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<2015年9月>カミサンと長崎・上五島・雲仙の旅①:「長崎市街探索」(前編)

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★九州シリーズは「長崎・上五島・雲仙の旅」全5編のレポート開始


最新の九州旅は先日の「宮崎県:山旅・歴史旅」(2015年5月)第5編において漸く完結しましたが、今度は同年9月カミサンと一緒に周遊した長崎旅行記事(長崎・上五島・雲仙)の執筆を開始しました。コチラも全5編となりますが、1年以上かけてダラダラと紹介して行きますので気長にお付き合い願います。


           ......(左)出島記念館 (中)眼鏡橋 (右)亀山社中跡の竜馬・肖像画.....
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  ...原爆投下された長崎の象徴「平和祈念像」、戦争を絶対繰り返さぬ誓い・世界平和の願い.....
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旅の契機は長崎教会遺産群の世界遺産登録が実現しそうなので、観光客で大混雑になる前に訪問しておこうという目算からでした。しかし先日のユネスコ中間報告は世界遺産価値を十分認めながらも現状の推薦内容には問題ありで申請見直し指針が出されました。まあ「急がば回れ」ですかネ~


  ......長崎教会のシンボル「大浦天主堂」、教会遺産群の世界遺産指定実現に向けてリベンジ!.....
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カミサンとの2人旅は何年ぶりかな・・?最近は旅同伴にサッパリ付き合ってくれないカミサンも今回の長崎旅には飛びついてくれました。実は新婚期に家族ぐるみで交流していた先輩が上五島で勤務されており定年退職が近く、「早く行かないと離島旅のチャンスを逃すぞ~」と提案して功を奏したのです。


      ......長崎の離島「上五島」にも渡航、世界遺産候補「頭ケ島天主堂」を見学.....
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9月シルバーウィーク5連休に照準を合わせて長崎市内2泊、上五島、雲仙島原に各1泊の綿密計画を作成。中々行く機会がない所なので今回も大いに欲張ったスケジュールでした。普賢岳も登頂できたし、広範地域を濃密に効率よく回ることができてよかった!「島原の乱」等の史蹟も世界遺産候補です。


       ......(左)「雲仙普賢岳」(200名山)にも登頂 (右)「雲仙温泉地獄」を巡る.....
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    ......キリスト教徒弾圧に耐えかねて起きた「島原の乱」(天草四郎を擁立)の史蹟も訪問.....
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★【1日目】:夕方に長崎入り、百万ドル夜景を満喫


さて早速にレポートをスタートさせましょう。1日目は長崎夜景、2日目は長崎市内観光(前編)となります。今回もANAの早割予約なので夕刻便しかありませんでしたが、5連休中で片道航空チケット22千円/人はやはり安い!長崎空港からリムジンバスで長崎市内へ・・!大村湾の夕焼けが実に綺麗でした!


   ......(左)羽田空港を16時出発 (右)夕暮れの長崎空港からリムジンバスで長崎市内へ.....
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5連休初日なので大波止桟橋周辺は夜イベントが多く開催されており実に華やか!夕食を摂った後は早速タクシーに乗り込み百万ドル宝石「長崎夜景」(函館・神戸と並ぶ日本三大夜景)を見に行こう!


        ......(左)夜の帆船イルミネーションは美しい (右)大波止アーチ橋夜景.....
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稲佐山公園は標高333mの山上公園、噂通りに素晴らしい夜景でした!長崎港を山が囲み港湾・工場施設・民家の光と合わせ集中的に光が凝縮しています。2012年香港・モナコとともに世界新三大夜景に選ばれただけあるな~!さて明日もスケジュールが過密、ビジネスホテルにチェックインして早めに就寝


      ......タクシーで稲佐山へ、日本三大夜景・長崎の宝石を散りばめた夜景を満喫.....
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★【2日目】:オランダ坂から大浦天主堂・グラバー園へ


5連休は好天予報で気持のいい朝だ!長崎市内観光SPOTは沢山ありますが、路面電車の1日券(何と500円)でグルリと廻われます。旅の時間は限られているので、リーズナブルで効率的に行こう~♪


  ......朝の長崎駅、背景の山が「稲佐山」、長崎市内には路面電車が張り巡らされる.....
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    .....長崎市電路線図、市内観光は何度も使用できる1日券(500円)の購入がお薦め.....
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まずはカミサンが一番行きたがっていたオランダ坂からスタート!異国情緒溢れる東山手に位置し、外国人居留地一帯(活水学院と英国聖公会会堂跡前周辺)の坂道を総じて「オランダ坂」と呼称されます。江戸・明治期は出島に住む西洋外国人(呼称オランダさん)がよく通行していた道だったことに由来


          ..... 東山手洋風住宅群から、カミサンが憧れていた「オランダ坂」へ!.....
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   ......長崎が坂の街だということを再認識、よくもこんな急坂を毎日通勤通学できるなア・・.....
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次は本日のメイン「大浦天主堂」へ・・天主堂下の電停から坂を登って行こう!途中に長崎ちゃんぽん発祥店「四海樓」(1899年創業)の立派なビルが現れました。長崎の中国人留学生のためにボリューム・栄養・安さを兼ね備えたメニューを初代・陳平順氏が考案し当初は「支那うどん」と呼ばれたとのこと


        ......(左)大浦天主堂下の電停風景 (右)長崎ちゃんぽんの発祥店「四海樓」.....
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  ......大浦天主堂へ向う石段坂道、土産物店が並ぶお洒落な道、朝の空気が実に爽やか!.....
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ついに憧れの「大浦天主堂」が出現!在留外国人のために建設した日本最古の木造ゴシック建築で実に気品があるネ~!開館前に到着、上部坂に近接する「グラバー園」へ先に足を延ばしてみよう。


   .....世界遺産候補「大浦天主堂」、隣接は「グラバー園」、開場時刻前に到着し周辺を散策.....
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昨年すでに世界遺産登録された「グラバー園」(明治日本産業革命遺産)は観光客が多く混雑が予想されるので今回はパス。RWは20年前に内部見学したのでネット写真を貼付けて簡単に概略紹介


     ......遂に世界遺産に登録された「グラバー園」、20年前訪問した懐かしい場所.....
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「旧グラバー亭」は江戸末期に建てられた日本最古の洋風住宅(国の重要文化財)、英国人トーマス・グラバーの事績録や写真、所縁品等が展示。「尊皇攘夷」混乱期に薩長・尊皇派に賛同、坂本竜馬・伊藤博文等を応援し、維新後は数々の産業開発で日本近代化に貢献した歴史的重要人物です。


