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<2010年5月3日>GW紀行②:万葉時代からの歴史街「高岡・伏木」を訪ねて


               ⇒GW紀行①:残雪の北陸名峰「笈ケ岳」から霊峰「白山」を望むより続く



★憧れの「雨晴海岸」へ

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「いつか実際にこの目で見てみたい!」・・と、過去からず~っと憧れ続けている光景があります。
海に浮かぶ北アルプス「立山連峰」↑の大屏風!この大絶景は富山県高岡の雨晴海岸や氷見市海岸から望むことができます。GWレポート②は、高岡の「雨晴海岸」や「伏木」を紹介いたしましょう。


  .....立山から雪解け水が流れ込む海は透明度が高い!親子連れがGW休日を楽しむ。......
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「笈ケ岳」から無事下山後、金沢駅で食山人氏・マツ氏と別れた小生は柏崎帰省に向かいますが、まだ午前中でタップリ時間は残されている・・。依然、素晴らしい快晴!「どこかに立ち寄って帰ろう・・」と思いを巡らせます。゙Ω!そうだ!「雨晴海岸」が近くじゃないか!こんなチャンスは滅多にないゾ~
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   .....憧れの「雨晴海岸」へ!だが念願の光景(海に浮かぶ立山連峰)は見られず残念・・.....
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金沢駅からJR氷見線に乗り、「雨晴駅」で下車するとすぐに風情ある浜に出ます。ついに来た~!
でも・・、あまりの暖かさで海上はすでに靄がかかり、お目当ての立山連峰は全く見えない・・・(悔)
残雪立山を望めるのは冬晴日、でも好条件日に合わせてこんな遠隔地には滅多に来れない。(泣)


   .....(左)雨晴し伝説の由来「義経岩」 (右)伏木港に勧進帳の義経・弁慶像が座する。......
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雨晴しの由来名は、義経が奥州に落ちのびて当地に着いた時に不意な雨に見舞われ、弁慶が大岩を組んで祠を作り雨を凌いだ伝説に拠るとのこと。ここに義経岩として神社・祠が残っています。


   ......雨晴海岸からの雪の立山連峰(雨晴駅前の看板)この絶景の本物が見たかった~!......
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折角来たのに、ついに憧れの絶景は見られなかった・・。皆様には雨晴駅入口脇にある看板写真にてご堪能あれ。海越しに3千m級の白い山々を間近に望む光景は世界でもこの海岸だけです。




★「気多神社」&「大伴神社」


      .......「気多神社は平安時代からの古社。「能登一宮」と敬われ社格が高い。.....
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「能登一宮」と呼ばれる羽咋市「気多(keta)大社」は一度訪れてみたいと思っていましたが、高岡にも「気多神社」があったので参拝。本殿は450年前・室町時代に再建された風格ある建物です。
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        ......気多神社・境内は、鬱蒼とした大木に囲まれ神馬銅像も鎮座している。......
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   .....(左)大伴家持を祀る「大伴神社」 (右)「気多神社の清泉」ミニ洞窟や竜ノ口から水がコンコン......
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境内には万葉歌人「大伴家持」を顕彰した「大伴神社」があります。家持の史跡が存在する理由は奈良時代に高岡・伏木の地に「越中国府」が存在し、国守(県知事)として5年間赴任したからです。


      ......5月は筍・旬の季節!気多神社前の竹林には旨そうな「」が群生していた。.....<2010年5月3日>GW紀行②:万葉時代からの歴史街「高岡・伏木」を訪ねて_c0119160_11263874.jpg<2010年5月3日>GW紀行②:万葉時代からの歴史街「高岡・伏木」を訪ねて_c0119160_11271516.jpg








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    .....(左)裕福な家が多い金沢・富山の屋敷は実に広くて大きい。(右)花桃が真っ盛り!....
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5月初め、北陸の春は今が旬!新緑や花桃、筍などが新たな生命力を漲らせています。心地よい日差しの中で、次は「大伴家持」に所縁ある寺社・史跡・資料館などを訪ねてみることにしました。




★「万葉集」に縁が深い高岡

             .....高岡駅前には、「大伴家持」の銅像があった。.....
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高岡は「雨晴海岸」しか頭になかったので、駅前広場に降り立ち「大伴家持」銅像を見つけた時は何故だろうと思い観光パンフレットを調べたら、高岡は「万葉集」に縁が深いことを発見!目からウロコ!


