秩父)の中間点にある山ですが、山名を聞いても殆どの方が知らないと思います。実は穴場の感動名峰だった~!山容姿も頂上からの大パノラマも素晴らしい~の一言に尽きます!


    .....「御座山」は奥秩父と八ケ岳の間にある日本200名山、無名だが推奨の名峰!.....
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この山を登るのは実に簡単・・2時間半で頂上に立てますが、山奥にあり交通の便が悪いため登山口までのアプローチが長いのです。山頂無人小屋で泊まり夕暮れ&日の出の大パノラマを満喫しようと、RWはかねてから計画を立案。快晴の週末を狙って、いつでも出掛けられるように準備万端状態


       .....中部横断自動車道の佐久小諸付近、ついに「浅間山」が近付いてきた!.....
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10月25~26日は安定的な秋晴れ予報・・、ヨッシャ、キタ~!RWは車に登山用具を積んで朝7時に自宅を出発。関越・長野道の佐久小諸ICから南下して千曲川沿いに奥秩父方面へと向いました。


        .....「千曲川旅情」を感じながら源流へ向う。堰堤の流れが印象的な光景.....
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        ......小海を通過してさらに支流の道を行く。「相木川」の流れは清冽な印象.....
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北相木村は長野県東部に位置する人口8百人の過疎村、見渡す限りの緑と川音だけが聞こえる何もない山奥風景ですが心が落ち着かされます。おお「御座山」が見えて来たぞ!まさに神座の山・・


    ......(左)山奥源流へと入り「北相木村」へ (右)ついに「御座山」が全容現す!貫録の姿.....
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★避難小屋に宿泊、山頂で360度の夕暮れ大パノラマを満喫!


       ......(左)白岩登山口の駐車場に到着  (右)カラマツ林の登山道を歩き出す.....
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13時30分白岩登山口に到着、紅葉のカラマツ林の道を歩き始めます。1時間程歩くとシャクナゲが生える岩場「見晴し台」へ到着(浅間山が俯瞰)、さらに40分登ると「前衛峰」、ここから最後のキツイ登り


       .......(左)1時間程で「見晴し台」へ到着  (右)浅間山の稜線が見えてきた!.....
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           ......(左)前衛峰に到着 (右)うだの沢トーミから最後の登り.....
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16時に避難小屋に到着。2002年に建替えられた小屋の内部は床板張りで清潔感に溢れています。でも紅葉ハイシーズンで大パノラマが楽しめる山なのに宿泊者は自分だけ・・、人気薄の山だネ~と再認識


       ......「避難小屋」に到着、登山客は誰もおらず今夜は一人ぼっちの自炊宿泊.....
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山小屋から少し登ると頂上部へ出ます、ナ・ナ何という絶景だ~!いきなり眼前には八ケ岳が出現!さらに先の断崖絶壁に頂上標識が見えている。RWは興奮状態で頂上を極めてセルフタイマーで自写


       ......(左)夕暮れの光雲を被った「八ケ岳」 (右)頂上部絶壁から見る北相木村.....
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  ...... 誰もいない夕暮れの「御座山頂上」に立つ!感動の大絶景を一人占めして大満足!.....
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頂上に立つとまさに360度の大絶景!八ケ岳の背後は雲海に浮かぶ南アルプスが島の如し!右手遥か先には北アルプスの峰々が延々と連っている!右から後立山名峰、槍ヶ岳も俯瞰できる!北東部は榛名山・妙義、奥には尾瀬や越後の山々まで見えるではないか!空気が澄んでいるネ~


              
    .....(左)サンセット絶景!「八ケ岳&南アルプス」 (右)「北アルプス」の全景も俯瞰できる!.....
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        ......(左)雲海に浮かぶ夕暮れの「榛名山」 (右)秩父の名峰「両神山」.....
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          ......「浅間山」の夕暮れパノラマ・・、シ~ンとした空気が横たわり続ける... 
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眼前には浅間山の雄大山容、右はギザギザした奥秩父の両神山、雲海に浮かぶ山々が素晴らし過ぎる~!こんな光景を独占で楽しんでいいのかいな・・。夕暮れパノラマは時間経過につれ彩色が変化し食い入るように見入ってしまった。雲海&南アルプスが変幻する光の芸術ショーを得と御覧あれ~


  .....夕陽が山の端に沈み始めると、南アルプスと雲海のイルミネーションが変化躍動し始める.....
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   .....RWの眼前で「南アルプス連峰」は彩りの絵画を次々描きながら徐々に光を失っていく・・.....
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さて日が暮れれば山小屋で就寝準備を整え自炊夕食。コンロで温めたおでんを摘まみながらビールで乾杯~!日本シリーズ(ソフトバンクVS阪神)のラジオ実況を聞きながら19時過ぎに寝てしまいました。しかし睡眠6時間で十分なRWは夜中1時過ぎに目が覚め、もう眠れない。朝まで結構冷えました~


     ......(左)寝袋を敷き、夕食の準備開始  (右)おでんを肴にビールで一人乾杯!.....
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    .....放射冷却の夜で寝袋に包まる。夜中のオシッコで見た暗闇に浮かぶ木々のオブジェ.....
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★翌朝は御来光の大絶景!

朝4時、朝食を済ませ、寝袋・ザックを詰めて出発準備完了!5時は真っ暗でしたが徐々に明るくなってきた!黎明ブルーの中で頂上に再び立ち待機、御来光を待つことに・・。またも雲海が幻想的光景


   ......夜明け前に再度頂上へ!今度はサンライズ芸術を楽しもう!黎明の山頂でその時を待つ.....
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       ......日の出方面は薄暗いオレンジ、反対側の山々は明るい薄暮で水彩画の如し.....
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山頂で待つこと30分、黎明の空は刻々と色彩を変化させ両神山(ギザギザ山頂)の右から太陽が昇って来た~、大感動!過去、美しい御来光を数々体験しましたが頂上で独占して見たのは初めて!


    ...... いよいよ太陽が昇って来た!360度の大パノラマが時間とともに色合いを変えて行く.....
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    ......(左)山肌が朝日で真っ赤に染まる! (右)ついにキタ~!両神山右手から日の出!.....
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夕暮&御来光パノラマを一人占めで楽しませてもらった御座山頂上ヨ・・さらば!一生想い出に残る壮大光景が脳裏にシッカリ刻まれました。1時間半の爽快な下山で駐車場に到着!今日も大快晴~!


         ......朝日が差し込む気持ちのいい山道を下る。軽やかな1時間半の歩き.....
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    ......(左)駐車場のマイカーが見えて来た!下山完了  (右)再び千曲川の道を快適ドライブ.....
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さて今日は朝から、信州の名所を数々訪ねて紅葉を思いっきり満喫してみよう!これから小諸・懐古園、浅間山・鬼押出し、軽井沢へと向います。雄大な浅間山が青空に映えて実に美しかった~!


        ......(左)千曲川と浅間山 (右)稲が刈られた田園風景、浅間山を間近に!.....
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★小諸なる古城のほとり・・「懐古園」を訪問


「懐古園」は小諸城址に残る「三の門」や苔蒸す野面積の石垣、樹齢500年の大欅、四季折々の風情が楽しめる公園です。RWは初訪問だったのでジックリと園内を散策しました。仙石秀久により完成された日本百名城は城下町より低い位置に築かれ「穴城」と呼ばれる全国で珍しい建築形態です。


        ......小諸の古城「懐古園」を初めて訪ねる。迫力ある「三の門」を通過して入場.....
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    .....(左)仙石秀久(秀吉時代の小諸城主)が築いた穴城 (右)威厳ある黒門跡の石垣.....
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       ......(左右)紅葉の坂道を登り黒門跡へ向う  (中)千曲川旅情の歌のパネル.....
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初代藩主・仙石秀久は、大手門・石垣等の城郭整備し小諸城下町や街道の整備を行い現在原形を築いていきました。その後城主は徳川・松平氏、越後から移封された牧野氏と変わり街の発展に繋がっていきました。明治時代になると小諸城に「懐古神社」が祀られ城内を「懐古園」と呼ぶことに・・


              .....(左)「懐古神社」に参拝  (右)霊験あらたかなる鏡石.....
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       ......(左)菊祭り馬場の紅葉は目を見張るばかり! (右)水の手展望台からの風景.....
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島崎藤村が小諸に来たのは明治32年のこと。かつての恩師に招かれて小諸義塾に赴任しました。小諸で過ごした6年間で「雲」「千曲川のスケッチ」「旧主人」等が生まれ、大作「破戒」が起稿されました。「藤村記念館」には藤村の小諸時代を中心とした作品・資料・遺品が多数展示されています。


        .....「島崎藤村」記念館 「小諸なる古城のほとり」・・藤村「落梅集」の冒頭詩.....
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             ......「富士見台」からの景色を満喫して、再び「三の門」に戻る.....
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★続きの後編レポートは来年1月にお届けします!