    ......明治維新のキーマン「グラバー」は実はフリーメイソンの武器商人。裏の顔を持つ黒幕.....
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大浦天主堂の正式名称は「日本二十六聖殉教者堂」。1864年フランス人宣教師が建設。世界宗教史に残る劇的な「信徒発見」の舞台でもあります。禁教時代に教会は取り壊され信者は弾圧改宗させられましたが密かに信仰を守る潜伏キリシタンが息づき、明治時代になって天主堂で告白したのです。


       ......大浦天主堂の石階段を登り見学、教会見学。26聖人の絵も飾られる.....
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日本二十六聖人とは、1597年・豊臣秀吉の命令により、長崎で磔の刑に処された26人のカトリック信者。日本でキリスト信仰を理由に最高権力者の指令で処刑が行われたのは本事件が初めてでした。


        ......(左)聖フィリッポ教会 (右)隣接する「日本二十六聖人記念館」の全景.....
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二十六聖人が磔処刑された殉教地は長崎駅前の小高い丘の上で「日本二十六聖人記念館」がありました。Fザビエルによる布教から弾圧・殉教、隠れキリシタンが潜伏した日本でのキリスト教歴史を紹介。ザビエル書簡や踏み絵等、貴重な資料が展示されています。近くの聖フィリッポ教会も不思議な建築・・


      .....二十六聖人の殉教、潜伏キリシタンの祈りから明治期の復活歴史等が語られる.....
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★エキゾチックな寺社が続々登場!何でもありでゴッタ煮の長崎・異国情緒


鎖国時代の江戸幕府は長崎出島を唯一の貿易窓口としたためオランダ人・中国人の歴史文化がゴッタ煮で混在しました。オランダ坂近くには孔子廟・中国歴代博物館廟がありましたが、朝早くて開業しておらず外観写真だけ撮影。内部には孔子像、72賢人像、中国歴代博物館が併設されています。


   .....(左)長崎市内は見所が多過ぎて1日では廻り切れない (右)孔子廟・中国歴代博物館廟....
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二十六聖人地から諏訪神社へ向う道は筑後通り(長崎の寺町)で唐風寺院が隣接します。本蓮寺は階段上に本堂があり長崎らしい坂上のお寺だネ~。ここは幕臣の勝海舟が長崎に長期滞在した居宅があります。開国派の海舟は軍術・航海術を学ぶため長崎海軍伝習所に通っていました。


       ......長崎には日本のお寺で見所ある場所も多くあり、勝海舟が滞在した「本蓮寺」.....
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長崎の寺町尾巡りを坂上から俯瞰すると巨大な観音様が立っているではないか!原爆被災者と戦没者の冥福を祈って建てられた「万国霊廟長崎観音」が静かに長崎の街を見守っています。観音様は福済寺境内にあり巨大な亀(まるで銀色ガメラ)の上に鎮座する~凄い光景!


          ......長崎市内を見守るように巨大観音が屹立する「福済寺」の遠景.....
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   ......「福済寺・萬国霊廟観音」は巨大亀の上に乗っている!まるで銀色のガメラではないか!.....
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さらに進むと中国風のお寺が3つあります。鉄心禅師が建立した「聖福寺」、インゲン豆で有名な隠元禅師の「興福寺」、真っ赤な建物で完全に中国の寺そのもの「祟福寺」、全て中国南宋期の禅寺(黄檗宗)であり、先の巨大亀「福済寺」も合わせて「福」の字繋がりで「長崎四福寺」と呼ばれています。


        ......さらに奥へ進むと「聖福寺」、隠元禅師に所縁ある「興福寺」.....
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     .....シナ寺と呼ばれる「祟福寺」、真っ赤な楼門・三解脱門(国の重要文化財三門.....
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「長崎くんち」は長崎の氏神「諏訪神社」の秋季大祭。遊女の神前納踊(国指定重要無形文化財)が始まりらしい。異国趣味モノが多く取り入れられ年々と盛んになり、江戸時代での豪華絢爛な祭礼として発展しました。神社祭りでこれだけ中国風も珍しい!さすがゴッタ煮文化の長崎だネ~!


         ......毎年10月7日~9日に行われる 長崎最大のお祭り「長崎くんち」.....
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           ......「長崎くんち」は市の氏神様である長崎諏訪神社の秋の大祭.....
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★坂本竜馬が起こした商社「亀山社中」を訪ねる


午後は坂本竜馬が長崎で立ち上げた商社「亀山社中」(海軍物資を交易)の跡地を訪ねました。若宮神社から赤鳥居をくぐって住宅地を上がっていくと竜馬坂の通り道に合流。ひたすら石階段が続きます。地元の人は慣れているのでしょうが、毎日こんな階段を上り下りする生活は大変だなあ・・


     ......赤鳥居が連続する住宅地の坂を登り坂本竜馬の亀山社中跡を目指す.....
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途中で坂本龍馬のブーツ像が出現!亀山社中創立130周年で建てられたもので実にドデカイ!目の前は展望台となっており面舵も設置されている!大船に乗った様な気持で長崎港を眺めました。


     ......竜馬通りに坂途中には「竜馬ブーツの展望台」、長崎市内が一望できる!.....
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風頭公園は坂を登り詰めた展望のいい公園で未来を見つめる竜馬像が悠然と立っています。坂本龍馬と海軍塾生同志達は海運貿易を行うため1865年「亀山社中」をここに設立しました。何でこんな場所に?と思いましたが長崎港や長崎奉行所が眺望できる情報収集として適地だったようです。


      ......(左)「風頭公園」の竜馬像 (右)「亀山社中記念館」に入って展示物見学.....
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当初の運営は順調でしたが次第に難題が山積、やがて土佐藩から資金援助を受けて「海援隊」に改称。実際は薩長両藩のため輸送・武器船舶購入と和解提供斡旋等、独自の活動をしたようです。


    ......(左)竜馬らが追手を逃れた屋根裏隠し部屋 (右)亀山社中ジオラマや多数の資料.....
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今回は濃厚・効率的に廻りましたが長崎はまだ見所が沢山あります。長崎市街(後編)は平和公園・長崎原爆資料館・浦上天主堂等をレポートします。次回公開は長崎原爆の8月初め頃になるかな・・


         ......グラバー園前の展望台から、稲佐山・長崎港の大パノラマが広がる.....
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                                                         おわり

  by rollingwest | 2016-03-17 00:00 | 九州の山旅・歴史旅 | Comments(133)

<2015年10月>錦秋の「斑尾山・戸隠山」(北信五岳の山旅)

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★「北信五岳」の2座(斑尾山・戸隠山)へ挑戦


妙高高原・野尻湖を囲むように聳え立つ長野県北部の名峰5座(妙高山・黒姫山)は「北信五岳」と呼ばれます。飯縄山は17年前に、昨年は黒姫山、今秋は斑尾山・戸隠山を制覇して4座目をクリア


