シカゴ「クエスチョンズ67&68」 (1969年)
★(011):シカゴ 「クエスチョンズ67&68」 (1969年) (2011.9.19公開)
初期シカゴの代表曲「クエスチョンズ67&68」を紹介。この曲こそ、デビューアルバム1「シカゴの軌跡」からの初シングルカット。今でこそメロディアスなバ゙ラート曲のイメージが強いアダルトコンテンポラリーバントになってしまったシカゴ・・、デビュー時は「ブラスロック」という新ジャンルを開拓し反戦・反骨の硬派の男達でした。ブラスロックといえば先駆者・BS&T、チェイスもいましたが、文化継承は線香花火の如し、1970年初頭の短い期間に終わりました。小生は本格的にロックを聴きこむ初期ワイルドなシカゴに魅了され「ビキニングス」「一体、現実を把握している者はいるだろうか」「長い夜」「流血の日」を夢中で聴きました。反体制バンドもテリー・キャス(ギタリスト)の死去により節目が変わったのかも・・。突然生まれ変わったメロディアスな「愛ある別れ」のヒット曲以降は一貫して洗練されたバラード調になり新しいシカゴの変身に目を丸くしたものだ。
by rollingwest | 2003-01-01 00:49 | 洋楽(ロック・POPS)