小諸の後は、浅間山大噴火の溶岩庭園「鬼押出し」&「噴火博物館」を訪問、最後は軽井沢の紅葉名所を訪ねて夕方には自宅に戻りました。この後編レポートは来年早々の記事で公開致しましょう。


     ......(左)「鬼押出し」溶岩群の参道(浅間山を背景に)  (右)広大なる黄葉の大平原.....
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            ......(左)「軽井沢高原教会」の黄葉 (右)軽井沢の並木ロード.....
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        ......(左)豪華で威厳ある「旧・三笠ホテル」  (右)「霊場池」の鮮やかな紅葉.....
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今回撮った絶景は実に大感動!何枚もシャッターを切りまくったなア・・。通常はお蔵入りさせない写真を沢山捨てたのは残念・・。サンセット大絶景の捨て難い写真を再度掲載して記事を終わりにします。


         ......再び山上の大パノラマをご堪能下さい!夕方の光を浴びる「八ケ岳」.....
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     ......雲海の「南アルプス」、中央左が日本標高2位「北岳」・3位「間ノ岳」、右に「甲斐駒」.....
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今回ミニ旅はRW生涯で特筆される印象が脳裏に刻まれました。世界に誇る美しい日本の山々の素晴らしいサンセット&サンライズを大俯瞰できたこと。噴火したらもう見られないかもしれない浅間山の大絶景。そしてRWとは無縁なる高級保養地・軽井沢で満喫した紅葉風景・・。思い立ったら吉日!


      .....日が沈んだ後も深い色を変化させ夕闇に包まれていった。余韻漂う夕刻の絶景.....
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                                                         おわり

  by rollingwest | 2014-11-18 00:00 | ローリングウエスト山紀行 | Comments(132)

<2014年9月27~28日>「新潟焼山」:雲上パノラマと紅葉の大絶景

エキサイトブログのシステム改修でコメント入力時に画面認証欄が追加されました。この画面が出てくる方は、表示されたアルファベット・数字を正しく入力頂くようご留意願います。

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★「新潟焼山」リベンジ登山

黒姫山・単独行(7月下旬)は、当初マツ氏と一緒に「新潟焼山」とのパック登山計画でしたが天候急変で焼山は中止、9月再挑戦を誓い合い今回リベンジ実現!久しぶりのテント泊も体験し楽しかった~

                               <2014年7月>北信濃・歴史旅&「黒姫山」登山 


          ......「新潟焼山」(日本300名山)は妙高エリアにある日本有数の活火山......
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「新潟焼山」は妙高エリアに聳える活火山、2006年に登山規制が漸く解除されました。隣接する妙高・火打山が大人気なのに比べて焼山はネームバリューが薄く登る人は殆どいません。しかし実際に登って見ると「かくも素晴らしき絶景パノラマを満喫できる魅力的な山だったのか~!」と目から鱗でした。


         ......当日は快晴に恵まれ雲海と紅葉の絶景を大いに満喫!......
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      ......焼山頂上からのパノラマはまさに360度大絶景!大躍動する雲海群......
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9月27日練馬駅近くでマツ氏を拾いマイカーで関越道から上信越自動車経由で妙高方面へ。昼食は信州蕎麦を・・と店を探して入るタイミングで「11時52分御嶽山が噴火」のニュースが飛び込んできました。この時点では大災害になるとは夢にも思わず我々は他人ごと感覚で漫然とニュースを聴いていました。


  ......信州の里で昼食(蕎麦)時に「御嶽噴火」ニュース!この時は大災害になるとは想像もせず.....
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実は新潟焼山も御嶽山と同じで「活発23火山」の一つ、40年前(1974)の大噴火で登山者3人が死亡しているのです。昨年秋に火打山を登った時は、眼前に迫る焼山には小噴煙が上がっていました。

                                    <2013年10月>「火打山」雪景色の登山  


 .....日本はまさに火山列島、全国の活発23火山、40年前に大噴火した焼山(昨年秋の雪姿)....
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「自分が登っている時に火山噴火が発生するとは思えない・・」確率論としてはほぼ正しいですが、何が起こるかは誰も予想しえない!直近の富士山噴火も宝永大地震の数年後に発生しているし・・





★今年3回目の北信旅情を満喫し笹ヶ峰キャンプ場で野営


    ......「北信五岳」の両雄「黒姫山&妙高山」、黒姫は今年7月(2ケ月前)に初登頂......      
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いよいよ北信濃エリアへと入ってきました。この地域は夏の黒姫山登山・野尻湖探訪、秋の飯山街道旅(小布施)も含めて今年3回目でRWのマイブームになっており妙高・黒姫の山々が見えると、帰って来たゾ~と声をかけたくなるような気持ち。何度来ても心が癒される日本の原風景をまたも味わえました。


   ......(左)2ケ月前に探索周遊した「野尻湖」 (右)「小林一茶」歌碑&名峰「妙高山」......
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                               <2014年晩夏>北信「飯山街道」(小布施)の旅 


      ......笹ヶ峰に向う途中で素晴らしいススキ草原が出現!秋が深まりつつある......
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「笹ヶ峰キャンプ場」に15:30到着、明朝5時に登山開始する計画なのでここで野営することに・・。笹ヶ峰でのキャンプは中学夏行事以来で実に懐かしい~!各自が一人用テントを設営完了して準備万端!


      ......「笹ヶ峰キャンプ場」も紅葉が始まっている。40数年ぶりにここでキャンプ......
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  ......(左)笹ヶ峰ビジターセンター (右)テント設営!(昔に比べたら本当に簡単になったなア)......
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秋の日暮は早く16:30を過ぎるともう暗くなってきました。マツさんと明日の無事登山を祈念してビールで乾杯!おでんを突つきながらヘッドランプ前夜祭を済ませ18:30就寝。夜は結構冷えましたね~!


  ......おでん(マツ氏持参)を肴にビールで乾杯!話を咲かせて就寝、、満天の星は凄かった!.....
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★新潟焼山への登山出発(往復11時間の長丁場)


4時に起床し朝食と登山準備を整え(テントはそのまま)、車で杉沢橋登山口まで行きました。ヘッドランプを装着して5時に登山開始。まだ真っ暗ですが夜明け空には一点の雲もなく快晴が見込めます。


     ......杉沢橋登山口を5時出発!真っ暗な中でヘッドランプを付けて歩き出す......
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1時間半程登っていくと第1徒渉地点(渓流への出合い)を通過、本コースは4ケ所徒渉地点があり、豪雨増水時は危険な場所となります。しかし秋の水流は少なく穏やかで難なく渡ることができました。


        ......(左)渓流沿いのコースを登り行く (右)トリカブト達の華麗な舞踏会!......
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     ......第1・第2徒渉地点は警戒したものの、水量は比較的少なく安全に通過......
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徒渉点途中で「焼見台」という地点を通過。ここに来ると「焼山」が突然雄姿の全貌を現し最初の感動を味わえる場所なのです。実に格好よく風格が漂う名峰だ!と誰もが認識してしまうことでしょう。


    .....「焼見台」に到着!文字通り「新潟焼山」の威厳ある姿を完全俯瞰できる展望路......
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    .....豪雪地帯であるため水流で深く刻まれた渓谷は見事!焼山コラボ風景も素晴らしい....
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6:40に第3徒渉地点を通過、標高を上げるに従って紅葉は徐々に鮮やかな色へと変化してきた。最後の第4徒渉地点に7:40到着。ここは貴重な水場ともなっており冷たい水が実にうまかった・・!


       ......今年は秋の訪れが早い!9月下旬の山は紅葉が結構鮮やかだった......
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   ......(左)今回コースは往復11時間の長丁場 (右)第4徒渉地点では美味い水が飲める.....
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ここから廿楽折りが始まり草藪続きでしたが、徐々に視界が開けて来た!糸魚川エリアの日本百名山「雨飾山」が見えてきたゾ!2009年に山仲間・食山人氏(九州名峰を同行)の百名山達成を皆で祝ったことが懐かしい。ここからも双耳峰であることがよく判別でます。紅葉は更に深まりつつある。


      ......(左)「雨飾山」(日本百名山)の雄姿 (右)赤黄緑のコラボが見事に映える.....
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                       <2009年8月>「雨飾山」(食山人氏の百名山達成祝)登山


   ......(左)深い谷間彫刻は豪雪によって生み出された光景 (右)雄大に横たわる岩壁......
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開けたコースの右手を見上げると紅葉の垣間から焼山のギザギザした頂上部が見えてきました。北ア岩峰や北海道ニペソツ岳に似た威厳ある姿!9:20「富士見峠」(金山方面からの分岐合流) に到着!ここから暫くした所に「泊岩」分岐がありに岩の洞窟にトタンを張った「泊岩避難小屋」がありました。


     ......(左)富士見峠から金山の稜線を俯瞰 (右)焼山の岩峰を真下から見上げる......
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  ......富士見峠からすぐに泊岩分岐へ到着、紅葉が見事!岩窟を利用した「泊岩避難小屋」......
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★岩峰の迫力コースを登れば雲海の大絶景!