     ....越後と北信濃に鎮座する「北信五岳」、今回「斑尾山・戸隠山」登頂で4座制覇....
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                           <2014年7月>北信濃・歴史旅&「黒姫山」(200名山)


残るは「妙高山」だけですが、日本百名山達成記念を飾る山にしたいとも考えており「北信五岳」全山制覇はまだ時間がかかるかな?今回、斑尾山・戸隠山は晴天日恵まれ最高の山旅となりました。


     ....「戸隠山」から眺望した雲海大絶景、右側遥かに北アルプス連峰(クリックで拡大表示)...
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★開放感あるススキ平原が印象的だった「斑尾山」


今回の1泊2日旅(斑尾・戸隠山の順番)も素晴らしい天気に恵まれました。RWはここ数年雨になった確率は1~2割、「晴れ男かな?・・」と勝手に自己満足\(^o^)pV 東京駅を朝6:30に出発。今春に開業した人気の北陸新幹線(実に格好いい車両!)に初乗車し飯山駅に8:20到着、便利になったネ~


  ....斑尾山は「飯山駅」が基点、今年開業の北陸新幹線駅ができ飛躍的に交通アクセス向上...
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飯山駅からタクシーで荒瀬原登山口に到着し9:15出発。斑尾山は信越トレイルのスタート地点、長野・新潟の県境に位置する標高千m前後の低山脈尾根を横断するに国内有数のロングトレイルの山道です;


  ....(左)信越トレイル(全長80km)の出発地 (右)荒瀬原登山口から出発(黒姫山をバックに)...
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標高を上げ行くと徐々に紅葉光景に包まれてきた。今年は夏の日照時間が少なかったのでやや心配でしたが全国各地の山はいい感じの紅葉になっています。青空あってこそ錦秋は映えるもの!


    ....紅葉まっ盛りの山道を行くマツ氏の後ろ姿、イヤ~素晴らしい晴天日になったネ~!...
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「北信五岳」は殆どが2千m級ですが斑尾山だけは1400m足らずの低山。しかし頂上手前の大明神岳からの眺望は実に素晴らしい~!目の前には野尻湖が美しい姿を見せています。昨年の黒姫登山時にナウマン象博物館など、湖の周遊観光したことが懐かしい!11:30斑尾山頂へ到着し昼食・・


  ....目の前には「野尻湖」を俯瞰!バックは妙高山(左)黒姫山(右)、何たる絶景~!...
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      ....(左)斑尾山の頂上にて (右)雲海が広がる秋の山、大パノラマ!最高の日だ!...
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下山は斑尾高原スキー場方面へ!開けた視界を楽しみながらの緩やかな山下り。一面のススキ原はまさに圧巻!爽やかな空気の中で心癒される雄大な光景は紅葉とはまた違う趣を感じました。


       ....ススキ原が広がる裾野を下山、何たる開放感!風情がありますなア~...
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スキー場ゲレンデを下り切って、脇の斑尾高原ホテルのテラスにてビールで乾杯~!ああ今日は楽チンでした。さてここからはバスに乗って長野駅経由で乗り換えて戸隠高原(善光寺門前を通過)へと向います。


  ...(左)斑尾高原スキー場へ下る (右)ホテルのテラスにてビールで祝杯!この瞬間が堪らない...
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         ....次は長野駅からバスに乗って戸隠高原へ(善光寺の前を通過し山へと登る).....
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戸隠高原ホテルに宿泊。眼前には戸隠山のギ゙ザギザ岩稜線が大迫力姿で鎮座しているぞ!右にピラミダルな高妻山の雄姿!山の端に消えゆく夕日を見届けて、湯上りは豪華食事で前祝い!乾杯~


   ....(左)戸隠高原ホテル宿泊 (下)豪華夕食で前祝い (右)戸隠山が目の前、美しいサンセット光景...
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★神話と信仰の霊山「戸隠山」へ挑戦!超危険ルートの緊張登山!


翌朝は3時半に目が覚めてしまい入浴してリフレッシュ!山の準備を整えて朝食も済ませて宿を5時半過ぎに出発。宿のご主人が登山口に繋がる戸隠奥社入口まで車で送ってくれたことに感謝・感謝!


     ....翌朝5:50出発、戸隠奥社(登山口)に向い巨大杉の参道を延々と進んでいく...
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戸隠奥社への参道は立派な巨木杉の間をひたすら進みます。20分程歩くと茅葺きの「随神門」が現れて来た。そして右手に奥には真っ赤な朝焼けの戸隠岩峰が聳えている!何たる感動的な光景


    ....(左)朝日を浴びて戸隠山が真っ赤に染まる (右)随神門に到着、奥社はまだ先...
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6時半に戸隠奥社到着!朝日当る紅葉が真っ青な空に映え実に美しい!奥社・九頭龍社に無事登山を祈願します。実は戸隠山も天岩戸の伝説地なのです。天照大神がウズメの舞で少し戸を開けた時、すかさず天手力雄命が岩屋の戸を放り投げ、岩戸は信濃まで飛んできて戸隠山になったのだ。


   ....戸隠山も天岩戸伝説の山!今年は宮崎と長野で天岩戸を2つとも対面できた~(嬉)...
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                        <2015年5月>高千穂・神話探訪旅③(天岩戸伝説)

 
日向国から信濃国に飛んできた天岩戸が形を変えた戸隠山、奥社から見上げる雄姿は神々しく紅葉と青空に浮かび上がっている。いざ出発!感動的な素晴らしき錦秋登山がいよいよ始まります。


        ....奥社登山口から戸隠山の荒々しい山容を見上げる、いざ登山開始!...
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     ....標高を稼ぎ上げて行くと岩峰がさらに迫る!そして眼下には美しい紅葉と雲海...
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急坂の尾根道を暫く行き、最初の鎖場を過ぎると「五十間長屋・百間長屋」という岩回廊に出ました。ここは古の修験者が神力を得るために修行した岩の祠。ここから眺めた雲海絶景は素晴らしい~!


  ....「五十間長屋・百間長屋」という断崖絶壁下に穿たれた岩回廊(地蔵祠)を通過して行く...
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雲海広がる大絶景の右手は長大なる北アルプス連峰、中央部の白い海原には山々が島の如く浮かんでいる。遥かに見える巨大な島は八ケ岳!絶好気象条件が重ならないと体験できないレア光景!


     ....紅葉と雲海に浮かぶ山々(遥か彼方に八ケ岳)のコラボ、感動的な絶景が続く...
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戸隠最上部まで来ると危険な登りが連続出現。岩壁直登を繰り返していくと、ついに出ました~最大難関「蟻ノ戸渡り」!ここは日本で最も危険な登山ルートの一つ、命にかかわる程の恐怖の道・・!