  ....(左)気象資料館前には家持が住んだ「越中国守館跡」(右)今は朽ちた「越中国分寺跡」.....
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先に述べた万葉時代の「越中国府」国守に赴任した「大伴家持」が住んだ屋敷跡や勤務地が、この高岡には残っていたのです。そして奈良文化をダイジェストした「高岡市万葉歴史館」もありました!


          .......「高岡市万葉歴史館」、ここが「大伴家持」ゆかりの地と初めて知った。.....
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中高時代に習った正倉院「鳥毛立女屏風」や遣唐使船模型も展示されており、家持が当地で詠んだ万葉歌も多く残されている!平城遷都1300年の節目の年にまさか北陸で奈良を学ぶとは・・!


      ......(左)「鳥毛立女屏風」(模擬図) (中)「遣唐使船」の模型 (右)「大伴家持」肖像.....
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伏木の高台には巨大寺院が悠然と聳えます。浄土真宗本願寺派の名刹「勝興寺」、戦国時代には加賀一向一揆拠点であり、近世は前田家と関係深い寺となり不動磐石な地位を築きました。


         ......(左)蓮如上人が開基した「勝興寺」唐門  (右)勝興寺の経堂.....
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       .....「勝興寺・本堂」には七不思議(実をつけない銀杏や水が涸れない池等)が存在.....
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奈良時代、当寺境内には「越中国庁」があったとのこと。つまり大伴家持が毎朝出勤した場所だ~
当地で家持は5年滞在し優れた万葉歌が生まれました。七不思議と呼ばれるミステリー見所も沢山!


    .......天平の昔、勝興寺の境内が「越中国庁」の所在地、大伴家持は当地で勤務した。.....
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伏木の高台から再び海岸部(伏木駅・港周辺)に向かい、北前船で賑わった街風景を観に行こう!




★北前船で栄えた伏木の街


江戸時代、北前船貿易で栄えた伏木。近年は石油コンビナートや国際貿易港として賑わった港です。
嘗て産米輸送・石油油槽所等、環日本海圏の海上交易の重要地でしたが、今は昔の面影がない?


       .....伏木港は石油タンクや海上貨物輸送で賑わった。今はかつての面影はない。.....
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伏木高台には江戸時代からの回船問屋・旧宅が多く残っており、裕福な豪邸街並みが形成されています。その一つが「伏木北前船資料館」として公開されており、昔の伏木の繁栄を伝えています。


       .....「伏木北前船資料館」(江戸時代から回船問屋を営んだ秋元家の旧・邸宅).....
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  .....(左)「船屋半纏」「回船模型」が展示 (右)航海安全祈願で寺社奉納された「船絵馬」.....
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館内は北前船の航海用具や船主生活用具、船絵馬等が展示されており昔の繁栄が偲ばれます。建物の最上部には船の出入りが一望できる「望楼」が聳えている。狭い急階段を上がり、まるで抜け穴を通って秘密基地に行くよう感じ・・。「望楼」は二畳分程の狭い部屋で、街が一望できます。


         ....回船問屋の「望楼」はまるで秘密基地、船の航行を見張った小部屋.....
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      .......「伏木・けんか山祭り」は勇壮な祭り。昼は花山車、夜は提灯山車のぶつけ合い.....
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毎年5月15日は「けんか山」と呼ばれる勇壮な伏木・曳山祭りが行われます。山鹿流の出陣太鼓の囃子に合わせ、華やかな山車をぶつけ合う江戸時代からの伝統祭。港の男達は燃え上がる!




