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「アーティスト別・名盤レビュー」(第3回):「レッドツェッペリン」(2009.4.18公開)

                                           
★ビートルズを蹴落とした偉大なる伝説バンド

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ビートルズ解散前のLAST金字塔「アビーロード」、この偉大なアルバムをNO1の座から蹴落としてロックに新たな時代を築かせた有名な2枚のアルバムがあります。「クリムゾンキングの宮殿」と「レッドツェッペリンⅡ」、ともに1969年に発表された歴史的な名盤です。プログレシッブとハードロックの本格的な夜明け、まさに60年代の終わりと70年代始まりを告げる記念碑となりました。


...(左)「レッドツェッペリンⅡ」(中)「アビーロード」(ビートルズ)(右)「クリムゾンキングの宮殿」(キングクリムゾン)....「アーティスト別・名盤レビュー」(第3回):「レッドツェッペリン」(2009.4.18公開)_c0119160_2126749.jpg「アーティスト別・名盤レビュー」(第3回):「レッドツェッペリン」(2009.4.18公開)_c0119160_21262591.jpg
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その名盤を輩出した歴史的なグループ「レッドツェッペリン」、ロックをよく知らない人でもこの名前はよく耳にすると思います。ロック発展進化の時期において、「ハード・ロック」最初の頂点に登り詰めた史上最強のバンドとして伝説化され、今でも神のような存在として崇め続けられています。

◇レッドツェッペリン:「マザーシップ」のプロモーション用・映像
             

「ハードロック」はエレクトリックギターを技巧的に激しく演奏する形態で胎動は1968年ですが、ツェッペリンの大ブレイクがハードロックの世界的な衝撃を刻みました。ジミーペイジのアグレッシブなギター、ロバートプラントの衝撃的なハイトーンボーカル、ボンゾの重厚炸裂ドラムが強烈なイメージを残し、11年間の活動時期ですが、その後のロックに与えた影響(特にハードロック分野)はとてつもなく偉大です。

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世界的に有名な「3大ギタリスト」と言えば「エリッククラプトン」「ジェフベック」「ジミーペイジ」が挙げられますが、この3人が在籍した「ヤードバーズ」という伝説のグループが1960年後半期に存在しました。3人の偉大なギタリストが上記の順番で継承され、今から思うと夢の様なバンドです。




★「レッドツェッペリン」 (LED ZEPPELIN): 衝撃のデビュー

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ジミー・ペイジはバンド名継承権を得て、新たなセッションミュージシャンを発掘します。当時無名ながら優秀な人材、ロバート・プラント(vocal)、ジョン・ボーナム(drum)、ジョン・ポール・ジョーンズ(base)を集め「ニューヤードバーズ」の名でツアーを行ない、ツェッペリン母体が結成されたのです。


 ...デビュー盤「レッドツェッペリン」(ツェッペリン飛行船「ヒンデンブルグ号」が燃え落ちる写真)....
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デビューの「レッドツェッペリンⅠ」は1969年1月にリリース、全米初登場99位、最高位10位、のヒットとなりました。バンド名は「鉛の飛行船」(Lead Zeppelin)という意味、ザ・フーのキース・ムーンが名付け親と言われ、のちのヘビーメタル(ハードロックの象徴語)のルーツとなっていきます。


               ...世界を震撼させた「レッドツェッペリンⅡ」、世界的な名盤....
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同年10月には早くも、「レッドツェッペリンⅡ」がリリース。ついに12月、ビートルズの「アビーロード」を蹴落として全米チャート1位となりました。その後連続7週間トップ、メロディ・メーカー誌の年間人気投票でもビートルズを抜き1位、名実と共に70年ロック・新時代の幕開けとなったのです。

「胸いっぱいの愛を」




白人ブルース(1960年代)を進化・パワーアップさせたこの名盤は、全曲とも野生的かつ鋭角・攻撃的な仕上がりになっておりハードロックを世界中に知らしめました。これで「ツェッペリン=大音響」という図式・イメージが固定した感もありますが、彼らは単なるヘビメタバンドではありません。(後述)