        ....いよいよ危険な登山道へ!まずは断崖絶壁の鎖場を攀じ登っていく...
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    ....そして最大難関「蟻ノ戸渡り・剣ノ刃渡り」が出現!転落即死事故が多発する危険稜線...
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戸隠連峰は地質が凝灰角礫岩で風化崩壊が激しく滑り易い危険な山。「蟻ノ戸渡り」は両方が断崖絶壁となっている道で引き返す登山者も多いのです。最大恐怖の「剱ノ刃渡り」は何と最小幅が僅か15cmのナイフブリッジ!滑落すれば両崖に墜落して即死。毎年事故が起きている最大危険箇所です。


   ....「蟻ノ戸渡り」(両側断崖絶壁)の細い稜線を恐る恐る岩にへばり着き跨ぎながら進む...
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今日は風もない安定快晴だったので何とか無事通過できましたが、雨が降り強風だったら転落危険は高まり確実に引き返したと思います。最大難所を乗り切り「八方睨」に到着!雲海絶景はついに360度の大パノラマとなり難関超えた安堵と満足で充実感!戸隠山頂上はピストン往復で満願達成!


   ....「八方睨」到着!大パノラマ絶景!ここから戸隠山頂上に空身ピストン、眼下には黒姫山...
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頂上景色はさらに絶景大パノラマが広がっていました!北アルプス・妙高・黒姫山の北信五岳が一望!至福時間を大満喫して下山。再び「蟻ノ戸渡り・剣ノ刃渡り」を渡る恐怖を味わいましたが・・(苦笑)


  ....(左)戸隠最高峰「西岳」(超危険) (中)北アルプス「白馬岳」 (右)北信五岳盟主「妙高山」...
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★無事故下山の御礼参り(戸隠中社)、戸隠そばで締めて帰京


帰路も最大難関を越えて再び「五十間長屋・百間長屋」へ到着。ここまで来ればもう安全、しかし神々しい雲海絶景ともお別れです。巨大杉参道・随神門を経過し、12:00奥社入口へと戻りました。


     ....素晴らしい雲海を楽しみながら下山。「蟻ノ戸渡り」再び挑み、無事通過で安堵....  
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       ....神々しい巨木杉の参道は多くの観光客で賑い沢山の人が歩いていた.... 
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戸隠中社に到着し無事下山の御礼参拝。社祭神は「天八意思兼命」(天照大神の天岩戸隠れで、ウズメに岩戸神楽を舞わせる策を提案)で境内には樹齢700~800年超の巨木杉が林立している。最後は名物「戸隠そば」を頂き(ビールで乾杯)、山旅有終の美・至福を倍加させました。


    ....(左)「戸隠中社」前の巨大な神木杉 (右)この神社は日本有数のパワースポットで有名...
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       ....戸隠中社に無事下山の御礼参拝を行い、最後は戸隠そばで打ち上げ会...
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今回で日本200名山は156座目を踏破達成!戸隠山は懸念していた難関でしたがマツ氏の綿密な計画立案と快晴日に恵まれ無事安全に終えて感謝感謝!強烈な印象の山を噛みしめながらの帰宅となりました。日本の山はバリエーションがあって実に魅力的。来年はどんな登山ができるのだろう・・


  ....超危険な難関峰「戸隠山」を無事下山でき本当によかった~!安全あってこそ登山の喜び...
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                                                         おわり

  by rollingwest | 2015-11-14 00:00 | 山紀行・名峰レビュー | Comments(124)

<2015年5月>高千穂・日向の山旅・神話探訪旅④:「尾鈴山・西都原古墳・飫肥」

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9月シルバーウィークに長崎・上五島・雲仙島原へカミさんと訪ねましたが、5月新緑時期に巡った宮崎の山・歴史旅の記事がまだダラダラと続いています。あと2回残っていますが懲りずお付き合い下さい。

                      高千穂・日向の山旅・神話探訪旅③(神々の里・高千穂)より続く





★宮崎県、2つ目の200名山「尾鈴山」登山


さて宮崎県旅もいよいよ終盤を迎え、大崩山に続き日向に鎮座する200名山「尾鈴山」の単独行挑戦の日を迎えました。全国的に殆ど無名に近い山ですが知る人ぞ知る・・名滝が多い秀峰なのだ!


         ....日本200名山「尾鈴山」は宮崎県南部に秘かに佇む穴場名峰....
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                                   高千穂・日向の山旅・神話探訪旅②「大崩山

日本200名山に選ばれている尾鈴山の魅力は手付かずの豊かな自然が残されていることです。名貫川源流部の甘茶谷・棒谷・矢研谷に形成されている多数の支流には名勝指定された国内唯一の瀑布群が犇めいています。特に日本の滝百選に名を成す「矢研の滝」は迫力満点!まずはコチラから!


     ....この山は名瀑の宝庫!尾鈴山系の瀑布群の看板には名滝がズラリ登場!....
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尾鈴山キャンプ場から杉林の遊歩道を歩いていきましょう。今朝は雨がポツポツ降っていますが、名瀑探勝なので問題ないかな。暫くすると杉林は自然林に変わり20分程で遊歩道に流れ落ちる「若葉滝」に到着、さらに歩くと小さめの「青葉滝」「二見滝」が次々現れてきました。


   ....(左)尾鈴憩いの森林館 (中)尾鈴大山神社 (右)尾鈴キャンプ場、生き生きした新緑....
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    ....矢研の滝に向うコース途中で次々に現れる前衛瀑布(若葉滝・二見滝・青葉滝など)....
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やがて尾鈴山瀑布群を代表する「矢研の滝」が出現!日本の滝100選に選ばれた高さ73m幅30mの巨大滝。水量・高さは圧倒的でその勇姿は実に見応えあり!ここまで見に来た甲斐があった!


      ....これぞ尾鈴最大の「矢研の滝」(日本の滝100選)、白滝と並ぶ双壁の名瀑....
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さて来た道を戻り今度は尾鈴山への登山口へと向おう。渓流沿いのアスファルト道を登っていくと右手には名滝が連続する気持ちいいウォーキング風景が楽しめます。幸いに雨も止んできた。いざ出発・・!


         ....(左)次は尾鈴山登山コースへ!欄干から見る渓谷岩 (右)岩見滝....
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「岩見滝」は岩間を走り抜ける水流が激しい!「次郎四郎の滝」は2条斜滝で落差ないものの下流側に河原があり家族連れの水遊びに適しているかも・・。えのは滝は視界が開けた絵になる名瀑!


     ....「次郎四郎滝」(左)&「えのは滝」(右)、このコースでも次々に名瀑が現れてくる....
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そして千畳敷に出ました!滝両側は自然林が覆い被り緩やかに流れる清流と緑のコントラストで心が和みます。「いこいの滝」は小支流から緩やかに林道に流れ込む滝ですがS字曲線が格好いい!