泊岩を過ぎればいよいよ最後の登り!噴火口・頂上に向けて巨岩を仰ぎ見ながらの大迫力登山コースへと変貌してきた。噴火の大巨岩には驚愕~!噴火のエネルギー・威力とは想像を超えるレベルだ!


    ......(左)巨岩・崖ガレ場を登り肩稜線を目指す (右)後続の登山者を見下ろす......
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      ......噴火の大巨岩の脇を通解し、ついに頂上部の肩稜線へと登り上がった......
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後ろを振り返ってみれば雲海絶景、眼前には巨岩・絶壁が迫る!そしてさらに登り進むと 40年前に大爆発した噴火口が左手に見えてきた!噴火の破壊力が激しく物凄かったことがよく判ります。


       ......(左)最後の岩峰を攀じ登る (右)大雲海の岩峰、登山者は蟻の如し......
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     ......(左)巨大な爆烈噴火口  (右)大岩峰の頂上↓に佇む人、これは凄い光景だ!.....
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11:00苦戦しながらやっと頂上へと立ちました。結構きつかった~!鮮やか躍動的な大パノラマには大感動! 360度の青空に足元には大雲海が沸き立っている!大絶景にはもう言葉もありません!


       ......山頂に立つ!「火打山」(昨年秋に制覇)をバックに満足顔のRW......
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 .....澄んだ秋空に雲海が足元に湧き上がる!こんな360度絶景を俯瞰したのは久しぶり!.....
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目の前には昨年登った「火打山」背後に「妙高山」!さらに「雨飾山」、北アルプス・「後立山連峰」、雲海の遥か彼方には「八ケ岳」も見える!空気が澄んで稜線が明確に識別でき、素晴らし過ぎる~!


   .....(左)昨年登った「火打山」、背後に「妙高山」 (右).雲海の彼方に「八ケ岳」が見える!.....
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    ......(左)頂上部は穏やかな稜線路 (右)北アルプス「後立山連峰」名峰群が雄大!......
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××は高い所に登りたがる・・、RWは頂上部目の前に聳える独立岩峰の上に立ちバンザイポーズを決め込んでみました!雲海360度パノラマのど真ん中に立つと大絶景を完全一人締めした様な気分で実に爽快でございました!ところで皆さんRWが立った巨岩は、螺髪姿の岩仏様に見えませんか?


      ......(左)トレイルランニング集団が駆け上がってきた!(右)頂上部に立つと大歓声!......
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    ......頂上部近くの絶壁岩に立ってバンザイするRW!最高の絶景と開放感でした!.....
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★無事下山!山の楽しみは安全が確保されてこそ・・


           ......いざ下山!山風景は快晴の日光に映えて秋の風情深まる......
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頂上で絶景満喫のビール&昼食は正に至福時間!11:40下山開始、4時間半近くの下りが始まりますが陽光は増し紅葉を一層照らし出しています。眩しき光景は長丁場を忘れさせてくれるネ~!


          ......やはり青空と豊富な光があれば紅葉の輝きと美しさが一段と増す......
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            ......長丁場の帰りだったが深まりゆく秋を楽しみながら下りてくる......
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しかし最近、自分の体力が落ちてきているなア・・と実感します。ここ数年ヘバリ気味だった同行マツ氏の方が今回は本来のペースを取り戻して快適のコンデション。小生は足の捻りも気にしながら結構苦戦の下山でした。しかし噴火にも遭遇せず、無事に何とか11時間も歩き通せて、めでたしめでたし・・


    ......16時過ぎに無事下山!安全な登山こそ第一番・・!笹ヶ峰キャンプ場のテントを撤収......
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下山後に御嶽山ニュースを見ると、何と30数人心肺停止の重大災害だということを知り暗然とした気持ちに・・。あれから1ケ月、ついに死者は57名・行方不明者6名という戦後最悪の火山災害となってしまいました。犠牲者の方々には心から哀悼申し上げます。まさに災害列島日本を象徴する2014年


  ......(左)御嶽山がこんな大災害に見舞われるとは・・ (右)思い出の御嶽山登山(2001GW)......
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日本列島は地震・噴火災害と引替えに、大陸プレート凝縮によって生み出された大自然の造形美や豊かな緑・豊富な温泉に恵まれた世界的な財産があります。安全第一を心がけ日本の山の魅力を満喫したいものだ。それにしても、新潟焼山とはかくも素晴らしきお宝名峰だったとは・・目から鱗でした!


    ......日本の山の険しさ・美しさ、温泉や四季の恵み・・、まさに世界的に誇れる貴重な財産......  
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                                                         おわり

  by rollingwest | 2014-10-25 00:00 | ローリングウエスト山紀行 | Comments(100)

<2014年7月27~28日>北信濃・歴史旅&「黒姫山」(200名山)登山

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★信越国境に聳える名峰群



長野県北部には「北信五岳」と呼ばれる妙高高原・野尻湖を囲むように聳え立つ名峰群があります。妙高山・黒姫山・戸隠山・飯綱山・斑尾山がその五岳ですが、隣接・新潟県南西部までエリア拡大すれば青海黒姫山・雨飾山・焼山・火打山・高妻山も範疇に入り「信越国境10名峰」と呼ぶべきでしょう。


        ......長野県北部の名峰を「北信五岳」と呼ぶ。今回は黒姫山に挑戦.....
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上記10名峰の中でRWが実際登頂したのは雨飾山・火打山・高妻山・飯綱山の4座のみ。故郷新潟県も含むエリアなのに意外と登っていないなア・・と再度認識し、今回は野尻湖を包み込み北信濃に聳える「黒姫山」(優美で丸味を帯びた姿が印象的)に挑戦!やっと10名峰の半分を登頂実現か・・


   .....(左)雨飾山(2009夏)食山人氏・百名山達成祝 (右)火打山から北アルプス絶景(2013秋).....
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本来はマツ氏と一緒に焼山にテント泊で登る予定でしたが、急遽天気予報が豪雨に変わり山行を秋に延期、小生は翌日の黒姫山登山計画で既にホテル予約していたため単独行で行くことにしました。

                                「雨飾山」登山(2009年8月)の記事はコチラから




★【1日目】:北信濃・歴史探訪旅(小林一茶の里を訪問)


今回の計画変更(焼山を秋に延期)で、1日目は北信濃エリア(野尻湖周辺)の歴史&考古学探訪旅へと切り替えることにしました。まずは芭蕉・蕪村と並ぶ三大俳人「小林一茶」の史蹟を訪問しよう!


   .....関越道から長野自動車経由で野尻湖周辺の歴史&考古学探訪へ(↓クリッククで拡大表示).....
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「我と来て遊べや親のない雀」・・。野尻湖近くの信濃町柏原は江戸時代の俳諧師「小林一茶」の生誕地かつ終焉地です。ここをジックリ探訪するのは大学3年生以来、あれから30数年が経つのか・・


      ......(左)小林一茶の旧家(終焉地) (右)柏原に佇む一茶の立像.....
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「やれ打つな蝿が手を擦り足を擦る」・・。旧家の近くには一茶記念館があるので訪ねてみることに・・。館内は一茶に所縁ある品々が展示され、北国街道の宿場町「柏原」ジオラマ模型もあるぞ!


       ......(左)小林一茶記念館の外観 (中)一茶像 (右)数々の展示物.....
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       ......(左)一茶が生まれ育った柏原宿(北国街道の宿場町)のジオラマ......
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「やせ蛙 負けるな一茶これにあり」・・。記念館脇には大きな庭園があり、茅葺屋根の風情ある建物「俳諧寺」が見えてきました。傍らには一茶像と上記句碑が建てられていました。寺からの階段を下り園内を周遊すると随所に一茶の名句に触れることができます。 「初夢に故郷を見て涙かな」・・。


      .....(左)俳諧寺の脇に佇む一茶像 (右)句碑「初夢に故郷を見て涙かな」.....
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      ......(左)風情ある茅葺きの「俳諧寺」、 (右)天井には数々の一茶俳句が.....
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「めでたさも中位なりおらが春」・・。柏原から江戸に出て俳諧の西国修行で腕を磨いた一茶ですが、晩年は故郷に戻り、継母との遺産相続争い・子や妻を亡くしたりで必ずしも幸福な人生とは言えませんでした。でも故郷に残した俳句文化は素晴らしい・・! 「これがまあ終ひの住処か雪五尺」・・。


       .....「小林一茶旧宅」(終焉の地)、晩年の質素な暮らしが窺える囲炉裏端.....
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      ......(左)一茶の弟が住んだ屋敷 (中)一茶終焉の地(石碑) (右)一茶の墓.....
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★【1日目】:北信濃・歴史探訪旅(野尻湖湖畔&ナウマン象博物館)