★伏木駅から、高岡市内の見所へ向かう


伏木駅周辺では殆ど人の姿を見かけませんでした。昔が活気に溢れた港町だけに駅前周辺・市街の雰囲気は寂しいものがあります。全国の地方都市における共通現象かもしれませんが・・。


         ......(左)JR氷見線「伏木駅」の外観とプラットフォーム(往年の活気はいずこへ).....
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雨晴海岸からの立山連峰をこの目で見ることはできませんでしたが、高岡・伏木の地で万葉文化や格式高い寺社など見所がこんなにもあったとは!高岡市内もまだ見所が多く存在しています。


         ........雨晴海岸~高岡・伏木の見所MAP(クリックで拡大表示).......
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まだかなり時間があり5月の日は高い。折角ここまで来たのだから夕方まで徹底的に高岡を探索して柏崎帰省しよう。伏木駅から次は高岡駅に向かいます。雨晴海岸の絶景は次回のお楽しみ!


   .....いつか本物の光景を遠望してみたい!雨晴海岸に聳える「立山連峰」の大屏風!.......
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                                                       おわり



次回は、「GW紀行③:高岡歴史探訪(続編)&35年ぶりの米山登山」をお送りします。
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  by rollingwest | 2010-06-02 00:00 | 海の風景 | Comments(36)

Commented by m2-home at 2010-06-02 20:30
雨晴海岸。
完全に心が奪われました。
ここは、行って見たい!
Commented by sam_blog at 2010-06-02 21:24
雨晴海岸からの立山連峰が見れなかったのは残念でしたね。
是非行って写真を撮りたいですよ。
Commented by まき子 at 2010-06-02 21:54 x
雨晴海岸からの雪の立山連峰・・・これが見れるのは、
やっぱり空気が澄んでいないとダメなんでしょうか。
冬の方が見れる確率が高いのかなぁ~。
この光景は、私も一度は見てみたいと思ってしまいます!
Commented by akiotakahashi at 2010-06-03 05:11
雨晴海岸とは洒落た名前で、大伴家持の渋谿の崎がここだったと、初めて知りました。立山連峰の迫力とともに是非見たいです。
高岡は学生時代の友人がいて、前田家の国宝菩提寺があったのを覚えています。川のある歴史ある良き街で次回の投稿を楽しみにしています。
Commented by rollingwest at 2010-06-03 05:48
m2-home様、雨晴海岸は憧れの場所なのですが、非常に遠くて交通の便が悪いのが難点です。思い立ったら行ってみようという訳にはいかず、今回も快晴で期待したのですが、暖かい日で靄がかかっておりました。まあすぐに見れてしまっては楽しみも減るので、今後何回かトライをしてみたいと思います。
Commented by rollingwest at 2010-06-03 05:57
sam_blog様、是非ともカメラ持参で素晴らしいSHOTを撮ってみて下さい。でもなかなか素晴らしい日に会えないのが難点なので、挑戦のし甲斐があると思います。
Commented by rollingwest at 2010-06-03 05:57
まき子様、太平洋側だと西高東低の冬型になればクッキリ晴れるのが簡単に予想できるのですが、日本海側の西高東低日はまさに雪の大荒れになっちゃいます。冬で高気圧の真中に覆われた日にならないと見られない。衝動的に手軽に来られる場所ではない。これが難点です。それゆえあまり日本国民には知られていない穴場なのかもしれません。
Commented by rollingwest at 2010-06-03 06:02
アキタカ様、大伴家持の県庁赴任地がここだったとは今回あらためて知りました。高岡は本当に見所が多くて素晴らしい所ですね。
今回記事は伏木が主体ですが、次回の記事は高岡市内で前田家の菩提寺である国宝「瑞龍寺」を紹介します。このお寺も本当に素晴らしかった~!
Commented by masaok15 at 2010-06-03 11:01
7月に新しい職場に転任されるとのこと。・・・当面はお忙しくて登山の回数も減るのではないかと思いますが、しばらくは健康第一で頑張って頂きたいと思います。
RWさんのように、全国各地の山を登りながら、そのついでに近くの名所旧跡を訪ねたり、観光旅行をされるのは良いですね。雨晴海岸から眺める立山連峰は正に絶景のようなので、いずれ私も”本物”をぜひ見たいと思っています。
Commented by hirospace at 2010-06-03 14:51
雨晴海岸からの立山を望む風景は素晴らしいですね。
でも、本当に綺麗に見えるのは冬が多くて、冷え込んだ早朝に海面に気荒らしというモヤが立つ時が最高です。
近くに居ても、なか~出会えません。
本当に歴史にも造詣がおありですね。
高岡は万葉集と縁がある町として、万葉ウォークやサッカーでも「かたかご杯」という名前も付いています。
でも、伏木の資料館は訪ねたことがありません。