           ....(左)滑め沢状の「千畳滝」 (右)S字曲線を描く「いこい滝」....
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      ....(左)登山届を提出 (右)水と緑が光り輝く季節、マイナスイオンが溢れる空気....
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「いこいの滝」を過ぎてやっと登山者記帳台が見えてきた。本格的な登山道に入る前に静かに見送ってくれるのが「甘茶滝」。濃い緑の中にヒッソリ佇み上流側にも白い流れを見せる多段滝


      ....(左)登山道の脇から見る「甘茶滝」 (右)いよいよ尾鈴山の急登が始まる....
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尾鈴山頂上へはここから2時間弱ですが急登が続きちときつかった・・。曇りがちでしたが途中で神武天皇が東征船出をした耳津も見えまずまずの展望!昼前に頂上へ無事到着して目出たし・・!


    ....(左)頂上手前の尾鈴神社鳥居 (右)神武天皇船出の耳津が見える (右)昼に登頂....
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帰りは長崎尾コースを下山しましたが途中で大岩や祠が登場、やはりこの辺りは神の鎮座まします山域だネ~なんて思いながら下山。午前中満喫した名瀑を左手に見ながら15時に車へと戻りました。


         ....(左)うねる木に守られた祠 (右)巨大な神岩が山中に鎮座!....
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★昨年訪ねた尾鈴山麓の「若山牧水の生誕地」「百済の里」


     ....(左)尾鈴山麓は若山牧水の生誕地 (右)牧水の生まれた家(2014年訪問)....
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昨年の大崩山挑戦で見事敗退後に尾鈴山麓の名所に立ち寄ったことはよき思い出・・。自然を愛し酒を愛した歌人「若山牧水」の生家が近くにありました。牧水が幼少期に見続けた尾鈴山や自然と遊んだ体験からよき歌が生まれたのかと再認識。ちなみに沼津にも「若山牧水記念館」があります。


                  「若山牧水記念館」記事(静岡東部「富士・沼津・伊豆の国」)はコチラから

       ....牧水生家からは川越しに尾鈴山が望める。まさに牧水のふるさと名峰....
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昨年は若山牧水生誕地から九州秘境「椎葉峠」を越して熊本方面に抜けましたが、その途中(美郷町南郷)で訪問した「神門(mikado)神社」は実に見所がありました。奈良・正倉院そっくりの建物が隣にあったのはビックリ!神門神社に眠っていた百済王の秘宝が千年以上保存されていたのです。


      ....「西の正倉院」といわれ、古代宝物が多く収蔵される「神門神社」は必見!...
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7世紀に唐・新羅の迫害で滅亡させられた百済の王族達は、大量の移民を引き連れて日本(近畿地方)に逃れてきました。しかし奈良で動乱が起こり九州方面を目指した一派は、途中瀬戸内海で時化に遭い日向の浜に漂着、宮崎の山奥へと逃げ込んで当地に百済王国を築いたというのです。


       ....(左)百済王伝説 (中)西の正倉院の構造 (右)古代の唐獅子(高麗犬)....
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百済「福智王」がこの地に王国を築いたのですが何故こんな九州山奥に栄華を極めたのだろう?当エリアは平家落人伝説がある椎葉村に近い隠遁地。当時の大和政権に背いた何らかの理由があり身を隠さざるを得なかったのではと推察されます。百済・扶余族は日本古代天皇とも共通が多い・・

                        <2014>九州登山・歴史探訪旅②:(椎葉峠越え&市房山)





★日向を治めた伊東氏の歴史を綴る「飫肥城下町」


日南海岸の南西部には天正16年(1588)から明治初期までの280年間飫肥藩・伊東氏5万1千石の城下町として栄えた飫肥(1977年重要伝統的建造物群保存地区に選定)があります。


           ....日南の城下町「飫肥」(obi)、小雨風景を楽しむ(おび天が名物)....
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         ....(左)飫肥城の石段を登り行く (右)元禄時代の城門は威厳あり....
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武家屋敷を象徴する門構え・風情ある石垣・漆喰塀が残る町並み、1978年復元の大手門、松尾の丸や藩校振徳堂、伊東家歴史を綴る貴重な資料が展示されている飫肥城歴史資料館もあります。


        ....日向を治めた伊東氏の宝物の数々や豪華な着物が展示されている....
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              ....(左)飫肥城の本丸跡 (右)勇猛な武士たちの甲冑群...
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明治の偉大な外交官「小村寿太郎」(ポーツマス条約締結)の生誕地碑があります。碑面は元帥東郷平八郎の書、清国との交渉に向かう小村は飫肥が生んだ英雄として尊敬されています。


    ....(左)飫肥城下町、用水路に鯉泳ぐ (右)風情ある門構え (右)小村寿太郎の誕生地....
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飫肥の城下町は水郷の街です。昔からの市街中心部には用水が住民生活を支えましたが、今はその役割が薄れてしまい1970年代から本町と大手門を結ぶ通りの掘割に鯉の放流が始まりました。錦鯉が遊泳する水風景は豊かな城下町風情を伝える飫肥の風物詩となっています。





★九州最大級の「西都原古墳群」


宮崎市街から北へ車で30分走った西都市の西方には広大な洪積世シラス台地(標高50~80m)が広がっています。そこには九州最大の「西都原古墳」があり、3~7世紀頃に築造された311基の古墳がさまざまな形で点在しています。最近は古墳記事ばかりでコメンサイ(苦笑)


         ....次は西都原(saitobaru)へ向かう。雄大な九州の平原風景が広がる....
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          ....「西都原古墳群」洪積層丘陵上に形成された日本最大級の古墳群....
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西都原古墳群の中央部には「鬼の窟古墳」が聳えています。西都原古墳群の最後の首長墓と言われ、古墳名は木花開耶姫に恋した鬼が一晩で窟を造ったという伝説に由来しています。


          ....「鬼の窟古墳」、西都原古墳群の中央に位置する全国で唯一の円墳....
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ここには「西都原考古博物館」があり見学して見ました。白い壁は火山噴火で噴出されたシラスで生成、受付から展示室入口に向かう壁もすべてシラス壁、内部展示室は最新鋭設備でした。


        ....「西都原考古博物館」(2004年4月開館)は古代日向の情報受発信の拠点....
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              ....(左)「人と歴史の博物館」 (右)「考古博物館で構成される....
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姶良カルデラ爆発~南九州の地勢展示から始まり、東南アジアにおける南九州の位置的な交流、水耕稲作導入、日本列島の古墳時代の再現、先住民族である「隼人」の世界、西都原古墳群の立地と古墳分布模型など展示は多岐に渡っており九州の古代史を知る上で大変勉強になりました。