次は野尻湖畔を散策してみよう!斑尾山(東)と黒姫山(西)に挟まれた標高654mの高原に位置しており面積は4.6km2、長野県では諏訪湖に次ぎ2番目に大きい天然湖です。古くは信濃尻湖(長野の端ッコの意味)と呼ばれ変化して野尻となりました。また湖の形から芙蓉湖という別名もあります。


            ......北信濃観光地のシンボル「野尻湖」の湖畔・桟橋風景.....
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ここはナウマン象化石が出土する湖としても知られており1962年から湖底や湖畔での発掘調査が始まりました。今も3年に1回、発掘ボランティアを募り大衆参加という形の発掘調査が行われています。


     ......(左)ナウマン象化石発掘地(立ち上がってるゾ~) (右)野尻湖ナウマン象博物館.....
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「ナウマン象博物館」を見学してみよう!いきなり化石から復元された実物大のナウマン象とオオツノジカが出現!湖底から発掘されたナウマンゾウの臼歯(発見当初は湯タンポ化石と呼称)や旧石器時代の人骨やナイフ形石器なども展示されており古代像と旧石器人類が共存していたことが証明されています。


       ......(左)ナウマンゾウの臼歯(奥歯) (右)実物大で再現された象、ドデカイゾ~!....
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      ...... ソウギョ(野尻湖捕獲)、野尻湖原人・他国原人の頭蓋骨、ナイフ形石器も展示.....
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象の名前由来は日本地質研究に大きな貢献をしたナウマン博士(明治政府が招聘したドイツ地質学者)の名前に因んでいます。彼は日本の地質構造研究にも大きな成果を残した偉大な学者であり、昨年秋「糸魚川フォッサマグナミュージアム」を見学した時に詳細記事を紹介しておりますので御覧下さい。


   .....エドムント・ナウマン博士(1854~1927):日本列島地質解明や古代像の化石研究で有名.....
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                     「フォッサマグナ断層」(ナウマン博士が名付け親)の解説記事はコチラから 

野尻湖には「琵琶島」という小島があり、真っ赤な鳥居が立ち宇賀弁財天が鎮座しています。島には上杉謙信の軍師「宇佐美定満」の墓があると聞いてビックリ!わが故郷柏崎には宇佐美定満が築城した琵琶島城址があるからです。「琵琶島の地名は野尻湖に所縁があったのか・・」と目から鱗!


    ......野尻湖の真ん中に浮かぶ「琵琶島」、弁財天が祀られ観光船も往来している。.....
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   ......上杉謙信の軍師「宇佐美定満」と柏崎・琵琶島の地名由来の縁を初めて知った!.....
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北信濃の歴史・考古学を十分に勉強させて頂き、宿泊ホテル「アスティくろひめ」へと向いました。黒姫山登山に向け湯に浸かりビールで前祝い、明日の天気予報は快晴予報!大いに期待できると糠喜び


       ......野尻湖畔に別れを告げ、今日は黒姫高原スキー場近くのホテルに宿泊.....
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★【2日目】:終わりよければ全てよし~!黒姫山(日本200名山)登頂


       ......「黒姫高原スノーパーク」より、いざ出発!霧に覆われて何も見えない・・....
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朝起きて青空かと思いきやみれば何と曇りではないか・・!快晴予報だから朝霧は晴れる筈と信じ、黒姫高原スキー場から小泉登山道を登って行きました。冬はスキーヤーで賑う高原には人影は殆どなし


    ........8:50出発!雨露の残るガス立ちこめたスキー場ゲレンデを登り標高を上げて行く。.....
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        ......ゲレンデから「小泉登山道」を登って行くと背後には野尻湖が俯瞰!.....
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真夏なのに紫陽花が盛りを迎え、北信濃の季節に1ケ月程タイムラグがあることを感じさせます。リフト最高所の裏からはゲレンデは狭まり山道となります。出発から1時間40分程で姫見台に10:30到着。


            ......ガクアジサイやオオバギボウシが随所に咲き誇っていた!.....
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     ......(左)「姫見台」到着、急登開始 (右)「黒姫乗越」から頂上まではあと50分.....
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姫見台からは急な登りが続き、ここが一番きつい・・!12時前、黒姫乗越に到着して昼食を摂りました。依然ガスは晴れない。快晴予報は外れてこのまま視界不良の登山道を歩かされるのか・・?(泣)


        .....豪雪地帯の深い森林風景、真っ白なガスの中を歩き続ける・・.....
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12:50黒姫山の頂上に到着!依然霧の中でガックリ・・(涙) 仲のよさそうな夫婦が楽しく語らっており記念写真を1枚撮ってもらいました。夫婦も30分程前に到着して晴れるのを待っているとのこと


   ......(左)ついに登頂(何にも見え~ん)・・しかし (右)何とガスが晴れ始めて来た!.....
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暫くするとガスが徐々に切れ始め視界が開けてきたぞ!夏の青空が広がり戸隠牧場方面の古池・種池も見えている!「天気予報は当ったネ~、やはり人生は塞翁が馬!」と勝手な心境で下山開始


   ......(左)急に夏光景に!湧き立つ入道雲 (右)古池・種池が鮮明に見えてきた!.....
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        ......青空が出て野尻湖が一望!背後は「斑尾山」(北信五岳).....
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ピストン往復なので同じ道を下りましたが、行きと帰りは風景が違って見えることがよくあります。ガスの中を登る不安な時の心境と、無事登山を終えて今後快晴に向う下山道を戻る安心感の違いかな・・


       ......(左)華麗なるユキヤナギ (右)幽霊草(ギンリョウソウ) (右)若いアザミ.....
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        ......深い森林を下る!自然が造型した生命漲るオブジェは感動的!.....
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姫見台を通過し黒姫高原スキー場を真下に望める位置まで戻ってきた。野尻湖は斑尾山に包まれる如く真っ青な湖面を静かにたたえています。スキーゲレンデは真夏の光を浴びて明るく輝いており、行きと帰りでは全く雰囲気が一変!紫陽花が咲き誇るケレンデを通過し3時間程でスノーパークに下山完了


     ......(左)黒姫高原スキー場の全景 (右)真っ青な湖水「野尻湖」クローズアップ!.....
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        ......(左)紫陽花が咲き誇るゲレンデを下山 (右)スキー場リフトの夏風景.....
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朝のスノーパークからは霧で隠れて見えなかった黒姫の山容が一部雲に覆われつつもシルエットがよく認識できるぞ!今度は野尻湖から黒姫山を仰いで見たいと思い立ち、再び野尻湖畔へと向いました。


        ......7時間を歩き抜きスノーパークに到着、振り返れば黒姫山のシルエット.....
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      ......(左)野尻湖から仰ぐ「黒姫山」 (右)隣には地元の最大名峰「妙高山」.....
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黒姫山は信越エリアに3座存在します。残り2峰は新潟県にあり、一つは糸魚川の青海黒姫山。昔デゴイチの愛称で親しまれた元関脇・黒姫山は出身地の山から付けられた四股名。もう一つはわが故郷で米山と並ぶ名峰「刈羽黒姫山」。小学校時代に登った記憶があるがいつかまた登ってみたい!


  ......(左)元関脇・黒姫山は地元「青海黒姫山」からの四股名 (右)故郷・柏崎の「刈羽黒姫山」.....
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故郷の山に向ひて言ふことなし故郷の山はありがたきかな」 新潟の未登名峰はまだ意外に多い。故郷を離れ時間が経つにつれて故郷の山に登りたいという心境になってきたのかも・・。歳ですな~

                     「火打山&フォッサマグナ探訪」(2013年10月)の記事はコチラから   


         ......北信歴史探訪と黒姫山登山を満喫し、故郷・柏崎へそのまま帰省.....
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さてこの秋は今回計画延期になった焼山に再チャレンジします。昨年秋に火打山頂上から真近で見た噴火火山の頂上に立ち、火打山・妙高・黒姫山を眺めることを楽しみにしています。それではまた!
 