      ...「移民の歌」が有名な「レッドツェッペリンⅢ」、アルバムの方の評価は今一つだが....
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マスメディアと距離を置きましたがアルバムセールス数や観客動員数は空前数字を記録。米国ではプレスリー、ビートルズと並ぶアルバム1億枚の大記録(Rストーンス・Mジャクソンの倍)世界で3億枚以上の売上、彼らの登場はロック史衝撃事件でありその影響の大きさは測り知れません。

「移民の歌」





★黄金の4メンバー

ジミーペイジ(ギター)・・・ツェッペリン創設者であり全アルバムのプロデューサーを担う。3大ギタリストの一人でロック史を語る上では欠かせない人物。アコースティックプレイも実に素晴らしい。「アーティスト別・名盤レビュー」(第3回):「レッドツェッペリン」(2009.4.18公開)_c0119160_10113658.jpg
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ロバートプラント(ボーカル)・・・神がかり的な広い音域を自在に操る歌唱力、凄まじい声量、美しいルックスで世界中のロックファンを震撼させる。ケルトや民族音楽を取り入れたサウンドも志向。「アーティスト別・名盤レビュー」(第3回):「レッドツェッペリン」(2009.4.18公開)_c0119160_10261349.jpg
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ジョンボーナム(ドラム)・・・「重戦車」の異名をとるパワフル・ヘヴィなドラムで核の役割を果たした。1980年酒の飲みすぎで吐瀉物が喉に詰り窒息死(32歳)→グループは解散。(愛称ボンゾ)「アーティスト別・名盤レビュー」(第3回):「レッドツェッペリン」(2009.4.18公開)_c0119160_1030040.jpg
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ジョンポールジョーンズ(ベース)・・・一番地味な存在だが、卓越技術と安定の演奏力でツェッペリンを影で支える。乱れることのないベース演奏は、個性ある他の3人の溶接・触媒機能を果たした。
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★日本でも人気沸騰!一挙に伝説化

日本でも彼らは即人気沸騰!初来日の日本武道館公演(1971)は「移民の歌」でスタート、その素晴らしさは音楽史に残る伝説となりました。1971~1972年は今から思えば鳥肌が立つような大物アーティストが続々と初来日した時期だったなあ・・。日本音楽市場も評価されこんなビッグスター達が来るようになったんだなあ・・と、感慨深かったですね。ミュージックライフ誌を毎月読み漁り興奮したものだ。

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この時期はビートルズ解散、フィルモアウエスト閉鎖、Jモリスン・Jヘンドリクス・Jジョプリンの死などのニュースが続き、ロックの1時代が終焉を告げた頃。しかし新しいロックが次々に開花し、発展過程での大きな節目でもありました。レッドツェッペリンの衝撃的な登場はまさにその時代の象徴となったのです。
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★最高傑作「レッドツェッペリン Ⅳ」

初来日に前後して発表(1971)された「レッドツェッペリンⅣ」は、その完成度の高さから彼らの最高傑作と賞される作品。ハードロックバンドとしての本領を発揮した「ブラッグドッグ」「ロックンロール」の激しい曲から、幻想的な雰囲気をもつ「限りなき戦い」、美しいバラードから壮大な展開を見せる歴史的名曲「天国への階段」を擁して、ロック史の金字塔として永遠に輝いています。


   .....最高名盤の評価が高い「レッドツェッペリンⅣ」、「天国への階段」等の名曲を輩出....
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「天国への階段」

このアルバムは魔法絵のようなジャケットデザインも非常に印象的・・(ミステリアスな老人・幻想的な白壁)
ケルト文化的な神秘性・暗示性も感じられます。タイトル名・バンド名の表示がなく↑4つの不思議な上記シンボルマーク(4人を象徴)のみが記載される変則的な内容でした。ツェッペリンの遊び心・オシャレな一面も感じます。(音楽性の幅広さ・遊び心はビートルズに共通しているかもしれない)
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「限りなき戦い」