     ....姶良(aira)カルデラ・阿蘇カルデラの大爆発が過去数度起こり「九州シラス台地」が形成....
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      ....火砕流に覆われた地域の縄文文化は一度完全に滅び、その後渡来人が入植....
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カルデラ大噴火で九州先住縄文人は壊滅状態となり、その後3世紀末にツングース系騎馬民族(扶余族)が朝鮮半島を南下して日本へ渡来、百済王の騎馬族首長説もあります。日本書紀では景行天皇期に熊襲が背き日本武尊が西征、女装計略を謀りクマソタケルを討伐する物語が記されます。


       ....(左)百済王は渡来騎馬民族 (右).ここで南九州王朝の礎を築いたのか...
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                             蝦夷・毛人の群馬古墳「毛の国」探訪記事はコチラから 

   ....(左)倭人は隼人を支配下におきながら熊襲を討つ (右)日本武尊がクマソタケルを襲撃....
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いや~宮崎は本当に九州古代史の色々な学習ができますね~!宮崎の山旅・歴史旅は次回で最終編を迎えますが、LASTも日本神話、日向から大和へと向った「神武天皇」の史蹟をレポートします。


          ....かつて火山灰に覆われたシラス台地も今は一面の緑に輝いている....
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                                                         おわり

  by rollingwest | 2015-10-13 00:00 | 九州の山旅・歴史旅 | Comments(106)

<2015年5月>高千穂・日向の山旅・神話探訪旅②:九州最難関峰「大崩山」

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                          <2015年5月>高千穂・日向の山旅・神話探訪旅①より続く



★昨年敗退した「大崩山」へのリベンジ登山


宮崎県山奥に鎮座する「大崩山」(ohkueyama・日本200名山)は九州・最難関峰、屹立する巨大花崗岩がオブジェの如く林立する大迫力の山塊。憧れていた名峰に昨年5月トライしたものの、雨で沢増水・道迷いで見事敗退・・。今年こそリベンシ実現!再挑戦してついに満願を果たすことができました。


      .....九州で最も危険な山「大崩山」(日本200名山)、突兀巨大岩「ワク塚」の威容....
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      .....(左)一枚岩として脇で鎮座する「坊主岩」 (右)雄大な花崗岩世界の縦走コース....
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昨年5月は、早朝から雨が降り出した中で分岐標識にて道を見誤り、霧立ち込める原生林で彷徨が繰り返されました。雨天で道迷いに陥り危険と判断し朝7時に敗退宣言(結果的に早期撤退は大正解)。同行の食山人氏と再トライ計画を練り直して丁度1年目の日、今回は天気に恵まれそうだ・・


     .....昨年5月、大崩山・初挑戦で撤退・登頂断念(雨で沢の増水・道迷い)の悔しい思い.....
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                              <2014年5月>九州登山デビュー①(由布岳・大崩山)

今年は、宮崎空港から日南海岸観光を楽しんだ後に「渓流荘」に入りました。パッキング準備は完了!食山人氏と無事登頂を祈念して前祝いの乾杯!明日は快晴確実と期待を膨らませて早目に就寝


     .....(左)大崩山の登山基地・民宿「渓流荘」 (右)前夜祭で乾杯!満面笑み・食山人氏.....
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★「渓流荘」を登山基地に再挑戦


朝3時半に起床し朝食を済ませて暗い中で渓流荘を車で出発。登山口から5時前に登山開始、今回も最も人気ある湧塚コースから登り登頂後は坊主尾根コースを下っていく10時間前後の行程です。


        .....(左)明け方まだ暗い内に出発 (右)ワク塚コースで大崩山登頂を目指す....
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歩き始めて40分程で大崩山荘(無人小屋)が右手に見え、さらに進むと三里河原分岐の標識に到着。「ここで昨年間違えたんだヨナ~」と食山人氏は感慨深げに写真撮影。でもそのお陰で昨年撤退して今回の快晴登山になったのだから、これは高千穂・神様の思し召しだったのです。感謝感謝・・!


        .....(左)昨年間違った三里河原分岐の標識をパチリ (右)梯子が続々と登場....
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この標識から左手を流れる祝子川渓流の河原に出て見ると朝日を浴びて輝き出す小積ダキの巨大岩塔「ワク塚」が聳え立っていました!まるで中国・山水画に出てくるような奇岩の姿に大感動!


        .....大崩山の象徴巨岩「ワク塚」の鋭峰を見上げ、今日の登山に夢を膨らます....
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湧塚コースに入るには祝子川・渓流沢を横断する必要があり、登山靴を脱いで徒渉。雨で増水すると非常に危険になりここが最初の難関ですが、今回は昨年に比べて水量は少なく簡単に渡れました。


        .....祝子川(hourigawa)の渓流沢を越えることが最初の第一関門....
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           ....苔蒸した巨岩の脇を通り、渓流沿いの山道を快適に登っていく....
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ここから小積谷の流れに沿って途中に岩屋などを見ながら歩いて行くと、やがて急登ルートとなり梯子・ロープを使った危険な登りが連続し、木の根や岩角を掴んで攀じ登る局面が何回も登場します。


             .....梯子・ロープが頻繁登場、スリル満載のコースは実に楽しい!...
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漸く視界が開け憧れのワク塚稜線、下湧塚岩峰「乳岩」の展望岩へ出ました!眼前には大崩山の象徴である「ワク塚」「小積ダキ」の巨大岩壁が迫っています。何とも素晴らし過ぎる大絶景だ~!


       .....「ワク塚」をバックにポーズを決める!左稜線遥かには「坊主岩」も見える!....
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一つ一つの花崗岩があまりにも巨大なので本当に驚かされます。ここまで大規模で迫力あるロックガーデンは今まで殆ど見た記憶がない・・!湧塚岩峰群の大絶景を快晴の元で体験できて幸せでした。


    .....(左)R2D2ロボットみたいな下湧塚岩峰 (右)大崩山のシンボル「小積ダキ」巨大岩壁....
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         .....(左)ボリューム感溢れる「小積ダキ」 (右)天を突く「ワク塚」の鋭峰....
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朝7時前の空気は澄んでおり、遥か彼方に昨年登った「由布岳」も見渡せるではないか!絶景展望を満喫しいよいよ湧塚岩峰・核心部へと向います。頂上まであと3時間程歩かなければなりません。


          .....(左)木山内岳を望む (右)大分県の名峰「由布岳」&「鶴見岳」....
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        .....(左)湧塚岩峰群をバックに (右) 核心部へ登っていく食山人氏の後ろ姿....
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坊主尾根分岐コースでは、巨大花崗岩の登攀が危険な箇所(ルートも不明)があるので要注意。下り尾根を廻り込み巨岩稜線を登り詰めて行くと今度はブナ平地が出現しました。頂上付近にこんな穏やかなブナ林があるとはチト驚き!10時に頂上へ到着!空気も爽やかで意外と楽な登りだったなア・・


          .....奇岩絶景!鎖場が連続する巨大な花崗岩コースを攀じ登っていく....
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   .....(左)岩峰を超えると心休まるブナ平地が出現 (右)ついに登頂!2年越しの夢が叶う....
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頂上からは九州名峰の数々(由布岳・祖母傾山・阿蘇山・尾鈴山)が眺望できす。何と鹿児島・桜島の噴煙や四国・石鎚山方面まで見えるではないか!昼食を摂り10:40下山ルート坊主尾根コースへ!