                                  
                                                          おわり

  by rollingwest | 2014-08-23 06:00 | 山紀行・名峰レビュー | Comments(97)

<2014年5月18~22日>九州登山デビュー&歴史探訪旅②:(椎葉峠越え&市房山)

                        九州登山&歴史探訪旅①:(由布岳・大崩山)より続く


★【第2日目】:「大崩山」に見事敗退したあとは・・

九州登山&歴史探訪記事の続編へと入ります。前回レポート(その1)は九州の最難関峰「大崩山」に挑戦して見事敗退(勇気ある撤退?)・・、祝子川温泉「美人の湯」でずぶ濡れになった体を癒して昼食一服まで。今回(その2)は当日午後(歴史探訪)から翌日(市房山登山)までの記事となります。


   .....(左)大崩山を途中断念 (右)美人の湯で濡れた体を温め昼食、いざ熊本へ!......
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これからの行動スケジュールは、市房山登山(翌日)に備えて夕方までに球磨川源流の「湯山温泉」(熊本県)へ投宿予定。延岡・日向経由で椎葉峠越えのルートですが途中で見所があれば寄って行こう。


        .......(左)若山牧水銅像 (右) 牧水故郷名峰「尾鈴山」(200名山)......
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観光ガイドを見るとルート途中に「若山牧水生家」「百済の里」があることを知り訪問しました。そういや沼津の千本松原訪問時に「若山牧水記念館」があったことを思い出した!牧水は宮崎の山奥で生まれ育ったのか・・と驚き!眼前に彼が見続けた名峰「尾鈴山」が見える!いつか登りに来るぞ~


    ......尾鈴渓流脇に「牧水生家」と誕生地石碑が佇む(地図クリックで拡大)......
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自然を愛し酒を愛した歌人・若山牧水は、旅途中で出合う見知らぬ人や自然に触れながら、生涯で9千首余の秀歌を詠んでいます。生家・記念碑銘を見学してみて、牧水に培われた自然への憧憬は幼少期に見続けた日向の山・川の光景や、故郷で遊んだ体験から得られたのかと再認識しました。

                   「若山牧水記念館」の記事:「富士・沼津・伊豆の国」探訪はコチラから




★宮崎の山奥で驚きの発見!「百済王の里」(神門神社&西の正倉院)

次に訪ねた「百済の里」は土産販売の商業施設かと全く期待していませんでしたが、実際訪問してみたら古代ステリー好きのRWにとって興味深々の神社でした。世間では全く知られていない7世紀の百済王伝説・・、今回の大崩山の途中断念で思いがけないレアな拾い物をして大いに得した気分!


     .......南郷村(宮崎の山間部)には「神門(mikado)神社」が鎮座する......
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美郷町南郷(宮崎県中央部・九州山地の東麓)に静かに佇む「神門(mikado)神社」は主祭神に大山祀命と百済国の王を奉る神社。周囲を杉や雑木の大木が生い茂る鎮守の杜に囲まれ、地域の人々の厚い信仰によって守り継がれています。神門と書いてミカド(帝)と読ませることが興味深い・・


     .......創建1400年を誇る「神門神社」拝殿、朝鮮半島文化が色濃く残る......
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神社拝殿と奥の正殿(今にも倒れそうな感じ)を訪ねて見るとやはり朝鮮風の神社建築でした。一般的に日本人の古信仰は山・洞窟・島などを自然の神として祀りますが、神門神社は国造り神の「大山祀命」の外に、朝鮮百済滅亡時に逃れてきた「福智王」を奉るという実に珍しい信仰の神社なのだ!


     .......神社隣に「西の正倉院」が!堂々とした高床式建築は圧巻!......
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さらに驚いたのは奈良・正倉院そっくりの建物が隣にあったこと!神門神社は百済王伝説と密接な関係があり百済王の秘宝は千年以上の長い間神社に保存され、地元で連綿と守り継がれてきました。バブル時代・ふるさと創生事業の一環で宮崎の山奥にかくも立派な正倉院が建築されたのです。 


       ......まさに奈良正倉院に酷似、中倉⇒南倉⇒北倉の順番で展示物見学.....
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バブル期遺産を維持管理する町の収支は大変だろうなあ・・と思いつつも、この展示館は日本古代史の貴重な宝物が収蔵されており、多くの謎とロマンを秘めている印象を受けてRWには衝撃的でした。


   .......烏帽子・笛・神鈴、金属製の御幣など現代の神主が使う各種祭祀のルーツ品が展示......
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   .......(左)神社から発見された鉾 (右)朝鮮風の狛犬(まさに高麗の獅子だなア・・)......
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神門神社からは何と千本以上の古代刀・鉾が発見されています。また神社に伝えられた銅鏡は、奈良正倉院・三重県八代神社に伝わる神獣鏡と同じ鋳型で造られたもので非常に貴重!これ程多くの国産鋳造銅鏡が一つの神社から出たこと自体が古代史では驚くべき事実らしい。イヤ~、凄い!


     .......神門神社から大量発見「古代神獣鏡」、出土数・ベスト3の神社だったとは!......
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7世紀に唐・新羅の迫害で滅亡させられた百済の王族達は、大量の移民を引き連れて日本(近畿地方)に逃れてきました。しかし奈良で動乱が起こり九州方面を目指した一派は、途中瀬戸内海で時化に遭い日向の浜に漂着、宮崎の山奥へと逃げ込んで当地に百済王国を築いたというのです。


      .......(左)天孫降臨の光景にも似たパネル (右)龍神の船図で語られる「百済王伝説」......
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百済文化は飛鳥・奈良時代から平安時代初期にかけて仏像・仏教建築など日本文化隆盛に多大な影響を与えました。やはり最も有名な仏像は法隆寺(斑鳩町)が所蔵する国宝「百済観音」です。


      .......飛鳥・奈良時代の仏像や仏教建築はまさに朝鮮「扶余文化」と完全一致する......
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「西の正倉院」を見た後は階段を下りて行くと左側に「百済の館」があります。ここを見学するとまさに韓国ドラマ「朱蒙」(チュモン)の世界そのもの!日本では馴染みが薄いド派手な色彩建築様式です。


       .......色彩鮮やかな「百済の館」、まさに朝鮮半島の建築とそっくりの外観.......
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   .......館内も朝鮮文化一色!天皇(mikado)のルーツが「扶余族」に通ずることがよく解る......
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百済人が大量に日本渡来した時期は、大和朝廷が百済救援のために唐・新羅連合軍との戦いで3万人兵士を派遣した「白村江の戦い」の敗戦後と思われます。日本から朝鮮に帰国し、大和朝廷から百済王として擁立された「豊璋王」は内紛で再び亡命者となり日本に戻って来た歴史があります。


    .......天智天皇が百済救済目的に朝鮮派兵をした「白村江の戦い」(⇒日本は惨敗)......
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しかし百済「福智王」の方は何故こんな九州山奥に王国を築いたのだろう?当エリアは平家落人伝説がある椎葉村に近い隠遁地。当時の大和政権に背いた何らかの理由があり身を隠さざるを得なかったのではと推察されます。とはいえ百済・扶余族は日本古代天皇と共通が多いことに注目すべし


    .......(左)漂着した宮崎に王国を築いた「百済王」の姿 (右)華やかな金の装飾冠.....
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埼玉行田古墳群でもレポートした通り、大和朝廷は大陸渡来の「扶余族」と謂われます。実は扶余族のルーツは中国や朝鮮ではありません。製鉄技術を持つスキタイ系騎馬民族の末裔でユダヤやヒッタイト(BC1500年頃、王国を築いたと聖書に記載)に繋がりがあるのです。このマニアックな話は後日ご紹介~

                    天皇ルーツは扶余族・ユダヤ説(埼玉行田古墳群レポート)はコチラから




★九州の秘境地「椎葉村」、峠を越えて球磨川源流(熊本)へ

さて九州歴史観光はこれ位にしていよいよ熊本県へと向いましょう。レンタカーで椎葉峠を越えて行ったのですが、こりゃまたホントに凄い道でした。国道なので舗装状態は問題なかったものの狭い道で迫りくる両脇の崖、椎葉峠は何と標高約1200m!大崩山を中断しなかったら夜道の峠越えだった・・


     .......椎葉村(宮崎県)の山岳道路、国道388号線で「椎葉峠」を越えて行く......
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平家の落人伝説で有名な椎葉村は周囲を1,500m前後の険しい山々に囲まれた九州山地の奥深い秘境地にあります。面積537km²の広大地域に人口は3千人足らず(人口密度5人/km²)の超過疎地域。買い物・医療の交通手段は殆どなく少子化・小中学校の統合で通学自体が苦難の日々・・


  ......広大な椎葉村は人口3千人の超過疎地域(人口密度5人/km²)、限界集落の危機に......
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平家落人部落は日本各地にありますがいずれも人が到底近づけないような山奥ばかりです。九州では椎葉村や五家荘が有名な場所。我が世を謳歌し貴族的な華やかな日々を暮らしていた平家が急傾斜の僻地で生活しなければならなくなった苦労と惨めな気持ちは如何ばかりだったのでしょう。


   .......急坂が凄い家並み、全国に点在する平家落人集落、本当に生活が大変な場所ばかり.....
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椎葉村を漸く越えて球磨川源流の湯山温泉(熊本県)へと入って行きます。午前中の宮崎・大崩山では雨でしたが、椎葉峠を越え熊本に入ると快晴状態ではないか!16時、温泉宿に無事到着~!