★Ⅳ以降の後期オリジナル名盤

その後、73年「聖なる館」、75年「フィジカルグラフティ」をリリースし、ブリティッシュ・ロック王者として君臨し続けます。「永遠の詩」や「カシミール」はさらに重厚さが増した雰囲気ある名曲です。

            ....(左)「聖なる館」(5作目)        (右)フィジカルグラフティ(6作目)...「アーティスト別・名盤レビュー」(第3回):「レッドツェッペリン」(2009.4.18公開)_c0119160_1543958.jpg
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                      公式HP・視聴ライブ:「永遠の詩」(アルバム聖なる館)

「カシミール」


後期における金字塔は「プレゼンス」かもしれません。当時小生も大学受験勉強の真っ最中となり、リアルタイムでこの名盤を聴けなかったことが悔やまれますが、アコースティックギターやキーボードを一切排除し、非常にシンプルで硬派な仕上がりです。完成度が高くて素晴らしいアルバムだと思います。


              ....(左)後期の名盤「プレゼンス」(7作目)...
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「アキレス最後の戦い」(プレゼンス)





★「ツェッペリン号」突然の炎上墜落

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79年「インスルー・ジ・アウトドア」発売後の80年、ツッペリンに最悪悲劇が襲います。ロックが発展進化を遂げた70年代を飛翔し続けた「レッド・ツェッペリン」飛行船号が、デビューアルバム写真の如く墜落する日を迎えました。 キーワードは「Jの悲劇」⇒「その時代に頂点を極め、Jの悲劇で終焉・・」

 .....ロック史に残る悲劇の名ドラマー「ジョンボーナム」(重厚ダイナミックなドラミング)、突然消え行く....「アーティスト別・名盤レビュー」(第3回):「レッドツェッペリン」(2009.4.18公開)_c0119160_16535284.gif
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80年9月、不世出ドラマー「ジョン・ボーナム」(ボンゾ)が飲酒後、就寝時に窒息死してしまいました。後継者ドラマーの選出は多く議論が交わされましたが結局ボンゾの重厚かつ激しいドラムを叩ける奴は誰もいないという結論に達しました。ツェッペリンサウンドが成り立たないという理由です。

「ロックンロール」



ロック界は「Jの大物アーティスト」が不慮なる死を多く遂げています。ジミヘンドリックス、ジャニスジョプリン、ジムモリスン、ブライアンジョーンズ、ジムクロウチ、ジョンレノン・・「Jの悲劇」と呼ばれる呪われたような話ですが、何か偶然とも思えない・・。ついに彼もその仲間に入ってしまいました。


    ......(左)から ジミヘンドリックス、ジャニスジョプリン、ジムモリスン........(右)ジョンレノン....「アーティスト別・名盤レビュー」(第3回):「レッドツェッペリン」(2009.4.18公開)_c0119160_16591644.jpg「アーティスト別・名盤レビュー」(第3回):「レッドツェッペリン」(2009.4.18公開)_c0119160_1725487.jpg「アーティスト別・名盤レビュー」(第3回):「レッドツェッペリン」(2009.4.18公開)_c0119160_1731328.jpg
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ダイナミック&パワフル・重厚&スリリングなドラムプレイ、「ボンゾなくしてZEP.サウンドの表現は無理、バンド継続不可能」と判断し、80年12月ついに彼らは解散(11年間の活動に終止符)を表明しました。
60年代ロック終焉の節目象徴である「Jの悲劇」の頃に、入替わるが如く衝撃登場したツェペリン、70年代の雄も「Jボーナムの悲劇」で自らの終止符を刻んでしまいました。Jレノン暗殺の80年に・・・。

「コミュニケーション・ブレイクダウン」





★「レッドツェッペリン」21世紀の復活

ツェッペリン解散後26年が経った2006年、素晴らしいBigニュースが飛び込んできました。
往年メンバーが再結集した本格的なZEP復活です。亡きジョンボーナムの後釜は息子ジェイソンボーナム。重厚炸裂ボンゾのドラミング遺伝子を受け継ぐ男が参加、まさに黄金の4人の再現だ!