      .....(左)頂上からのパノラマ、由布岳のシルエット (右)昼食後、下山コースを出発....
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危険なハイライト箇所は「象岩」のトラバース!高所恐怖症の人は無理かも・・、傾斜30度もある花崗岩道を滑落すれば間違いなく命はありません。鎖をシッカリ握り足元を確かめながら渡っていきました。


      .....(左)最大難所「象岩」、恐怖のトラバース (右)絶壁岩コースは危険箇所の連続....
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       .....(左)垂直に近い梯子下りの連続 (右)梯子裏側面を使う珍しい下山箇所....
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坊主尾根コースの中腹にも巨大なロックガーデンがあり、巨大な花崗岩の上に立って見ました。眼前には小積ダキの巨大絶壁が大迫力で立ちはだかっている!まるで異次元の空間にいる様な錯覚に・・


       .....巨大岩が次々に現れる坊主尾根コース、花崗巨岩によじ登り、ピ~ス!....
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    .....(左)小積ダキ真下に!巨大な花崗岩 (右)下湧塚岩はスターウォーズ宇宙兵士の如し....
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ここから大崩山の全体が一望できます。辿って来た湧塚コースから坊主尾根まで広がる大スケールの花崗岩山塊!今まで150以上の全国名峰に登ってきましたが初めて見るレアな絶景に驚嘆しました。
そしてラストハイライトは坊主尾根コースの盟主「坊主岩」、九州の最も奥深い秘境にいることをヒシと実感


      .....坊主尾根コースから俯瞰する大崩山・岩峰群(象岩・小積ダキ・袖ダキ・湧塚岩峰)....
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     .....(左)「坊主岩」はまさに奇岩!オッパイみたい・・ (右)岩の右手(断崖絶壁)を進む....
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13:40祝子川渓流へと下りてきました。ここも水流穏やかで水位も大したことはない。登山靴を脱ぎ徒渉して対岸へ渡り、14:15下山完了。11時間は覚悟した縦走でしたが9時間半弱で終えました。


       .....漸く祝子川渓流へ到着!スリリングだった大縦走もフナーレを迎え無事下山!....
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渓流荘に到着し風呂上りにビールで乾杯!2年越しの夢実現と無事帰還を祝い大満足!宴会広間の天井には数々の色紙が!何度も断念した人もいるようでこの山の厳しさを改めて認識しました。


    .....渓流荘に到着(連泊)。風呂から上がりリベンジ実現した喜びの祝杯を上げる!....
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    .....宿に泊まった登山者達の色紙、数回挑戦後に達成した人や無念の声などさまざま....
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今回は5月快晴に恵まれ爽やか時期だったので比較的楽に達成できましたが、猛暑や大雨だったら滑落・道迷い等遭難の危険が増す難関峰だということがよく解り、昨年断念しての再挑戦は正解!大崩山は過去登った150以上の全国200名山の中でも間違いなく5本の指に入る名峰でした。


      .....生涯の思い出に残る難関峰登頂の喜び!本当に素晴らしい山旅でした!....
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  by rollingwest | 2015-08-13 00:00 | 九州の山旅・歴史旅 | Comments(132)

<2015年1月24日>Fツアー山仲間達との新春ハイキング「房州アルプス・嵯峨山」

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★今年の初登山は千葉の山 (Fツアー・ハイキング)


今年の初登山はFツアー山仲間と千葉「房州アルプス&嵯峨山」に登りました。Fツアーへの参加は昨年2月スノーシュ-ハイク以来で皆様とは1年ぶりの再会。今回は低山ハイク・水仙・餃子パーティ企画が楽しみ!

                          <2014年2月>絶景パノラマ・Fツアー!「スノーシューハイク」 


       .....Fツアーバスは新橋駅を6:30出発、朝のレインボーブリッジが見えて来た!.....
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朝6:30、チャーターバスが待つ新橋駅SL前広場に集合!首都高速レインボーブリッジを通過するあたりで日の出を迎え、アクアラインで東京湾を横断して千葉県に入り富津から房総半島を南下していきます。


         .....レインボーブリッジを渡ればいよいよ朝日が昇り始めて来た~!.....
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    .....東京湾アクアラインを渡り(海ほたる通過)、千葉コンビナートが遥かに見えている!.....
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登山口に近い鹿原(Sippara)に8時頃到着し歩き出しました。今日のスケジュールは「房州アルプス」「嵯峨山」を歩き、途中の水仙ロードを満喫、お昼はフライパン持込みでの餃子パーティ、実に楽しそうな計画!


     .....(左)鹿原(Sippara)入口で準備開始 (右)中高年パワー軍団、いざ出発!.....
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                          <2011年9月>越後名山ツアー「ニ王子岳」~新発田散策
 




★房州アルプスから水仙ロード


     .....(左)房州アルプス登山道の入口 (右)千葉の低山縦走路、冬のハイク風景.....
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アスファルト道路が果て、房州アルプスの登山道に入ります。暫く歩いて行くと東京湾パノラマが開けました。遥か彼方に見えるは横浜のランドマークタワー!対岸からいつも房総半島を眺めているが今その場所にいるのか・・と実感!これからパノラマハイクがずっと続くと期待しましたが海の絶景はここだけでした。


             .....朝の東京湾遠景が薄明に輝く、遥かに横浜ランドマークタワーが見える!.....
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   .....(左)滑る登山道を慎重に進み行く (右)房州アルプスのユッタリした山容風景が拡がる.....
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房州アルプス最高点は267mの無実山(minasiyama)。この山名由来が山頂標識脇に滲んだマジックで書かれていました。⇒源頼朝がこの道を馬に乗って通過中、椎の実が頭に当たって激怒、「花は咲いても実はなるな」と椎の木に八つ当たり、以来山の椎には実がならなくなったという伝説とのこと


     .....(左)房州アルプス最高点「無実山」(267m)へ!(右)無実(minasi)の由来は頼朝故事....
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皆はこれを見て源頼朝をボロクソ批難!「人間が小さいネ~!弟・義経を妬みで滅ぼす奴だからな~」と厳しい意見。椎の木は源頼朝を傷つける意図はなく無実であり、「無実山」と呼ぶ説もあるそうな。頼朝も草葉の陰から「そんな事実はない!ガセネタだ!私は無実だ~」と叫んでいるのかも・・(苦笑)


         .....マテバシイの原生林へと入る!ここは縦走路における最大のハイライト.....
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照葉樹林の平坦道、ジグザク下り道、尾根道を過ぎて左側を巻くトラバス道、そして分岐に出ると幻想的な風景が広がってきました。美しいマテバシイの原生林の山道が出現!気分は一挙にリフレッシュ~!