★「市房山」登山に備え、「湯山温泉」で英気を養う

     .......大崩山を早め撤退したことで、夕方明るい内に熊本県「湯山温泉」へ到着!......
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熊本県水上村の湯山温泉は霊峰・市房山の懐に抱かれた湯山盆地に位置し古から湯治場として親しまれてきた温泉です。今日の宿泊所は「市房観光ホテル」、山里の温泉宿風の何やら落ち着きホッとする様な民家造り。オーナー夫婦の印象・応対も良く、濡れた衣服をベランダで乾かし寛ぎの時間


    .......「市房観光ホテル」は夫婦経営の家族的雰囲気、濡れた衣類を乾かす......
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当エリアは原生林自然が溢れる珍しい蝶の宝庫で沢山の標本が飾ってありました。ゴイシツバメシジミという希少種(国・特別天然記念物)がおり、水上村の有志が保護団体を結成し環境を守っています。


    .......市房山は蝶の宝庫、国特別天然記念物にも指定される貴重種ゴイシツバメシジミ......
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     ......夕食前に散歩を楽しんだ。素朴な田園風景が広がる。右が「市房山」.....
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お目当ての温泉は掛け流しでトロトロの泉質(肌がスベスベ)。食事も実に素晴らしかった!山菜主体で、ヤマメ・鹿肉などの珍しい山の幸料理。お酒も美味しく明日への英気を十分養うことができました。


    .......今日は大崩山撤退決断したお陰で温泉と山菜料理を満喫!ラッキ~!......
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★【3日目】:神域の巨大杉トッレキングとハート岩、「市房山」登山を無事終える

いよいよ市房山登山の日を迎えましたが、本日の天気は九州一帯が豪雨と昨夜から報道されており、今回も断念かなと半分諦めていました。しかし、朝5時段階ではまだ晴れ間が覗いている!これは行くっきゃない!宿の朝食を摂り登山準備を整えて車で登山口に到着。6:40登山開始しました。


      .......今日の天気は豪雨予報だが、朝はまだ晴れ。市房山へいざトライ!......
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市房山は熊本・宮崎県境に聳え、標高は国見岳に次ぐ熊本第2の高峰で、山麓にある市房神社は、縁結びの神様として古くから近郷の人々に親しまれてきました。山の最大魅力は神社参道両脇に聳える巨大杉の原生林。4合目の神社までの山道では幹回り6m以上の大杉が次々に現れます。


      .......(左)市房山登山コースへ (右)市房神社の参道は巨木杉が林立.....
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     .......この巨大杉の群生は本当に凄い!樹齢数百年の歴史を刻んだ巨木が続々登場......
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その中には千年樹齢の巨木もあり「市房千年杉」と呼ばれています。市房山は神域として崇められてきたことから伐採されずに原始林として巨木群が残ってきました。市房杉の凄さに圧倒され、まだ屋久島・縄文杉は体験していないRWですが、当地も全国PRし大いに認識されるべきと思います。


          .......千年樹齢の巨木「市房千年杉」は市房神宮を守る最大ご神木.....
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市房山を御神体とする市房山神宮は、山中にある「本宮」・麓の「一の宮神社」・町中に建つ「里宮神社」の3社で構成されます。巨木杉の道を暫く登ると7時過ぎに緑の中で静かに佇む本宮へ到着。ここから急登が本格的に始まりますがまだ天気は持っている!何とか本降りになる前に戻りたい。


      .......市房山神宮「本宮」に到着、鬱蒼とした緑の中で赤い神宮社が鎮座......
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     .......急登が始まった。天気は依然小康状態、向こうの山並みも眺望できるぞ......
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5月下旬に見事な花を咲かせるツクシアケボノツツジ(県指定天然記念物)の群落を期待しましたが、もう盛りは終わったようだ・・。6合目には巨石が出現、順調な登りで何とか午前中まで天気が持ってくれと願いましたが標高を上げて行くとそうはいきません。ついにポツポツと雨が降り始めてきました。


   .......(左)6合目大岩に到着 (右)ミツバツツジは咲くも固有種アケボノツツジは殆ど終わり......
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      .......(左)ついに雨が降り始めた~ (右) 市房山頂上に到着、何も見えず......
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頂上には9時到着、すでに雨足は徐々に強まり、残念ながら山頂からの眺望は全く効きませんでした。もし晴れていれば右下のネット写真のような高千穂・日向・霧島の山々が見えたはず・・。しかし市房山にはもう一つのお目当てがあります。両崖にハート型の大岩が挟まる「心見の石」とご対面!


   .....(左)これぞ「心見(kokoromi)の石」!正にハート型岩! (右)市房山の眺望(ネット拝借)......
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「心見の石」の下に邪心ある人が立つと岩が崩れ落ちてくるとか・・!崖坂で足元も滑りそうだし本当に崩れたら洒落にならんし、やめとこう。11時無事下山。市房観光ホテルで着替えさせて頂きました。小生の九州登山はこれで全て完了!同行・食山人氏はパートナーを替えてさらに登山継続の計画

       ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆

市房山を下り、人吉インターから九州自動車道に入り鳥栖JC・大分自動車道経由で別府へと戻ります。天気予報通り九州は豪雨になってきた・・。何とか午前中に九州遠路の名峰を登り終えてよかった。


      ......別府駅前に戻り、山仲間Mz本氏と合流、3人で相互山行の情報交換会......
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別府駅前の中華レストランで山仲間のMz本氏(昨年3人で越後奥只見の山を縦走)と合流しました。彼は単独で九州名峰数座登り終え、明日以降3日間は食山人氏と同行登山。ビールで乾杯し山行の情報交換や激励に花を咲かせました。小生は翌日から宇佐神宮・国東半島への歴史旅に出ます。


                                                    (その3)へ続く

  by rollingwest | 2014-07-02 00:00 | ローリングウエスト山紀行 | Comments(105)

<2014年5月18~22日>2014九州登山デビュー&歴史探訪旅①:(由布岳・大崩山)

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★未踏・九州名峰に初デビュー(航空機パノラマの大絶景!)

日本200名山をあと10年強で全山踏破したいと願うRW(昨年まで148座登頂)ですが、実は九州の山はゼロ(未踏エリア)でした。15年来の山仲間・食山人氏(200名山達成・リーチ間近)が5月下旬に九州最難関峰「大崩山」へ挑戦と聞き、機会を逃してはならじと夏休みを前倒取得してついにデビュー!

                           日本200名山登頂の達成記録(最新版)はコチラから

      .......ついに九州の山デビュー!九州には百名山が6座、200名山が8座ある......
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食山人氏は67歳ですが200名山達成は残り数座、すでに300名山達成を新規目標に切替えています。今回は自身の九州未踏峰9座を1週間以上かけて登る計画(タフさぶりに驚愕)らしい。小生は前半4日間の由布岳(大分)・大崩山(宮崎)・市房山(熊本)に同行登山させて頂くことにしました。


       .......(左)早朝に羽田空港出発 (右)離陸直後に多摩川や京浜工業地帯が!......
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今回の目から鱗はオフシーズン早割だと九州航空チケットは超格安で往復2万円強に収まったこと!自宅を5時前出発、羽田発6:35 ANA便(機体はソラシドエア機)で大分空港へと向います。今日は絶好の快晴日、窓際予約の恩恵を生かし、RWが過去徘徊してきたエリアを上空からジックリ俯瞰してみよう!


       .......横浜市(ベイブリッジも認識)&富士山がバッチリ、そして丹沢山塊上陸を通過......
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まずは京浜工業地帯(東京・川崎・横浜)を背景に富士山が遥かに見えている。そして丹沢・奥秩父を確認していくと冠雪大連峰が姿を現してきました!長大なる南アルプスを縦に一望できるとは・・!そして中京を通過し関西エリアに入ると琵琶湖・京都が眼下に見える!感動的光景に心は躍った~


    .......(左)冠雪の南アルプス、遥かには北アルプス連峰 (右)南アルプス名峰を縦断的大俯瞰......
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   ......(左)琵琶湖上空!比叡山・瀬田大橋・八幡山も見える (右)京都を真下に眺め大感動!......
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大分空港到着後【1日目】:由布岳(大分)、【2日目】:大崩山(宮崎)、【3日目】:市房山(熊本)と登山レポートが続きます。その後は食山人氏と別れて、九州歴史探訪の一人旅に出ました。【4日目】は宇佐神宮、豊後高田・昭和の町、国東半島・神仏習合寺社巡りをして大満喫・・、翌日帰京しました。
これから5編に分け、1年位の期間をかけてジックリとレポートしていきたいと思います。お楽しみに~!




★大分空港到着、豊後富士「由布岳」は快晴登山!

大分空港に8:10到着し、あらかじめ予約してあるレンタカー(4日間・2人で17千円の格安料金)の手続きし大分空港道路を走行していくと双耳峰の「由布岳」が姿を現しました。さすが優美さと峻嶮さを兼ね備えた200名山!湯布院温泉街を走り抜け経由でメインの由布岳正面登山口へと向かいます。


    ......大分空港に到着、レンタカーで「由布岳」(大分県)へ、双耳峰の雄姿が見えてきた!......
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登山口パーキングは満車、路上に邪魔にならぬよう駐車して9:50登山開始、当日は快晴の日曜であり、家族連れや女性登山客が目立ちます。頂上部を除けば困難ではないお手軽なハイキングコースだ!