週末は、仲間と唐松岳にテント泊で、ゆっくり登ってきます。
Commented by setuojiji at 2010-06-03 20:07 x
高岡、伏木の紀行を今拝見しているところです、ゆっくり時間をか
けて有益な内容を含蓄いたします。
Commented by rollingwest at 2010-06-03 22:24
マサオ様、北陸は自然も歴史も深く実に魅力的です。
古代より敦賀・七尾・伏木などの天然良港は船の往来により文化が蓄積されていることをあらためて認識しました。次は能登の奥を訪ねてみたいと思っております。
船で往来した人たちは、雨晴海岸からのパノラマと同様の壮大なる剱・立山・白山の大屏風を日本海から見ながら航行していたことでしょう。こんな絶景を見れば、これらの名峰群が霊峰として古えより信仰の対象になったことが容易に想像できます。
Commented by rollingwest at 2010-06-03 22:28
hirospace様、北陸にお住まいの貴殿でさえ、この絶景になかなか出会えないとはまさに貴重でレアな光景なのですね。年末年始に柏崎帰省のときに今後何回か挑戦してみたいと思います。
冬の晴天時のケアラシ・・!本当に見てみたいものです。あと春先の蜃気楼も!
Commented by rollingwest at 2010-06-03 22:33
setuojiji 様、北前船は小樽や函館などにも寄港して、日高昆布などを沖縄に伝えて今も琉球料理の材料となっております。沖縄県民の昆布消費量は日本一!やはり日本は海を通じて食文化も通じ合っているようです。
Commented by trial05 at 2010-06-03 23:38
こんばんは~。
わぁ~!雨晴海岸♪♪
5月4日に立ち寄る予定でおりましたが、GWの大渋滞で断念したところでした。
RWさんは、寄ってたのね~・・・!
聳える「立山連峰」の大屏風! 見える事を願って、訪れたいと思ってます。
雨晴・・・始め何と読むのか?と思ったけど、単純に「あまはらし」なのね!^^;
Commented by rollingwest at 2010-06-04 05:50
トラさん、5月3日に高岡にいらしていたんですよね。上記記事の日付を見てもわかるとおり、小生も5月3日に逍遥徘徊しておりました~!どこかでニアミス、もしかしたらすれ違っていたかもしれませんね。そういえばあの美人さんは、トラさんだったのかな?(笑)
Commented by matsu at 2010-06-04 09:11 x