            .....レッドツェッペリン復活コンサート(2007年12月・ロンドン)....
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2007年12月ロンドンアリーナで一夜限りの再結成ライブが敢行され、世界各国からファンが殺到、往年のZEPサウンドが見事に再現された素晴らしいコンサートだったようです。写真を見るとロバートプラント(61歳)は完全にジジーです。しかしあの美しいハイトーンボイスは冴え渡っていた!
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2008年「北京オリンピック閉会式」に突然ジミーペイジ(64歳)が登場して「エ~ッ」とビックリ!「胸いっぱいの愛を」の力強いギター演奏!ペイジは髪こそ白いが結構若い雰囲気でスゴイ!


          ......北京オリンピック閉会式に突然登場したジミーペイジ(08年8月)........
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そしてさらにビックリは先日のニュース!2月8日に開催された「第51回グラミー賞授賞式」の年間最優秀アルバム賞にロバート・プラントの名前が登場したのです。5部門受賞の大快挙なのだ~!ペイジ様、プラント様、歴史を刻んだロック爺さん達は元気だなあ・・と本当に感心ja~(◎皿◎)凄


   .....ロバートプラントがグラミー賞5部門受賞!アリソンクラウスとの共演「レイジグサンンド」......
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                   グラミー賞受賞曲:「プリーズ・リード・ザ・レター」  (レイジングサンドより)



★おわりに

結成されて40年・解散して30年近く経った現在でも、その先進的な音楽性が評価されています。ZEP音楽は一般的に「ハードロック」ジャンルに括られますが、アコースティック曲も多く、フォーク・中東音楽にも渡る幅広さ、神秘性や芸術性も感じられ、英国ケルトにもルーツがあるような気がします。

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そんな雰囲気が十分溢れ出ている曲が彼らの最高佳曲「天国への階段」なのかもしれません。
彼らの数々の名曲やパワフルサウンドの凄さは古さを全く感じさせません。衝撃的なハードロックで世界席巻した「レッドツッペリン」。永遠に語り継がれる伝説グループであり続けることでしょう。


「ブラッグドッグ」


「レッドツェッペリンⅣ」を購入した時は、憧れの4CHステレオを買ってもらった頃・・。ハードロックの凄さに興奮した我ら愚兄弟は窓を開けっ放しの大音響でブラックドッグをかけていました。
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「俺達はこんな凄い音楽を聴いているんだぞ~、スゴイだろ~」と・・。 実にアホだったねえ・・。
ご近所の皆様、ご迷惑をおかけいたしました。ZEPに酔った我々愚兄弟をどうかお許し下さい。

「ブラッグドッグ」(非常に珍しいアコースティックバージョン)




★☆「レッドツェッペリン:公式ホームページ」☆★ ←彼らの全アルバム・歴代ライブ映像が見られます。

                                                 おわり(09.4.18)


        *次回はビートルズと双璧、ロック史の金字塔「ローリングストーンズ」を紹介します。「アーティスト別・名盤レビュー」(第3回):「レッドツェッペリン」(2009.4.18公開)_c0119160_2137569.jpg「アーティスト別・名盤レビュー」(第3回):「レッドツェッペリン」(2009.4.18公開)_c0119160_22405881.jpg

  by rollingwest | 2009-04-18 20:20 | 洋楽(ロック・POPS) | Comments(27)