        .......(左)正面側登山口から9時過ぎ出発 (右)樹林帯へと入って行く......
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              .......家族連れや山ガールなどで賑う新緑が美しい登山道.....
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目に眩しい輝く新緑の登山道を歩き抜けて30分程すると合野越という窪み台地に到着、ここからは灌木地帯を抜けて視界が徐々に広ってきました!あと1時半以上のツヅラ折り急登道が続きます。


      .....合野越からはジグザグ急登、見晴しが効き始めミヤマキリシマも所々に見られた......
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      .......(左)展望のよいジグザク急登が続く (右)足元も湯布院.盆地は箱庭の如し.....
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合野越から1時間程でマタエと呼ばれる頂上(東・西の双耳峰)直下の分岐点鞍部に到着。我々は最高峰の西峰を目指しますが、ここからは峻嶮な岩登りルートが出現。頂上へ繋がる鎖場では家族連れが下山に苦労(垂直岩で恐怖にビビる幼児を大人が抱え降ろす)しており大渋滞で足止め状態・・


       .......マタエ分岐から右手に東峰(左下)を見ながら、最高峰の西峰を目指す......
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    .......(左)西峰は危険個所の多い岩峰 (右)家族連れがビビッて下山(結構待たされた)......
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家族連れが降りたところで一気呵成に鎖場岩峰を駆け上がり、正午前に目出度く登頂!真下には湯布院温泉、別府温泉の象徴・鶴見岳、遥かには九重連山も見える!川崎の自宅を早朝出発して航空パノラマを満喫、昼前に九州名峰頂上に立っているとは・・!何とも不思議な気持でありました。


        .......(左)由布岳頂上に昼前到着 (右).遥かには九重連山が望める.....
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山頂滞在は僅か15分程度、昼食を速攻で摂り1時間強で軽快に下山(13:30車に到着)。今回は雨予報だったのに予想外の晴天に恵まれて大満足!お互い晴れ男でついているからなあ・・。明日も天気予報が外れて青空登山が満喫できるかもネ・・、2人の脳裏には慢心が渦巻いておりました。


    ......快晴の由布岳を快速下山!豊後富士とも言われる名峰の雄姿が新緑に映える!......
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明日は宮崎県北部の難関峰挑戦。160km離れた「祝子川温泉」には17時到着。格安レンタカーのカーナビは性能が悪くて不適と思われるルートを指示、本来はもっと早く到着できたと思われます。「美人の湯」に浸かり夕食を摂り、近くの「渓流荘」に宿泊。アルコール談義を交わし期待を膨らませ早目の就寝


    ......大分県から宮崎県延岡経由で「祝子川(hourigawa)温泉」へ夕方到着してリフレッシュ!....
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★【第2日目】:九州の最難関「大崩山」(ookueyama)に挑戦、見事敗退・・!

いざ!今日は九州最後の秘境と呼ばれる「大崩山」に挑戦!深い原生林に包まれ、天に突き刺すような花崗岩の巨石が聳え立つ神仙世界のような名峰は10時間以上もかかる九州屈指の難関コース


        ......「大崩山」(湧塚コース)に出現する「ワク塚」の威容!最大ハイライト絶景......
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早朝4時前に起床し、民宿で前夜用意された弁当を食べて車で10分程の登山口から5:20暗い道を出発。快晴を期待したものの期待は外れて何となく雲行きが怪しい感じ・・。不安な気持ちが過る


       .......(左)宿泊した「渓流荘」(食山人氏と前夜祭) (右)翌朝5時過ぎ登山開始......
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歩き出して1時間もするとついに雨が降ってきた。やはり天気予報は当たってしまった・・。昨日の快晴で調子づいた2人の慢心に対し神様が「そんなに甘くはないぞ!」と戒めの罰を与えたのかも・・


     .......(左)湧塚コース経由で10時間以上の長丁場 (右)出発後、ついに雨が降り出す......
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今回登山ルートは沢を渡渉し「小積ダキ」岩峰群を攀じ登る危険度の高い「湧塚コース」。雨天候だと岩峰絶景の眺望は無理かな・・。しかし7時過ぎに三里河原の標識に遭遇してルートを誤ったことに気付きました。湧塚分岐で進む道を間違えたようです。致し方なくモチダ谷コースに選択変更して前進継続


  ......分岐でコースを見誤り「三里河原」方面へ(経験豊富な食山人氏も狐につままれた様な心境).....
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通常でも道が不明確で迷いやすいと言われる大崩山、原生林の中の僅かな赤テープを頼りにルートファインディングしていきますが、雨も本降りとなり霧雨が立ち込めて何度も彷徨状態が繰り返されました。


        ......気持ちを立て直し、三里河原から別コースで稜線を目指すことにしたが・・......
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   ...... 雨足は強まり霧が立ち込めてルート見極めに難渋。彷徨状態に陥ってしまった山道......
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しかし8時過ぎ標高1200m地点でルート不明に陥り、これ以上の前進は危険と判断しついに敗退宣言を下しました。下山ルートでも道に迷うことしばしば・・、往路で気付かなかったが巨大岩が点在しています。何か映画「もののけ姫」に登場する森の中を彷徨い続けている様な錯覚に捉われました。


  .......(左)これ以上の前進は危険と判断し途中撤退 (右)巨大な岩が多く見られる山道......
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今回間違えた分岐に到着。来年のリベンジに向けてコース(朝一番で渡るはずの沢)を再確認。水量は膨大で水深がありすぎて渡るのは難しかったみたいだ。この沢は2年前の九州北部豪雨で一挙に橋が流されて以降は復旧しておらず水量の少ない時のみ渡渉できるらしい。本当にハードな山だ~


    ......間違えた分岐に戻り、本コース登山道の状況を再確認(次回のリベンジに備えて)......
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    .....沢ルートの渡渉地点、過去の豪雨で流された橋の残骸、増水で危険な状態だった.....
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見事敗退(勇気ある撤退?)で祝子川温泉に11時到着。ずぶ濡れになり冷えた体を湯に浸かって天国の境地!「美人の湯」東屋で昼食を摂りましたが、何と神武天皇の祖父「山幸彦」の銅像があるではないか!彼の名は別名「ホオリ」・・そうか!祝子川(hourigawa)の名は彼から来ていたのか!


     .......祝子川温泉には古事記伝承の「山幸彦」(ホオリ=神武天皇の祖父)の銅像が!......
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宮崎は天孫降臨の地だけあって、古事記神話に縁が深い場所だ~!これから登山だけでなく古代ミステリー解明の旅にも何度かきそうな予感がしています。途中撤退で昼に下山したので翌日の市房山登山に備え早めに熊本県へと向います。計画通り登山していたら16時頃出発になっていた筈・・


       ......屹立した花崗岩壁を見上げる・・。今回は残念だったが再チャレンジの決意!......
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宮崎から熊本への県境(椎葉村)越えは本当に大変でした。標高1200m近くの峠を通過する山奥深い道を車で5時間近くもかかり、当初計画だとズブ濡れになったまま暗い狭い峠道を越え食事を摂る場所もなく寒さに震えて市房温泉の到着も夜中の21時過ぎとなる羽目になっていたと推定されます。


    .......大崩山(宮崎県)から市房山の湯山温泉へ向かう。椎葉村の峠越えは大変だった!......
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今回途中撤退したおかげで早めに市房観光ホテルに入り濡れた服を乾かし、温泉に浸かってゆっくり寛ぎ新鮮な山の幸と美味しいお酒を思いっきり味わうことができました。滅多に道を見誤ることがない食山人氏が間違えたことももしかして神様が無理な計画を戒めた天の配剤だったのかも・・


    ......湯山温泉(市房)で十分英気を養う!神の配剤に感謝!来年の大崩山リベンジを誓う.....
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次回は市房山レポートですが、椎葉村に向う途中で訪ねた若山牧水生家や百済からの渡来人が王国を築いた神門神社(西の正倉院)などの歴史探訪も兼ねた記事になる予定です。お楽しみに~!