海越しの立山連峰は、私もいつか観てみたいと思っているのですが、冬の天気が良く、空気が澄んだ日じゃなければ観れないらしいですね。高岡は、まだ、訪れたことがありませんが、街を歩けば、寺社仏閣にぶつかりそうな所っぽいので、近々行ってみたいです。特に、勝興寺。この寺は、戦国時代、井波の瑞泉寺と並んで越中一向一揆の拠点として、門徒たちが上杉謙信等と激戦を繰り広げた歴史を持っているので、一向一揆研究家としては、是非行ってみたいと思っています。あと、オールド漫画ファンとしては、高岡は藤子・F・不二雄の故郷(藤子不二雄Aは氷見)として、刻みつけられている街です。「まんが道」は、原作漫画も竹本孝之主演のNHKのテレビドラマも良かったなあ。2人とも、幼少時より、海越しの立山連峰を観て育ち、漫画への夢と情熱を育んでいったんだなあと思うと、何とも胸が熱くなります。そのうち、冬の天気の良さそうな時期を選んで、グルメ(寒ブリや寿司等)目的も兼ねて、高岡~氷見を訪ねてみたいと思います。
Commented by rollingwest at 2010-06-04 23:08
マツ殿、高岡は実に見所が多い街ですので、青海黒姫山登山の時に訪ねてみてください。
瑞龍寺は次回記事で紹介しますが、見ごたえがある国宝寺です。
藤子不二雄の通った高岡の小学校、氷見線の電車から見ましたよ。電車車体内も忍者ハットリくん等の藤子キャラクターで描かれていました。来年の9月には、藤子F不二雄ミュージアムが川崎市にオープンしますので是非ともお越しください。
Commented by しむけん at 2010-06-05 09:40 x
高岡は、過去2回仕事で行ったことがありますが、名所旧跡絶景ポイントは一切無し。暗くなってから、、車で町に入って安ビジネスホテルの近所の居酒屋で飲んで寝た記憶しかありません。もっと早く教えて欲しかった・・・。
新職場、無理せず、明るく楽しく元気良く仕事しましょう。そんなこと言われなくてもRW氏は大丈夫か。またね。
Commented by hoichoi2005 at 2010-06-05 20:01
RW、このところ、ますます絵葉書みたいだぜぃ。7月2日に世話になった上野運輸オーナーに挨拶がてら横浜の山下へ。といってもRW、新職で忙しいでしょうから顔出しません。ところで、エロ投稿の除去方法に妙案ありしか?Y木
Commented by Soul Mate at 2010-06-06 01:28 x
闘莉王は好調維持しとるのう。毎試合得点のうえにドログバ粉砕!!この調子ならエトオもファン・ペルシーも闘莉王から逃げるだけで精一杯じゃろ。我がオカちゃんの采配もますますサエとるし今回は期待できるど。雨晴海岸、強烈きれいじゃなあ。
Commented by そよかぜ at 2010-06-07 20:24 x
海越しの雪の立山連峰、私も見てみたいなあ。
きれいでしょうねえ。
Commented by ペガサス at 2010-06-08 01:03 x
......雨晴海岸からの雪の立山連峰・・・こんな素敵な場所がある事、知らずに生きてきました・・