Commented by ボーちゃん at 2009-04-18 06:58 x
おっす! ひさびさの洋楽エントリだな。なんだか、ほっとするぜ。
ツェッペリンやジャニス・ジョプリン、聴きたくなったぜ。
ところで、オバマ家の犬、おいらと同じ名前なんだってな。
関係ないけどな。じゃっ、またな、ばう♪
Commented by K森 at 2009-04-18 08:05 x
1971年の初来日時広島にやってきた。チケットは入手できなくて観にいけずとても残念だったけど、ギャラを寄付(核兵器撲滅関連団体だったと思う)したことが鮮烈な印象に残る・・・またブラックドッグを合唱しましょう!!
Commented by ぺがさす at 2009-04-18 09:47 x
来た~ !!!!
お得意、 RWミュージックワールド ♪ ~ ♪ ~ ~ ♪ ~ ~ ~
添付されているユーチューブで、それぞれの命という共鳴体から溢れ出る魂の叫び・様々な波動が皆心地よく感じられました。
有難う!!!
Commented by Brother at 2009-04-19 00:16 x
どーも、どーも先程は・・・今頃は柏崎で酔っ払っていることでしょう。
愚兄弟の思い出、すごく懐かしかったです。そうか~バンド名の意味は「鉛の飛行船」ですか?今の今まで「導かれた飛行船」だと思っていました・・・
Commented by ださいおさむ at 2009-04-19 15:22 x
ロック・バンドは星の数ほどあるけれど、ザ・フーのキース・ムーンと並び、まさに重戦車といえるジョン・ボーナムのドラムは最高でした。
最高のギタリストに最高のヴォーカリスト、だからこそジョン・ボーナムでなければサウンドが成り立たなかったのでしょう。
一枚目からシビレっぱなしのバンドでしたねぇ。
Commented by rollingwest at 2009-04-19 20:27
ボーちゃん、米大統領の愛犬と同名で最近有名になって実に目出度いねえ!
ツェッペリンだけでなく、ジャニスジョプリンも好きでしたか?
おいらも今回記事で、「Jの悲劇」を書いているうちにジャニスジョプリンにジミヘン、ドアーズの名盤を掘り起こして聴いてみたぞよ・・。熱いねエ・・、ワイルドだねェ、1960年代末は・・。
Commented by rollingwest at 2009-04-19 20:32
キンチャンと歌ったカラオケは楽しかったなあ・・!またやろう!次回はもっと掘り出し物の渋い名曲が出てきそうだなあ。楽しみにしておるよ。
Commented by rollingwest at 2009-04-19 20:38
ペガサス様、貴女のお好きなオペラもロックと融合している曲(クイーンのボヘミアンラプソディ等)もありますぞ。いつか紹介いたしまする。来年か再来年かもしんないけど・・(笑)
Commented by rollingwest at 2009-04-19 20:44
Brother殿、、お互いにロックのDNAが深く刻まれたのもこの1970~73年頃だったのう・・。
この数年間のフェイバリットソンクで一生゙、この時期の青春の思い出曲を語り共有化できることが素晴らしい・・。やはり思春期の曲は重要だ。