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  by rollingwest | 2014-06-06 00:00 | ローリングウエスト山紀行 | Comments(108)

<2014年2月22日>絶景パノラマ・Fツアー!8年ぶりのスノーシュー体験

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★八ケ岳山麓「スノーシュー企画」は大渋滞のスタート


大雪に2度も襲われた2014年2月、今年初めて参加したFツアー企画は八ケ岳山麓でのスノーシュー(スポーツかんじき)ウォーク。8年ぶり2回目の雪歩き体験は快晴に恵まれて素晴らしい一日が過ごせました。


    .......八ケ岳山麓(清里高原)でのスノーシュー企画、雪に戯れるFツアー中高年軍団(全員集合).....
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新橋駅に集合しFツアーのチャーターバスで6:30出発(中央高速へ)、当初予定は清里高原へ午前中に到着し「天女の森コース」をスノーシューで4時間半歩く計画でしたが、相模湖SA付近になると渋滞に・・。ムム・・


        .......中央高速は相模湖周辺から大渋滞に嵌る、エッ・・?こんな筈では!.....
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今年2月、関東地方は2週連続で大雪に見舞われ、特に15日は予想を上回る降雪量と水分含む重い豪雪で各地は大変な事態となりました。山梨・八ケ岳山麓は国内有数の降水量が少ないエリア(高い晴天率)で雪に対する備えがない場所・・、今回の大雪で農業・観光に大きな打撃を与え続けています。


  .......山梨県に入るとさらに膨大な残雪量!2/15豪雪の影響は深刻・・、除雪車がフル稼働...... 
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中央高速(相模湖・大月付近)はブルトーザー車が何台も除雪作業しており一車線規制による大渋滞が続きます。SAに入っても車は満杯。午前中、清里高原に到着することは無理な状況になってきた・・


  .....(左)大月付近の雪風景、本当に凄い量! (右)中央道・談合坂SAも満車渋滞・・トイレタイム....
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 ......(左)釈迦堂PAも大雪 (右)反対車線も大渋滞!豪雪当日の食料配布で喝采・山崎パントラック....
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清里には何時に到着できるか全く見通しが立たなくなってきた。抜群の快晴日ですがこんな事態ではしょうがないネエ・・。「折角楽しみにしていたスノーシューハイクだがもう完全に駄目だな・・」と諦めのいいFツアーメンバーは早速に気持ちを「宴会バス旅行モード」に切り替えて、ビールやワインで乾杯開始となりました。


   .......(左)今日は宴会旅行だ・・と早速諦めて飲み始める面々 (右)遥かに彼方には滝子山.....
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「まあ行ける所まで行ってみて到着時の状況判断で次の行動を決めましょう!」と常日頃から用意周到で皆から絶大な信頼を得ているN松幹事の言葉に全てを任せ、アルコール量は徐々に尻上がり状態


      .......中央道の防音壁の向こうに「八ケ岳」が見えてきた!何と素晴らしい雄姿~!.....
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★機転の効いた計画変更、絶景パノラマのスノーシューいざ出発!


笹子トンネルを越えると渋滞は解消し、昼過ぎに清里高原へとバスは走っていきます。大快晴に恵まれた清里高原に上がり雪原高台から見た光景はまさに感動的!一点の曇りもない青空の遥か彼方に絵画の様な富士山が浮いている!ようやく清里のシンボル「清泉寮」に到着したものの、もう13時過ぎ・・


   ........清里高原に向かいバスは登って行く、オオ!遥か雲上に富士山が遠望!(クローズアップ).....
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      .......「清泉寮」に到着!夏は日所で賑わう高原リゾートも豪雪に埋もれていた・・!.....
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「清泉寮」は宣教師ポールラッシュ(日本に初めてアメフトを紹介した人物)が設立した指導者研修施設です。1970年代はアンノン族を中心としたお洒落な観光地でしたが、今は時代の流れで往年の勢いはなくなってしまった気がします。でもここで食べる濃厚ソフトクリームに郷愁を感じる方々も多いことでしょう。


     .......(左)夏の清里寮 (下)昔はアンノン族で賑わっていたが・・ (中)創設者ボールラッシュ.....
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ここでN松幹事の機転の効いたナイスな提案が・・「近くのスキー場からリフトで上がり、スノーシューで林間コースを下りましょう」、なる程賛成!清泉寮の隣接センターでスノーシューを予定通りレンタルすることにしました。


          ......清里寮サービスカウンターで「スノーシュー」(スポーツかんじき)をレンタル.....
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         ......南アルプス北部名峰(鳳凰・北岳・甲斐駒)の大パノラマが圧巻!.....
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バスはサンメドウズスキー場に到着。懐かしいなあ、今から12年前(静岡在住時)に家族スキ-で来た記憶がある。眼前には南アルプスと冠雪富士の大展望!ここはいつ来ても素晴らしいパノラマを満喫できる~


       .......12年ぶりのサンメドウズスキー場、リフトを利用して登り、スノーシューいざ出発!.....
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スキーリフトで上がり早速にスノーシューを装着(割と簡単)していざ出発。今回初体験の方も多いものの何とか大丈夫そうだ。いきなり八ケ岳主峰の赤岳、南アルプス白峰三山の盟主「北岳」が威容を現しました!


  .....圧巻の出現「赤岳」(八ケ岳主峰)!遥かに「北岳」(富士に次ぐ日本第2高峰)も威厳!....
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        .......雪の平原と霊峰富士!まさに絵画如し(山梨富士は形がイイネ~!).....
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スノーシューは一時諦めた心境だっただけに絶景の雪歩きができるとは・・!展望丘に到着して一服、雪オブジェに「スーパードライ」を冷やして赤岳に乾杯!さて大門沢をスノーシューで下って行こう。いざ出発~!


    ......出発時の前祝い!素晴らしい景色ダネ~!中高年軍団のテンションは一挙に上がる・・.....
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          .......大門沢の林間コースをスノーシューで下る、結構雪質はいいね!.....
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★8年前のスノーシュー初体験レビュー(日光戦場ヶ原)


スノーシューの初体験は8年ぶり、2006年にFツアーで日光の小田代ケ原から戦場ケ原をグルリ巡ったコースでした。日本百名山「男体山」を見ながら開放感に溢れた雪歩き体験の感動は今も脳裏に残ります。


     ....... 2006年日光戦場ヶ原をスノーシューで巡った雪歩き初体験!面白かった~.....
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      .......(上)戦場ヶ原の看板前でいざ出発 (下)小田代ケ原からウォーキング開始.....
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空は青く日光連山はさらに深く蒼く白い雪原との対照美で光っていました。早春の鼓動も感じられる暖かさ、スノーシューで自由自在に雪平原を歩ける爽快感。こんな楽しいスポーツがあったのか!と大感動


     .......(左)日光男体山の雄姿(まだ未踏です・・) (右)早春の日光が林に春を呼ぶ.....
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         ......「早春の日光浴びて馳せ遊ぶ 中年男・体逞し!」 (2006年・男体山の雪歌).......
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★再び八ケ岳山麓スノーシューレポートに戻りましょう


8年前のレビュー思い出筆を今日に置き直すと、山景色は「男体山」から「赤岳」(八ケ岳主峰)に切り替わります。同じ青空の百名山でしたが、男体山は女性的な山容、かたや赤岳は峻嶮岩峰で男性的!


  ......(左)いい雪質の中をサクサク軽やかに歩く (右)ゲレンデから望む大迫力!「赤岳」の雄姿......
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     ......「清里の林を馳せる中年や後ろ姿に勇ましさ!」 (2014年・清里林間の雪歌).....
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関東甲信に甚大被害をもたらした豪雪の1週間後であり相当重い雪を覚悟した我々でしたが意外にもパウダースノーに近い素晴らしい雪質、中年軍団はスキー場と並行に林間コースを快調に歩き下って行きます。唯一、ミニスキー(子供用改造)を持参したアキタカ様はゲレンデに出て得意満面に滑走していました。


  ......(左)赤岳バックに集合写真(アキタカ様ご提供) (右)手作り・ミニスキーを履き満足顔のアキタカ様....
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     ......「清里の青空彼方浮かぶ雲 木々の額縁 望む冬富士」 (2014年・名峰賛歌).....
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1時間ほどのスノーシューを楽しみサンメドウズスキー場駐車場からバスに乗りこみ最終目的の温泉へと向かいます。途中で見た雪に埋もれた清里ペンション群・・滅多に見られない光景だがチョット大変だなと思う。


  ......清里も豪雪に埋もれ観光打撃は長引きそう・・(ノーテンキな我々の言葉に説得力は全くない).....
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      .......最後は「清里・天女の湯」、夕方陽光の中で心地よく定番の温泉へと向かう....
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締めは「清里温泉・天女の湯」で疲れを癒そう(大して疲れておらぬが・・)!高泉質の透明湯に浸かった後は、バスで「田酒」「越乃寒梅」や各自持寄りの肴でワイワイ。むしろ車中の飲み疲れの方が心配・・


        .......(左)露天風呂で集合写真(アキタカ様ご提供) (右)津軽銘酒「田酒」でご満悦.....
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  .....「快晴の 雪に遊んだ一日も 宴会バスで酒に暮れゆく」 (2014年・車窓のノーテンキ歌).....
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往路大渋滞で復路も同じと思いきや・・意外にも中央高速はスイスイと流れ新宿には19時前に到着。早い到着なので再度反省会しようと食山人氏からのお誘いを受けて「思い出横丁」(昔のションベン横丁)へ


     ......「夕暮れのサービスエリアで雪眺め ホロ良い気分NO天気オヤジ」 (last呆れ歌).....
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  ......新宿「思い出横丁」に来たのは久し振り・・活気に溢れていた。(終日飲んでまた反省)....
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午前中からアルコール漬けとなっており新宿で飲み過ぎ翌日さらに深い反省してはならじと節度を保ち、適度な時間で帰宅いたしました。朝方は諦めたスノーシュー・・、予想外に充実の一日となり大いに満足!


                                                          おわり

  by rollingwest | 2014-03-02 13:00 | 山紀行・名峰レビュー | Comments(84)