北前船と言えば、柏崎も色々関わりがあるようですね。

花もものピンク色は、とても可愛らしく、私は大好きです。ぽっタリしていてね。ピンクと言えば、我が家の庭の今のピンクはカルミアです。結構色々な花が、春から次々に咲いてくれますが、どれも「これぞ神業」という感動があります。 

あ!  今年はちょこっと家庭菜園にチャレンジです!何かを育てるのは、ほんと楽しいですね。
Commented by rollingwest at 2010-06-08 05:46
しむけん様、高岡出張の強行軍ではなかなか周辺観光地は堪能できませんよね。北陸は見所が多くじっかり時間をとって観光してみてください。せっかっく名古屋と北陸を結ぶ縦断道路が開通して以来、行きやすくなっておりますの計画的に周遊すればいろいろな風景が味わえます。
Commented by rollingwest at 2010-06-08 05:50
ホイチョイ様、ご無沙汰しております。先日は電話いただきありがとうございました。奥さんとのアスリート生活、なかなか充実していますね。迷惑メールやエロ投稿防止は決定打がないですねえ・・。コマメに消していくしかないです。
Commented by rollingwest at 2010-06-08 05:54
S聖二よ、いよいよ今週末からW杯開幕だなあ!
日本はあまり期待しない方が、意外とサプライズを見せてくれるかもしれん。闘莉王は、オウンゴールで銃殺された選手もいたコロンビアで生まれておったら大変なことだったのう・・。
3試合連続でやってくれたら、さすがに温厚な日本人も許さないだろうなあ・・。まあ、何かをやってくれそうだな。(期待しないで期待)
Commented by rollingwest at 2010-06-08 05:56
そよかぜ様、九州の山でもこのような秘めたる絶景があれば是非とも紹介してください。遠く憧れの風景はまだまだありそうな気がします。
Commented by rollingwest at 2010-06-08 06:00
ペガサス様、富山まで走ろうも忘却の彼方でしたか?(笑)
越後と北陸は隣接していながらも、文化の違いを感じます。やはり親不知(フォッサマグナ)の絶壁が東西文化を分けていたのではないでしょうか。
Commented by 葛飾のオヤジ at 2010-06-09 06:14 x
「雨晴海岸からの雪の立山連峰」・・・「海の青」と「山の青」、「波しぶきの白」と「雪の白」。
なんともきれいです!
Commented by 大伴のやっかいもん わかこ at 2010-06-09 14:20 x
大伴家持が越中時代につくった歌 「かたかごの花」
   ぐ~るぐ~る
   ハチ をとめるが 狂いまがふ
   舞踊の上の どんぶり鉢の花 (意味不明)

注1:ぐ~るぐ~るは、RWへかかる枕詞。注2:ハチは、RW小学校時代のニックネーム
 感想 教室の安来節、新宿でのどんぶり鉢、ツェッペリンの憑依舞踊、いつか私も生で見てみたい(笑)
Commented by ハマジュリ at 2010-06-09 17:43 x
雨晴海岸~すんばらしい♪~立山連峰の景色があるのですね!

さすがRWさん・・・いろいろ旅していますねぇ

勉強にもなるし~
ブログ写真だけでも十分楽しませてもらっています^・^


そろそろ梅雨入り?その前にえんま市に行けるといいな~なんて思っています
Commented by rollingwest at 2010-06-11 05:57
葛飾オヤジさん、海越しに3千m級の白い山々を間近に望む光景が世界でもこの海岸だけなのに、日本国民の間では殆ど知られていないということが穴場感があっていいですね。遠方まで足を伸ばしたときに、気象条件にバッチリ合うかどうか・・。
この光景を生で見られる人はラッキーな人です。年末年始帰省に時にチャレンジしてみたい。

Commented by rollingwest at 2010-06-11 06:00
大伴のやっかいもん わかこ 様、憑依の舞踏を是非ともか雪の立山をバックに雨晴海岸で皆様にお見せしたい!ぐ~るぐると目が回りそうに・・(笑)
Commented by rollingwest at 2010-06-11 06:01
ハマジュリ様、次回は米山の記事ですぞ~!谷根の方からではなく柿崎から登りました。お楽しみに~!
Commented by desire_san at 2010-06-12 16:45
記事と写真を楽しく拝見しました。時々訪問させて頂いています。
私が未だ行ったことがない場所なので、興味深く読ませて頂きました。ありがとうございます。
私もブログに四国で最も雄大な展望を味わえる笹ヶ峰から伊予富士の縦走コースの写真を載せましたので是非見てください。
http://desireart.exblog.jp/10793414/
よろしかったらブログの中に書き込みして下さい。
何でも気軽に書き込んでください。

Commented by rollingwest at 2010-06-12 21:44
desire_san様、いつもありがとうございます。
行ったことのない場所、実際に見たことのない光景は、いつまでも憧れなのかもしれません。行ってしまえば見てしまえば何~だ・・、という事も多いですが。(笑)

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