Commented by rollingwest at 2009-04-19 20:57
ださい殿、あいかわらず短いながらもやはり言葉に重味がありますな!
ビートルズ・ツェッペリンを幼少時からリアルタイムに聴いたその素晴らしい感受性が十分培われているのも、多分お兄様・お姉様がロックに熱中していた賜物ですね!今後とも素晴らしい名曲紹介と独自訳詩を楽しみにしております
Commented by Soul Mate at 2009-04-19 22:42 x
おおっ、力作お疲れさん。ワシは「移民の歌」(中学1年)からじゃなあ。小学の時にツェッペリン聴いとる友だちはあんまりおらんかったよ。「移民の歌」が出た時も「鉄道員」とか「悲しき初恋」が流行っとったけん「なんじゃこの歌は?」と正直たまげた。アルバム「Ⅳ」でハマって「Ⅰ」と「Ⅱ」は高校になって買うたよ。高校の時に米兵がたむろっとるバーで「レッドツェッペリン好きかいね?」と聞いたらまったく通じんかった。「レドゼペリン」言わんといけんかったみたい。4chステレオのRWといいワシといいバカ田大はやっぱイケてないのう。。
Commented by rollingwest at 2009-04-20 05:51
聖二殿、お主は中1からZEPを聴いていたんか?(小生は中3くらいかなあ・・) 高校のときに岩国のバーに通って、米兵と会話していたんか? あいかわらず早熟だったんじゃなあ・・。
今もオヤジバンドで活躍してギターを担当しているとは、感服・・!
ジミーペイジばりの迫力ある音をいつか聴かせてくれ。
Commented by akiotakahashi at 2009-04-20 07:56
小生、この分野に全く無知でビートルズは知っていますがレッドツェッペリンは初めて聞きました。
RWさんの音楽関係Blogで一番興味を持ったのは動く「美女時計」です。
それにしてもRWさんの幅広い活動と趣味に敬意です。
Commented by rollingwest at 2009-04-20 21:59
アキタカ様、知見なき分野記事にも毎回コメントを頂戴して本当に嬉しいことです。
それにしても昨年末に公開したユニクロック美女時計に4ケ月にも渡って熱い視線を送り続けてくれていたとは・・!ダンス美女たちも本望なことでしょう・・!でもあんな美しい奥様をお持ちなのに本当にまだまだアキ足らないんですねえ・・(笑)  
Commented by わかこ at 2009-04-22 20:57 x
ということで(携帯メールの続きか?)前世が、チェロ弾きのゴーシュだったか、狭い部屋でボーカルやべースにぶつからないように遠慮してブラックドックを練習したから?・・・・大音量で窓を開けて聞くファンとは、えらい違いだぞ(^〇^)
再び・・・ということで(^〇^)、ロッドがフランクシナトラ化、アダルト・オリエンテッド・オヤジ・シンガー化するので残念がる声が多いけど、もともとジェフベックのギターでグリーンスリーブスやピーポーゲットレディなど ケルトっぽい曲やゴスペルっぽいのが好きだった私だからちっとも残念じゃない最近のロッド。ツッェペリンのバラードやケルトっぽいアルバム、たぶん私、好きだと思う。今度借りて聞いてみよっと!!