       .....何と素晴らしい幻想的な道!マテバシイ原生林の不思議な魅力に圧倒される.....
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そして次は水仙ロード出現!ここも今回のお目当ての道です。人工的に植えられ手入れされているとは思いますが本来自生している斜面もあり、登山者の心を大いに癒してくれる嬉しい花登山です。


             .....今度は水仙が咲き誇る風景が登場!春を感じますネ~.....
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         .....(左)春を感じる風景の道を歩く (右)ミツマタの花が咲き始めている!.....
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房総半島は「花の半島」として知られますが、水仙ロードは随所に見られます。田園風景(農道両側)の道沿いに広がる多くの水仙は優しい甘い香りを発しており皆は写真をバシャバシャと撮りまくる。


         .....嵯峨山への道中は、水仙風景を十分楽しむながらいい時間を過ごす.....
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                       <2012年9月>「能郷白山」~「越前大野」弾丸ツアー 





★結構ハードな「嵯峨山」、そして餃子パーティで大いに盛り上る!

当エリアの土壌は粘土質、前々日の雨影響もあり足元が滑り易く結構苦労しました。次の「嵯峨山」はアップダウンが多く予想以上にハードな歩きで房州アルプスよりコチラの方がアルプスの名に相応しいとの声も


     .....(左)いよいよ嵯峨山の頂上が間近! (右)山頂には愛宕神社の祠が鎮座.....
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11:20ついに嵯峨山に登頂!頂上付近はかなり狭く18人全員が写真に収まるのは困難ですが、ギューギュー詰めになりながらの記念撮影!昼食を摂る敷地確保が難しいため下山途中で広いスペースを探して歩くことに・・。なかなか適当地が見つからない、12:00となり皆のお腹はグーグー状態に・・


           .....嵯峨山山頂にて総勢18名の集合写真!芋の子洗い状態.....
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漸く適当な場所が見つかりやっと昼食タイム!今回来られなかった山仲間のKz山氏が地元名物「野田餃子」を差入れてくれ、皆で食材・コンロ・フライパンを運んでアツアツ出来立て餃子を食するナイスな企画!


     .....(左)お待ちかねの昼食会、餃子パーティ準備開始 (右)RWはホットワイン配給担当.....
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焼き餃子・水餃子を調理する女性陣、小生もワイン・焼酎を温めて配布する係⇒働いているフリが上手・・(笑)  皆様が各自持ち寄って来た自慢つまみも交換しながらワイワイと楽しい宴会になりました。


    .....(左)水餃子が煮えたゾ、美味しそう! (右)焼き餃子もコンガリと焼き上がりました!.....
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いや~満腹・満願・満足の充実なる餃子パーティでした!さて調理道具・荷物を撤収して下山いたしましょう!冬の時期は関東低山をただ単に歩くだけでなく余裕をもった楽しみ方もいいものだと再認識


         .....満足の昼食を終えてさあ全員パッキングが完了、いざ下山へ再出発.....
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        .....(左)足元が不安定な橋を渡る (右)途中には美しい竹林風景も出現.....
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小さな春の息吹を少しずつ感じながら下山完了、終点・小保田でチャーターバスが待機してくれています。房総半島の海岸線を走り温泉へ直行!この至れり尽くせりのセッティングが実にありがたき事かな~


        .....(左)最後の林道 (右)春の息吹も感じられる楽しい冬ハイクでした!.....
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    .....チャーターバスが下山路で待機。房総海岸線を走り我々を温泉に連れて行ってくれる....
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    .....(左)グランビュー岩井で入浴 (右)当地区は「ふしぎな岬物語」の映画ロケ地だった.....
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房総の観光地「岩井」にある温泉はコンドミアム形式の「グランビュー岩井」!何と12Fにある展望温泉が売り物なのだ!温泉から東京湾が一望でき対岸には神奈川三浦半島も眺望でき大感動でした!


       ..... 12F眺望温泉の入口から見た千葉県の山々、左は富山(tomiyama).....
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      .....12F眺望風呂から見た贅沢な東京湾風景、対岸には三浦半島が見える!.....
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体が温まれば当然ビールで乾杯!帰りは恒例の宴会状態バスに昇華するのは必然でした。今回は18名も集まったためチャーターバス固定費が薄まり、参加費は7千円(餃子パーティ込み)!毎度のことお安い参加費、バスの機動性、楽しい仲間達の濃厚時間!本当にいつ来てもFツアーは素晴らしい~!


       .....道の駅「富楽里とみやま」でワンブレイク、帰りは宴会バスと化してしまいました.....
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                         <2013年4月>Fツアー「鼻曲山」&軽井沢・碓氷峠の旅
 


      ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆


★千葉県の山や渓谷も素晴らしいですよ!(2006年訪問レビュー)


最後に千葉県の山の魅力を紹介して記事の筆収めとしましょう。当県から山を連想する人は少ないことと思います。実際に東日本で百名山・200名山が一座もないのは千葉県だけ。(因みに西日本は愛知・京都・広島・山口・香川) しかし千葉県の山の最大魅力は海越しの富士山が望めることです!


  .....(左)「鋸山」地獄覗きから見た相模湾・大絶景(2006年) (右)日本寺の巨大な石大仏.....
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     .....(左)相模湾越しの富士山は実に感動的! (右)地獄のぞき・別名「ライオン岩」.....
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2006年に鋸山(今回縦走した房州アルプスの隣接)は最高の天気に恵まれて相模湾越しの富士山・三浦半島の絶景を堪能しました。空気が乾燥する秋や冬の快晴日を狙って登ればこの絶景に対面する確率は高まります。また当山の巨大石仏・摩崖仏・石仏群は隠れた関東の見所、お薦めです!


             .....千葉鋸山には巨大な崖観音や石仏群もあるのです!.....
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      ....千葉・大多喜には「養老渓谷」という穴場名所も!心安らぐハイクが楽しめる....
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                          <2013年5月>Fツアー(甘利山・千頭星山):富士山絶景 

今年の山計画は3月に山梨県の「七面山」(宿坊に泊まる予定)、5月に九州「大崩山」(昨年敗退のリベンジ)&「尾鈴山」、7月に「会津駒ケ岳」、秋は日本最大のパワースポット「戸隠山」に挑戦予定です。



                                                         おわり

  by rollingwest | 2015-02-09 06:24 | ローリングウエスト山紀行 | Comments(108)