Commented by rollingwest at 2009-04-22 22:09
いやはや参りました。ご本人の謙遜・遠慮ぶりは誠に奥ゆかしい限りで、ロックに関する薀蓄と知見はまさに「能ある猫は爪を隠す」の一言ですなあ・・。
RODコンサートのライブCDをのちほど貸してくれることを密かに期待しております。

Commented by カコ at 2009-04-23 22:07 x
RWさまは、素晴らしい青春時代をすごされたのですね。熱いロックと共に生きていらっしゃったのがよくわかります。
でも、今もご家族とお幸せそうですし、きっといつも幸せなのでしょう。

それにしてもロックの歴史がよくわかりました。
今、天国への階段を聞きながらコメントしています。
黎明期であり、かつ最も熱いロックの時代であったのでしょう。
いつもいつも大作で、いったいお仕事をなさりながらお時間がいつあるのか、と不思議に思えてしまいますよ~~。
Commented by rollingwest at 2009-04-24 05:50
ははは、この手のロック歴史物は、3~4ケ月前から構想を練って少しずつ書き進めてきました。実はこの記事は3月末頃に完成して隠れUP済み。毎朝5時前に目が覚めちゃうので朝の1時間で少しずつ原稿を作っています。 (小生完全ジジーだね・笑)
Commented by わかこ at 2009-04-24 19:05 x
おーほほっ、貸すどころか押しつけるつもり!( ̄∀ ̄)ロッドの娘とボーカルの女性が歌った、プリチャーマン(ダスティースプリングフィールド)、レスキューミー(フォンテラバス)CCRのブラウドマリーは、ティナタナー、入りですぞ。36歳の私が生まれてない昔の曲だ・・・・飯もつくらずPCに向かって三曲を検索しまくっていたら、腹の減った旦那が、ジャケットを作ってくれました。(↑URL)ロッドが唯一覚えた日本語「はいっ」を連発してたのが印象に残ったようです(^〇^)・・・思い出した!!フェイセズのドラマー、ケニージョーンズだ。偉大なるキースムーン亡きあとに 行ったんだった。
Commented by rollingwest at 2009-04-24 22:39
オ~ホッホホ・・!(あんたは猫ペガサス様か・・?)
早よ、CD押し付けてくれ~!しかしロッド周りの知識・薀蓄の内容の高さにはついていけん・・。CCR「プラウドメアリ」」懐かしい!ティナターナーは先々週にBS洋楽ライブで久々にパワフルな歌声を聴いたぞ・・。
Commented by しむけん at 2009-04-27 00:13 x
実に見事な解説文を今拝読。
書き込み大遅刻でゴメンナサイ。ゼッペリン、ホントに凄すぎるよね。小生は、高1の時、3年の先輩の部屋でアルバム(確かⅣ?)を聞いたのが最初の記憶です。思いっきりうるさかったのを覚えてます。
ロック史に燦然と輝くサイコーのグループです。天才の集団としか思えません。昔はビデオ見たことが無かったから、今ユーチューブの動画を見ながら聴くと、ジミーペイジのギターテクニックは当然ですが、ロバートプラントがメチャクチャカッコいいし、ジョンボーナムのドラムスは力強く素晴らしいです。また、今度CD買って来てしっかりと聴きたくなりました。ストーンズ大いに楽しみです。たまには仕事して下さいね(笑)
Commented by rollingwest at 2009-04-27 05:58
洋楽のプロ・しむけんさんにようやく来ていただいて実に嬉しいです。ZEPファンのしむけんさんに見てもらうがために、今回結構リキ入れてつくりました。
あのねえ、仕事してないなんてまだ誤解してますね。(笑) ZEPの記事は1月中旬頃に書き始めて時間があるときに少しずつ作っていました。しむけんさんとZEP歌いまくりした2月上旬頃がやはりアドレナリンが出て筆が進んだね。3月末には完成して、ある場所に保管格納しておきました。
ローリングストーンズはこれから思い起こして構成を練ります。
Commented by しむけん at 2009-04-27 21:20 x
そう言っていただいてうれしい限りです。また行きましょう、歌いまくり!
Commented by TARA at 2009-04-29 08:20 x
それにしても詳しいわね。脱帽!こちらで、ユーチューブの動画が見れないのがとても残念です。今更ながら、すべてのレコードを処分してしまったのが悔やまれて・・・あの時は、時間がなくあわてていたから、何も考えずに・・・と、これではまるで軽石亭ローりンね。
次回のローリングストーンズも楽しみです。何年か前にチューリッヒに来た時、コンサートを聴きに行きましたが、60歳過ぎであのバイタリテイには驚きました。将来のローりンか?
Commented by rollingwest at 2009-04-29 11:41
将来のTARA様です。
しかし結構忙しそうで何より・・かな?
いつ帰国(もとい・・上陸来襲)ですか?早くオノロケ話聞きたい~! 
Commented by TARA at 2009-04-30 06:07 x
まだ未定です。兎に角忙しい。
未だ冷戦中で和解のめどたたず。大人気なくも、下出に出られないこの性格変わらず。そうでないと恋をしても楽しくないから。雨降って
地固まるか、このまま終わるか、・・・成るようにしかならない、男と女、結果は同じよ。
Commented by rollingwest at 2009-04-30 18:29
TARA様は、プライド高いんですなあ・・。(笑)
せっかく若い美男子に好いてもらったんだから、殊勝・恭順な態度で甘えながら先に誤った方が得策じゃ~!自分の立場を考えろ~!あとで後悔するぞ~(笑)
ごめん隊<(_ _)><(_ _)><(_ _)>参上

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